JP2015008244A - ヘテロ接合電界効果型トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

ヘテロ接合電界効果型トランジスタおよびその製造方法 Download PDF

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章文 今井
Akifumi Imai
章文 今井
南條 拓真
Takuma Nanjo
拓真 南條
鈴木 洋介
Yosuke Suzuki
洋介 鈴木
吹田 宗義
Muneyoshi Suita
宗義 吹田
拓行 岡崎
Hiroyuki Okazaki
拓行 岡崎
柳生 栄治
Eiji Yagyu
栄治 柳生
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Abstract

【課題】本発明は、電気特性の変動を抑制するとともにアクセス領域の抵抗を低減することが可能なヘテロ接合電界効果型トランジスタおよびその製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明によるヘテロ接合電界効果型トランジスタは、窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタであって、半絶縁性SiC基板1上に形成されたチャネル層3と、チャネル層3上に形成された第1の電子供給層4と、第1の電子供給層4上の予め定められた領域に形成されたゲート電極10と、第1の電子供給層4上であって、ゲート電極10の一方側と他方側とに各々形成されたソース電極8およびドレイン電極9と、第1の電子供給層4上であって、ゲート電極10、ソース電極8、およびドレイン電極9が形成された領域以外の領域に、ソース電極8およびドレイン電極9と接さず、かつ第1の電子供給層4と接するように形成された第2の電子供給層5とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、窒化物を含む半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタおよびその製造方法に関する。
従来の窒化物を含む半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタにおいて、ノーマリーオフ動作を実現するエンハンスメント型デバイスを作製する際に採用される構造の一つとしてリセスゲート構造が挙げられる。
リセスゲート構造は、埋め込みゲート構造とも呼ばれており、ゲート電極直下に存在する電子供給層の厚さ(以下、膜厚という)を薄くすることによってゲート電極直下の領域における2次元電子ガスの発生を抑制し、ノーマリーオフ動作を実現している。このとき、ゲート電極直下以外の領域についてはできる限り低抵抗であることが望ましく、一定量以上の2次元電子ガスを誘起するためにはゲート電極直下の領域よりも厚い電子供給層が形成される。従って、外見上、ゲート電極が電子供給層に埋め込まれたような構造となる。
上記のリセスゲート構造を実現するために、従来では、エピタキシャル成長法によって厚い電子供給層を形成した後、当該電子供給層のゲート電極直下に対応する領域のみをドライエッチング等によって加工し薄層化(薄膜化)するといった技術が一般的に採用されていた(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1では、トランジスタの閾値電圧がゲート電極直下の電子供給層の膜厚に対して非常に敏感に(反応よく)変化するため、電子供給層をエッチングするときの加工誤差がトランジスタの閾値電圧に大きな影響を及ぼしてしまう。また、構成上、高選択比を利用したエッチストップ層を導入する手法を採用することができず、加工時間のみで電子供給層の膜厚を制御せざるを得ないため、トランジスタの素子ごとに閾値電圧が変動することは大きな問題であった。
上記の問題に対して、高濃度のキャリアを誘起しないように、エピタキシャル成長法によって薄い電子供給層を形成しておき、ゲート電極を形成する領域をマスクパターンによって被覆した状態で、他の領域に対して選択再成長を行うことによって当該他の領域における電子供給層を厚膜化させる技術が開示されている(例えば、特許文献2,3参照)。
特開2008−141040号公報 特開2008−124262号公報 特開2011−9493号公報
窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタであって、ノーマリーオフ動作を実現するために埋め込みゲート構造を採用する場合において、ドライエッチングによるリセス加工を適用するとゲート電極直下に形成される電子供給層の膜厚を高精度に制御することが困難となる。従って、電子供給層の膜厚のバラツキに起因するトランジスタの電気特性の変動が顕著となる他、加工損傷によるトランジスタの特性劣化も起こり得る。
また、選択再成長によるゲート電極領域の埋め込みを行えば上記の問題は解決されるが、特許文献1〜3のいずれの場合においても、ソース・ドレイン電極直下には厚い電子供給層が存在するため、ソース・ドレイン電極から2次元電子ガスにアクセスする領域(以下、アクセス領域という)の抵抗が高くなってしまうという問題がある。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、電気特性の変動を抑制するとともに、アクセス領域の抵抗を低減することが可能なヘテロ接合電界効果型トランジスタおよびその製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明によるヘテロ接合電界効果型トランジスタは、窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタであって、基板上に形成されたチャネル層と、チャネル層上に形成された第1の電子供給層と、第1の電子供給層上の予め定められた領域に形成されたゲート電極と、第1の電子供給層上であって、ゲート電極の一方側と他方側とに各々形成されたソース電極およびドレイン電極と、第1の電子供給層上であって、ゲート電極、ソース電極、およびドレイン電極が形成された領域以外の領域に、ソース電極およびドレイン電極と接さず、かつ第1の電子供給層と接するように形成された第2の電子供給層とを備える。
また、ヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法は、窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法であって、(a)基板上にチャネル層および第1の電子供給層を順次形成する工程と、(b)第1の電子供給層上であって、ゲート電極、ソース電極、およびドレイン電極を形成すべき領域以外の領域に、第1の電子供給層と接するように第2の電子供給層を形成する工程と、(c)第1の電子供給層上であって、ソース電極およびドレイン電極を形成すべき領域に、ソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、(d)第1の電子供給層上であって、ゲート電極を形成すべき領域に、ゲート電極を形成する工程とを備え、工程(c)は、ソース電極およびドレイン電極が、ゲート電極を形成すべき領域の一方側と他方側とに各々形成され、かつ第2の電子供給層と接しないように形成されることを特徴とする。
本発明によると、ヘテロ接合電界効果型トランジスタは、窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタであって、基板上に形成されたチャネル層と、チャネル層上に形成された第1の電子供給層と、第1の電子供給層上の予め定められた領域に形成されたゲート電極と、第1の電子供給層上であって、ゲート電極の一方側と他方側とに各々形成されたソース電極およびドレイン電極と、第1の電子供給層上であって、ゲート電極、ソース電極、およびドレイン電極が形成された領域以外の領域に、ソース電極およびドレイン電極と接さず、かつ第1の電子供給層と接するように形成された第2の電子供給層とを備えるため、電気特性の変動を抑制するとともに、アクセス領域の抵抗を低減することが可能となる。
また、ヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法は、窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法であって、(a)基板上にチャネル層および第1の電子供給層を順次形成する工程と、(b)第1の電子供給層上であって、ゲート電極、ソース電極、およびドレイン電極を形成すべき領域以外の領域に、第1の電子供給層と接するように第2の電子供給層を形成する工程と、(c)第1の電子供給層上であって、ソース電極およびドレイン電極を形成すべき領域に、ソース電極およびドレイン電極を形成する工程と、(d)第1の電子供給層上であって、ゲート電極を形成すべき領域に、ゲート電極を形成する工程とを備え、工程(c)は、ソース電極およびドレイン電極が、ゲート電極を形成すべき領域の一方側と他方側とに各々形成され、かつ第2の電子供給層と接しないように形成されることを特徴とするため、電気特性の変動を抑制するとともに、アクセス領域の抵抗を低減することが可能となる。
本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構造の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構造の他の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構造の他の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構造の他の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構造の他の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構造の他の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構造の他の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構造の他の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構造の他の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構造の他の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるチャネル層と第1の電子供給層との界面に誘起される電子濃度を示す図である。 本発明の実施の形態によるチャネル層と第1の電子供給層との界面に誘起される電子濃度を示す図である。 本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造工程の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造工程の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造工程の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造工程の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造工程の一例を示す図である。 本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造工程の一例を示す図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<実施の形態>
<構成>
まず、本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構成について説明する。
<構造1>
図1は、本実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構造の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタは、半絶縁性SiC基板1と、半絶縁性SiC基板1上に形成されたバッファ層2と、バッファ層2上に形成されたGaNからなるチャネル層3と、チャネル層3上に形成されたAl0.28Ga0.72Nからなる膜厚3nmの第1の電子供給層4とを備えている。
また、第1の電子供給層4上には、Al0.28Ga0.72Nからなる第2の電子供給層5と、Ti/Nb/Ptからなるソース電極8およびドレイン電極9と、Ni/Auからなるゲート電極10とを備えている。
第2の電子供給層5は、第1の電子供給層4上であって、ソース電極8、ドレイン電極9、およびゲート電極10が形成されるべき領域以外の領域に形成されている。
ソース電極8およびドレイン電極9が形成された領域下には、オーミックコンタクトを得るために、n型不純物としてSiがドーピングされたSi注入領域6,7(n型不純物領域)が各々形成されている。すなわち、Si注入領域6,7は、第1の電子供給層4のソース電極8およびドレイン電極9が形成された領域下を含み、ソース電極8およびドレイン電極9の各々と第1の電子供給層4との接合界面からチャネル層3の一部に渡って形成されている。
第2の電子供給層5のうち、ソース電極8、ドレイン電極9、およびゲート電極10が形成されるべき領域は、選択再成長によってリセス開口部が形成されている。
ソース電極8およびドレイン電極9の各々は、Si注入領域6,7と接するように、かつ第2の電子供給層5と接しないように形成されている。
ゲート電極10は、当該ゲート電極10が形成されるべき領域の上記のリセス開口部に対して、ソース電極8方向およびドレイン電極9方向に延伸し、第2の電子供給層5の表面の一部を被覆するように形成されている。
上記より、本実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタは、窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタであって、半絶縁性SiC基板1上に形成されたチャネル層3と、チャネル層3上に形成された第1の電子供給層4と、第1の電子供給層4上の予め定められた領域に形成されたゲート電極10と、第1の電子供給層4上であって、ゲート電極10の一方側と他方側とに各々形成されたソース電極8およびドレイン電極9と、第1の電子供給層4上であって、ゲート電極10、ソース電極8、およびドレイン電極9が形成された領域以外の領域に、ソース電極8およびドレイン電極9と接さず、かつ第1の電子供給層4と接するように形成された第2の電子供給層5とを備える。
このような構造とすることによって、埋め込まれたゲート電極10直下に存在する第1の電子供給層4の膜厚を高精度に制御することができため、トランジスタの閾値電圧の変動を抑制することができる。また、ソース電極8およびドレイン電極9の各々から2次元電子ガス11に至るまでの距離が短く、かつソース電極8およびドレイン電極9の各々と2次元電子ガス11との間に高濃度のSi注入領域6,7がドーピングされているため、アクセス領域の抵抗を低減することができオン抵抗が小さくなる。さらに、ゲート電極10の一部をドレイン電極9側に延伸して形成することによって、ゲート電極10・ドレイン電極9間に印加される電界を2系統(2箇所のゲート電極10端)に分散することによって電界集中を防ぐためピーク電界強度が弱くなり、耐圧に優れ、電流コラプスを低減することができ、窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタの電気的特性を顕著に改善することが可能となる。
<構造2>
図2は、本実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの構造の他の一例を示す図である。
図2に示すヘテロ接合電界効果型トランジスタは、ゲート電極10と、第1の電子供給層4および第2の電子供給層5との間に誘電膜12(絶縁体薄膜)を備えることを特徴としている。その他の構成は、図1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図2に示すように、第2の電子供給層5のうち、ソース電極8、ドレイン電極9、およびゲート電極10が形成されるべき領域は、選択再成長によってリセス開口部が形成されている。
リセス開口部のうちのゲート電極10が形成されるべき領域に形成されたリセス開口部の底面および側壁から、第2の電子供給層5の表面に渡って誘電膜12が形成(被覆)されている。
ゲート電極10は、当該ゲート電極10が形成されるべき領域の上記のリセス開口部の、誘電膜12を形成した影響で狭くなった開口幅に対して、ソース電極8方向およびドレイン電極9方向に延伸し、第2の電子供給層5の表面の一部を被覆するように形成されている。
このような構造とすることによって、図1に示す構造に加えて、ゲート電極10直下に存在する誘電膜12の膜厚を制御することによって、トランジスタの閾値電圧の絶対値を大きくすることができる。また、MIS(Metal-Insulator-semiconductor)ゲート構造として、リセス開口部の底面および側面において、ゲート電極10と第1の電子供給層4および第2の電子供給層5との間に誘電膜12を形成することによる絶縁効果によって、ゲートリーク電流を低減することができる。従って、図2に示す構造は、図1に示す構造に加えて、所望の電圧の閾値を調整することができ、ゲートリーク電流が少ない窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタを実現することが可能となる。
<変形例>
なお、上記では、本実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの代表的な構造(図1,2参照)について説明したが、下記に示すような各構造にしても同様の効果が得られる。以下、本実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの各変形例について説明する。なお、図3〜5は図1(構造1)の変形例を、図6〜10は図2(構造2)の変形例を示している。
<変形例1>
図1,2において、ゲート電極10は、第2の電子供給層5の上面の一部を覆うようにソース電極8側およびドレイン電極9側に延伸して形成されているが、これに限るものではない。すなわち、図3,6に示すように、ゲート電極10をソース電極8側およびドレイン電極9側のいずれにも延伸して形成せず、第2の電子供給層5の上面と接しない構造としてもよい。ただし、電界のピーク強度を緩和する効果が得られなくなる点を考慮すれば、電流コラプスの増大は避けられない。従って、図3,6に示す構造は最良の形態とはいえないが、一定の効果を得ることができる。その他、図4,7に示すように、ゲート電極10をドレイン電極9側にのみ延伸して形成する構造としてもよい。このような構造であれば、最も大きな電界が発生するゲート電極10・ドレイン電極9間において電界緩和の効果が得られるため、図1に示す構造と同様、電流コラプスを低減することが可能となる。すなわち、ゲート電極10は、第2の電子供給層5における第1の電子供給層4とは反対側の面上の一部を覆い、かつ少なくともドレイン電極9側に延伸して形成するようにしてもよい。
<変形例2>
また、図1〜10におけるチャネル層3、第1の電子供給層4、および第2の電子供給層5のバンドギャップの大きさを各々E,E,Eとした場合において、これらがE<E≦Eという関係を満足すれば、ヘテロ接合電界効果型トランジスタを動作させるのに十分である。従って、必ずしも図1,2で示したようにチャネル層3をGaN、第1の電子供給層4をAl0.28Ga0.72N、第2の電子供給層5をAl0.28Ga0.72Nとする必要はなく、構成する元素の組成が異なるAl,Ga,NのうちNを含む少なくとも2種類の元素からなる化合物で構成されていればよく、例えば、チャネル層3、第1の電子供給層4、および第2の電子供給層5を構成する化合物半導体を各々AlGa1−xN、AlGa1−yN、AlGa1−zNとすると、0≦x<1、0<y<1、0<z<1、x<y≦zという関係を満足する化合物半導体で構成されていればよい。また、必ずしもAl,Ga,Nの3元素のうちNを含む少なくとも2元素からなる化合物半導体で構成される必要もなく、例えばInを加えたIn,Al,Ga,NのうちNを含む少なくとも2種類の元素からなる化合物半導体で構成されていてもよい。
<変形例3>
また、図1〜10において、第1の電子供給層4は、Alの混晶比(Al組成)が0.28で膜厚が3nmであるとしているが、これらの値に限定されるものではなく、チャネル層3上に第1の電子供給層4のみが存在する状況において、チャネル層3と第1の電子供給層4との界面に誘起される電子濃度が十分に低ければよい。図11,12は、チャネル層3がGaNである場合における、第1の電子供給層4のAl混晶比および膜厚の変化によって界面に誘起される電子濃度を示している。図12において、斜線部分は電子濃度が3×1011(cm−2)未満の領域を示している。図11,12に示すように、例えば電子濃度が3×1011(cm−2)未満となる程度に抑えればよく、Al混晶比が0.16で膜厚が5nmであっても満足することが分かる。
<変形例4>
図2において、誘電膜12は、リセス開口部の底面、側面、および第2の電子供給層5の上面に渡って全てを被覆するように形成されているが、これに限るものではない。例えば、図9に示すように、リセス開口部の底面にのみ誘電膜12を被覆し、ゲート電極10をリセス開口部の側面との間に空隙を有するように形成するような構造としても同様の効果が得られる。他に、図10に示すように、リセス開口部の底面にのみを被覆しないように誘電膜12を形成した後にゲート電極10を埋め込んで形成するような構造としてもよい。ただし、この場合は、図2の構造によって得られる効果のうちの「ゲート電極10直下に存在する誘電膜12の膜厚を制御することによって、トランジスタの閾値電圧の絶対値を大きくする」という効果を発揮することができず、また、「絶縁効果によって、ゲートリーク電流を低減する」という効果についてもリセス開口部の側面に対する絶縁効果によるもののみであるため、最良の形態とはいえない。このように、誘電膜12は、ゲート電極10と、第1の電子供給層4および第2の電子供給層5のうちの少なくとも一方との間に形成されるようにしてもよい。
<変形例5>
また、図1〜10に示す構造において、チャネル層3、第1の電子供給層4、および第2の電子供給層5がAl,Ga,NのうちNを含む少なくとも2元素からなる化合物半導体で構成される場合は、第1の電子供給層4および第2の電子供給層5に大きな分極効果が発生するため、チャネル層3の第1の電子供給層4側に高濃度の2次元電子ガス11を発生させることができる。従って、トランジスタの大電流化さらには高出力化に有利であり、より好ましい構造である。
<変形例6>
また、ヘテロ接合電界効果型トランジスタは、チャネル層3に用いる半導体材料の絶縁破壊電界が高いほど耐圧が高くなる。AlGa1−xNはAl組成がより高いほどバンドギャップが大きく絶縁破壊電界が高いため、チャネル層3をAlGa1−xNで構成する場合は、よりAl組成が高い(xが1に近い)方が好ましい。また、第1の電子供給層4および第2の電子供給層5に用いる半導体材料のバンドギャップが大きいほど、第1の電子供給層4および第2の電子供給層5を介してゲート電極10からヘテロ界面へ流れるゲートリーク電流が抑制されるため、第1の電子供給層4として用いるAlGa1−yN、および第2の電子供給層5として用いるAlGa1−zNも同様に、Al組成がより高い方が好ましい。
<変形例7>
図1〜10において、チャネル層3、第1の電子供給層4、および第2の電子供給層5は、必ずしも同一組成の1層からなる構造である必要はなく、上述のバンドギャップの大きさについての条件を満たせば、In組成、Al組成、Ga組成が空間的に変化していてもよく、これらが異なる数層からなる多層膜でもよい。また、これらの層には、上記の窒化物半導体においてn型、p型となる不純物が含まれていてもよい。
<変形例8>
また、図1〜10において、半絶縁性SiC基板1は、Si、サファイア、GaN、AlN等であってもよい。また、例えば基板1としてGaNを使用した場合には、基板1上にバッファ層2を形成することなく、基板1上にチャネル層3、第1の電子供給層4等を形成することができる。従って、基板1上には必ずしもバッファ層2を形成する必要はなく、形成しなくてもよい。
<変形例9>
また、図1〜4,6,7,9,10において、ソース電極8およびドレイン電極9は、チャネル層3の第1の電子供給層4側に発生する2次元電子ガス11とオーミックコンタクトが形成されていれば、必ずしもソース電極8およびドレイン電極9の各々の下にSi注入領域6,7を形成する必要はない。例えば、図5,8に示すようなソース電極8およびドレイン電極9の各々が第1の電子供給層4の表面と接触した構造であってもよい。ただし、ソース電極8およびドレイン電極9の各々の下にSi注入領域6,7が形成されていた方が、チャネル層3の第1の電子供給層4側に発生する2次元電子ガス11とソース電極8・ドレイン電極9間の抵抗を低減することができるため、トランジスタの大電流化および高出力化に有利であり、より好ましい構造といえる。なお、Si注入領域6,7には必ずしもSiを注入する必要はなく、n型不純物が高濃度にドーピングされていることが条件であり、窒化物半導体中でn型の不純物準位を形成する材料(O,C,N,空孔等)がドーピングされていればよい。
<変形例10>
また、図1〜10において、ソース電極8およびドレイン電極9は、必ずしもTi/Nb/Ptである必要はなく、オーミック特性が得られれば、Ti,Al,Nb,Hf,Zr,Sr,Ni,Ta,Au,Mo,Wなどの金属、もしくはこれらから構成される多層膜で形成されていてもよい。
<変形例11>
また、図1〜10において、ゲート電極10は、必ずしもNi/Auである必要はなく、Ti,Al,Pt,Au,Ni,Pd等の金属、IrSi,PtSi,NiSi等のシリサイドや、TiN,WN等の窒化物金属、もしくはこれらから構成される多層膜などで形成されていてもよい。
<変形例12>
なお、上述した変形例の構成は全て個々に採用する必要はなく、それぞれを組み合わせた構造としてもよい。
以上では、トランジスタとして動作する必要最小限の要素のみを記載したが、本実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタは、最終的には配線、バイアホール等が形成された構造においてデバイスとして用いられる。
<製造工程>
次に、本実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造工程について説明する。
図13〜18は、本発明の実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造工程の一例を示す図である。なお、これらの図において、図1〜10と同一の符号を付した構成要素は同一または対応する構成要素を示すものとする。
まず、図13に示すように、半絶縁性SiC基板1上にMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法やMBE(Molecular Beam Epitaxy)法などのエピタキシャル成長法を適用することによって、バッファ層2、GaNからなるチャネル層3、Al0.28Ga0.72Nからなる第1の電子供給層4を各々下から順にエピタキシャル成長させる。
次に、図14に示すように、エピタキシャル成長装置から取り出した基板(図13に示す構造を有する基板)に対して、フォトリソグラフィ等を利用し、第1の電子供給層4上であって、後にソース電極8、ドレイン電極9、およびゲート電極10を形成すべき領域に、例えばSiOx等の絶縁膜からなるマスク13のパターンを形成する。
次に、図15に示すように、マスク13のパターンを形成した状態で、ソース電極8、ドレイン電極9、およびゲート電極10を形成すべき領域以外の領域に対して、選択再成長法によって、第1の電子供給層4の表面上であって、かつ当該第1の電子供給層4と接するように第2の電子供給層5を成長させる(形成する)。
次に、図16に示すように、絶縁膜からなるマスク13を除去した後、レジストパターン等をマスク14として、ソース電極8およびドレイン電極9を形成すべき領域に対して、例えばイオン注入法等を用いて、注入ドーズ量1×1013〜1×1017(cm−2)、注入エネルギー10〜1000(keV)の条件でSiを導入してSi注入領域6,7を形成する。なお、ここで注入するものは窒化物半導体においてn型の不純物であればよく、Si以外であってもよい。すなわち、第1の電子供給層4のソース電極8およびドレイン電極9を形成すべき領域下を含み、ソース電極8およびドレイン電極9の各々と第1の電子供給層4との接合界面となるべき箇所からチャネル層3の一部に渡ってSi注入領域6,7(n型不純物領域)を形成する。
次に、図17に示すように、マスク14を除去した後、例えばTi,Al,Nb,Hf,Zr,Sr,Ni,Ta,Au,Mo,Wなどの金属、もしくはこれらから構成される多層膜からなるソース電極8およびドレイン電極9を、蒸着法やスパッタリング法を用いて堆積し、リフトオフ法などにより形成する。
次に、図18に示すように、例えばフォトリソグラフィ法などを用いてゲート電極10を形成すべき領域以外の領域にマスクのパターンを形成した後、Ti,Al,Pt,Au,Ni,Pd等の金属や、IrSi,PtSi,NiSi等のシリサイド、あるいはTiN,WN等の窒化物金属、もしくはこれらから構成される多層膜からなるゲート電極10を蒸着法により堆積し、リフトオフ法などにより形成する。なお、ゲート電極10を形成する手法に関しては、蒸着法に限定するものではなく、スパッタ法など他の手法を用いてもよい。
上記より、本実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法は、窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法であって、(a)半絶縁性SiC基板1上にチャネル層3および第1の電子供給層4を順次形成する工程と、(b)第1の電子供給層4上であって、ゲート電極10、ソース電極8、およびドレイン電極9を形成すべき領域以外の領域に、第1の電子供給層4と接するように第2の電子供給層5を形成する工程と、(c)第1の電子供給層4上であって、ソース電極8およびドレイン電極9を形成すべき領域に、ソース電極8およびドレイン電極9を形成する工程と、(d)第1の電子供給層4上であって、ゲート電極10を形成すべき領域に、ゲート電極10を形成する工程とを備え、工程(c)は、ソース電極8およびドレイン電極9が、ゲート電極10を形成すべき領域の一方側と他方側とに各々形成され、かつ第2の電子供給層5と接しないように形成されることを特徴としている。
上記の各工程を経て、図1に示す構造を有するヘテロ接合電界効果型トランジスタを作製することができる。また、本実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法は、選択再成長を利用してエンハンスメント型のヘテロ接合電界効果型トランジスタを作製する従来の製造工程に対して、図14に示す工程においてマスク13によるパターン領域が増え、また、図15に示す工程が追加された程度であり、さほど大掛かりなプロセスの追加を必要とせずに、電気的特性が改善されたトランジスタを作製することが可能となる。
以上では、トランジスタとして動作する必要最小限の要素しか記載していないが、最終的には配線やバイアホール等の形成プロセスを経てデバイスとして用いられる。
<変形例>
なお、上記では本実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造工程における代表的な条件について説明したが、下記に示すような条件であっても同様の効果が得られる。以下、本実施の形態によるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法の各変形例について説明する。
<変形例1>
図15に示す工程以降、図18に示す工程より前までの間において、マスクのパターンを利用して誘電膜12を形成、あるいは誘電膜12を全面に形成した後にマスクのパターンを形成して不要な領域を削除する加工を行う、すなわち、ゲート電極10と、第1の電子供給層4および第2の電子供給層5のうちの少なくとも一方との間に誘電膜12(絶縁体薄膜)を形成することによって、図2に示す構造を有する窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタを作製することができる。
<変形例2>
また、図13,15に示す工程において、チャネル層3、第1の電子供給層4、および第2の電子供給層5を形成する際に、窒化物半導体の原料ガスとなるトリメチルアンモニウム、トリメチルガリウム、トリメチルインジウム、アンモニア、あるいはn型ドーパントの原料ガスとなるシラン等の圧力、流量、温度、導入時間を調整し、チャネル層3、第1の電子供給層4、および第2の電子供給層5を所望の組成、膜厚、ドーピング濃度とすることによって、図1〜10に示すような種々の窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタを作製することができる。
<変形例3>
また、図18に示す工程において、ゲート電極10がドレイン電極9側にのみ延伸して形成されるようなマスクのパターンを形成することによって、図4,7に示すようなゲート電極10の形状を有するヘテロ接合電界効果型トランジスタを作製することができる。すなわち、ゲート電極10は、第2の電子供給層5における第1の電子供給層4とは反対側の面上の一部を覆い、かつ少なくともドレイン電極9側に延伸して形成するようにしてもよい。また、ゲート電極10がソース電極8側およびドレイン電極9側のいずれにも延伸しないように形成されるようなマスクのパターンを形成することによって、図3,6に示すようなゲート電極10の形状を有するヘテロ接合電界効果型トランジスタを作製することができる。
<変形例4>
