JP6407782B2 - 歯科用咬合器 - Google Patents

歯科用咬合器 Download PDF

Info

Publication number
JP6407782B2
JP6407782B2 JP2015064879A JP2015064879A JP6407782B2 JP 6407782 B2 JP6407782 B2 JP 6407782B2 JP 2015064879 A JP2015064879 A JP 2015064879A JP 2015064879 A JP2015064879 A JP 2015064879A JP 6407782 B2 JP6407782 B2 JP 6407782B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jaw model
plate
model mounting
mounting frame
lower jaw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015064879A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016182285A (ja
Inventor
尚之 玉利
尚之 玉利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOWASHOJI Co Ltd
Original Assignee
KOWASHOJI Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOWASHOJI Co Ltd filed Critical KOWASHOJI Co Ltd
Priority to JP2015064879A priority Critical patent/JP6407782B2/ja
Priority to PCT/JP2016/059014 priority patent/WO2016152864A1/ja
Publication of JP2016182285A publication Critical patent/JP2016182285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6407782B2 publication Critical patent/JP6407782B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C11/00Dental articulators, i.e. for simulating movement of the temporo-mandibular joints; Articulation forms or mouldings

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Dental Prosthetics (AREA)

Description

本発明は、歯科治療の義歯の製作・修復に使用する咬合器に関する。
幼児・子供の頃から永久歯が生え揃う24〜26才頃に、人間の理想咬合の高さが完成されるとされている。この理想咬合では上歯と下歯の咬合面の延長上に脊柱の頂部にある正中環軸関節があるようになっている(図15参照)。
しかし、その年令以降は食事・歯ぎしり・くいしばり・抜歯等で経年的に歯が摩耗していき、歯の咬合面の延長の下方又は上方に正中環軸関節(歯突起を中心とする関節)Mがくるようになる(正中環軸関節Mの上方又は下方に咬合面の延長面がくる状態となる)。このようになると、咀嚼筋の閉口筋が垂直的に短くなる。これが「低位咬合」と称されているもので、この低位咬合になると、不定愁訴及びネコ背・不良姿勢等の姿勢の不良、頸椎症、脊髄症、緑内障、上肢の痺れ、肩こり、頭痛、高血圧症、糖尿病、喘息、顎関節痛、歯周病、いびき及び耳鼻障害等が誘発されているといわれている。この「低位咬合」は治療されるべきものであるが、「低位咬合」の改善の治療はあまりなされていなかった。
従来の咬合器は、引用文献1に知られるように下義歯を取付けた下顎模型を中央上側に取付ける下顎模型取付ベースと、上義歯を取付けた上顎模型を中央下側に取付ける上顎模型取付フレームとを有し、同上顎模型取付フレームを前記下顎模型取付ベースの上方に配置するとともに、上顎模型取付フレームはそのフレームの基部で水平な軸まわりに起伏自在に軸支されている。その軸支部分は下顎模型取付ベースの後部に立設した左右一対の支柱の頂部で支持されている。この軸支部まわりの回転で、下顎模型と上顎模型の義歯が開閉し、同時に咬み合うようにしている。又、上顎模型取付フレームの先端部側を支持するため、上顎模型取付フレームの先端部に垂直なインサイザルピンを取付け、先端部に取付けた固定ねじで所定高さでインサイザルピンを固着して、上顎模型取付フレームを略水平に保持できるようにしている。
この従来の義歯の製作・修復のための咬合器は、人間の下顎が顎関節まわりに動くとされた下顎モデルに準じ、相対的に上顎模型を顎関節に相当する枢支軸まわりに起伏させて、人間の口の開閉及び歯の咬み合わせの構造を模したものとしている。この従来の咬合器の技術は、特許文献1,2に開示されている。
本発明者は、歯の上下の咬み合せは顎筋力を使って下顎(下義歯)を上顎に近づけて、下義歯を上顎の上義歯に咬合させるもので、咬合器としては上顎を顎関節に相当する水平な軸支の支軸まわりに回転自在(起伏自在)にすることは、人間の上下咬み合せを再現させていると考える。しかし、下顎の左右方向の咬み合せ(側方運動)は図15で示す顎関節Mまわりでなく、人間の正中環軸関節Mまわりであるものであるから、従来の咬合器では下顎の左右スライドの咬み合せについては、考慮された義歯の製作・修復とはなっていなかった。
又、正中環軸関節M中心に歯の咬合面Pを設定し、咬合器の上顎模型を前記咬合面の面レベルにある水平な枢支軸まわりに起伏させ且つ旋回させる咬合器の構造が、引用文献3に開示されている。この引用文献3の発明は、正中環軸関節Mまわりに上下の起伏と左右水平振りの運動をさせる構造である。
しかしながら、上下歯の上下の咬み合せ(物をくわえ咬み砕く時)は、下顎を強力な顎筋力で顎関節Mまわりに回転(閉口)させて、歯の咬み合せと咬み合せ力(咬合力)を発生させるのが人間の構造であるので、歯の上下の咬み合せまで正中環軸関節Mまわりに設定すると上下歯の上下咬み合せが人間の構造と違ったものとなり、正しい義歯の咬み合せができないものとなっている。
本発明者は、歯で食物をくわえて咬むときの口の閉口運動は顎関節まわりに下顎は動き、次に口の開口運動及び側方運動(水平左右方向に下顎を動かす運動)では、正中環軸関節まわりに動くものであると理解し、それで咬合器は閉口の咬み合せの顎関節まわりの起伏の動きと、正中環軸関節まわりの開口と左右回転の動きの2つの回転中心位置と回転方向が違う2軸まわりに動かすことが必要であり、この2軸まわりの動きがより人の咬み合せモデルに近いものとなるとの知見に達し、本発明に至った。
特開2004−113398号公報 特許第3579793号公報 特表2013−521097号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来の顎関節相当の支軸まわりに起伏自在にした咬合器における問題点を解消し、下顎の下歯の左右振り(側方運動)での上歯との咬み合せを正確にでき、又低位咬合の歯を正しい正中環軸関節中心の高さで歯の咬み合せ治療できる咬合器を提供することにある。
更に詳しく説明すると、従来の咬合器が病的状態(低位咬合)であっても健康な状態の咬合であっても、その人の現状の咬合(個有咬合)の咬合位(上顎歯と下顎歯の咬合の垂直的距離)を変えないで、顎関節内の下顎骨顆頭の動きを可能な限り分析し、咀嚼咬合面に反映しようとしたことにある。
本発明による咬合器は、病的状態にある咬合位を先ず挙上し、可能な限り全身的にも健康な状態に導いた後の口腔内の下顎・上顎(頭)の運動を咬合器に再現できるようにした。尚、通常全身的に健康な状態の場合は挙上しないが、予防的に挙上する場合がある。
又、上顎に下顎の運動を顎関節の視点に加え、頸椎にも視点をおいて全身的視野に立脚して咬合器を操作できるようにすることにある。即ち、口腔の咀嚼筋の伸張反射による運動神経の姿勢制御と自律神経の生理学的恒常性の確立を考慮に入れた全身医学に立脚した治療が行えることを目指している。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 下義歯を取付けた下顎模型を中央上側に取付けられる下顎模型取付ベースを設け、上義歯を取付けた上顎模型を中央下側に取付られる上顎模型取付フレームを前記下顎模型取付ベースの上方に配置するとともに、前記上顎模型取付フレームに取付けられる前記上顎模型の上義歯の歯列が前記下顎模型取付ベースに取付けられる前記下顎模型の下義歯の歯列に対し開閉できるように前記上顎模型取付フレームのフレーム全体を回転させる水平軸を前記上顎模型取付フレームの後方のフレーム基部に設けるとともに、同水平軸を前記下顎模型取付ベースの後方位置の上部で軸支する構造とした歯科用咬合器であって、
前記下顎模型取付ベースは、下義歯の歯列を取付けた前記下顎模型を中央上側に取付ける模型取付円板とその模型固定ねじとを中央部に設け且つ設置面を定める複数の脚部を設け、更に、前記下顎模型取付ベースの後端部の左右それぞれに上方に伸びるように立設させた左右一対の下支持アームと,前記下顎模型取付ベースの後端の左右中間で且つ前記下支持アームより更に後方となる位置に前記下顎模型取付ベースの設置面に対して垂直となるように立設された旋回軸棒と,左右一対の前記下支持アームの上端間に架設され且つ前記下顎模型取付ベースの設置面と平行な上面を有する固定面板と,同固定面板の上面と面接触する下面を有し且つ前記旋回軸棒を嵌挿した嵌合穴を有して同旋回軸棒まわりに前記固定面板の上面と面接触しながら回転できる旋回板と,前記旋回軸棒の垂直軸線から所定距離前方にある前記旋回板の両端の左右それぞれに上方に伸びるように立設された左右一対の上支持アームと,前記上顎模型取付フレームの前記フレーム基部に設けた前記水平軸を左右一対の前記上支持アームの上端部で軸支する軸支部とを設け、加えて前記上顎模型取付フレームの前端部に固定ねじ付きのインサイザルピンを設けた構成とし、前記上顎模型取付フレームを前記旋回軸棒まわりに旋回可能とすることを特徴とする、歯科用咬合器
2) 前記上顎模型取付フレームの前記水平軸を軸支する前記軸支部の高さを調整可能とした、前記1)記載の歯科用咬合器
3) 前記固定面板と前記旋回板との間に厚みが薄い硬質の透明プラスチック板を脱着自在に挟みこんで、その前端面が固定ねじ付の前記インサイザルピンの中間で支持されるようにし、前記透明プラスチック板で咬合面を明示できるようにした、前記1)又は2)記載の歯科用咬合器
4) 前記固定面板と前記旋回板との間にいずれかの前記板と固着するスペーサを脱着自在に間装し、同スペーサとこれに対向する前記固定面板又は前記旋回板との対向面を滑り面として前記旋回板を左右水平に旋回できるようにしたことを特徴とする、前記1)又は2)記載の歯科用咬合器
5) 前記固定面板の上方及び前記旋回板の下方それぞれに前記板と固着する上下2個のスペーサを脱着自在に前記板に間装し、上下の同スペーサの対向面を滑り面として前記旋回板を左右水平に旋回できるようにした、前記1)又は2)記載の歯科用咬合器
6) 前記板と前記スペーサとの間の対向面を滑り面とするとともに、その対向面間に厚みが薄い硬質の透明プラスチック板を脱着自在に挟みこんで、その前端面が固定ねじ付の前記インサイザルピンの中間で支持されるようにした、前記4)記載の歯科用咬合器
7) 上下2個のスペーサの対向面を滑り面とするとともに、その対向面間に厚みが薄い硬質の透明プラスチック板を脱着自在に挟みこんで、その前端面が固定ねじ付の前記インサイザルピンの中間で支持されるようにした、前記5)記載の歯科用咬合器
にある。
本発明によれば、図1,7,8,11に示すように上顎模型取付フレームは、咬合面の後方の高い位置に配置した水平軸まわりに前後方向に起伏でき、口の閉口(上下義歯との咬み合せ)をさせるので、この水平軸が顎関節の働きとなって上下歯の咬み合せは顎関節での回転で行えるので、歯の上下の咬み合せは人間の下顎の動きと相対的に同じとなり、自然な上下の咬み合せの義歯が製作・修復できる。
次に、図5,10に示すように上顎模型取付フレームは咬合面の面上を水平軸より低い位置で且つ後方にある垂直な旋回軸棒まわり水平の左右方向に回転させることで、上歯(上顎)模型を±8°程咬合面に沿って左右に水平方向に振らせることができ、よって上下歯の左右方向の咬み合せも調整できるものとなっている。この旋回軸棒まわりの回転(旋回)が人間の正中環軸関節まわりの顎の水平左右回転の動きに近いものとなる。
よって、本発明によれば図1,11に示すように顎関節相当の水平軸まわりの前後方向の起伏の上下回転と、図5に示すような正中環軸関節中心に相当する旋回軸棒まわりの水平な左右の回転(旋回)とを、二つの回転方向と軸の前後位置を異にする回転軸まわりに動かして上顎模型を上下及び左右に回転させることで、上下の歯の噛み合せの他に、左右振りの歯の噛み合せの調整作業も正確に行えるようにした。又、「低位咬合」とならないように理想的な咬合位に沿っての左右の回転(旋回)での咬合面での義歯の上下噛み合せの調整ができ、人間の歯・顎構造により近ずいた正しい歯咬合の義歯の製作と修復を可能とした。
本発明で、図12に示すように上・下の支持アームの高さ(長さ)が調整できるようにすれば、上下の顎模型の取付け、顎模型の寸法の上下高さ位置・咬合位置の製作誤差・取付誤差があっても、この支持アームの高さ調整でそれをかなり解消でき、使い易いものにできる。更に、高さ調整できることで正中環軸関節の圧迫された状態(頸椎圧迫)を上方に伸びた正常な位置(非圧迫の上下位置)での噛み合せを再現できる義歯の製造・修復を可能にする。
又、固定面板と旋回板との間に厚みが薄い透明プラスチック板を脱着自在に挟んだ発明では、咬合面が正確に視認できるので、顎模型の正しい高さでの取付け作業が迅速にできる。又、歯列と歯の咬み合せ状態も良好に見れるようにでき、正確な義歯の製作・修復を容易にできるようになる。ここで、透明プラスチック板の厚みが薄いとは少なくとも2mm以下の厚みのことをいう。その厚みは1mm以下が好ましい。
図1は、実施例の歯科用咬合器を示す側面図である。 図2は、実施例の正面図である。 図3は、実施例の背面図である。 図4は、実施例の平面図である。 図5は、実施例の上顎模型取付フレームの左右旋回を示す説明図である。 図6は、実施例の咬合面透明プレートを取付けた状態を示す側面図である。 図7は、実施例の上顎模型取付フレームを上方に持ち上げた状態を示す側面図である。 図8は、上顎模型の下顎模型に対する咬み合せ方向を示す説明図である。 図9は、咬合面透明プレートを示す平面図である。 図10は、咬合面透明プレートの上面に沿っての上顎模型の旋回状態を示す説明図である。 図11は、実施例の上下顎模型を取付けた状態を示す側面図である。 図12は、上支持アームの高さを調整可能する構造例を示す説明図である。 図13は、スペーサを用いて高さ調整する例を示す説明図である。 図14は、スペーサの斜視図である。 図15は、人間の顎関節Mと正中環軸関節Mの位置を示す説明図である。
本発明の上顎模型の起伏の中心となる顎開閉軸と旋回中心軸との前後方向の距離Lは、人間の顎関節と正中環軸関節の前後方向の距離に相当し、人の年令男女差があるが、実用的には5〜8mm前後の間隔が好ましい。又、旋回面から顎開閉軸の高さの高低差Hは人間の顎関節の高さと正中環軸関節の高さの高低差に相当し、20〜24mm程が好ましい。
又、本発明の上顎模型取付フレームの旋回は実施例の如く、固定面板と旋回板を面的に接触させて、旋回板を旋回自在する構造に限定するものでなく、下顎模型取付ベースの設置面に垂直軸を立設して、この垂直軸上部に上顎模型取付フレームを設置面と平行な水平回転自在に軸着する構造でも可能である。
又、本発明のスペーサの滑り面での厚みは1mm〜10mmと種々の厚み寸法のものを備えれば、咬合面の高さを1又は0.5mm単位で調整できる。
以下、本発明の実施例を図1〜11の図面に基づいて説明する。本実施例は、下顎模型取付ベースの後部上方に固定面板を設け、この面板の上を面接触して後方の設けた垂直な旋回軸棒まわりに旋回自在に取付けた旋回板を設け、この旋回板の上方に上顎模型取付フレームを起伏自在に設けている。この上顎模型取付フレームを起伏する水平な軸(顎開閉軸)は、旋回軸棒の軸心よりL(6.5mm)の距離前方に配置されている。しかも、この軸(顎開閉軸)の高さHは、上顎模型の上歯と下顎模型の下歯の咬合面から上方に22.5mm程上方に設けている。本実施例の顎開閉軸は人間の顎関節に相当し、又後方の旋回軸棒の咬合面の高さの位置の個所が人間の正中環軸関節に相当するものとなっている。
図中、Gは実施例の歯科用咬合器、1は金属製の下顎模型取付ベース、1aは同下顎模型取付ベースを歯科用咬合器Gの載置台の台面に平行に保持する脚部、1bは下顎模型Mを取付ける下顎模型取付円板、1cは下顎模型Mを下顎模型取付円板1bの上面に固定するための模型固定ねじ、2は下顎模型取付ベース1の後部の左右端それぞれに設けた上方に延びた下支持アーム、3は下顎模型取付ベース1の後縁から後方に向って水平に張り出すように設けた下旋回軸棒保持部、4は下支持アーム2の上縁に後方水平に張り出すように設けた固定面板、5は下旋回軸棒保持部3と固定面板4の上下間且つその左右中間位置で垂直に立設された旋回軸棒、5aは同旋回軸棒5の下部を下旋回軸棒保持部3に嵌入して固着するための嵌合穴、5bは旋回軸棒5の上部を上方に貫通させる固定面板4に設けた嵌挿孔、5cは旋回軸棒5の垂直な軸心線である。
6は固定面板4の上面に載置され、その上面に沿って旋回軸棒5の軸心線5cまわりに旋回する旋回板6の平面形状と略同平面形状の左右に細長の旋回板、6aは旋回板6に設けた旋回軸棒5を嵌挿する嵌合穴で、内径が旋回軸棒5の外径より少し大きく旋回板6が前後に僅か傾けられる穴の遊びを有する。7は同旋回板6の左右それぞれに設けた上方に延びた上支持アーム、7aは同上支持アーム7の上部内側に設けた左右方向に水平に延びた顎開閉軸、7bは同顎開閉軸7aの先端に設けた軸端球体、8は上顎模型Mを取付ける上顎模型取付円板8cを中央下側に取付けた上顎模型取付フレーム、8aは同上顎模型取付フレームのフレーム基部、8bは同フレーム基部の左右それぞれに設けた前記顎開閉軸7aの軸端球体7bを受ける球体受座、8cは上顎模型取付円板、8dは上顎模型Mを上顎模型取付円板8cに固定するための模型固定ねじ、8eは上顎模型取付フレーム8の前端に取付けるインサイザルピン挿入孔、8fは同挿入孔に挿入されたインサイザルピン9を固定するためのインサイザルピン固定ねじである。
9はインサイザルピン、9aは同インサイザルピンの咬合面高さの位置に固着した咬合面透明プレート11の前端部の上下高さ調整可能な支持環、10はインサイザルピン9の下端を下顎模型取付ベース1の前端で受けるためのインサイザルテーブル、11は歯の咬合面を示すための厚みが1mm程の硬質プラスチック板である咬合面透明プレート、11aは咬合面透明プレート11の後部中央に設けた旋回軸棒5に挿入させるための旋回軸棒嵌入溝、11bは咬合面透明プレートの前部に設けられたインサイザルピン9に挿入させるために設けられた円弧状のインサイザルピン嵌入溝である。
12xは図12に示される下支持アームの高さが調整できる請求項3の発明の下支持アーム、12xは下顎模型取付ベース1の後部に立設した固定ねじ軸、12xは下支持アーム12xの下部に垂設した前記固定ねじ軸12xの同じ軸心上で且つねじ方向が逆にした固定ねじ軸、12xは上下対向した固定ねじ軸12x,12xと螺合して回転できるターンバックル、12xは同ターンバックルに固着した回転操作盤,12xは高さを測る高さ目盛板である。Mは下顎模型、Maは下義歯、Mは上顎模型、Maは上義歯である。
この実施例では、従来通りに医師・技工士は患者の歯型をとって及び計測して、その患者の忠実な歯列を有する下顎模型Mと上顎模型Mを作製する。口腔内でアンテリオジグ(anterior jig)を使用して咬合を挙上した状態で咬合器Gに移す。この時、下顎骨顆頭は顎関節内を前下方に移動している。その開口している状態を咬合器Gに移す。正常な下顎の顆頭の動きを時間を掛けて咬合誘導しながら左右平等に顆頭が動くのを確認して咬合器に写すようにする。
次に、作製した下顎模型Mを下顎模型取付円板1b上に突出したピンを嵌合するように位置決めして置いて、下にある模型固定ねじ1cを廻して固定させる。同様に上顎模型Mを上顎模型取付フレーム8の上顎模型取付円板8cにピン嵌入して位置決めして装着し、そしてその上方の模型固定ねじ8dを廻して固定させる。
次に、上顎模型取付フレーム8の前端部のインサイザルピン挿入孔8eにインサイザルピン9を挿入して、インサイザルピン9の先端を下方のインサイザルテーブル10に当て、所定のピン長さの位置でそのインサイザルピン固定ねじ8fを廻して固定する。
この時、インサイザルピン9の中間に取付けた支持環9aと旋回板6の上面とを結ぶ面が上下義歯Ma,Maの咬合面Pとなるように、下顎模型M,上顎模型Mの寸法及びその固定位置を調整する。支持環9aはインサイザルピン9の中間位置の任意位置で保持できるようにするのが好ましい。任意の高さ位置で保持する方法としては、支持環9aをゴム質でインサイザルピン9と圧着して位置保持でき、強い力を軸方向に加えると、その保持する高さを変えることができるようにする方法及び支持環9aに固定用ねじを取付けてもよい。
このように、下顎模型Mと上顎模型Mを固定すると、上顎模型Mは水平な顎開閉軸7aまわりに回転して起伏する。この顎開閉軸7aの回転は水平な顎開閉軸7aの先端に設けた軸端球体7bをフレーム基部8aの球体受座8bで支持することで、上顎模型取付フレーム8を起伏自在に回転する。そして、顎開閉軸7aが顎関節に相当するので、上顎模型Mを顎関節まわりに回転させることとなり、人間の下顎を顎関節まわりに動かすことに相当し、人間の歯の上下の咬み合せ状態となる。よって、この咬み合せが良好になるように、義歯Ma,Maの加工・調整する。
又、上顎模型取付フレーム7は顎開閉軸7aの後方にある旋回軸棒5まわりに固定面板4の上面を旋回板6の下面が滑るように旋回(回転)させると、図10に示されるように上顎模型Mは水平面に沿って左右に±8°程振られる。これによって、上義歯Maと下義歯Maとの左右水平振りの咬み合せ状態が明確に分り、義歯Ma,Maが良好な左右水平振りの咬み合せとなるように、義歯Ma,Maの加工・修正が容易且つ迅速にできるようになる。
尚、咬合面透明プレート11を固定面板4と旋回板6の間に挟み、その旋回軸棒嵌入溝11aに旋回軸棒5に挿入するように押し込み、そして押し込んで旋回軸棒5が旋回軸棒嵌入溝11aの奥まで挿入された位置で咬合面透明プレート11を回転させると、咬合面透明プレート11の先端部に設けたインサイザルピン嵌入溝11bに垂直のインサイザルピン9が嵌入されていき、その奥までいった所で止める。この位置で咬合面透明プレート11は支持環9a上に係止された設置面に平行に保持される。この咬合面透明プレート11は透明であるので、下顎模型Mの下義歯Maの状態も分り、上顎模型Mとの咬み合い状態も咬合面透明プレート11を介して理解し安く、模型の固定位置・高さ調整が容易となる。もちろん、この咬合面透明プレート11を使わないで従来通り咬み合せを行うこともできる。
尚、印象模型(上・下顎歯列支台)を精確に咬合器上にマウント(装着)する手順について説明する。
ある期間を通して挙上された仮歯の状態で、全身的症状が改善されたのを確認する。その後、仮歯下顎歯列が仮歯上顎歯列に対して左右均等に旋回運動を仮歯に印記されるトラック(軌跡)で更に確認し、その咬み合せ(咬合)を咬合器に精確にマウントする。その手順は、良好な状況になった仮歯の咬合位を変えず、更に左右に微動しないように部分的除去しながら、その状況を歯科用精密Bite(バイト)材料に印記し、そのバイトで模型を咬合器に写しマウントする。
咬合面透明プレート11について補足すれば、補綴の最終段階で仮歯(Temporary Crown)から最終補綴製作時に、下顎の印象模型を咬合器に精密にマウントする時の基準装置として使用する。又、咬合面を支台歯にワックス・アップで歯冠形成時にも利用する。特に、高位咬合や理想咬合で咬合面にスピー弯曲やモンソン弯曲を付備しない時、あるいは付備する場合に利用すれば、正確な咬合面を作製できる。
このように、義歯Ma,Maの咬合面Pと正中環軸関節の高さが旋回板6の下面となるので、義歯Ma,Maの咬合面Pを旋回板6の下面となるように下顎模型M,上顎模型Mを取付ければ、低位咬合とならずに咬み合せが行える。よって、「低位咬合」を治療できるようにできる。
尚、左右の咬合位が異なる場合、図1〜11の実施例の固定の左右の下支持アーム2を図12のようにターンバックル連結機構等で高さ調整できる下支持アーム12xの構造とすれば、上下高さ調整が容易となる。下支持アーム12xの下部に固定ねじ軸12xを垂設し、又下顎模型取付ベース1の後端に固定ねじ軸12xと同軸心で逆方向のねじとなるように固定ねじ軸12xを立設し、固定ねじ軸12x,12xとの間にターンバックル12xを螺合すれば、このターンバックル12xに固着した回転操作盤12xを回転すれば、下支持アーム2は下顎模型取付ベース1に対し、上下に高さが調整できる。上下高さは回転操作盤12xの後方に立設した目盛板12xで計測できるようになっている。これによって、下支持アーム2の上端に取付けた固定面板4の高さを上下して、咬合面Pの位置を変更できるようにできる。これに合わせて、インサイザルピン9の支持環9aの取付位置の高さも調整する。
このように、図1〜11の実施例での左右にある各下支持アーム2を図12の如くターンバックル12xの構造で下支持アーム2に垂設した固定ねじ軸12x,及び下顎模型取付ベース1に立設した固定ねじ軸12xとをターンバックル12xで連結することによって、上顎模型取付フレーム8を下顎模型取付ベース1の設置面からの高さを調整でき、上顎模型Mと下顎模型Mの上下義歯Ma,Maの咬合面P上に正中環軸関節の高さに相当する固定面板4の上面がくるように容易且つ迅速にできる。
本実施例で、図13,14に示すように固定面板4又は旋回板6にいずれか又は両方スペーサ14を前後端の咬合爪14aで脱着自在に間装する方法でも、上顎模型取付フレーム・咬合面の高さを調整することもできる。例えば、プラスチック製スペーサの厚みとして1.0mm,2.0mm,3.0mm,4.0mm,5.0mm程の厚みのものを用意すれば、適切な厚みのスペーサを使用することで咬合面の高さを所要の高さに修正できる。
図13(イ)は、厚み2.0mmのスペーサ14を下方の固定面板4に嵌合爪14aによって脱着自在に取付けた例である。これによって、咬合面P及び上顎模型取付フレーム8は2mm上方に位置する。
図13(ロ)は、厚み3.0mmのスペーサ14を上方の旋回板6に嵌合爪14aによって脱着自在に取付けた例である。これによって、咬合面Pの位置は変動はないが、上顎模型取付フレーム8は3.0mm上方に持ち上げられる。
図13(ハ)は、2個の厚み2.0mmのスペーサ14をそれぞれ下方の固定面板4と、上方の旋回板6に脱着自在に取付ける例で、咬合面は2.0mm上方に及び上顎模型取付フレーム8は4.0mm上方に持ち上げられる例である。
上記の持ち上げ寸法は、厚みが寸法が違うスペーサ14の選択で、1mm単位に上方に調整可能である。又、咬合面Pの高さも調整できる。
このスペーサ14と上の旋回板6との間又はこれの下方に固着したスペーサ14の間に咬合面透明プレート11を挿入することができる。この場合、スペーサ14を使用するときは、インサイザルピン9の支持環9aの位置もこれに合せて水平となるように調整する。
尚、スペーサ14の長手方向の前後端には嵌合爪14aが下方向又は上方向に設けられ、嵌合爪14aは下方の固定面板4又は上方の旋回板6の前後側壁に当てることでスペーサ14aは固定面板4又は旋回板6に固着して、上方の旋回板6の旋回によって外れることがないようにしている。
本発明は一本毎の義歯の作製・修復の他に、複数の義歯の部分義歯、全部義歯の製作・修復にも使用できる。
1 下顎模型取付ベース
1a 脚部
1b 下顎模型取付円板
1c 模型固定ねじ
2 下支持アーム
12x 下支持アーム
12x 固定ねじ軸
12x 固定ねじ軸
12x ターンバックル
12x 回転操作盤
12x 高さ目盛板
3 下旋回軸棒保持部
4 固定面板
4a 嵌合孔
5 旋回軸棒
5a 嵌合穴
5b 嵌挿孔
5c 軸心線
6 旋回板
6a 嵌合穴
7 上支持アーム
7a 水平軸(顎開閉軸)
7b 軸支部(軸端球体)
8 上顎模型取付フレーム
8a フレーム基部
8b 球体受座
8c 上顎模型取付円板
8d 模型固定ねじ
8e インサイザルピン挿入孔
8f インサイザルピン固定ねじ
9 インサイザルピン
9a 支持環
10 インサイザルテーブル
11 咬合面透明プレート
11a 旋回軸棒嵌入溝
11b インサイザルピン嵌入溝
14 スペーサ
14a 嵌合爪
14b 嵌挿孔
G 実施例の咬合器
下顎模型
a 下義歯
上顎模型
a 上義歯
人間の顎関節
人間の正中環軸関節
P 咬合面

Claims (7)

  1. 下義歯を取付けた下顎模型を中央上側に取付けられる下顎模型取付ベースを設け、上義歯を取付けた上顎模型を中央下側に取付られる上顎模型取付フレームを前記下顎模型取付ベースの上方に配置するとともに、前記上顎模型取付フレームに取付けられる前記上顎模型の上義歯の歯列が前記下顎模型取付ベースに取付けられる前記下顎模型の下義歯の歯列に対し開閉できるように前記上顎模型取付フレームのフレーム全体を回転させる水平軸を前記上顎模型取付フレームの後方のフレーム基部に設けるとともに、同水平軸を前記下顎模型取付ベースの後方位置の上部で軸支する構造とした歯科用咬合器であって、
    前記下顎模型取付ベースは、下義歯の歯列を取付けた前記下顎模型を中央上側に取付ける模型取付円板とその模型固定ねじとを中央部に設け且つ設置面を定める複数の脚部を設け、更に、前記下顎模型取付ベースの後端部の左右それぞれに上方に伸びるように立設させた左右一対の下支持アームと,前記下顎模型取付ベースの後端の左右中間で且つ前記下支持アームより更に後方となる位置に前記下顎模型取付ベースの設置面に対して垂直となるように立設された旋回軸棒と,左右一対の前記下支持アームの上端間に架設され且つ前記下顎模型取付ベースの設置面と平行な上面を有する固定面板と,同固定面板の上面と面接触する下面を有し且つ前記旋回軸棒を嵌挿した嵌合穴を有して同旋回軸棒まわりに前記固定面板の上面と面接触しながら回転できる旋回板と,前記旋回軸棒の垂直軸線から所定距離前方にある前記旋回板の両端の左右それぞれに上方に伸びるように立設された左右一対の上支持アームと,前記上顎模型取付フレームの前記フレーム基部に設けた前記水平軸を左右一対の前記上支持アームの上端部で軸支する軸支部とを設け、加えて前記上顎模型取付フレームの前端部に固定ねじ付きのインサイザルピンを設けた構成とし、前記上顎模型取付フレームを前記旋回軸棒まわりに旋回可能とすることを特徴とする、歯科用咬合器。
  2. 前記上顎模型取付フレームの前記水平軸を軸支する前記軸支部の高さを調整可能とした、請求項1記載の歯科用咬合器。
  3. 前記固定面板と前記旋回板との間に厚みが薄い硬質の透明プラスチック板を脱着自在に挟みこんで、その前端面が固定ねじ付の前記インサイザルピンの中間で支持されるようにし、前記透明プラスチック板で咬合面を明示できるようにした、請求項1又は2記載の歯科用咬合器。
  4. 前記固定面板と前記旋回板との間にいずれかの前記板と固着するスペーサを脱着自在に間装し、同スペーサとこれに対向する前記固定面板又は前記旋回板との対向面を滑り面として前記旋回板を左右水平に旋回できるようにしたことを特徴とする、請求項1又は2記載の歯科用咬合器。
  5. 前記固定面板の上方及び前記旋回板の下方それぞれに前記板と固着する上下2個のスペーサを脱着自在に前記板に間装し、上下の同スペーサの対向面を滑り面として前記旋回板を左右水平に旋回できるようにした、請求項又は記載の歯科用咬合器。
  6. 前記板と前記スペーサとの間の対向面を滑り面とするとともに、その対向面間に厚みが薄い硬質の透明プラスチック板を脱着自在に挟みこんで、その前端面が固定ねじ付の前記インサイザルピンの中間で支持されるようにした、請求項記載の歯科用咬合器。
  7. 上下2個のスペーサの対向面を滑り面とするとともに、その対向面間に厚みが薄い硬質の透明プラスチック板を脱着自在に挟みこんで、その前端面が固定ねじ付の前記インサイザルピンの中間で支持されるようにした、請求項記載の歯科用咬合器。
JP2015064879A 2015-03-26 2015-03-26 歯科用咬合器 Active JP6407782B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015064879A JP6407782B2 (ja) 2015-03-26 2015-03-26 歯科用咬合器
PCT/JP2016/059014 WO2016152864A1 (ja) 2015-03-26 2016-03-22 歯科用咬合器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015064879A JP6407782B2 (ja) 2015-03-26 2015-03-26 歯科用咬合器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016182285A JP2016182285A (ja) 2016-10-20
JP6407782B2 true JP6407782B2 (ja) 2018-10-17

Family

ID=56978994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015064879A Active JP6407782B2 (ja) 2015-03-26 2015-03-26 歯科用咬合器

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6407782B2 (ja)
WO (1) WO2016152864A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201900024075A1 (it) * 2019-12-16 2021-06-16 Giorgio Garuffo Dispositivo per articolatore dentale

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1517922A (en) * 1921-12-31 1924-12-02 Stanley Albert Anatomical articulator and grinder
GB433839A (en) * 1934-12-05 1935-08-21 Dental Mfg Co Ltd Improvements in and relating to dental articulators
JPS4949493A (ja) * 1972-09-16 1974-05-14
JPH0229245A (ja) * 1988-04-01 1990-01-31 Isao Koike 生理学的立体咬合器
JPH0436824Y2 (ja) * 1989-11-22 1992-08-31
JPH0616797B2 (ja) * 1989-12-20 1994-03-09 佳朗 藤井 咬合器
JP2763718B2 (ja) * 1992-10-15 1998-06-11 恭稔 小野 自由運動に切替可能な平均値咬合器
JP2926692B2 (ja) * 1993-12-16 1999-07-28 株式会社シオダ 咬合器構造
JP3709386B2 (ja) * 2002-07-01 2005-10-26 哲哉 細江 咬合器の咬合平面設定装置及び咬合平面設定方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016182285A (ja) 2016-10-20
WO2016152864A1 (ja) 2016-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100976043B1 (ko) 교합기
ES2631080T3 (es) Procedimiento para la fabricación de prótesis dental y articulador para la realización del procedimiento
Coelho et al. Influence of dental chair backrest inclination on the registration of the mandibular position
EP3145664B1 (en) A device for recording centric jaw relation and orientation jaw relation simultaneously
JP5838602B2 (ja) 3次元咬合コンタクト測定器
JP4876276B2 (ja) 歯科用フェイスボウ
JP3181517U (ja) バイトフォーク
JP6407782B2 (ja) 歯科用咬合器
CN109009534B (zh) 一种上下颌牙槽嵴角度测量仪及其使用方法
CN101461738B (zh) 牙齿咬合架
WO1999058079A1 (en) Occluding device of complete reproducibility
TW537886B (en) False teeth beds, adjusting method, and apparatus for false teeth beds
CN215584435U (zh) 一种可调颌架
US4526543A (en) Functional dental-balancing method and apparatus
CN108324394B (zh) 全口无牙颌3d颜面万向颚间关系记录装置
JP6556947B2 (ja) ゼロモーメントアジャスター
JP3680139B2 (ja) 咬合の構築方法及びそれに使用する咬合器
CN211654087U (zh) 一种口腔正畸教学用模拟教具
CN212574998U (zh) 全口义齿咬合辅助检查调整器
JP2003235873A (ja) 咬合器
CN217046339U (zh) 一种义齿咬合用高度调节器装置
JP5360584B2 (ja) 歯科領域を含む顔面の基準線の記録および再現方法
JP3628316B2 (ja) 咬合器への上顎石膏型装着用具,上顎石膏型および咬合器への上顎石膏型取付方法
JP2003245291A (ja) 歯科用フェイスボウとその使用方法
WO2022165830A1 (zh) 利用数字化牙床平衡器去咀嚼肌程序化后获取颌位的方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180911

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6407782

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250