JP6416833B2 - 熱交換器の解体方法 - Google Patents

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Description

この発明は、熱交換器の解体方法、特に、熱交換器が設置された建屋の補強を行うことなく、熱交換器を容易に安全に確実かつ安価に解体することができる、熱交換器の解体方法にするものである。
熱交換器の解体方法の一例が特許文献1に開示されている。この解体方法は、原子力発電設備における熱交換器の、ジャッキダウン工法による解体方法である。以下、この解体方法を従来解体方法という。従来解体方法を説明する前に熱交換器の概略を、図面を参照しながら説明する。
図22は、従来解体方法により解体する熱交換器を示す部分断面斜視図である。
図22に示すように、この熱交換器は、熱交換器本体1と、熱交換器本体1の上部に接続された入口ガスダクト2と、熱交換器本体1の下部に接続された出口ガスダクト3と、熱交換器本体1の底部に接続されたガス循環機4とを備えている。
熱交換器本体1は、円筒状の胴部5と、胴部5の上部に設置されたトップヘッド6と、1段目(最下段)のティア7aから7段目(最上段)のティア7gと、胴部5の下部に設置されたボトムヘッド8と、ボトムヘッド8の周囲に設置されたボトムヘッドスカート9とから構成されている。
トップヘッド6は、入口ガスダクト2が接続され、ボトムヘッド8には、ガス循環機4が接続されている。1段目のティア7a以外のティア7bからティア7gには、胴部5を貫通して伝熱管10(図23参照)が収容されている。図23に示すように、7段目のティア7gには、梁11が胴部5の壁間に固定されている。
このように構成されている熱交換器によれば、ガス循環機4を介して入口ガスダクト2から胴部5に導入された高温ガスは、第2ティア7bから第7ティア7gの伝熱管11内の水を加熱して熱交換した後、出口ガスダクト3から胴部5外に排出される。
上述した熱交換器を従来解体方法により解体するには、図24に示すように、熱交換器が設置された建屋の屋上にトラス12を新たに構築し、トラス12にストランドジャッキ13を設置する。
なお、ストランドジャッキ13は、トラス12に固定された油圧ジャッキ14と、油圧ジャッキ14を介して熱交換器本体1に取り付けられたストランド15とからなっている。ストランド15は、油圧ジャッキ14bの操作により間欠的に引き上げ、引き下げされる。
上述したように、トラス12にストランドジャッキ13を設置したら、ストランドジャッキ13により吊り下げられた熱交換器本体1の1段目のティア7aを切断し、撤去する。なお、トップヘッド6は、予め、撤去されている。次いで、油圧ジャッキ14により熱交換器本体1を吊り下ろし、2断目のティア7bを切断し、撤去する。この操作を7段目のティア7gまで繰り返し行うことによって、熱交換器を解体することができる。
特開2007−192644号公報
上述した従来解体方法によれば、熱交換器を確実に解体することはできるが、解体前において、熱交換器本体1の全荷重は、ストランドジャッキ13にかかる。この結果、運転時とは建屋への荷重点が変わるので、建屋全体を補強する必要がある。しかも、建屋の屋上に新たにストランドジャッキ13の設置のためのトラス12を構築する必要がある。このように、建屋の補強とトラス12の構築に大規模な工事が必要となるので、工費が嵩む。
また、従来解体方法は、原子力発電所に設置された熱交換器であり、熱交換器本体1は、汚染の管理区域内であり、建屋の屋上は、管理区域外になっている。しかし、ストランドジャッキ13のストランド15は、屋上を貫通して管理区域外にまで至っているので、ストランド15の貫通部分から汚染が管理区域外に漏れ出す危険性がある。
従って、この発明の目的は、熱交換器が設置された建屋の補強やストランドジャッキの設置のためのトラスの構築を行うことなく、熱交換器を容易に安全に確実かつ安価に解体することができる、熱交換器の解体方法を提供することにある。
この発明は、上記目的を達成するためになされたものであって、下記を特徴とするものである。
請求項1に記載の発明は、胴部と、前記胴部の上部に設置されたトップヘッドと、内部構造物が設置されている複数段のティアと、胴部の下部に設置されたボトムヘッドと、前記ボトムヘッドの周囲に設置されたボトムヘッドスカートとから構成され、最下段のティア以外のティアには、前記内部構造物の一つである伝熱管が前記胴部を貫通して設置され、前記トップヘッドは、予め撤去されている熱交換器本体を備えた熱交換器の解体方法において、下記工程(a)から工程(j)、
(a)前記ボトムヘッドスカートに解体物搬送用開口をあける。
(b)前記ボトムヘッドを解体し、前記解体物搬送用開口から撤去する。
(c)最上段のティアの梁にストランドジャッキを設置する。
(d)前記ストランドジャッキにより昇降するジャッキステージを設置する。
(e)最下段のティア内の前記内部構造物を縁切りする。
(f)前記内部構造物を縁切りした最下段のティアの重量を前記ジャッキステージに預け、前記ストランドジャッキにより下降させる。
