JP6409665B2 - 加熱装置 - Google Patents

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本発明は、被加熱物を収容して加熱する収容スペースが複数個配列されてなる加熱炉を有する加熱装置、いわゆるマンション型加熱装置に関する。
従来、この種のマンション型加熱装置としては、たとえば、特許文献1に記載の加熱装置が提案されている。このものは、加熱用または伝熱用の壁体によって一端側に開口する箱状に区画された収容スペースを構成し、この収容スペースを、断熱材で囲まれた加熱炉の内部に複数個配列してなるものである。また、このものは、さらに、収容スペースに対して被加熱物の投入および回収を行う搬送手段を備えている。
ここで、特許文献1における収容スペースは、距離を隔てて垂直に対向配置された壁体と、この垂直な壁体の間に棚状に配置された複数の壁体と、により構成され、複数個の収容スペースが垂直方向に多段となるように配列されたものとなっている。
そして、壁体内に孔部が設けられ、この孔部内に電気ヒータが挿入され、電気ヒータにより加熱炉の加熱が行われるようになっている。また、通常、搬送手段は、ロボット等のアーム部よりなり、収容スペースの開口部を介して被加熱物の投入および回収がなされるようになっている。
特開2005−352306号公報
ところで、上記した従来の加熱装置では、連続使用時に被加熱物(たとえば被加熱物中の接着剤やゲル等)から発生する排ガス、いわゆるアウトガスが収容スペース内に充満し、蓄積することで、被加熱物が汚染されやすい。
これを防止するため、上記特許文献1のものでは、壁体にガス配管を設けて収容スペースへパージガスを供給することで、常時換気を行っているが、換気を常時行うものであるため、エネルギー消費量が大きくなる可能性がある。
また、上記ガス配管を各壁体に設ける必要があることから、加熱炉の体格(特に炉幅)が大型化し、高コストになる。また、加熱炉の熱容積や放熱面積も増え、これもエネルギー消費量を増大させる。
また、従来の場合、換気量を各収容スペースに対し均一に調整することが難しい欠点があり、吹き出し穴の径のバランス設計や実機を微調整する手間が掛かる。あるいは最も吹き出し量が少ない収容スペースが所定の吹き出し量となるように、全体の流量を多めに設定する必要がある場合には、エネルギー消費量の増大を招くことになる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、信頼性の高い換気を可能とし、省エネルギー化および小型化に適したマンション型加熱装置を実現することを目的とする。
本発明は、実際には使用する度に収容スペースを換気しさえすれば、従来のように常時換気しなくても、収容スペース内の排ガス濃度が後工程(たとえばワイヤボンディング、抵抗溶接、電気コネクタなどの電気接続等)の支障レベルに達しない場合が多い、という点に着目してなされたものである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、加熱用または伝熱用の壁体(22、23、24、25)によって一端側に開口する箱状に区画されたスペースであって被加熱物(K1)を収容する収容スペース(21)が、複数個配列されてなる加熱炉(20)と、収容スペースの開口部を介して、収容スペースに対して被加熱物の投入および回収を行う搬送手段(10)と、を備え、
搬送手段は、被加熱物を載置するアーム部(11)と、アーム部に設けられ、パージガスを収容スペースに吐出するか、または収容スペース内のガスを吸引するためのガス配管(14)と、を備えたものであることを特徴とする。
それによれば、被加熱物を収容スペースに投入または回収するときに、搬送手段のガス配管を介して、収容スペース内を換気すればよく、従来のような常時換気が不要となるから、換気に要する消費エネルギーが低減される。また、換気用のガス配管を、上記従来のように加熱炉側に設けるのではなく、搬送手段のアーム部側に設けているため、加熱炉の小型化が図れる。
また、本発明の加熱装置では、従来のように各収容スペースの流量を均一に調整することが困難なものではなく、ガス配管はアーム部に設けられたものだけであるため、流量調整や毎回流量をモニタリングすることも容易で、確実に換気が行える。
よって、本発明によれば、信頼性の高い換気を可能とし、省エネルギー化および小型化に適したマンション型加熱装置を実現することができる。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
本発明の第1実施形態にかかる加熱装置を示す概略斜視図である。 図1中のアーム部および被加熱物を示す概略断面図である。 (a)は図1中の被加熱物を示す概略斜視図、(b)は図1中のアーム部を示す概略斜視図である。 図1中の加熱装置における収容スペースおよびその近傍部を拡大して示す概略断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる加熱装置における要部である収容スペースおよびその近傍部を拡大して示す概略断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる加熱装置における要部である収容スペースおよびその近傍部を拡大して示す概略断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる加熱装置における要部である収容スペースおよびその近傍部を拡大して示す概略断面図である。 本発明の第4実施形態にかかる加熱装置における要部である収容スペースおよびその近傍部を拡大して示す概略断面図である。 本発明の第5実施形態にかかる加熱装置における要部である収容スペースおよびその近傍部を拡大して示す概略断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態にかかる加熱装置S1について、図1〜図4を参照して述べる。この加熱装置S1は、たとえば自動車などの車両に搭載される各種電子装置を製造するときに、加熱工程を行うためのものとして適用されるものである。
本実施形態のS1は、大きくは、被加熱物K1を収容する収容スペース21が、複数個配列されてなる加熱炉20と、収容スペース21に対して被加熱物K1の投入および回収を行う搬送手段10と、を備えて構成されている。
収容スペース21は、加熱用または伝熱用の壁体22、23、24、25によって一端側に開口する箱状に区画されたスペースである。搬送手段10は、被加熱物K1を載置するアーム部11と、アーム部11を駆動する駆動部12とを備えたものである。
アーム部11は、コンピュータ制御されるロボット等よりなる駆動部12に連結されたもので、図1中の矢印Y1に示されるように、収容スペース21の開口部を介して被加熱物K1とともに、収容スペース21ごとに、挿入、取り出し可能となっている。
この矢印Y1の方向は、アーム部11の収容スペース21への挿入方向であり、以下、単に挿入方向Y1ということにする。さらに言えば、この挿入方向Y1は、加熱炉20の前面側から背面側に向かう方向に相当し、また、挿入方向Y1と反対方向が、アーム部11の収容スペース21からの抜き出し方向になる。
被加熱物K1は、ここでは、被加熱部材K2と、これを搭載して支持する搬送キャリアK3とよりなる。特に限定するものではないが、被加熱部材K2は、たとえば配線基板やケース等よりなる。ここでは、被加熱部材K2は搬送キャリアK3に複数個搭載されている。
また、搬送キャリアK3は、収容スペース21の保持溝28に係止されて被加熱部材K2とともに収容スペース21内に固定されるもので、Al等の熱伝導性に優れた金属板等よりなる。
ここで、被加熱部材K2が、被加熱部材K2単独でも収容スペース21の保持溝28に係止できるようなサイズおよび形状(たとえば、図1〜図3に示される搬送キャリアK3と同様のサイズおよび形状)であれば、搬送キャリアK3は不要である。この場合、被加熱部材K2単独で被加熱物K1が構成されることになる。
そして、加熱炉20は、複数個の収容スペース21全体を常時、所望の加熱温度に保持している。そして、搬送手段10は、加熱完了した収容スペース21において、被加熱物K1を回収した後、次の被加熱物K1を投入するようになっている。
加熱炉20は、外形が断熱板26a、26b、26c、26dで区画されたもので、この断熱板26a〜26dで囲まれた、前面側が開口する直方体の箱形状をなす。断熱板は、上部断熱板26a、下部断熱板26b、側部断熱板26c、背部断熱板26d(図4参照)よりなり、耐熱性および断熱性に優れる通常の断熱材料よりなる。
壁体22〜25は、熱伝導性に優れたAl等の金属よりなる板であり、加熱炉20において断熱板26a〜26dで囲まれた空間内に距離を隔てて垂直方向に対向配置された複数個の第1壁体22と、第1の壁体22間にて距離を隔てて水平方向に棚状に配置された複数個の第2の壁体23と、加熱炉20の背面側を塞ぐ第3の壁体24(図4参照)と、加熱炉20の上面側および下面側を塞ぐ第4の壁体25とよりなる。
これにより、個々の収容スペース21は、各壁体22〜25で区画されて、前面側が開口し、背面側が閉塞された直方体箱状の空間として形成される。そして、図1に示されるように、複数個の収容スペース21は、垂直方向(図1の上下方向)および水平方向(図1の左右方向)に並ぶ格子状配列を構成している。図1では、複数個の収容スペース21は、垂直方向に4個、水平方向に3個の4×3の格子状配列を形成している。
また、収容スペース21の内面には、上記した保持溝28がある。具体的に保持溝28は、図1、図4に示されるように、第1壁体22の内面にて挿入方向Y1に沿って延びる溝である。
そして、図1に示されるように、壁体内、ここでは、第1壁体22内に電気ヒータ27が設けられている。この電気ヒータ27は、加熱炉20における各収容スペース21を所望の加熱温度に保持するためのものである。
また、搬送手段10について言えば、図2、図3に示されるように、アーム部11は、表裏の板面が挿入方向Y1に沿った板状をなすものであり、ここでは、アーム部11における表裏の板面の一面側に被加熱物K1を載置するものとされている。
また、ここでは、アーム部11における被加熱物K1の載置面11aに、被加熱物K1(ここでは被加熱物K1のうちの搬送キャリアK3)を支持し、位置ずれ等を抑制するための突出部13が設けられている。このようなアーム部11は、耐熱性に優れた金属やセラミック等の材料よりなる。
そして、被加熱物K1の投入については、被加熱物K1(ここでは被加熱部材K2+搬送キャリアK3)を載せたアーム部11を、所望の加熱温度とされている収容スペース21に挿入することにより行われる。
このとき、被加熱物K1(ここでは被加熱物K1のうちの搬送キャリアK3)を保持溝28に嵌めた状態でスライドさせながら挿入していく。そして、被加熱物K1を保持溝28に固定させた後、被加熱物K1からアーム部11を離脱させ、アーム部11を収容スペース21から抜き出す。こうして、被加熱物K1の投入が行われる。
そして、所定時間、加熱されて加熱完了した被加熱物K1を、収容スペース21から回収する。この回収は、アーム部11を収容スペース21に挿入し、アーム部11を被加熱物K1に接触させて、アーム部11に被加熱物K1を載置した後、被加熱物K1とともにアーム部11を、収容スペース21から抜き出すことで行われる。
ここで、本実施形態においては、図2、図4に示されるように、アーム部11は、パージガスを収容スペース21に吐出するためのガス配管14、つまり、吐出用のガス配管14を備えている。このガス配管14は、アーム部11に対して溶接や接着、締結等により一体に固定されたものである。パージガスとしては、工業エアーや窒素ガス等の清浄なガスが用いられる。
そして、上記した投入および回収時、つまり、アーム部11が収容スペース21内に位置している時において、図4中の破線矢印に示されるように、ガス配管14から収容スペース21内にパージガスが吐出される。
ここで、収容スペース21の開口部側から被加熱物K1とともにアーム部11を挿入した状態では、図4に示されるように、収容スペース21内部においてアーム部11と収容スペース21の内壁(つまり壁体)とで区画されたU字状のガス流路が形成される。
具体的には、収容スペース21の開口部が、アーム部11を境としてアーム部11の表裏の板面の一面側と他面側とに区画される。これにより、ガス流路は、アーム部11の一面側からアーム部11の挿入先端側を回ってアーム部11の他面に至るU字形状の一方通行の流路となる。
このパージガスにより、被加熱物K1から発生し収容スペース21に充満しているアウトガスは、収容スペース21から排出され、収容スペース21の換気が行われる。なお、ガス配管14には、吐出されるパージガスを予熱する図示しないヒータが設けられていてもよい。それによれば、パージによる加熱炉20の温度低下を抑制することができ、好ましい。
さらに、このパージガスの予熱については、上記ヒータ以外にも、加熱炉20の温度を利用して予熱を行うようにしてもよい。この場合、たとえばパージガス供給源から壁体22〜25を通ってガス配管14に至るようなパージガスの流通経路(配管)を設けることで、パージガス供給源から供給されたパージガスが加熱炉20の温度で加熱されて、ガス配管14から吐出されるようにすればよい。
また、本実施形態において図2、図4に示されるガス配管14は、収容スペース21内のガスを吸引するためのもの、つまり吸引用の配管であってもよい。収容スペース21内のガスとは、上述した被加熱物K1から発生するアウトガスであり、この吸引は、ガス配管14に接続された吸引ポンプ等により行えばよい。この場合、ガスの流れは、図4中の破線矢印とは反対方向になる。
つまり、本実施形態のガス配管14は吐出用でもよいし、吸引用でもよく、吐出または吸引により収容スペース21の換気を行う換気用の配管と言ってもよい。ここで、吐出または吸引のタイミング、つまり換気のタイミングは、上記した投入の開始から回収の完了までの間にて、任意のものにできる。つまり、当該タイミングは、投入完了後でも投入途中、あるいは回収時でもよい。
回収時とは、被加熱物K1の加熱が完了した収容スペース21にアーム部11を挿入して被加熱物K1とともに抜き出す期間であり、この回収時におけるアーム部11の挿入時および抜き出し時において換気を行ってもよい。ここで、換気のタイミングとしては、投入時は被加熱物K1の温度が低くアウトガスが被加熱物K1の表面に凝縮しやすいことから、回収時の方が好ましい。
さらには、投入時において被加熱物K1を少し加熱してアウトガス濃度が高まった後に、換気を行い、その後、アーム部11を抜き出すようにしてもよい。また、1個の収容スペース21に対して、断続的に複数回の換気を行ってもよい。たとえば、投入時に1回、加熱途中にアーム部11を挿入して被加熱物K1の投入、回収を伴わず1回、回収時に1回と3回、換気を行ってもよい。
ところで、本実施形態によれば、被加熱物K1を収容スペース21に投入または回収するときに、搬送手段10のガス配管14を介して、収容スペース21内を換気すればよく、従来のような常時換気が不要となるから、換気に要する消費エネルギーが低減される。また、換気用のガス配管14を、従来のように加熱炉側に設けるのではなく、搬送手段10のアーム部11側に設けているため、加熱炉20の小型化が図れる。
また、本実施形態の加熱装置S1では、ガス配管14はアーム部11に設けられたものだけであるため、従来のように各収容スペース21の流量を均一に調整することは不要である。そのため、本実施形態によれば、流量調整や毎回流量をモニタリングすることも容易で、確実に換気することができる。
よって、本実施形態によれば、信頼性の高い換気を可能とし、省エネルギー化および小型化に適したマンション型加熱装置S1を実現することができる。
なお、図示例では、ガス配管14は、アーム部11の表裏の板面のうちの載置面11aとは反対面側に設けられていたが、これとは逆に、アーム部11の載置面11a側にガス配管14が設けられていてもよいことは、言うまでも無い。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態にかかる加熱装置について、図5を参照して、上記第1実施形態との相違点を中心に述べることとする。上記第1実施形態では、アーム部11に対して吐出用もしくは吸引用のガス配管14が1個設けられたものであった。
これに対して、図5に示されるように、本実施形態では、ガス配管14を、パージガスを収容スペース21に吐出する吐出用配管141と、収容スペース21内のガスを吸引する吸引用配管142との2個を備えて構成されたものとしている。
また、本実施形態でも、アーム部11は、表裏の板面が挿入方向Y1に沿った板状をなすものである。そして、本実施形態では、アーム部11における表裏の板面の一面側、他面側には、それぞれ、挿入方向Y1と直交方向に突出する一面側閉塞部15、他面側閉塞部16が設けられている。
これにより、アーム部11を収容スペース21へ挿入したとき、収容スペース21の開口部のうちアーム部11の一面側の部位は一面側閉塞部15によって閉塞され、アーム部11の他面側の部位は他面側閉塞部16によって閉塞されるようになっている。
たとえば、それぞれの閉塞部15、16はアーム部11の板面から挿入方向Y1と直交方向に張り出した板状のものであって、アーム部11の各板面側における収容スペース21の開口部を覆う面積を有するものとされる。これにより、各閉塞部15、16により収容スペース21の開口部が閉塞される。
そして、本実施形態では、一面側閉塞部15および他面側閉塞部16のうちどちらか一方に、吐出用配管141が設けられ、他方に吸引用配管142が設けられる。図5では、一面側閉塞部15に吸引用配管142が設けられ、他面側閉塞部16に吐出用配管141が設けられているが、もちろんこれと逆の配置であってもよい。
各配管141、142は、各閉塞部15、16を貫通して設けられ、上記同様、溶接、締結等によりアーム部11に固定されている。そして、本実施形態では、これら吐出用配管141と吸引用配管142とにより、図5中の破線矢印に示されるように、収容スペース21内にて換気可能な一方通行のガス流れが形成されるようになっている。
さらに、両閉塞部15、16により、収容スペース21を密閉できるため、両配管141、142からの圧力の漏れを極力防止して、換気可能な一方通行のガス流れを確実に形成しやすい。
たとえば、被加熱物K1や収容スペース21の内壁等に存在する凹凸が大きい場合であっても、収容スペース21内を密閉空間とすることで、その凹凸によるガス流れの阻害を抑制して、良好な換気の流れを形成しやすい。そのため、少ないパージガス量、または、小さい吐出圧力や吸引圧力で換気が行え、省エネルギー化に有利である。
また、この場合、ほぼ密閉された収容スペース21において換気を行えるため、アウトガスを確実に吸引用配管142に回収できるから、アウトガスを収容スペース21の開口部から排出する場合に比べて、汚染防止の点で望ましい。
なお、本第2実施形態において、図5に示される一面側閉塞部15および他面側閉塞部16が省略された構成であってもよい。この場合も、吐出用配管141および吸引用配管142の両方を備えた構成により、片方のみの場合に比べて、適切な換気流れを形成しやすい、という効果が期待できる。
このように、本実施形態の加熱装置によっても、上記第1実施形態と同様、信頼性の高い換気を可能とし、省エネルギー化および小型化に適した構成を実現するとともに、さらに、上記した本実施形態特有の作用効果が期待できるものである。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態にかかる加熱装置について、図6、図7を参照して述べることとする。本実施形態は、上記第2実施形態を変形したものであり、上記第2実施形態との相違点を中心に述べることとする。
ここで、図6は、収容スペース21内にて被加熱物K1とアーム部11の表面とが離脱した状態を示しており、図7は、これらが接触した状態を示している。具体的には、回収時においてアーム部11を収容スペース21に挿入した状態が図6の状態であり、この状態からアーム部11を上昇させて被加熱物K1をアーム部11に載置した状態が図7の状態である。
図6、図7に示されるように、本実施形態においても、上記第2実施形態と同様、ガス配管14は、吐出用配管141と吸引用配管142との2個を備えて構成されている。また、上記第2実施形態と同様、アーム部11における表裏の板面の一面側、他面側には、それぞれ、一面側閉塞部15、他面側閉塞部16が設けられている。
ここにおいて、本実施形態では、図6、図7に示されるように、ガス配管14のうちの吸引用配管142は、アーム部11の表面(つまり、上記載置面)から内部に通じる配管とされている。つまり、本実施形態の吸引用配管142は、アーム部11を構成する板材の内部に設けられた孔により形成されたものである。
そして、図7に示されるように、被加熱物K1とアーム部11の表面とが接触した状態では、吸引用配管142の吸引力(図7中の破線矢印参照)によってアーム部11の表面に被加熱物K1が固定されるようになっている。これにより、アーム部11に載置された被加熱物K1の固定を強固なものにしやすくなり、被加熱物K1の位置ずれの防止等が期待できる。
さらに、図6に示される収容スペース21内にて被加熱物K1とアーム部11の表面とが離脱した状態では、図中の破線矢印に示されるように、このアーム部11の表面における吸引用配管142の開口部より収容スペース21内のガスが吸引される。ここでは、吸引用配管142の開口部は、アーム部11の表面に複数個(図6では5個)、設けられている。
このように、本実施形態の加熱装置によっても、上記第2実施形態と同様、信頼性の高い換気を可能とし、省エネルギー化および小型化に適した構成を実現することができる。そして、上記した吐出用配管141および吸引用配管142の両方を備えた構成、および、両閉塞部15、16を備えた構成により、上記第2実施形態と同様の作用効果が期待できる。
また、本第3実施形態においても、上記第2実施形態と同様、一面側閉塞部15および他面側閉塞部16が省略された構成であってもよいことはもちろんである。
なお、投入時には、被加熱物K1を載置したアーム部11を収容スペース21に挿入して図7の状態とした後、アーム部11を下降させて、被加熱物K1とアーム部11の表面とが離脱した図6の状態とされる。そして、この投入時においても、本実施形態が適用でき、上記同様の作用効果が期待できることは言うまでも無い。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態にかかる加熱装置について、図8を参照して、上記第1実施形態との相違点を中心に述べることとする。本実施形態も、上記第1実施形態と同様、アーム部11に対して吐出用もしくは吸引用のガス配管14が1個設けられたものである。
また、本実施形態でも、図8に示されるように、アーム部11は、表裏の板面が挿入方向Y1に沿った板状をなすものである。そして、本実施形態では、アーム部11における表裏の板面のどちらか一面側に、挿入方向Y1と直交方向に突出する閉塞部17が設けられている。
図8の例では、閉塞部17はアーム部11の載置面とは反対側の面に設けられているが、閉塞部17はアーム部11の載置面側に設けられていてもよい。この閉塞部17は、上記第2実施形態と同様、たとえば、アーム部11の板面から挿入方向Y1と直交方向に張り出した板状のものとされる。
これにより、アーム部11を収容スペース21へ挿入したとき、収容スペース21の開口部のうちアーム部11の一面側の部位は閉塞部17によって閉塞され、アーム部11の他面側の部位は開口されるようになっている。
そして、本実施形態では、閉塞部17に対してガス配管14が設けられている。この閉塞部17に対するガス配管14の設置は上記第2実施形態と同様である。ここで、ガス配管14は吐出用でもよいし、吸引用でもよいが、図8では吐出用としている。さらに言えば、本実施形態は、上記第1実施形態において、アーム部11の表裏の板面のうちのガス配管14が配置されている側に、閉塞部17を追加した構成を採用したものと言える。
これにより、本実施形態では、図8中の破線矢印に示されるように、収容スペース21内にて換気可能なガス流れが形成されるようになっている。ここで、本実施形態では、閉塞部17が収容スペース21の開口部の一部を閉塞するため、上記第1実施形態に比べて、換気可能な一方通行のガス流れを確実に形成しやすい。
こうして、本実施形態の加熱装置によっても、上記第1実施形態と同様、信頼性の高い換気を可能とし、省エネルギー化および小型化に適した構成を実現するとともに、さらに、上記した本実施形態特有の作用効果が期待できるものである。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態にかかる加熱装置について述べる。本実施形態は、上記した各実施形態と併用できるものであるが、主として図9を参照して上記第1実施形態との相違点を中心に述べることとする。
上記各実施形態では、アーム部11に備えられたガス配管14は、被加熱物K1とともにアーム部11が挿入される1個の収容スペース21に対応したものであった。これに対して、本実施形態では、ガス配管14をアーム部11に対して複数個設け、異なる収容スペース21にガス配管14を同時に挿入できるようにしたものである。
つまり、複数個のガス配管14のうち一部のガス配管14は、アーム部11が挿入される収容スペース21にアーム部11とともに挿入される。一方、残部のガス配管14は、アーム部11が挿入される収容スペース21以外の収容スペース21に挿入されるものとなっている。
上述したように、加熱炉20は、複数個の収容スペース21全体を常時、所望の加熱温度に保持している。そして、搬送手段10は加熱完了した収容スペース21において、被加熱物K1を回収した後、次の被加熱物K1を投入するようになっている。
ここで、本実施形態では、アーム部11に設けられた複数個のガス配管14は、それぞれ異なる収容スペース21に挿入できるようにしているが、図9では、ガス配管14を、第1の配管14aと第2の配管14bとの2個設けている。これら第1の配管14aおよび第2の配管14bは吐出用でもよいし、吸引用でもよい。
そして、図9では、たとえば加熱完了した収容スペース21(図中の下側の収容スペース21)において次の被加熱物K1を投入した状態を示している。このとき、加熱完了した収容スペース21においては、第1の配管14aによる吐出もしくは吸引が行われて換気が行われる。
また、このとき同時に、加熱完了した収容スペース21以外の加熱中の収容スペース21(図9中の上側の収容スペース21)に第2の配管14bが挿入される。この加熱中の収容スペース21では、加熱が進んでアウトガス濃度が高くなっているため、第2の配管14bによる換気が効率的に行われる。
なお、本実施形態において、第2の配管14bは、第1の配管14aが挿入される収容スペース21と隣り合う収容スペース21に挿入されるものであることに限定されるものではない。たとえば、第2の配管14bは、第1の配管14aが挿入される収容スペース21に対して1個または複数個飛ばして隣り合う収容スペース21に、挿入されるものであってもよい。
さらには、第2の配管14bは複数個であってもよく、第1の配管14aが挿入される収容スペース21以外の複数個の収容スペース21に対して、第2の配管14bが同時に挿入されるようにしてもよい。
また、第1の配管14aおよび第2の配管14bはそれぞれ、上記第2実施形態と同様、吐出用配管141と吸引用配管142との両方を備えて構成されたものであってもよい。つまり、第1の配管14aと第2の配管14bとは、異なる収容スペース21に挿入されることを相違点とするものであり、第1の配管14a、第2の配管14bがそれぞれ複数の配管の集合体であってもかまわない。
また、本実施形態においても、アーム部11には、上記各図に示したような一面側閉塞部15、他面側閉塞部16、閉塞部17を設けてもよい。この場合、これらの閉塞部は、第1の配管14aとともにアーム部11が挿入される開口部から、第2の配管14bが挿入される別の収容スペース21の開口部まで延長されたものとし、当該別の収容スペース21の開口部の一部を閉塞するものとしてもよい。
このように、本実施形態によれば、上記各実施形態に組み合わせて適用することで、上記同様、信頼性の高い換気を可能とし、省エネルギー化および小型化に適した加熱装置を実現できる。さらに、アーム部11の挿入時にアーム部11が挿入される収容スペース21以外の収容スペース21においても、換気を行えることで、適切なタイミングで換気を行いやすくなるという効果が期待できる。
(他の実施形態)
なお、上記した一面側閉塞部15、他面側閉塞部16(図5参照)、閉塞部17(図8参照)、さらには、上記第3実施形態に示したような吸引用配管142が開口するアーム部11の表面(図6、図7参照)は、相手側に接して密閉するものである。そのため、これらには、圧力の漏れ防止するためにゴム弾性材料等よりなる部材でシールする構造を設けるようにしてもよい。
また、収容スペース21内にてガスを吐出または吸引しているときに、異物が巻き上がって被加熱物K1に付着しないように、たとえばアーム部11に被加熱物K1を保護する蓋状の構造を設けてもよい。
また、ガス配管14、吐出用配管141および吸引用配管142については、吐出口や吸引口は1箇所でもよいし枝分かれすることで複数箇所でもよい。また、これら配管の開口断面は丸型、角型、横長扁平といった形状が選択可能であり、特に限定するものではない。
また、ガス配管14が吐出用である場合や吐出用配管141の場合、パージガスを加熱炉20の加熱温度よりも高温に予熱しておき、この高温のガスを収容スペース21に吐出するようにしてもよい。この場合、収容スペース21の内壁に付着したアウトガスを揮発、または分解除去するという効果が期待できる。
また、ガス配管14が吐出用である場合や吐出用配管141の場合、高流量のパージガスを吐出することにより、収容スペース21内に付着した粒子状または繊維状等の異物を吹き飛ばして、クリーニングするようにしてもよい。
また、上記第1実施形態にて述べた換気に関する種々のタイミングについては、上記第2実施形態以降の各実施形態に対しても、適宜、採用が可能であることは、もちろんである。
また、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能であり、また、上記各実施形態は、上記の図示例に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
10 搬送手段
11 搬送手段のアーム部
14 搬送手段のガス配管
20 加熱炉
21 収容スペース
22 第1の壁体
23 第2の壁体
24 第3の壁体
25 第4の壁体
K1 被加熱物

Claims (6)

  1. 加熱用または伝熱用の壁体(22、23、24、25)によって一端側に開口する箱状に区画されたスペースであって被加熱物(K1)を収容する収容スペース(21)が、複数個配列されてなる加熱炉(20)と、
    前記収容スペースの開口部を介して、前記収容スペースに対して前記被加熱物の投入および回収を行う搬送手段(10)と、を備え、
    前記搬送手段は、前記被加熱物を載置するアーム部(11)と、
    前記アーム部に設けられ、パージガスを前記収容スペースに吐出するか、または前記収容スペース内のガスを吸引するためのガス配管(14)と、を備えたものであることを特徴とする加熱装置。
  2. 前記ガス配管は、前記パージガスを前記収容スペースに吐出する吐出用配管(141)と、前記収容スペース内のガスを吸引する吸引用配管(142)との両方を備えて構成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  3. 前記アーム部は、表裏の板面が前記アーム部の前記収容スペースへの挿入方向(Y1)に沿った板状をなすものであり、
    前記アーム部における表裏の板面の一面側、他面側には、それぞれ、前記挿入方向と直交方向に突出する一面側閉塞部(15)、他面側閉塞部(16)が設けられており、
    前記アーム部を前記収容スペースへ挿入したとき、前記収容スペースの開口部のうち前記アーム部の一面側の部位は前記一面側閉塞部によって閉塞され、前記アーム部の他面側の部位は前記他面側閉塞部によって閉塞されるようになっており、
    前記一面側閉塞部および前記他面側閉塞部のうちどちらか一方に、前記吐出用配管が設けられ、他方に前記吸引用配管が設けられており、
    前記一面側閉塞部および前記他面側閉塞部により封止された前記収容スペースにおいて、前記吐出用配管から吐出された前記パージガスは、前記吸引用配管により吸引されるようになっていることを特徴とする請求項2に記載の加熱装置。
  4. 前記ガス配管のうちの前記吸引用配管は、前記アーム部の表面から内部に通じる配管であり、
    前記吸引用配管の吸引力によって前記アーム部の表面に前記被加熱物を固定するものであり、
    さらに、前記収容スペース内にて前記被加熱物と前記アーム部の表面とが離脱した状態にて、当該表面における前記吸引用配管の開口部より前記収容スペース内のガスを吸引するようになっていることを特徴とする請求項2または3に記載の加熱装置。
  5. 前記アーム部は、表裏の板面が前記アーム部の前記収容スペースへの挿入方向(Y1)に沿った板状をなすものであり、
    前記アーム部の表裏の板面のいずれか一面側には、前記アーム部の前記収容スペースへの挿入方向と直交方向に突出する閉塞部(17)が設けられており、
    前記アーム部を前記収容スペースへ挿入したとき、前記収容スペースの開口部のうち前記アーム部の一面側の部位は前記閉塞部によって閉塞され、前記収容スペースの開口部のうち前記アーム部の他面側の部位は開口されるようになっており、
    前記ガス配管は前記閉塞部側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
  6. 前記ガス配管は、前記アーム部に対して複数個設けられており、
    前記複数個の前記ガス配管は、それぞれ異なる前記収容スペースに挿入できるようになっていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の加熱装置。
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