JP6407040B2 - 実装システム、実装装置及び実装システムで用いられるプログラム - Google Patents

実装システム、実装装置及び実装システムで用いられるプログラム Download PDF

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Description

本発明は、基板に対して部品を実装する実装システム、実装装置及び実装システムで用いられるプログラムに関する。
複数の実装装置が配置された実装ラインで基板を搬送して、基板に対して段階的に部品を実装する実装システムが知られている。このような実装システムでは、部品の位置補正や不良個所の検出のために、各実装装置で基板に付されたエリアマークやバッドマーク等の各種マークの認識動作が行われている。従来、この種の実装システムとして、実装ラインの先頭装置で認識した各種マークのマーク情報を下流の各装置に伝送することで、各装置におけるマークの認識動作を短縮して生産タクトを向上するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の実装システムでは、先頭の実装装置が基板に付されたバーコードを読み込み、バーコードで示される基板の識別情報にエリアマークやバッドマーク等の各種マークのマーク情報を関連付けている。先頭の実装装置から後続の実装装置への基板の搬送に追従して、基板の識別情報に関連付けられた各種マークのマーク情報が後続の実装装置に伝送される。後続の実装装置では、識別情報によって実装対象となる基板が識別され、この基板に関連付けられたマーク情報を用いて、部品の実装処理を実施することが可能になっている。
特許第4076287号公報
しかしながら、特許文献1に記載の実装システムでは、後続の実装装置における各種マークの認識動作を短縮して生産タクトを向上できるが、バーコード等の識別情報が付された基板でなければ先頭の実装装置で基板を識別することができない。このため、基板のスペース上の問題からバーコード等の識別情報が付されていない基板の場合、先頭の実装装置では、基板にマーク情報を関連付けて後続の実装装置に伝送することができず、後続の実装装置では各種マークに関連付けられた基板を特定できなかった。よって、バーコードが付されていない基板に対しては、各実装装置において各種マークの認識動作を行わなければならず、各種マークの認識動作を短縮することができなかった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、基板上の識別情報の有無に関わらず、実装装置における各種マークの認識動作を短縮して生産タクトを向上させることができる実装システム、実装装置及び実装システムで用いられるプログラムを提供することを目的とする。
本発明の実装システムは、処理装置の下流に実装装置が並べられた実装ラインで、前記処理装置から順番に搬送されてくる基板に対して前記実装装置において部品が実装される実装システムであって、前記処理装置には、前記基板に付されたマークを認識する認識部と、前記認識部による認識結果を示すマーク情報に前記基板が搬送される順番を関連付けて記憶する記憶部とが設けられ、前記処理装置から最初に前記基板が搬入される前記実装装置には、前記基板が搬入される度にカウントするカウンタと、前記カウンタのカウント値で示される前記基板の順番に関連付けられたマーク情報を前記処理装置から読み込む読込部と、マーク情報に基づいて前記基板に対して前記部品を実装する実装部とが設けられることを特徴とする。
本発明のプログラムは、処理装置の下流に実装装置が並べられた実装ラインで、前記処理装置から順番に搬送されてくる基板に対して前記実装装置において部品が実装される実装システムで用いられるプログラムであって、前記基板に付されたマークを認識するステップと、認識結果を示すマーク情報に前記基板が搬送される順番を関連付けて記憶するステップとを、前記処理装置に実行させ、前記基板が搬入される度にカウントするステップと、カウント値で示される前記基板の順番に関連付けられたマーク情報を前記処理装置から読み込むステップと、マーク情報に基づいて前記基板に対して前記部品を実装するステップとを、前記処理装置から最初に前記基板が搬入される前記実装装置に実行させることを特徴とする。
これらの構成によれば、処理装置でマーク情報と基板が搬送される順番とが関連付けて記憶される。また、実装装置で基板が搬入される度にカウントされ、カウント値によって実装装置に搬入されてくる基板の順番が特定される。実装装置では、搬入された基板が処理装置のいずれのマーク情報に関連付けられているかが特定され、搬入された基板に対応したマーク情報が読み込まれる。このため、バーコード等の識別情報を有さない基板であっても、実装装置に基板のマークを認識させて基板に対して適切に部品を実装させることができ、実装装置における各種マークの認識動作を短縮して生産タクトを向上させることができる。
上記の実装システムにおいて、前記実装装置は、最初に前記基板が搬入される先頭実装装置と前記先頭実装装置の下流の後続実装装置であり、前記後続実装装置には前記カウンタが設けられておらず、前記読込部と前記実装部とが設けられており、前記先頭実装装置及び前記後続実装装置には、前記基板の搬送に追従させて前記カウンタのカウント値を1つ下流の実装装置に伝送する伝送部が設けられている。この構成によれば、先頭実装装置から後続実装装置にカウント値が基板の搬送に追従させて伝搬されるため、各実装装置でカウント値に基づいて処理装置からマーク情報が読み込まれる。よって、各実装装置における各種マークの認識動作を短縮して生産タクトを向上させることができる。
上記の実装システムにおいて、前記先頭実装装置及び前記後続実装装置には、前記基板の搬入を検出するセンサと、前記センサによる前記基板の搬入検出時にカウント値が上書きされるバッファとが設けられており、前記先頭実装装置の前記バッファは前記カウンタのカウント値で上書きされ、前記後続実装装置の前記バッファは1つ上流の実装装置のカウント値で上書きされ、前記先頭実装装置及び前記後続実装装置の前記読込部が、前記バッファのカウント値が書き込まれた場合に、カウント値で示される前記基板の順番に関連付けられたマーク情報を前記処理装置から読み込んでいる。この構成によれば、簡易な構成で基板の搬送に追従してカウント値を伝搬させ、複数の実装装置間でマーク情報を共有させることができる。
上記の実装システムにおいて、前記先頭実装装置及び前記後続実装装置には、前記基板の搬入出を検出するセンサと、前記センサによる前記基板の搬入検出時にカウント値が上書きされる搬入バッファと、前記センサによる前記基板の搬出検出時にカウント値が上書きされる搬出バッファとが設けられており、前記先頭実装装置の前記搬入バッファは前記カウンタのカウント値で上書きされ、前記先頭実装装置の前記搬出バッファは自装置の前記搬入バッファのカウント値で上書きされ、前記後続実装装置の前記搬入バッファは1つ上流の実装装置の前記搬出バッファのカウント値で上書きされ、前記後続実装装置の前記搬出バッファは自装置の前記搬入バッファのカウント値で上書きされ、前記先頭実装装置及び前記後続実装装置の前記読込部が、前記搬入バッファのカウント値が上書きされた場合に、カウント値で示される前記基板の順番に関連付けられたマーク情報を前記処理装置から読み込んでいる。この構成によれば、複数の基板が連続して搬送される際に、各実装装置への各基板の到達タイミングが前後したとしても、基板の搬送に追従してカウント値を伝搬させ、複数の実装装置間でマーク情報を共有させることができる。
上記の実装システムにおいて、前記基板は、複数の単位基板からなる集合基板であり、前記マークは、前記単位基板毎の品質不良を示すバッドマークである。この構成によれば、実装装置はバッドマークが付された品質不良の単位基板を無視して実装処理を実施することができる。
上記の実装システムにおいて、前記処理装置は、半田の印刷状態を検査する半田印刷検査装置である。この構成によれば、半田印刷検査装置によって基板に付されたマークを認識させるため、マークを認識させる専用の装置が不要となり、システム構成を簡略化することができる。
本発明の実装装置は、処理装置から順番に搬送されてくる基板に対して部品が実装される実装ラインで、前記処理装置から最初に基板が搬送される実装装置であって、前記基板に付されたマークを認識して認識結果を示すマーク情報に前記基板が搬送される順番を関連付けて記憶する前記処理装置から前記基板が搬入される度にカウントするカウンタと、前記カウンタのカウント値で示される前記基板が搬入される順番に関連付けられたマーク情報を前記処理装置から読み込む読込部と、マーク情報に基づいて前記基板に対して前記部品を実装する実装部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、実装装置で基板が搬入される度にカウントされ、カウント値によって実装装置に搬入されてくる基板の順番が特定される。処理装置ではマーク情報と基板が搬送される順番とが関連付けて記憶されているため、実装装置では、搬入された基板が処理装置のいずれのマーク情報に関連付けられているかが特定され、搬入された基板に対応したマーク情報が読み込まれる。このため、バーコード等の識別情報を有さない基板であっても、基板のマークを認識して基板に対して適切に部品を実装することができ、各種マークの認識動作を短縮して生産タクトを向上させることができる。
本発明によれば、最初に基板が搬送される実装装置で基板が搬入される度にカウントされることで、カウント値によって処理装置で搬送された基板の順番が特定される。これにより、カウント値に基づいて基板の順番に関連付けられたマーク情報を処理装置から読み込むことができ、基板上の識別情報の有無に関わらず、実装装置における各種マークの認識動作を短縮して生産タクトを向上させることができる。
本実施の形態に係る実装システムの模式図である。 本実施の形態に係る基板の上面模式図である。 本実施の形態に係る各実装装置の処理動作の説明図である。 本実施の形態に係る実装システムの機能ブロック図である。 本実施の形態に係る実装システムの動作を示すシーケンス図である。 本実施の形態に係るカウント値の伝搬方法の説明図である。 変形例に係るカウント値の伝搬方法の説明図である。
以下、添付図面を参照して本実施の形態に係る実装システムについて説明する。図1は、本実施の形態に係る実装システムの模式図である。図2は、本実施の形態に係る基板の上面模式図である。図3は、本実施の形態に係る各実装装置の処理動作の説明図である。なお、本実施の形態では半田印刷検査装置と複数の実装装置とで実装ラインを構成した例について説明するが、本実施の形態に係る実装システムは一例に過ぎず、適宜変更が可能である。また、図2において精密部品は破線で示している。
図1に示すように、本実施の形態に係る実装システム1は、半田印刷検査装置10の下流に複数の実装装置20が並べられた実装ラインで、半田印刷検査装置10から順番に搬送されてくる基板Wに対して各実装装置20で部品を実装している。半田印刷検査装置10は、基板W上に印刷された半田の印刷状態を検査するものであり、画像処理等によって半田の位置ズレや外観等から良否を検査している。複数の実装装置20は、半田印刷検査装置10と共に基板Wの搬送路を形成しており、半田印刷検査装置10から順番に搬送される基板Wに対して段階的に各種電子部品を実装している。
図2に示すように、基板Wは、複数の単位基板Waからなる集合基板であり、各単位基板Waの対角の角部付近には基板Wの位置基準となる基板基準マーク(BOCマーク、フィデューシャルマーク)M1が付され、精密な実装が要求されるIC等の精密部品Pの近辺に部品基準マーク(エリアマーク)M2が付されている。また、各単位基板Wa上には、単位基板Waが品質不良であることを示すバッドマークM3が付されている。なお、本実施の形態では、基板Wとして集合基板を例示して説明したが、上記した各種マークが付された単一の基板でもよい。
各実装装置20では、基板基準マークM1を認識することで、基板Wの歪み等に起因した位置ズレが補正される。また、各実装装置20では、部品基準マークM2を認識することで、精密部品Pの局部的な位置ズレが補正される。さらに、各実装装置20では、バッドマークM3を認識することで、バッドマークM3が付された品質不良の単位基板Waを無視して実装処理が実施される。半田印刷検査装置10及び複数の実装装置20は、ハブ30を介してLANケーブル等で有線接続されており、隣接する装置間における基板Wの搬入出のタイミング等が調整されている。
図3に示すように、各実装装置20では、基板Wを搬入する搬入動作、各種マークを認識する認識動作、基板Wに部品を実装する実装動作、基板Wを搬出する搬出動作が実施されている。近年では、各実装装置20において各種マークの認識動作を短くして生産タクトを向上することが求められている。各種マークのうち部品基準マークM2、バッドマークM3の認識結果は各実装装置20間で共通の情報であるため、各実装装置20間で共有しても問題がない。このため、半田印刷検査装置10から各実装装置20に部品基準マークM2、バッドマークM3の認識結果を示すマーク情報を伝送することが考えられる。
ところで、一般に基板にはバーコード等の識別情報が付されているが、基板が小さかったり、部品の搭載数が少ない場合には、識別情報が基板Wに付されないことがある。この場合、各実装装置20でマーク情報と基板Wとを関連付けることができず、マーク情報に基づいた実装処理を行うことができない。具体的には、上流の半田印刷検査装置10から実装装置20にマーク情報だけが伝えられても、実装装置20では、どの基板Wに対するマーク情報なのかを特定することができない。また、マーク情報の情報量が多くなると既存の伝送用のメモリを増設しなければならない。
そこで、本実施の形態では、半田印刷検査装置10から最初に基板Wが搬送される実装装置(先頭実装装置)20で基板Wが搬入される度にカウントし、下流に位置する実装装置(後続実装装置)20にカウント値を伝搬している。このため、識別情報が付されていない基板Wであっても、カウント値で各実装装置20に搬入される基板Wを識別することが可能になっている。また半田印刷検査装置10では、マーク情報が基板Wを搬送させる順番に関連付けられて記憶され、各実装装置20がカウント値に基づいて半田印刷検査装置10からマーク情報を読み込まれるため、伝送用のメモリを新たに増設する必要もない。
以下、図4を参照して、本実施の形態に係る実装システムについて詳細に説明する。図4は、本実施の形態に係る実装システムの機能ブロック図である。なお、図4に示す実装システムの機能ブロック図は、本発明を説明するために簡略化したものである。
図4に示すように、半田印刷検査装置10には、半田の印刷状態を検査する機能ブロック(図示省略)の他に、基板Wに付された部品基準マークM2及びバッドマークM3(図2参照)を認識する認識部11と、認識結果を示すマーク情報に対して基板Wが搬送される順番を関連付けて記憶する記憶部12とが設けられている。認識部11は、各種マークに撮像処理及び画像処理等を施してマーク情報を認識する。部品基準マークM2及びバッドマークM3のマーク情報は、記憶部12の特定フォルダ13にファイル出力され、複数の実装装置20と特定フォルダ13内のファイルが共有される。
なお、認識部11によって基板基準マークM1も認識されるが、基板基準マークM1のマーク情報は特定フォルダ13にファイル出力されない。基板基準マークM1は基板Wの位置ズレを示すものであり、各実装装置20において個別に認識させる必要があるからである。部品基準マークM2のマーク情報は、基板基準マークM1の位置座標との相対座標を示している。バッドマークM3のマーク情報は、各単位基板Waと品質不良の有無とを1対1で対応付けしたデータを示している。部品基準マークM2及びバッドマークM3のマーク情報は、同一ファイルに記憶されてもよいし、個別ファイルに記憶されてもよい。
また、特定フォルダ13内のマーク情報は、ファイル名の末尾を基板Wが搬送される順番にして記憶されている。例えば、半田印刷検査装置10から最初に搬送される基板Wのマーク情報はファイル名の末尾が番号「1」にされ、2番目に搬送される基板Wのマーク情報はファイル名の末尾が番号「2」にされる。このように、ファイル名に搬送される順番が含まれることによって、半田印刷検査装置10から搬送される基板Wとマーク情報とが関連付けられている。なお、搬送される順番は、数字に限らず、アルファベット、漢数字や、その他の文字で示されてもよい。
半田印刷検査装置10から最初に基板Wが搬入される実装装置20Aには、基板Wの搬入を検出するセンサ21Aと、前記基板Wが搬入される度にカウントするカウンタ22Aと、基板Wの搬入検出時にカウント値が上書きされるバッファ23Aとが設けられている。センサ21Aは、搬送路上の基板Wが実装装置20Aの入口を通過することで、基板Wの搬入を検出する。センサ21Aによって基板Wの搬入が検出されると、カウンタ22Aのカウント値が1つ増加されると共に、カウンタ22Aからバッファ23Aにカウント値が出力されて書き込まれる。
また、実装装置20Aには、カウント値で示される基板Wの順番に関連付けられたマーク情報を半田印刷検査装置10から読み込む読込部24Aと、マーク情報に基づいて基板Wに対して部品を実装する実装部25Aとが設けられている。読込部24Aは、バッファ23Aのカウント値が上書きされた場合に、半田印刷検査装置10の記憶部12の特定フォルダ13においてカウント値に一致するファイル名の末尾の番号を探し出す。これにより、実装装置20Aに搬入された基板Wのマーク情報のファイル名が特定され、基板Wのマーク情報を半田印刷検査装置10から読み込むことが可能になっている。
実装部25Aは、基板Wに付された基板基準マークM1を認識して基板Wの位置ズレを補正する。また、実装部25Aは、特定フォルダ13から読み込んだ部品基準マークM2のマーク情報に基づいて精密部品P(図2参照)を高精度に実装し、特定フォルダ13から読み込んだバッドマークM3のマーク情報に基づいて、バッドマークM3が付された品質不良の単位基板Waを無視して部品の実装動作を実施する。このように、実装装置20Aにおける部品基準マークM2及びバッドマークM3の認識動作が省略された分だけ、認識動作に要する時間を短くして生産タクトが向上されている。
さらに、実装装置20Aには、基板Wの搬送に追従させてカウンタ22のカウント値を1つ下流の実装装置20Bに伝送する伝送部26Aが設けられている。伝送部26Aは、バッファ23Aに上書きされたカウント値を実装装置20Bに伝送することで、基板Wの搬送にカウント値を追従させている。また、伝送部26Aではカウント値だけが伝送されるため、伝送用のメモリの使用が最小限に抑えられており、伝送用のメモリを増設する必要がない。なお、読込部24Aによって読み込まれたマーク情報は容量の大きな本体用のメモリに記憶されるため、マーク情報が大きくなっても伝送用のメモリが影響を受けることがない。
実装装置20Aの下流の実装装置20Bは、カウンタ22Aが設けられていない点で実装装置20Aと相違している。実装装置20Bは、センサ21Bと、バッファ23Bと、読込部24Bと、実装部25Bと、伝送部26Bとが設けられている。実装装置20Bでは、センサ21Bが基板Wの搬入を検出すると、バッファ23Bが一つ上流の実装装置20Aのカウンタ値で上書きされる。そして、読込部24Bによって半田印刷検査装置10の記憶部12の特定フォルダ13からファイル名の末尾の番号がカウント値に一致するマーク情報が読み込まれ、実装部25Bによってマーク情報に基づいて実装動作が実施される。
実装装置20Bの下流の実装装置20C、さらにその下流の実装装置についても、実装装置20Bと同様に構成されており、ここでは説明を省略する。このように、本実施の形態に係る実装システム1では、実装装置20Aで基板Wに関連付けられたカウンタ値が、複数の実装装置20間で基板Wが搬送されるのに伴って伝搬される。このため、下流の実装装置20B、20Cにおいても、カウンタ値に基づいて基板Wに対応したマーク情報を半田印刷検査装置10から読み込むことができ、各実装装置20において認識動作に要する時間を短くして生産タクトが向上されている。
また、半田印刷検査装置10及び各実装装置20A−20Cには、各種装置の動作を統括制御する制御部(不図示)が設けられている。また制御部は、各部の各種処理を実行するプロセッサや、メモリ等により構成されている。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の一つ又は複数の記憶媒体で構成されており、メモリには本実施の形態に係る実装システムで用いられるプログラムが記憶される。
次に、図5に示すように、実装システムの動作について説明する。図5は、本実施の形態に係る実装システムの動作を示すシーケンス図である。なお、図5に示すシーケンス図は、実装システムの動作の一例を示すものであり、この内容に限定されるものではない。
先ず、半田印刷検査装置10において最初の基板W1の半田の印刷状態が検査される(ステップS01)。次に、基板W1上の部品基準マークM2やバッドマークM3(図2参照)等の各種マークが認識され、認識結果がマーク情報として特定フォルダ13にファイル出力される(ステップS02)。特定フォルダ13では、基板W1の搬送の順番(ここでは「1」)をファイル名の末尾としたマーク情報が記憶され、基板W1の搬送順序とマーク情報とが関連付けられて記憶されている。次に、半田印刷検査装置10から基板W1が搬出され、先頭の実装装置20Aに向けて基板W1が搬送される(ステップS03)。
次に、先頭の実装装置20Aにおいて基板W1の搬入が検出されてカウントされ、カウント値「1」がバッファに書き込まれると共に基板W1がクランプされる(ステップS04)。次に、カウント値「1」に基づいて特定フォルダ13からファイル1として記憶されたマーク情報が読み込まれ(ステップS05)、ファイル1のマーク情報に基づいて実装動作が実施される(ステップS06)。これと並行して、半田印刷検査装置10において2番目の基板W2の半田の印刷状態が検査され(ステップS07)、基板W2上の各種マークの認識結果がマーク情報として特定フォルダ13にファイル出力される(ステップS08)。
先頭の実装装置20Aにおいて基板W1に対する部品の実装が終了すると、先頭の実装装置20Aから基板W1が搬出され、後続の実装装置20Bに向けて基板W1が搬送される(ステップS09)。次に、後続の実装装置20Bにおいて基板W1の搬入が検出されて、先頭の実装装置20Aから伝送されたカウント値「1」がバッファに書き込まれる共に基板W1がクランプされる(ステップS10)。先頭の実装装置20Aから基板W1が搬出されると、半田印刷検査装置10から基板W2が搬出され、基板W1と入れ替わりに先頭の実装装置20Aに向けて基板W2が搬送される(ステップS11)。
次に、先頭の実装装置20Aにおいて基板W2の搬入が検出されてカウントされ、先頭の実装装置20から伝送されたカウント値「2」がバッファに上書きされる共に基板W2がクランプされる(ステップS12)。次に、後続の実装装置20Bにおいてカウント値「1」に基づいて特定フォルダ13からファイル1が読み込まれ(ステップS13)、ファイル1のマーク情報に基づいて実装動作が実施される(ステップS14)。先頭の実装装置20Aにおいてもカウント値「2」に基づいて特定フォルダ13からファイル2が読み込まれ(ステップS15)、ファイル2のマーク情報に基づいて実装動作が実施される(ステップS16)。
後続の実装装置20Bにおいて基板W1に対する部品の実装が終了すると、後続の実装装置20Bから基板W1が搬出され、さらに後続の実装装置に向けて基板W1が搬送される(ステップS17)。後続の実装装置20Bから基板W1が搬出されると、先頭の実装装置20Aから基板W2が搬出され、基板W1と入れ替わりに後続の実装装置20Bに向けて基板W2が搬送される(ステップS18)。後続の実装装置20Bにおいて基板W2の搬入が検出されて、先頭の実装装置20Aから伝送されたカウント値「2」がバッファに上書きされる共に基板W2がクランプされる(ステップS19)。
そして、各実装装置20において上記の動作が繰り返されることで、基板Wに対して段階的に部品が実装される。このようにして、基板Wの搬送に追従させて複数の実装装置20間でカウント値が伝搬され、各実装装置20において実装対象となる基板Wを識別することが可能になっている。これにより、各実装装置20において半田印刷検査装置10の特定フォルダ13から基板Wに対応付けられたマーク情報を読み込むことが可能になっている。ここでは、3番目以降の基板Wについては記載を省略したが、3番目以降の基板Wについても同様な動作が実施される。
ところで、本実施の形態に係る構成に代えて、基板Wの搬送に合わせてマーク情報を伝搬させることも考えられるが、何らか原因でネットワークが切断された場合には基板Wだけが搬送される。このような場合には、各実装装置20において基板Wとマーク情報との整合性がとれなくなるといった不具合が生じる。本実施の形態では、基板Wが搬送された後に、各実装装置20が半田印刷検査装置10からマーク情報を読み込むようにしたので、基板Wだけが搬送されて基板Wとマーク情報の整合性がとれなくなるという不具合が生じることがない。
図6を参照して、カウント値の伝搬方法について説明する。図6は、本実施の形態に係るカウント値の伝搬方法の説明図である。図7は、変形例に係るカウント値の伝搬方法の説明図である。なお、図6Aは基板の搬送状態を示し、図6B、図6Cはバッファ内カウント値の推移を示している。
図6Aに示すように、実装装置20A−20Cには、基板Wの搬入を検出するためのセンサ21A−21Cが設けられている。この図では、センサ21Bによって先頭の基板W1の搬入が検出され、センサ21Aによって後続の基板W2の搬入が検出されている。したがって、図6Bに示すように、実装装置20Bのバッファにカウント値「1」が書き込まれ、実装装置20Aのバッファにカウント値「2」が書き込まれている。この状態で実装装置20Bから基板W1が搬出されると、センサ21BがONからOFFに切り替わり、基板W1が実装装置20Cに向けて搬送される。続いて、実装装置20Aから基板W2が搬出されて、センサ21AがONからOFFに切り替わり、基板W1が実装装置20Bに向けて搬送される。
基板W1が実装装置20Cに到達して搬入されると、センサ21CがOFFからONに切り替わって、実装装置20Bから実装装置20Cにカウント値「1」が伝搬される。これにより、実装装置20Cのバッファにはカウント値「1」が書き込まれる。その後、基板W2が実装装置20Bに到達して搬入されると、センサ21BがOFFからONに切り替わって実装装置20Aから実装装置20Bにカウント値「2」が伝搬される。これにより、実装装置20Bのバッファがカウント値「2」で上書きされる。このように、先頭の基板W1が奥方の実装装置20に到達した後に、後続の基板W2が1つ手前の実装装置20に到達するように制御して、基板Wの搬送に合わせてカウント値を伝搬させている。
ところで、上記の搬送方法では、基板W1に何らかの要因で遅延が発生した場合に、基板Wの搬送にカウント値が追従しなくなる。例えば、図6Cの上から3段目に示すように、実装装置20Bから実装装置20Cに基板W1が到達する前に、実装装置20Aから実装装置20Bに基板W2が到達する場合がある。基板W2が実装装置20Bに到達して搬入されると、センサ21BがOFFからONに切り替わって、実装装置20Aから実装装置20Bにカウント値「2」が伝搬される。これにより、基板W1が実装装置20Cに到達するよりも前に、実装装置20Bのバッファがカウント値「2」で上書きされる。
その後、基板W1が実装装置20Cに到達して搬入されると、センサ21CがOFFからONに切り替わって、実装装置20Bから実装装置20Cにカウント値が伝搬される。この場合、基板Wが実装装置20Cに到達する前に、既に実装装置20Bのバッファがカウント値「2」で上書きされているため、実装装置20Cには実装装置20Bからカウント値「2」が伝搬される。これにより、実装装置20Cのバッファが基板W1に対応していないカウント値「2」で上書きされる。この場合には、実装装置20Cでは、基板W1に対してカウント値「2」に関連付けられたマーク情報で実装動作が実施されるという不具合が生じる。
そこで、図7の変形例に示すように、各実装装置20A−20Cに搬入バッファと搬出バッファを設けるようにしてもよい。変形例のセンサ21は、ON、OFFによって基板Wの搬入だけでなく、基板Wの搬出も検出している。各実装装置20A−20Cの搬入バッファは、センサ21がONに切り替わった基板Wの搬入検出時にカウント値が上書きされ、各実装装置20A−20Cの搬出バッファはセンサ21がOFFに切り替わった基板Wの搬出検出時にカウント値が上書きされる。
より詳細には、実装装置20Aの搬入バッファはカウンタ22(図4参照)のカウント値で上書きされ、実装装置20Aの搬出バッファは自装置の搬入バッファのカウント値で上書きされる。実装装置20Bの搬入バッファは1つ上流の実装装置20Aの搬出バッファのカウント値で上書きされ、実装装置20Bの搬出バッファは自装置の搬入バッファのカウント値で上書きされる。上記図6Aに示す状態で実装装置20Bから基板W1が搬出されると、センサ21BがONからOFFに切り替わり、実装装置20Bの搬出バッファに搬入バッファのカウント値「1」が書き込まれる。そして、基板W1が実装装置20Cに向けて搬送される。
続いて、実装装置20Aから基板W2が搬出されて、センサ21AがONからOFFに切り替わり、実装装置20Aの搬出バッファが搬入バッファのカウント値「2」で上書きされる。そして、基板W2が実装装置20Bに向けて搬送される。ここで、実装装置20Bから実装装置20Cに基板W1が到達する前に、実装装置20Aから実装装置20Bに基板W2が到達して搬入されると、センサ21BがOFFからONに切り替わって、実装装置20Aの搬出バッファから実装装置20Bの搬入バッファにカウント値「2」が伝搬される。これにより、実装装置20Bの搬入バッファがカウント値「2」で上書きされる。
その後、基板W1が実装装置20Cに到達して搬入されると、センサ21CがOFFからONに切り替わって、実装装置20Bの搬出バッファから実装装置20Cの搬入バッファにカウント値「1」が伝搬される。これにより、実装装置20Cの搬入バッファに基板W1に対応したカウント値「1」が書き込まれる。このように、変形例に係るカウント値の伝搬方法では、各実装装置20への各基板Wの到達タイミングが前後したとしても、基板Wの搬送に合わせてカウント値を伝搬させて基板Wとカウント値とを対応付けることができる。
以上のように、本実施の形態に係る実装システム1は、半田印刷検査装置10でマーク情報と基板Wが搬送される順番とが関連付けて記憶される。また、実装装置20Aで基板Wが搬入される度にカウントされ、カウント値によって実装装置20Aに搬入されてくる基板Wの順番が特定される。また、実装装置20Aから後続の実装装置20B、20Cにカウント値が基板Wの搬送に追従させて伝搬されるため、各実装装置20でカウント値に基づいて半田印刷検査装置10からマーク情報が読み込まれる。このため、バーコード等の識別情報を有さない基板Wであっても、実装装置20に基板Wのマークを認識させて基板に対して適切に部品を実装させることができ、実装装置20における各種マークの認識動作を短縮して生産タクトを向上させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、本実施の形態において、半田印刷検査装置10の下流に複数の実装装置20が並べられた実装ラインを例示して説明したが、この実装ラインに限定されない。実装ラインは、処理装置の下流に少なくとも1つの実装装置20が並べられていればよく、例えば、実装装置20が1台であってもよい。
また、本実施の形態において、処理装置として半田印刷検査装置10を例示して説明したが、処理装置は半田印刷検査装置10に限定されない。処理装置は、実装ラインの先頭に配置される装置であればよく、例えば、基板Wに対して接着剤を塗布する接着剤塗布装置や、後続の実装装置20と同様な実装装置であってもよい。この場合、接着剤塗布装置や実装装置に認識部11、記憶部12を設けるようにする。
また、本実施の形態において、半田印刷検査装置10及び複数の実装装置20がLANによって有線接続される構成にしたが、この構成に限定されない。半田印刷検査装置10及び複数の実装装置20が無線接続されてもよい。
また、本実施の形態において、部品基準マークM2及びバッドマークM3のマーク情報が認識される構成について説明したが、この構成に限定されない。マーク情報は、基板W上のマークの認識結果を示すものであればよく、例えば、部品基準マークM2及びバッドマークM3のいずれかのマーク情報であってもよいし、その他のマーク情報であってもよい。
また、本実施の形態において、基板Wにバーコード等の識別情報が付されていない構成について説明したが、この構成に限定されない。基板Wには、バーコード等の識別情報が付されていてもよい。
また、本実施の形態において、基板Wは、プリント基板に限定されず、治具基板上に載せられたフレキシブル基板であってもよい。
また、本実施の形態において、半田印刷検査装置10の1つ下流に先頭の実装基板Wが配置される構成にしたが、この構成に限定されない。半田印刷検査装置10と実装装置20との間に別途装置が設けられていてもよい。
また、本実施の形態において、カウンタ22が1つずつ数字を増加させる構成にしたが、この構成に限定されない。カウンタ22は、基板Wが搬入される度にカウントするものであればよく、アルファベット等の文字列や漢数字を増加させる構成であってもよい。
また、本実施の形態において、ファイル名の末尾を基板が搬送される順番を示す番号にすることで、マーク情報と基板Wとを関連付ける構成にしたが、この構成に限定されない。マーク情報は、カウンタ22のカウント値で示される基板Wの順番に関連付けられていればよい。例えば、ファイル名の最前部に番号を付すようにしてよいし、番号の代わりにアルファベットや漢数字等の搬送順序を示す文字を付すようにしてもよい。
また、本実施の形態において、センサ21とは別に伝送部26が設けられる構成にしたが、この構成に限定されない。伝送部26はセンサ21に取り付けられていてもよい。また、本実施の形態に係るバッファ、変形例に係る搬入バッファ、搬出バッファについてもセンサ21に設けられていてもよい。
また、本実施の形態では、基板W1上の部品基準マークM2やバッドマークM3等の各種マークが認識され、認識結果がマーク情報として特定フォルダ13にファイル出力されている。これに加えて、基板基準マークM1を認識して、基板基準マークM1に対して部品基準マークM2がX方向とY方向にいくら離間しているか、その距離をデータとして、特定フォルダ13に出力するように設けてもよい。
さらに、本実施の形態では、処理装置と先頭実装装置と後続実装装置から構成され、先頭実装装置にカウンタとセンサとバッファが設けれ、後続実装装置にバッファとセンサが設けられている。これに代えて、先頭実装装置と後続実装装置のすべてにカウンタを設けた、カウント値で示されるマーク情報を読込むようにしてもよい。
以上説明したように、本発明は、基板上の識別情報の有無に関わらず、実装装置における各種マークの認識動作を短縮して生産タクトを向上させることができるという効果を有し、特に、半田印刷の検査後の基板に対して段階的に部品が実装される実装システム、実装装置及び実装システムで用いられるプログラムに有用である。
1 実装システム
10 半田印刷検査装置(処理装置)
11 認識部
12 記憶部
20 実装装置(先頭実装装置、後続実装装置)
21 センサ
22 カウンタ
23 バッファ
24 読込部
25 実装部
26 伝送部
M2 部品基準マーク(マーク)
M3 バッドマーク(マーク)
W 基板
Wa 単位基板

Claims (8)

  1. 処理装置の下流に実装装置が並べられた実装ラインで、前記処理装置から順番に搬送されてくる基板に対して前記実装装置において部品が実装される実装システムであって、
    前記処理装置には、前記基板に付されたマークを認識する認識部と、前記認識部による認識結果を示すマーク情報に前記基板が搬送される順番を関連付けて記憶する記憶部とが設けられ、
    前記処理装置から最初に前記基板が搬入される前記実装装置には、前記基板が搬入される度にカウントするカウンタと、前記カウンタのカウント値で示される前記基板の順番に関連付けられたマーク情報を前記処理装置から読み込む読込部と、マーク情報に基づいて前記基板に対して前記部品を実装する実装部とが設けられることを特徴とする実装システム。
  2. 前記実装装置は、最初に前記基板が搬入される先頭実装装置と前記先頭実装装置の下流の後続実装装置であり、
    前記後続実装装置には前記カウンタが設けられておらず、前記読込部と前記実装部とが設けられており、
    前記先頭実装装置及び前記後続実装装置には、前記基板の搬送に追従させて前記カウンタのカウント値を1つ下流の実装装置に伝送する伝送部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の実装システム。
  3. 前記先頭実装装置及び前記後続実装装置には、前記基板の搬入を検出するセンサと、前記センサによる前記基板の搬入検出時にカウント値が上書きされるバッファとが設けられており、
    前記先頭実装装置の前記バッファは前記カウンタのカウント値で上書きされ、前記後続実装装置の前記バッファは1つ上流の実装装置のカウント値で上書きされ、
    前記先頭実装装置及び前記後続実装装置の前記読込部が、前記バッファのカウント値が書き込まれた場合に、カウント値で示される前記基板の順番に関連付けられたマーク情報を前記処理装置から読み込むことを特徴とする請求項2に記載の実装システム。
  4. 前記先頭実装装置及び前記後続実装装置には、前記基板の搬入出を検出するセンサと、前記センサによる前記基板の搬入検出時にカウント値が上書きされる搬入バッファと、前記センサによる前記基板の搬出検出時にカウント値が上書きされる搬出バッファとが設けられており、
    前記先頭実装装置の前記搬入バッファは前記カウンタのカウント値で上書きされ、前記先頭実装装置の前記搬出バッファは自装置の前記搬入バッファのカウント値で上書きされ、
    前記後続実装装置の前記搬入バッファは1つ上流の実装装置の前記搬出バッファのカウント値で上書きされ、前記後続実装装置の前記搬出バッファは自装置の前記搬入バッファのカウント値で上書きされ、
    前記先頭実装装置及び前記後続実装装置の前記読込部が、前記搬入バッファのカウント値が上書きされた場合に、カウント値で示される前記基板の順番に関連付けられたマーク情報を前記処理装置から読み込むことを特徴とする請求項2に記載の実装システム。
  5. 前記基板は、複数の単位基板からなる集合基板であり、
    前記マークは、前記単位基板毎の品質不良を示すバッドマークであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の実装システム。
  6. 前記処理装置は、半田の印刷状態を検査する半田印刷検査装置であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の実装システム。
  7. 処理装置から順番に搬送されてくる基板に対して部品が実装される実装ラインで、前記処理装置から最初に基板が搬送される実装装置であって、
    前記基板に付されたマークを認識して認識結果を示すマーク情報に前記基板が搬送される順番を関連付けて記憶する前記処理装置から前記基板が搬入される度にカウントするカウンタと、
    前記カウンタのカウント値で示される前記基板が搬入される順番に関連付けられたマーク情報を前記処理装置から読み込む読込部と、
    マーク情報に基づいて前記基板に対して前記部品を実装する実装部とを備えることを特徴とする実装装置。
  8. 処理装置の下流に実装装置が並べられた実装ラインで、前記処理装置から順番に搬送されてくる基板に対して前記実装装置において部品が実装される実装システムで用いられるプログラムであって、
    前記基板に付されたマークを認識するステップと、認識結果を示すマーク情報に前記基板が搬送される順番を関連付けて記憶するステップとを、前記処理装置に実行させ、
    前記基板が搬入される度にカウントするステップと、カウント値で示される前記基板の順番に関連付けられたマーク情報を前記処理装置から読み込むステップと、マーク情報に基づいて前記基板に対して前記部品を実装するステップとを、前記処理装置から最初に前記基板が搬入される前記実装装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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