JP6416050B2 - 苗植付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、乗用型田植機や歩行型田植機に備えられる苗植付装置において、苗のせ台の支持構造に関する。
苗植付装置について特許文献1では、左右方向に沿った摺動面部(特許文献1の図3及び図4の46)を苗のせ台に備え、摺動部材(特許文献1の図3及び図4の51)を、苗植付装置の固定部に備えている。
これによって、摺動部材と摺動面部とが接触することにより、苗のせ台が苗植付装置の固定部に支持されるのであり、摺動部材と摺動面部とが摺動することにより、苗のせ台が横送り機構により左右方向に往復横送り駆動される。
特開2007−104990号公報
特許文献1では、苗のせ台が左右方向に往復横送り駆動されると、摺動部材と摺動面部とが接触して摺動するので、摺動部材が摩耗する。これにより、作業時間の積算値に基づいて、摺動部材を定期的に新品の摺動部材に交換する必要がある。
本発明は、苗植付装置において、苗のせ台が横送り機構により左右方向に往復横送り駆動される際に苗のせ台を支持する摺動部材の交換の回数を減らすことを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、苗植付装置において次のように構成することにある。
左右方向に沿った摺動面部を、苗植付装置の固定部又は苗のせ台のうちの一方に備え、摺動部を備えた摺動部材を、苗植付装置の前記固定部又は前記苗のせ台のうちの他方に備えて、
前記摺動部材の摺動部と前記摺動面部とが接触して摺動することにより、前記苗のせ台が苗植付装置の前記固定部に支持されながら、横送り機構により左右方向に往復横送り駆動されるように構成し、
複数の前記摺動部を互いに向きが異なるように前記摺動部材に備えて、複数の前記摺動部のうちの所望の摺動部が前記摺動面部に接触するように、前記摺動部材の姿勢を変更自在に構成している。
(作用及び発明の効果)
苗のせ台において、摺動部材と摺動面部とが接触して摺動する場合、摺動部材の全ての部分が同時に摩耗するのではなく、摺動部材において摺動面部に接触している部分が摩耗する。
本発明の第1特徴によると、複数の摺動部を互いに向きが異なるように摺動部材に備えて、摺動部材の複数の摺動部のうちの所望の摺動部が摺動面部に接触するように、摺動部材の姿勢を変更自在に構成している。
これにより、摺動面部に接触している摺動部材の摺動部が摩耗した場合、摺動部材の摺動部と摺動面部とを離し、摺動部材の姿勢を変更して、摺動部材の別の摺動部を摺動面部に接触させればよい。
以上のようにして、摺動部材の摺動部を変更して使用していき、摺動部材の全ての摺動部が摩耗した場合、新品の摺動部材に交換すればよいので、一つの摺動部材を長く使用することができるのであり、特許文献1のように摺動部材が摩耗するごとに新品の摺動部材に交換する必要がなく、苗植付装置のランニングコストを抑えることができる。
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の苗植付装置において次のように構成することにある。
左右方向に沿ったレール部材を、苗植付装置の前記固定部又は前記苗のせ台のうちの一方に備え、支持部材を、苗植付装置の前記固定部又は前記苗のせ台のうちの他方に備えて、
前記支持部材と前記レール部材とが接触することにより、側面視で前記苗のせ台の苗の縦送り方向に沿う方向で前記苗のせ台が支持されるように構成し、
前記摺動部材の摺動部と前記摺動面部とが接触することにより、側面視で前記苗のせ台の苗の縦送り方向と交差する方向で前記苗のせ台が支持されるように構成して、
前記支持部材と前記レール部材、並びに、前記摺動部材の摺動部と前記摺動面部により、前記苗のせ台が苗植付装置の前記固定部に支持されながら、前記横送り機構により左右方向に往復横送り駆動されるように構成している。
(作用及び発明の効果)
苗植付装置では、苗のせ台が側面視で斜めに配置されている。
これにより、側面視で苗のせ台の苗の縦送り方向に沿う方向、及び側面視で苗のせ台の苗の縦送り方向と交差する方向の2方向で、苗のせ台を支持するように構成することがあり、この構成では、側面視で苗のせ台の苗の縦送り方向に沿う方向に、苗のせ台の重量の多くが掛かる状態となる。
本発明の第2特徴によると、支持部材及びレール部材により、側面視で苗のせ台の苗の縦送り方向に沿う方向で苗のせ台を支持し、摺動部材(摺動部)及び摺動面部により、側面視で苗のせ台の苗の縦送り方向と交差する方向で苗のせ台を支持している。
この場合に、前述のように側面視で苗のせ台の苗の縦送り方向に沿う方向に、苗のせ台の重量の多くが掛かる状態となり、側面視で苗のせ台の苗の縦送り方向と交差する方向には、苗のせ台の重量の多くが掛からない状態となるので、前項[I]に記載のような摺動部材の摺動部と摺動面部とを離して摺動部材の姿勢を変更する作業が、苗のせ台の重量の多くが掛からない状態で比較的容易に行える。
