JP6417607B2 - 情報通信体及びその製造方法 - Google Patents

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本発明は、折り線を介して連接された複数の葉片を折り畳み或いは切り重ね、任意の対向面間を疑似接着フィルムシートを介して剥離可能に一体化した情報通信体及びその製造方法に関する。
近年複数の葉片を折り畳み、或いは切り重ねて剥離可能に接着一体化した情報通信体が多用されるようになった。前記情報通信体は例えば、葉書、往復葉書、DM等に利用され葉書料金で従来以上の情報が郵送できる優れた能力を持つ。そしてそのような情報通信体として、例えば特開2010−137535号公報に破断可能な情報通信体用疑似接着シート及びそれを用いた破断可能な情報通信体が記載されている。
特開2010−137535号公報
前記特許文献には、折り線及び/又は切取線を介して横方向に連接された単位シートが縦方向に連接された長尺シートを折り畳み或いは切り重ねることにより生じる任意の対向葉片間を剥離可能に一体化するために介在させる疑似接着シートであって、マイクロミシンにより対向葉片の幅より僅かに狭い幅で切断されて巻き取られたことを特徴とした破断可能な疑似接着シートが図面と共に記載されている。
前記情報通信体用疑似接着シートで製造される情報通信体は、例えば図15に示すように開封縁辺に沿って僅かに疑似接着シートが被覆されていない非接着域Hを形成するもので、1枚の疑似接着シートにより対向葉片のほぼ全域が被覆されるものである。このものは葉書の横幅より僅かに狭い幅の疑似接着シートを、折り畳まれた長尺状の葉書用紙の対向面間に挿入することにより製造される。なお、図中の破線は対向葉片間に挟み込まれた疑似接着シートの配置を示すもので、前記葉書の横幅は内国郵便約款によりその範囲が規定されているため、自ずと疑似接着シートの幅が決まってくる。
ところで、最近、「メール便」や「ゆうメール」等と称される情報通信体の利用が増加しつつある。前記「メール便」や「ゆうメール」として例えば、A3サイズの用紙を二つ折りしてA4サイズで封緘した情報通信体が多用されている。なおA4サイズは横幅及び縦幅共に葉書のほぼ2倍のサイズである。従ってメール便を、疑似接着シートを使用して製造するには、葉書用の幅を持つ疑似接着シートのほぼ倍の幅を有する疑似接着シートを新たに製造する必要がある。葉書とサイズが異なるメール便との疑似接着シートの共用は不可能で、そこには必然的に在庫管理に費やす労力と経費の無駄が発生する。
前記課題を解決するために、本発明の情報通信体の製造方法は、折り線を介して連接された複数の葉片からなる単位シートが切取線を介して縦方向に連接された長尺シートを繰り出す繰り出し工程、繰り出された長尺シートを折り畳む折り畳み工程、折り畳まれた長尺シートの任意の対向面間に複数のフィルムシートを並列に挿入するフィルムシート挿入工程、フィルムシートが挿入された長尺シートを単位シート毎に断裁する断裁工程、断裁された単位シートに加圧或いは加熱・加圧処理を施して一体化する一体化工程とからなることを特徴としている。
前記情報通信体の製造方法において、長尺シートに予め分離可能なミシン或いは折り筋を形成しておいても構わない。長尺シートに既述の加工を施すには、通常行われるマージナル孔や横ミシン及び縦ミシン等の加工と同時に行えるため極めて至便である。
本発明で使用される情報通信体の葉片の素材は、例えば通常の紙(上質紙、マットコート紙、グロスコート紙等)、合成紙、不織布、プラスチックフィルムシート等を好適に使用することができる。
本発明で使用される疑似接着フィルムシートの構成は、例えばポリエチレンテレフタレートや二軸延伸ポリプロピレン等からなる基材の一方の面に、ポリエチレン等からなる熱可塑性或いは熱硬化性の樹脂を剥離可能に積層した2層の積層体の、両外側に公知の感熱接着剤層を形成した4層構成のものを好適に使用することができる。
