JP6415724B2 - リベット - Google Patents

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Description

本発明はリベットに関し、特にバー等のボタンを生地に取り付けるための止具であるリベットに関する。
ジーンズには、ポケットの端部等に対するカン止め補強のため、あるいは装飾のためにバーと称される金属製の飾りボタンが、止具であるリベットにより一般的に取り付けられている。このようなバー及びリベットは、例えば、特開2005−204911号公報、国際公開WO2013/042232号公報等に開示されている。リベットはアルミニウム合金、銅合金等からなり、円板状のベースと、ベースの中央から延びるポストとを備える。バーをジーンズ等の生地に取り付ける場合、リベットのポストを生地に貫通させた後、バーの内側でポストの形状を塑性変形させることにより、バーが生地に固定される(図9参照)。生地にバーを取り付けた状態で、リベットのベースの外側面(ポストとは反対側の面)は、生地の裏側においてユーザが目視可能である。そのため、リベットのベースの外側面には、文字、図形、記号等からなるロゴ等の凹状のデザインが一般的に刻印されている。このようなリベットのベースの外側面に対するデザインの刻印は、リベットとなる棒状の中間材の一方側を冷間鍛造により円板状に潰して成型する時に使用するダイによって行われる(図5及び6参照)。この時、中間材の一方側が塑性流動しながらベース形状に変形するため、ダイ側のデザイン又はその一部を成形する凹凸形状が金属の移動方向に流れて歪むという現象が生じる場合があった。図13は、従来のリベットのベースの外側面において、デザインの特に半径方向外側部分が半径方向外側に流れて歪んだ状態を示す写真である。このようにデザインが歪むと、デザインが見苦しくなり、未だ改良の余地があった。
特開2005−204911号公報 国際公開WO2013/042232号公報
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、ベースの外側面に刻印されるデザインの歪みを低減もしくは無くすことができるリベットを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、内側面と前記内側面とは反対側の外側面を備える円板状のベースと、前記ベースの内側面の中央から延びるポストとを備え、前記ベースの外側面に凹状のデザインが刻印されるリベットであって、前記ベースの内側面に、周方向に沿って連続的又は非連続的に設けられる環状凸部を有し、前記環状凸部の総体積が、前記ベースの外側面において前記環状凸部よりも半径方向外側に存在する前記デザインの一部の総体積よりも大きいことを特徴とするリベットが提供される。
リベットのベースの外側面に対する凹状のデザインは、一般に、リベットの鍛造成型時にダイによって刻印される。この時、デザインのうち、特にリベットのベースの外側面において半径方向外側に来る部分が半径方向外側へと流れて歪み易いことが分かっていた。このようなデザインの半径方向外側部分の歪みは、リベットの厚さが厚くなる部分(図4における中間領域10Bに対する外側領域10C参照)で特に顕著であった。この原因について、本発明者は次の点を見出した。ベースをなす金属材料が鍛造成型時に半径方向外側へと流動してベースとなるが(図5及び6参照)、この際、ベースの半径方向外側の特に厚い部分に対しては、金属材料にかかる流動圧力が低くなり、金属材料が流動し易くなる。そのため、金属材料の半径方向外側への流動速度が上がり、デザインの半径方向外側部分が半径方向外側へと想定以上に流れ過ぎてしまうという点である。
本発明では、ベースの内側面に、周方向に沿って連続的又は非連続的に環状凸部を設けることにより、ベースの環状凸部に対応する部分が部分的に厚くなる。そのため、ベースは半径方向外側へと環状凸部で一旦厚くなった後、再度より薄い厚さに戻る。そのため、鍛造成型時において半径方向外側に流動するベースとなる金属材料は、ベースの環状凸部に対応する部分で厚さが厚くなって流動圧力が一旦低くなり、次いで、環状凸部を過ぎた直後に厚さが薄くなって流動圧力が高まる。そのため、金属材料の流動速度は環状凸部に対応する部分から半径方向外側へと流動速度が低下し、これにより、環状凸部より半径方向外側に来るデザインの一部が半径方向外側へと歪み難くなる。