[III]
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第2特徴の苗植付装置において次のように構成することにある。
前記支持部材及び前記摺動部材を苗植付装置の前記固定部に備え、前記レール部材及び前記摺動面部を前記苗のせ台に備えて、
側面視で前記苗のせ台の苗の縦送り方向と交差する方向の平面部と、側面視で前記平面部の前記苗のせ台側の端部から上側に延出された後面部と、側面視で前記後面部の上部から前記苗のせ台とは反対側に延出された上面部とを、前記レール部材に備えて、前記平面部、前記後面部及び前記上面部を左右方向に沿って延出しており、
前記支持部材と前記平面部とが接触し、
前記摺動部材が側面視で前記苗のせ台の前側から前記上面部と前記平面部との間に入り込んで、前記摺動部材の摺動部と前記後面部とが接触しており、前記後面部が前記摺動面部である。
(作用及び発明の効果)
前項[II]に記載のように、支持部材及びレール部材により、側面視で苗のせ台の苗の縦送り方向に沿う方向で苗のせ台を支持し、摺動部材(摺動部)及び摺動面部により、側面視で苗のせ台の苗の縦送り方向と交差する方向で苗のせ台を支持する場合、本発明の第3特徴によると、レール部材に摺動面部(後面部)が備えられているので、レール部材と摺動面部(後面部)との共用化による構造の簡素化を図ることができる。
本発明の第3特徴によると、摺動部材が側面視で苗のせ台の前側からレール部材の上面部と平面部との間に入り込んで、摺動部材の摺動部とレール部材の後面部(摺動面部)とが接触しており、摺動部材の摺動部とレール部材の後面部(摺動面部)との接触部分が、レール部材の上面部及び平面部により囲まれた状態となっている。
これにより、摺動部材の摺動部とレール部材の後面部(摺動面部)との接触部分が保護された状態となるので、摺動部材の一つの摺動部の寿命(摺動部材の姿勢を変更して、摺動部材の別の摺動部を摺動面部に接触させるまでの作業時間)を長くすることができる。
[IV]
(構成)
本発明の第4特徴は、本発明の第2又は第3特徴の乗用型田植機において次のように構成することにある。
前記支持部材が、側面視で前記苗のせ台の苗の縦送り方向と交差する方向の軸芯周りに回転自在な回転体であり、
前記支持部材が前記レール部材に接触して回転することにより、側面視で前記苗のせ台の苗の縦送り方向に沿う方向で前記苗のせ台が支持されるように構成している。
(作用及び発明の効果)
前項[II]に記載のように、支持部材及びレール部材により、側面視で苗のせ台の苗の縦送り方向に沿う方向で苗のせ台を支持する場合、本発明の第4特徴によると、支持部材を側面視で苗のせ台の苗の縦送り方向と交差する方向の軸芯周りに回転自在な回転体としている。
これにより、支持部材がレール部材に接触して回転することによって、苗のせ台が横送り機構により左右方向に円滑に往復横送り駆動されるようになる。
[V]
(構成)
本発明の第5特徴は、本発明の第1〜第4特徴の苗植付装置のうちのいずれか一つにおいて次のように構成することある。
前記摺動部材を回転自在に支持し、前記摺動部材の外周部に複数の前記摺動部を備えて、前記摺動部材を回転させることにより前記摺動部材の姿勢を変更するように構成している。
(作用及び発明の効果)
摺動部材の姿勢を変更して摺動部材の別の摺動部を摺動面部に接触させる場合、本発明の第5特徴によると、摺動部材が苗植付装置の固定部又は苗のせ台に取り付けられた状態で、摺動部材を回転させて摺動部材の姿勢を変更することができる。
これにより、摺動部材を苗植付装置の固定部又は苗のせ台から取り外し、摺動部材の姿勢を変更して、再び摺動部材を苗植付装置の固定部又は苗のせ台に取り付けるというようなことを行う必要がない。
[VI]
(構成)
本発明の第6特徴は、本発明の第5特徴の苗植付装置において次のように構成することにある。
前記摺動部材の回転軸芯が、側面視で前記苗のせ台の苗の縦送り方向に沿ったものである。
(作用及び発明の効果)
例えば、作業者が苗植付装置(苗のせ台)の前側から摺動部材に接近して摺動部材を回転させようとした場合、本発明の第6特徴のように、摺動部材の回転軸芯が側面視で苗のせ台の苗の縦送り方向に沿ったものであると、作業者にとって摺動部材が持ち易く、摺動部材の回転操作も比較的容易に行える。
特に前項[II]に記載のように、摺動部材及び摺動面部により、側面視で苗のせ台の苗の縦送り方向と交差する方向で苗のせ台を支持する場合、摺動部材の回転軸芯が側面視で苗のせ台の苗の縦送り方向に沿ったものであると、摺動部材の回転軸芯に対して交差する方向から苗のせ台の重量が掛かる状態となるので、摺動部材が苗のせ台の重量を充分な強度で支持することができる。
[VII]
(構成)
本発明の第7特徴は、本発明の第5又は第6特徴の乗用型田植機において次のように構成することにある。
前記摺動部材を、前記摺動部材の回転軸芯の方向から視て三角形状に構成している。
(作用及び発明の効果)
摺動部材を六角形や八角形のように多角形に構成していくと、摺動部材の一つの摺動部の長さが短いものになるので、摺動部材の一つの摺動部と摺動面部とが接触して摺動する状態において、摺動面部との摩擦力により摺動部材が回転して、摺動部材の別の摺動部と摺動面部とが接触するような状態になる可能性がある。
本発明の第7特徴によると、摺動部材を三角形状とすることにより、摺動部材の一つの摺動部の長さが比較的長いものになるので、摺動部材の一つの摺動部と摺動面部とが接触して摺動する状態において、摺動面部との摩擦力により摺動部材が回転して、摺動部材の別の摺動部と摺動面部とが接触するような状態は生じ難い。
これによって、摺動部材が回転することにより、摺動部材の摺動部と摺動部との間の角部が摺動面部をこすりながら移動するというような状態も生じ難いので、摺動部材や摺動面部の破損を防止することができる。
乗用型田植機の全体側面図である。 苗植付装置の平面図である。 苗植付装置の正面図である。 苗のせ台の下部の付近の左の側面図である。 苗のせ台の下部の付近の右の側面図である。 支持レール、下レール部材及び支持ユニットの付近の縦断側面図である。 支持レール、下レール部材及び支持ユニットの付近の縦断正面図である。 支持レール、下レール部材及び支持ユニットの付近の横断平面図である。 支持レール、下レール部材及び抑え部材の付近の縦断正面図である。 抑え部材の斜視図である。 支持レール、下レール部材及び支持ユニットの分解斜視図である。
図1〜図6において、Fは機体の「前方向」を示し、Bは機体の「後方向」を示し、Uは機体の「上方向」を示し、Dは機体の「下方向」を示している。機体の前に向いた状態において、Rは機体の「右方向」を示し、Lは機体の「左方向」を示している。
[1]
乗用型田植機の全体構成について説明する。
図1に示すように、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2を備えた機体の後部に、リンク機構3及びリンク機構3を昇降駆動する油圧シリンダ4が備えられており、リンク機構3の後部に6条植え型式の苗植付装置5が支持されて、乗用型田植機が構成されている。
図1及び図2に示すように、苗植付装置5は、1個のフィードケース6、フィードケース6に連結されて左右方向に延出された支持フレーム7、支持フレーム7に左右方向に所定間隔を置いて連結されて後側に延出された3個の植付伝動ケース8、植付伝動ケース8の後部の右及び左側部に回転自在に支持された回転ケース9、回転ケース9の両端に備えられた一対の植付アーム10、接地フロート11及び苗のせ台12等を備えて、6条植え型式に構成されている。
図1,2,4に示すように、機体の前部に備えられたエンジン13の動力が伝動軸14を介してフィードケース6に伝達され、フィードケース6の動力が、カバー55で覆われた伝動軸15を介して植付伝動ケース8に伝達されて、回転ケース9が回転駆動される。これにより、後述する[2]に記載のように、苗のせ台12が左右方向に往復横送り駆動されるのに伴って、回転ケース9が回転駆動され、苗のせ台12から植付アーム10が交互に苗を取り出して田面に植え付ける。
図3及び図4に示すように、苗のせ台12の6個の苗のせ面の各々に、ベルト型式の縦送り機構16が備えられている。後述する[2]に記載のように、苗のせ台12が左右方向に往復横送り駆動されている途中では、苗のせ台12の苗が下方に落ちないように、縦送り機構16は停止して苗のせ台12の苗を支持している。
図3及び図4に示すように、苗のせ台12が往復横送り駆動のストロークエンドに達すると、縦送り機構16が所定角度だけ回転駆動されて、苗のせ台12の苗が下側に送られる(図6及び図9に示す苗のせ台12の苗の縦送り方向A1を参照)。この場合、苗のせ台12の苗の縦送り方向A1は、側面視で苗のせ台12の苗のせ面に沿った下側及び後側への斜め方向となる)。
[2]
次に、苗のせ台12の往復横送り駆動の構造、及び縦送り機構16の駆動の構造について説明する。
図2及び図4に示すように、フィードケース6の左側部から横送り軸17(横送り機構に相当)が左側に延出されて、支持フレーム7に連結されたブラケット18に横送り軸17の端部が支持されており、横送り軸17に外嵌された送り部材19が苗のせ台12の裏側部に連結されている。
フィードケース6に伝達された動力により横送り軸17が回転駆動されて、送り部材19が横送り軸17の外面に沿って左右方向に往復横送り駆動されるのであり、送り部材19によって苗のせ台12が左右方向に往復横送り駆動される。
図3及び図4に示すように、縦送り機構16の下部に亘って1本の駆動軸20が接続されており、入力アーム21が駆動軸20にワンウェイクラッチ(図示せず)を介して外嵌されている。
