JP6417158B2 - 流体ノズル - Google Patents

流体ノズル Download PDF

Info

Publication number
JP6417158B2
JP6417158B2 JP2014181919A JP2014181919A JP6417158B2 JP 6417158 B2 JP6417158 B2 JP 6417158B2 JP 2014181919 A JP2014181919 A JP 2014181919A JP 2014181919 A JP2014181919 A JP 2014181919A JP 6417158 B2 JP6417158 B2 JP 6417158B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
rectifier
nozzle
communication path
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014181919A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016056834A (ja
Inventor
巧曜 川森
巧曜 川森
豊彰 光江
豊彰 光江
富男 沢崎
富男 沢崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sugino Machine Ltd
Original Assignee
Sugino Machine Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sugino Machine Ltd filed Critical Sugino Machine Ltd
Priority to JP2014181919A priority Critical patent/JP6417158B2/ja
Priority to US14/794,234 priority patent/US9700903B2/en
Priority to KR1020150124754A priority patent/KR102005607B1/ko
Priority to CN201510561235.2A priority patent/CN105396714B/zh
Priority to EP15184050.1A priority patent/EP2992964B1/en
Publication of JP2016056834A publication Critical patent/JP2016056834A/ja
Priority to US29/586,160 priority patent/USD817441S1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6417158B2 publication Critical patent/JP6417158B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
    • B05B1/34Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl
    • B05B1/3402Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means designed to influence the nature of flow of the liquid or other fluent material, e.g. to produce swirl to avoid or to reduce turbulencies, e.g. comprising fluid flow straightening means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Description

