JP6411227B2 - Icカード - Google Patents
Icカード Download PDFInfo
- Publication number
- JP6411227B2 JP6411227B2 JP2015007163A JP2015007163A JP6411227B2 JP 6411227 B2 JP6411227 B2 JP 6411227B2 JP 2015007163 A JP2015007163 A JP 2015007163A JP 2015007163 A JP2015007163 A JP 2015007163A JP 6411227 B2 JP6411227 B2 JP 6411227B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- card
- support base
- base material
- recess
- module
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
なお、ICカード10において、ICモジュール13以外の構成要素、つまり支持基材11、第1カード部15、第2カード部17、および第3カード部19は、ICカード基材10aを構成する。
第1カード部15は、ICモジュール13が装着される装着部21を備えている。装着部21は、第1カード部15の表面15a上に設けられた凹溝などである。装着部21の形状は、ICモジュール13の外形とほぼ同一の形状に形成されている。装着部21は、例えば、ミリング加工などによって形成されている。装着部21は、支持基材11に形成されるICカードが適宜の規格(例えば、ISO/IEC 7816−2など)に応じた形状および位置の端子を有するように、支持基材11の所定位置に配置されている。装着部21に装着されたICモジュール13の表面13aと、第1カード部15の表面15aとは、同一平面を形成する。
第1カード部15は、図4に示すように、凹部35に取り出し可能に装着されている。凹部35に装着された第1カード部15は、凹部35によって支持されている。凹部35に装着された第1カード部15は、例えば、第2カード部17が外力により撓んだ際などに凹部35から取り出される。
図6および図7に示すように、先ず、カード状の支持基材11に対して、打ち抜き加工および切り込み加工を行う(ステップS01)。打ち抜き加工は、支持基材11を厚さ方向に打ち抜くことによって、支持基材11にカット部31、スリット部41、および複数のブリッジ部43を形成する。切り込み加工は、支持基材11の表面および裏面の各々から厚さ方向の内部に向かい切り込むことによって、支持基材11に複数のハーフカット部45を形成する。
次に、支持基材11においてカット部31によって取り囲まれた部位に対して、ミリング加工を行う(ステップS02)。ミリング加工は、支持基材11の表面上に凹部35を形成する。
次に、ICモジュール13を装着部21に装着する(ステップS04)。そして、一連の処理を終了する。
また、第1カード部15を射出成型加工により形成するので、予め装着部21が設けられた複数の第1カード部15を容易に作成することができる。
上述した参考形態では、装着部21が設けられた第1カード部15は、射出成型加工により形成されるとしたが、これに限定されない。
装着部21が設けられた第1カード部15は、図9に示すように、第1カード部15の厚さと同一の厚さを有するカード状の基材51に対するミリング加工および打ち抜き加工により形成されてもよい。ミリング加工は、基材51の表面上における複数の部位の各々において装着部21を形成する。打ち抜き加工は、基材51において複数の装着部21の各々を含む部位を厚さ方向に打ち抜くことによって、複数の第1カード部15を形成する。
この変形例によれば、1つの基材51において複数回のミリング加工および打ち抜き加工を連続的に行なうことができ、複数の第1カード部15を形成する際の加工効率を向上させることができる。
上述した参考形態のICカード10の製造方法では、装着部21が設けられた第1カード部15を凹部35に装着する(ステップS03)としたが、これに限定されない。
第1カード部15とほぼ同一の厚さおよび大きさの外形を有するカード部材53を凹部35に装着した後に、カード部材53の表面上に装着部21を形成してもよい。
図10および図11に示すように、先ず、カード状の支持基材11に対して、打ち抜き加工および切り込み加工を行う(ステップS11)。打ち抜き加工は、支持基材11を厚さ方向に打ち抜くことによって、支持基材11にカット部31、スリット部41、および複数のブリッジ部43を形成する。切り込み加工は、支持基材11の表面および裏面の各々から厚さ方向の内部に向かい切り込むことによって、支持基材11に複数のハーフカット部45を形成する。
次に、支持基材11においてカット部31によって取り囲まれた部位に対して、ミリング加工を行う(ステップS12)。ミリング加工は、支持基材11の表面上に凹部35を形成する。
次に、凹部35に装着されたカード部材53に対して、ミリング加工を行う(ステップS14)。ミリング加工は、カード部材53の表面上に装着部21を形成する。
次に、ICモジュール13を装着部21に装着する(ステップS15)。そして、一連の処理を終了する。
第2の変形例のICカード10は、図12に示すように、貫通孔55が設けられた底部57を有する凹部35と、貫通孔55に取り出し可能に充填された充填部材59と、を備える点において、上述した参考形態のICカード10とは構成が異なる。
貫通孔55は、底部57の一部を厚さ方向に貫通している。充填部材59の外形は、貫通孔55とほぼ同一の形状に形成されている。貫通孔55に装着された充填部材59は、貫通孔55の内壁によって支持されている。
第2の変形例において、第2カード部17は、支持基材11の裏面側または表面側から厚さ方向に向かう力が作用する際に、凹部35における底部57の貫通孔55に充填部材59が充填された状態で貫通部33から取り出される。
上述した参考形態および実施形態では、第2カード部17を形成するカット部31が省略されてもよい。
上述した参考形態および実施形態では、図13および図14に示すように、第3カード部19を形成するスリット部41およびハーフカット部45が省略されてもよい。
第4の変形例のICカード10は、図15および図16に示すように、第3カード部19が省略されている点において、上述した参考形態および実施形態のICカード10とは構成が異なる。
第4の変形例のICカード10は、カット部31の代わりに、スリット部61、ブリッジ部63、およびハーフカット部65を備える点において、図13および図14に示す第3の変形例のICカード10とは構成が異なる。
第2カード部17の周縁に沿った境界は、支持基材11を厚さ方向に貫通するスリット部61によって取り囲まれている。スリット部61は、例えば、支持基材11を厚さ方向に打ち抜く打ち抜き加工によって形成されている。第2カード部17は、スリット部61を跨ぐように設けられた複数(例えば、2つ)のブリッジ部63によって支持基材11に接続されている。複数のブリッジ部63の各々には、第2カード部17との境界において表面および裏面の各々から厚さ方向の内部に向かい切り込むように形成されたハーフカット部65が設けられている。ハーフカット部65は、例えば、打ち抜き加工用などの切刃による切り込み加工などによって形成されている。ハーフカット部65は、第2カード部17の周縁に連続するように設けられている。第2カード部17は、複数のブリッジ部63の各々がハーフカット部65において切断されることによって、支持基材11から切り離される。
上述した参考形態、実施形態および各変形例において、装着部21の大きさは、相対的にICモジュール13の大きさと同一またはICモジュール13の大きさよりも僅かに大きく形成されてもよい。
上述した参考形態、実施形態および各変形例において、凹部35の大きさは、相対的に第1カード部15の大きさと同一または第1カード部15の大きさよりも僅かに大きく形成されてもよい。
上述した参考形態、実施形態および各変形例において、貫通部33の大きさは、相対的に第2カード部17の大きさと同一または第2カード部17の大きさよりも僅かに大きく形成されてもよい。
この変形例によれば、支持基材11の裏面側から第1カード部15の底面が透けて見える凹部35を持つことにより、第1カード部15の底面に印刷などによって各種の情報が表示されている場合に、凹部35に装着した状態で視認可能とすることができる。これにより第1カード部15の底面で表示する各種の情報(例えば、ICモジュール13の固有情報など)を、第2カード部17および第3カード部19の各々に対して支持基材11の裏面に設ける必要を無くすことができる。
カット部31は、第2カード部17の周縁に沿った境界に断続的に設けられてもよい。
カット部31の代わりに、折り取り可能なハーフカット部を備えてもよいし、スリット部およびスリット部の一部を跨ぐように設けられる折り取り可能なブリッジ部を備えてもよい。
スリット部41および複数のブリッジ部43の代わりに、第3カード部19の周縁に沿った境界に全周に亘って、または断続的に設けられるカット部を備えてもよいし、折り取り可能なハーフカット部を備えてもよい。
Claims (5)
- ICモジュールと、
前記ICモジュールが装着される装着部が設けられたカード部と、
前記ICモジュールが前記装着部に装着された状態の前記カード部の厚さとほぼ同一の深さを有する凹部が設けられるとともに、前記凹部に前記カード部が取り出し可能に装着されたカード状の支持基材と、
を備え、
前記凹部は、
貫通孔が設けられた底部と、
前記貫通孔に取り出し可能に充填された部材と、
を備える、
ICカード。 - 前記支持基材の表面、前記凹部に装着された前記カード部の表面、および前記装着部に装着された前記ICモジュールの表面は、同一平面を形成する、請求項1に記載のICカード。
- 前記凹部を含むとともに前記支持基材内に前記支持基材の厚さと同一の厚さを有する部位が形成され、前記部位の境界の少なくとも一部にカット部またはスリット部が設けられた第2のカード部を備える、
請求項1または請求項2に記載のICカード。 - 前記凹部の底部の少なくとも一部は、前記凹部に装着された前記カード部の底面が前記支持基材の裏面側から透けて見える透光性を有する、
請求項1から請求項3の何れか1つに記載のICカード。 - 前記カード部の底面には情報が印刷されている、
請求項4に記載のICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015007163A JP6411227B2 (ja) | 2015-01-16 | 2015-01-16 | Icカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015007163A JP6411227B2 (ja) | 2015-01-16 | 2015-01-16 | Icカード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016133924A JP2016133924A (ja) | 2016-07-25 |
JP6411227B2 true JP6411227B2 (ja) | 2018-10-24 |
Family
ID=56426245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015007163A Active JP6411227B2 (ja) | 2015-01-16 | 2015-01-16 | Icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6411227B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19906570A1 (de) * | 1999-02-17 | 2000-08-24 | Giesecke & Devrient Gmbh | Tragbarer Datenträger mit herausnehmbarer Minichipkate |
JP2003346115A (ja) * | 2002-05-27 | 2003-12-05 | Dainippon Printing Co Ltd | Icカード |
JP2004326381A (ja) * | 2003-04-24 | 2004-11-18 | Dainippon Printing Co Ltd | データキャリア及びその製造方法 |
JP4641160B2 (ja) * | 2004-08-19 | 2011-03-02 | 大日本印刷株式会社 | Uim用icカード |
-
2015
- 2015-01-16 JP JP2015007163A patent/JP6411227B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016133924A (ja) | 2016-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6798568B2 (ja) | カード、カードの製造方法 | |
EP2746998B1 (en) | SIM card adapter | |
US10909334B2 (en) | Method of manufacturing cards with a transparent window | |
JP6411227B2 (ja) | Icカード | |
KR101802651B1 (ko) | 임의 분리 시 기능이 상실되는 rf 카드 및 그 제조 방법 | |
JP2004326381A (ja) | データキャリア及びその製造方法 | |
JP5548608B2 (ja) | カード | |
JP5945979B2 (ja) | シート材および容器 | |
US20170270397A1 (en) | Data Carrier Comprising a Partial Piece | |
JP2016015084A (ja) | Icカード | |
JP6336845B2 (ja) | カード台紙 | |
JP2013196012A (ja) | Icカード保持装置 | |
CN214225960U (zh) | 防伪结构及包含它的腕带、和具有防伪功能的rfid标签 | |
CN103514478B (zh) | 具有微电路卡的数据载体和用于制造所述卡的方法 | |
JP2015153172A (ja) | Icカード | |
JP4489402B2 (ja) | 板状枠体付きuim | |
JP5909868B2 (ja) | 抜き型 | |
EP2774505B1 (en) | Case for cards or the like | |
WO2011040251A1 (ja) | シート材および容器 | |
JP2015053066A (ja) | カード状支持体付き個人認証媒体 | |
JP2006060189A (ja) | 加工板の製造方法 | |
JP2010044683A (ja) | Rfidタグおよびその製造方法 | |
JP3177692U (ja) | デザインシート | |
JP2012198701A (ja) | カード状支持体付き個人認証媒体 | |
JP2011100249A (ja) | 板状枠体付きプラグインicカード |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20170911 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20170911 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170920 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180619 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180806 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180828 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180926 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6411227 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |