JP6405839B2 - 用紙折り装置、後処理装置、及び画像形成システム - Google Patents
用紙折り装置、後処理装置、及び画像形成システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP6405839B2 JP6405839B2 JP2014197502A JP2014197502A JP6405839B2 JP 6405839 B2 JP6405839 B2 JP 6405839B2 JP 2014197502 A JP2014197502 A JP 2014197502A JP 2014197502 A JP2014197502 A JP 2014197502A JP 6405839 B2 JP6405839 B2 JP 6405839B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- paper
- folding
- convex portion
- sheet bundle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
本発明の目的は、第1ロールの凸部と第2ロールの凸部とが対峙するものに比べ、用紙に対する折り処理を良好に施すことにある。
請求項2記載の発明は、回転可能に設けられ、他の部分よりも径が大きい第1凸部を外周面に有する第1ロールと、前記第1ロールに沿って回転可能に設けられ、当該第1ロールの前記第1凸部と対峙する位置に対し軸方向に隣接する位置に他の部分よりも径が大きい第2凸部を外周面に有する第2ロールと、を備え、前記第1ロールおよび前記第2ロールを回転させ、当該第1ロールの前記第1凸部および当該第2ロールの前記第2凸部により用紙を挟み込みながら用紙を搬送することで当該用紙に折り処理を施し、前記用紙は、前記第1ロールの前記第1凸部および前記第2ロールの前記第2凸部を複数回通過することで複数回の折り処理が施され、前記第1ロールおよび前記第2ロールによって折り処理が施された前記用紙が再び当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の、当該用紙における前記第1凸部または前記第2凸部と接触する箇所である接触箇所の位置を、当該用紙が前回当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の当該接触箇所の位置と異ならせる接触箇所変位手段をさらに備えることを特徴とする用紙折り装置である。
請求項3記載の発明は、前記第1ロールの前記第1凸部および前記第2ロールの前記第2凸部は、当該第1ロールおよび当該第2ロールの外周面に螺旋状に設けられた凸部であることを特徴とする請求項1または2に記載の用紙折り装置である。
請求項4記載の発明は、用紙を積載し用紙束を形成する積載部と、回転可能に設けられ、他の部分よりも径が大きい第1凸部を外周面に有する第1ロールと、前記第1ロールに沿って回転可能に設けられ、当該第1ロールの前記第1凸部と対峙する位置に対し軸方向に隣接する位置に他の部分よりも径が大きい第2凸部を外周面に有する第2ロールと、を備え、前記第1ロールおよび前記第2ロールを回転させ、当該第1ロールの前記第1凸部および当該第2ロールの前記第2凸部により前記用紙束を挟み込みながら用紙を搬送することで当該用紙束に折り処理を施し、前記用紙は、前記第1ロールの前記第1凸部および前記第2ロールの前記第2凸部を複数回通過することで複数回の折り処理が施され、前記第1ロールおよび前記第2ロールによって折り処理が施された前記用紙が再び当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の当該第1ロールおよび当該第2ロールの位相を、当該用紙が前回当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の位相と異ならせる位相変更手段をさらに備えることを特徴とする後処理装置である。
請求項5記載の発明は、用紙を積載し用紙束を形成する積載部と、回転可能に設けられ、他の部分よりも径が大きい第1凸部を外周面に有する第1ロールと、前記第1ロールに沿って回転可能に設けられ、当該第1ロールの前記第1凸部と対峙する位置に対し軸方向に隣接する位置に他の部分よりも径が大きい第2凸部を外周面に有する第2ロールと、を備え、前記第1ロールおよび前記第2ロールを回転させ、当該第1ロールの前記第1凸部および当該第2ロールの前記第2凸部により前記用紙束を挟み込みながら用紙を搬送することで当該用紙束に折り処理を施し、前記用紙は、前記第1ロールの前記第1凸部および前記第2ロールの前記第2凸部を複数回通過することで複数回の折り処理が施され、前記第1ロールおよび前記第2ロールによって折り処理が施された前記用紙が再び当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の、当該用紙における前記第1凸部または前記第2凸部と接触する箇所である接触箇所の位置を、当該用紙が前回当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の当該接触箇所の位置と異ならせる接触箇所変位手段をさらに備えることを特徴とする後処理装置である。
