JPH0229245A - 生理学的立体咬合器 - Google Patents

生理学的立体咬合器

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JPH0229245A
JPH0229245A JP1082387A JP8238789A JPH0229245A JP H0229245 A JPH0229245 A JP H0229245A JP 1082387 A JP1082387 A JP 1082387A JP 8238789 A JP8238789 A JP 8238789A JP H0229245 A JPH0229245 A JP H0229245A
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rotation center
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Isao Koike
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、歯形石膏模型を取付け、補綴物等の製作に際
して使用する生理学的立体咬合器に関する。
〔従来の技術〕
歯の一番大切な機能はものを噛むことであり、ムシ歯の
治療の目的は、最も自然な交合状態を復活することであ
る。この歯の咬合状態をシミュレーションでき、人体の
歯の作用に合致した可撤去局部義歯や総義歯ブリッジク
ラウンを製作できる機器として立体咬合器がある。この
種の立体咬合器は、例えば昭和54年3月20日株式会
社書林発行「咬合学辞典」に記載されているように種々
のものが開発されている。
その中で、上顎フレームに下顎運動時に下顎頭が示す運
動経路、すなわち順路の指導部をもち、下顎フレームに
コンダイルを備えた形式の通称アルコン型全調節性交合
器並びに構成各部を解剖学的な平均値に調整できるよう
になったシミュレーター咬合器が広く知られている。
ところが、何れも上顎に可動支点を有し、下顎がここを
中心にして回動する人体の構造から見て、上記アルコン
型全調節性咬合器は、上顎が下顎フレームに備えられた
コンダイルを中心に作動するものである。
これらの従来の咬合器は、人体とは異なり全て上顎が作
動するものであり、人体構造から見て、顆路頭斜角度、
側方、前方運動、開口運動の実測において極めて不自然
であり、歯牙に対する咬合titも力学的に分圧力が分
散されず、その構造に基本的な問題がある。
この咬合器における可動フレームが人体の構造とは逆位
置にあるということから来る基本的な問題を解決すべく
、上顎フレームにコンダイルを設は下顎フレームを可動
にしだ咬合器も開発されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、人体の歯の咬合に際しての顎部の運動は極め
て複雑であり、生理学的立体咬合器を下顎フレーム可動
型にするためには、上記アルコン型全調節性交合器の下
顎フレームに備えられたコンダイルを上顎フレームに取
付ければ良いといった単純なものではなく、その下顎フ
レームが現実のl!路を完全にシミ二レートする構造の
ものである必要がある。
本発明の目的は、最も人体の顆路に忠実に追随できる下
顎フレーム可動型の生理学的立体咬合器を提供すること
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、従来知られていた開口に従って前歯切端の軌
跡は円弧を描いて下後方に移動し、また顎関節頭は前下
方に移動する下顎の運動様式に、運動支点の移動の補正
を加えることによって、従来よりもより正確にシミ二レ
ートできる構造の咬合器としたものである。
第16図は、人体口腔の開閉状態とくに下顎前歯先端の
運動軌跡の説明図である。
同図を参照して、下顎Aの開口運動によって形成される
前歯切端Bの軌跡は、下顎骨格Aの形成する垂直部分a
と曲げ部分すとにおいて、円運動の第2象限内を円運動
する下顎骨格Aにおいて、下顎骨格への垂直部分a上に
回転中心Oがあって、同回転中心Oと咬合平面直線先端
Bとの間を回転半径として回転中心0を中心とする軌跡
Tが形成される。
しかも同軌跡Tは、真の円弧ではなく、回転中心Oは、
開口に応じて下顎骨格Aの垂直部分a上を一定傾斜角を
形成しつつOI に移動し、さらに咬合平面直線B上の
第2経椎歯突起Cとの交叉部りは第2経椎歯突起C上を
移動してり、に移動することになる。
すなわち、第16図に示す下顎の上記前歯切端の運動軌
跡を、回転半径の延長線上の移動を回転中心の移動とし
て実現して、下顎位再現機構を効率良く、実際の咬合に
近似的に実現したのが本発明である。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本発明の特徴を具体的に
説明する。
第1図は本発明の咬合器の1実施例を示す斜視図、第2
図及び第3図はそれぞれ平面図及び側面図である。
図において、咬合器は台座1をベースとしてこれに支柱
2を立ち上げると共に、この支柱2の上端に下顎位再現
機構3及び上顎位再現機構4をそれぞれ連接している。
上顎位再現機構4は、支柱2の上端の前面にヒンジ4a
によって上下に回動可能に上顎フレーム4bを枢着し、
その先端下面に石膏型を保持するためのマウンティング
プレー)4cを設けている。上顎フレーム4bの基端に
はヒンジ4aを通って上顎フレーム4bに上からねじ込
まれる操作ネジ4dを設け、この操作ネジ4dを弛めて
上顎フレーム4bから抜き取ることによって、上顎フレ
ーム4bを上に開くことができる。
一方、下顎位再現機構3は、支柱2の上端に設けた旋回
ベース5に連接されている。旋回ベース5は、枢軸5a
によって支柱2の上端に連結されると共にこの枢軸5a
を中心として旋回可能である。
なお、旋回ベース5と支柱2との間は、コイルスプリン
グ2aを介在させている。また、旋回ベース5の左右に
は枢軸5a、 7aによってそれぞれ再現動作ブロック
6.7を上下に揺動可能に取り付けている。これらの再
現動作ブロック6.7の間は連結ロッド8により一体化
され、この連結ロッド8の中央部分と支柱との間にはス
プリング8aを設けている。スプリング8aは引っ張り
コイルスプリングであり、第3図において再現動作ブロ
ック6゜7の後端を枢軸5a、 7a周りに時計方向へ
付勢している。
再現動作ブロック6.7には、二股状の下顎フレーム9
0基端がそれぞれ連接される。この下顎フレーム9は、
第1図及び第3図に示すように、再現動作ブロック6.
7との連接点側を直線状に立ち上げると共に、下部側を
緩やかに前方に屈曲させた形状を持つ。そして、下顎フ
レーム9の先端にはマウンティングプレート9aが一体
化されている。
第4図は旋回ベース5を旋回させ、下顎位再現機構3を
正面から見て左へ振ったときの平面図である。図示のよ
うに、旋回ベース5はその枢軸5a周りに時計方向へ回
転し、マウンティングプレー)9aも左側へ移動すると
同時に後方へ少し後退している。また、実際の動きの場
合では、後述するようにマウンティングブレー)9aは
少し下がり、前側が低くなるように姿勢を変える。この
ような下顎位再現機構3の再現動作のために、再現動作
ブロック6.7及びその他の機構を構成する。
第5図は再現動作ブロック6を示す縦断面図である。再
現動作ブロック6の内部には、軸線を互いに平行とした
孔5b、 5cが全長に形成され、下段の孔6Cの先端
にシリンダ10を設けている。シリンダ10はアクチュ
エータ10aを突き出し、その先端を下顎フレーム9に
開けた連接孔9bに挿入すると共にビン9Cによって接
続している。アクチュエータ10aはシリンダ10に内
蔵した圧縮コイルスプリング10bによって、第5図に
おいて右側へ付勢され、下顎フレーム9を常に再現動作
ブロック6側へ引きつけている。また、孔6Cの背部側
にはスライドブロック11がその軸線方向へ摺動可能に
内蔵されている。このスライドブロック11には、孔6
Cの中に収納した引っ張りコイルスプリングllaが接
続され、これを下顎フレーム9の上端に連接している。
更に、再現動作ブロック6の先端には、カバー12が開
閉自在に設けられる。このカバー12は枢軸12aによ
って上下に回動自在であり、下顎フレーム9の上端がそ
の下面に突き当たる配置として組み立てられる。すなわ
ち、カバー12の下面は下顎フレーム9の上端に形成し
た球体部9dが突き当たる拘束面12bとして機能する
。そして、この拘束面12bは、第5図に示すように先
1側が下になるように傾斜してふり、下顎フレーム9は
この傾斜によって下に押し下げられるように運動する。
なお、右側の再現動作ブロック7も全く同様な構成であ
り、その詳細な説明は省略する。
再現動作ブロック6.7によって動作する下顎フレーム
9に対し、その回動運動の支点となる拘束ロッド13が
支柱2の前面に設けられる。拘束ロッド13は、第1図
及び第2図に示すように下顎フレーム9の上端の直線部
に突き当たる高さに水平姿勢で取り付けられている。第
6図は、下顎フレーム9に対する拘束ロッド13の位置
関係を示す概略平面図である。拘束ロッド13は、その
両端を背部側に曲げたほぼ円形断面の受は部13aを形
成している。
第6図(a)は、下顎位再現機構3がセンターに位置し
ているときの場合であり、二股状の下顎フレーム9の周
面の背部と受は部13aとの間には僅かな隙間ができて
いる。なお、この隙間がなく下顎フレーム9が受けll
513 aに軽く接触しているように組み立ててもよい
。同図(b)は、右側の再現動作ブロック7のアクチュ
エータ10aを突き出して、下顎フレーム9を正面から
見て左に振った状態を示し、同図(C)は逆に右に振っ
た場合をそれぞれ示している。
更に、台座1には下顎フレーム9を下方に押し下げるた
めのガイドブロック14が設けられる。このガイドブロ
ック14は、第3図に示すように台座1の先端側に位置
し、下顎フレーム9の下端に接続したガイドピン15を
受ける配置となっている。
ガイドピン15は下顎フレーム9の下端に連結した支持
ロッド15a及びこれから水平に延ばした支持アーム1
5bによって支持され、第3図ではガイドピン15は鉛
直姿勢となっている。
第7図はガイドブロック14をその底面側から見た斜視
図、第8図(a)及び(b)は第7図のI−I線矢視及
び■−■線矢視による断面図である。
図示のように、ガイドブロック14の底面は幅方向に三
角形状断面を持つ凹部14aが形成され、その左右の傾
斜壁14b、14c及び先端側の傾斜壁14dをそれぞ
れガイドピン15の圧下面として設けている。ガイドピ
ン15は第8図に示すようにその上端を凹部14aの内
壁に突き当たり、第8図(a)においてがイドピン15
を左右に移動させると、傾斜壁14b、14cによって
下方に押し下げられ、下顎フ゛レーム9はその先端が下
がりながら左又は右へ移動する。また、ガイドピン15
を第8図ら)においてガイドブロック14の先端側へ移
動させると、傾斜壁14dに当たって同様に下顎フレー
ム9の先端が下がりながら前方へ移動する。
下顎フレーム9は、そのマウンティングプレー)9aに
石膏型を一体に固定し、人間の下顎の運動に近似した動
きを行う。このことを第9図から第12図によって説明
する。
第9図は下顎フレーム9が通常の閉口状態にあるときの
姿勢を示す概略図である。図示のようにマウンティング
プレート9aはほぼ水平の姿勢であり、旋回ベース5も
センターに合致した姿勢をとっている。
第1O図は下顎フレーム9を下に押し下げた状態を示す
もので、図中の一点鎖線は第9図の閉口状態を示してい
る。マウンティングプレー)9aを第9図(a)のよう
に押し下げると、下顎フレーム9はこれに伴って反時計
方向へ回動すると同時にシリンダ6.7もその枢軸6a
、 7a周りに回動してその先端側が下向きとなるよう
に姿勢を変える。このような動作を第5図によって更に
詳しく説明すると、第5図(a)は閉口状態に相当して
おり、マウンティングプレー)9a部分を下に押すと、
同図(b)のように下顎フレーム9はその下端側が後退
するように回転する。すなわち、下顎フレーム9はその
中途の背部を拘束ロッド13の受は部13aに突き当て
ているので、マウンティングプレート9aを押し下げ始
めたときの下顎フレーム9の回動中心は受は部13aと
の接触点となる。この後、再現動作ブロック6.7内で
は、同図(b)のようにスライドブロック11が前側に
移動すると共に、シリンダ10のアクチュエータ10a
も前側に進出し始める。この動作によって、下顎フレー
ム9の上端の球体部9dがカバー12の傾斜した拘束面
12bに突き当たるので、枢軸6a、 7a周りにこれ
らの再現動作ブロック6.7が回転し、先端側が下に向
く傾斜姿勢をとるようになる。
以上のことから、下顎フレーム9の先端を下に押すとき
、まず受は部13aとの接触点を回転中心として下顎フ
レーム9が反時計方向へ回転する。
そして、この回転に伴い下顎フレーム9が再現動作ブロ
ック6.7の姿勢を下に傾斜させるので、下顎フレーム
9が受は部13aと接触する点は元の接触点よりも高い
位置のものに次第に遷移する。
すなわち、下顎フレーム9が下にずれながら受は部13
aと接触してゆき、下顎フレーム9の回転中心は時刻と
ともに変化する。したがって、下顎フレーム9の先端の
マウンティングプレート9aは、閉口状態のときの受は
部13aとの距離を回動半径として下に移動し始め、そ
の後次第に回動半径が小さくなるような軌跡を描きなが
ら移動する。
このような下顎フレーム9の運動により、人の下顎の開
口及び閉口運動に近似したマウンティングプレート9a
の運動が可能となる。
第11図はマウンティングプレート9aを前側に弓き出
した例を示す図である。マウンティングプレート9aを
前側に移動させると、下顎フレーム9に設けたガイドピ
ン15が第8図(b)において右側へ移動する。このた
め、ガイドピン15は下に傾斜シタ傾斜壁14dに突き
当たり、前側への移動に伴ってガイドピン15は傾斜壁
14dに倣いながら下に移動する。このため、下顎フレ
ーム9は、第11図(a)のようにマウンティングプレ
ート9aの前側が下に傾斜する姿勢となって前方へ移動
する。このとき、再現動作ブロック6.7に対しては、
下顎フレーム9がアクチュエータ10aを引き出しなが
ら移動し、上端の球体部9dがカバー12の拘束面12
bに突き当たるので、第10図の場合と同様に再現動作
ブロック6.7は前側に傾斜する姿勢をとる。
このようにマウンティングプレート9aを前側に移動さ
せるときも、ガイドブロック14によるガイド及び再現
動作ブロック6.7の傾斜による回動中心の変化により
、人の下顎の運動に近似したマウンティングプレート9
aの運動が可能となる。
更に、第12図はマウンティングプレート9aを正面か
ら見て左側へ振った例を示している。
マウンティングブレー)9aを左側へ押すと、第4図に
示したように旋回ベース5がその枢軸5a周りに旋回す
る。このとき、下顎フレーム9に設けたガイドピン15
は、第8図(a)において右側へ移動し、傾斜壁14b
によってガイドピン15は下に押し下げられる。したが
って、左側への旋回と同時に下顎フレーム9は下に移動
し、この旋回動作と下方向への移動動作の合成によって
、マウンティングブレー)9aが左に移動して下がると
同時に、第12図(a)のように先端側を下に傾斜させ
た姿勢に設定される。このとき、下顎フレーム9の旋回
によって、第6図ら)のように拘束ロッド13に対して
下顎フレーム9も傾斜した姿勢となる。
このような左側への移動においても、第10図の例の場
合と同様に下顎フレーム9の回転中心の変化によって、
人の下顎の運動に近似させたマウンティングプレート9
aの移動が可能となる。
更に、第12図においてマウンティングプレート9aを
左に押すと、正面から見て右側の再現動作ブロック7の
アクチュエータ10aが伸び、下顎フレーム9は更に左
を向く姿勢となる。つまり、旋回ベース5が回転すると
きには、左側の再現動作ブロック6のアクチユエータ1
0aは一旦後退して元の位置に戻るのに対し、一定値の
旋回角度内では右側の再現動作ブロック7のアクチュエ
ータ10aは殆ど移動しない。これに対し、旋回ベース
5が最大角度旋回した後、更にマウンティングブレー)
9aを左側に押すと、再現動作ブロック7のアクチュエ
ータ10aが前に引き出され、下顎フレーム9は旋回ベ
ース5の旋回角度よりも左に更にその姿勢を変える。第
12図ら)はこの状態を示しているもので、旋回ベース
5の旋回方向から更に下顎フレーム9が左に移動してい
ることが判る。
なお、マウンティングブレー)9aに石膏型を載せたと
きにこれを固定する固定板20を付属することもできる
。この固定板20は第13図に示すようにマウンティン
グブレー)9aと下顎フレーム9の二股部分に掛は渡し
てセットされる。固定板20は透明のプラスチック板等
を素材とし 第14図に示すように一面にスタッド21
を設けると共に一端には下顎フレーム9を挟み込む切欠
22を設けている。
そして、第13図のように組み込むと、第3図の一点鎖
線で示すように石膏型Pの上面を拘束し、これを固定す
ると共に素材が透明であることを利用して観察すること
もできる。また、マウンティングプレート9aを下に下
げたときにこれを保持するためのロックプレート16を
台座lに設ける。このロックプレート16は第2図及び
第3図に示すように、台座1の前面側に取り付けられ、
ピン16aによって回動自在である。第15図はロック
プレート16部分を示す正面図であり、マウンティング
プレート9aを下げたときに同図ら)のようにロックプ
レート16を起立させ、マウンティングプレート9aを
拘束して保持可能となっている。
ここで、下顎フレーム9の上端と拘束ロッド13の受は
部13aとの接触点との間の距離を第16図における硬
口蓋と咬合平面との距離に等しくする構成とする。これ
により、下顎フレーム9の回動時の受は部13aとの接
触点の変位が回転中心0がら01 への変位に相当させ
ることができるっしたがって、下顎フレーム9の運動を
口腔の下顎の運動に近似させることができる。
また、再現動作ブロック6.7によって下顎フレーム9
は前後に進退可能であるため、患者毎に異なるマウンテ
ィングブレー)9aの位置を適切に設定できる。このた
め、個人別の石膏型の特徴を明確に現すことができる。
〔発明の効果〕
本発明の生理学的立体咬合器によって以下の効果を奏す
ることができる。
イ、患者の歯牙の生態が的確に再現できるので、治療効
果の正確性を向上できる。
口、装置そのものの仕様は基本的には従来の咬合器と同
様であるので、治療者に全く違和感を持たせることなく
、転用ができる。
ハ、構造が簡単で、且つ軽量であるので使用態様に制限
を受けることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の咬合器を示す斜視図、第2図は平面図
、第3図は側面図、第4図は下顎位再現機構を横に振っ
たときの平面図、第5図(a)は再現動作ブロックの縦
断面図、第5図(b)は下顎フレームを回転させたとき
の縦断面図、第6図は下顎フレームと拘束ロッドとの位
置関係を示す概略平面図、第7図はガイドブロックを下
面から見た斜視図、第8図(a)及び(ロ)は第7図の
1−1線及びn−■線矢視による断面図、第9図は閉口
時の下顎フレームの姿勢を示す図、第10図は下顎フレ
ームを押し下げたときの図、第11図″ま下顎フレーム
を前に引き出したときの図、第12図は下顎フレームを
正面から見て左に振ったときの図、第13図は咬合器に
固定板をセットしたときの斜視図、第14図は固定板の
斜視図、第15図はマウンティングプレートのロックを
示す図、第16図は人体の口腔の運動の基本パターンを
示す。 1:台座      2:支柱 3:下顎位再現機構 4:上顎位再現機構4a:ヒンジ
     4b:上顎フレーム4C:マウンティングプ
レート 4d:操作ネジ 5:旋回ベース   5a:枢軸 6.7:再現動作ブロック 5a、 7a :枢軸 8:連結ロッド   8aニスプリング9:下顎フレー
ム 9a;マウンティングプレート 9b:連接孔     9c:ビン 9d:球体部 lO;シリンダ    10a:アクチュエータ10b
:圧縮コイルスプリング 11ニスライドブロツク 11a:引っ張りコイルスプリング 12:カバ−12a:枢軸 12b:拘束面 13:拘束ロッド   13a:受は部14ニガイドブ
ロック 14a:凹部 14b、14c、14d :傾斜壁 15ニガイドビン   15a:支持ロッド15b:支
持アーム 16:ロックプレート 16a:ピン 20:固定板     21:スタッド22:切欠 第 図 第 図 酊 図 第 図 笛 図 第 図 第 図 第 図 (b) 第 図 (b) (a) It) +ba 第 図 第 図 +ba (b) 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、台座に固定された支柱に、 先端に水平位置調整可能で且つ下向きにマウンティング
    プレートを有し、且つ上方向に略前記支柱を中心に回動
    可能な上顎フレームを有する上顎位再現機構と、 前記支柱に対し水平回動可能に設けられ、先端に水平位
    置調整可能で且つ上向きにマウンティングプレートを有
    し、且つ上方向に前記支柱を略中心に回動可能な下顎フ
    レームを有する下顎位再現機構と を取付けてなり、 且つ、前記下顎フレームを上方向に回動したときその最
    上位で、下顎フレームのマウンティングプレートと上顎
    フレームのマウンティングプレートにそれぞれ固定され
    た石膏型とが相互に咬合する咬合器において、 前記下顎位再現機構における回動可能な下顎フレームの
    上端が水平方向に摺動自在で、且つ同基端から下方に設
    けた回転中心が上記基端の摺動と共に、上下動するよう
    に形成されてなることを特徴とする生理学的立体咬合器
JP1082387A 1988-04-01 1989-03-31 生理学的立体咬合器 Granted JPH0229245A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1082387A JPH0229245A (ja) 1988-04-01 1989-03-31 生理学的立体咬合器

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JP8163888 1988-04-01
JP63-81638 1988-04-01
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Publication Number Publication Date
JPH0229245A true JPH0229245A (ja) 1990-01-31
JPH0441614B2 JPH0441614B2 (ja) 1992-07-08

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000021457A1 (fr) * 1998-10-15 2000-04-20 Kazuya Fujita Articulateur dentaire et sa plaque de transformation
WO2016152864A1 (ja) * 2015-03-26 2016-09-29 幸和商事株式会社 歯科用咬合器

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WO2016152864A1 (ja) * 2015-03-26 2016-09-29 幸和商事株式会社 歯科用咬合器
JP2016182285A (ja) * 2015-03-26 2016-10-20 幸和商事株式会社 歯科用咬合器

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