JP6416634B2 - 溶銑鍋における脱珪および脱硫方法 - Google Patents
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Description
特許文献1は、インジェクションランス及び酸素ランスを用いて容器内の溶銑の脱珪脱硫を行うに際し、脱珪処理から脱硫処理の切り替え時にスラグを除去することなく精錬を行うことを目的としたものである。この特許文献1では、Siが0.25%以上含有する溶銑を取鍋に装入して、取鍋内の溶銑に酸素ランスから酸素を吹き付けると共にインジェクションランスから酸素ランスの方向に撹拌用ガスおよび精錬剤を吹き込むことで、溶銑の脱珪及び脱硫を行う溶銑の精錬方法であって、精錬剤を脱珪材から脱硫剤に切り替えて、脱珪から脱硫に移行する際のスラグ組成がC/S=0.5〜1.0、T.Fe≦15%の範囲となるように調整している。
特許文献2は、中間除滓を行うことなく脱珪脱硫を行うことが開示されているものの、脱珪酸素効率及び脱硫石灰効率の向上があったのか否か等の定量的な説明がなされていない。また、溶銑にAlを添加することについて、添加量の規定等が示されていない。それゆえ、特許文献2を用いたとしても脱珪および脱硫処理を十分に効率的に行えないのが実情である。
特許文献4は、脱珪や脱燐処理を行うにあたって、溶銑鍋を傾動することが開示されているものの、傾動する条件が十分に示されておらず、さらに、インジェクションランス等の条件についても十分に示されていないため、少なくとも脱珪を十分に行うことができないのが実情である。
本発明の技術的手段は、溶銑予備処理における精錬容器として溶銑鍋を用いて脱珪および脱硫を行う方法において、前記溶銑鍋に挿入されたランスに対する当該溶銑鍋の傾斜角度θ(°)を式(1)の範囲で傾斜させ、脱珪処理を行うにあたっては、当該脱珪処理開始時に前記溶銑鍋の上部に設置した投入装置からT.Fe=50〜80質量%を含む酸化鉄を1.0〜22.2kg/t投入し、前記溶銑鍋の中央側に配置した酸素ランスの高さを0.65〜1.50mとすると共に、前記酸素ランスの酸素ガス流量を0.15〜0.30Nm3/min・tとして酸素ガスを吹きつけ、さらに、前記酸素ランスの側部に配置したインジェクションランスを溶銑に浸漬して、前記インジェクションランスの吐出角度αを、式(2)を満たす角度にすると共に、インジェクションランスの浸漬深さを1.5〜2.0mとし、前記インジェクションランスの窒素ガス流量を0.0056〜0.020Nm3/min・tとして、前記窒素ガスと共にCaO、或いは、CaO及び酸化鉄の混合粉体を吹き込むことにより、当該脱珪処理を行い、脱硫処理を行うにあたっては、前記酸素ランスによる酸素の供給を停止した後、前記インジェクションランスを浸漬させたまま、前記投入装置から、AlをAl純分換算で式(3)の範囲で投入し、前記インジェクションランスの吐出角度α(°)を、式(2)を満たす角度に維持しつつ、前記インジェクションランスの浸漬深さを1.5〜2.0mとし、前記インジェクションランスの窒素ガス流量を0.0056〜0.020Nm3/min・tとして、前記窒素ガスと共にCaO及びMgの混合粉体をMg重量が0.030〜0.165kg/min・tの速度で吹き込むことにより、当該脱硫処理を行い、前記脱硫処理後に前記溶銑鍋を傾斜させ、スラグドラッガーにてスラグを排さいすることを特徴とする。
0≦α≦θ+20 ・・・(2)
0.5×ΔSi≦Al純分換算投入量(kg/t)≦1.5×ΔSi ・・・(3)
ただし、ΔSi=脱珪処理前Si(質量%)−脱珪処理後目標Si(質量%)
本発明の溶銑鍋における脱珪および脱硫方法は、高炉等で製造された溶銑を、溶銑鍋に装入して、当該溶銑の脱珪処理や脱硫処理を行うものである。言い換えれば、本発明は、溶銑の脱りん処理前に行われる溶銑予備処理プロセスにおいて、実施される脱珪や脱硫を対象としたものである。
まず、精練処理設備について説明する。
精練処理設備1は、溶銑鍋2を据え付け且つ据え付けられた溶銑鍋2を傾動する傾動装置3と、排ガス等の集塵を行う集塵装置4と、据え付けられた溶銑鍋2に上部から酸化鉄源等の投入を行う投入装置5と、酸素を吹き付ける酸素ランス6と、精練材等の吹き込みを行うインジェクションランス7とを備えている。
傾動装置3は、ランス(酸素ランス6、インジェクションランス7)に対して溶銑鍋2を傾動させる装置であって、溶銑鍋2を据え付け可能で且つ傾動自在な溶銑鍋と、この伸縮する伸縮機構(例えば、油圧シリンダ)11とを備えている。この傾動装置3では、台車10或いは溶銑鍋2にシャックル(被係合部)12を設けると共に、このシャックル12に油圧シリンダ11の先端に設けられたフック(係合部)13を係合して、油圧シリンダ11を伸縮させることによって、台車10上の溶銑鍋2を傾動することができる。なお、傾動装置3は、上述した例に限定されない。
酸素ランス6は、パイプ状に形成され且つ下端側にノズル孔が2〜6個形成されたもので、上部から供給された溶銑の湯面へ酸素ジェットを吹き付けることができる装置である。この酸素ランス6は、溶銑鍋2を水平にした状態において当該溶銑鍋2の幅方向の中央部に設置されている。なお、酸素ランスのノズル孔の個数は一般的な数である。
る。このインジェクションランス7は、酸素ランス6の側方であって、溶銑鍋2を傾動する側とは反対側に配置されている。以降、説明の便宜上、溶銑鍋2が傾動した際に当該溶銑鍋2の縁が下がる側のことを「傾動側」といい、傾動側と反対側のことを「非傾動側」ということがある。
以下、溶銑鍋における脱珪および脱硫方法について詳しく説明する。
3.0≦θ≦9.0 ・・・(1)
ここで、溶銑鍋の傾斜角度θは、溶銑鍋が水平に置かれた状態(溶銑鍋の上端が床面等に対して水平となっている状態)を0°とし、この水平ラインL1に対する溶銑鍋の上端のなす角度のことである。傾斜角度θ(°)は、例えば、フック13をシャックル12に係合して油圧シリンダ11を伸縮することにより傾動させる場合、油圧シリンダ11の縮むストローク、即ち、フック13の上昇ストロークと、溶銑鍋の寸法によって幾何学的に求めることが可能である。
また、脱珪処理では、当該脱珪処理開始時に投入装置からT.Fe=50〜80質量%を含む酸化鉄を1.0〜22.2kg/t投入する。ここで、脱珪処理で用いられる酸化鉄は、一般的に製鉄所内で発生するミルスケール等を整粒して乾燥させたもの、或いは、焼結鉱のペレット粉である。この他に、酸化鉄として、鉄鉱石の塊や粉なども使用することがある。
0≦α≦θ+20 ・・・(2)
インジェクションランス7の吐出角度αは、インジェクションランス7と直交する方向(水平方向)の軸を「X軸」としたうえで、このX軸と、インジェクションランス7の吐出口16の軸芯とのなす角である。ここで、吐出角度αは、インジェクションランス7の内部に設けたパイプの角度(吐出口16の角度)を変更することで変更することができる。なお、吐出角度αが異なるインジェクションランス7、即ち、パイプの角度が異なるインジェクションランス7を数種類準備して、各インジェクションランス7毎に吹込みを行うことで、角度に対する脱珪及び脱硫処理における反応効率の検証を行うことが可能である。
詳しくは、脱珪処理後、酸素ランスは上昇させて気体酸素の供給をストップし、インジェクションランス7内の精練材を脱珪材から脱硫材に切り替える。脱硫材として、CaO(生石灰、焼石灰)及びMgを含む混合粉体を用いる。例えば、CaO源である生石灰(焼石灰)と、Mg源である250μm程度の粒度の金属Mgとを予め規定の比率で混合した混合粉体を脱硫材とする。金属Mgを混合することによって、一般的に溶銑内にてMg蒸気と溶銑中のSとの反応によるトランジトリ反応が進行し、その後、スラグーメタル界面にて、「MgS+CaO→CaS+MgO」の反応が起こり、脱硫スラグ内に化学ポテンシャル的に安定な化合物であるCaSが固定化され、復硫防止が可能となる。脱硫石灰効率を向上させるには、このトランジトリ反応と、スラグへのCaSの固定化が重要となる。なお、不活性キャリアガスは、窒素ガスであって、脱珪処理と同じである。
0.5×ΔSi≦Al純分換算投入量(kg/t)≦1.5×ΔSi ・・・(3)
ただし、ΔSi=処理前Si(質量%)−処理後目標Si(質量%)
例えば、アルミニウムとしてAlドロスを投入する。このAlドロスは、アルミ精錬時に発生するAl純度の低い副産物で一般的に公知ある。Alドロスとして、特開2000−313911号公報等に開示されている。
とである。例えば、Alドロスと金属AlとをAl源として投入した場合、Al純分換算投入量は、Alドロスの投入原単位(kg/t)×Alドロス中のAl濃度(重量%)と、金属Alの投入原単位(kg/t)×金属AlのAl濃度(重量%)の総和で計算される量である。
まず、処理前のSi値については、脱珪処理を行う前に取鍋内の溶銑をサンプリングし、分析を行った。分析においては、サンプルの表面を研磨し、蛍光X線分析にてSi値を測定した。次に、例えば、目標とする処理後Si値(処理後目標Si)を、0.20〜0.30%の範囲内となるように設定する。
一方、Al純分換算投入量が大きくなるにつれFeOを還元し復硫を防止できるため脱硫石灰効率が向上する。脱硫石灰効率は、ある程度の値で飽和してくる。具体的には、1.5×ΔSiを上回る場合には、これ以上投入しても脱硫石灰効率は上がらず、Alは脱酸に寄与せず溶銑中に溶存するか、スラグ中にAlとして懸濁する結果となる。
吐出角度αが0より小さい(マイナス)の場合は、紛体を水平方向より上部へ吹き上げることとなり、当然ながらインジェクションランス7による紛体と溶銑との接触時間が短くなることによって脱硫石灰効率の低下を招いてしまう。一方、吐出角度αがθ+20°より大きい場合は、紛体を吹込んだ際にその紛体が溶銑鍋の底部へ接触する量が増加する。その結果、溶銑鍋の底部へ紛体が付着しやすくなり溶銑と反応せず、供給された紛体がインプットに対してロスすることとなり、結果的に脱硫石灰効率の低下を招いてしまう。
030kg/min・t未満の場合は、Mg蒸気によるトランジトリ反応が促進されず脱硫石灰効率の低下を招くことがある。一方、吹き込むMg重量の速度を0.165kg/min・tより大きくすると、インジェクションランス7によって吹き込まれたMg粉体の一部が溶銑と反応せずそのまま溶銑鍋上へ吹き抜けてしまい、排ガスと共に集塵されて、結果として脱硫石灰効率が低下してしまうという場合がある。
精錬容器は、溶銑用の溶銑鍋を用いた。溶銑鍋の半径は1.34mである。処理時の溶銑量は、87.5〜96.0ton、溶銑温度は、1290〜1400℃とした。溶銑の炭素濃度は、4.5〜4.8質量%、溶銑のSi濃度は、0.40〜0.90質量%、溶
銑のS濃度は、0.011〜0.040質量%とした。
脱珪処理では、脱珪材を構成する粉体として、CaOを含むもの、或いは、CaOと酸化鉄とを混合した混合粉体を用いた。混合粉体では、粉体比率は、CaO:酸化鉄=50:50とした。また、脱珪材として、混合粉体を用いない場合は、CaO:酸化鉄=100:0とした。脱珪材の吹込量は、処理前のSi濃度に応じて0.6〜4.3kg/tの範囲で当業者常法の副原料制御により決定した。
除さい処理では、脱硫処理後に、スラグドラッガーにより脱硫スラグの状況に応じて溶銑鍋の角度を10〜30°まで傾斜させ、当業者常法の操作手順にて除さいした。
なお、実施例において、脱珪処理から脱硫処理へ移行した場合も、インジェクションランスの吐出角度αは、式(2)を満たす角度にした。インジェクションランスの吐出角度αは、脱珪処理から脱硫処理に移行する場合に当該脱珪処理と同じ角度に維持することが望ましい。
また、脱硫石灰効率(ηS)は、脱硫剤の与えた石灰分に対して溶銑中[S]との反応に使用された石灰分の割合を示すもので、式(4)により求めることができる。なお、石灰系脱硫剤と反応する場合、反応式はCaO+Mg+S=CaS+MgOで表されることから、石灰が効果的に脱硫反応に寄与したかを表す指標として、脱硫石灰効率(ηS)を採用した。
また、比較例38〜41では、脱珪処理開始時に投入する酸化鉄のT.Feが50質量%未満或いは80質量%を超え、比較例42〜45では、酸化鉄の投入量が1.0kg/t未満或いは22.2kg/tを超え、比較例46〜49では、酸素ランスの高さが0.65m未満或いは1.50mを超え、比較例50〜53では、酸素ガス流量が0.15Nm3/min・t未満或いは0.30Nm3/min・tを超えた。そのため、比較例38〜53では、脱珪酸素効率は40%未満となった。
比較例66、67では、窒素ガス流量が0.0056Nm3/min・t未満であるため、ノズル閉鎖が発生して、脱珪処理は中断となった。比較例68、69では、窒素ガス流量が0.020Nm3/min・tを超えているため、脱珪酸素効率は40%未満となった。
比較例78〜81では、脱硫処理において、インジェクションランスの浸漬深さが1.5m未満或いは2.0mを超えたため、脱硫石灰効率は6%未満となった。比較例82、83では、脱硫処理において、窒素ガス流量が0.0056Nm3/min・t未満であるため、ノズル閉鎖が発生して、脱珪処理は中断となった。比較例84、85では、脱硫処理において、窒素ガス流量が0.020Nm3/min・tを超えているため、脱硫石灰効率は6%未満となった。
なお、表1〜表6において、処理後[Si]が処理後目標[Si]と一致していないケースがあるが、処理後目標[Si]は処理前に設定する値であって実操業では、当該表に示した結果になることがある。しかしながら、脱硫処理の評価は、処理後[Si]の値そのものではなく、脱硫石灰効率で行っているため、Alの投入による影響を適正に評価することができる。
実施でき、かつ溶銑鍋を傾斜して連続的に処理することにより、効率的にスラグを溶銑鍋より排出ができて生産性も向上させることができる。
なお、今回開示された実施形態において、明示的に開示されていない事項、例えば、運転条件や操業条件、各種パラメータ、構成物の寸法、重量、体積などは、当業者が通常実施する範囲を逸脱するものではなく、通常の当業者であれば、容易に想定することが可能な事項を採用している。
2 溶銑鍋
3 傾動装置
4 集塵装置
5 投入装置
6 酸素ランス
7 インジェクションランス
10 台車
11 伸縮機構
12 シャックル(被係合部)
13 フック(係合部)
14 スラグドラッガー
15 スラグピット
16 吐出口
Claims (1)
- 溶銑予備処理における精錬容器として溶銑鍋を用いて脱珪および脱硫を行う方法において、
前記溶銑鍋に挿入されたランスに対する当該溶銑鍋の傾斜角度θ(°)を式(1)の範囲で傾斜させ、
脱珪処理を行うにあたっては、当該脱珪処理開始時に前記溶銑鍋の上部に設置した投入装置からT.Fe=50〜80質量%を含む酸化鉄を1.0〜22.2kg/t投入し、前記溶銑鍋の中央側に配置した酸素ランスの高さを0.65〜1.50mとすると共に、前記酸素ランスの酸素ガス流量を0.15〜0.30Nm3/min・tとして酸素ガスを吹きつけ、
さらに、前記酸素ランスの側部に配置したインジェクションランスを溶銑に浸漬して、前記インジェクションランスの吐出角度αを、式(2)を満たす角度にすると共に、インジェクションランスの浸漬深さを1.5〜2.0mとし、前記インジェクションランスの窒素ガス流量を0.0056〜0.020Nm3/min・tとして、前記窒素ガスと共にCaO、或いは、CaO及び酸化鉄の混合粉体を吹き込むことにより、当該脱珪処理を行い、
脱硫処理を行うにあたっては、前記酸素ランスによる酸素の供給を停止した後、前記インジェクションランスを浸漬させたまま、前記投入装置から、AlをAl純分換算で式(3)の範囲で投入し、前記インジェクションランスの吐出角度α(°)を、式(2)を満たす角度に維持しつつ、前記インジェクションランスの浸漬深さを1.5〜2.0mとし、前記インジェクションランスの窒素ガス流量を0.0056〜0.020Nm3/min・tとして、前記窒素ガスと共にCaO及びMgの混合粉体をMg重量が0.030〜0.165kg/min・tの速度で吹き込むことにより、当該脱硫処理を行い、
前記脱硫処理後に前記溶銑鍋を傾斜させ、スラグドラッガーにてスラグを排さいする
ことを特徴とする溶銑鍋における脱珪および脱硫方法。
3.0≦θ≦9.0 ・・・(1)
0≦α≦θ+20 ・・・(2)
0.5×ΔSi≦Al純分換算投入量(kg/t)≦1.5×ΔSi ・・・(3)
ただし、 ΔSi=脱珪処理前Si(質量%)−脱珪処理後目標Si(質量%)
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