JP6415466B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、窒化物を含む半導体(以下、「窒化物半導体」という)からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタに関するものである。
半導体装置の一種として、窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタが用いられている。このようなトランジスタにおいて、ノーマリオフ型のしきい値特性を得ることは、ノーマリオン型のしきい値特性を得ることに比して、ヘテロ接合電界効果型トランジスタの動作原理上、難易度が高い。しかしながら、用途としてノーマリオフ型が望まれる場合がより多い。このため、窒化物半導体を用いたヘテロ接合電界効果型トランジスタであってかつノーマリオフ型のものについての検討が行われてきている。ノーマリオフ型の場合、トランジスタをオン状態とするためには、ゲート電極に正電圧が印加される。この際にゲート電極からバリア層へのリーク電流が問題となり得る。このリーク電流を抑制する一般的な方法として、ゲート電極とバリア層との間に絶縁膜が設けられる。
特開2008−305816号公報(特許文献1)によれば、窒化物を含む半導体(以下「窒化物半導体」と言う。)からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタが開示されている。この半導体装置は、チャネル層と、バリア層と、第1および第2ソース/ドレイン電極と、第1および第2高濃度不純物領域と、絶縁膜と、ゲート電極とを有している。チャネル層は第1窒化物半導体からなる。バリア層は、チャネル層の表面上に形成されており、第1窒化物半導体のバンドギャップよりも大きなバンドギャップを有する第2窒化物半導体からなる。第1および第2ソース/ドレイン電極は、バリア層の表面上に形成されている。第1高濃度不純物領域は、バリア層の表面の内で少なくとも第1ソース/ドレイン電極の下方部分からチャネル層内部に向けて形成されている。第2高濃度不純物領域は、バリア層の表面の内で少なくとも第2ソース/ドレイン電極の下方部分からチャネル層内部に向けて形成されている。絶縁膜は、バリア層の内で第1高濃度不純物領域と第2高濃度不純物領域とで挟まれた領域の表面上に形成されている。ゲート電極は絶縁膜上に形成されている。絶縁膜の材料としては、AlGaxyが好適である旨が開示されており、また代わりにSiNe、SiOf、HfOg、TiOhなども使用し得る旨が開示されている。
特開2008−305816号公報
ゲート電極とバリア層との間の絶縁性を確保するために、上記公報に記載の材料からなる絶縁膜が用いられる場合、バリア層と絶縁膜との間での組成の相違に起因して、バリア層と絶縁膜との界面に多くのトラップ準位が発生する。たとえば、上記従来の技術において特に好適とされているAlGaxyからなる絶縁膜が用いられる場合、絶縁膜中の酸素原子がドーパントとして作用することで、絶縁膜とバリア層との界面に高濃度のトラップが発生する。この高濃度のトラップにより、トランジスタには、電流コラプスおよびしきい値変動などの悪影響が生じ得る。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタにおいて、ノーマリオフ型のしきい値特性を得つつ、電流コラプスまたはしきい値変動を抑制することができる半導体装置を提供することである。
本発明の半導体装置は、チャネル層と、バリア層と、アモルファス膜と、ゲート電極と、第1のn型不純物領域と、第2のn型不純物領域と、第1の主電極と、第2の主電極とを有している。チャネル層は、Alx1Iny1Ga1-x1-y1Nで表される第1の組成を有する単結晶からなる。バリア層は、チャネル層上に設けられており、チャネル層のバンドギャップよりも大きなバンドギャップを有しており、Alx2Iny2Ga1-x2-y2Nで表される第2の組成を有する単結晶からなる。アモルファス膜は、バリア層上に設けられており、第2の組成を有する。ゲート電極は、アモルファス膜上に設けられている。第1のn型不純物領域は、チャネル層とバリア層との界面に接しており、バリア層の不純物濃度に比して高い不純物濃度を有している。第2のn型不純物領域は、チャネル層とバリア層との界面に接しており、バリア層の不純物濃度に比して高い不純物濃度を有しており、第1のn型不純物領域から離れて設けられている。第1の主電極は第1のn型不純物領域上に設けられている。第2の主電極は第2のn型不純物領域上に設けられている。アモルファス膜のうちゲート電極が設けられた部分は、第1のn型不純物領域と第2のn型不純物領域との間をつないでいる。

本発明によれば、第1に、アモルファス膜は、バリア層と同様、ワイドバンドギャップ半導体から作られている。これにより、半導体装置の通常の使用温度域においては、アモルファス膜の不純物濃度を抑えることで、アモルファス膜の抵抗率を、絶縁体と同程度またはそれに近い程度にまで高めることができる。これによりアモルファス膜はゲート絶縁膜として機能し得る。ゲート絶縁膜として単結晶膜ではなくアモルファス膜が用いられることで、ゲート絶縁膜に起因した分極効果による2次元電子ガス(以下、「2DEG」と称する。)の発生を避けることができる。これにより、ノーマリオフ型のしきい値を容易に得ることができる。第2に、ゲート絶縁膜としてのアモルファス膜は、バリア層の組成と同じ組成を有している。これにより、組成の相違に起因してのトラップ準位の発生が避けられる。よって、トラップ準位の存在に起因した電流コラプスまたはしきい値変動を抑制することができる。以上から、窒化物半導体を用いた半導体装置において、ノーマリオフ型のしきい値特性を得つつ、電流コラプスまたはしきい値変動を抑制することができる。
本発明の実施の形態1における半導体装置の構成を概略的に示す断面斜視図である。 本発明の実施の形態2における半導体装置の構成を概略的に示す断面斜視図である。 本発明の実施の形態2の変形例における半導体装置の構成を概略的に示す断面斜視図である。 本発明の実施の形態3における半導体装置の構成を概略的に示す断面斜視図である。 本発明の実施の形態3の第1の変形例における半導体装置の構成を概略的に示す断面斜視図である。 本発明の実施の形態3の第2の変形例における半導体装置の構成を概略的に示す断面斜視図である。 本発明の実施の形態4における半導体装置の構成を概略的に示す断面斜視図である。 本発明の実施の形態5における半導体装置の製造方法の第1の工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態5における半導体装置の製造方法の第2の工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態5における半導体装置の製造方法の第3の工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態5における半導体装置の製造方法の第4の工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態5における半導体装置の製造方法の第5の工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態5における半導体装置の製造方法の第6の工程を概略的に示す断面図である。 本発明の実施の形態5の変形例における半導体装置の製造方法の一工程を概略的に示す断面図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
<実施の形態1>
(構成の概要)
図1は、本実施の形態における半導体装置の構成を概略的に示す断面斜視図である。
ヘテロ接合電界効果型トランジスタ101(半導体装置)は、チャネル層3と、バリア層4と、アモルファス膜9と、ゲート電極10とを有している。チャネル層3は、Alx1Iny1Ga1-x1-y1Nで表される第1の組成を有する単結晶からなる。バリア層4は、チャネル層3上に設けられており、チャネル層3のバンドギャップよりも大きなバンドギャップを有しており、Alx2Iny2Ga1-x2-y2Nで表される第2の組成を有する単結晶からなる。アモルファス膜9は、バリア層4上に設けられており、第2の組成を有している。ゲート電極10は、アモルファス膜9上に設けられている。
ヘテロ接合電界効果型トランジスタ101は、本実施の形態においてはさらに、第1のn型不純物領域7と、第2のn型不純物領域8と、ソース電極5(第1の主電極)と、ドレイン電極6(第2の主電極)とを有している。第1のn型不純物領域7は、チャネル層3とバリア層4との界面に接している。第1のn型不純物領域7は、バリア層4の不純物濃度に比して高い不純物濃度を有している。第2のn型不純物領域8は、チャネル層3とバリア層4との界面に接している。第2のn型不純物領域8は、バリア層4の不純物濃度に比して高い不純物濃度を有しており、第1のn型不純物領域7から離れて設けられている。ソース電極5は、第1のn型不純物領域7上に設けられている。ドレイン電極6は、第2のn型不純物領域8上に設けられている。
ヘテロ接合電界効果型トランジスタ101は、図1に示されているように、基板1と、バッファ層2と、素子分離領域11とをさらに有していてよい。
(構成の詳細)
上述した「構成の概要」の説明と重複するところもあるが、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ101の構成の詳細について、以下に説明する。
チャネル層3は、バッファ層2を介して基板1上に設けられている。基板1は、典型的には半導体基板であり、たとえば、Si基板またはSiC基板である。チャネル層3は、窒化物半導体層であり、Alx1Iny1Ga1-x1-y1Nで表される第1の組成を有する単結晶からなる。本実施の形態においては、x1、y1、および1−x1−y1の各々がゼロよりも大きな値を有していてよい。すなわち本実施の形態においては、チャネル層3は、Al、In、GaおよびNの4元素から構成されていてよい。チャネル層3は、本実施の形態においては、ノンドープのものである。
バリア層4はチャネル層3上(図中、上面上)に設けられている。バリア層4は、窒化物半導体層であり、Alx2Iny2Ga1-x2-y2Nで表される第2の組成を有する単結晶からなる。バリア層4は、チャネル層3のバンドギャップよりも大きなバンドギャップを有している。このため第2の組成は、上述した第1の組成とは異なる。チャネル層3とバリア層4との界面は、ヘテロ接合を構成している。本実施の形態においては、x2、y2、および1−x2−y2の各々がゼロよりも大きな値を有していてよい。すなわち本実施の形態においては、バリア層4は、Al、In、GaおよびNの4元素から構成されていてよい。バリア層4は、本実施の形態においては、ノンドープのものである。
アモルファス膜9はバリア層4上に設けられている。アモルファス膜9は、窒化物半導体層であり、上述した第2の組成、すなわちバリア層4の組成と同じ組成、を有している。窒化物半導体はワイドバンドギャップ半導体であるので、その不純物濃度が十分に低ければ、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ101の実用的な温度域において窒化物半導体は、絶縁体と同程度またはそれに近い程度の高い抵抗率を有する。アモルファス膜9は、ゲートリーク電流を遮断するゲート絶縁膜として機能することができるよう、十分に低い不純物濃度を有しており、好ましくはノンドープの半導体(真性半導体)から作られている。
ゲート電極10はアモルファス膜9上に設けられている。ゲート電極10は、平面視においてソース電極5とドレイン電極6との間に配置されている。
第1のn型不純物領域7はチャネル層3とバリア層4との界面に接している。第1のn型不純物領域7は、バリア層4の不純物濃度に比して、高い不純物濃度を有している。第2のn型不純物領域8はチャネル層3とバリア層4との界面に接している。第2のn型不純物領域8は、バリア層4の不純物濃度に比して、高い不純物濃度を有している。第2のn型不純物領域8は、第1のn型不純物領域7から離れて設けられている。
ソース電極5は第1のn型不純物領域7上に設けられている。ドレイン電極6は第2のn型不純物領域8上に設けられている。高い不純物濃度を有する第1のn型不純物領域7および第2のn型不純物領域8が設けられることで、オン状態におけるソース電極5とドレイン電極6との間の抵抗を抑制することができる。
チャネル層3、バリア層4、第1のn型不純物領域7、および第2のn型不純物領域8は、チャネル層3からなる部分を有する下面と、バリア層4からなる部分を有する上面とを有する半導体層を構成している。ソース電極5およびドレイン電極6の各々は半導体層の上面上に配置されている。第1のn型不純物領域7は、半導体層において、ソース電極5に接する箇所からバリア層4を貫通してチャネル層3内に侵入している。同様に、第2のn型不純物領域8は、半導体層において、ドレイン電極6に接する箇所からバリア層4を貫通してチャネル層3内に侵入している。
なお、第1のn型不純物領域7および第2のn型不純物領域8は、典型的には、実施の形態5において詳述するように、チャネル層3上のバリア層4に対するイオン注入により形成される。この結果として、第1のn型不純物領域7のうち、バリア層4を貫通する部分は、バリア層4の組成と同じ組成を有していてよい。また第1のn型不純物領域7のうち、チャネル層3内に侵入している部分は、チャネル層3の組成と同じ組成を有していてよい。ただし、第1のn型不純物領域7には、バリア層4およびチャネル層3の各々の不純物濃度よりも高い濃度でドナーが添加されている。同様に、第2のn型不純物領域8のうち、バリア層4を貫通する部分は、バリア層4の組成と同じ組成を有していてよい。また第2のn型不純物領域8のうち、チャネル層3内に侵入している部分は、チャネル層3の組成と同じ組成を有していてよい。
第1のn型不純物領域7と第2のn型不純物領域8とで挟まれた領域において、アモルファス膜9は、バリア層4の少なくとも一部を覆っている。好ましくは、バリア層4のうちアモルファス膜9によって覆われた部分が第1のn型不純物領域7と第2のn型不純物領域8との間をつないでいる。より好ましくは、アモルファス膜9は、上述した挟まれた領域の全体を覆っている。
(効果)
本実施の形態によれば、第1に、アモルファス膜9は、バリア層4と同様、ワイドバンドギャップ半導体から作られている。これにより、トランジスタの通常の使用温度域においては、アモルファス膜9の不純物濃度を抑えることで、アモルファス膜9の抵抗率を、絶縁体と同程度またはそれに近い程度にまで高めることができる。これによりアモルファス膜9はゲート絶縁膜として機能し得る。ゲート絶縁膜として単結晶膜ではなくアモルファス膜9が用いられることで、ゲート絶縁膜に起因した分極効果による2DEGの発生を避けることができる。これにより、ノーマリオフ型のしきい値を容易に得ることができる。第2に、ゲート絶縁膜としてのアモルファス膜9は、バリア層4の組成と同じ組成を有している。これにより、組成の相違に起因してのトラップ準位の発生が避けられる。よって、トラップ準位の存在に起因した電流コラプスまたはしきい値変動を抑制することができる。以上から、窒化物半導体を用いたヘテロ接合電界効果型トランジスタにおいて、ノーマリオフ型のしきい値特性を得つつ、電流コラプスまたはしきい値変動を抑制することができる。
上述したように、本実施の形態においては、ゲート絶縁膜として機能するアモルファス膜9は、窒化物半導体であり、酸化物ではない。仮にアモルファス膜9の代わりにAlO、GaO、ZnOまたはHfOなどの酸化物からなる絶縁膜が用いられたとすると、酸化物中の酸素原子がドーパントとして作用することで、絶縁膜とバリア層4との界面に高濃度のトラップが発生する。この高濃度のトラップにより、トランジスタには、電流コラプスおよびしきい値変動などの悪影響が生じ得る。また、アモルファス膜9の代わりにSiNまたはSiOのようにSiを主材料として含む絶縁膜が用いられたとすると、Si原子がドーパントとして作用することで、同様の悪影響が生じ得る。これに対して本実施の形態によれば、ゲート絶縁体膜として機能するアモルファス膜9は、バリア層4が含む元素のみからなる。これにより、バリア層4が含まない元素に起因した上記の悪影響を避けることができる。
さらに、本実施の形態によれば、バリア層4の組成とアモルファス膜9の組成とが、共通してAlx2Iny2Ga1-x2-y2Nである。バリア層4が含む元素と、アモルファス膜9が含む元素とが共通していたとしても、仮に両者の間で組成が量的に相違していれば、両者の界面に、N(窒素)空孔またはGa(ガリウム)空孔などによるトラップ準位が生じやすい。本実施の形態によれば、このようなトラップ準位の発生が防止される。よって、電流コラプスまたはしきい値変動を、より抑制することができる。
また、仮にアモルファス膜9の代わりに、上記第2の組成を有する単結晶膜が用いられたとすると、上記第1の組成との組成上の相違による格子不整合の存在から、絶縁性を十分に確保することができる程度に単結晶膜の厚みを大きくすることが難しい。また仮に厚みを十分に大きくすることができたとしても、その場合は、ヘテロ接合電界効果型トランジスタのノーマリオフ動作が困難となってしまう。このことについて、以下に説明する。
窒化物半導体を用いたヘテロ接合電界効果型トランジスタにおいて、ノーマリオフ動作を実現するには、少なくともゲート電極10下方のバリア層4を薄くするなどして、ゲート電極10に電圧を印加していない状態においてヘテロ界面に2DEGを発生させないようにする必要がある。しかしながら、バリア層4自体が薄くても、その上に、上記のように厚い単結晶膜が設けられると、この単結晶膜による分極(具体的には自発分極およびピエゾ分極の2つの分極)の効果が大きく生じることに起因して、2DEGの抑制が困難となる。よってノーマリオフ動作が困難となってしまう。これに対して本実施の形態によれば、単結晶膜ではなくアモルファス膜9が用いられるので、上記のように大きな分極効果が生じることはない。なぜならば、上記2つの分極は、結晶方位がそろっていることにより生じるからである。よって、バリア層4の厚みを十分小さくすることで、ゲート電極10に電圧を印加していない状態における2DEGの抑制が可能となる。よってノーマリオフ動作が実現される。
また上述したように、アモルファス膜9は、格子不整合の影響を受けることなく形成することができるので、アモルファス膜9の厚みは容易に大きくすることができる。これにより、ゲートリーク電流が容易に低減される。また、アモルファス膜9の厚みを大きくすることによって、しきい値を正側に制御することができる。
(第1の変形例)
本変形例においては、チャネル層3の組成、すなわち第1の組成、はAlx1Ga1-x1Nで表される。ここでx1は0<x1<1である。つまり本変形例は、上記実施の形態1における第1の組成がy1=0を満たす場合に対応しており、チャネル層3は、Al、GaおよびNの3元素から構成されている。これにより、チャネル層3の組成が4元素から構成される場合に比較して、ヘテロ界面における電子の合金散乱が抑制される。これにより電子の移動度が高くなる。よってオン抵抗を低くすることができる。