請求項6記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記用紙を積載することで形成される用紙束に折り処理を施す後処理装置と、を備え、前記後処理装置は、前記用紙を積載し用紙束を形成する積載部と、回転可能に設けられ、他の部分よりも径が大きい第1凸部を外周面に有する第1ロールと、前記第1ロールに沿って回転可能に設けられ、当該第1ロールの前記第1凸部と対峙する位置に対し軸方向に隣接する位置に他の部分よりも径が大きい第2凸部を外周面に有する第2ロールと、を備え、前記第1ロールおよび前記第2ロールを回転させ、当該第1ロールの前記第1凸部および当該第2ロールの前記第2凸部により前記用紙束を挟み込みながら用紙を搬送することで当該用紙束に折り処理を施し、前記用紙は、前記第1ロールの前記第1凸部および前記第2ロールの前記第2凸部を複数回通過することで複数回の折り処理が施され、前記第1ロールおよび前記第2ロールによって折り処理が施された前記用紙が再び当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の当該第1ロールおよび当該第2ロールの位相を、当該用紙が前回当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の位相と異ならせる位相変更手段をさらに備えることを特徴とする画像形成システムである。
請求項7記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記用紙を積載することで形成される用紙束に折り処理を施す後処理装置と、を備え、前記後処理装置は、前記用紙を積載し用紙束を形成する積載部と、回転可能に設けられ、他の部分よりも径が大きい第1凸部を外周面に有する第1ロールと、前記第1ロールに沿って回転可能に設けられ、当該第1ロールの前記第1凸部と対峙する位置に対し軸方向に隣接する位置に他の部分よりも径が大きい第2凸部を外周面に有する第2ロールと、を備え、前記第1ロールおよび前記第2ロールを回転させ、当該第1ロールの前記第1凸部および当該第2ロールの前記第2凸部により前記用紙束を挟み込みながら用紙を搬送することで当該用紙束に折り処理を施し、前記用紙は、前記第1ロールの前記第1凸部および前記第2ロールの前記第2凸部を複数回通過することで複数回の折り処理が施され、前記第1ロールおよび前記第2ロールによって折り処理が施された前記用紙が再び当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の、当該用紙における前記第1凸部または前記第2凸部と接触する箇所である接触箇所の位置を、当該用紙が前回当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の当該接触箇所の位置と異ならせる接触箇所変位手段をさらに備えることを特徴とする画像形成システムである。
請求項2記載の発明によれば、第1ロールの凸部と第2ロールの凸部とが対峙するものに比べ、用紙に対する折り処理を良好に施すことができる用紙折り装置を提供することができる。さらに用紙を引き戻す量を抑制することができる。
請求項3記載の発明によれば、第1ロールおよび第2ロールを回転させることで用紙の折り位置を変更することができる。
請求項4記載の発明によれば、第1ロールの凸部と第2ロールの凸部とが対峙するものに比べ、用紙に対する折り処理を良好に施すことができる後処理装置を提供することができる。さらにより簡易な構成で用紙の折り位置を変更することができる。
請求項5記載の発明によれば、第1ロールの凸部と第2ロールの凸部とが対峙するものに比べ、用紙に対する折り処理を良好に施すことができる用紙折り装置を提供することができる。さらに用紙を引き戻す量を抑制することができる。
請求項6記載の発明によれば、第1ロールの凸部と第2ロールの凸部とが対峙するものに比べ、用紙に対する折り処理を良好に施すことができる後処理装置を備えた画像処理システムを提供することができる。さらにより簡易な構成で用紙の折り位置を変更することができる。
請求項7記載の発明によれば、第1ロールの凸部と第2ロールの凸部とが対峙するものに比べ、用紙に対する折り処理を良好に施すことができる後処理装置を備えた画像処理システムを提供することができる。さらに用紙を引き戻す量を抑制することができる。
<画像形成システム100の説明>
図1は本実施の形態が適用される画像形成システム100の全体構成を示した図である。図1に示す画像形成システム100は、例えば電子写真方式によってカラー画像を形成するプリンタや複写機等の画像形成装置1と、画像形成装置1によって画像が形成された記録材(用紙)Sに対して後処理を施す後処理装置2とを備えている。
画像形成装置1は、各色画像データに基づき画像を形成する画像形成部10と、原稿から画像を読み取って読取画像データを生成する画像読取部11と、画像形成部10に用紙Sを供給する用紙供給部12と、ユーザからの操作入力を受け付けるとともに画像形成システム100の異常をユーザに通知する総合ユーザ・インターフェイス13と、画像形成システム100全体の動作を制御する主制御部14とを備えている。
また、図1の後処理装置2では、ユーザ・インターフェイス15が後処理装置2内に設けられた構成を示したが、ユーザ・インターフェイス15を画像形成装置1内に設けてもよい。また、画像形成装置1の総合ユーザ・インターフェイス13がユーザ・インターフェイス15の制御機能を兼ね備えた構成としてもよい。
図2は、後処理装置2の機能を説明する図である。後処理装置2には、フィニッシャユニット5に、用紙S(図1参照)に対して2穴や4穴等の穴あけ(パンチ)を施すパンチ機能部70と、用紙Sを必要枚数だけ集積させて用紙束B(図4参照)を生成し、用紙束Bの端部にステープル綴じ(端綴じ)を実行する端綴じ機能部40と、用紙Sを必要枚数だけ集積させて用紙束Bを生成し、用紙束Bの中央部分を綴じ処理(中綴じ処理)して小冊子(ブックレット)に製本する中綴じ製本機能部30とを備えている。また、折りユニット4に、用紙Sに対して内三折り(C折り)や外三折り(Z折り)等の折りを施す折り機能部50を備えている。さらには、インターポーザ6やトランスポートユニット3は、用紙束Bの表紙に用いられる厚紙や窓空き用紙等の合紙を供給する合紙供給機能部90を備えている。
