JP2010044683A - Rfidタグおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも表面部、裏面部、1以上の側面部を有する外装部と、該外装部内に納められたアンテナ及びアンテナに接続されたICチップを有するRFIDタグであって、該RFIDタグの外装部の少なくとも1の側面部にマークが設けられてなることを特徴とするRFIDタグ。
【選択図】図1
Description
ように設けられてなることを特徴とする請求項6に記載のRFIDタグの製造方法である。
Dタグに接触することなくマークを形成することができるので、マーキングに当ってRFIDタグを損傷することがない。
本発明に係るRFIDタグ1は、少なくとも表面部5、裏面部6、1つ以上の側面部4を有する外装部2と、該外装部内に納められたアンテナ及びアンテナに接続されたICチップを有するRFIDタグであって、該RFIDタグの外装部2の少なくとも1つの側面部4にマーク7が設けられてなることを特徴とするRFIDタグである。
本発明に係るRFIDタグは、側面部4にマーク7を表示したので、表面部5は何らの制約を受けることなく自由に利用することができるため、使用に当っての利便性やデザイン面での自由度が向上する。
複数の直線を一定の規則に則って特定の間隔に配置することによって、バーコードのように、さまざまな情報を表示することが可能である。例えば、直線のありなしを2進数の1と0に置き換えれば、4本の直線のありなしによって4ビットの情報を表示することができる。
凹部形状を形成する方法としては、レーザーマーカー以外にも従来から用いられている彫刻法や刻印でも可能であるが、加工速度の点でレーザーマーカーが格段に優れている。
マークが凹部形状である場合には、印刷法によってインキを付着させた場合に比較してマークの耐摩耗性、消えにくさは大幅に向上する。
レーザーの光源としては、レーザーマーカーとして一般的に用いられる炭酸ガスレーザーやYAGレーザーを用いることができる。
本発明に係るRFIDタグの製造方法は、RFIDタグ1の表面部及び/又は裏面部を向かい合わせ、RFIDタグを整列させる工程、該整列された複数のRFIDタグの側面部4にマーク7を形成する工程、を有することを特徴とするRFIDタグの製造方法である。図2では、特に明示していないが、RFIDタグに裏表がある場合には、表面部と裏面部を向い合わせて、すべてのタグが同じ向きになるように整列させることが、好ましい。RFIDタグに裏表がない場合には、特に表裏を区別しないで整列させても良い。
図2の例では、レーザーマーカー8の4回の走査で4本の直線が形成されている。
図5は、実施例1のRFIDタグの分解説明図である。
厚さ50μmのPET樹脂製のインレット基材13の上に、ICチップ14とアルミニウム製のアンテナ15を配置し、ICチップ14とアンテナ15とは、電気的に接続した。以上がRFIDタグ用インレット21を形成している。このRFIDタグ用インレット21を、インレット固定用粘着剤16によってPP樹脂製のトレー18に固定した。トレー18と、PP樹脂製のカバー17とを重ね合せ、超音波溶着機によって溶着して密封し、RFIDタグの筐体3とした。筐体の寸法は、長辺78mm、短辺17mm、厚さ3mmである。
厚さ50μmのPET樹脂製のインレット基材13の上に、ICチップ14とアルミニウム製のアンテナ15を配置し、ICチップ14とアンテナ15とは、電気的に接続した。以上がRFIDタグ用インレット21を形成している。このRFIDタグ用インレット21を、ICチップ14の部分をくり抜いたコア基材22と、外装シート23に挟んで、熱圧着して一体化することにより、カード形状のRFIDタグを製造した。コア基材22としては、接着剤を塗布した厚さ150μmのPET樹脂シートを、また外装シート23としては、同様に接着剤を塗布した厚さ225μmのPET樹脂シートを用いた。また熱圧着条件は、熱盤温度150℃、圧締圧力980kPa、圧締時間5分とした。
2・・・外装部
3・・・筐体
4・・・側面部
5・・・表面部
6・・・裏面部
7・・・マーク
8・・・レーザーマーカー
9・・・ロット番号
10・・・年記号
11・・・月記号
12・・・スタート記号
13・・・インレット基材
14・・・ICチップ
15・・・アンテナ
16・・・インレット固定用粘着剤
17・・・カバー部
18・・・トレー部
19・・・貼付け用粘着剤
20・・・セパレーター
21・・・インレット
22・・・コア基材
23・・・外装シート
Claims (9)
- 少なくとも表面部、裏面部、1以上の側面部を有する外装部と、該外装部内に納められたアンテナ及びアンテナに接続されたICチップを有するRFIDタグであって、該RFIDタグの外装部の少なくとも1の側面部にマークが設けられてなることを特徴とするRFIDタグ。
- 前記外装部がカバー部およびトレー部からなる筐体であることを特徴とする請求項1に記載のRFIDタグ。
- 前記外装部が少なくとも2層以上の基材シートからなりカード形状であることを特徴とする請求項1に記載のRFIDタグ。
- 前記マークが線状であり、かつ前記側面部を横断するように設けられてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のRFIDタグ。
- 前記マークが凹部形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のRFIDタグ。
- 少なくとも表面部、裏面部、1以上の側面部を有する複数のRFIDタグの製造方法であって、該RFIDタグの表面部及び/又は裏面部を向かい合わせ、RFIDタグを整列させる工程、該整列された複数のRFIDタグの側面部にマークを形成する工程、を有することを特徴とするRFIDタグの製造方法。
- 前記マークが線状であり、かつ前記側面部を横断するように設けられてなることを特徴とする請求項6に記載のRFIDタグの製造方法。
- 前記マークが凹部形状であることを特徴とする請求項6または7に記載のRFIDタグの製造方法。
- 前記マークを形成する手段が、レーザーマーカーによるものであることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載のRFIDタグの製造方法。
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JP2008209600A JP2010044683A (ja) | 2008-08-18 | 2008-08-18 | Rfidタグおよびその製造方法 |
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