特に、Al組成を表すx1が大きくされると、チャネル層3のバンドギャップが大きくなる。これにより耐電圧性が向上する。
(第2の変形例)
本変形例においては、チャネル層3の組成、すなわち第1の組成、はGaNで表される。つまり本変形例は、上記実施の形態1における第1の組成がx1=y1=0を満たす場合に対応しており、チャネル層3はGaおよびNの2元素から構成されている。これにより、チャネル層3の組成が3元素以上から構成される場合に比較して、ヘテロ界面における電子の合金散乱が抑制される。これにより電子の移動度が高くなる。よってオン抵抗を低くすることができる。
またチャネル層3の結晶成長が容易となり、チャネル層3中に混入する不純物が低減される。これにより、不純物に起因した電子トラップの発生を抑えることができる。よって、トラップ準位の存在に起因した電流コラプスまたはしきい値変動を、より抑制することができる。またゲートリーク電流を抑制することができる。
(第3の変形例)
本変形例においては、バリア層4の組成、すなわち第2の組成、はAlNで表される。つまり本変形例は、上記実施の形態1における第2の組成がx2=1かつy2=0を満たす場合に対応しており、バリア層4はAlおよびNの2元素から構成されている。これにより、バリア層4の組成が3元素以上から構成される場合に比較して、ヘテロ界面における電子の合金散乱が抑制される。これにより電子の移動度が高くなる。よってオン抵抗を低くすることができる。
またバリア層4の結晶成長が容易となり、バリア層4中に混入する不純物が低減される。これにより、不純物に起因した電子トラップの発生を抑えることができる。よって、トラップ準位の存在に起因した電流コラプスまたはしきい値変動を、より抑制することができる。またバリア層4のバンドギャップが大きくなるので、ゲートリーク電流を抑制することができる。
<実施の形態2>
(寄生抵抗)
本実施の形態の構成の説明の前に、前述した実施の形態1におけるヘテロ接合電界効果型トランジスタ101(図1)の寄生抵抗について説明する。ヘテロ接合電界効果型トランジスタ101はノーマリオフ型であるので、そのヘテロ界面は、ゲート電極10に電圧を印加していない状態においてに2DEGが発生しないように、組成および厚みが最適化されている。ヘテロ接合電界効果型トランジスタ101をオン状態とするためにゲート電極10に正電圧が印加されると、ヘテロ界面のうちアモルファス膜9を介してゲート電極10と対向している部分は、2DEGの発生により低抵抗化される。しかしながら、ヘテロ界面のうちアモルファス膜9を介してゲート電極10と対向していない部分、言い換えれば、平面視における第1のn型不純物領域7および第2のn型不純物領域8の各々とゲート電極10との間の部分、は、2DEGの発生がほとんどなく、高抵抗領域として存在し続ける。この高抵抗領域による抵抗が、ソース電極5とドレイン電極6との間の寄生抵抗となる。
(構成および効果)
図2は、本実施の形態におけるヘテロ接合電界効果型トランジスタ201(半導体装置)の構成を概略的に示す断面斜視図である。
ヘテロ接合電界効果型トランジスタ201においては、アモルファス膜9のうちゲート電極10が設けられた部分は、第1のn型不純物領域7と第2のn型不純物領域8との間をつないでいる。これにより、ゲート電極10に正電圧を印加することで、第1のn型不純物領域7と第2のn型不純物領域との間をつなぐように2DEG領域を発生させることができる。この領域をキャリアが走行することによって、オン状態におけるソース電極5とドレイン電極6との間の寄生抵抗を低減することができる。また第1のn型不純物領域7および第2のn型不純物領域8の各々とゲート電極10との間にはアモルファス膜9が設けられる。よって第1のn型不純物領域7および第2のn型不純物領域8の各々とゲート電極10とが短絡することが避けられる。なお、アモルファス膜9は、図示されているように、ゲート電極10が設けられていない部分を含んでもよい。
好ましくは、アモルファス膜9のうちゲート電極10が設けられた部分は、バリア層4のうち第1のn型不純物領域7と第2のn型不純物領域8との間の領域のすべてを覆っている。これにより、寄生抵抗を、より低減することができる。
なお、上記以外の構成については、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ101(図1:実施の形態1)の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
上記本実施の形態においては、ゲート電極10は、アモルファス膜9を介して第1のn型不純物領域7または第2のn型不純物領域8と対向していてもよい。ただしこの場合は、ゲート電極10と、第1のn型不純物領域7または第2のn型不純物領域8との間で、寄生容量が生じる。寄生容量は高周波動作の妨げとなり得る。よってゲート電極10と第1のn型不純物領域7または第2のn型不純物領域8とが対向する面積は、小さい方が好ましい。
(変形例)
図3は、本実施の形態の変形例におけるヘテロ接合電界効果型トランジスタ202(半導体装置)の構成を概略的に示す断面斜視図である。本変形例においては、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ201と異なり、ゲート電極10は、アモルファス膜9を介して第1のn型不純物領域7および第2のn型不純物領域8と対向していない。言い換えれば、平面視において、ゲート電極10は、第1のn型不純物領域7とバリア層4との境界上に一方端を有しており、第2のn型不純物領域8とバリア層4との境界上に他方端を有している。これにより、上述した寄生容量を最大限抑えることができる。
<実施の形態3>
(構成)
図4は、本実施の形態におけるヘテロ接合電界効果型トランジスタ301(半導体装置)の構成を概略的に示す断面斜視図である。
ヘテロ接合電界効果型トランジスタ301においては、第2のn型不純物領域8は、高濃度部分8a(第1の部分)および低濃度部分8b(第2の部分)を有している。高濃度部分8aおよび低濃度部分8bは互いに接している。低濃度部分8bの不純物濃度は、バリア層4の不純物濃度よりも高くかつ高濃度部分8aの不純物濃度よりも低い。高濃度部分8aの不純物濃度は、第1のn型不純物領域7とほぼ同じであってよい。低濃度部分8bは、高濃度部分8aと第1のn型不純物領域7との間に配置されている。低濃度部分8bと第1のn型不純物領域7との間にはバリア層4が配置されている。好ましくは、ドレイン電極6は、高濃度部分8a上に、低濃度部分8bから離れて配置されている。
なお、上記以外の構成については、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ101(図1:実施の形態1)の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
(効果)
本実施の形態によれば、第2のn型不純物領域は、高濃度部分8aと第1のn型不純物領域7との間に、低い不純物濃度を有する低濃度部分8bを含む。この低濃度部分8bにより、ドレイン電極6に高電圧が印加された際に、高濃度部分8aとゲート電極10との間の電界が緩和される。よって、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ301をより高電圧で動作させることができる。
(変形例)
図5は、本実施の形態の第1の変形例におけるヘテロ接合電界効果型トランジスタ302(半導体装置)の構成を概略的に示す断面斜視図である。本変形例においては、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ201(図2:実施の形態2)と同様に、アモルファス膜9のうちゲート電極10が設けられた部分は、第1のn型不純物領域7と第2のn型不純物領域8との間をつないでいる。これにより、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ201と同様に、寄生抵抗を低減することができる。
図6は、本実施の形態の第2の変形例におけるヘテロ接合電界効果型トランジスタ303(半導体装置)の構成を概略的に示す断面斜視図である。本変形例においては、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ202(図3:実施の形態2の変形例)と同様に、ゲート電極10は、アモルファス膜9を介して第1のn型不純物領域7および第2のn型不純物領域8と対向していない。言い換えれば、平面視において、ゲート電極10は、第1のn型不純物領域7とバリア層4との境界上に一方端を有しており、第2のn型不純物領域8とバリア層4との境界上に他方端を有している。これにより、上述した寄生容量を最大限抑えることができる。
<実施の形態4>
図7は、本実施の形態におけるヘテロ接合電界効果型トランジスタ401(半導体装置)の構成を概略的に示す断面斜視図である。本実施の形態においては、平面視でのゲート電極10とソース電極5との間において、アモルファス膜9とソース電極5との間に間隔が設けられている。また平面視でのゲート電極10とドレイン電極6との間において、アモルファス膜9とドレイン電極6との間に間隔が設けられている。
なお、上記以外の構成については、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ302(図5:実施の形態3の第1の変形例)の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。また、上述したようにソース電極5またはドレイン電極6とアモルファス膜9との間に間隔が設けられた構成は、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ302以外のもの(ヘテロ接合電界効果型トランジスタ101、201、202、301または303など)に適用されてもよい。
<実施の形態5>
本実施の形態においては、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ101(図1)の製造方法について、以下に説明する。なお、図8〜図13のそれぞれは、製造方法の第1〜第6の工程を概略的に示す断面図である。
図8を参照して、基板1上に、バッファ層2、チャネル層3、バリア層4が順に形成される。そのために、基板1上におけるエピタキシャル成長が行われる。エピタキシャル成長は、たとえば、MOCVD(Metal−Organic Chemical Vapor Deposition)法またはMBE(Molecular−Beam Epitaxy)法により行い得る。各層の組成の調整は、たとえば、InzAlxGa1-x-zN(0<x≦1、0<z≦1)の原料ガスとなるトリメチルインジウム、トリメチルアンモニウム、トリメチルガリウム、およびアンモニアなどの、流量、圧力、および温度(成長条件)を調整することにより行い得る。
図9を参照して、バリア層4上から内部へのイオン注入と、活性化アニールとにより、第1のn型不純物領域7および第2のn型不純物領域8が形成される。イオン注入は、レジストパターンなどの注入マスクを用いて選択的に行われ、たとえば、注入ドーズ量1×1013cm-2〜1×1016cm-2、注入エネルギー10keV〜1000keVの条件が用いられる。注入される不純物は、窒化物半導体に対してn型を付与するものであり、たとえばSiである。活性化アニールは、たとえば、RTA(Rapid Thermal Annealing)法を用いて800℃〜1500℃の温度で行われる。
図10を参照して、第1のn型不純物領域7および第2のn型不純物領域8のそれぞれの上に、ソース電極5およびドレイン電極6が形成される。具体的には、金属膜の堆積と、そのパターニングとが行われる。堆積方法としては、たとえば、蒸着法またはスパッタ法が用いられる。金属膜は、たとえば、Ti、Al、Nb、Hf、Zr、Sr、Ni、Ta、Au、MoまたはWから作られる。金属膜として、これらの金属の多層膜が用いられてもよい。パターニングは、たとえばリフトオフ法により行われる。
図11を参照して、バリア層4上にアモルファス膜9が形成される。そのために、たとえば、触媒化学気相堆積法、プラズマ化学気相堆積法、原子層堆積法、MOCVD法、MBE法、またはスパッタ法による堆積が行われる。
図12を参照して、トランジスタ素子が形成される領域以外の領域において、バリア層4を貫通してチャネル層3に至る素子分離領域11が形成される。図中では、イオン注入法を用いた工程が示されている。なおこの工程に代わり、エッチング法を用いた工程が行われてもよい。また、本工程は、アモルファス膜9を形成する工程(図11)の前に行われてもよい。
図13を参照して、アモルファス膜9上にゲート電極10が形成される。具体的には、導体膜の堆積と、そのパターニングとが行われる。堆積方法としては、たとえば、蒸着法またはスパッタ法が用いられる。導体膜は、たとえば、Ti、Al、Pt、Au、Ni、Pdなどの金属、IrSi、PtSi、NiSi2などのシリサイド、もしくはTiN、WNなどの窒化物金属から作られる。導体膜として、これらの材料の多層膜が用いられてもよい。パターニングは、たとえばリフトオフ法により行われる。
以上により、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ101(図1)が得られる。なお、典型的には、上述した構成に加えてさらに、保護膜、フィールドプレート電極、配線、エアブリッジ、バイアホールなどが形成される。また、上述した工程は、必ずしも上記説明の順に実施される必要はなく、順番が入れ替えられてもよい。
(第1の変形例)
上記製造方法において、第1のn型不純物領域7および第2のn型不純物領域8(図9)の形成のためのイオン注入に用いられるレジストパターンの形状を変えることにより、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ201(図2)が得られる。
(第2の変形例)
上記製造方法において、アモルファス膜9の堆積(図11)とゲート電極10の形成(図13)とが、第1のn型不純物領域7および第2のn型不純物領域8の形成(図9)の前に行われる。第1のn型不純物領域7および第2のn型不純物領域8の形成のためのイオン注入において、既に形成されているゲート電極10をマスクとして用いることで、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ202(図3)が得られる。
(第3の変形例)
図14は、本変形例における一工程を概略的に示す断面図である。上記製造方法において、第1のn型不純物領域7および第2のn型不純物領域8(図9)の形成工程に代わり、第1のn型不純物領域7および高濃度部分8aを形成する工程と、低濃度部分8bを形成する工程とが行われることで、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ301(図4)が得られる。これらの工程の順番は特に限定されない。第1のn型不純物領域7および高濃度部分8aは、一括して形成されることが好ましい。低濃度部分8bは、これらの不純物濃度よりも低いドーピング濃度で形成される必要があるので、別の工程を要する。第1のn型不純物領域7、高濃度部分8aおよび低濃度部分8bの活性化熱処理は同時に行われ得る。
なお上記各実施の形態においては、バッファ層2が用いられる場合について説明したが、バッファ層2は省略できる場合がある。具体的には、基板1の材料として、チャネル層3と異なる種類の材料(SiCまたはSi)が用いられる場合はバッファ層2が必要となるが、同じ種類の材料(たとえば、GaN、AlGaNまたはInAlGaN)が用いられる場合はバッファ層2を省略し得る。逆に、上述されていない半導体層がさらに加えられてもよい。たとえば、チャネル層3の下側に、チャネル層3およびバリア層4の組成とは異なる組成を有する窒化物半導体層が設けられてもよい。
チャネル層3およびバリア層4は、ノンドープのものに限られるわけではなく、トランジスタ動作に支障がない量で、Si、Mg、Fe、C、またはGeなどの不純物が含まれていてもよい。第1のn型不純物領域7および第2のn型不純物領域8を形成するためのn型不純物は、Si、Ge、酸素、窒素空孔など、窒化物半導体においてn型のドーパントとして振舞う不純物であればよい。
素子分離領域11は省略されてもよい。素子分離領域11がなくても、ノーマリオフ型のヘテロ接合電界効果型トランジスタにおいては、隣接するトランジスタと絶縁された状態が得られる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
1 基板、2 バッファ層、3 チャネル層、4 バリア層、5 ソース電極、6 ドレイン電極、7 第1のn型不純物領域、8 第2のn型不純物領域、8a 高濃度部分、8b 低濃度部分、9 アモルファス膜、10 ゲート電極、11 素子分離領域、101,201,202,301〜303,401 ヘテロ接合電界効果型トランジスタ(半導体装置)。

Claims (6)

  1. Alx1Iny1Ga1-x1-y1Nで表される第1の組成を有する単結晶からなるチャネル層と、
    前記チャネル層上に設けられ、前記チャネル層のバンドギャップよりも大きなバンドギャップを有し、Alx2Iny2Ga1-x2-y2Nで表される第2の組成を有する単結晶からなるバリア層と、
    前記バリア層上に設けられ、前記第2の組成を有するアモルファス膜と、
    前記アモルファス膜上に設けられたゲート電極と、
    前記チャネル層と前記バリア層との界面に接し、前記バリア層の不純物濃度に比して高い不純物濃度を有する第1のn型不純物領域と、
    前記チャネル層と前記バリア層との界面に接し、前記バリア層の不純物濃度に比して高い不純物濃度を有し、前記第1のn型不純物領域から離れて設けられた第2のn型不純物領域と、
    前記第1のn型不純物領域上に設けられた第1の主電極と、
    前記第2のn型不純物領域上に設けられた第2の主電極と、
    を備え、前記アモルファス膜のうち前記ゲート電極が設けられた部分は、前記第1のn型不純物領域と前記第2のn型不純物領域との間をつないでいる、半導体装置。
  2. 前記第2のn型不純物領域は、第1の部分、および、前記第1の部分と前記第1のn型不純物領域との間に配置された第2の部分を有し、前記第2の部分の不純物濃度は、前記バリア層の不純物濃度よりも高くかつ前記第1の部分の不純物濃度よりも低い、請求項に記載の半導体装置。
  3. 前記第1の組成はAlx1Ga1-x1Nで表される、請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記第1の組成はGaNで表される、請求項1または2に記載の半導体装置。
  5. 前記第2の組成はAlNで表される、請求項1からのいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記半導体装置はノーマリオフ型である、請求項1からのいずれか1項に記載の半導体装置。
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