JP6414275B2 - 階調電圧生成回路、データ線ドライバー、半導体集積回路装置、及び、電子機器 - Google Patents

階調電圧生成回路、データ線ドライバー、半導体集積回路装置、及び、電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示)パネル等の表示パネルのデータ線を駆動するデータ線ドライバーに関する。さらに、本発明は、そのようなデータ線ドライバーを内蔵する半導体集積回路装置、及び、データ線ドライバーを含む表示パネル駆動回路を用いる電子機器等に関する。
例えば、HTPS(高温ポリシリコン)のTFT(薄膜トランジスター)を使用するLCDパネルは、多階調(高精度)であると共に、超高速でデータ線を駆動する必要がある。特に、データ線ドライバーに含まれている限られた数の階調電圧生成回路によってLCDパネルの1ライン分の画素を順次駆動する場合には、画像データの変化に対応して、階調電圧生成回路から出力される階調電圧を短時間で立ち上がらせたり立ち下がらせたりしなければならない。
そのために、従来から、階調電圧生成回路に使用されるオペアンプにおいて、差動段に流れる定常電流を増加させたり、出力トランジスターの能力を高めたりすることによって、オペアンプの能力を高めることが行われている。しかしながら、差動段や出力段において定常電流を増加させると、消費電力が増大してしまう。
あるいは、最終的な階調電圧を決定する高精度アンプと、階調変化時に階調電圧を素早く変化させる高駆動アンプとを並列接続することによって、高速でデータ線を駆動することも考えられる。しかしながら、高駆動アンプは高い駆動能力を有しているので、負荷によって発振してしまうことが多いという問題がある。
関連する技術として、特許文献1には、定常的な駆動電流を増大させることなく、スルーレートを高速化することが可能なオペアンプ、及び、それを用いた液晶駆動装置が開示されている。このオペアンプは、一対のトランジスターから成る差動対を用いて正相入力信号と逆相入力信号の電位差に応じた電圧信号を生成する少なくとも1つの差動入力部と、この差動入力部で生成される電圧信号に応じた論理レベルの出力信号を生成して出力する出力部と、正相入力信号又は逆相入力信号が急峻に変動したことを検出して補助電流を生成する少なくとも1つの補助電流生成部と、所定の基準電流と補助電流とを足し合わせて差動入力部の駆動電流を生成する駆動電流生成部とを有する。
しかしながら、特許文献1のオペアンプによれば、正相入力信号又は逆相入力信号が急峻に変動したことを検出した後に、差動入力部の駆動電流を増加させてスルーレートが高速化されるので、入力信号の変動からスルーレートの高速化までに時間差が生じて、応答が遅れてしまうことになる。
特開2011−172203号公報(段落0011−0013、図1)
そこで、上記の点に鑑み、本発明の目的の1つは、データ線ドライバーにおいて、画像データが変化したときの階調電圧の立ち上がり及び立ち下がり特性を向上させて、表示パネルのデータ線を高速で駆動できるようにすることである。
以上の課題を解決するため、本発明の1つの観点に係るデータ線ドライバーは、画像データに基づいて階調電圧を生成することにより、表示パネルのデータ線を駆動するデータ線ドライバーであって、画像データを第1の変換特性に従ってD/A(ディジタル/アナログ)変換して第1の画像信号を出力する第1のDAC(ディジタル/アナログ変換器)と、第1のDACから出力される第1の画像信号を増幅して第1の出力信号を生成し、該第1の出力信号を階調電圧出力端子に供給する第1の増幅器と、画像データを第2の変換特性に従ってD/A変換して第2の画像信号を出力する第2のDACと、第2のDACから出力される第2の画像信号を微分する微分回路と、微分回路によって微分された第2の画像信号を増幅して第2の出力信号を生成し、該第2の出力信号を階調電圧出力端子に供給する第2の増幅器とを具備する。
本発明の1つの観点によれば、第1の画像信号を増幅する第1の増幅器の出力信号と、微分された第2の画像信号を増幅する第2の増幅器の出力信号とを合成することにより、画像データが変化したときの階調電圧の立ち上がり及び立ち下がり特性を向上させて、表示パネルのデータ線を高速で駆動することができる。
ここで、第1のDACが、表示パネルのガンマ特性を補正する第1の変換特性に従って画像データをD/A変換し、第2のDACが、表示パネルのガンマ特性及び第2の増幅器のリニアリティを補正する第2の変換特性に従って画像データをD/A変換するようにしても良い。表示パネルのガンマ特性を補正することにより、画像データの値に対する表示パネルの透過率特性又は発光特性を直線に近付けることができる。また、第2の増幅器のリニアリティを補正することにより、第2の増幅器の出力特性を直線に近付けることができる。
また、第1の増幅器が、第1のDACから出力される第1の画像信号を、オーバーオールの負帰還を伴って増幅し、第2の増幅器が、微分回路によって微分された第2の画像信号を、オーバーオールの負帰還なしで増幅するようにしても良い。第1の増幅器は、オーバーオールの負帰還がかけられることにより、第1の画像信号を高精度で増幅することが可能である。一方、第2の増幅器にオーバーオールの負帰還をかけないことにより、リンギング等が発生し難く、また、出力インピーダンスが高くなるので第1の増幅器の動作に対する影響が低減する。
さらに、第2の増幅器が、所定の範囲の入力電圧に対して不感帯を有するようにしても良い。その場合には、第2の増幅器は、第2のDACから出力される第2の画像信号のレベルが大きく変化したときに動作する一方、第2の画像信号の多少のレベル変動に対しては動作しないので、第1の増幅器が階調電圧を収束させる動作に対する影響をさらに低減することができる。
以上において、第2の増幅器のスルーレートが、第1の増幅器のスルーレートよりも大きいことが望ましい。その場合には、第2の増幅器による階調電圧の波形改善効果が大きくなる。また、第2の増幅器の出力トランジスターのサイズが、第1の増幅器の出力トランジスターのサイズよりも大きいことが望ましい。その場合には、第2の増幅器が、高い駆動能力でデータ線を駆動することができる。
本発明の1つの観点に係る半導体集積回路装置は、上記いずれかのデータ線ドライバーを具備する。これにより、データ線ドライバーを含む回路を小型化して、表示パネルの近傍に配置することができる。
本発明の1つの観点に係る電子機器は、(i)表示パネルと、(ii)上記いずれかのデータ線ドライバーを含み、表示パネルを駆動する表示パネル駆動回路とを具備する。これにより、データ線が高速で駆動される表示パネルを備えた電子機器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るデータ線ドライバーを含む画像表示部の図。 図1に示すデータ線ドライバーの構成例を示す回路図。 一般的な表示パネルのガンマ特性とガンマ補正との関係を示す図。 第2の増幅器のリニアリティとリニアリティ補正との関係を示す図。 第1及び第2の増幅器の出力信号及び階調電圧の波形を示す図。 第1及び第2の増幅器として使用可能なオペアンプの構成例を示す回路図。 ビデオプロジェクターの主要構成を示すブロック図。 図7に示す光学系の構成例を示す概略図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデータ線ドライバーを含む画像表示部の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、この画像表示部は、表示制御回路1と、表示パネル駆動回路2と、表示パネル100とを含み、外部から供給される画像データ等に基づいて画像を表示する。
表示パネル100は、赤系の色(R)、緑系の色(G)、及び、青系の色(B)の画素を有するカラー表示パネルであっても良いし、単色の画素を有する単色の表示パネルであっても良い。特に、ビデオプロジェクター向けの用途においては、赤系の色(R)、緑系の色(G)、及び、青系の色(B)の画像を形成するために、3種類の表示パネルが設けられても良い。その場合には、3種類の表示パネルに対応して、3種類のデータ線ドライバーが設けられても良い。
また、表示パネル100は、LCDパネルであっても良いし、有機EL(Electro-Luminescence:エレクトロルミネッセンス)パネル等であっても良い。本実施形態においては、一例として、アクティブマトリックス方式の透過型LCDパネルを用いる場合について説明する。
アクティブマトリックス方式のLCDパネルにおいては、複数の個別電極及びそれらに接続された複数のTFT(薄膜トランジスター)が形成された第1の透明基板と、1つの共通電極が形成された第2の透明基板とが対向して配置され、第1の透明基板と第2の透明基板との間に液晶が封入されている。
表示パネル100においては、例えば、720×132個の画素に対応して、それらの画素と同数の個別電極が、2次元マトリックス状に配置されている。図1において、個別電極と共通電極との間に形成される容量が、容量C11、C12、C13、・・・、C21、C22、C23、・・・として表されている。また、それらの画素と同数のTFT111、112、113、・・・、121、122、123、・・・が、2次元マトリックス状に配置されている。
複数のTFTのドレインは、複数の個別電極にそれぞれ接続されている。また、図1において縦方向の複数のコラム(列)のTFTのソースは、ソース線S1、S2、S3、・・・にそれぞれ接続されている。さらに、図1において横方向の複数のライン(行)のTFTのゲートは、ゲート線(走査線とも呼ばれる)G1、G2、・・・にそれぞれ接続されている。各々のTFTは、ハイレベルの走査信号がゲートに印加されてオン状態となったときに、ソースに供給される階調電圧をドレインから出力し、対応する個別電極に印加する。
表示パネル100において、個別電極と共通電極との間に直流電圧を印加し続けると液晶の特性が劣化するので、個別電極と共通電極との間に印加される電圧の極性は、所定の周期で反転される。本実施形態においては、1フレーム毎に印加電圧の極性が反転されるフレーム反転方式、又は、1ライン毎に印加電圧の極性が反転されるライン反転方式が用いられる。
表示制御回路1は、画像データ処理回路10と、表示タイミング生成回路20とを含んでいる。また、表示パネル駆動回路2は、データ線ドライバー30と、ゲート線ドライバー40と、コモン電位生成回路50とを含んでいる。
ここで、データ線ドライバー30は、単独で、又は、ゲート線ドライバー40若しくはコモン電位生成回路50と共に、半導体集積回路装置(表示ドライバーIC)に内蔵されても良い。これにより、データ線ドライバー30を含む回路を小型化して、表示パネル100の近傍に配置することができる。また、表示制御回路1は、表示ドライバーICと別個の半導体集積回路装置(表示コントローラーIC)に内蔵されても良いし、表示ドライバーIC内に組み込まれても良い。
画像データ処理回路10は、画像データ及びクロック信号を入力し、画像データに対して必要に応じて画像処理を施す。例えば、画像データ処理回路10は、極性反転信号に従って、フレーム毎又はライン毎に階調電圧の極性が反転するように画像データを処理する。具体的には、共通電極に印加されるコモン電位が7Vと一定である場合に、個別電極に印加される階調電位は、階調100%の場合に、正極性の12Vと負極性の2Vとの間で反転される。さらに、画像データ処理回路10は、輪郭強調等の一般的な画像処理を行っても良い。
表示タイミング生成回路20は、水平同期信号、垂直同期信号、及び、クロック信号を入力し、各種のタイミング信号を生成する。各種のタイミング信号としては、例えば、階調電圧の極性の反転/非反転を表す極性反転信号や、階調電圧を出力するタイミングを表す出力タイミング信号や、表示パネル100における書き込みコラムを選択するコラム選択信号や、表示パネル100における書き込みラインの切り替えタイミングを表す走査タイミング信号等が該当する。
データ線ドライバー30は、出力タイミング信号に従って、画像データ処理回路10から供給される画像データに基づいて階調電圧を生成することにより、表示パネル100のデータ線を駆動する。データ線ドライバー30は、生成された複数の階調電圧を、表示パネル100のデータ線(信号線とも呼ばれる)D1、D2、D3、・・・にそれぞれ出力する。
表示パネル100に設けられているマルチプレクサー60は、データ線D1、D2、D3、・・・を、ソース線S1、S2、S3、・・・の内からコラム選択信号に従って選択された一群のソース線にそれぞれ接続する。これにより、データ線ドライバー30に含まれている限られた数の階調電圧生成回路によって、表示パネル100の1ライン分の画素を順次駆動することができる。なお、データ線ドライバー30において、表示パネル100の1ライン分の画素の数と同じ数の階調電圧生成回路が設けられる場合には、マルチプレクサー60は不要となり、データ線D1、D2、D3、・・・は、ソース線S1、S2、S3、・・・と等しくなる。
ソース線S1に供給される階調電圧は、第1列のTFT111、121、・・・のソースに印加される。また、ソース線S2に供給される階調電圧は、第2列のTFT112、122、・・・のソースに印加される。さらに、ソース線S3に供給される階調電圧は、第3列のTFT113、123、・・・のソースに印加され、以下同様である。
ゲート線ドライバー40は、走査タイミング信号に従って、ゲート線G1、G2、・・・にそれぞれ供給される複数の走査信号を順次ハイレベル(例えば、15V)に活性化する。これにより、各ソース線に接続されている複数のTFTの内で、ゲート線がハイレベルとなったTFTがオン状態となり、そのTFTのドレインに接続されている個別電極に階調電圧を印加する。コモン電位生成回路50は、コモン電位COMを生成して、表示パネル100の共通電極にコモン電位COMを印加する。このようにして、表示パネル100に画像が表示される。
図2は、図1に示すデータ線ドライバーの構成例を示す回路図である。図2に示すように、データ線ドライバー30は、RAM(random access memory:ランダムアクセスメモリー)31と、複数の階調電圧生成回路32とを含んでいる。RAM31は、画像データ処理回路10(図1)から供給される画像データを一時的に格納し、出力タイミング信号に従って、複数画素分の画像データをパラレルに出力する。
各々の階調電圧生成回路32は、画像データ入力端子33と、第1のDAC(ディジタル/アナログ変換器)34と、第1の増幅器35と、第2のDAC36と、微分回路37と、第2の増幅器38と、階調電圧出力端子39とを含んでいる。第1のDAC34及び第2のDAC36には、RAM31から一度に1画素分の画像データが供給される。
第1のDAC34は、画像データを第1の変換特性に従ってD/A(ディジタル/アナログ)変換して第1の画像信号を出力する。第1の増幅器35は、高い精度を有するオペアンプであり、第1のDAC34から出力される第1の画像信号を増幅して第1の出力信号を生成し、該第1の出力信号を階調電圧出力端子39に供給する。
第2のDAC36は、画像データを第1の変換特性と異なる第2の変換特性に従ってD/A変換して第2の画像信号を出力する。微分回路37は、キャパシターC1と抵抗R1とを含んでいる。キャパシターC1の第1の端子は、第2のDAC36の出力端子に接続されており、キャパシターC1の第2の端子は、抵抗R1の第1の端子に接続されている。抵抗R1の第2の端子には、第2の増幅器38の反転入力端子に供給されて増幅動作の基準となる参照電位VREFが供給される。また、キャパシターC1の第2の端子と第2の増幅器38の非反転入力端子との間には、カップリング用のキャパシターC2が接続されている。
微分回路37は、第2のDAC36から出力される第2の画像信号を微分する。第2の増幅器38は、高い駆動能力を有するオペアンプであり、微分回路37によって微分された第2の画像信号を増幅して第2の出力信号を生成し、該第2の出力信号を階調電圧出力端子39に供給する。これにより、第1の増幅器35の第1の出力信号と、第2の増幅器38の第2の出力信号とが、階調電圧出力端子39において合成されて、階調電圧が生成される。
上記の構成によれば、第1の画像信号を増幅する第1の増幅器35の出力信号と、微分された第2の画像信号を増幅する第2の増幅器38の出力信号とを合成することにより、画像データが変化したときの階調電圧の立ち上がり及び立ち下がり特性を向上させて、表示パネル100(図1)のデータ線を高速で駆動することができる。
第1のDAC34及び第2のDAC36として抵抗ラダー型のDACを用いる場合には、DACの変換特性は、ラダー型抵抗回路における抵抗値の設定によって決定される。例えば、第1のDAC34は、表示パネル100のガンマ特性を補正する第1の変換特性に従って画像データをD/A変換しても良い。一方、第2のDAC36は、表示パネル100のガンマ特性及び第2の増幅器38のリニアリティを補正する第2の変換特性に従って画像データをD/A変換しても良い。
図3は、一般的な表示パネルのガンマ特性とガンマ補正との関係を示す図である。図3(a)は、表示パネルにおける階調電圧x(最大値を1とする)と明るさy(最大値を1とする)との関係を示している。一般に、表示パネルの透過率特性又は発光特性は、y=xγという式で近似できることが知られている。図3(b)は、補正前の階調電圧xと補正後の階調電圧x'との関係を示している。
図3(b)に示すように、x'=x(1/γ)という式でガンマ補正を行うことにより、画像データの値に対する表示パネルの透過率特性又は発光特性を直線に近付けることができる。ただし、RAM31に供給される画像データにおいて既に標準的なガンマ補正が施されている場合には、表示パネル100(図1)のガンマ特性が標準的なガンマ特性と異なる場合のみ、第1のDAC34及び第2のDAC36において差分のガンマ補正を行えば良い。
図4は、図2に示す第2の増幅器のリニアリティとリニアリティ補正との関係を示す図である。図4(a)は、第2の増幅器38における入力電圧u(最大値を1とする)と出力電圧v(最大値を1とする)との関係を示している。図4(b)は、補正前の入力電圧uと補正後の入力電圧u'との関係を示している。第2の増幅器38は、高い駆動能力を有しているが、リニアリティはあまり良くないので、図4(b)に示すように、第2の増幅器38のリニアリティを補正することにより、第2の増幅器38の出力特性を直線に近付けることができる。
再び図2を参照すると、第1の増幅器35は、第1のDAC34から出力される第1の画像信号を、オーバーオールの負帰還(出力端子から反転入力端子に向けた負帰還)を伴ってDC的に増幅する。第1の増幅器35は、オープンループゲインが大きく、オーバーオールの負帰還がかけられることにより、第1の画像信号を高精度で増幅することが可能である。一方、第2の増幅器38は、微分回路37によって微分された第2の画像信号を、オーバーオールの負帰還なしでAC的に増幅する。第2の増幅器38にオーバーオールの負帰還をかけないことにより、リンギング等が発生し難く、また、出力インピーダンスが高くなるので第1の増幅器35の動作に対する影響が低減する。
図5は、図2に示す第1及び第2の増幅器の出力信号の波形及びそれらを合成して得られる階調電圧の波形を示す図である。図5(a)に示すように、第1の画像信号が入力される第1の増幅器35の出力信号v1は、立ち上がりが遅いが、立ち上がった後は負帰還によって正確な電圧を維持している。
一方、図5(b)に示すように、微分回路37によって微分された第2の画像信号が入力される第2の増幅器38の出力信号v2は、第2の画像信号の変化に対応するパルス波形を有している。第1の増幅器35及び第2の増幅器38の負荷となるのは、表示パネルの個別電極と共通電極との間に形成される容量及び配線容量である。第2の増幅器38は、パルス波形を有する出力信号v2によってそれらの容量に電荷を供給し、その後は、高い出力インピーダンスによって階調電圧に殆ど影響を与えない。
第1の増幅器35の出力信号v1と第2の増幅器38の出力信号v2とを合成することにより、図5(c)に示すような波形を有する階調電圧v3が得られる。階調電圧v3の波形(実線)においては、第1の増幅器35の出力信号v1の波形(破線)と比較して、立ち上がり特性が改善されている。階調電圧v3の波形は、微分回路37の時定数及び第2の増幅器38のゲイン等を調整することによって最適化することができる。
図6は、図2に示す第1及び第2の増幅器の各々として使用可能なオペアンプの構成例を示す回路図である。図6において、PチャネルMOSトランジスターQP1及びNチャネルMOSトランジスターQN1は、第1のインバーターを構成している。トランジスターQP1のソースは、高電位側の電源電位VDDの配線に接続されている。トランジスターQN1のドレインは、トランジスターQP1のドレインに接続されており、トランジスターQN1のソースは、低電位側の電源電位VSSの配線に接続されている。トランジスターQP1及びQN1のゲートは、イネーブル信号ENBの入力端子に接続されている。第1のインバーターは、入力されるイネーブル信号ENBを反転して、第1の制御信号PSを出力する。
PチャネルMOSトランジスターQP2及びNチャネルMOSトランジスターQN2は、第2のインバーターを構成している。トランジスターQP2のソースは、電源電位VDDの配線に接続されている。トランジスターQN2のドレインは、トランジスターQP2のドレインに接続されており、トランジスターQN2のソースは、電源電位VSSの配線に接続されている。トランジスターQP2及びQN2のゲートには、第1の制御信号PSが入力される。第2のインバーターは、入力される第1の制御信号PSを反転して、第2の制御信号XPSを出力する。
PチャネルMOSトランジスターQP3〜QP4及びNチャネルMOSトランジスターQN3〜QN6は、第1の差動段を構成している。トランジスターQP3及びQP4のソースは、電源電位VDDの配線に接続されており、トランジスターQP3及びQP4のゲートは、トランジスターQP4のドレインに接続されている。
トランジスターQN3のドレインは、トランジスターQP3のドレインに接続されており、トランジスターQN3のゲートは、オペアンプの非反転入力端子に接続されている。トランジスターQN4のドレインは、トランジスターQP4のドレインに接続されており、トランジスターQN4のゲートは、オペアンプの反転入力端子に接続されている。
トランジスターQN5のドレインは、トランジスターQN3及びQN4のソースに接続されており、トランジスターQN5のゲートには、第2の制御信号XPSが供給される。トランジスターQN6のドレインは、トランジスターQN5のソースに接続されており、トランジスターQN6のソースは、電源電位VSSの配線に接続されている。トランジスターQN6のゲートには、第1のバイアス電位VRNが供給される。
イネーブル信号ENBがハイレベルに活性化されると、第2の制御信号XPSもハイレベルとなり、トランジスターQN5がオンして、第1の差動段が動作する。第1の差動段は、オペアンプの非反転入力端子に入力される信号と反転入力端子に入力される信号との差分を反転増幅して、トランジスターQP3及びQN3のドレインに第1の増幅信号を生成する。
PチャネルMOSトランジスターQP5〜QP8及びNチャネルMOSトランジスターQN7〜QN8は、第2の差動段を構成している。トランジスターQP5のソースは、電源電位VDDの配線に接続されており、トランジスターQP5のゲートには、第2のバイアス電位VRPが供給される。トランジスターQP6のソースは、トランジスターQP5のドレインに接続されており、トランジスターQP6のゲートには、第1の制御信号PSが供給される。
トランジスターQP7及びQP8のソースは、トランジスターQP6のドレインに接続されている。トランジスターQP7のゲートは、オペアンプの非反転入力端子に接続されている。また、トランジスターQP8のゲートは、オペアンプの反転入力端子に接続されている。
トランジスターQN7のドレインは、トランジスターQP7のドレインに接続されており、トランジスターQN7のソースは、電源電位VSSの配線に接続されている。トランジスターQN8のドレインは、トランジスターQP8のドレインに接続されており、トランジスターQN8のソースは、電源電位VSSの配線に接続されている。トランジスターQN7及びQN8のゲートは、トランジスターQN8のドレインに接続されている。
イネーブル信号ENBがハイレベルに活性化されると、第1の制御信号PSがローレベルとなり、トランジスターQP6がオンして、第2の差動段が動作する。第2の差動段は、オペアンプの非反転入力端子に入力される信号と反転入力端子に入力される信号との差分を反転増幅して、トランジスターQP7及びQN7のドレインに第2の増幅信号を生成する。
PチャネルMOSトランジスターQP9及びNチャネルMOSトランジスターQN9は、出力段を構成している。トランジスターQP9のソースは、電源電位VDDに接続されており、トランジスターQP9のドレインは、出力端子に接続されており、トランジスターQP9のゲートには、第1の増幅信号が供給される。トランジスターQN9のソースは、電源電位VSSに接続されており、トランジスターQN9のドレインは、出力端子に接続されており、トランジスターQN9のゲートには、第2の増幅信号が供給される。トランジスターQP9は、ゲートに印加される第1の増幅信号を反転増幅して出力端子に供給し、トランジスターQN9は、ゲートに印加される第2の増幅信号を反転増幅して出力端子に供給する。
図6に示すオペアンプを図2に示す第2の増幅器38として使用する場合には、第1の差動段の差動対を構成するトランジスターQN3及びQN4において、トランジスターQN3のチャネル幅Wとチャネル長Lとの比W/Lを、トランジスターQN4のチャネル幅Wとチャネル長Lとの比W/Lよりも所定の割合で小さくしても良い。その場合には、第1の差動段におけるバランス点がずれて、非反転入力端子の電位が反転入力端子の電位よりもある程度高くならなければ、出力トランジスターQP9がオンしなくなる。
また、第2の差動段の差動対を構成するトランジスターQP7及びQP8において、トランジスターQP7のチャネル幅Wとチャネル長Lとの比W/Lを、トランジスターQP8のチャネル幅Wとチャネル長Lとの比W/Lよりも所定の割合で小さくしても良い。その場合には、第2の差動段におけるバランス点がずれて、非反転入力端子の電位が反転入力端子の電位よりもある程度低くならなければ、出力トランジスターQN9がオンしなくなる。
その結果、非反転入力端子の電位が反転入力端子の電位に対して所定の範囲内にある場合には、オペアンプが増幅動作を行わず、また、オペアンプの出力インピーダンスが上昇する。即ち、このオペアンプは、所定の範囲の入力電圧に対して不感帯を有することになる。
これにより、第2の増幅器38は、第2のDAC36から出力される第2の画像信号のレベルが大きく変化したときに動作する一方、第2の画像信号の多少のレベル変動に対しては動作しないので、第1の増幅器35が階調電圧を収束させる動作に対する影響をさらに低減することができる。また、第1の増幅器35の出力端子と第2の増幅器38の出力端子とが接続されることによる電力ロスをさらに低減することができる。
図6に示すオペアンプは、図2に示す第1の増幅器35として使用することも可能である。ただし、第2の増幅器38のスルーレートを、第1の増幅器35のスルーレートよりも大きくすることが望ましい。その場合には、第2の増幅器38による階調電圧の波形改善効果が大きくなる。
また、第2の増幅器38の出力トランジスターのサイズ(例えば、チャネル幅)及び/又は駆動電流を、第1の増幅器35の出力トランジスターのサイズ及び/又は駆動電流よりも大きくすることが望ましい。その場合には、第2の増幅器38が、高い駆動能力でデータ線を駆動することができる。
次に、本発明の一実施形態に係る電子機器について説明する。
本発明は、ビデオプロジェクター、電子ビューファインダー、表示装置、携帯電話機等の電子機器に適用することが可能であるが、以下においては、本発明をビデオプロジェクターに適用した実施形態について説明する。
図7は、本発明の一実施形態に係る電子機器としてビデオプロジェクターの主要構成を示すブロック図である。図7に示すように、ビデオプロジェクターは、表示制御回路1と、表示パネル駆動回路2と、光学系3と、制御部4と、電源部5とを含んでいる。このビデオプロジェクターは、外部装置から入力される画像データに応じた画像をスクリーン6等に投射することができる。
表示制御回路1及び表示パネル駆動回路2は、既に説明したものと同様である。光学系3は、ランプ3aと、画像形成部3bと、投射レンズ部3cとを含んでいる。ランプ3aは、例えば、高圧水銀ランプ又はメタルハライドランプであり、画像形成部3b及び投射レンズ部3cを介してスクリーン6に向けて射出される光を発生する。
画像形成部3bは、少なくとも1つの表示パネルを含んでいる。カラー方式の場合には、画像形成部3bが、3つの表示パネルを含んでも良い。表示パネルは、透過型の画像形成パネルであり、表示パネル駆動回路2から供給される階調電圧及び走査信号等に従って、各画素の透過率を変化させることにより画像を形成する。
画像形成部3bには、ランプ3aから発生する光が照射されるので、表示パネルに形成された画像は、投射レンズ部3cに投影される。投射レンズ部3cは、入射光を屈折させて投射光7を射出する。従って、表示パネルに形成された画像は、拡大されてスクリーン6に投射される。
制御部4は、例えば、マイクロコンピューターで構成され、CPU(中央演算装置)4aと、メモリー4bとを含んでいる。CPU4aは、メモリー4bに格納されている制御プログラムに従って、表示制御回路1及び表示パネル駆動回路2等の動作を制御する。電源部5は、外部から供給される交流又は直流の電源電圧に基づいて、ビデオプロジェクターの各部に電力を供給する。
ここで、図7に示す光学系の画像形成部の構成例について詳細に説明する。
図8は、図7に示す光学系の構成例を示す概略図である。図8に示すように、画像形成部3bは、分光部90と、3つの表示パネル100R、100G、及び、100Bと、クロスダイクロイックプリズム110とを含んでいる。
分光部90は、ダイクロイックミラー91及び92と、反射ミラー93〜95とを含んでいる。分光部90には、ランプ3aから発生する光8が、光軸9aに沿って入射する。分光部90は、入射する光(略白色光)8から、例えば、赤系の色の光8R、緑系の色の光8G、及び、青系の色の光8Bを分離する。
ダイクロイックミラー91は、光軸9aと交差する位置に、光軸9aに対して略45°傾斜して配置されている。ダイクロイックミラー91は、入射する光8の内で、赤系の色の光8Rを透過させ、緑系の色の光8G及び青系の色の光8Bを反射する。ダイクロイックミラー91を透過した光8Rは、光軸9aに沿って反射ミラー93に導かれる。反射ミラー93は、光軸9aと交差する位置に、光軸9aに対して略45°傾斜して配置されている。光8Rは、反射ミラー93によって反射され、光軸9bに沿って表示パネル100Rに入射する。
一方、ダイクロイックミラー91によって反射された光は、光軸9cに沿ってダイクロイックミラー92に導かれる。ダイクロイックミラー92は、光軸9cと交差する位置に、光軸9cに対して略45°傾斜して配置されている。ダイクロイックミラー92は、ダイクロイックミラー91によって反射された光の内で、緑系の色の光8Gを反射し、青系の色の光8Bを透過させる。ダイクロイックミラー92によって反射された光8Gは、光軸9dに沿って表示パネル100Gに入射する。
一方、ダイクロイックミラー92を透過した光8Bは、光軸9cに沿って反射ミラー94に導かれる。反射ミラー94は、光軸9cと交差する位置に、光軸9cに対して略45°傾斜して配置されている。光8Bは、反射ミラー94によって反射され、光軸9eに沿って反射ミラー95に導かれる。反射ミラー95は、光軸9eと交差する位置に、光軸9eの方向に対して略45°傾斜して配置されている。光8Bは、反射ミラー95によって反射され、光軸9fに沿って表示パネル100Bに入射する。
分光部90と各表示パネルとの間には、図示しない偏光板が設けられている。また、各表示パネルとクロスダイクロイックプリズム110との間にも、図示しない偏光板が設けられている。それらの偏光板は、それぞれ透過軸を有しており、透過軸の方向に偏光軸を有する光を透過させることができる。表示パネルを挟んで互いに対向する一対の偏光板は、互いに透過軸が交差する状態で設けられている。
クロスダイクロイックプリズム110は、光軸9b、9d、及び、9fの交点と重なる位置に設けられており、4つの面110a〜110dを有している。表示パネル100Rを透過した光8Rは、面110aからクロスダイクロイックプリズム110に入射する。表示パネル100Gを透過した光8Gは、面110bからクロスダイクロイックプリズム110に入射する。表示パネル100Bを透過した光8Bは、面110cからクロスダイクロイックプリズム110に入射する。これにより、面110aには赤系の色の画像が投影され、面110bには緑系の色の画像が投影され、面110cには青系の色の画像が投影される。
クロスダイクロイックプリズム110に入射した赤系の色の光8R、緑系の色の光8G、及び、青系の色の光8Bは、クロスダイクロイックプリズム110によって合成される。即ち、クロスダイクロイックプリズム110によって、赤系の色の画像と、緑系の色の画像と、青系の色の画像とが合成される。
合成された光は、クロスダイクロイックプリズム110の面110dからカラーの画像光8Cとして出射され、投射レンズ部3cに入射する。投射レンズ部3cに入射したカラーの画像光8Cは、図7に示すように、投射光7としてスクリーン6等に投射される。このように、本発明に係るデータ線ドライバーを含む表示パネル駆動回路を用いることにより、データ線が高速で駆動される表示パネルを備えた電子機器を提供することができる。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、当該技術分野において通常の知識を有する者によって、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。
1…表示制御回路、2…表示パネル駆動回路、3…光学系、3a…ランプ、3b…画像形成部、3c…投射レンズ部、4…制御部、4a…CPU、4b…メモリー、5…電源部、6…スクリーン、10…画像データ処理回路、20…表示タイミング生成回路、30…データ線ドライバー、31…RAM、32…階調電圧生成回路、33…画像データ入力端子、34…第1のDAC、35…第1の増幅器、36…第2のDAC、37…微分回路、38…第2の増幅器、39…階調電圧出力端子、40…ゲート線ドライバー、50…コモン電位生成回路、60…マルチプレクサー、90…分光部、91、92…ダイクロイックミラー、93〜95…反射ミラー、100、100R、100G、100B…表示パネル、110…クロスダイクロイックプリズム、111〜123…TFT、C11〜C23…容量、D1、D2、D3…データ線、S1、S2、S3…ソース線、G1、G2…ゲート線、C1、C2…キャパシター、R1…抵抗、QP1〜QP9…PチャネルMOSトランジスター、QN1〜QN9…NチャネルMOSトランジスター

Claims (5)

  1. 画像データに基づいて、画像信号を出力する階調電圧生成回路であって、
    前記階調電圧生成回路は、
    前記画像データに対応する階調電圧を出力する階調電圧出力部と、
    前記画像データに対応する階調電圧の出力の変化量に対応する電荷を出力する電荷出力部と、
    前記画像データに対応する階調電圧と、前記画像信号に対応する階調電圧の変化量に対応する電荷とを合成する合成部と
    を具備し、
    前記階調電圧出力部は、前記画像データに対応する階調電圧を出力する第1の出力回路とを備え、
    前記電荷出力部は、前記画像信号に対応する階調電圧の出力の変化量を検出する微分回路と、前記変化量に対応する電荷を出力する第2の出力回路とを備え
    前記第2の出力回路のスルーレートが、前記第1の出力回路のスルーレートよりも大きい、
    ことを特徴とする階調電圧生成回路。
  2. 前記第1の出力回路と前記第2の出力回路は増幅回路であり、
    前記第2の出力回路の出力トランジスターのサイズが、前記第1の出力回路の出力トランジスターのサイズよりも大きい、
    ことを特徴とする請求項1記載の階調電圧生成回路。
  3. 請求項1または2に記載の階調電圧生成回路が複数のデータ線のそれぞれに対応して設けられたことを特徴とするデータ線ドライバー。
  4. 請求項に記載のデータ線ドライバーを具備することを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 表示パネルと、
    請求項に記載のデータ線ドライバーを含み、前記表示パネルを駆動する表示パネル駆動回路と、
    を具備することを特徴とする電子機器。
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