図2に示すように、フィードケース6の右側部から縦送り軸22が右側に延出され、支持フレーム7に連結されたブラケット23に縦送り軸22の端部が支持されており、フィードケース6に伝達された動力により縦送り軸22が回転駆動されている。縦送り軸22に2個のアーム22aが連結されており、縦送り軸22のアーム22aの間に入力アーム21が位置している。
以上の構造によって、図2及び図3に示すように、苗のせ台12が左右方向に往復横送り駆動されると、縦送り軸22のアーム22aの間で入力アーム21が左右方向に往復横送り駆動されるのであり、この間は縦送り機構16は停止している。
図2及び図3に示すように、苗のせ台12が往復横送り駆動のストロークエンドに達すると、入力アーム21が縦送り軸22の一方のアーム22aの位置に達して、縦送り軸22のアーム22aにより入力アーム21が所定角度だけ回転駆動されて元の位置に戻る。これにより、入力アーム21及び駆動軸20を介して縦送り機構16が所定角度だけ回転駆動されて、苗のせ台12の苗が下側に送られる(図6及び図9に示す苗のせ台12の苗の縦送り方向A1参照)。
[3]
次に、苗のせ台12の下部を支持する支持レール24(苗植付装置5の固定部に相当)について説明する。
図2,3,4に示すように、支持レール24は苗のせ台12の全幅よりも大きな長さを備えており、3個の植付伝動ケース8に亘って左右方向に配置されている。図5に示すように、植付伝動ケース8の右側の部分に、板材をチャンネル状に折り曲げて構成された案内部材25が斜め向きに連結されている。
図3及び図5に示すように、案内部材25の上側の支持レール24の部分に、案内ロッド26が連結されて後側及び下側への斜めに延出されており、板材をチャンネル状に折り曲げて構成された係合部材27が、案内部材25の上側の案内ロッド26の部分に連結されている。案内部材25の上及び下部分の開口部に案内ロッド26が挿入されて、支持レール24が案内部材25に沿って上下方向に位置変更自在に支持されている。
図2及び図5に示すように、3個の植付伝動ケース8の上側の部分に軸受け部8aが形成されて、1本の操作軸28が3個の植付伝動ケース8の軸受け部8aに亘って回転自在に支持されている。係合部材27に対応する操作軸28の部分に操作アーム28aが連結されており、操作軸28の操作アーム28aが係合部材27に挿入されている。
図2に示すように、苗取り出し量変更レバー29が操作軸28の中間部に連結されて前側及び上側への斜めに延出されており、支持フレーム7に連結されたレバーガイド30に苗取り出し量変更レバー29が挿入されている。苗取り出し量変更レバー29をレバーガイド30に係合させて固定することによって、操作軸28の操作アーム28aの姿勢が固定されて、支持レール24(苗のせ台12)が操作軸28の操作アーム28aに支持される。苗取り出し量変更レバー29の固定位置をレバーガイド30に沿って変更することにより、操作軸28の操作アーム28aの姿勢が上下に変更され、これに伴って支持レール24(苗のせ台12)の位置が上下に変更される。
図2,4,5に示すように、植付アーム10が所定の軌跡で回転駆動されて、支持レール24に形成された切欠き状の苗取り出し口24aを植付アーム10が通過する。これにより、植付アーム10が支持レール24の苗取り出し口24aから苗を取り出して田面に植え付ける。
図2,4,5に示すように、苗取り出し量変更レバー29により、支持レール24(苗のせ台12)の位置を上側に変更すると、植付アーム10が支持レール24の苗取り出し口24aを通過する上下幅が小さくなって、植付アーム10が取り出す苗の量が少なくなる。
支持レール24(苗のせ台12)の位置を下側に変更すると、植付アーム10が支持レール24の苗取り出し口24aを通過する上下幅が大きくなって、植付アーム10が取り出す苗の量が多くなる。
[4]
次に、苗のせ台12の支持構造について説明する。
図2,3,4に示すように、植付伝動ケース8の左側に位置するように、支持ユニット40が支持レール24に連結されており、支持ユニット40が操作軸28の操作アーム28aの近傍に位置している。
図6,7,11に示すように、支持ユニット40に支持ローラー31(支持部材に相当)及び摺動部材32が備えられている。苗のせ台12の下側の前側の部分に下レール部材38(レール部材に相当)が左右方向に亘って連結されており、支持ローラー31及び摺動部材32に下レール38部材が支持されている。
図3に示すように、支持フレーム7の右及び左の端部に、支柱56が連結されて上側に延出されており、右及び左の支柱56の上部に亘って横フレーム57が連結されている。横フレーム57の複数個所にローラー58が回転自在に支持され、苗のせ台12の上部に上レール部材59が左右方向に亘って連結されており、ローラー58により上レール部材59が左右方向に移動自在に支持されている。
図3及び図6に示すように、側面視で苗のせ台12の苗のせ面(苗のせ台12の苗の縦送り方向A1)に沿って、縦送り機構16の下側に支持ユニット40が位置し、縦送り機構16の上側にローラー58が位置している。これにより、支持ローラー31及び摺動部材32、下レール部材38により苗のせ台の12の下部が支持され、ローラー58及び上レール部材59により苗のせ台12の上部が支持されて、苗のせ台12が支持レール24に沿って左右方向に往復横送り駆動される。
図6及び図11に示すように、支持レール24において苗取り出し口24aと苗取り出し口24aとの間に、ステンレス製等の耐摩耗性に優れたプレート39が、ビス50により支持レール24の長手方向に沿って複数個取り付けられている。
これにより、苗のせ台12が支持レール24に沿って左右方向に往復横送り駆動される際、苗が支持レール24に接触した状態で左右方向に往復横送り駆動されても、プレート39により支持レール24の摩耗が防止されるのであり、プレート39が摩耗した場合には、ビス50を取り外してプレート39を交換することができる。
[5]
次に、支持ユニット40(支持ローラー31及び摺動部材32)について説明する。
図6,7,11に示すように、平板状の前壁部33及び後壁部34、上壁部35が備えられている。前壁部33の上部の右及び左の折り曲げ部33a、後壁部34の上部の右及び左の折り曲げ部34a、上壁部35の下部の右及び左の折り曲げ部35aが備えられており、前壁部33及び後壁部34、上壁部35の折り曲げ部33a,34a,35aが重ねられて連結されている。
図6,7,11に示すように、後壁部34に支持軸36が連結されて、支持軸36の前の端部が前壁部33にナット60により連結されている。支持軸36の第1軸芯P1(苗のせ台12の苗の縦送り方向A1と交差する方向の軸芯に相当)周りに、支持ローラー31がベアリング61により回転体として回転自在に支持されており、ベアリング61の前側及び後側にシール部材62が取り付けられている。
図6,7,11に示すように、前壁部33及び後壁部34、上壁部35の折り曲げ部33a,34a,35a間から、支持ローラー31が上側に突出している。支持ユニット40において、支持ローラー31の下側、右及び左側に部材は備えられていないので、支持ローラー31の下側が開放され、支持ローラー31の右及び左側が開放されている。
図6,7,11に示すように、上壁部35の上部の折り曲げ部35bにブラケット37が2本のボルト63により連結されており、ブラケット37に支持軸37aが連結されている。ブラケット37の支持軸37aに、摺動部材32が座金64により取り付けられている。
これにより、図6,7,11に示すように、ブラケット37の支持軸37aの第2軸芯P2(摺動部材32の回転軸芯に相当)(側面視で苗のせ台12の苗の縦送り方向A1に沿った方向の軸芯に相当)周りに、摺動部材32が回転自在に支持されている。図6に示すうように、側面視で支持ローラー31の上側に摺動部材32が位置しており、側面視で第1軸芯P1及び第2軸芯P2が直交する状態となっている。
図8及び図11に示すように、摺動部材32は、第2軸芯P2の方向から視て三角形状に構成されており、3つの摺動部32a,32b,32cが外周部に形成されている(摺動部32a,32b.32cを互いに向きが異なるように摺動部材32に備えた状態に相当)。3つの摺動部32a,32b,32cは、面状であり、周方向で互いに同じ長さを備えている。図6及び図8に示す状態は、摺動部材32の摺動部32aが使用される状態であり、摺動部材32の摺動部32b,32cの間の角部が、2本のボルト63の間に位置している。
図6,7,11に示すように、植付伝動ケース8の左側の位置において、支持レール24に開口部24bが形成されており、支持レール24の開口部24bの右及び左側の部分にポップナット51が取り付けられている。
これにより、摺動部材32が支持レール24の上側に位置し、支持ローラー31が支持レール24の開口部24bに入り込むように、支持ユニット40が支持レール24の下側の部分に配置されている。前壁部33及び後壁部34、上壁部35の折り曲げ部33a,34a,35aを、支持レール24のポップナット51にボルト52により連結することによって、支持ユニット40が支持レール24に連結されている。
[6]
次に、下レール部材38の構造について説明する。
図6,7,8,11に示すように、下レール部材38に、側面視で苗のせ台12の苗の縦送り方向A1と交差する方向の平面部41、側面視で平面部41の苗のせ台12側の端部から上側に延出された後面部42(摺動面部に相当)、側面視で後面部42の上部から苗のせ台12とは反対側に延出された上面部43、側面視で後面部42の上部及び下部に接続された取付部48が備えられている。
図6,7,8,11に示すように、平面部41、後面部42、上面部43、取付部48が左右方向に沿って延出されており、苗のせ台12の下側の前側の部分に取付部48が連結されて、苗のせ台12の下側の前側の部分に下レール部材38が左右方向に亘って連結されている。側面視(断面視)で、平面部41、後面部42、上面部43により、前側が開放されたチャンネル状(U字状)の形状が形成されている。
図11に示すように、側面視(断面視)で、平面部41の苗のせ台12とは反対側の端部から下側に延出された前部41a、及び、平面部41の苗のせ台12側の端部から下方向に延出された後部41bが、平面部41に備えられており、平面部41が側面視(断面視)で下向きのチャンネル状(U字状)に構成されている。
[7]
次に、支持ユニット40と下レール部材38との位置関係について説明する。
図6,7,11に示すように、支持ローラー31が下側から平面部41の前部41a及び後部41bの間に入り込んで、平面部41と支持ローラー31とが、側面視で苗のせ台12の苗の縦送り方向A1に沿った方向で接触している。これにより、側面視で苗のせ台12の苗の縦送り方向A1に沿う方向で、苗のせ台12が支持ローラー31により支持されている。
図6,7,8,11に示すように、摺動部材32(摺動部32a)が、側面視で苗のせ台12の前側から上面部43と平面部41との間に入り込んで、摺動部材32の摺動部32aと後面部42とが、側面視で苗のせ台12の苗の縦送り方向A1と交差する方向から接触している。これにより、側面視で苗のせ台12の苗の縦送り方向A1と交差する方向で、苗のせ台12が摺動部材32により支持されている。
以上の構造により、支持ローラー31及び摺動部材32に下レール部材38が支持されて、支持レール24に苗のせ台12が支持されるのであり、下レール部材38に沿って支持ローラー31が回転し摺動部材32の摺動部32aが摺動することにより、苗のせ台12が横送り軸17により支持レール24に沿って左右方向に往復横送り駆動される。
この場合、図8及び図11に示すように、摺動部材32の摺動部32aと後面部42との摺動(摺動部材32の摺動部32aと後面部42との間の摩擦力)により、摺動部材32が第2軸芯P2周りに回転しようとしても、摺動部材32の摺動部32aが比較的長いことにより、摺動部材32が第2軸芯P2周りに回転することはない。仮に摺動部材32が第2軸芯P2周りに回転しようとしても、摺動部材32の摺動部32b,32cの間の角部がボルト63に当たることにより、摺動部材32の回転が止められる。
図6,7,11に示すように、平面部41における支持ローラー31が接触する部分にステンレス製の対摩耗性に優れた複数個のプレート44が、支持レール24の左右方向に沿って並べて配置されて、ビス53により取り付けられている。これにより、プレート44が摩耗すると、ビス53を取り外してプレート44を交換することができる。
図6,7,8,11に示すように、後面部42における摺動部材32(摺動部32a,32b32c)が接触する部分に、ステンレス製の対摩耗性に優れた複数個のプレート45が、支持レール24の左右方向に沿って並べて配置されて、ビス54により取り付けられている。これにより、プレート45が摩耗すると、ビス54を取り外してプレート45を交換することができる。
[8]
次に、摺動部材32の姿勢変更について説明する。
前項[7]に記載のように、摺動部材32の摺動部32aと後面部42との摺動によって、摺動部材32の摺動部32aが摩耗した場合、図6,7,8,11に示すように、ボルト63をブラケット37から取り外して、ブラケット37及び摺動部材32を支持ユニット40(上壁部35)から取り外す。
図6,7,8,11に示すように、ブラケット37及び摺動部材32を支持ユニット40(上壁部35)から取り外してから、摺動部材32を第2軸芯P2周りに回転させて、摺動部材32の別の摺動部32bを後面部42に向ける。
次に、摺動部材32(摺動部32b)を側面視で苗のせ台12の前側から上面部43と平面部41との間に入り込ませ、摺動部材32の摺動部32bと後面部42とを接触させて、ボルト63によりブラケット37を支持ユニット40(上壁部35)に連結する。
以上のようにして摺動部材32の摺動部32bと後面部42とを接触させた後、摺動部材32の摺動部32bと後面部42との摺動によって、摺動部材32の摺動部32bが摩耗した場合、前述と同様な作業を行って、摺動部材32の別の摺動部32cを後面部42と接触させればよい。
[9]
次に、苗のせ台12の浮き上がりを抑える構造について説明する。
プレート44,45は、支持レール24の全幅に亘る1本の長いものではなく複数個に分割されている。図3及び図9に示すように、下レール部材38において、隣接するプレート45とプレート45との間、最右側のプレート44,45の右側の端部の右側、最左側のプレート44,45の左側の端部の左側に、苗のせ台12の浮き上がりを抑える抑え部材46が取り付けられている。
図3及び図9に示すように、苗のせ台12が左右方向に往復横送り駆動されると、苗のせ台12と一緒に抑え部材46が移動する。