本発明は、流体ノズルに係り、特に、連通路の内周部から中心部に向かって突出する突起を備えた整流器を有する流体ノズルに関する。
噴射ノズルから噴出する高圧液体の噴流は、例えば機械部品のバリ取り若しくは洗浄、デスケーリング、コンクリートの剥離等に利用される。特に、3次元自由度を有する移動装置にノズルを配設し、自動車部品等の機械部品の切削面の周囲のバリを除去し、機械部品のねじ穴に詰まった切削くず(切りくず)の洗浄を行う装置が利用されている。高圧液体は、主にプランジャポンプによって得られる。
高圧液体の噴流により、バリ取り、洗浄、デスケーリングを行う加工の効果は、高圧液体の有する動圧密度、噴流の収束性、高圧噴流の整流性と流量に大きく影響される。高圧液体の動圧密度及び収束性を高く保持するために、噴射ノズルの導入口に整流器が取り付けられる場合がある(例えば特許文献1,2)。
特許文献1に記載の整流器(キャビテーション安定器)は、入り口側に配設された筒状ストレート通路と、この筒状ストレート通路からの噴流を複数の平行な分流に分けて噴射ノズルに送り込む出口側に配設された貫流通路と、を備えている。
特許文献2の整流器は、円筒形状の支持枠部と、この支持枠部に支持された板状の複数の整流板と、を備えている。
特許第4321862号公報(請求項1、図1) 実開平3−34848号公報(図1〜図4)
しかしながら、特許文献1に記載の整流器を利用した場合には、貫通通路によって整流器の有効断面積が小さくなってしまうため、大流量の噴流を整流する整流器に適用しにくいという問題があった。
また、特許文献2に記載の整流器では、支持枠部が円環状であり、支持枠部と整流板との接続部分が小さいため、高圧流体に適用する場合には支持枠部および整流板の支持剛性が不足して十分な整流効果を得にくいという問題があった。
本発明の目的は、有効断面積が大きく、かつ、高い整流化性能を有する整流器を備えた流体ノズルを提供することにある。
上記課題に鑑みて、本発明の流体ノズルは、流体を噴出する流体ノズルであって、前記流体ノズルの上流部に設けられ、大径部と小径部を持つ流体通路と、前記流体通路に配設された絞りと、前記絞りに配設された噴出口と、整流器であって、前記大径部に嵌合して挿入され、前記流体を流入する流入口と、前記流体を流出する流出口と、前記流入口と前記流出口とを連通する連通路と、を有する枠体状の本体と、前記連通路に対して前記流入口側に配設され、前記連通路の内周部から中心部に向かって突出して配設され、前記流体の流れ方向から見て前記連通路の前記内周部よりも前記中心部の幅が狭い形状を有し、前記連通路に沿って延びる複数の突起と、前記小径部と同じ内径を持ち、前記本体の前記流出口側に設けられ、前記突起が配設されていない円筒部と、を持つ整流器と、を備え、前記突起と前記本体とで区画された前記連通路を通過した流体は、前記円筒部に流れ込んで前記流出口から流出され、前記流出口から流出された前記流体が前記小径部および前記絞りを通って前記噴出口から噴出する。
このような構成によれば、前記突起は、前記連通路の内周部から中心部に向かって突出して配設されているため、連通路の断面積を広く確保することができるので、整流器の有効断面積が広くなる。このため、大流量の流体がこの整流器を通過したときにも、圧力低下が少ない。
また、突起は、前記流体の流れ方向から見て前記連通路の内周部よりも中心部の幅が狭い形状をなしているため、流体の流速を径方向において均一化させるとともに本体および突起の剛性を向上させることができる。このため、高圧流体を流通させる場合に、整流器が高圧流体の突入又は遮断による衝撃力に耐えることができる。
また、このような構成によれば、前記突起が流入口側に配設され、前記流出口側に前記突起が配設されていない円筒部を備えていることで、突起が配設された流入口側から円筒部に移動する際に連通路を流通する流体の圧力が一旦解放されるため、流れ方向から見て連通路における円周上(周方向)の流速を均一化して整流効果をより向上させることができる。
また、このような構成によれば、整流器によって流速が均一化された流体を前記流体通路に配設された絞りに導入することで、噴出口から噴出された噴流の乱れを抑制して直進性を向上させることができる。
また、このような構成によれば、前記本体の外周部が前記流体通路内に正確な組立精度で備えられるため、剛性が確保され、本体に配設された複数の突起を正確に安定して流体通路内に配置することができる。すると、整流器自体が有する高剛性と相まって、過酷な使用条件においても優良な整流効果を得ることができる。
本発明の流体ノズルの整流器において、望ましくは、前記突起は、前記流体の流れ方向から見て前記連通路の前記内周部から前記中心部へ向かうにつれて徐々に幅が狭くなるV字状をなしている。
ここで、V字状とは、突起の断面幅が連通路の内周部側で広く、中心部の突起先端側で徐々に狭くなる形状をいい、先端部の形状が鋭角、台形状、又は丸みを帯びているかを問わない。
突起がV字状を成しているため、径方向における連通路の円周方向の断面長さの変化量が小さい。このため、径方向の整流器内の流速が均一となる。また、整流器内を流れる流体の圧力により発生する、突起に作用する内部応力が小さくなり、突起の強度が向上する
本発明に係る流体ノズルの整流器は、耐久性が高く、有効断面積が大きく、かつ、高い整流化性能を有する。本発明に係る流体ノズルは、噴出口から噴出された噴流の乱れを抑制して直進性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態の流体ノズルに挿入される整流器を示す斜視図である。(a)は上流側から見た斜視図、(b)は下流側から見た斜視図を示す。 本発明の第1実施形態の流体ノズルに挿入される整流器を示し、(a)は縦断面図、(b)は右側面図である。 本発明の第1実施形態の流体ノズル組立体の縦断面図を示す。 流器に高圧流体が流入したときの応力コンター図であり、一部破断して示す。 本発明の第1実施形態の流体ノズルから流体を噴出させたときの噴流の流れを示す正面断面図である。 本発明の第1実施形態の流体ノズルから流体を噴出させたときの噴流の速度ベクトル図である。 本発明の第1実施形態の流体ノズルから流体を噴出させたときの噴流における流線図である。 整流器を備えない流体ノズルから流体を噴出させたときの噴流の速度ベクトル図である。 整流器を備えない流体ノズルから流体を噴出させたときの噴流における流線図である。 本発明の第2実施形態の流体ノズルを示し、(a)は縦断面図、(b)は右側面図である。 本発明の第2実施形態の流体ノズルを示し、(a)は上流側から見た斜視図、(b)は下流側から見た斜視図を示す。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態の流体ノズル20(図3参照)に挿入される整流器10を図1から図3に従って説明する。
整流器10は、図1に示すように、枠体状の本体11と、枠体の内部の空洞である連通路14と、連通路14の両端の開口部である流入口12と流出口13と、連通路14の内周面から連通路14に沿って延びて配設される突起15とを備える。
整流器10は、図3に示すように、流体ノズル20の流体通路26内に配設される。
流入口12には、図示しない供給流路から流体が導入され、連通路14を通って流出口13から流体ノズル20の流体通路26へ流れるようになっている。
枠体状の本体11は、図1に示すように、中空円筒である。本体11は両端に開口する大きな空洞を内部に有している。本体11の外面は円筒面に替えて、六角柱などの多角形でも良いし、円筒面の一部と平面で構成されても良い。本体11の直径に比べて、その長さは40%から120%程度の比率で製作される。本体11は、外周面が流体通路26(図3参照)内に嵌合して配設される。
連通路14は、枠体状の本体11の内部の空洞である。流体通路26(図3参照)を流れる流体は、この連通路14内を通過する。連通路14の直径は本体11の直径の80%以上であることが望ましい。本体11の体積の大部分が連通路14であることにより、本体11が枠体状となる。
突起15は、連通路14の内周部から中心部に向かって突出して放射状に配設され、連通路14に沿って延びている。ここで「連通路14に沿って」とは、流入口12と流出口13を結ぶ方向に沿っていることを表す。突起15は、本体11の連通路14に対して、上流側(流入口12側)に配設されている。本体11の流出口13側は、突起15が配設されていない円筒部14a(図1(b)参照)を備えている。
突起15は、流体の流れ方向から見て連通路14の内周部から中心方向に向かう方向へ向かって徐々にその幅が薄くなるV字状をなしていることが望ましい。整流器10においては突起15の両側(流れ方向から見てV字状をなした左右の側面15a,15a)が平面で構成され、畑の畝のように連通路14に沿って延びている。突起15の底面は全域にわたって本体11と接している。突起15は、連通路14に垂直な面における断面(横断面)がV字状をなす。突起15の先端は尖っていても良いし、丸みを帯びても、略台形状に切り詰められていても良い。また、突起15のV字状をなした側面15a,15aは平面ではなく、曲面で構成されていても良い。このような突起15の横断面を総称してV字状という。
より好ましくは、突起15と本体11との接続部をなだらかな曲面で接続される。これにより、整流器10が流体通路の配管の曲部直後に配設された場合に、突起15が流体の静圧又は動圧により曲げ応力を受けたときに受ける応力集中を避けることができる。
突起15の数は2以上設置され、本実施形態では一例として4としている。突起15の数が多くなれば整流効果は高くなるが、連通路15の断面積が小さくなり、有効断面積が縮小する。そのため、突起15の数は2ないし6が望ましく、特に3ないし5が望ましい。
突起15は、本体11に対して、一体で構成することが望ましい。しかしながら別体で構成しても良い。
整流器10は、鉄鋼、ステンレス鋼、アルミニウム合金、セラミックス、超鋼金属等、流体に対して耐食性を有し、使用する圧力に応じた強度を有する材質で製作される。
図示しない種々の流体流路を経由して供給流路(不図示)から流入口12に導入された流体は、整流器10内部の連通路14を通過する。流入口12に導入された流体は、種々の流体流路(不図示)の屈曲部や流路断面積の変化により流れが乱れている。流れが乱れている流体は、流入口12から整流器10の連通路14に流入し、連通路14内部に備えられた突起15により、連通路14に沿った方向に垂直な方向の流れが制限され、整流化されて円筒部14aへ流れ込んで解放される。
流れの乱れた流体の動圧、および流体の静圧は、整流器10の突起15や本体11に作用する。流体が高圧流体である場合には、流体の流入時、および遮断時にウォーターハンマと呼ばれる衝撃力が流体内に作用する。整流器10は流れの方向に沿った枠体である本体11と、本体11の内面から突設された突起15により構成されるため、非常に強度が強い。整流器10は高強度であるため、流体による動圧、静圧、ウォーターハンマにより破損せず、変形が抑えられる。
連通路14は、枠体である本体11と突起15で区画され、横断面が非常に広い。そのため、整流器10の有効断面積が大きくなり、整流器10を通過する流体の圧力損失が低く抑えられると共に、大流量の流体を流通させることができる。
突起15の横断面がV字状を成すことにより、連通路14を通過する流体の圧力によって突起15が圧縮応力を受けた場合にあっても、突起15内部に作用する応力が小さくなり、突起15の強度が向上する。そして、突起が変形を受けにくいことにより、整流器10の整流効果が高く保持される。本実施形態の整流器10は上記の作用効果を備えるため、特に高圧液体の整流に好適な整流器である。
本発明の実施形態に係る整流器10は、突起15がV字状であり、流体の流れ方向から見て突起15の先端部(連通路14の中心部側)が基端部(連通路14の内周部側)よりも細くなっているため、整流器10の中心部から連通路14の周辺部(連通路14の外周縁付近をいう。)までにかけて、円周方向の断面長さが大きく変化しない。このため、整流器10の中心部から連通路14の周辺部までの半径方向(中心部から周辺部まで)の流速がほぼ一定に保たれる。整流器10内の流速が均一であるため、整流器10を通過した流体の流れの乱れが少なくなり優良な整流効果を発揮し、かつ圧力損失が小さくなる。
本実施形態の整流器10を流体ノズル20に埋め込んだ場合の適用例を図3に従って説明する。流体ノズル20は、ノズル本体21と内部に流体通路26を備え、流体通路26には整流器10が嵌挿される。流体通路26は絞り27を備え、絞り27はノズル本体21の外部に開口する。その開口部が噴出口28を形成する。
流体通路26はノズル本体21の噴出口28と同軸に配置されている。流体通路26は緩やかな円錐面26aにより、絞り27と連通している。
整流器10の本体11は流体通路26に嵌挿される。そのため、本体11の内部に設けられた連通路14の軸心と絞り27の軸心が高い精度で一致し、整流器10内を通過した流体が乱れることなく、流体通路26から円錐面26aを通って絞り27へ縮流して導かれる。その流体は噴出口28から噴出する。整流された流体が噴出口28から噴出するため、乱れの少ない噴流J(図5参照)を得ることができる。
本体11の上流側(流入口12側)には、突起15が配設され、本体11の下流側(流出口13側)には、突起15を有しない円筒部14a(図1(b)参照)が配設されている。この円筒部14aの下流には流体通路26を通って円錐面26aが配設され、円錐面26aと絞り27が連通している。
突起15が絞り27に連通する円錐面26aと近接している場合、流体の流路は、突起15部の通過と共に一旦急拡大し、絞り27で再び急縮小する。このため、突起15下流端において、流線が突起15表面から乖離する。そして、突起15によって円周上の流速にばらつきがあるまま絞り27に流体が流れ込む。
流体ノズル20は、突起15と絞り27との間に本体11の連通路14と同径の円筒面からなる円筒部14aが存在するため、突起15を通過した高圧水が、一旦円筒内で解放され、同じ円周上の流速が均一化される。このため、本実施形態の整流器10を通過した流体は、円周上において均一な速度で絞り27に流れ込む。このため、絞り27から噴出した噴流Jは、乱れが少なく、直進性が高い。
なお、本実施形態では、突起15を本体11の上流側に配設したが、流体通路26の形状により、本体11の下流側若しくは本体11の全長にわたって配設しても良い。
[強度]
本実施形態の整流器10において、円筒形状の枠体である本体11(外径5mm、内径4mm、長さ6mm)と整流作用のあるV字状の突起15(高さ1.4mm)とが一体に成形された整流器について、強度計算を行った。図4は整流器10の外周面を完全固定し、整流器内部に50MPaの内圧が作用した場合を想定してシミュレーションした結果得られる応力コンター図である。もっとも応力が集中する部位は本体11の外周部の端部(エッジ部)であり(P4参照)、最大ミーゼス応力も71MPaと小さい。内圧により発生する応力は円筒形状の本体11に作用するため、突起15への影響は小さく、動圧が作用しても整流効果の変動が小さくなる。応力は、本体11の外周部の端部(エッジ部)で50ないし71MPaと最も大きい(P4参照)。円筒形状の本体11の応力が次に大きく、20ないし50MPaを示す(P3参照)。突起15の基端部では、応力が10ないし20MPaである(P2参照)。突起15の応力は最も小さく、0ないし10MPaを示す(P1参照)。
このように、本発明の第1実施形態に係る整流器10は、本体11に対して一体に突設されたV字状の突起15を備えたことで、本体11および突起15の剛性を向上させ、優良な整流効果を得ることができる。
[噴流の流れの構造]
図5ないし図9に従って、本実施形態の整流器を備えた流体ノズル20から空気中に噴出した噴流Jの流れの構造について説明する。参照する図5は、ワークWに形成された有底の穴Hに噴流Jを噴射して切りくずを洗浄する様子を示す模式的な正面図である。図6から図11は図5のシミュレーション解析図である。シミュレーションは、数値流体解析力学の手法で行い、解析ソフト「PHOENICS」を使用した。流れの状況は有限体積法により算定され、乱流の様子はk−εモデルを用いて算出する。
解析のモデルは、ノズルの流入部の直径は8mm、深さ10mmとして、整流器10の有無、新旧整流器の性能の差を確認した。ノズルのチョーク部径1.7mmから噴射された高圧水は60mm離れた直径8mm深さ20mmのワークWの穴Hに流入する。
図5に示すように、流体ノズル20からワークWに形成された穴Hに向けて噴射した噴流Jは、穴Hの入口H1から導入され、穴Hの底部H2で跳ね返って穴Hの入口H1から排出される。穴Hの底部H2で跳ね返った水が穴Hの壁面に沿って通過するため、穴Hの中に付着した切りくずを効率的に洗浄して除去することができる。
図6及び図7は、本実施形態の整流器10を流体ノズル20に挿入した整流器付ノズルから噴出した噴流Jのシミュレーション結果を示す。図6は速度ベクトルプロット図である。速度ベクトルの色調(トーン)が速度範囲を表す。計算結果が収束しているため、その結果が妥当であるとみなすことができる。流体通路26内では径方向において、突起15から円筒部14aへ向かってほぼ均質な速度分布を示している。ノズル入口29付近で収縮が起こり、半径方向への速度が生じている。噴流J中の220m/sを示すベクトルは絞り27に近いA断面ではその幅が狭く、半径方向においては、噴流Jの幅一杯に均質な速度を有する。絞り27とワークWとの中間位置B断面においては、半径方向で中心部が210m/sと速く、周辺部で100m/sのなだらかなサインカーブ状の速度分布を示す。噴流Jのすぐ外側においては、穴Hによって跳ね返った上昇流の速度ベクトルがほとんど表れていない。噴流Jは穴Hによって跳ね返る高圧水の影響をほとんど受けないことが理解される。ワークWの穴Hの入口H1では噴流Jの中心部で150m/sを示している。
図7は流線図を示す。流体通路26から絞り27に向かってなだらかな曲線を描いて収縮し、絞り27を通過する。流体ノズル20から噴出した後、ワークWの表面まで流線が広がることなくほぼ平行に伸び、穴Hの内側に入った後、緩やかに流線が180°展開し、穴Hの表面に沿ってワークWの表面から排出される。ワークWから離れる際にも、流線はなだらかに中心線から徐々に離れ、流体ノズル20の外径とほぼ同じ広さまで広がった状態で薄い円筒状に噴流Jが返っている。つまり、噴流Jは、円筒状の跳ねかえる流れの中央を、貫通するように流れている。
以上より、噴流Jが高く収束したまま穴Hに入射し、底部H2付近でラッパ状に広がった後、穴Hの内表面に沿って中空円筒状に排出されている様子が分かる。
このように、本実施形態の整流器10を備えたノズルから噴出する噴流Jは、ワークW内の穴Hへ入射した噴流Jが渦を発生させず、穴Hの内表面に沿ってやや広がりながら円筒状に排出されるため、跳ね返りが噴流Jに与える影響は非常に少ない。また、跳ね返った水が乱れずに排出されるため、穴Hの壁面に付着した付着物が良好に排出される。
図8及び図9は、整流器10(図1参照)が挿入されていない流体ノズル200から空気中へ噴出した噴流J1の流れを上述の条件で計算した結果を示す。図8は、速度ベクトル図を示す。流体通路26内の速度分布はほぼ均一である。絞り27のノズル入口29では強く絞られ、本実施形態の整流器10を用いた場合よりも半径方向の速度が大きく出ている。断面A点では速度分布は噴流J1の幅一杯においてほぼ均一で211m/s程度である。断面Bにおいては、噴流J幅で中心が最も高い速度を有し、半径方向に中心から離れるにしたがって、曲線を描いて降下し、噴流J1の外側では略サインカーブを描くように逆方向の速度が生じている。この速度は110m/sに達している。また、絞り27周辺では計算値が発散気味であり、渦の発生が推測される。
図9は流線図を示す。絞り27から噴出した流線は、若干広がりを見せている。そして、穴Hから跳ね返った噴流J1がA地点付近と穴Hの底部H2までの区間で大きく渦を描いて再び穴Hへ向かって延びている。跳ね返った噴流J1が大きく渦となり、噴流J1がこれらを巻き込むため、噴流J1は跳ね返った液体流により大きく影響を受け、エネルギーの減衰と噴流J1の乱れを誘発する。噴流J1は跳ね返り流と混然一体となって流れの場を形成する。
[洗浄効果]
本実施形態の整流器10を備えた流体ノズル20をノズル移動式の数値制御式の洗浄装置(スギノマシン製Spa−Clean Jet(商標))に組込み、機械部品を空気中で洗浄した。対象とした機械部品は、自動車用トランスアクスル箱体である。箱体表面には多くのねじ穴が設けられている。そして、穴径に対して40倍程度の深さをもつ深孔を複数備える。深孔は交差しており、複雑な形状を成す。箱体の表面、穴内部には箱体を切削加工した際に生じた切りくずが多量に残されている。この洗浄装置は、流体ノズル20から高圧噴流を噴出しながら、このような箱体の穴に対して流体ノズル20の絞りが対面するような位置に流体ノズル20を移動させ、箱体を洗浄する。このときの洗浄結果を表1に示す。表1の比較例1は、整流器10を備えないノズル200(図8と図9参照)を使用した場合の洗浄結果である。

本実施形態の整流器10を備えた流体ノズル20を使用した場合、洗浄数1000台当り切りくず残留数が0.55台、比較例1においては、同じく1000台当り切りくず残留数が1.4台であった。これは、噴流Jが乱れないことが洗浄能力に直結していることを端的に示している。本実施形態の整流器10は、その有効断面積が大きく、単一の流体通路26を備えているため、流体通過時の圧力損失が小さく、大流量を通過可能である。
また、その構造が高強度であるため、高圧流体中でも変形、破損しない。本体11の外面が流体ノズル20に嵌挿されているため、精密に流体ノズル20(ノズル本体21)と整流器10が組立てられるため、高い整流化能力を発揮できる。これらの効果により、本実施形態の整流器10を備えた流体ノズル20から噴出した噴流Jは、集束した状態でワークWの穴Hに進入し、穴Hの底部H2に沿ってラッパ状に広がり、緩やかに流れの方向を反転して穴Hの内壁面に沿って排出され、噴流Jの流れを乱さない。そして、噴流Jのエネルギーを損失することなく洗浄に利用されるため、洗浄性能が格段に向上する。
[噴流の衝撃力]
ノズル径1.7mmの本実施形態の整流器10を備えた流体ノズル20、及びノズル径1.7mmの整流器を挿入しない流体ノズル200を下向きの直管に取付け、噴射圧力20MPaで噴射したときの噴流の衝撃力を、受圧面φ20で測定した。測定した結果を表2に示す。

両者の衝撃力は、ノズル−受圧面間距離が100mm以内では大きな差がなかった。しかし、100mmを超えると、比較例1の衝撃力は、距離が長くなるに従って小さくなり、距離300mmでは20mmの半分以下の3.5kgfまで低下した。本実施形態の整流器10を備えた流体ノズル20の低下量は比較例1に比べて著しく少なく、距離300mmにおいても、23%しか低下しなかった。
ノズル径2.0mmの本実施形態の整流器10を備えた流体ノズル20、及びノズル径1.7mmの整流器を挿入しない流体ノズル200を、鉛直下向きの流路の先端に水平に取付けて噴射圧力20MPaで噴射したときの噴流の衝撃力を、受圧面φ20で測定した。測定した結果を表3に示す。ここで、2つの比較例はノズル径が異なるが、噴流の流量は同一である。

本実施形態の流体ノズル20では、距離が20mmのときに衝撃力が8.5kgfであり、距離300mmのときにも衝撃力が7.0kgfであった。その低下量は高々17%にしか過ぎなかった。しかし、比較例1では、距離が20mmのときに衝撃力が7.8kgf、距離が300mmのときに衝撃力が3.0kgfであった。その低下量は61%に達した。
本実施形態の整流器10を設けた場合、流路方向と同軸にノズルを取付けた場合(表2)と、流路方向と垂直にノズルを取付けた場合(表3)とにおいて、距離に対する衝撃力が大きく変わらなかった。これは、本実施形態の整流器10が高い整流機能を備えることを示す。
[第2実施形態]
図10と図11に従って、本発明の第2実施形態の整流器30を備える流体ノズル40を説明する。流体ノズル40は、その内部に流体通路46を備えるノズル本体41と、流体通路46内に嵌挿され、絞り37を含む連通路34を備える整流器30と、からなる。
ノズル本体41は、外周部上流側にノズルを固定するためのねじ部49を備え、略円筒状をなす。その内部には上流側が大径である段付き貫通穴の流体通路46を備える。ノズル本体41は鉄鋼、ステンレス鋼等の金属で製作される。
流体通路46の大径部には整流器30が嵌挿される。整流器30の本体31は連通路34を内部に備える円筒形状である。
連通路34の流出口は小径の絞り37となっている。絞り37はオリフィス絞り、チョーク30の全長の50%ないし70%程度が大径の円筒部分となっている。円筒部分と絞りとは円錐台状の空洞部で接続される。つまり、連通路34は大径の流入口32から大径の円筒部分を備え、縮流して絞り37へ連通し、絞り37の出口が流出口33を形成している。この流出口33はこのノズルの噴出口となる。
連通路34の大径の円筒部分の内部には、連通路に沿って延びるように突起35が放射状に設けられている。突起35の横断面形状はV字状を成す。突起35の先端部形状は特に問わないが、絞り37と同一の円筒面で形成されても良い。突起35の下流側は、流体通路46の下流側に向かうにつれて突起35の幅が徐々に小さく高さが徐々に低くなった勾配部35aが形成されている。
突起35の先端部は、絞り37の円筒面と同一か、円筒面よりも外周側であることが望ましい。突起35が絞り37の円筒面と同一か、それより外周寄りに位置することにより、突起35を通過した流体が均等に絞り37に流れ込む。
突起35の横断面形状がV字状であることにより、整流器内の流体の流速が均一になる効果は実施形態1と同様である。
整流器30はセラミックス、超鋼金属、硬鋼など高硬度の材質で一体的に成形される。高硬度の材質で成形されることで、内部を流れる流体により、絞り37および突起35が摩耗することを防止できる。
整流器30は、ノズル本体41に嵌挿されることで、ノズル噴出口である流出口33がねじ部49と高精度に組付けられる。整流器30は、ノズル本体41と接着される。整流器30はノズル本体41に焼結して固定されても良い。整流器30はノズル本体41に焼き締め、又は圧入により固定することもできる。
なお、本実施形態では、ノズル本体と整流器は別体で製作されているが、これらを一体に成形することもできる。
[その他の使用例]
なお、以上の実施形態においては、流体ノズル20上流の流体通路26に整流器10を配置したが、整流器10は、流体を整流させる用途に汎用的に利用できる。例えば、整流器10は、流量計の上流に設置することができる。電磁流量計、コリオリ式流量計、差圧式流量計、カルマン渦式流量計、超音波式流量計等の流量計を用いる場合、流量計に流入する流体の乱れが少ないことが要求される。そのため、流量計の流入側に長い距離の直線部を必要とする。しかし、洗浄機などの流体装置は、複雑な機構を狭いスペースに設置することが多い。このため、長い直線部を設けることは困難である。また、長い直線部を設けるために配管の長さが多くなり、製造コストが増大する。そこで、直線部の代替手段として、流量計の上流に整流器10を配置する事が出来る。
10、30 整流器
11、31 本体
12、32 流入口
13、33 流出口
14、34 連通路
14a 円筒部
15、35 突起
20、40 流体ノズル
21、41 ノズル本体
26、46 流体通路
27、37 絞り
28 噴出口

Claims (2)

  1. 流体を噴出する流体ノズルであって、
    前記流体ノズルの上流部に設けられ、大径部と小径部を持つ流体通路と、
    前記流体通路に配設された絞りと、
    前記絞りに配設された噴出口と、
    整流器であって、
    前記大径部に嵌合して挿入され、前記流体を流入する流入口と、前記流体を流出する流出口と、前記流入口と前記流出口とを連通する連通路と、を有する枠体状の本体と、
    前記連通路に対して前記流入口側に配設され、前記連通路の内周部から中心部に向かって突出して配設され、前記流体の流れ方向から見て前記連通路の前記内周部よりも前記中心部の幅が狭い形状を有し、前記連通路に沿って延びる複数の突起と、
    前記小径部と同じ内径を持ち、前記本体の前記流出口側に設けられ、前記突起が配設されていない円筒部と、
    を持つ整流器と、
    を備え、
    前記突起と前記本体とで区画された前記連通路を通過した流体は、前記円筒部に流れ込んで前記流出口から流出され、
    前記流出口から流出された前記流体が前記小径部および前記絞りを通って前記噴出口から噴出する、
    流体ノズル。
  2. 前記突起は、前記流体の流れ方向から見て前記連通路の前記内周部から前記中心部へ向かうにつれて徐々に幅が狭くなるV字状をなしている、
    請求項1に記載の流体ノズル
JP2014181919A 2014-09-08 2014-09-08 流体ノズル Active JP6417158B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014181919A JP6417158B2 (ja) 2014-09-08 2014-09-08 流体ノズル
US14/794,234 US9700903B2 (en) 2014-09-08 2015-07-08 Straightening device and fluid nozzle
KR1020150124754A KR102005607B1 (ko) 2014-09-08 2015-09-03 정류기 및 유체 노즐
CN201510561235.2A CN105396714B (zh) 2014-09-08 2015-09-06 整流器及流体喷嘴
EP15184050.1A EP2992964B1 (en) 2014-09-08 2015-09-07 Straightening device and fluid nozzle
US29/586,160 USD817441S1 (en) 2014-09-08 2016-12-01 Straightening device for jet flow

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014181919A JP6417158B2 (ja) 2014-09-08 2014-09-08 流体ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016056834A JP2016056834A (ja) 2016-04-21
JP6417158B2 true JP6417158B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=54072696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014181919A Active JP6417158B2 (ja) 2014-09-08 2014-09-08 流体ノズル

Country Status (5)

Country Link
US (2) US9700903B2 (ja)
EP (1) EP2992964B1 (ja)
JP (1) JP6417158B2 (ja)
KR (1) KR102005607B1 (ja)
CN (1) CN105396714B (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6417158B2 (ja) * 2014-09-08 2018-10-31 株式会社スギノマシン 流体ノズル
JP6673768B2 (ja) 2016-07-15 2020-03-25 株式会社スギノマシン めねじの洗浄方法
JP6872929B2 (ja) 2017-02-23 2021-05-19 株式会社スギノマシン ウォータージェットピーニング方法
USD822457S1 (en) * 2017-03-29 2018-07-10 BB & F Holding Company LLC Spray polyurethane foam jacket clip with additional support
USD822456S1 (en) * 2017-03-29 2018-07-10 BB & F Holding Company LLC Spray polyurethane foam jacket clip
JP7315939B2 (ja) * 2018-06-19 2023-07-27 ヤマトプロテック株式会社 噴霧ヘッドの設計方法
JP6808763B2 (ja) * 2019-01-07 2021-01-06 株式会社スギノマシン 清掃方法および清掃装置
KR20200099463A (ko) * 2019-02-14 2020-08-24 시오 컴퍼니 리미티드 유체 공급 장치, 내부 구조체 및 그 제조 방법
US11085470B2 (en) 2019-05-31 2021-08-10 Kalsi Engineering, Inc. Flow conditioning assembly
GB2597495B (en) * 2020-07-23 2022-07-20 Kohler Mira Ltd A spray head
AT524519B1 (de) * 2020-12-01 2022-12-15 Facc Ag Ultraschall-Prüfvorrichtung
CN112747015B (zh) * 2021-01-12 2022-06-21 江苏大学 一种核主泵连接管道非均匀来流抑制结构
JP7034352B1 (ja) * 2021-03-25 2022-03-11 株式会社スギノマシン ノズル

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2731299A (en) * 1953-05-01 1956-01-17 Aladdin Ind Inc Filtering fuel nozzle for pressure stoves and lanterns
FR2542825B1 (fr) * 1983-03-15 1987-01-16 Flonic Sa Appareil tranquilliseur pour regulariser le profil des vitesses d'un fluide en ecoulement
JPH0673697B2 (ja) * 1987-10-24 1994-09-21 株式会社共立合金製作所 スケール除去用ノズル
JPH0334848U (ja) 1989-08-10 1991-04-05
GB2306795B (en) 1995-07-06 1999-01-20 Yosuaki Ohata Apparatus for washing an energised insulator
JP2000018091A (ja) * 1998-07-07 2000-01-18 Mitsubishi Motors Corp 内燃機関の吸排気通路構造
JP2000097211A (ja) * 1998-09-21 2000-04-04 Fuminori Okamoto 流体用流入管
US6896205B2 (en) * 1999-05-21 2005-05-24 Premark Rwp Holdings, Inc. Very high solid content aerosol delivery system
US6332581B1 (en) 2000-09-01 2001-12-25 The Toro Company Rotary sprinkler nozzle
JP2003159549A (ja) * 2001-09-12 2003-06-03 Ikeuchi:Kk スプレーノズル
US6851632B2 (en) * 2003-01-24 2005-02-08 Spraying Systems Co. High-pressure cleaning spray nozzle
US7131514B2 (en) * 2003-08-25 2006-11-07 Ford Global Technologies, Llc Noise attenuation device for a vehicle exhaust system
JP4321862B2 (ja) 2004-10-29 2009-08-26 株式会社スギノマシン キャビテーション安定器
JP2008138904A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Toyo Seiki Kk 加熱装置
DE102007024247B3 (de) * 2007-05-15 2008-11-06 Lechler Gmbh Hochdruckdüse und Verfahren zum Herstellen einer Hochdruckdüse
CN201200935Y (zh) * 2007-11-26 2009-03-04 四川什邡东润制造有限公司 高压水喷嘴
FR2941742B1 (fr) * 2009-02-05 2011-08-19 Snecma Ensemble diffuseur-redresseur pour une turbomachine
US8844841B2 (en) * 2009-03-19 2014-09-30 S.C. Johnson & Son, Inc. Nozzle assembly for liquid dispenser
KR200458311Y1 (ko) * 2009-12-24 2012-02-15 김수선 워터제트직기용 분사노즐
CA2884033A1 (en) * 2012-08-29 2014-03-06 Snow Logic, Inc. Modular dual vector fluid spray nozzles
CN105377409A (zh) * 2013-04-26 2016-03-02 菲斯卡公司 流体流喷嘴
JP6417158B2 (ja) * 2014-09-08 2018-10-31 株式会社スギノマシン 流体ノズル

Also Published As

Publication number Publication date
US20160067721A1 (en) 2016-03-10
USD817441S1 (en) 2018-05-08
US9700903B2 (en) 2017-07-11
KR102005607B1 (ko) 2019-07-30
EP2992964A1 (en) 2016-03-09
CN105396714B (zh) 2019-06-18
JP2016056834A (ja) 2016-04-21
KR20160030049A (ko) 2016-03-16
CN105396714A (zh) 2016-03-16
EP2992964B1 (en) 2017-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6417158B2 (ja) 流体ノズル
JP6210846B2 (ja) マイクロバブルスプレー装置
KR920007952B1 (ko) 스케일 제거용 노즐
US20130288195A1 (en) Nozzle for Blasting Liquid Detergents with Dispersed Abrasive Particles
JP2003159549A (ja) スプレーノズル
JP5037897B2 (ja) ノズル
JP6865952B2 (ja) 1流体ノズル
JP7281307B2 (ja) 微細気泡発生ノズル
JP4321862B2 (ja) キャビテーション安定器
JP6438848B2 (ja) ノズル
CN102728020A (zh) 脉冲射流消防水枪
JP2011115749A (ja) 整流部材及びそれを備えたノズル
JP2018140377A (ja) キャビテーションジェットノズル、及び流体噴射装置
JP2009101411A (ja) デスケーリングノズル
KR102098439B1 (ko) 노즐 장치 및 이를 포함하는 피닝 장치
JPH11319636A (ja) スプレーノズル
JP5821081B2 (ja) 節水型の散水吐水装置及びこれを用いた水栓
CN115847303A (zh) 抛光喷头
JP6342507B2 (ja) 長距離流体噴射装置
KR102062703B1 (ko) 급유용 노즐 삽입체
CN109790664B (zh) 以水射流加工纤维的喷嘴梁
JP4933104B2 (ja) 液中ウォータージェット噴射装置およびそれに用いるキャビテーション消去器
JP2010240580A (ja) 液体噴射ノズルおよびシャワーヘッド
JP6574465B2 (ja) 液体噴射ノズル
JP5270317B2 (ja) 洗浄用ノズル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180327

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181005

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6417158

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250