本発明において、環状凸部の総体積は、前記ベースの外側面において環状凸部よりも半径方向外側に存在する前記デザインの一部の総体積よりも大きい。ここで、デザインの全部が環状凸部よりも半径方向外側に来る場合、環状凸部の総体積は全デザインの総体積よりも大きく設計される。環状凸部の体積とは、ベースの内側面から隆起する環状凸部の体積である。デザインの体積とは、凹状のデザインによってベースの外側面から窪む体積である。本発明では、環状凸部の総体積を、環状凸部よりも半径方向外側に最終的に配置されるデザイン部分の総体積よりも大きく設計することにより、環状凸部よりも半径方向外側に来るデザイン部分の歪みを低減もしくは無くすることができる。
本発明において、環状凸部は、ベースの内側面上において周方向に沿って連続的又は非連続的に設けられる。環状凸部が周方向に沿って連続的に設けられる場合、環状凸部は周方向に沿って途切れることなく連続的に延びる。環状凸部が周方向に沿って非連続的に設けられる場合の例として、周方向に沿って延びる複数の凸部によって環状凸部が形成され、複数の途切れ部分が存在する場合や、スポット状の凸部を周方向に並べることにより環状凸部を形成する場合等である。環状凸部の総体積の条件が満たされる限り、環状凸部は連続的であっても非連続的であってもよく、また、環状凸部は半径方向に複数(例えば半径方向内側の第1の環状凸部と半径方向外側の第2の環状凸部)設けられていてもよい。
本発明において、リベットは、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金、鋼、ステンレス鋼等の金属製であるが、これらに限定されるものではない。
本発明において、ベースの外側面に刻印される凹状のデザインは、文字、図形、記号等からなり、例えばロゴ等である。
本発明の一実施形態において、前記ベースは、半径方向外側へと厚さがほぼ一定の定厚領域と、定厚領域から半径方向外側へと厚さが厚くなる外側領域とを含み、前記環状凸部は前記定厚領域に設けられる。この場合、リベットの鍛造成型時において、ベースとなる金属材料は、定厚領域からより厚い外側領域へと流動する際、環状凸部が設けられていない場合、流動圧力が下がり、半径方向外側へと流動し易くなり、デザインの半径方向外側部分が半径方向外側へと歪み易くなる。本実施形態では、ベースの定厚領域に環状凸部を設けることにより、定厚領域の環状凸部に対応する部分の厚さを厚くする。これにより、金属材料が定厚領域の環状凸部に対応する部分で一旦流動圧力が下がって流動速度が瞬間的に上がった後、環状凸部を過ぎると、流動圧力が上がって半径方向外側への流動速度が落ちる。これにより、ベースの定厚領域及び外側領域の、特に環状凸部より半径方向外側のデザイン部分の半径方向外側への歪みが低減し、もしくは無くなる。
本発明の一実施形態において、前記環状凸部の総体積は、前記定厚領域に存在する前記デザインの一部の総体積よりも大きい。本発明者は、環状凸部の総体積を、リベットのベースの外側面におけるデザインのうち、定厚領域に配置されるデザイン部分の総体積よりも大きく設定することにより、デザインの半径方向外側部分が半径方向外側へと流れて歪むことが無くなるか、ほぼ無くなることを見出した。これは、リベットの特にベースの鍛造成型時に半径方向外側に流動する金属材料が環状凸部で一旦流動圧力が下がった直後に流動圧力が高まって流動速度が下がることにより、より厚い外側領域へ向かう金属材料の流動速度が抑えられるためであると考えられる。
本発明の一実施形態において、前記定厚領域の半径方向内側において、前記定厚領域へと厚さが薄くなる内側領域を含む。この場合、リベットのベースは、内側領域において半径方向外側の定厚領域へと厚さが薄くなり、定厚領域において厚さがほぼ一定であり、定圧領域から半径方向外側の外側領域で厚さが厚くなる。
本発明の一実施形態において、前記ベースは、前記内側面側に、前記ポストの下端から半径方向外側かつ下方へと斜めに延びる内側傾斜面と、前記内側傾斜面の下端から半径方向外側へとほぼ水平に延びる中間水平面と、前記中間水平面の半径方向外側端から半径方向外側かつ上方へと斜めに延びる外側傾斜面と、前記外側傾斜面の半径方向外側端から半径方向外側へとほぼ水平に延びる外側水平面が設けられ、前記環状凸部は前記中間水平面に形成される。この場合、環状凸部が形成される中間水平面の半径方向外側端から半径方向外側へとベースが厚くなる。そのため、鍛造成型時に金属材料が環状凸部に対応する部分で一旦流動圧力が下がって流動速度が瞬間的に上がった後、環状凸部を過ぎると、流動圧力が上がり、中間水平面の半径方向外側端から半径方向外側への流動速度が落ちる。これにより、ベースの中間水平面から半径方向外側へのデザインの歪みが低減し、もしくは無くなる。
本発明の一実施形態において、前記ベースの前記外側面は、円形の水平底面と、前記水平底面の半径方向外側端から半径方向外側かつ上方へと延びる傾斜底面を備え、前記水平底面の半径方向外側端は、前記中間水平面の半径方向外側端よりも半径方向外側にあって、前記水平底面のうち前記水平底面の半径方向外側端と前記中間水平面の半径方向外側端との間にデザインが形成されてなる。この場合、ベースの外側面における水平底面の半径方向外側端と、ベースの外側面における、前記中間水平面の半径方向外側端に対応する位置との間に、デザインの少なくとも一部(デザイン部分)が存在する。このような水平底面の半径方向外側に存在するデザイン部分が特に鍛造成型時に半径方向外側へと流れて歪み易いが、これを、環状凸部を設けることによって低減もしくは無くすことができる。
本発明では、リベットのベースの内側面側に、周方向に沿う環状凸部を設け、環状凸部の総体積を、前記ベースの外側面において環状凸部よりも半径方向外側に存在するデザイン部分の総体積よりも大きく設定する。これにより、リベットの鍛造成型時において、ベースとなる金属材料が半径方向外側へと流動する際、環状凸部に対応する部分で一旦流動圧力が下がった直後に流動圧力が上がり、これにより、金属材料の半径方向外側への流動速度が低下するため、ベースの特に環状凸部より半径方向外側に存在するデザイン部分が半径方向外側に歪むようなことがほとんど無くなる。
図1は、本発明の一実施形態に係るリベットの上面図である。 図2は図1のA−A線断面図である。 図3はリベットの底面図である。 図4は、図2の部分拡大図である。 図5は、リベットの鍛造成型工程を示す断面図であり、鍛造前のベースが表される。 図6は、リベットの鍛造成型工程を示す断面図であり、鍛造後のベースが表される。 図7は、デザインの別の例を示す、リベットのベースの底面図である。 図8は、デザインの更に別の例を示す、リベットのベースの底面図である。 図9は、リベットを用いてバーを生地に固定した状態を示す断面図である。 図10は、リベットで生地に固定可能なボタンの一例を示す断面図である。 図11は、リベットで生地に固定可能なボタンの別の例を示す断面図である。 図12は、本発明に係るリベットの第2実施形態を示す側面図である。 図13は、従来のリベットのベースの外側面において、デザインが半径方向外側に流れて歪んだ状態を示す写真である。
以下、本発明のいくつかの実施形態を図面を参照しつつ説明するが、本発明はそのような実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲及び均等の範囲内で変更等が可能である。図1は、本発明の一実施形態に係るリベット1の上面図であり、図2は図1のA−A線断面図である。図3はリベット1の底面図である。図4は、図2の部分拡大図である。以下、リベット1の上下方向については、別途指定する場合を除き、図2の紙面に基づくものとする。リベット1は、アルミニウム合金、銅合金等の金属からなる鍛造成型品であり、内側面(上面)10bと内側面10bとは反対側の面となる外側面(底面)10aとを備える円板状のベース10と、ベース10の内側面10bの中央から上方に、ベース10と同心状に延びる中実なポスト20とを備える。ベース10の外側面である底面10aには、図3に示すように、凹状のデザイン30の一例として、YKKSNAPFASTENERSというアルファベット16文字からなるロゴが周方向に配列されている。図3中の参照番号31は、デザイン30とは別のデザインであり、デザイン31はデザイン30よりも半径方向内側において周方向に沿って配置される、三つの周方向に細長い扇形からなる。デザイン30、31は、リベット1の鍛造成型時に下方ダイ90(図5及び6参照)によって底面10aに刻印されるもので、底面10aから上方へとわずかに窪む。この鍛造成型については後述する。
ポスト20は、ベース10から上方へとほぼ同径にて延びる基部21と、基部21から上方へと水平(水平とは、リベット1もしくはポスト20の軸線に垂直な面をいう。)に沿う断面がわずかに漸次縮小しつつ延びる上方部22と、上方部22から上方に若干突出する先端部23とを備える。先端部23の上面24すなわちポスト20の上面24は、水平に沿う面であって、図1の紙面に基づく左右方向に長い略長円形状である。先端部23の水平断面も、上面24へと漸次縮小する略長円形状である。上方部22の水平断面は、基部21と接する下端では円形であり、先端部23と接する上端では略長円形状である。水平断面が上方へと縮小する割合は、上方部22よりも先端部23で若干大きい。
ベース10は、上面(内側面)10b側に、ポスト20の下端から半径方向外側かつ下方へと斜めに延びる内側傾斜面11と、内側傾斜面11の下端から半径方向外側へとほぼ水平に延びる中間水平面12と、中間水平面12の半径方向外側端から半径方向外側かつ上方へと斜めに延びる外側傾斜面13と、外側傾斜面13の半径方向外側端から半径方向外側へとほぼ水平に延びる外側水平面14とを有する。これら内側傾斜面11、中間水平面12、外側傾斜面13、及び外側水平面14がベース10の内側面である上面10bを構成する。内側傾斜面11の水平に対する傾斜角度は、外側傾斜面13のそれよりもわずかに小さい、すなわち内側傾斜面11は外側傾斜面13よりも傾斜がわずかに緩い。外側水平面14の上下方向(リベット1の軸方向)における位置は、ポスト20の下端とほぼ同じ位置である。内側傾斜面11、外側傾斜面13及び中間水平面12は、外側水平面14からポスト20の下端への仮想延長水平面に対し下方に環状に窪んでいるとも言える。中間水平面12の半径方向ほぼ中間部には、上方に凸となる環状凸部16が周方向に連続するように設けられている。環状凸部16は、図1において分かり易くするため黒い太線で表される。環状凸部16は、後述する環状凸部16の総体積に関する条件を満たす限り、必ずしも周方向に連続する必要はなく、例えば、周方向に細長い複数の凸部を周方向に沿って環状に配置したり、スポット状の凸部を周方向に多数並べて環状凸部を構成することができる。環状凸部16は、図4に拡大して示すように、半径方向に沿う縦断面が略円弧形状である。すなわち、環状凸部16は、中間水平面12において、半径方向内側から半径方向外側に次第に上方へと隆起して頂点に達した後、更に半径方向外側へと高さが次第に低くなる。ベース10の底面10aに設けられたデザイン30のうち、環状凸部16よりも半径方向外側に存在する部分とは、環状凸部16の半径方向外側端16aよりも半径方向外側に存在するデザイン部分30aである。換言すれば、ベース10の底面10aにおける、環状凸部16の半径方向外側端16aと半径方向において同じ位置の仮想線17よりも半径方向外側に存在するデザイン部分30aである。本実施形態では、図3から、デザイン30をなすアルファベット16文字それぞれのほぼ半分が、仮想線17よりも半径方向外側に存在していることが分かる。
ベース10の底面10aは、円形の水平底面10cと、水平底面10cの半径方向外側端から半径方向外側かつ上方へと延びる傾斜底面10dとからなる。傾斜底面10dの水平に対する傾斜角度は、上面側の外側傾斜面13のそれよりもわずかに小さい。傾斜底面10dの半径方向外側端と上面側の外側水平面14の半径方向外側端との間には周側面15がある。周側面15は、上下方向(軸方向)に沿って延びる。底面10aに刻印されるデザイン30、31は、水平底面10cの範囲内に収まるように設計される。より好ましくは、底面10aに刻印されるデザイン30、31は、すべてが水平底面10cの半径方向外側端には接しておらず、デザイン30、31の最も外側にある部分と、水平底面10cの半径方向外側端の間には凹凸が無い環状水平面が存在する。水平底面10cと傾斜底面10dとの境界の半径方向位置は、上面10b側の外側傾斜面13の半径方向中間に対応する。ベース10の厚さ、すなわちデザイン30、31の凹みを除く、上面10b側と底面10aとの間の上下方向に沿う間隔は、次のようになる。図4を参照して、内側傾斜面11に対応する内側領域10Aでは半径方向外側へと次第に薄くなる。内側領域10Aから半径方向外側の中間水平面12に対応する中間領域(定厚領域)10Bでは厚さはほぼ一定である。中間領域10Bから半径方向外側の外側傾斜面13に対応する外側領域10Cでは、半径方向外側へと次第に厚くなる。外側領域10Cより半径方向外側の外側水平面14に対応する領域では、ベース10の半径方向外側端(周側面15)へと次第に薄くなる。内側領域10Aは、ベース10における、内側傾斜面11の半径方向内側端及び半径方向外側端それぞれから上下方向(軸方向)に沿って延びる第1及び第2仮想延長面10l、10mで囲まれた環状の領域である。中間領域10Bは、ベース10における、第2仮想延長面10mと、中間水平面12の半径方向外側端から上下方向に沿って延びる第3仮想延長面l0nとで囲まれた環状の領域である。更に、外側領域10Cは、ベース10における、第3仮想延長面10nと、外側傾斜面13の半径方向外側端から上方方向に沿って延びる第4仮想延長面10oとで囲まれた環状の領域である。
本実施形態において、ベース10の底面10aにおけるデザイン30は、図4に基づいて、半径方向内側の約1/4の部分30cが内側領域10A内に存在し、残りの約3/4のデザイン部分30aが中間領域10Bに存在するものとする。デザイン30の半径方向外側端は、線状の環状凸部16の半径方向外側端16aからの仮想線17よりも半径方向外側で、かつ第3仮想延長面10nよりもわずかに半径方向内側に位置する。以下、デザイン30のうち、仮想線17よりも半径方向外側に存在する部分を「デザイン部分30b」という。本例において、デザイン部分30bは、中間領域10Bにおけるデザイン部分30aのうちの一部である(30b<30a)。リベット1のベース10の中間水平面12に設けられる環状凸部16の総体積は、中間領域10Bのデザイン部分30aの総体積、すなわちデザイン部分30aに対応する凹状に窪んだ部分の総体積以上に設定される。また、環状凸部16の総体積は、仮想線17よりも半径方向外側のデザイン部分30bよりも大きくなる。なお、環状凸部16の総体積は少なくも仮想線17よりも半径方向外側のデザイン部分30bよりも大きければよく、環状凸部16の総体積は、中間領域10Bのデザイン部分30aの総体積よりも少なくても良い。なお、中間領域10Bのデザイン部分30a、30bの体積とは、水平底面10cの面よりも凹んだ空間の空間体積のことであり、総体積とは、その空間体積を合算したものである。
環状凸部16が設けられていない点を除きリベット1と実質的に同様の形態を有する従来のリベットの場合、リベットの鍛造成型時にベースの底面(外側面)にデザインを刻印する際、金属材料が中間領域(10B)から外側領域(10C)へと流動するが、この時、中間領域(10B)から外側領域(10C)へとベースの厚さが厚くなるため、金属材料の半径方向外側への流動圧力が低下し、これにより流動速度が高める。そのため、中間領域(10B)の半径方向外側端付近のデザイン部分が半径方向外側に流れて歪みが生じる場合があった(図13の写真参照)。これに対し、本発明に係るリベット1では、中間領域10Bの中間水平面12上に環状凸部16を設けたため、環状凸部16に対応する部分でベース10の(中間水平面12における)厚さが厚くなる。そのため、鍛造成型時に半径方向外側へと流動するリベット1をなす金属材料は、環状凸部16に対応する部分で一時的に半径方向外側への流動圧力が低下し、次いで、環状凸部16を過ぎるや否やリベット1の厚さが再び環状凸部16の無い中間水平面12の厚さへと縮小するため、半径方向外側への流動圧力が高まる。このような流動圧力の変化により、中間領域10Bにおける環状凸部16よりも半径方向外側において金属材料の半径方向外側への流動速度が低下する。これにより、デザイン部分30a、30bが半径方向外側に間延びするようなことがほとんどなくなる。なお、三つの扇形からなるデザイン31は、内側領域10Aに存在するため、従来のリベットのように見苦しく歪むようなことはほとんどない。また、環状凸部16の総体積が、デザイン部分30bの総体積よりも大きくする、好ましくは、環状凸部16の総体積が、デザイン部分30aの総体積よりも大きくすることによって、適切な流動圧力、流動量で、鍛造成形することができるので、デザイン30が綺麗に成形できる。また、円形の水平底面10cは、デザイン上、成形性の観点からできるだけ底面10a全体に対してできるだけ大きくするように設計されている。一方ベース10の内側面10bは生地50に強固に取り付けることを可能にするための形状にするため、全体として実施例1のような形状となる。例えば、水平底面10cの半径方向外側端は第3仮想延長面10nよりも外側に位置する。これは、デザイン30の一部が第3仮想延長面10nよりも半径方向外側にくる場合があり、第3仮想延長面10nよりも外側は流動圧力が弱くなる。その結果デザインが歪みやすいが、このような構成であっても環状凸部16があることで、従来のリベットのように見苦しく歪むようなことはほとんどない。
次に、リベット1の鍛造成型工程について説明する。リベット1は、棒状の中間材1Dを上方ダイ80及び下方ダイ90を使用して塑性変形させる冷間鍛造成型によって得られる。図5は、中間材1Dの上方部分を上方ダイ80によってポスト20に成型した状態を示す。図5には、中間材1Dの下方部分すなわち鍛造前のベース10Dが表される。上方ダイ80は、その下面81から上方に窪む、ベース10の内側面10bの凹凸形状に合致する形状の上キャビティ82を有する。上方キャビティ82は、環状凸部16に対応する環状凹部83を含む。他方、下方ダイ90は、その上面91から下方に窪む、ベース10の外側面10aに合致する形状の下キャビティ92を有する。下キャビティ92は、ベースの外側面10aにデザイン30、31を刻印するための微小凸部93を含む。図5の状態から上方ダイ80を下方ダイ90に向けて降下させる。これにより、図6に示すように、中間材1Dの鍛造前のベース10Dが、上方ダイ80の上キャビティ82と下方ダイ90の下キャビティ92との間で、軸方向に圧縮されつつ半径方向外側に拡張するように鍛造成型され、上述した上面10b及び底面10aを有するベース10が形成される。この鍛造成型時において、リベット1のベース10となる金属材料は半径方向外側に流動し、環状凸部16に対応する環状凹部83で一時的に半径方向外側への流動圧力が低下し、次いで、環状凹部83を過ぎるや否やリベット1の厚さが縮小するため、半径方向外側への流動圧力が高まる。このような流動圧力の変化により、環状凹部83よりも半径方向外側において金属材料の半径方向外側への流動速度が低下する。これにより、デザイン30、31が半径方向外側に流れて歪むようなことがほとんどなくなる。
図7は、リベット1のベース10の底面10aに刻印するデザインの別の例(デザイン32、33)を示す底面図であり、デザイン32、33以外は既述したリベット1と同じであるため、同じ参照番号を用いる。この例では、YKKというアルファベット3文字からなるデザイン32と、デザイン32をほぼ囲む長方形の枠からなるデザイン33とからなり、デザイン32であるYKKの太字部分が凹状に窪むと共にデザイン33の長方形をなす線が窪む。この例でも、ベース10の上面側に設けた環状凸部16(図7には図示せず)の総体積を、デザイン32、33のうち、第2仮想延長面10m、第3仮想延長面10n間の中間領域10Bに存在する部分の総体積以上に設定する。このような環状凸部16の総体積は、デザイン32、33のうち、環状凸部16よりも半径方向外側すなわち仮想線17よりも半径方向外側に存在する部分の総体積よりも大きい。そのため、デザイン32、33の半径方向外側部分が半径方向外側に歪むようなことはほとんどない。
図8はリベット1のベース10の底面10aに刻印するデザインの更に別の例(デザイン34)を示す底面図であり、デザイン34以外は既述したリベット1と同じであるため、同じ参照番号を用いる。デザイン34は、大きさが異なる複数の正六角形からなる幾何学模様であり、各正六角形をなす線が凹状に窪む。デザイン34において、一番大きい正六角形34aの半径方向内側に次に大きい正六角形34bが、正六角形34aの各辺の中間点に正六角形34bの各頂角が接するように配置される。同様に、正六角形34bの半径方向内側に次に大きい正六角形が、正六角形34bの各辺の中間点に次に大きい正六角形の各頂角が接するように配置され、これが最も小さい正六角形34cまで繰り返される。この例でも、ベース10の上面側に設けた環状凸部16(図8には図示せず)の総体積を、デザイン34のうち、第2仮想延長面10m、第3仮想延長面10n間の中間領域10Bに存在する部分の総体積以上に設定する。このような環状凸部16の総体積は、デザイン34のうち、環状凸部16よりも半径方向外側すなわち仮想線17よりも半径方向外側に存在する部分の総体積よりも大きい。そのため、デザイン34の半径方向外側部分が半径方向外側に歪むようなことはほとんどない。
図9は、以上に述べたリベット1を用いてバーの一例であるバー40を生地50に固定した状態を示す断面図である。バー40はジーンズのカン止め等に使用される金属製の飾りボタンであり、中央のドーム部41と、ドーム部41の下端から上方に延びた後、半径方向外側に広がるフランジ部42とを含む。バー40を生地50に取り付ける場合、図示しないボタン取付機を使用して、リベット1のポスト20を生地50の上方に貫通させた後、バー40のドーム部41の内側空間で図9に示すように加締めることにより、バー40が生地50に固定される。
リベット1は、バー40等のバー以外でも、例えば図10及び11に例示する、ボタン穴に出し入れするタイプのボタン60、70を生地に固定する場合に使用可能である。図10のボタン60は金属板を絞り加工等してなり、胴部61と、胴部61の上端にて拡径する頭部62とを備える。胴部61の底部63には、生地への固定時にリベット1のポスト20を受け入れるための開口部64が、底部63から胴部61の内部へと円筒状に入り込むようにして形成される。開口部64から受け入れたリベット1のポスト20を胴部61の内部で図示しないパンチで加締めることにより、ボタン60がリベット1により生地に固定される。図11のボタン70は、胴部71と、胴部71の上端にて拡径する頭部72とを備える。ボタン70は、胴部71と頭部72の下面側部分とをなす金属製のボタン本体70aと、ボタン本体70aの頭部72に対応する下面側部分に上方から被せて一体的に組み付ける金属製のキャップ70bとからなる。胴部71の底部73は、半径方向内側へと上方に窪むように形成され、その中央に小孔74が開いている。生地にボタン70を固定する場合、生地を貫通したリベット1のポスト20を小孔74から底部73を突き破るように胴部71の内側に受け入れた後、ポスト20を加締めることにより、ボタン70が生地に固定される。上記の通り、環状凸部16は生地50と対向する面に取り付けられているためデザインの歪みを防ぐとともに、生地50への取り付け強度が向上するという効果も備える。デザインの歪み防止の観点から見れば、環状凸部16の総体積が、ベースの外側面において環状凸部16よりも半径方向外側に存在するデザインの一部の総体積よりも大きければよいが、生地50への取り付け強度が下がらない程度の大きさにすることが好ましい。
図12は、本発明に係るリベット101の第2実施形態を示す側面図である。リベット101は、アルミニウム合金、銅合金等の金属からなる鍛造成型品であり、円板状のベース110と、ベース110の中央から上方に、ベース110と同心状に延びる中実なポスト120とを備える。ベース110の、ポスト120とは反対側の外側面である底面110aには、図示しない凹状のデザインが鍛造成型時に刻印される。ベース110の内側面である上面110bは水平である。ベース110の底面110aは、円形の水平底面110cと、水平底面110cの半径方向外側端から半径方向かつ上方へと延びる傾斜底面110dとからなる。傾斜底面110dの半径方向外側端と上面110bの半径方向外側端との間には周側面115がある。凹状のデザイン(図示せず)は水平底面110cに設けられる。リベット101において、ベース110の上面110bにおけるポスト120の下端と周側面115との間のほぼ中間に環状凸部116が設けられる。環状凸部116の総体積は、デザインのうち、環状凸部116の半径方向外側端と半径方向において同じ位置の仮想線117よりも半径方向外側に存在するデザイン部分よりも少なくとも大きくなるように設定される。これにより、ベース110の底面110aに設けられるデザインの特に半径方向外側部分が半径方向外側に歪むようなことはほとんどなくなる。なお、リベット1と同様に、リベット101を用いてバー40やボタン60、70等を生地に固定することができる。
1、101 リベット
1D 中間材 10、110 ベース
10A 内側領域
10B 中間領域(定厚領域)
10C 外側領域
10a、110a ベースの底面(外側面)
10b、110b ベースの上面(内側面)
10c 水平底面
10d 傾斜底面
10l 第1仮想延長面
10m 第2仮想延長面
10n 第3仮想延長面
10o 第4仮想延長面
11 内側傾斜面
12 中間水平面
13 外側傾斜面
14 外側水平面
16、116 環状凸部
17、117 仮想線
20、120 ポスト
30、31、32、33、34 デザイン
30a 中間領域(定厚領域)に存在するデザイン部分
30b 環状凸部16(仮想線17)よりも半径方向外側に存在するデザイン部分
40 バー
50 生地
60、70 ボタン
80 上方ダイ
90 下方ダイ

Claims (6)

  1. 内側面(10b、110b)と前記内側面(10b、110b)とは反対側の外側面(10a、110a)を備える円板状のベース(10、110)にして、中間材(1D)の一部をダイ(80、90)によって円板状に潰して成型されるベース(10、110)と、前記ベース(10、110)の内側面(10b、110b)の中央から延びるポスト(20、120)とを備え、前記ベース(10、110)の外側面(10a、110a)に前記ダイ(80、90)によって凹状のデザイン(30、31、32、33、34)が刻印される金属製のリベット(1、101)であって、
    前記ベース(10、110)の内側面(10b、110b)に、周方向に沿って連続的又は非連続的に設けられる環状凸部(16、116)を有し、
    前記環状凸部(16、116)の総体積が、前記ベース(10、110)の外側面(10a、110a)において前記環状凸部(16、116)よりも半径方向外側に存在する前記デザイン(30、31、32、33、34)の一部の総体積よりも大きいことを特徴とするリベット。
  2. 前記ベース(10)は、半径方向外側へと厚さがほぼ一定の定厚領域(10B)と、定厚領域(10B)から半径方向外側へと厚さが厚くなる外側領域(10C)とを含み、前記環状凸部(16)は前記定厚領域(10B)に設けられる請求項1に記載のリベット。
  3. 前記環状凸部(16)の総体積は、前記定厚領域(10B)に存在する前記デザイン(30)の総体積よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載のリベット。
  4. 前記定厚領域(10B)の半径方向内側において、前記定厚領域(10B)へと厚さが薄くなる内側領域(10A)を含む請求項2又は3に記載のリベット。
  5. 前記ベース(10)は、前記内側面(10b)側に、前記ポスト(20)の下端から半径方向外側かつ下方へと斜めに延びる内側傾斜面(11)と、前記内側傾斜面(11)の下端から半径方向外側へとほぼ水平に延びる中間水平面(12)と、前記中間水平面(12)の半径方向外側端から半径方向外側かつ上方へと斜めに延びる外側傾斜面(13)と、前記外側傾斜面(13)の半径方向外側端から半径方向外側へとほぼ水平に延びる外側水平面(14)が設けられ、前記環状凸部(16)は前記中間水平面(12)に形成される請求項1に記載のリベット。
  6. 前記ベース(10)の前記外側面(10a)は、円形の水平底面(10c)と、前記水平底面(10c)の半径方向外側端から半径方向外側かつ上方へと延びる傾斜底面(10d)を備え、前記水平底面(10c)の半径方向外側端は、前記中間水平面(12)の半径方向外側端よりも半径方向外側にあって、前記水平底面(10c)のうち前記水平底面(10c)の半径方向外側端と前記中間水平面(12)の半径方向外側端との間にデザイン(30)が形成されてなる請求項に記載のリベット。
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