この場合、抑え部材46は操作軸28の操作アーム28aに近接する位置と、支持ユニット40に近接する位置とに亘って移動するのであり、抑え部材46は操作軸28の操作アーム28a及び支持ユニット40に接触することはない。
図9及び図10に示すように、抑え部材46は、ナット46cが内装された取付部46aと、取付部46aから延出された爪部46bとを備えて、合成樹脂により一体的に構成されている。
図9及び図10に示すように、抑え部材46を下レール部材38に取り付ける場合、抑え部材46の取付部46aを上面部43及び平面部41の間に入れ込み、抑え部材46の取付部46aを上面部43及び後面部42に当て付け、抑え部材46の爪部46bを支持レール24の下側に入れ込んで、上面部43の上側からボルト47を抑え部材46の取付部46aのナット46cに締め付けて、抑え部材46を下レール部材38に固定する。
図3及び図9に示すように、縦送り機構16により苗のせ台12の苗が下側に送られた際(苗のせ台12の苗の縦送り方向A1)、苗からの上向きの反力が苗のせ台12に掛かって苗のせ台12が浮き上がろうとしても、抑え部材46の爪部46bが支持レール24に係合して、苗のせ台12の浮き上がりが抑えられる。
苗のせ台12が左右方向に往復横送り駆動される際に、振動等により苗のせ台12が浮き上がろうとしても、抑え部材46の爪部46bが支持レール24に係合して、苗のせ台12の浮き上がりが抑えられる。
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための形態]において、支持ユニット40を、支持レール24ではなく植付伝動ケース8や操作軸28(操作アーム28a)に連結するように構成してもよい。このように構成すると、植付伝動ケース8や操作軸28(操作アーム28a)が苗植付装置5の固定部となる。
[発明の実施の第2別形態]
前述の[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態]において、支持ユニット40を苗のせ台12に連結し、下レール部材38を支持レール24や植付伝動ケース8、操作軸28(操作アーム28a)に連結するように構成してもよい。
このように構成すると、支持ローラー31及び平面部41において、支持ローラー31を上側に配置し、平面部41を下側に配置する。平面部41の断面形状は、側面視で苗のせ台12の苗の縦送り方向A1と交差する方向の平面部41、平面部41の苗のせ台12側の端部から上側に延出された後部41b、平面部41の苗のせ台12とは反対側の端部から後壁部41bと同じ上側に延出された前部41aとを備えた、上向きのチャンネル状(U字状)に構成する。
[発明の実施の第3別形態]
前述の[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態][発明の実施の第2別形態]において、支持ローラー31を廃止し、支持ローラー31の位置に摺動部材32を配置して、平面部41と摺動部材32とが、側面視で苗のせ台12の苗の縦送り方向A1に沿った方向で接触するように構成してもよい。
これにより、側面視で苗のせ台12の苗の縦送り方向A1に沿う方向で、苗のせ台12が摺動部材32により支持される。この場合、側面視で苗のせ台12の苗の縦送り方向A1と交差する方向から後面部42と接触する摺動部材32を廃止してもよい。
以上の構成において、摺動部材32を苗のせ台12に連結し、下レール部材38を支持レール24や植付伝動ケース8、操作軸28(操作アーム28a)に連結するように構成してもよい。
[発明の実施の第4別形態]
前述の[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第3別形態]において、苗のせ台12の左右方向に沿った横向きの第2軸芯P2周りに、摺動部材32を回転自在に支持することにより、摺動部材32の姿勢を変更するように構成してもよい。このように構成すると、摺動部材32を第2軸芯P2に沿って比較的長いものに構成することが好ましい。
前述の[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第3別形態]、及び、この[発明の実施の第4別形態]において、摺動部材32を、三角形状ではなく四角形状(正方形状や長方形状)に構成してもよく(摺動部材32に4個の摺動部が備えられる)、五角形状に構成してもよい(摺動部材32に5個の摺動部が備えられる)。
[発明の実施の第5別形態]
前述の[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第4別形態]において、第1軸芯P1を、側面視で苗のせ台12の苗の縦送り方向A1と90度で交差する方向ではなく、側面視で苗のせ台12の苗の縦送り方向A1と90度よりも少し小さい角度(又は大きい角度)で交差する方向に設定してもよい。
第2軸芯P2を、側面視で苗のせ台12の苗の縦送り方向A1と平行な方向に設定するのではなく、側面視で苗のせ台12の苗の縦送り方向A1に対して少し傾斜した方向に設定してもよい。
[発明の実施の第6別形態]
前述の[発明を実施するための形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第5別形態]において、摺動部材32に多数のボルト用の連結孔を開口して、摺動部材32の多数の連結孔の一部にボルトを取り付けることにより、摺動部材32を固定するように構成してもよい。
このように構成すると、摺動部材32の多数の連結孔のうち、ボルトを取り付ける連結孔を変更することによって、摺動部材32の姿勢を変更することができる。
本発明は、6条植え型式の苗植付装置ばかりではなく、8条植え型式(4個の植付伝動ケース)や4条植え型式(2個の植付伝動ケース)、10条植え型式(5個の植付伝動ケース)の苗植付装置にも適用できる。
本発明は、回転ケースの両端に一対の植付アームを備えたロータリ型式の苗植付装置ばかりではなく、回転ケースを備えないクランク型式の植付アームを備えた苗植付装置にも適用できる。
本発明は、乗用型田植機ばかりではなく、歩行型田植機にも適用できる。
5 苗植付装置
12 苗のせ台
17 横送り機構
24 苗植付装置の固定部
31 支持部材
32 摺動部材
32a,32b,32c 摺動部材の摺動部
38 レール部材
41 レール部材の平面部
42 摺動面部、レール部材の後面部
43 レール部材の上面部
A1 苗のせ台の苗の縦送り方向
P1 側面視で苗のせ台の苗の縦送り方向と交差する方向の軸芯
P2 摺動部材の回転軸芯

Claims (7)

  1. 左右方向に沿った摺動面部を、苗植付装置の固定部又は苗のせ台のうちの一方に備え、摺動部を備えた摺動部材を、苗植付装置の前記固定部又は前記苗のせ台のうちの他方に備えて、
    前記摺動部材の摺動部と前記摺動面部とが接触して摺動することにより、前記苗のせ台が苗植付装置の前記固定部に支持されながら、横送り機構により左右方向に往復横送り駆動されるように構成し、
    複数の前記摺動部を互いに向きが異なるように前記摺動部材に備えて、複数の前記摺動部のうちの所望の摺動部が前記摺動面部に接触するように、前記摺動部材の姿勢を変更自在に構成している苗植付装置。
  2. 左右方向に沿ったレール部材を、苗植付装置の前記固定部又は前記苗のせ台のうちの一方に備え、支持部材を、苗植付装置の前記固定部又は前記苗のせ台のうちの他方に備えて、
    前記支持部材と前記レール部材とが接触することにより、側面視で前記苗のせ台の苗の縦送り方向に沿う方向で前記苗のせ台が支持されるように構成し、
    前記摺動部材の摺動部と前記摺動面部とが接触することにより、側面視で前記苗のせ台の苗の縦送り方向と交差する方向で前記苗のせ台が支持されるように構成して、
    前記支持部材と前記レール部材、並びに、前記摺動部材の摺動部と前記摺動面部により、前記苗のせ台が苗植付装置の前記固定部に支持されながら、前記横送り機構により左右方向に往復横送り駆動されるように構成している請求項1に記載の苗植付装置。
  3. 前記支持部材及び前記摺動部材を苗植付装置の前記固定部に備え、前記レール部材及び前記摺動面部を前記苗のせ台に備えて、
    側面視で前記苗のせ台の苗の縦送り方向と交差する方向の平面部と、側面視で前記平面部の前記苗のせ台側の端部から上側に延出された後面部と、側面視で前記後面部の上部から前記苗のせ台とは反対側に延出された上面部とを、前記レール部材に備えて、前記平面部、前記後面部及び前記上面部を左右方向に沿って延出しており、
    前記支持部材と前記平面部とが接触し、
    前記摺動部材が側面視で前記苗のせ台の前側から前記上面部と前記平面部との間に入り込んで、前記摺動部材の摺動部と前記後面部とが接触しており、前記後面部が前記摺動面部である請求項2に記載の苗植付装置。
  4. 前記支持部材が、側面視で前記苗のせ台の苗の縦送り方向と交差する方向の軸芯周りに回転自在な回転体であり、
    前記支持部材が前記レール部材に接触して回転することにより、側面視で前記苗のせ台の苗の縦送り方向に沿う方向で前記苗のせ台が支持されるように構成している請求項2又は3に記載の苗植付装置。
  5. 前記摺動部材を回転自在に支持し、前記摺動部材の外周部に複数の前記摺動部を備えて、前記摺動部材を回転させることにより前記摺動部材の姿勢を変更するように構成している請求項1〜4のうちのいずれか一つに記載の苗植付装置。
  6. 前記摺動部材の回転軸芯が、側面視で前記苗のせ台の苗の縦送り方向に沿ったものである請求項5に記載の苗植付装置。
  7. 前記摺動部材を、前記摺動部材の回転軸芯の方向から視て三角形状に構成している請求項5又は6に記載の苗植付装置。
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