そして前記素材からなる葉片を折り畳み、前記構成の疑似接着フィルムシートを挟み込み加熱・加圧処理を施すと、対向する両葉片と挟み込まれた疑似接着フィルムシートが接着一体化する。その後両葉片を引き剥がすと疑似接着フィルムシートの基材と樹脂の間から剥離され、折り畳まれた葉片同士を剥離して平面に展開することができるのである。
本発明の情報通信体の製造方法により製造される情報通信体は、折り畳まれた両葉片間に、疑似接着フィルムシートが並列に配置されている。即ち情報通信体の横幅に合わせて、その都度疑似接着フィルムシートを異なる幅でスリットして製造するのではなく、逆に規定幅の疑似接着フィルムシートを並列に配置して横幅に適合させるものである。なお、メール便やゆうメールその他各種封書サイズの情報通信体の場合、規定幅の疑似接着フィルムシートを横幅に合わせて分散させて配置した際に、それぞれに間隔が開いていても葉書の様な全面密着の制約がないので問題はない。
並列に配置される疑似接着フィルムシートの間隔は両者が接触していなくても、或いは間隔をおいて離れているため紙材の表面が表出している部分があっても構わない。前記並列に配置された疑似接着フィルムシート同士間の隙間からく葉片の紙材等に、分離可能なミシンを形成しておけばフィルムシートが覆われていないので、紙材を分離することにより小片に切り取ることができ、これら小片をチケットや割引券或いはカードとして利用することでDMの効果を倍増させることができる。
さらに疑似接着フィルムシートを構成する破断可能な熱可塑性樹脂が予め長尺シートに形成されている分離可能なミシンを被覆するように配置しておけば、剥離展開後に前記分離可能なミシンはフィルムシートが被覆されているにも関わらず手で切り離すことができ至便である。
前記並列に配置された疑似接着フィルムシート同士の隙間の分離可能なミシンと、破断可能な熱可塑性樹脂に被覆された分離可能なミシンの組み合わせにより、あらゆる形のチケット等が道具を使用せずに分離できる。
なお疑似接着フィルムシート自体を破断可能にする手段としては、例えば既述の破断可能な熱可塑性樹脂と加えて破断可能な特殊な基材を組み合わせ、疑似接着フィルムシートの構成材質を全て破断可能な材質で揃えることにより可能になるが、後述するように安価な通常の材質からなる疑似接着フィルムシートに複数の微細な孔を形成することにより容易に破断可能とすることができる。また疑似接着フィルムのスリットをマイクロミシンで行うことにより、そのマイクロミシン破断された端部は破断可能になる。さらに断裁工程でマイクロミシンの横刃を使用すれば、その断裁部分がマイクロミシン破断されているためその部分の端面は破断可能になる。
また疑似接着フィルムシートの構成部材を破断可能な部と不可能な部とで構成し、被覆に際しての両者の配置を使い分けることにより新たな効果を得ることが出来る。例えばチケットやカード部分を破断不可能な部材により被覆することにより、耐久性を付与し長期保存に耐え得るものとしたり、逆に住所氏名の記載面を破断可能な部材により被覆しておけば、引き裂き破棄ができプライバシーの保護を可能にしたりする事もできる。
本発明によれば、葉書に対応した規定幅の疑似接着フィルムシートでメール便やゆうメール等の他種類の大きなサイズの情報通信体にも対応することが可能なため在庫管理に費やす労力と経費の無駄をなくすことができる。
また、長尺シートに予め分離可能なミシンや折り筋を形成したり、さらに前記分離可能なミシンと破断可能な熱可塑性樹脂を組み合わせたりすることにより、製造する情報通信体に容易に分離することができるチケットや割引券或いはカード等を形成することができる。
さらに、破断可能或いは不可部材で構成される疑似接着フィルムシートの被覆する配置を使い分けることにより、情報通信体を構成する葉片の要所に既述の通りの必要な特性を与えることができる。
(A)は本発明の情報通信体Jの表面図、(B)は裏面図である。 図1(A)におけるI−I線断面図である。 (A)は疑似接着フィルムシートG1の断面図、(B)は疑似接着フィルムシートG2の断面図である。 (A)は剥離展開された情報通信体Jの表面図(表出面側)、(B)は裏面図(隠蔽面側)である。 返信はがき及びチケットを切り離した状態を示す平面図である。 受取人の住所氏名記載面を引き裂き破断した状態を示す平面図である。 (A)は本発明の情報通信体の製造方法で使用する長尺シートSの表面図、(B)は裏面図である。 本発明の情報通信体の製造方法の前半の要部概略図である。 図8中の折り畳み装置Xにより二つ折りに折り畳まれた長尺シートSの断面図である。 枚のターンプレートで並列に送り込まれた疑似接着フィルムシートG1及びG2が、対向葉片間で折り返される状態を示す一部破断図を含む平面図である。 複数枚のターンプレートで並列に送り込まれた疑似接着フィルムシートG1及びG2が、対向葉片間で折り返される状態を示す一部破断図を含む平面図である。 異なる態様のターンプレートによる各疑似接着フィルムシートの流れを示す平面図である。 パンチング機構による疑似接着フィルムシートG2の製造工程を示す要部概略斜視図である。 本発明の情報通信体の製造方法の後半の要部概略図である。 (A)は従来の二つ折り葉書の平面図、(B)はII−II線断面図である。
[情報通信体J]
以下本発明を、図面に沿って分かりやすく説明する。
図1及び図2に示すように本実施例の情報通信体Jは、折り線3で連接された略A4サイズの第一葉片1及び第二葉片2が疑似接着フィルムシートGを介して二つ折りに折り畳まれている。そして図1(A)に示すように、表面側左上には「メール便」や「ゆうメール」等の表示や受取人の住所・氏名等が記載されている。
また図1(B)に示すように情報通信体Jの裏面は、第二葉片2を二分するように縦に分離可能なミシン4が設けられている。そして横方向の切取線9が3本記載されているが、この切取線は単に表示がなされているだけでも構わず、或いは切り取りミシンが形成されていても構わない。
なお既述の両図に記載されている縦の破線は、同図(A)のI−I線断面図である図2から、両葉片間に並列に配置され挟み込まれている疑似接着フィルムシートG1及びG2の配置を示している。即ち、前記分離可能なミシン4は、並列に配置された両疑似接着フィルムシートG1、G2の隙間に形成されている。
疑似接着フィルムシートG1は、例えば図3(A)に示すように、厚さ約15μmのポリエチレンテレフタレートからなる基材11の一方の面に、厚さ約10μmのポリエチレンを主体とした熱可塑性樹脂12が剥離可能に積層された2層の積層体の両外側に、厚さ約10μmのEEAを主体とした公知の感熱接着剤層13が積層された4層構成の積層体が好適に使用できる。
また疑似接着フィルムシートG2は、例えば図3(B)に示すように、前記疑似接着フィルムシートG1に規則的な間隔で或いは無秩序に構成素材の4層を貫通する複数の微細な孔14を形成したものを好適に使用できる。前記微細な孔14はそのように加工されたフィルムシートをロール状に巻き取ったものを使用することができるが、その他に例えば前記疑似接着フィルムシートG1をシステムから繰り出す際に、図13に示すように微細な複数の刺或いは針等が形成されたパンチングローラ21と前記刺や針等が食い込むことが可能な天然或いは合成ゴム、プラスチック樹脂、不織布等の弾性体からなる受けローラ22の組み合わせからなるパンチング装置Yを通過させるようにして形成しても構わない。
既述の通り構成された情報通信体Jは、開封側縁辺を両側に引き剥がすと、図4(A)に示すように平面に展開することができる。そして同図(B)に示すように、右側の返信はがきや3枚のチケットは分離可能なミシン4から切り離し、さらに横方向の切取線9に沿って鋏等で切り離すことにより、図5に示すように各々を分離し目的に合わせて使用することができるのである。
なお、前記横方向の切取線9は既述の通り鋏等で切り落とせばよいが、例えば切取線9に切取りミシンを形成しておいて、疑似接着フィルムシートGを構成する熱可塑性樹脂12に破断可能な材質を選択し、前記破断可能な熱可塑性樹脂12により前記横方向の切取線9に形成された切取りミシンを被覆すれば、鋏等の特別な道具を使うことなくそれぞれのチケット等を分離することができる。
また、本情報通信体Jの廃棄に際しては、受取人の住所氏名等が記載された部分には複数の微細な孔14のある疑似接着フィルムシートG2が配置されているので、図6に示すように容易に手で引き裂いて廃棄することができる。勿論全てを疑似接着フィルムシートG2で構成すれば全体を引き裂き破棄することが可能になる。またカード類等の保護を目的とする場合には当該部分に疑似接着フィルムシートG1の破断不可能な部材側を配置する等、用途に応じて使用する疑似接着フィルムシートを選択すればよいのである。
なお、本情報通信体Jを容易に手で引き裂いて廃棄することができるようにするための他の手段として、例えば情報通信体Jの天地辺の断裁をマイクロミシンで断裁する方法がある。マイクロミシンで断裁された端面は凹凸を有する切れ目となっておりポリエチレンテレフタレートやポリプロピレンのような破断しにくいフィルムシートも前記端面からなら容易に破断して廃棄することができるのである。
さらに、幅広のフィルムシート原反からスリットして複数の小幅ロールに巻き取る際に、通常のスリットの丸刃をマイクロミシンの丸刃にかえてスリットすることにより、前記マイクロミシンの丸刃でスリットされた端面は容易に引き裂き破断することができる。従ってマイクロミシンの丸刃でスリットされたロールの疑似接着フィルムシートを挟み、マイクロミシンの横刃で情報通信体の天地を断裁すれば、完成する情報通信体は何れの辺からでも引き裂き破断が可能になる。
[情報通信体Jの製造法]
本実施例で使用される長尺シートSは、例えば四六判換算で110kgのマットコート紙が使用される。そして図7に示すように、第一葉片1及び第二葉片2が折り線(折りミシンや折り筋等)を介して横方向に連接された単位シートtが天地の切取線(切取りミシン等)を介して縦方向に連接されている。また各葉片の外側には、切取線6を介してマージナル孔7を設けたマージナル部分8が連接されている。
そして図7(A)に示すように、情報通信体Jの完成後に表出する第二葉片2表面の左上部分には、「メール便」や「ゆうメール」等の表示並びに受取人の住所氏名等が記載され、第一葉片1左部分には返信葉書及びチケットを区分する横方向の切取線9(本実施例では表示のみでミシン加工が施されてない)が記載されている。その他の部分には図面では省略されているが、宣伝広告等の一般的な情報が記載されている。
また図7(B)に示すように、第一葉片1裏面の右半分には返信葉書とチケットが縦方向の分離可能なミシン4と横方向の切取線9(本実施例では表示のみでミシン加工が施されてない)により区画されている。
既述の通り構成された長尺シートSは、切取線5から蛇腹に折り畳まれてブロック状態で図8に示す加工工程の最上流に配置される。そして最上面の単位シートtからサポートローラ31及び32を通過して、折り畳み装置Xにより図9に示すように、両葉片の裏面側が対向するように折り線3から折り畳まれて上方のサポートローラ33へ引き上げられほぼ水平に向きを変えると、右側に配置されたピントラクタ34のピンとマージナル孔7を嵌合させて右側に配置されたターンプレート35を通過する。
ここでターンプレート35部分におけるフィルムシートFの挿入原理を説明する。
図8に示すように、例えば長尺シートSの搬送経路の下方に並列に待機したロールから疑似接着フィルムシートG1及びG2が上方のターンプレート35に向けて引き上げられると共に、図10に記載されるように長尺シートSの搬送方向に対して角度を持つローラR1(図8中では省略)により略水平に向きを変える。そして対向葉片間に挿入されているターンプレート35の斜辺に向かって進むと、前記斜辺で折り返されて長尺シートSの搬送方向と同じ方向に向きを変えて進む。勿論ターンプレート35の斜辺の角度は、折り返された疑似接着フィルムシートG1及びG2が長尺シートSの進行方向と同じになるように予め計算されているため両者の間にずれが生じることはない。
なおターンプレート35の数量に特別な制限はない。本実施例のように単数でも構わず、或いは図11に示すように、並列に配置された複数のターンプレートを使用することも可能である。なお複数のターンプレートを使用する際、ターンプレートの並びは並列に間隔を置く配置であっても或いは同位置で上下に間隔を設け重なり合うような配置であっても構わない。
またターンプレート35の斜辺の角度にも特別な制限は無い。既述の実施例の図面に示されるターンプレートのように、長尺シートSの搬送方向に対して各疑似接着フィルムシートが鋭角に入り込み、大きく反転して前記長尺シートSの搬送方向に足並みを揃えるよう角度を設定しても構わず、或いは図12に示すよう各疑似接着フィルムシートが長尺シートSの搬送方向に対して略直角に入り込み前記実施例と比較して浅い角度で折り返されても構わない。
さらに各疑似接着フィルムシートの対向葉片間への侵入から、ターンプレートの斜辺で折り返されて長尺シートSと並走するに当たり、図10及び図11に示すようにターンプレートの上面から下面に回り込むように折り返されるのか、或いは図12に示すように下面から上面へ回り込むように折り返されるかは何れであっても構わない。
なお、既述の通りに各疑似接着フィルムシートが挿入された長尺シートSは、例えば図14に示すようにスリット刃37aとバックアップローラ37bとからなる切除装置により、図7に示す両葉片のマージナル部分8を同時に切除して、右側の一対のニップローラ38a、38bによりさらに右側のダイカットローラ39a及びバックアップローラ39bとからなる断裁装置に送り込まれ、切取線5で断裁されて単位シートtに仕上げられる。
断裁された単位シートtは、右側に設けられた一対の搬送ローラ40a、40bと一対のヒータパネル41a、41bが交互に配置された加熱装置を通過して、各疑似接着フィルムシートの感熱接着剤層13が接着性を発揮する状態になった後に、一対の加圧ローラ42a、42bにより加圧されることにより、前記単位シートtと各疑似接着フィルムシートが一体化され、ベルトコンベア等から成るスタッカ43に排出され順次積載されるのである。
なお、前記実施例では、切除装置により両葉片のマージナル部分8を一括して切除しているが、最初の繰り出しの際に一方のマージナル部分8をインタースタッカ等の公知の切除装置で切除しておいて、次に残るもう一方のマージナル部分を前記切除装置で段階的に切除するようにしても構わない。
S 長尺シート
t 単位シート
G1、G2 疑似接着フィルムシート
X 折り畳み装置
Y パンチング装置
R1、R2、R3 ローラ
H 非接着域
1、2 葉片
3 折り線
4 ミシン
5、6、切取線
7 マージナル孔
8 マージナル部分
9 横方向の切取線
11 基材
12 熱可塑性樹脂
13 感熱接着剤層
14 微細な孔
21 パンチングローラ
22 受けローラ
31、32、33 サポートローラ
34、36 ピントラクタ
35 ターンプレート
37a スリット刃
37b、39b バックアップローラ
38a、38b ニップローラ
39a ダイカットローラ
40a、40b 搬送ローラ
41a、41b ヒータパネル
42a、42b 加圧ローラ
43 スタッカ

Claims (5)

  1. 折り線を介して連接された複数の葉片からなる単位シートが切取線を介して縦方向に連接された長尺シートを繰り出す繰り出し工程、繰り出された長尺シートを折り畳む折り畳み工程、折り畳まれた長尺シートの任意の対向面間に複数のフィルムシートを並列に挿入するフィルムシート挿入工程、フィルムシートが挿入された長尺シートを単位シート毎に断裁する断裁工程、断裁された単位シートに加圧或いは加熱・加圧処理を施して一体化する一体化工程とからなることを特徴とした情報通信体の製造方法。
  2. 長尺シートに予め分離可能なミシン或いは折り筋が形成されていることを特徴とした請求項に記載の情報通信体の製造方法。
  3. 長尺シートに予め形成された分離可能なミシンを挟み疑似接着フィルムシートが並列に配置された請求項に記載の情報通信体の製造方法。
  4. 疑似接着フィルムシートを構成する破断可能な熱可塑性樹脂層が長尺シートに予め形成された分離可能なミシンを被覆するように配置されたことを特徴とした請求項に記載の情報通信体の製造方法。
  5. 少なくとも一個所の疑似接着フィルムシートに複数の微細な孔が形成されて引き裂き破断が可能であることを特徴とした請求項乃至の何れかに記載の情報通信体の製造方法。
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