JP6406730B1 - 組成物、体重または体脂肪の増加抑制剤、および体重または体脂肪の減少促進剤 - Google Patents

組成物、体重または体脂肪の増加抑制剤、および体重または体脂肪の減少促進剤 Download PDF

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Abstract

【課題】従来より優れた体重または体脂肪の増加抑制効果を有する組成物を提供する。
【解決手段】有効成分として、プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスを含有する組成物。
【選択図】図5

Description

本発明は、組成物、体重または体脂肪の増加抑制剤、および体重または体脂肪の減少促進剤に関する。
近年、食事の欧米化に伴った高脂肪食を中心とした食生活や、運動不足などによる体重増加によって、肥満が社会的な問題となっている。過度の肥満は、糖尿病、高血圧症、高脂血症や心血管症(動脈硬化、脳卒中)などの生活習慣病を引き起こす要因ともなり得ることから、これらの予防や治療には、体重増加を抑制し、肥満を解消することが不可欠であると考えられている。また、容姿、美容にとって、肥満は好ましくないとする風潮があり、これは時として拒食症や過食症を引き起こし、医療が必要となる場合が生じることも多い。
肥満の解消または治療策としては、(1)食欲を抑制すること、(2)栄養素(脂肪など)の吸収を抑制すること、(3)熱産生を増加させること、(4)脂質やタンパクの代謝を改善すること、そして(5)中枢の体重制御機構を調節すること、などが挙げられ、それぞれ広範な研究が成されている。
近年、上記の機能を発現する様々な体重増加抑制剤が開発されている。例えば、上記の機能を有する成分を含有する食材は、最近の肥満者の増加やダイエット志向の上昇に伴って注目されている。これは、治療薬のように処方箋を必要としないため、容易に入手でき、日常生活において摂取できるという利点を有する。しかしながら、これらの体重増加抑制剤には、ダイエット効果が十分に得られていないものが多いのも現状であるため、副作用が少なく、付加価値の高い体重増加抑制剤が求められている。
プロテオグリカンは複合糖質のひとつで、コアタンパクとそれに結合するグリコサミノグリカン(酸性ムコ多糖)からなる。プロテオグリカンは、細胞外マトリックスの主な構成要素として、皮膚、軟骨、骨、血管壁などに多く存在する。近年、安全かつ低コストでサケ軟骨からプロテオグリカンを分離精製する技術が確立され、プロテオグリカンの大量供給が可能になったことから、プロテオグリカンの研究開発が精力的に行われている。本発明者らも、プロテオグリカンが肥満個体に対して、体重減少や血糖値上昇の抑制をもたらすことや、糖尿病の指標であるHbAlc値の低下作用を有することを報告している(特許文献1:特開2010−126461号公報)。
その他にも、脂肪の代謝を促進するブラックジンジャー抽出物や、脂肪の吸収を抑制する生コーヒー豆エキスなどの、体重減少のための組成物が知られている(特許文献2:特開2009−51790号公報、特許文献3:特開2006−335758号公報)。
特開2010−126461号公報 特開2009−51790号公報 特開2006−335758号公報
しかしながら、上記の従来の体重減少のための組成物では、体重増加抑制効果は十分とは言えなかった。
本発明は、従来より優れた体重または体脂肪の増加抑制効果を有する組成物を提供することを目的とする。
[1]プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスを含有する組成物。
[2]前記組成物は、食品組成物、医薬品組成物または化粧品組成物である、[1]に記載の組成物。
[3]プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスの総量に対して、プロテオグリカンの含有量が0.1質量%以上50質量%以下である、[1]または[2]に記載の組成物。
[4]プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスの総量に対して、ブラックジンジャー抽出物の配合量が10質量%以上85質量%以下である、[1]〜[3]のいずれかに記載の組成物。
[5]プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスの総量に対して、生コーヒー豆エキスの配合量が10質量%以上85質量%以下である、[1]〜[4]のいずれかに記載の組成物。
[6]前記組成物は、体重または体脂肪の増加抑制用である、[1]〜[5]のいずれかに記載の組成物。
[7]前記組成物は、体重または体脂肪の減少促進用である、[1]〜[6]のいずれかに記載の組成物。
[8]プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスを含有する、体重または体脂肪の増加抑制剤。
[9]プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスを含有する、体重または体脂肪の減少促進剤。
本発明によれば、従来より優れた体重または体脂肪の増加抑制効果を有する組成物を提供することができる。
試験1における、プロテオグリカン単独投与についての、マウスの経時的な体重変化を示すグラフである。 試験1における、ブラックジンジャーとプロテオグリカンとの併用についての、マウスの経時的な体重変化を示すグラフである。 試験1における、生コーヒー豆エキスとプロテオグリカンとの併用についての、マウスの経時的な体重変化を示すグラフである。 試験1における、ブラックジンジャーと生コーヒー豆エキスとプロテオグリカンとの3成分併用についての、マウスの経時的な体重変化を示すグラフである。 試験1における、実験終了時の脂肪組織重量を示すグラフである。 試験2における、Bジンジャーの投与量を変化させて、15週間給餌したマウスの経時的な体重変化を示すグラフである。 試験2における、実験終了時のマウス脂肪組織重量を示すグラフである。 試験3における、Bジンジャーの投与量を変化させて、8週間給餌したマウスの経時的な体重変化を示すグラフである。 試験3における、実験終了時のマウス脂肪組織重量を示すグラフである。
本発明の組成物は、有効成分として、プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスを含有する。
(プロテオグリカン)
プロテオグリカンは複合糖質のひとつで、コアタンパクとそれに結合するグリコサミノグリカン(酸性ムコ多糖)からなる。プロテオグリカンを構成するグリコサミノグリカンとしては、コンドロイチン硫酸、ケラタン硫酸などが挙げられる。プロテオグリカンは、細胞外マトリックスの主な構成要素として、皮膚、軟骨、骨、血管壁などに存在する。プロテオグリカンとしては、例えばサケ、サメ、クジラなどの水棲生物の軟骨を原材料にして精製されたものを用いることができる。中でも、サケの鼻軟骨由来のプロテオグリカンを用いることが、原材料の入手および抽出操作の容易性の観点から好ましい。
プロテオグリカンの精製方法は特に限定されず、公知の方法を用いることができる。例えば、特開2002−69097号公報に記載の酢酸を用いた方法を好適に採用することができる。この方法は、例えばミンチにしたサケの鼻軟骨から溶出溶媒として酢酸を用いて粗プロテオグリカンを溶出した後、得られる溶出液を濾過してから遠心分離し、その上澄液に食塩飽和エタノールを加えて遠心分離することにより得られる粗プロテオグリカンを含む半固形沈殿物を酢酸に溶解し、次いで透析する工程を含む。この方法によれば、例えばサケの鼻軟骨から約100〜400kDaの分子量を有するプロテオグリカンを得ることができる。
他のプロテオグリカンの精製方法としては、特開2009−173702号公報に記載の方法も好適に採用することができる。この方法は、例えば凍結した水棲動物組織から、抽出に使用する水の温度及びpHを適正に設定して脂質と沈殿物とを分離して沈殿物を回収し、該沈殿物を乾燥微粉末化した後に、エタノールのような有機溶媒を使用して、沈殿物中に残存している脂質を除去する工程を含む。この方法によれば、組織中のプロテオグリカンの分解を伴うことなく、異臭が少なく、食品、飲料、化粧品等の用途に好適なプロテオグリカンを得ることができる。
本発明の組成物中にプロテオグリカンを配合するために、高度に精製されたプロテオグリカンを用いる必要はなく、例えば、プロテオグリカンの作用に悪影響を及ぼさない他の成分を含むプロテオグリカンの粗精製物(例えば、サケ軟骨等の原材料からの抽出物)を用いてもよい。プロテオグリカンの粗精製物(抽出物)中のプロテオグリカン含有量は、例えば、20.0質量%以上である。
なお、プロテオグリカンは、種類や分子量の異なる複数のプロテオグリカンの混合物であってもよい。
上記有効成分(上記3成分)中のプロテオグリカンの含有量は、0.1質量%以上50質量%以下が好ましく、0.2質量%以上20質量%以下がより好ましく、0.4質量%以上10質量%以下がさらに好ましい。この範囲内においては、より顕著な体重増加抑制効果を得ることができる。
コンドロイチン硫酸などを含むプロテオグリカンは、一般に高肥満者の脂肪細胞から恒常的に放出される炎症性サイトカインを抑制する。炎症性サイトカインは、脂肪細胞からの炎症性サイトカインの放出を惹起するため、炎症反応の悪循環が生じ、慢性炎症状態となる。プロテオグリカンの投与によって、慢性炎症が抑制され、肥満個体に対する体重軽減作用や血糖値上昇抑制作用が発揮されると考えられる。このため、コンドロイチン硫酸を含むプロテオグリカン全般において、体重増加抑制等の効果が奏されると考えられる。この他にも、プロテオグリカンの投与により、関節の機能向上、皮膚バリア機能の増強および改善、肌荒れまたはたるみ等の予防および改善、血中コレステロール値の改善、血中中性脂肪値の低減などの効果が知られている。
(ブラックジンジャー抽出物)
ブラックジンジャー(黒ショウガ)は、ショウガ科バンウコン属の植物であり、学名はKaempferia parvifloraである。ブラックジンジャーは、東南アジアのタイ等に分布しており、この地域から容易に入手可能である。
ブラックジンジャーの抽出物は、例えば、特開2009−51790号公報に記載の方法など、植物の抽出に一般に用いられている方法により容易に得ることができる。なお、ブラックジンジャーの抽出物には、ブラックジンジャーの抽出液、該抽出液の希釈液を乾燥して得られる乾燥物、またはこれらの粗精製物もしくは精製物のいずれもが含まれる。
ブラックジンジャーの抽出原料としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ブラックジンジャーの根茎部などを用いることができる。
ブラックジンジャー抽出物は、例えば、抽出原料であるブラックジンジャーを乾燥した後、そのまま、または粗砕機を用い粉砕して溶媒抽出に供することにより得ることができる。乾燥は天日で行ってもよいし、通常使用されている乾燥機を用いて行ってもよい。ブラックジンジャーは、ヘキサン、ベンゼン等の非極性溶媒によって脱脂等の前処理を施してから抽出原料として使用してもよい。なお、脱脂等の前処理を行うことにより、ブラックジンジャーの極性溶媒による抽出処理を効率よく行うことができる。
抽出に用いる溶媒としては、水、極性溶媒、またはこれらの混合溶媒を用いることが好ましい。該溶媒は、室温乃至溶媒の沸点以下の温度で用いることが好ましい。
抽出溶媒として使用し得る水としては、例えば、純水、水道水、井戸水、鉱泉水、鉱水、温泉水、湧水、淡水等の他、これらに各種処理を施したものが含まれる。水に施す処理としては、例えば、精製、加熱、殺菌、濾過、イオン交換、浸透圧の調整、緩衝化等が含まれる。なお、前記抽出溶媒として使用し得る水には、精製水、熱水、イオン交換水、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等も含まれる。
前記極性溶媒としては、例えば、メタノール、エタノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール等の炭素数1〜5の低級アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等の低級脂肪族ケトン;1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の炭素数2〜5の多価アルコールなどが挙げられる。
なお、水と極性溶媒との混合溶媒を使用する場合において、極性溶媒が低級アルコールの場合、水10質量部に対して低級アルコール1質量部〜90質量部を添加することが好ましく、極性溶媒が低級脂肪族ケトンの場合、水10質量部に対して低級脂肪族ケトン1質量部〜40質量部を添加することが好ましく、極性溶媒が多価アルコールの場合、水10質量部に対して多価アルコール1質量部〜90質量部を添加することが好ましい。
上記有効成分(上記3成分)中のブラックジンジャー抽出物の配合量(本発明の組成物中に添加される原材料としての仕込量)は、10質量%以上85質量%以下が好ましく、20質量%以上75質量%以下がより好ましく、50質量%以上70質量%以下がさらに好ましい。この範囲内においては、より顕著な体重増加抑制効果を得ることができる。
ブラックジンジャー抽出物は、ポリフェノールの一種であるポリメトキシフラボノイドを豊富に含むことが好ましい。ポリメトキシフラボノイドとしては、例えば、ポリメトキシフラボン(5,7−ジメトキシフラボンなど)が挙げられる。ブラックジンジャー抽出物は、ポリメトキシフラボノイドを好ましくは2.5質量%以上、より好ましくは5質量%以上含む。
(生コーヒー豆エキス)
生コーヒー豆エキスの原料としては、焙煎豆ではなく、生豆(生コーヒー豆)が使用される。生コーヒー豆としては、飲料用のコーヒー豆などを使用することができる。生豆を用いることで、焙煎時よりも高濃度に有用な成分が含まれた抽出物を得ることができる。生コーヒー豆エキスの抽出は、特に限定されず、公知の方法を用いることができる。例えば、特開2006−335758号公報に記載の方法などを好適に用いることができる。
コーヒー豆の原料植物(コーヒーノキ)は、アカネ科の常緑低木で、通常2個の種子を含み、種子は半球状で平らな面に深い溝を有する。コーヒーノキとしては、例えば、アラビアコーヒーノキ(Coffea arabica L.)、コンゴコーヒーノキ(C.robusta Linden)、リベリアコーヒーノキ(C.liberica Bull.)などが栽培されている。本発明においては、コーヒーノキの種類は限定されず、また、コーヒー豆の産地等(アラビカ種、ロブスタ種等)も限定されない。
また、生コーヒー豆の調製法としては、果実を乾燥し、果肉と外皮を除く乾式法と、水に漬け発酵させて果肉を除いた後、乾燥して外皮を除く湿式法とが挙げられる。
生コーヒー豆としては、脱脂生コーヒー豆を用いることが望ましい。これは、生コーヒー豆中の油分を除くことにより、この脱脂物から体重増加抑制等の機能を有する有用な成分が溶媒抽出されやすくなるためである。脱脂方法としては、例えば、生コーヒー豆を圧搾して油分を分離した後、圧搾物の残留油分を脱脂用溶媒(脂溶性有機溶媒)により抽出分離する方法が挙げられる。ただし、未脱脂の生コーヒー豆を使用してもよく、例えば、生コーヒー豆を破砕し、この破砕物からそのまま生コーヒー豆エキスを溶媒抽出してもよい。
好ましい脱脂用溶媒としては、N−ヘキサン、アセトン等が挙げられる。特に、脱脂用溶媒としてN−ヘキサンを用いると、抽出油分を食用油として使用し得るとともに、脱脂生コーヒー豆の抽出物を食品素材等に利用しやすくなる。
脱脂生コーヒー豆から生コーヒー豆エキスを抽出するための極性溶媒としては、水、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、酢酸エチル等を使用することができる。これらの溶媒を2種以上混合して用いてもよい。好ましくは、水またはエタノールを抽出溶媒として用いると、有用な成分が効率よく抽出される。特に、含水エタノールは、抽出の際に有用な成分の活性を低下させにくく、抽出物の食品使用における安全面の上でも好ましい抽出溶媒である。抽出用の水の種類は、特に限定されず、水道水、蒸留水、ミネラル水、アルカリイオン水、深層水等を使用することができる。なお、非極性溶媒(アセトン等)を使用しても生コーヒー豆エキスを抽出することができる。
脱脂生コーヒー豆から生コーヒー豆エキスを抽出する際の温度としては、例えば含水エタノールを使用する場合、好ましくは20〜80℃、より好ましくは40〜50℃程度である。抽出温度が低すぎると、有用な成分が抽出されにくくなり、また、抽出温度が高すぎると、有用な成分の活性が低下しやすくなるためである。
抽出溶媒としての含水エタノール中のエタノール濃度は、好ましくは40〜90質量%、より好ましくは60〜80質量%である。エタノール含有量が少なすぎると、有用な成分の抽出量が不十分になりやすい。一方、エタノール濃度が高すぎると、脱脂生コーヒー豆の残留油分が含水エタノール中に溶け出しやすくなる。なお、含水エタノール抽出は、有用な成分の含有率を向上させるため、エタノール濃度を段階的に変えながら繰り返して行うとよい。
生コーヒー豆エキスの抽出方法としては、連続抽出、浸漬抽出、向流抽出、超臨界抽出など任意の方法を採用することができ、室温ないし還流加熱下において任意の装置を使用することができる。
プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスからなる有効成分中の生コーヒー豆エキスの配合量は、10質量%以上85質量%以下が好ましく、20質量%以上80質量%以下がより好ましく、30質量%以上70質量%以下がさらに好ましい。この範囲内においては、より顕著な体重増加抑制効果を得ることができる。
体重減少促進効果(ダイエット効果)の観点から、ブラックジンジャー抽出物1質量部に対する生コーヒー豆エキスの含有量は、0.1〜10質量部の範囲が好ましく、0.2〜5質量部の範囲がより好ましく、0.3〜3質量部の範囲がさらに好ましい。
生コーヒー豆の抽出物、特に、脱脂生コーヒー豆の極性溶媒抽出物には、ダイエット効果の極めて高い有用な成分が含まれることが報告されている。この生コーヒー豆の抽出物の生理活性として、脂肪吸収抑制作用、脂肪吸収代謝に関与する膵リパーゼ活性阻害作用、脂肪燃焼代謝に関与するカルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ活性促進作用、および血糖値上昇抑制に関与するα−グルコシダーゼ活性阻害作用が明らかになっている。
生コーヒー豆エキスは、クロロゲン酸類やカフェインを豊富に含み、クロロゲン酸を24質量%以上、クロロゲン酸類(クロロゲン酸、フェルラ酸、p−クマル酸、カフェ酸、およびジカフェオイルキナ酸など)を45質量%以上含むことが望ましい。カフェインには、脂肪燃焼組織のひとつである褐色脂肪組織の働きを促進させ、熱産生の形で脂肪を燃焼消費させる働きがある。また、クロロゲン酸類は、肝臓の糖新生のための酵素を抑制する効果があるとされており、糖尿病治療への応用が期待されている。この糖新生はダイエットの際に筋肉を減少させ、リバウンドが起こりやすくなる原因となることからも、クロロゲン酸類は、糖尿病や肥満の予防に最適な有用な成分として考えられる。
(食品組成物、医薬品組成物、化粧品組成物)
本発明の組成物は、好ましくは、食品組成物、医薬品組成物または化粧品組成物である。
食品組成物としては、例えば、食品(栄養機能食品、特定保健用食品などを含む)、栄養補助剤、栄養剤、飲料または飼料等が挙げられる。医薬品組成物としては、例えば、動物薬、医薬部外品、医薬品、治療薬または予防薬等が挙げられる。
食品としては、例えば、チーズ、調製粉乳、アイスクリーム、ヨーグルト等の乳製品、チョコレート、クッキー、ビスケット、キャンディー、和菓子、米菓、ケーキ、パイ、プリン等の菓子類、パン、麺類等の小麦粉製品、雑炊、米飯等の米製品、しょうゆ、味噌、マヨネーズ、ドレッシング等の調味料等を挙げることができる。食品は、水産加工品、農産加工品、畜産加工品であってもよい。
飲料としては、例えば、茶、コーヒー、牛乳、乳飲料、果汁飲料、ジュース、乳酸飲料、清涼飲料、栄養ドリンク、美容ドリンク等を挙げることができる。
これらの組成物は、その種類に応じて種々の添加剤を含むことができる。添加剤としては、例えば甘味料が挙げられる。甘味料としては、ブドウ糖、果糖、ショ糖、マルトース、ソルビトール、ステビオサイド、ルブソサイド、コーンシロップ、乳糖、マルチトールなどが挙げられる。
その他の添加剤としては、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、乳酸、L−アスコルビン酸、dl−α−トコフェロール、エリソルビン酸ナトリウム、グリセリン、プロピレングリコール、グリセリン脂肪酸エステル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ヒドロキシプロピルセルロースなどのセルロース誘導体、結晶セルロース、二酸化ケイ素、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、アラビアガム、カラギーナン、カゼイン、ゼラチン、ペクチン、寒天、ビタミンB類、ニコチン酸アミド、パントテン酸カルシウム、アミノ酸類、カルシウム塩類、色素、香料、保存剤などが挙げられる。
栄養補助剤、栄養剤または医薬品組成物としては、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、細粒剤、チュアブル錠、丸剤、トローチ剤、舌下錠、軟膏、クリーム剤、乳剤、懸濁剤、ゼリー剤、シロップ、液剤などが挙げられる。
これら製剤の調製は、無毒性の賦形剤、結合剤、滑沢剤、崩壊剤、防腐剤、等張化剤、安定化剤、分散剤、酸化防止剤、着色剤、矯味剤、緩衝剤、pH調整剤、粘稠化剤等の添加剤を使用して、公知の方法により実施することができる。これらの製剤に含まれる無毒性の添加剤としては、例えば、でんぷん、ゼラチン、ブドウ糖、乳糖、果糖、マルトース、炭酸マグネシウム、二酸化珪素、タルク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、セルロース、アラビアゴム、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ペトロラタム、グリセリン、エタノール、シロップ、塩化ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、リン酸ナトリウム、クエン酸、ポリビニルピロリドン、水、シェラック、カルナウバロウ等が挙げられる。なお、製剤中には、本発明の有用性を補強したり増強したりするために、他の成分、薬剤等を含有させてもよい。
組成物が栄養補助剤または栄養剤などの食品組成物、あるいは医薬品組成物である場合、該組成物中の有効成分の含有量は、好ましくは0.1質量%〜100質量%、より好ましくは10質量%〜90質量%、さらに好ましくは40質量%〜80質量%である。
化粧品組成物とは、皮膚もしくは毛髪を健やかに保つために、または身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変えるために、身体に塗擦、散布などにより適用される組成物をいう。化粧品組成物は、例えば、基礎化粧品、メイクアップ用化粧品、頭髪用化粧品などが挙げられる。本明細書においては、「化粧品」は、薬用化粧品のような、薬機法における定義では医薬部外品に分類されるものも含む。
本発明の組成物の摂取量は、摂取対象者の性別、年齢、体重の他、症状の軽重等により広範に調整することができるが、一般にプロテオグリカンの1日の1人あたりの摂取量が1mg以上100mg以下、ブラックジンジャー抽出物の摂取量が40mg以上300mg以下、生コーヒー豆エキスの摂取量が20mg以上300mg以下となるようにすることが好ましい。上記摂取量の組成物は、1日1回または数回に分けて摂取すればよい。
本発明の組成物の投与により、体重または体脂肪の増加を抑制する(すなわち太りにくい)効果、体重または体脂肪の減少を促進する効果などの優れた効果を得ることができる。また脂質代謝改善、脂質代謝異常のリスク低減、血中脂質濃度改善、脂肪蓄積抑制、肥満改善、肥満リスク低減、血糖値の低下、インスリン抵抗性改善およびインスリン抵抗性の発症リスク低減、高血糖改善および高血糖のリスク低減、糖尿病等の生活習慣病の予防および治療などに役立つ、安全な組成物(食品組成物、医薬品組成物または化粧品組成物)を提供することが可能になる。
本発明を実施例に基づいてさらに具体的に説明する。ただし、本発明は、これらの実施例により限定されるものではない。
(使用したマウス)
生後4週齢目の雌のICRマウスを用いて実験を行った。高脂肪食の負荷によって作製される食餌性肥満マウスは、肥満者に類似した特徴、すなわち、脂肪蓄積やインスリン抵抗性を呈するモデルである。本実施例では、食餌性肥満マウスを用いて、プロテオグリカン(以下、「PG」と略す場合がある)、ブラックジンジャー抽出物(以下、「Bジンジャー」と略す場合がある)および生コーヒー豆エキス(以下、「生コーヒー」と略す場合がある)の、体重および体脂肪の増加抑制作用を検証した。試験に用いたマウスは1群5〜6匹とした。
(食品組成物)
有効成分として、プロテオグリカン含有サケ鼻軟骨抽出物(一丸ファルコス株式会社、「プロテオグリカンF」)、ブラックジンジャー抽出物(丸善製薬株式会社、「ブラックジンジャー抽出物」)および生コーヒー豆エキス(オリザ油化株式会社、「生コーヒー豆エキス−P」)を用いた。マウス1匹の1日あたりの各有効成分の摂取量が表1に示す量となるように、脂肪成分が60質量%の高脂肪食(HFD)の餌に混ぜ、固形化して、実施例1〜4および比較例1〜4の食品組成物を得た。なお、比較例1は、有効成分を含まないHFDである。これらの食品組成物のマウスへの投与は、生後4週齢から開始した。なお、マウスの1日あたりの脂肪成分の摂取量は4gとした。
Figure 0006406730
(体重および脂肪重量の測定)
HFDの投与開始後、週1回、マウスの体重を測定した。実験期間終了後、マウスを安楽死させ、子宮卵巣周囲脂肪組織の重量を測定し、その個体の脂肪組織重量とした。
[試験1]
プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスの単独投与または併用等による体重および体脂肪の増加抑制作用を検証した。
実施例1および比較例1〜4の食品組成物を準備し、マウスに投与した。食品組成物の投与開始から8週間後までの体重を測定した。それぞれのマウスの経時的な体重の変化を、図1〜図4に示す。また、投与後8週目における脂肪組織重量を測定した。その結果を図5に示す。
PGの単独投与(図1、比較例2)、BジンジャーとPGの併用(図2、比較例3)、または生コーヒーとPGの併用(図3、比較例4)により、有効成分を含まないHFD(比較例1)に比べて体重増加の抑制がみられた。Bジンジャーと生コーヒーとPGとの3成分併用により、体重の増加はさらに抑制されていた(図4、実施例1)。
同様に、図5に示すように、PGの単独投与(比較例2)、BジンジャーとPG(比較例3)、または生コーヒーとPG(比較例4)とを併用した場合、HFD(比較例1)と比べて脂肪組織重量がやや減少し、Bジンジャーと生コーヒーとPGとの3成分併用(実施例1)した場合、さらに脂肪組織重量は低下した。
以上の実験結果より、プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスの3成分の併用により、明確な体重および体脂肪の増加抑制効果が得られることがわかる。
[試験2]
プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスの3成分併用において、ブラックジンジャー抽出物の投与量を変化させ、体重および体脂肪の増加抑制作用を検証した。
実施例2〜4および比較例1の食品組成物を準備した。マウスに、それぞれの食品組成物を15週間与えたのち、有効成分を含まないHFDのみを8週間給餌し、体重を測定した。マウスの体重の経時的変化を図6に示す。また、実験終了時の脂肪組織重量を図7に示す。
図6に示すように、実施例2〜4の食品組成物により、マウス1匹の1日あたりのBジンジャーの投与量が6mg、18mgおよび30mgに変化した場合、Bジンジャーの投与量が増える程、特に投与後8週目以降、体重増加の抑制効果が大きくなった。なお、上記食品組成物の投与後、さらに8週間に亘りHFDのみを与え続けたときでも、実施例2〜4の食品組成物を投与したマウスでは、体重の増加はみられたものの、比較例1の食品組成物(HFD)を投与したマウスに比べて低体重が維持されていた。
また、体重の測定結果(図6)と同様に、実験終了時の脂肪組織重量の測定結果(図7)においても、Bジンジャーの投与量が増える程、体脂肪増加の抑制効果が大きくなっていた。なお、実施例3と実施例4との間で、体重減少には差がみられるのに対して、脂肪組織重量には顕著な差が見られなかった。これは、この間の体重の減少は主に、子宮卵巣脂肪組織以外の脂肪組織(その他の内臓脂肪や皮下脂肪など)の減少に因るものであったためと考えられる。
これらの結果から、プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスを含む食品組成物の投与によって、投与終了後も長期間にわたって太りにくい効果が継続していると考えられる。
[試験3]
実施例3、4および比較例1の食品組成物について、食品組成物の投与期間を8週間に短縮させ、その後HFDのみを5週間給餌した点以外は、試験2と同様の試験を行った。マウスの体重の経時的変化を図8に、実験終了時の脂肪組織重量を図9に示す。
図8に示すように、実施例3および4の食品組成物を8週間投与することで、体重の増加抑制効果が発揮され、HFDのみの給餌に切り替えてから5週間経過後でも、体重の増加抑制効果は維持されていた。体重の測定結果(図8)と同様に、脂肪組織重量の測定結果(図9)においても、実施例3および4の食品組成物を投与したマウスの脂肪組織重量は、比較例1の食品組成物を投与したマウスに比べて低い値であった。このことから、プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスを含む食品組成物の、より短い期間の投与であっても、投与後の長期間にわたって太りにくい効果が維持されていることがわかる。
今回開示された実施の形態および試験例はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。

Claims (10)

  1. 食品組成物であり、プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスを含有する組成物。
  2. 経口組成物であり、プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスを含有する組成物
  3. 医薬品組成物であり、プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスを含有し、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、細粒剤、チュアブル錠、丸剤、トローチ剤、舌下錠、経口懸濁剤、経口ゼリー剤、シロップまたは経口液剤である組成物。
  4. プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスの総量に対して、プロテオグリカンの含有量が0.1質量%以上50質量%以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスの総量に対して、ブラックジンジャー抽出物の配合量が10質量%以上85質量%以下である、請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
  6. プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスの総量に対して、生コーヒー豆エキスの配合量が10質量%以上85質量%以下である、請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 前記組成物は、体重または体脂肪の増加抑制用である、請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 前記組成物は、体重または体脂肪の減少促進用である、請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
  9. プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスを含有する、経口用の体重または体脂肪の増加抑制剤。
  10. プロテオグリカン、ブラックジンジャー抽出物および生コーヒー豆エキスを含有する、経口用の体重または体脂肪の減少促進剤。
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