また、上述した変形例のプロセス(製造工程)は全て個々に採用する必要はなく、それぞれを組み合わせたプロセスとしてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 半絶縁性SiC基板、2 バッファ層、3 チャネル層、4 第1の電子供給層、5 第2の電子供給層、6 Si注入領域、7 Si注入領域、8 ソース電極、9 ドレイン電極、10 ゲート電極、11 2次元電子ガス、12 誘電膜、13 マスク、14 マスク。

Claims (8)

  1. 窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタであって、
    基板上に形成されたチャネル層と、
    前記チャネル層上に形成された第1の電子供給層と、
    前記第1の電子供給層上の予め定められた領域に形成されたゲート電極と、
    前記第1の電子供給層上であって、前記ゲート電極の一方側と他方側とに各々形成されたソース電極およびドレイン電極と、
    前記第1の電子供給層上であって、前記ゲート電極、前記ソース電極、および前記ドレイン電極が形成された領域以外の領域に、前記ソース電極および前記ドレイン電極と接さず、かつ前記第1の電子供給層と接するように形成された第2の電子供給層と、
    を備える、ヘテロ接合電界効果型トランジスタ。
  2. 前記ゲート電極は、前記第2の電子供給層における前記第1の電子供給層とは反対側の面上の一部を覆い、かつ少なくとも前記ドレイン電極側に延伸して形成されることを特徴とする、請求項1に記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタ。
  3. 前記ゲート電極と、前記第1の電子供給層および前記第2の電子供給層のうちの少なくとも一方との間に形成された絶縁体薄膜をさらに備えることを特徴とする、請求項1または2に記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタ。
  4. 前記第1の電子供給層の前記ソース電極および前記ドレイン電極が形成された領域下を含み、前記ソース電極および前記ドレイン電極の各々と前記第1の電子供給層との接合界面から前記チャネル層の一部に渡って形成されたn型不純物領域をさらに備えることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタ。
  5. 窒化物半導体からなるヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法であって、
    (a)基板上にチャネル層および第1の電子供給層を順次形成する工程と、
    (b)前記第1の電子供給層上であって、ゲート電極、ソース電極、およびドレイン電極を形成すべき領域以外の領域に、前記第1の電子供給層と接するように第2の電子供給層を形成する工程と、
    (c)前記第1の電子供給層上であって、前記ソース電極および前記ドレイン電極を形成すべき領域に、前記ソース電極および前記ドレイン電極を形成する工程と、
    (d)前記第1の電子供給層上であって、前記ゲート電極を形成すべき領域に、前記ゲート電極を形成する工程と、
    を備え、
    前記工程(c)は、前記ソース電極および前記ドレイン電極が、前記ゲート電極を形成すべき領域の一方側と他方側とに各々形成され、かつ前記第2の電子供給層と接しないように形成されることを特徴とする、ヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法。
  6. 前記工程(d)において、
    前記ゲート電極は、前記第2の電子供給層における前記第1の電子供給層とは反対側の面上の一部を覆い、かつ少なくとも前記ドレイン電極側に延伸して形成されることを特徴とする、請求項5に記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法。
  7. 前記工程(b)と前記工程(c)との間、または、前記工程(c)と前記工程(d)との間において、
    (e)前記ゲート電極と、前記第1の電子供給層および前記第2の電子供給層のうちの少なくとも一方との間に絶縁体薄膜を形成する工程
    をさらに備えることを特徴とする、請求項5または6に記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法。
  8. 前記工程(b)と前記工程(c)との間において、
    (f)前記第1の電子供給層の前記ソース電極および前記ドレイン電極を形成すべき領域下を含み、前記ソース電極および前記ドレイン電極の各々と前記第1の電子供給層との接合界面となるべき箇所から前記チャネル層の一部に渡ってn型不純物領域を形成する工程
    をさらに備えることを特徴とする、請求項5ないし7のいずれかに記載のヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法。
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