(g)最下段のティア内の前記内部構造物を解体し、前記解体物搬送用開口から撤去する。
(h)前記工程(e)から(g)を繰り返し行って、最上段までのティア内の前記内部構造物を解体し、撤去する。
(i)前記ストランドジャッキと前記ジャッキステージとを撤去する。
(j)前記胴部を撤去する。
を有することに特徴を有するものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記工程(j)は、下記工程(k)から工程(o)、
(k)リフティング装置を設置する。
(l)前記胴部の全重量を前記リフティング装置に預ける。
(m)前記胴部の下部を切断し、撤去する。
(n)前記リフティング装置により下部が切断された前記胴部を下降させる。
(o)前記工程(m)と工程(n)とを繰り返し行って、前記胴部全体を撤去する。
を有することに特徴を有するものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記ストランドジャッキのストランドは、前記梁に固定され、ジャッキ本体は、前記ジャッキステージに設置されていることに特徴を有するものである。
この発明によれば、ティア内の伝熱管等の内部構造物を縁切りし、ティアの重量をジャッキステージに預け、この後、ジャッキステージをストランドジャッキにより吊り下ろし、そして、内部構造物を解体し、撤去することによって、ストランドジャッキにかかる荷重は、各ティアの重量で済む。この結果、建屋の補強や建屋の屋上に新たにストランドジャッキの設置のためのトラスを構築する必要がなく、既存の梁にストランドジャッキを設置することができるので、工費を削減することができる。
また、この発明の熱交換器を原子力発電所に設置する場合には、ストランドジャッキのストランドは、管理区域内に収まっているので、ストランドの貫通部分から汚染が管理区域外に漏れ出す危険性がなくなる。
また、この発明によれば、昇降可能なジャッキステージおよびリフティング装置を使用することによって、高所作業を減らすことができるので、安全性を確保することができる。
この発明の、熱交換器の解体方法において、ボトムヘッドスカートに解体物搬送用開口をあける工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、ボトムヘッドを撤去する工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、ストランドジャッキおよびジャッキステージを設置する工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、1段目のティアを撤去するためにジャッキステージを上昇させる工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、1段目のティアの内部構造物を縁切りし、ティアの重量をジャッキステージに預ける工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、ジャッキステージを下降させて1段目のティアの内部構造を解体し、撤去する工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、2段目のティアを撤去するためにジャッキステージを上昇させる工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、2段目のティアの内部構造物を縁切りし、ティアの重量をジャッキステージに預ける工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、ジャッキステージを下降させて2段目のティアの内部構造を解体し、撤去する工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、3段目のティアを撤去するためにジャッキステージを上昇させる工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、3段目のティアの内部構造物を縁切りし、ティアの重量をジャッキステージに預ける工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、ジャッキステージを下降させて3段目のティアの内部構造を解体し、撤去する工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、7段目のティアを撤去するためにジャッキステージを上昇させる工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、7段目のティアの内部構造物を縁切りし、ティア7の重量をジャッキステージに預ける工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、ジャッキステージを下降させて7段目のティアの内部構造を解体し、撤去する工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、胴部を解体し、撤去するためにリフティング装置を設置する工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、胴部の全重量をリフティング装置に預け、胴部の下部を切断し、撤去する工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、リフティング装置により胴部を下降させる工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、胴部の次の下部を切断し、撤去後、胴部を下降させる工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、胴部のさらに次の下部を切断し、撤去後、胴部を下降させる工程を示す正面図である。 この発明の、熱交換器の解体方法において、リフティング装置を撤去する工程を示す正面図である。 従来解体方法により解体する熱交換器を示す部分断面斜視図である。 熱交換器の7段目のティアを示す斜視図である。 従来解体方法を示す正面図である。
この発明の、熱交換器の解体方法の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
図1から図21は、この発明の、熱交換器の解体方法の各工程を示す図であり、図1から図15は、各ティアの解体、撤去工程を示す正面図、図16から図21は、胴部の解体、撤去工程を示す正面図である。
図1から図15おいて、1は、予め、トップヘッド6(図22参照)が撤去された熱交換器本体、5は、胴部、7aから7gは、1段目(最下段)のティアから7段目(最上段)のティアであり、ティア7aからティア7g内には、内部構造物が設置されている。1段目のティア7a以外のティア7bからティア7gには、内部構造物の一つである伝熱管が胴部5を貫通して設置されている。8は、胴部5の下部に設置されたボトムヘッド、9は、ボトムヘッド8の周囲に設置されたボトムヘッドスカートである。
16は、後述するストランドジャッキ、17は、ストランドジャッキ16により昇降するジャッキステージ、18、19は、ストランドジャッキ16を構成するストランドと油圧ジャッキ、20は、胴部5を昇降させるリフティング装置である。
この発明の、熱交換器の解体方法によれば、以下のようにして、熱交換器を解体する。
先ず、図1に示すように、ボトムヘッドスカート9に解体物搬送用開口9aをあける。
次に、図2に示すように、ボトムヘッド8を解体する。解体したボトムヘッド8は、解体物搬送用開口9aから撤去する。
次に、図3に示すように、胴部5内にストランドジャッキ16とジャッキステージ17とを設置する。すなわち、ストランドジャッキ16のストランド18は、7段目のティア7gの梁11(図23参照)に固定し、油圧ジャッキ19は、ジャッキステージ17に設置する。
次に、図4に示すように、1段目のティア7aを撤去するために、ジャッキステージ17をストランドジャッキ16により上昇させる。
次に、図5に示すように、1段目のティア7aの内部構造物を縁切りし、ティア7aの重量をジャッキステージ17に預ける。なお、内部構造物の縁切りに際しては、胴部5の一部を切断する。
次に、図6に示すように、ジャッキステージ17をストランドジャッキ16により下降させ、1段目のティア7aの内部構造を解体し、開口9aから撤去する。
次に、図7に示すように、2段目のティア7bを撤去するために、ジャッキステージ17をストランドジャッキ16により上昇させる。
次に、図8に示すように、2段目のティア7bの内部構造物を縁切りし、ティア7bの重量をジャッキステージ17に預ける。なお、内部構造物の縁切りに際しては、胴部5の一部を切断する。内部構造物を縁切りした2段目のティア7bは、図23に示すような構造になっている。この構造は、3段目から7段目のティア7cから7gにおいて基本的に同じである。
次に、図9に示すように、ジャッキステージ17をストランドジャッキ16により下降させ、2段目のティア7bの内部構造を解体し、解体物搬送用開口9aから撤去する。
次に、図10に示すように、3段目のティア7cを撤去するために、ジャッキステージ17をストランドジャッキ16により上昇させる。
次に、図11に示すように、3段目のティア7cの内部構造物を縁切りし、ティア7cの重量をジャッキステージ17に預ける。なお、内部構造物の縁切りに際しては、胴部5の一部を切断する。
次に、図12に示すように、ジャッキステージ17をストランドジャッキ16により下降させ、3段目のティア7cの内部構造を解体し、解体物搬送用開口9aから撤去する。
上記工程を繰り返し行って、4段目のティア7dから6段目のティア7fを撤去した後、図13に示すように、7段目のティア7gを撤去するために、ジャッキステージ17をストランドジャッキ16により上昇させる。
次に、図14に示すように、7段目のティア7gの内部構造物を縁切りし、ティア7gの重量をジャッキステージ17に預ける。なお、内部構造物の縁切りに際しては、胴部5の一部を切断する。
次に、図15に示すように、ジャッキステージ17をストランドジャッキ16により下降させ、7段目のティア7gの内部構造を解体し、解体物搬送用開口9aから撤去する。
このようにして、図16に示すように、ティア7aからティア7gの撤去が全て完了したら、ストランドジャッキ16とジャッキステージ17とを撤去し、リフティング装置20を設置する。
次に、図17に示すように、胴部5の全重量をリフティング装置20に預け、胴部5の下部を切断し、撤去する。
次に、図18に示すように、下部が撤去された胴部5をリフティング装置20により下降させる。
次に、図19に示すように、胴部5の次の下部を切断し、撤去後、胴部5を下降させる。
次に、図20に示すように、胴部5のさらに次の下部を切断し、撤去後、胴部5を下降させる。
このようにして、胴部5の撤去が全て完了したら、図21に示すように、リフティング装置20を撤去する。
以上のようにして、この発明により、熱交換器を解体することができる。
以上、説明したように、この発明によれば、ティア7aからティア7g内の伝熱管10等の内部構造物を縁切りし、ティア7aからティア7gの各々の重量をジャッキステージ17に預け、この後、ジャッキステージ17をストランドジャッキ16により下降させ、そして、内部構造物を解体し、撤去することによって、ストランドジャッキ16にかかる荷重は、ティア7aからティア7gの各々の重量で済む。この結果、建屋の補強や建屋の屋上に新たにストランドジャッキの設置のためのトラスを構築する必要がなく、既存の梁11にストランドジャッキ16を設置することができるので、工費を削減することができる。
また、この発明の熱交換器を原子力発電所に設置する場合には、ストランドジャッキ16のストランド15は、管理区域内に収まっているので、ストランド15の貫通部分から汚染が管理区域外に漏れ出す危険性がなくなる。
また、この発明によれば、昇降可能なジャッキステージ17およびリフティング装置20を使用することによって、高所作業を減らすことができるので、安全性を確保することができる。
1:熱交換器本体
2:入口ダクト
3:出口ダクト
4:ガス循環機
5:胴部
6:トップヘッド
7aから7g:1段目のティアから7段目のティア
8:ボトムヘッド
9:ボトムヘッドスカート
9a:開口
10:伝熱管
11:梁
12:トラス
13:ストランドジャッキ
14:油圧ジャッキ
15:ストランド
16:ストランドジャッキ
17:ジャッキステージ
18:ストランド
19:油圧ジャッキ
20:リフティング装置

Claims (3)

  1. 胴部と、前記胴部の上部に設置されたトップヘッドと、内部構造物が設置されている複数段のティアと、胴部の下部に設置されたボトムヘッドと、前記ボトムヘッドの周囲に設置されたボトムヘッドスカートとから構成され、最下段のティア以外のティアには、前記内部構造物の一つである伝熱管が前記胴部を貫通して設置され、前記トップヘッドは、予め撤去されている熱交換器本体を備えた熱交換器の解体方法において、
    下記工程(a)から工程(j)、
    (a)前記ボトムヘッドスカートに解体物搬送用開口をあける。
    (b)前記ボトムヘッドを解体し、前記解体物搬送用開口から撤去する。
    (c)最上段のティアの梁にストランドジャッキを設置する。
    (d)前記ストランドジャッキにより昇降するジャッキステージを設置する。
    (e)最下段のティア内の前記内部構造物を縁切りする。
    (f)前記内部構造物を縁切りした最下段のティアの重量を前記ジャッキステージに預け、前記ストランドジャッキにより下降させる。
    (g)最下段のティア内の前記内部構造物を解体し、前記解体物搬送用開口から撤去する。
    (h)前記工程(e)から(g)を繰り返し行って、最上段までのティア内の前記内部構造物を解体し、撤去する。
    (i)前記ストランドジャッキと前記ジャッキステージとを撤去する。
    (j)前記胴部を撤去する。
    を有することを特徴とする、熱交換器の解体方法。
  2. 前記工程(j)は、下記工程(k)から工程(o)、
    (k)リフティング装置を設置する。
    (l)前記胴部の全重量を前記リフティング装置に預ける。
    (m)前記胴部の下部を切断し、撤去する。
    (n)前記リフティング装置により下部が切断された前記胴部を下降させる。
    (o)前記工程(m)と工程(n)とを繰り返し行って、前記胴部全体を撤去する。
    を有することを特徴とする、請求項1に記載の、熱交換器の解体方法。
  3. 前記ストランドジャッキのストランドは、前記梁に固定され、ジャッキ本体は、前記ジャッキステージに設置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の、熱交換器の解体方法。
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