次に、フィニッシャユニット5に設けられた中綴じ製本機能部30について説明する。
図3は、本実施の形態の中綴じ製本機能部30の構成を説明する図である。
図3に示したように、中綴じ製本機能部30は、画像形成後の用紙Sを予め定められた枚数だけ集積し用紙束B(図4参照)を形成するコンパイルトレイ31と、コンパイルトレイ31に用紙Sを一枚ずつ搬入する搬入ロール39と、用紙束Bを載せ用紙束Bの中綴じ位置及び折り位置を決定するエンドガイド32とを備えている。さらに、中綴じ製本機能部30は、コンパイルトレイ31上に集積される用紙S(図1参照)をエンドガイド32に向けて揃えるための用紙揃えパドル33と、コンパイルトレイ31上に集積される用紙Sを幅方向に揃える用紙幅揃え部材34とを備えている。
また、図3では、コンパイルトレイ31の収容面における用紙Sが搬入される方向をy方向、収容面内での用紙Sが搬入される方向と直交する方向(用紙Sの幅方向)をx方向、コンパイルトレイ31の収容面と直交する方向をz方向とする。以下に示す図においても、同様とする。さらに、以下の説明では、z方向を単に用紙搬送方向といい、x方向を単に交差方向ということがある。
次に、折り機構80の構成について説明をする。
図4は、本実施の形態の折り機構80の概略構成図である。
次に、図4、図5、および図6(a)乃至(c)を参照しながら第2折りロール37の構成について詳細に説明をする。
図5は、本実施の形態の第2折りロール37を−z方向にみた概略構成図である。図6(a)乃至(c)は、本実施の形態の第1螺旋ロール37aの概略構成図である。より詳細には、図6(a)は第1螺旋ロール37aの斜視図であり、図6(b)は図6(a)のVIbにおける断面図であり、図6(c)は図6(a)のVIcにおける断面図である。
図6(a)に示すように、第1回転軸371は、両端に小径部371aが形成された略円筒状の部材である。この第1回転軸371は、例えばアルミ等の金属材料あるいは樹脂材料からなる。また、図6(b)に示すように、第1回転軸371の小径部371aの外周面に形成された平面からなる切り欠き371bを備える。すなわち、第1回転軸371は、端部に所謂Dカットが施された円柱部材である。この切り欠き371bが形成されていることにより、第1回転軸371に第4中継ギア859(後述)を固定する際に、第1回転軸371と第4中継ギア859とを予め定めた位相で固定することができる。
なお、第1ニップ部373は、第1回転軸371と比較して、摩擦係数が大きい。したがって、第1螺旋ロール37aは、交差方向(x方向)において、摩擦係数が相対的に大きい箇所と小さい箇所とをもつ構成となる。
また、第2螺旋ロール37bの第2ニップ部377は、螺旋の旋回方向が反対向きであることを除き、第1螺旋ロール37aの第1ニップ部373と同様に構成される。付言すると、第1ニップ部373および第2ニップ部377は、それぞれの螺旋のピッチが一致するよう構成されている。また、図示の例においては、第1ニップ部373および第2ニップ部377は、基部373bあるいは頂部373cの各々の幅や、基部373bから頂部373cまでの高さ等他の寸法が、互いに一致するよう構成されている。
このうち図7(a)は、本実施の形態におけるニップ領域Nについて説明した図であり、第1螺旋ロール37aと第2螺旋ロール37bとが、互いに交差方向(x方向)に対してずらして配した場合のニップ領域Nについて図示している。一方、図7(b)は、第1螺旋ロール37aと第2螺旋ロール37bとが、互いに交差方向(x方向)に対してずらすことはせず、互いに交差方向(x方向)において対応する位置(同位置、L0=0)に配した場合のニップ領域Nについて図示している。
対して図7(a)に図示するように、第1螺旋ロール37aと第2螺旋ロール37bとを互いに交差方向(x方向)においてずらして配した場合、用紙束Bには、押圧力F1に加え、引っ張り力F2が作用する。つまり用紙束Bは、引っ張り力F2を受けつつ押圧力F1によりつぶされ折り処理が施されることになる。そしてこの引っ張り力F2が作用することにより、折り処理がより良好になる。
次に、駆動部81の構成について説明をする。
図8(a)は駆動部81の概略構成図であり、図8(b)は第3中継ギア857および第4中継ギア859周辺の構成を説明する図である。より詳細には、図8(a−1)は第1ギア群83の概略構成図であり、図8(a−2)は第2ギア群93の概略構成図である。また、図8(a)および(b)は、ともに駆動部81等を+x方向にみた図である。
まず、第1モータM1は、正回転および逆回転可能な電動モータである。
第1ギア群83は、第1モータM1の駆動を受けて回転する第1ギア831と、第1ギア831からの駆動を伝達する第2ギア833および第3ギア835と、ナイフ本体35aに設けられ第3ギア835からの駆動を受けて回転するナイフ本体ギア837とを備える。また、第1ギア群83は、第1ギア831からの駆動を伝達する第3ギア839、第4ギア841および第5ギア843を備える。
第2ギア群93は、第1モータM1からの駆動を受けて回転する第2螺旋ロール37bに設けられる第1中継ギア853と、第1中継ギア853からの駆動を伝達する第2中継ギア855および第3中継ギア857と、第2折りロール37の第1螺旋ロール37aに設けられ第3中継ギア857からの駆動を受けて回転する第4中継ギア859とを備える。
また、図示の例における付勢部材385は、コイルスプリング(弾性部材)であり、一端が上述のように支持部材383の凹部383bに掛けられることにより支持部材383と接続される。
次に、後処理装置2の各機能部を制御する用紙処理制御部7の機能について説明をする。
図9は、用紙処理制御部7の機能ブロック図である。
用紙処理制御部7は、主制御部14、ユーザ・インターフェイス15および通過センサ92から入力された信号に基づいて、第1モータM1に対して制御信号を出力するようになっている。
なお、図示は省略するが、用紙処理制御部7は、ステープラ82等の中綴じ製本機能部30の他の機能部、あるいはパンチ機能部70および端綴じ機能部40の各機能部にも制御信号を出力する。
次に、中綴じ製本機能部30の動作について説明する。
ここではまず、図3および図4を参照して中綴じ製本機能部30の基本的な動作の態様を説明した後、図10を参照しながら折り機構80による折り処理の動作を詳細に説明する。
図10(a)乃至(f)は、折り機構80の折り処理の動作を説明する図である。なお、図10(a)乃至(f)においては、折りナイフ35の記載は省略している。
このとき、通過センサ92は、搬入ロール39によって用紙Sが一枚ずつ搬送されてくる毎に検出信号を用紙処理制御部7へと出力する。また、用紙揃えパドル33は、エンドガイド32に向けて回転し、集積される用紙Sをエンドガイド32に押し当てて、用紙揃えを補助する。さらに、用紙幅揃え部材34は、用紙Sが一枚ずつ搬送されてくる毎に、コンパイルトレイ31上に集積される用紙Sの幅方向にスライド移動して、集積された用紙Sに対し幅方向から用紙揃えを行う。
そして、コンパイルトレイ31に予め定められた枚数の用紙Sが集積され、用紙束Bが形成される。そして、用紙束Bに対して、ステープラ82によりステープル針(不図示)が配置され綴じ処理が施される。
次に、図10(a)乃至(f)を参照しながら、折り機構80による折り処理の動作について説明をする。
次に、図10(c)に示すように、逆回転する第1モータM1の駆動を受けて第1折りロール36が逆回転(図中矢印A2参照)する。このことにともない、用紙束Bは折りナイフ35(図4参照)側へと引き戻される。このとき、ワンウェイクラッチ851a(図5参照)が設けられた第2折りロール37は、空転しながら逆回転(図中矢印B2参照)する。すなわち、上述のように第2折りロール37は、逆回転する第1モータM1から駆動を受けない。一方で、第1折りロール36の逆回転にともない引き戻される用紙束Bと、第2折りロール37とは接触している状態である。このことにより、第2折りロール37は、用紙束Bに引き連れられるように回転(空転)する。
次に、図10(f)に示すように、再び第1モータM1が正回転し、この第1モータM1の駆動を受けた第1折りロール36および第2折りロール37は、正回転(図中矢印A1,B1参照)する。そして、用紙束Bの先端Bpは、図10(a)に示す位相とは異なる位相で、第1螺旋ロール37aおよび第2螺旋ロール37bの間に到達する。
図示の例においては、第2位置P2は、用紙搬送方向における第1折りロール36および第2折りロール37の間に位置する。
次に、第2折りロール37が用紙束Bを挟み込む状態について説明をする。
図11(a)乃至(b)は、第2折りロール37が用紙束Bを挟み込む状態を説明する図である。より具体的には、図11(a)は本実施形態の第2折りロール37が用紙束Bを挟み込む状態を示し、図11(b)は本実施形態とは異なるロール対370が用紙束Bを挟み込む状態を示す。
図12は、用紙束Bにおいて第1ニップ部373が接触する被接触部Bdを示す図である。
図12に示すように、用紙束Bが第2折りロール37を+z方向に1回通過する際に、用紙束Bにおける第1ニップ部373と接触する部分を被接触部Bdとすると、この被接触部Bdは、用紙搬送方向(z方向)に対して傾斜した向きに延びて形成される。また、被接触部Bdは、交差方向(x方向)の中央部を基準として対称(ミラー反転)の形状であり、この中央部を基準として、一方側(+x方向側)の被接触部Bdと他方側(−x方向側)との被接触部Bd間の距離L5が、−z方向に進むに従い広がるように形成されている。言い換えると、第2折りロール37の第1ニップ部373は、用紙束Bを押圧することにより生じる用紙束Bの撓みを、+z方向に用紙束Bが搬送されることにともない、交差方向(x方向)の両端側へと逃がす構成である(矢印G参照)。このことにより、第2折りロール37が用紙束Bを押圧することにともない用紙束Bにしわが発生することが抑制される。付言すると、図示の例においては、第1回転軸371は第1ニップ部373よりも摩擦係数が小さいことから、用紙束Bの撓みを交差方向(x方向)の両端側へ逃がす際に用紙束Bの撓みの移動を妨げることが抑制される。
図13(a)および(b)は、用紙束Bを往復運動させることにともなう被接触部Bdの位置の変化を説明する図である。より具体的には、図13(a−1)は第2折りロール37を+z方向で1回目に通過する際の被接触部Bdの位置を示し、図13(a−2)は第2折りロール37を+z方向で2回目に通過する際の被接触部Bdの位置を示し、図13(a―3)は第2折りロール37を+z方向で3回目に通過する際の被接触部Bdの位置を示し、図13(b)は、図13(a)に示す動作の結果、用紙束Bに形成される被接触部Bdを示す。
したがって、第1ギア群83および第2ギア群93(図8(a)参照)は、用紙束Bと第2折りロール37とが離間した際に、用紙束Bおよび第2折りロール37の位相をずらす構成として捉えることができる。さらに説明をすると、第1ギア群83および第2ギア群93は、搬送方向における第2折りロール37を跨ぐ領域で用紙束Bを往復運動させる際に、用紙束Bにおいて被接触部Bdが形成される位置を移動させる構成として捉える事ができる。言い換えると、第1ギア群83および第2ギア群93は、第2折りロール37に用紙束Bを複数回出し入れすることで、用紙束Bを徐々に折り畳む構成である。
また、例えば本実施形態とは異なる既存の後処理装置(不図示)に設けられる搬送ロール(不図示)を、上述の第2折りロール37に替えるとともに、この既存の後処理装置に設けられた制御部(不図示)の設定を変えることで本実施形態を実現することも可能である。付言すると、この制御部の設定のみを変えることで足り、例えば制御部を構成する部材である基板(不図示)等を交換することは原則として不要である。
次に、他の実施形態1について説明をする。
図14は、他の実施形態1における第2折りロール470の概略構成図である。
なお、以下の説明において、上述の図5に示す第2折りロール37と同一の機能部材は、図5と同一の符号をつけ、詳細な説明を省略することがある。
この移動機構91は、第1螺旋ロール37aおよび第2螺旋ロール37bを支持する基材911と、この基材911に設けられたラックギア913と、このラックギア913と噛み合うピニオンギア915と、このピニオンギア915に駆動力を供給する第2モータM2とを備える。
また、この実施形態においては、図5等を用いて説明した上記の実施形態と比較して、例えば第1折りロール36によって用紙束Bを引き戻す量(距離)を抑制することができる。
次に、他の実施形態2について説明をする。
図15(a)は、他の実施形態2における第2折りロール570の概略構成図であり、図15(b)は、図15(a)のXIVbにおける断面図である。
なお、以下の説明において、上述の図5に示す第2折りロール37、あるいは図14に示す第2折りロール470と同一の機能部材は、それぞれと同一の符号をつけ、詳細な説明を省略することがある。
一方で、図15(a)に示す第2折りロール570は、第1異径ロール570aと第2異径ロール570bとを備える。そして、第1異径ロール570aは、第1回転軸571と、第1回転軸571の外周に設けられ第1回転軸571よりも外径が大きい第1大径部573を備える。また、第2異径ロール570bは、第2回転軸575と、第2回転軸575の外周に設けられ第2回転軸575よりも外径が大きい第2大径部577を備える。この第1大径部573および第2大径部577は、図示の例においては、予め定めた間隔(距離L9)で複数設けられている。なお、第1異径ロール570aおよび第2異径ロール570bは、それぞれ複数の小幅ロールを備える構成として捉えることができる。
一方で、図15(a)に示す第2折りロール570は、第1異径ロール570aと第2異径ロール570bとに、正回転および逆回転の駆動力を伝達可能な第1駆動ギア949および第2駆動ギア951が設けられる。そして、第2折りロール570は、第1駆動ギア949および第2駆動ギア951を介して第1モータM1からの駆動力を受け、正回転および逆回転する。
このうち図16(a)は、本実施の形態におけるニップ領域Nについて説明した図であり、第1異径ロール570aと第2異径ロール570bとが、互いに交差方向(x方向)に対してずらして配した場合のニップ領域Nについて図示している。一方、図16(b)は、第1異径ロール570aと第2異径ロール570bとが、互いに交差方向(x方向)に対してずらすことはせず、互いに交差方向(x方向)において対応する位置(同位置、L10=0)に配した場合のニップ領域Nについて図示している。
対して図16(a)に図示するように、第1異径ロール570aと第2異径ロール570bとを互いに交差方向(x方向)においてずらして配した場合、用紙束Bには、押圧力F3に加え、引っ張り力F4が作用する。つまり用紙束Bは、引っ張り力F4を受けつつ押圧力F3によりつぶされ折り処理が施されることになる。そしてこの引っ張り力F4が作用することにより、折り処理がより良好になる。
また、この移動機構91は、上述の図10(d)に示す時期、すなわち第1折りロール36によって用紙束Bが引き戻され、第2折りロール570から用紙束Bが離間した際に、第1大径部573および第2大径部577が対峙した状態を維持しながら、第1異径ロール570aおよび第2異径ロール570bを交差方向(x方向)において移動させる。具体的には、例えば第1異径ロール570aおよび第2異径ロール570bを、位置S1から位置S2に移動させる。このことにより、用紙束Bが再び第2折りロール570を通過する際に、用紙束Bに形成される被接触部Bdの位置が移動する。また、用紙束Bの一方の面に形成される被接触部Bdが、他方の面に形成される被接触部Bdと交差方向(x方向)において同位置となる状態は維持される。
付言すると、この構成においては、第1折りロール36によって用紙束Bを引き戻してもよいし、あるいは第1折りロール36によって引き戻さない構成であってもよい。後者の場合には、用紙束Bを停止させたまま、この接離機構によって第1異径ロール570aと第2異径ロール570bとを離間させた後に、移動機構91によって第1異径ロール570aおよび第2異径ロール570bを交差方向(x方向)に移動させ、再び第1異径ロール570aと第2異径ロール570bとを近接させる。このことにより、用紙束Bを移動させずに、用紙束Bに形成される被接触部Bdの位置が移動する。
あるいは、第1大径部573および第2大径部577は、予め定めた間隔(距離L9)で設けられることは必須ではなく、例えば交差方向(x方向)における中央部が端部よりも密に設けられる等、異なるピッチで形成されてもよい。
また、第1異径ロール570aおよび第2異径ロール570bのうちいずれか一方が、交差方向(x方向)に沿って外径が変化しないロール(不図示)すなわち、略円柱状のロールにより構成されてもよい。
次に、上記各実施形態の変形例について説明をする。
図17(a)乃至(f)は、第1螺旋ロール37aの変形例の概略構成図である。図18(a)および(b)は、第1ニップ部373の変形例の概略構成図である。
また、図17(b)に示す第1螺旋ロール670bのように、第1回転軸675と、第1回転軸675の外周に設けられたV字状の部材である第1ニップ部677が交差方向(x方向)で複数形成された構成であってもよい。このV字状の第1ニップ部677は、正回転(図中矢印B1参照)することにともない、第1ニップ部677におけるV字における閉じた端部677a側が先端となるように移動する。
また、図17(c)に示す第1螺旋ロール670cのように、第1回転軸679の外周面に、第1回転軸679の軸方向における中央部を基準として互いに異なる向きの2つの螺旋に沿って、不連続に形成された突起部681を複数備える構成であってもよい。
あるいは、図17(e)に示す第1螺旋ロール670eのように、第1回転軸687と、第1回転軸687の外周に螺旋状の溝689が形成された構成であってもよい。
さらに、図17(f)に示す第1螺旋ロール670fのように、第1回転軸691と、第1回転軸691の外周に設けられる複数の大径部693と、この大径部693の外周に螺旋状に設けられる第1ニップ部695を備える構成であってもよい。なお、第1螺旋ロール670fにおいては、交差方向(x方向)における大径部693の間に、ナイフ本体35a(図4参照)の先端を差し込む空間(溝)が形成され、例えば第1折りロール36(図4参照)に替えて第1螺旋ロール670fを設けることが可能となる。
なお、用紙束Bにステープラ82によって綴じ処理が施されることは必須ではなく、ステープラ82による綴じ処理が施されない用紙束Bに対しても上記実施形態は適用可能である。
ワンウェイクラッチ851aは、位相変更手段の一例である。
移動機構91は接触箇所変位手段の一例である。
コンパイルトレイ31は、積載部の一例である。
なお、第1螺旋ロール37aおよび第2螺旋ロール37b、または第1異径ロール570aおよび第2異径ロール570bは、用紙折り装置の一例である。
画像形成部10は、画像形成手段の一例である。
Claims (7)
- 回転可能に設けられ、他の部分よりも径が大きい第1凸部を外周面に有する第1ロールと、
前記第1ロールに沿って回転可能に設けられ、当該第1ロールの前記第1凸部と対峙する位置に対し軸方向に隣接する位置に他の部分よりも径が大きい第2凸部を外周面に有する第2ロールと、
を備え、
前記第1ロールおよび前記第2ロールを回転させ、当該第1ロールの前記第1凸部および当該第2ロールの前記第2凸部により用紙を挟み込みながら用紙を搬送することで当該用紙に折り処理を施し、
前記用紙は、前記第1ロールの前記第1凸部および前記第2ロールの前記第2凸部を複数回通過することで複数回の折り処理が施され、
前記第1ロールおよび前記第2ロールによって折り処理が施された前記用紙が再び当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の当該第1ロールおよび当該第2ロールの位相を、当該用紙が前回当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の位相と異ならせる位相変更手段をさらに備えることを特徴とする用紙折り装置。 - 回転可能に設けられ、他の部分よりも径が大きい第1凸部を外周面に有する第1ロールと、
前記第1ロールに沿って回転可能に設けられ、当該第1ロールの前記第1凸部と対峙する位置に対し軸方向に隣接する位置に他の部分よりも径が大きい第2凸部を外周面に有する第2ロールと、
を備え、
前記第1ロールおよび前記第2ロールを回転させ、当該第1ロールの前記第1凸部および当該第2ロールの前記第2凸部により用紙を挟み込みながら用紙を搬送することで当該用紙に折り処理を施し、
前記用紙は、前記第1ロールの前記第1凸部および前記第2ロールの前記第2凸部を複数回通過することで複数回の折り処理が施され、
前記第1ロールおよび前記第2ロールによって折り処理が施された前記用紙が再び当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の、当該用紙における前記第1凸部または前記第2凸部と接触する箇所である接触箇所の位置を、当該用紙が前回当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の当該接触箇所の位置と異ならせる接触箇所変位手段をさらに備えることを特徴とする用紙折り装置。 - 前記第1ロールの前記第1凸部および前記第2ロールの前記第2凸部は、当該第1ロールおよび当該第2ロールの外周面に螺旋状に設けられた凸部であることを特徴とする請求項1または2に記載の用紙折り装置。
- 用紙を積載し用紙束を形成する積載部と、
回転可能に設けられ、他の部分よりも径が大きい第1凸部を外周面に有する第1ロールと、
前記第1ロールに沿って回転可能に設けられ、当該第1ロールの前記第1凸部と対峙する位置に対し軸方向に隣接する位置に他の部分よりも径が大きい第2凸部を外周面に有する第2ロールと、
を備え、
前記第1ロールおよび前記第2ロールを回転させ、当該第1ロールの前記第1凸部および当該第2ロールの前記第2凸部により前記用紙束を挟み込みながら用紙を搬送することで当該用紙束に折り処理を施し、
前記用紙は、前記第1ロールの前記第1凸部および前記第2ロールの前記第2凸部を複数回通過することで複数回の折り処理が施され、
前記第1ロールおよび前記第2ロールによって折り処理が施された前記用紙が再び当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の当該第1ロールおよび当該第2ロールの位相を、当該用紙が前回当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の位相と異ならせる位相変更手段をさらに備えることを特徴とする後処理装置。 - 用紙を積載し用紙束を形成する積載部と、
回転可能に設けられ、他の部分よりも径が大きい第1凸部を外周面に有する第1ロールと、
前記第1ロールに沿って回転可能に設けられ、当該第1ロールの前記第1凸部と対峙する位置に対し軸方向に隣接する位置に他の部分よりも径が大きい第2凸部を外周面に有する第2ロールと、
を備え、
前記第1ロールおよび前記第2ロールを回転させ、当該第1ロールの前記第1凸部および当該第2ロールの前記第2凸部により前記用紙束を挟み込みながら用紙を搬送することで当該用紙束に折り処理を施し、
前記用紙は、前記第1ロールの前記第1凸部および前記第2ロールの前記第2凸部を複数回通過することで複数回の折り処理が施され、
前記第1ロールおよび前記第2ロールによって折り処理が施された前記用紙が再び当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の、当該用紙における前記第1凸部または前記第2凸部と接触する箇所である接触箇所の位置を、当該用紙が前回当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の当該接触箇所の位置と異ならせる接触箇所変位手段をさらに備えることを特徴とする後処理装置。 - 用紙に画像を形成する画像形成手段と、
前記用紙を積載することで形成される用紙束に折り処理を施す後処理装置と、
を備え、
前記後処理装置は、
前記用紙を積載し用紙束を形成する積載部と、
回転可能に設けられ、他の部分よりも径が大きい第1凸部を外周面に有する第1ロールと、
前記第1ロールに沿って回転可能に設けられ、当該第1ロールの前記第1凸部と対峙する位置に対し軸方向に隣接する位置に他の部分よりも径が大きい第2凸部を外周面に有する第2ロールと、
を備え、
前記第1ロールおよび前記第2ロールを回転させ、当該第1ロールの前記第1凸部および当該第2ロールの前記第2凸部により前記用紙束を挟み込みながら用紙を搬送することで当該用紙束に折り処理を施し、
前記用紙は、前記第1ロールの前記第1凸部および前記第2ロールの前記第2凸部を複数回通過することで複数回の折り処理が施され、
前記第1ロールおよび前記第2ロールによって折り処理が施された前記用紙が再び当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の当該第1ロールおよび当該第2ロールの位相を、当該用紙が前回当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の位相と異ならせる位相変更手段をさらに備えることを特徴とする画像形成システム。 - 用紙に画像を形成する画像形成手段と、
前記用紙を積載することで形成される用紙束に折り処理を施す後処理装置と、
を備え、
前記後処理装置は、
前記用紙を積載し用紙束を形成する積載部と、
回転可能に設けられ、他の部分よりも径が大きい第1凸部を外周面に有する第1ロールと、
前記第1ロールに沿って回転可能に設けられ、当該第1ロールの前記第1凸部と対峙する位置に対し軸方向に隣接する位置に他の部分よりも径が大きい第2凸部を外周面に有する第2ロールと、
を備え、
前記第1ロールおよび前記第2ロールを回転させ、当該第1ロールの前記第1凸部および当該第2ロールの前記第2凸部により前記用紙束を挟み込みながら用紙を搬送することで当該用紙束に折り処理を施し、
前記用紙は、前記第1ロールの前記第1凸部および前記第2ロールの前記第2凸部を複数回通過することで複数回の折り処理が施され、
前記第1ロールおよび前記第2ロールによって折り処理が施された前記用紙が再び当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の、当該用紙における前記第1凸部または前記第2凸部と接触する箇所である接触箇所の位置を、当該用紙が前回当該第1ロールおよび当該第2ロールを通過する際の当該接触箇所の位置と異ならせる接触箇所変位手段をさらに備えることを特徴とする画像形成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014197502A JP6405839B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | 用紙折り装置、後処理装置、及び画像形成システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014197502A JP6405839B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | 用紙折り装置、後処理装置、及び画像形成システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016069108A JP2016069108A (ja) | 2016-05-09 |
JP6405839B2 true JP6405839B2 (ja) | 2018-10-17 |
Family
ID=55863961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014197502A Active JP6405839B2 (ja) | 2014-09-26 | 2014-09-26 | 用紙折り装置、後処理装置、及び画像形成システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6405839B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999046113A1 (en) * | 1998-03-09 | 1999-09-16 | Lee Stanley M | Apparatus and method for scoring and folding sheet material |
JP2003276937A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-02 | Ricoh Co Ltd | 用紙処理装置および画像形成システム |
US7662080B2 (en) * | 2006-10-12 | 2010-02-16 | Bowe Bell & Howell | Crease roller apparatuses and methods for using same |
JP5129036B2 (ja) * | 2008-06-24 | 2013-01-23 | 株式会社リコー | 用紙折り装置、用紙搬送装置、用紙後処理装置並びに画像形成装置 |
JP2010195572A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Konica Minolta Business Technologies Inc | デカーラ装置及び画像形成装置 |
GB2475715B (en) * | 2009-11-27 | 2014-04-16 | Tech Ni Fold Ltd | Creasing and cutting tools |
JP2011190042A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP5595116B2 (ja) * | 2010-05-17 | 2014-09-24 | キヤノン株式会社 | シート処理装置及び画像形成装置 |
JP5954151B2 (ja) * | 2012-12-12 | 2016-07-20 | 富士ゼロックス株式会社 | 記録材処理装置および記録材処理システム |
-
2014
- 2014-09-26 JP JP2014197502A patent/JP6405839B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016069108A (ja) | 2016-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5686177B1 (ja) | 用紙折り装置、後処理装置、及び画像形成システム | |
JP5741681B1 (ja) | 搬送ロール対、折り装置、後処理装置、及び画像形成システム | |
JP5817809B2 (ja) | シート処理装置及び画像形成システム | |
JP6221493B2 (ja) | シート処理装置、画像形成システム及びシート束の増し折り方法 | |
JP4930551B2 (ja) | 用紙後処理装置 | |
US8146903B2 (en) | Booklet maker with spaced crease rollers | |
JP2010132368A (ja) | カール矯正装置および画像形成装置ならびにシート紙後処理装置 | |
JP5686178B1 (ja) | 用紙折り装置、後処理装置、及び画像形成システム | |
JP2009292571A (ja) | 紙折り装置と画像形成装置の後処理装置 | |
JP6405839B2 (ja) | 用紙折り装置、後処理装置、及び画像形成システム | |
JP5824990B2 (ja) | 後処理装置及び画像形成装置 | |
JP4377830B2 (ja) | 紙折装置 | |
JP2005060113A (ja) | スリップクラッチを有するクリースロールを備えたブックレットメーカ | |
JP2014162105A (ja) | シート処理装置および画像形成システム | |
JP5195339B2 (ja) | シート折り装置及び画像形成装置 | |
JP5861426B2 (ja) | 冊子搬送機構、用紙処理装置、画像形成装置、画像形成システム | |
JP5999160B2 (ja) | 用紙処理装置、画像形成システム、および、回転部材対 | |
JP5092954B2 (ja) | 紙折り装置及び後処理装置 | |
JP2018052642A (ja) | 記録材処理装置および画像形成システム | |
JP5561139B2 (ja) | 用紙後処理装置および画像形成装置 | |
JP4147024B2 (ja) | 用紙後処理装置 | |
JP2024018958A (ja) | 媒体処理装置、画像形成システム、媒体処理方法、及びプログラム | |
JP5595117B2 (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP5561040B2 (ja) | 後処理装置 | |
US20160096702A1 (en) | Sheet processing apparatus, image forming system, and pair of pressing members |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170831 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180529 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180725 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180821 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180903 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6405839 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |