JP6416712B2 - ピッチ角推定装置 - Google Patents

ピッチ角推定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6416712B2
JP6416712B2 JP2015155898A JP2015155898A JP6416712B2 JP 6416712 B2 JP6416712 B2 JP 6416712B2 JP 2015155898 A JP2015155898 A JP 2015155898A JP 2015155898 A JP2015155898 A JP 2015155898A JP 6416712 B2 JP6416712 B2 JP 6416712B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pitch angle
frequency component
low frequency
unit
estimation device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015155898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017034623A (ja
Inventor
泰樹 河野
泰樹 河野
直輝 川嵜
直輝 川嵜
直己 二反田
直己 二反田
健太 保木
健太 保木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2015155898A priority Critical patent/JP6416712B2/ja
Priority to US15/230,208 priority patent/US10037470B2/en
Publication of JP2017034623A publication Critical patent/JP2017034623A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6416712B2 publication Critical patent/JP6416712B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/50Context or environment of the image
    • G06V20/56Context or environment of the image exterior to a vehicle by using sensors mounted on the vehicle
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/40Extraction of image or video features
    • G06V10/46Descriptors for shape, contour or point-related descriptors, e.g. scale invariant feature transform [SIFT] or bags of words [BoW]; Salient regional features
    • G06V10/462Salient features, e.g. scale invariant feature transforms [SIFT]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60Control of cameras or camera modules
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/80Camera processing pipelines; Components thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

本発明はピッチ角推定装置に関する。
従来、自車両に搭載されたカメラを用いて取得した画像において、白線や他車両等を認識する技術が知られている。画像における白線や他車両の位置は、自車両のピッチ角により変動する。そのため、画像における白線や他車両の位置を正確に求めるためには、自車両のピッチ角を推定する必要がある。ピッチ角を推定可能な装置として、特許文献1記載のものが知られている。
特開2001−266160号公報
自車両のピッチ角を推定する方法として、自車両に搭載されたカメラを用いて取得した画像から特徴点を抽出し、その特徴点の上下方向における動きからピッチ角を推定する方法がある。
しかしながら、画像における特徴点の動きは、自車両のピッチ角のみでなく、自車両が走行中の道路における勾配変化にも影響される。そのため、勾配変化が大きい道路を走行中の場合、上記の方法では、不正確なピッチ角を出力してしまう。
本発明は、こうした問題にかんがみてなされたものであり、不正確なピッチ角を出力してしまうことを抑制できるピッチ角推定装置を提供することを目的としている。
本発明の第1のピッチ角推定装置は、車両の前方又は後方を撮像した画像を取得する画像取得ユニットと、画像における特徴点の上下方向での移動量を算出する移動量算出ユニットと、移動量に基づき車両のピッチ角を算出するピッチ角算出ユニットと、ピッチ角を出力する出力ユニットと、ピッチ角算出ユニットが算出するピッチ角における低周波成分を算出する低周波成分算出ユニットと、低周波成分の大きさに基づき、出力ユニットによるピッチ角の出力を行うか否かを決定する出力決定ユニットとを備える。
本発明の第1のピッチ角推定装置によれば、低周波成分の大きさに基づき、ピッチ角の出力を停止することができる。そのため、例えば、車両が走行中の道路における勾配変化が大きいため、ピッチ角における低周波成分が大きい場合は、ピッチ角の出力を停止できる。そのことにより、勾配変化の影響により不正確なピッチ角を出力してしまうことを抑制できる。
本発明の第2のピッチ角推定装置は、車両の前方又は後方を撮像した画像を取得する画像取得ユニットと、画像における特徴点の上下方向での移動量を算出する移動量算出ユニットと、移動量に基づき車両のピッチ角を算出するピッチ角算出ユニットと、ピッチ角を出力する出力ユニットと、ピッチ角算出ユニットが算出するピッチ角における低周波成分を算出する低周波成分算出ユニットと、低周波成分算出ユニットが算出した低周波成分を用いて、ピッチ角算出ユニットが算出したピッチ角における低周波成分を低減する補正を行う補正ユニットとを備え、出力ユニットは、補正ユニットにより補正した後のピッチ角を出力する。
本発明の第2のピッチ角推定装置によれば、ピッチ角算出ユニットが算出したピッチ角に対し、低周波成分を低減する補正を行い、補正後のピッチ角を出力することができる。そのため、勾配変化の影響等を受けにくい、正確なピッチ角を出力することができる。
ピッチ角推定装置1の構成を表すブロック図である。 ピッチ角推定装置1が実行する処理の全体を表すフローチャートである。 ピッチ角推定装置1が実行する移動量算出処理を表すフローチャートである。 図4Aは、前フレームにおいて抽出された特徴点F1〜F4を表す説明図であり、図4Bは、現フレームにおいて抽出された特徴点F5〜F9を表す説明図であり、図4Cは、対応する特徴点F3、F8間の移動量ΔYを表す説明図である。 忘却係数αを設定した積分器を表す説明図である。 ピッチ角推定装置1が実行する低周波成分算出処理を表すフローチャートである。 図7Aは、先行車25の位置変化を用いて勾配変化を推測する方法を表す説明図であり、図7Bは、車線境界線27、29の消失点31を用いて勾配変化を推測する方法を表す説明図である。 図8Aは、勾配変化が小さい道路を自車両が走行したときにおけるピッチ角Pの推移を表すグラフであり、図8Bは、勾配変化が大きい道路を自車両が走行したときにおけるピッチ角Pの推移を表すグラフである。 フィルタリングを行っていないピッチ角Pと、そのピッチ角Pに対しフィルタリングを行うことで算出した低周波成分LPとを、フレームごとに表したグラフである。 特徴点Fの移動パターンを表す説明図である。 ピッチ角推定装置101の構成を表すブロック図である。 ピッチ角推定装置101が実行する処理を表すフローチャートである。 差ΔPの積算値に基づきフィルタを選択する方法を表す説明図である。
本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
<第1の実施形態>
1.ピッチ角推定装置1の構成
ピッチ角推定装置1の構成を図1に基づき説明する。ピッチ角推定装置1は車両に搭載される車載装置である。以下では、ピッチ角推定装置1を搭載する車両を自車両とする。ピッチ角推定装置1は、CPU、RAM、ROM等を備える公知のコンピュータであり、ROMに記憶されたプログラムにより後述する処理を実行する。
ピッチ角推定装置1は、機能的に、画像取得ユニット3、移動量算出ユニット5、ピッチ角算出ユニット7、出力ユニット9、低周波成分算出ユニット11、勾配変化推定ユニット12、出力決定ユニット13、及び移動パターン判断ユニット15を備える。各ユニットの機能は後述する。
自車両は、ピッチ角推定装置1に加えて、カメラ17、白線認識装置19、及び車両認識装置21を備える。カメラ17は自車両の前方の風景を撮影し、画像を生成する。カメラ17の位置及び角度は自車両に対し固定されている。そのため、自車両から見て一定の位置にある物体をカメラ17で撮影したとき、自車両が走行中の道路における勾配が変化せず、自車両のピッチ角が0に保たれているならば、カメラ17の画像におけるその物体の上下方向での位置は一定になる。
一方、自車両から見て一定の位置にある物体をカメラ17で撮影したとき、道路の勾配が変化するか、自車両のピッチ角が変化すると、カメラ17の画像におけるその物体の上下方向での位置は時間の経過とともに変化する。
白線認識装置19は、カメラ17で取得した画像を用い、公知の方法で白線を認識する。車両認識装置21は、カメラ17で取得した画像を用い、公知の方法で他車両を認識する。
2.ピッチ角推定装置1が実行する処理
ピッチ角推定装置1が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図2〜図10に基づき説明する。図2のステップ1では、画像取得ユニット3がカメラ17を用いて画像を取得する。以下では、1枚の画像をフレームと呼ぶこともある。また、最新の本ステップ1で取得したフレームを現フレームと呼び、その1回前の本ステップ1で取得したフレームを前フレームと呼ぶこともある。
ステップ2では、移動量算出ユニット5が移動量を算出する。この処理を図3、及び図4に基づき説明する。図3のステップ21では、前記ステップ1で取得した現フレームにおいて特徴点を抽出する。特徴点とは、画像上でトラッキングしやすい点を意味する。特徴点としては、画像に現れている、周囲と区別できる領域のコーナー点等が挙げられる。特徴点の抽出は、公知の方法により行うことができる。公知の方法として、例えば、Good Features To Track、Harris Features from Accelerated Test、Oriented FAST and Rotated BRIEF等の方法が挙げられる。
ステップ22では、移動量算出ユニット5が前フレームを呼び出す。なお、前フレームにおいても、前記ステップ21の処理により、特徴点が抽出されている。
ステップ23では、移動量算出ユニット5が、オプティカルフローの原理に基づき、現フレームで抽出した特徴点と対応する(類似度が高い、あるいは一致する)特徴点を、前フレームにおいて探索する。この処理の例を図4A、図4Bに示す。図4Aは前フレームと、そこで抽出された特徴点F1〜F4とを表す。図4Bは現フレームと、そこで抽出された特徴点F5〜F9とを表す。本ステップ23では、現フレームにおける特徴点F5と対応する特徴点を前フレームの特徴点F1〜F4の中から探索する。同様に、現フレームにおける特徴点F6〜F9に対応する特徴点も、前フレームにおいて探索する。
この事例では、現フレームの特徴点F8が、前フレームの特徴点F3に対応する。なお、特徴点F3、F8は、同一の山の山頂に該当する特徴点であり、類似度が高い。対応する特徴点の探索は、公知の方法により行うことができる。公知の方法としては、例えば、Block Matching等が挙げられる。
ステップ24では、前記ステップ23で探索した特徴点間の対応関係を用いて、特徴点の上下方向での移動量ΔYを、移動量算出ユニット5が算出する。移動量ΔYの算出方法を、図4Cに示す例を用いて説明する。この事例では、前フレームの特徴点F3と、現フレームの特徴点F8とが対応関係にある。移動量算出ユニット5は、特徴点F3から特徴点F8への、上下方向での移動量ΔYを算出する。
移動量ΔYは、数値の大小とともに、正負の区別を有する値である。現フレームにおける特徴点の位置が、前フレームにおける位置に比べて上方であるとき、移動量ΔYは正の値である。一方、現フレームにおける特徴点の位置が、前フレームにおける位置に比べて下方であるとき、移動量ΔYは負の値である。移動量ΔYの絶対値は、対応する特徴点間の上下方向における距離である。
ステップ25では、移動量算出ユニット5が、現フレームと、そこで抽出された特徴点とを記憶する。なお、記憶された現フレームは、次回の移動量算出処理における前記ステップ22にて前フレームとして呼び出される。
図2に戻り、ステップ3では、ピッチ角算出ユニット7が、前記ステップ2で取得した移動量ΔYを用いて、現フレームにおける自車両のピッチ角Pを以下の数式1により算出する。
(数式1) P=P’+KΔY
ここで、P’は、前フレームにおけるピッチ角である。前フレームにおけるピッチ角P’は、前回のステップ3において、前フレーム、さらにその1つ前のフレームを用いて算出したピッチ角である。Kは予め設定された正の定数である。Kは1であってもよいし、1より小さい値であってもよいし、1より大きい値であってもよい。KΔYは、前フレームの取得時から現フレームの取得時までのピッチ角の変化量である。なお、前フレームにおけるピッチ角P’が存在しない場合は、その代わりに初期値P(固定値)を用いる。
なお、上述したように、カメラ17の位置及び角度は自車両に対し固定されているので、移動量ΔYとピッチ角の変化量とは比例し、ピッチ角の変化量をKΔYにより表すことができる。
また、現フレームにおけるピッチ角Pは、以下の数式2により算出してもよい。
(数式2) P=(1−α)P’+KΔY
ここでαは忘却係数であり、0より大きく、1より小さい値である。数式2に基づくピッチ角Pの算出は、図5に示す、忘却係数αを設定した積分器を用い、移動量ΔYを積算することで行うことができる。数式2を用いると、何らかの原因でピッチ角P’が不正確な値であっても、ピッチ角Pに対するその影響を小さくすることができる。
図2に戻り、ステップ4では、低周波成分算出ユニット11が、前記ステップ3で算出したピッチ角Pにおける低周波成分を算出する。この処理を図6、図7A、図7B、図8A、図8B、図9に基づき説明する。低周波成分とは、自車両のピッチングの周期より十分長い周期の成分であって、道路の勾配変化に起因する成分である。
図6のステップ31では、勾配変化推定ユニット12が、自車両が走行中の道路における勾配変化の大きさを推定する。勾配変化の大きさを推定する方法は適宜選択できる。例えば、勾配変化推定ユニット12は、図7Aに示すように、カメラ17を用いて取得した画像23において先行車25を認識し、その先行車25の上下方向における位置yを継続的に取得する。そして、時間Δtの間における位置yの変化量Δy(画像23における先行車25の上下動の大きさ)を算出する。勾配変化推定ユニット12は、変化量Δyが大きいほど、勾配変化を大きく推定する。
あるいは、勾配変化推定ユニット12は、図7Bに示すように、カメラ17を用いて取得した画像23において一対の車線境界線(例えば白線)27、29を認識し、その車線境界線27、29の消失点31を算出する。次に、勾配変化推定ユニット12は、その消失点31と、基準消失点31Sとの上下方向における距離Δdを算出する。ここで、基準消失点31Sとは、自車両が走行中の道路に勾配変化がなく、自車両のピッチ角が0度のときの消失点であって、既知の点である。勾配変化推定ユニット12は、Δdが大きいほど、勾配変化を大きく推定する。
図6に戻り、ステップ32では、低周波成分算出ユニット11が、低周波成分の算出に用いるフィルタの選択を行う。
ピッチ角推定装置1は、予め複数のフィルタを備えている。複数のフィルタは、それぞれ、有限インパルス応答フィルタ又は無限インパルス応答フィルタである。複数のフィルタは、時定数がそれぞれ異なる。
低周波成分算出ユニット11は、前記ステップ31で推定した勾配変化に応じて、複数のフィルタの中から1つのフィルタを選択する。具体的には、低周波成分算出ユニット11は、前記ステップ31で推定した勾配変化が大きいほど、時定数が小さいフィルタを選択する。
ステップ33では、低周波成分算出ユニット11が、前記ステップ3で算出したピッチ角Pに対し、前記ステップ32で選択したフィルタを用いてフィルタリングを行うことで、現フレーム及び過去のフレームのピッチ角Pにおける低周波成分を算出する。
フィルタリングの例を図8A、図8B、図9を用いて示す。図8A及び図8Bは、前記ステップ3で算出したピッチ角P(フィルタリングを行っていないピッチ角P)をフレームごとに表したグラフである。図8Aは、勾配変化が小さい道路を自車両が走行したときのピッチ角Pを表し、図8Bは、勾配変化が大きい道路を自車両が走行したときのピッチ角Pを表す。
図8Bのグラフには、自車両のピッチングに起因する、ピッチ角Pの短周期の変動とともに、道路の勾配変化に起因する、ピッチ角Pの長周期の変動が生じている。一方、図8Aのグラフには、自車両のピッチングに起因する、ピッチ角Pの短周期の変動は生じているが、長周期の変動は生じていない。
図9は、フィルタリングを行っていないピッチ角Pと、そのピッチ角Pに対しフィルタリングを行うことで算出した低周波成分LPとを、フレームごとに表したグラフである。低周波成分LPは、自車両のピッチングに起因する、ピッチ角Pの短周期の変動は殆ど含んでおらず、主として、道路の勾配変化に起因する、長周期の成分から成る。
図2に戻り、ステップ5では、自車両が走行中の道路が勾配路(勾配変化が大きい道路)であるか否かを、前記ステップ4で算出した低周波成分の大きさに基づき、出力決定ユニット13が判断する。具体的には、以下のように判断する。
現時点で、自車両が走行中の道路が勾配路ではないと判断している場合は、以下の勾配路開始条件J1を充足するか否かを判断する。
勾配路開始条件J1:現フレームを含む、直近のNフレームにおいて、低周波成分の大きさが連続して上限値Hを超える。上限値Hは予め設定された固定値である。また、Nは自然数であり、例えば、1、2、3・・・・とすることができる。
勾配路開始条件J1を充足する場合は、自車両が走行中の道路は勾配路であると判断する。これ以降、勾配路でないと判断するまで、自車両が走行中の道路は勾配路であるとする。一方、勾配路開始条件J1を充足しない場合は、自車両が走行中の道路は勾配路ではないとする判断を維持する。
また、現時点で、自車両が走行中の道路が勾配路であると判断している場合は、以下の勾配路終了条件J2、J3の両方を充足するか否かを判断する。
勾配路終了条件J2:現フレームを含む直近のNフレームにおいて、低周波成分の大きさが、連続して予め設定された下限値L未満である。下限値Lは予め設定された固定値であり、上限値Hより小さい値である。また、Nは自然数であり、例えば、1、2、3・・・・とすることができる。
勾配路終了条件J3:現フレームとN前のフレームとで、低周波成分の大きさにおける変化量が閾値TH未満である。閾値THは予め設定された固定値である。また、Nは自然数であり、例えば、1、2、3・・・・とすることができる。
勾配路開始条件J2及びJ3を充足する場合は、自車両が走行中の道路は勾配路ではないと判断する。これ以降、勾配路であると判断するまで、自車両が走行中の道路は勾配路ではないとする。一方、勾配路開始条件J2又はJ3を充足しない場合は、自車両が走行中の道路は勾配路であるとする判断を維持する。
以上の結果、自車両が走行中の道路が勾配路ではないと判断した場合はステップ6に進み、勾配路であると判断した場合は本処理を終了する。なお、図9に、勾配路であるか否かの判断例を示す。
ステップ6では、移動パターン判断ユニット15が移動パターンを取得する。移動パターンとは、図10に示すように、前記ステップ21で抽出した特徴点Fが、時間の経過とともに画像23中で移動する軌跡である。
ステップ7では、前記ステップ6で取得した移動パターンが予め設定された異常パターンに該当するか否かを、移動パターン判断ユニット15が判断する。異常パターンとは、例えば、雨、霧、雪等の環境においてカメラ17のレンズに付着した水滴の境界線を特徴点として抽出した場合や、レンズに油膜や汚れ(例えば鳥の糞)等が付着し、その付着物の一部を特徴点として抽出した場合に得られる、不規則な形状の移動パターンを意味する。すなわち、異常パターンとは、自車両のピッチングや道路勾配の変化以外の要因で移動する特徴点により生じる移動パターンである。
前記ステップ6で取得した移動パターンが異常パターンに該当しない場合はステップ8に進み、異常パターンに該当する場合は本処理を終了する。
ステップ8では、出力ユニット9が、前記ステップ3で算出した現フレームのピッチ角Pを白線認識装置19及び車両認識装置21に出力する。
なお、白線認識装置19は、ピッチ角推定装置1から取得したピッチ角Pを用いて、認識した白線の上下方向における位置を補正する。また、車両認識装置21は、ピッチ角推定装置1から取得したピッチ角Pを用いて、認識した他車両の上下方向における位置を補正する。
3.ピッチ角推定装置1が奏する効果
(1A)ピッチ角推定装置1は、ピッチ角Pにおける低周波成分を算出し、その低周波成分の大きさに基づき、自車両が走行中の道路が勾配路であるか否かを判断する。そして、ピッチ角推定装置1は、自車両が走行中の道路が勾配路であると判断した場合、ピッチ角Pを出力しない。
すなわち、ピッチ角推定装置1は、ピッチ角Pにおける低周波成分の大きさに基づき、ピッチ角Pの出力を行うか否かを決める。そのことにより、ピッチ角推定装置1は、道路の勾配変化の影響により不正確なピッチ角Pを出力することを抑制できる。
また、ピッチ角推定装置1は、必ずしも他のセンサと組み合わせる必要がないため、装置構成を簡略化できる。
(1B)ピッチ角推定装置1は、自車両が走行中の道路が勾配路であるか否か(すなわち、ピッチ角Pを出力するか否か)を、勾配路開始条件J1、勾配路終了条件J2、J3を充足するか否かにより判断する。そのことにより、自車両が走行中の道路が勾配路であるか否かを一層正確に判断することができる。
(1C)ピッチ角推定装置1は、特徴点の移動パターンを取得し、その移動パターンが異常パターンに該当する場合はピッチ角の出力を停止する。そのことにより、雨や霧等の影響により不正確なピッチ角を出力することを抑制できる。
(1D)ピッチ角推定装置1は、オプティカルフローを用いて移動量ΔYを算出する。そのことにより、移動量ΔYを一層正確に算出することができる。
(1E)ピッチ角推定装置1は、ピッチ角に対し、有限インパルス応答フィルタ又は無限インパルス応答フィルタであるフィルタを用いてフィルタリングを行うことで低周波成分を算出する。そのことにより、低周波成分を容易且つ正確に算出することができる。
(1F)ピッチ角推定装置1は、時定数が異なる複数のフィルタを備え、その複数のフィルタの中から選択したフィルタを用いて低周波成分を算出する。そのことにより、低周波成分を一層正確に算出することができる。
(1G)ピッチ角推定装置1は、自車両が走行中の道路における勾配変化を推定し、推定した勾配変化が大きいほど、時定数が小さいフィルタを選択する。そのことにより、低周波成分を一層正確に算出することができる。
(1H)ピッチ角推定装置1は、カメラ17を用いて取得した画像23における他車両の上下動、又はその画像23に表示された車線境界線27、29の形状に基づき、自車両が走行中の道路における勾配変化を推定する。そのことにより、勾配変化を容易且つ正確に推定することができる。
<第2の実施形態>
1.第1の実施形態との相違点
第2の実施形態は、基本的な構成は第1の実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
前述した第1の実施形態では、ピッチ角推定装置1は、出力決定ユニット13及び移動パターン判断ユニット15を備えていたが、図11に示すように、第2の実施形態のピッチ角推定装置101は、それらに代えて、補正判断ユニット33、及び補正ユニット35を備える。これらの機能は後述する。
2.ピッチ角推定装置101が実行する処理
ピッチ角推定装置101が所定時間ごとに繰り返し実行する処理を図12に基づき説明する。図12のステップ41〜45の処理は、第1の実施形態における前記ステップ1〜5の処理と同様である。ただし、ステップ45の判断は、補正判断ユニット33が行う。
ステップ45において、自車両が走行中の道路が勾配路であると補正判断ユニット33が判断した場合はステップ46に進み、勾配路ではないと判断した場合はステップ47に進む。
ステップ46では、補正ユニット35が前記ステップ43で算出した現フレームにおけるピッチ角Pを補正する。具体的には、前記ステップ43で算出した現フレームにおけるピッチ角Pから、前記ステップ44で算出した、現フレームにおける低周波成分を差し引くことで、ピッチ角Pを補正する。なお、補正は、前記ステップ43で算出した現フレームにおけるピッチ角Pから、低周波成分に係数を乗じた値を差し引くものであってもよい。係数は1より大きくてもよいし、1より小さくてもよい。
ステップ47では、出力ユニット9が、現フレームのピッチ角Pを白線認識装置19及び車両認識装置21に出力する。ここで、前記ステップ46の補正を行った場合は、補正後のピッチ角Pを出力し、補正を行っていない場合は、前記ステップ43で算出した値と等しいピッチ角Pを出力する。
3.ピッチ角推定装置101が奏する効果
以上詳述した第2の実施形態によれば、前述した第1実施形態の効果(1B)、(1D)〜(1H)に加え、以下の効果が得られる。
(2A)ピッチ角推定装置101は、ピッチ角Pにおける低周波成分を算出し、その低周波成分の大きさに基づき、自車両が走行中の道路が勾配路であるか否かを判断する。そして、ピッチ角推定装置101は、自車両が走行中の道路が勾配路であると判断した場合、ピッチ角Pを補正する。
そのことにより、ピッチ角推定装置101は、道路の勾配の影響を受け難い、正確なピッチ角Pを出力することができる。
また、ピッチ角推定装置101は、必ずしも他のセンサと組み合わせる必要がないため、装置構成を簡略化できる。
(2B)ピッチ角推定装置101は、前記ステップ43で算出したピッチ角Pから、低周波成分、又はそれに係数を乗じた値を差し引くことで補正を行う。そのことにより、容易且つ正確に補正を行うことができる。
<その他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得る。
(1)前記第1、第2の実施形態において、低周波成分の算出に用いるフィルタを選択する処理は、以下のものであってもよい。まず、複数のフィルタのそれぞれについて、差分積算値を算出する。差分積算値とは、図13に示すように、ピッチ角Pと、フィルタを用いて算出した低周波成分LPとの差ΔPを、所定数のフレームから成る積算区間Dにおいて積算した値である。そして、複数のフィルタのうち、差分積算値が最小となるフィルタを選択する。この選択方法によれば、最適なフィルタを選択することができ、その結果、低周波成分を一層正確に算出できる。
(2)前記第1、第2の実施形態において勾配変化を推定する処理は、以下のものであってもよい。カメラ17を用いて取得した画像において、一対の車線境界線を認識する。次に、認識した一対の車線境界線を鳥瞰変換する。そして、鳥瞰変換した一対の車線境界線のうちの一方に対する他方の角度が大きいほど、勾配変化が大きいと推定する。また、各地点における勾配の情報を含む地図データに基づき、勾配変化を推定してもよい。
(3)前記第2の実施形態において、前記ステップ45の判断によらず(自車両が走行中の道路における勾配変化の大きさによらず)、前記ステップ46の補正を行ってもよい。
また、前記第2の実施形態において、前記ステップ45の判断によらず補正を行い、勾配変化の大きさ、又は低周波成分の大きさが所定の閾値を超えれば、前記第1の実施形態と同様に、ピッチ角の出力を停止するようにしてもよい。
(4)前記第1、第2の実施形態において、勾配路であるか否かの判断方法は適宜設定できる。例えば、現フレーム、又はそれを含む過去の所定数のフレームにおいて低周波成分の大きさが上限値Hを超えれば、勾配路であると判断することができる。また、現フレーム、又はそれを含む過去の所定数のフレームにおいて低周波成分の大きさが下限値L未満であれば、勾配路ではないと判断することができる。
(5)前記第1、第2の実施形態において、ピッチ角推定装置1、101は、単一のフィルタを備えており、常にそのフィルタを用いて低周波成分を算出してもよい。
(6)前記第1、第2の実施形態において、カメラ17は、自車両の後方を撮影して画像を作成してもよい。
(7)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合させたりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
(8)上述したピッチ角推定装置の他、当該ピッチ角推定装置を構成要素とするシステム、当該ピッチ角推定装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した媒体、ピッチ角推定方法等、種々の形態で本発明を実現することもできる。
1、101…ピッチ角推定装置、3…画像取得ユニット、5…移動量算出ユニット、7…ピッチ角算出ユニット、9…出力ユニット、11…低周波成分算出ユニット、12…勾配変化推定ユニット、13…出力決定ユニット、15…移動パターン判断ユニット、17…カメラ、19…白線認識装置、21…車両認識装置、23…画像、25…先行車、27、29…車線境界線、31…消失点、31S…基準消失点、33…補正判断ユニット、35…補正ユニット

Claims (12)

  1. 車両の前方又は後方を撮像した画像を取得する画像取得ユニット(3)と、
    前記画像における特徴点の上下方向での移動量を算出する移動量算出ユニット(5)と、
    前記移動量に基づき前記車両のピッチ角を算出するピッチ角算出ユニット(7)と、
    前記ピッチ角を出力する出力ユニット(9)と、
    前記ピッチ角算出ユニットが算出する前記ピッチ角における低周波成分を算出する低周波成分算出ユニット(11)と、
    前記低周波成分の大きさに基づき、前記出力ユニットによる前記ピッチ角の出力を行うか否かを決定する出力決定ユニット(13)と、
    を備えることを特徴とするピッチ角推定装置(1)。
  2. 請求項1に記載のピッチ角推定装置であって、
    前記出力ユニットが前記ピッチ角の出力を行っている状態において、前記低周波成分の大きさが、Nフレームの前記画像で連続して予め設定された上限値を越えると、前記出力決定ユニットは前記ピッチ角の出力を停止し、
    前記出力ユニットが前記ピッチ角の出力を停止している状態において、前記低周波成分の大きさが、Nフレームの前記画像で連続して予め設定された下限値未満であり、且つ、現フレームとN前のフレームとで、前記低周波成分の大きさにおける変化量が予め設定された閾値未満であると、前記出力決定ユニットは前記ピッチ角の出力を開始することを特徴とするピッチ角推定装置(N、N、Nはそれぞれ自然数)。
  3. 請求項1又は2に記載のピッチ角推定装置であって、
    前記特徴点の前記画像における移動パターンを取得し、その移動パターンが予め設定された異常パターンに該当するか否かを判断する移動パターン判断ユニット(15)を備え、
    前記出力決定ユニットは、前記移動パターンが前記異常パターンに該当すると前記移動パターン判断ユニットが判断したとき、前記ピッチ角の出力を停止することを特徴とするピッチ角推定装置。
  4. 車両の前方又は後方を撮像した画像を取得する画像取得ユニット(3)と、
    前記画像における特徴点の上下方向での移動量を算出する移動量算出ユニット(5)と、
    前記移動量に基づき前記車両のピッチ角を算出するピッチ角算出ユニット(7)と、
    前記ピッチ角を出力する出力ユニット(9)と、
    前記ピッチ角算出ユニットが算出する前記ピッチ角における低周波成分を算出する低周波成分算出ユニット(11)と、
    前記低周波成分算出ユニットが算出した前記低周波成分を用いて、前記ピッチ角算出ユニットが算出した前記ピッチ角における低周波成分を低減する補正を行う補正ユニット(35)と、
    を備え、
    前記出力ユニットは、前記補正ユニットにより補正した後の前記ピッチ角を出力することを特徴とするピッチ角推定装置(101)。
  5. 請求項4に記載のピッチ角推定装置であって、
    前記補正ユニットは、前記ピッチ角算出ユニットが算出した前記ピッチ角から、前記低周波成分、又はそれに係数を乗じた値を差し引くことで補正を行うことを特徴とするピッチ角推定装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のピッチ角推定装置であって、
    前記移動量算出ユニットは、前記特徴点のオプティカルフローを用いて前記移動量を算出することを特徴とするピッチ角推定装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のピッチ角推定装置であって、
    前記ピッチ角算出ユニットは、0より大きい忘却係数を設定した積分器を用いて前記移動量を積算することにより前記ピッチ角を算出することを特徴とするピッチ角推定装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のピッチ角推定装置であって、
    前記低周波成分算出ユニットは、前記ピッチ角算出ユニットが算出する前記ピッチ角に対し、有限インパルス応答フィルタ又は無限インパルス応答フィルタであるフィルタを用いてフィルタリングを行うことで前記低周波成分を算出することを特徴とするピッチ角推定装置。
  9. 請求項8に記載のピッチ角推定装置であって、
    前記低周波成分算出ユニットは、時定数が異なる複数の前記フィルタを備え、その複数のフィルタの中から選択したフィルタを用いることを特徴とするピッチ角推定装置。
  10. 請求項9に記載のピッチ角推定装置であって、
    前記車両が走行中の道路における勾配変化を推定する勾配変化推定ユニット(12)を備え、
    前記勾配変化推定ユニットで推定した前記勾配変化が大きいほど、前記低周波成分算出ユニットは、時定数が小さい前記フィルタを選択することを特徴とするピッチ角推定装置。
  11. 請求項10に記載のピッチ角推定装置であって、
    前記勾配変化推定ユニットは、前記画像における他の車両の上下動、又は前記画像に表示された車線境界線の形状に基づき前記勾配変化を推定することを特徴とするピッチ角推定装置。
  12. 請求項9に記載のピッチ角推定装置であって、
    前記低周波成分算出ユニットは、前記ピッチ角算出ユニットにより算出した前記ピッチ角と、前記フィルタを用いて算出した前記低周波成分との差の所定数のフレームにおける積算値が最小となるように、前記フィルタを選択することを特徴とするピッチ角推定装置。
JP2015155898A 2015-08-06 2015-08-06 ピッチ角推定装置 Active JP6416712B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015155898A JP6416712B2 (ja) 2015-08-06 2015-08-06 ピッチ角推定装置
US15/230,208 US10037470B2 (en) 2015-08-06 2016-08-05 Pitch angle estimation apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015155898A JP6416712B2 (ja) 2015-08-06 2015-08-06 ピッチ角推定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017034623A JP2017034623A (ja) 2017-02-09
JP6416712B2 true JP6416712B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=57989047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015155898A Active JP6416712B2 (ja) 2015-08-06 2015-08-06 ピッチ角推定装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10037470B2 (ja)
JP (1) JP6416712B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6975945B2 (ja) * 2016-02-24 2021-12-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 判定装置、判定方法、プログラムおよびプログラムを記録した記録媒体
JP6889005B2 (ja) 2017-04-05 2021-06-18 株式会社Soken 道路パラメータ推定装置
CN109086650B (zh) * 2017-06-14 2022-04-12 现代摩比斯株式会社 校准方法和校准设备
JP7005978B2 (ja) * 2017-07-19 2022-02-10 日産自動車株式会社 軌跡推定方法及び軌跡推定装置
JP7044513B2 (ja) * 2017-10-23 2022-03-30 株式会社Soken 道路認識装置
JP6756327B2 (ja) * 2017-11-10 2020-09-16 株式会社Soken 姿勢検出装置、及び姿勢検出プログラム
KR102485378B1 (ko) * 2018-09-05 2023-01-05 현대자동차주식회사 차량 및 그 제어방법

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3765862B2 (ja) * 1996-02-15 2006-04-12 本田技研工業株式会社 車両用環境認識装置
JPH1137730A (ja) * 1997-07-18 1999-02-12 Nissan Motor Co Ltd 道路形状推定装置
US6282496B1 (en) * 1999-10-29 2001-08-28 Visteon Technologies, Llc Method and apparatus for inertial guidance for an automobile navigation system
JP2001216519A (ja) * 2000-02-04 2001-08-10 Fujitsu Ltd 交通監視装置
US6535114B1 (en) 2000-03-22 2003-03-18 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method and apparatus for environment recognition
JP2005300294A (ja) * 2004-04-09 2005-10-27 Denso Corp 道路形状検出装置および道路形状検出方法
US8164628B2 (en) * 2006-01-04 2012-04-24 Mobileye Technologies Ltd. Estimating distance to an object using a sequence of images recorded by a monocular camera
US8462988B2 (en) * 2007-01-23 2013-06-11 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Method and system for universal lane boundary detection
US20090140887A1 (en) * 2007-11-29 2009-06-04 Breed David S Mapping Techniques Using Probe Vehicles
JP5267794B2 (ja) * 2008-12-26 2013-08-21 株式会社リコー 画像処理装置及び車載カメラ装置
JP4887400B2 (ja) * 2009-05-27 2012-02-29 本田技研工業株式会社 車両周辺監視装置
JP2011130262A (ja) * 2009-12-18 2011-06-30 Honda Motor Co Ltd 車両の周辺監視装置
JP2013213792A (ja) * 2012-04-04 2013-10-17 Toyota Motor Corp 路面状態推定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017034623A (ja) 2017-02-09
US10037470B2 (en) 2018-07-31
US20170039433A1 (en) 2017-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6416712B2 (ja) ピッチ角推定装置
JP6130809B2 (ja) 車線認識装置
JP6158779B2 (ja) 画像処理装置
JP5895955B2 (ja) 車線境界線検出装置
WO2015125298A1 (ja) 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
JP4155780B2 (ja) 画像処理方法
JP6462557B2 (ja) 車両ピッチ角推定装置
CN112862899B (zh) 用于图像获取设备的外参标定方法、装置和系统
JP2010191661A (ja) 走行路認識装置、自動車及び走行路認識方法
WO2014002692A1 (ja) ステレオカメラ
JP2014107697A (ja) 車載用制御装置
KR102521656B1 (ko) 객체를 인식하는 방법 및 장치
JP2020067698A (ja) 区画線検出装置及び区画線検出方法
JP6105524B2 (ja) 走行区画線認識装置及び走行区画線認識プログラム
JP2017058274A (ja) 計測装置、方法及びプログラム
CN114550042A (zh) 一种道路消失点提取方法、车载传感器标定方法及装置
JP2005214914A (ja) 移動速度検出装置および移動速度検出方法
JP6299651B2 (ja) 画像処理装置
JP6398218B2 (ja) 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
JP5936527B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP7169075B2 (ja) 撮像制御装置および撮像制御方法
EP3435286A1 (en) Imaging control device and imaging control method
JP6398217B2 (ja) 自己位置算出装置及び自己位置算出方法
JP2017020942A (ja) 推定装置及び推定プログラム
JP5493705B2 (ja) 車両位置検出装置、車両位置検出方法、及び車両位置検出プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180809

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181004

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6416712

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250