JP6405333B2 - 蚊を主とする害虫の誘引捕獲装置 - Google Patents
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Description
具体的には、ケースと、このケースに収納される蚊を誘引する誘引部と、この誘引部によって誘引した前記蚊を前記ケース内に吸引する吸引部と、前記ケースに臨み前記吸引部によって吸引された前記蚊を回収可能な回収部と、により構成される蚊の誘引捕獲装置であって、前記回収部は、前記ケースに対して、スライド可能に取り付けられている提案である。
具体的には、屋内外で使用可能な蚊捕捉用携帯用蚊制御システムであり、複数のチャンネルを含み、該チャンネルが蚊を導入、捕捉させるため内側に開口するようにした上部仕切り室と;底部仕切り室と;該上部仕切り室と底部仕切り室とを接続するための蝶ネジ式容器であって、少なくとも上部蝶ネジと、下部蝶ネジと、該上部蝶ネジと、下部蝶ネジとの間に設けられたグリッドとを具備してなるものと;第1のボトルを保持する第1の固定具であって、該第1のボトルが少なくとも第1の蚊用餌を収容し、該第1の蚊用餌が少なくとも酵母発酵物を含むものと;第2のボトルを保持する第2の固定具であって、該第2のボトルが少なくとも第2の蚊用餌を収容し、該第2の蚊用餌が少なくとも微生物培養物を含むものと;該微生物培養物および酵母発酵物のため熱を発生させるための制御可能な加熱手段と;該第1の蚊用餌および第2の蚊用餌の解放を助けるための餌解放ユニットであってスプレーノズルと、ポンプとを有するものと;を具備してなるシステムである。
具体的には、哺乳動物の血液を餌にする虫に対する、該虫に対する化学的誘引物を備えた捕獲デバイスにおいて、該デバイス中に、加熱暗色パネルからなる物理的誘引物を、該パネルに誘引された蚊を効果的に捕獲する捕獲装置を伴って備えることを包含する方法に改良を加えた提案である。
以下、本発明にかかる蚊を主とする害虫の誘引捕獲装置10の実施形態を、図面に基づいて説明する。
本実施形態にかかる蚊を主とする害虫の誘引捕獲装置10は、密封外蓋20と、誘引捕獲中蓋30と、捕獲収納容器40と、誘引捕獲液50と、で構成されている。
(1)密封外蓋20を外し、捕獲収納容器40の下端縁部に嵌着または螺着した状態で、日光の当たる場所に設置する。
(2)日光により捕獲収納容器40内の誘引捕獲液50が暖められることで、酵母の発酵が促進されて二酸化炭素が発生し、その二酸化炭素が誘引捕獲中蓋30の誘引筒部32b及び開口部32aを介して外へ放出される。
(3)放出された二酸化炭素に誘引されて、空中に飛遊している蚊Kが誘引捕獲中蓋30の誘引捕獲開口部32付近に飛来する。
(4)誘引捕獲開口部32付近に飛来した蚊Kは、二酸化炭素の放出源へ向け、徐々に縮径している開口部32aに沿って下降し、さらに誘引筒部32bを下降・通過して捕獲収納容器40内に到達する。これにより、蚊Kは捕獲収納容器40内で捕獲された状態となる。
(5)蚊Kは真上に上昇できない体質から、捕獲収納容器40内の蚊Kは誘引筒部32bを上方へ通り抜けることができない。したがって、一部は寿命尽きて息絶えるものもあるが、捕獲収納容器40内において生きた状態で蚊Kを捕獲することが可能となる。
本実施形態にかかる蚊を主とする害虫の誘引捕獲装置10において、上記第一の実施形態(実施例1)と異なる構成態様は、前記捕獲収納容器40の下面所定箇所に、前記誘引捕獲液50を排出するための排出口42を設けたことであり、その他の構成態様は上記第一の実施形態(実施例1)と同様であるため、説明は省略する。
開閉栓43は、使用時においては閉塞し、回収時においては開放することができる構造を有して形成される。
(1)密封外蓋20を外し、捕獲収納容器40の下端縁部に嵌着または螺着した状態で、日光の当たる場所に設置する。
(2)日光により捕獲収納容器40内の誘引捕獲液50が暖められることで、酵母の発酵が促進されて二酸化炭素が発生し、その二酸化炭素が誘引捕獲中蓋30の誘引筒部32b及び開口部32aを介して外へ放出される。
(3)放出された二酸化炭素に誘引されて、空中に飛遊している蚊Kが誘引捕獲中蓋30の誘引捕獲開口部32付近に飛来する。
(4)誘引捕獲開口部32付近に飛来した蚊Kは、二酸化炭素の放出源へ向け、徐々に縮径している開口部32aに沿って下降し、さらに誘引筒部32bを下降・通過して捕獲収納容器40内に到達する。これにより、蚊Kは捕獲収納容器40内で捕獲された状態となる。
(5)蚊Kは真上に上昇できない体質から、捕獲収納容器40内の蚊Kは誘引筒部32bを上方へ通り抜けることができない。したがって、一部は寿命尽きて息絶えるものもあるが、捕獲収納容器40内において生きた状態で蚊Kを捕獲することが可能となる。
(6)最後に、開閉栓43を開放して、捕獲収納容器40の排出口42から使用済みの誘引捕獲液50を蚊Kの死骸とともに排出し、終了後に開閉栓43を閉塞する。
本実施形態にかかる蚊を主とする害虫の誘引捕獲装置10において、上記第一及び第二の実施形態(実施例1,2)と異なる構成態様は、前記密封外蓋20の上面所定箇所に、前記誘引捕獲開口部32に連通するスライド式または嵌め込み式の誘引開口部23を設けたことであり、その他の構成態様は上記第一及び第二の実施形態(実施例1,2)と同様であるため、説明は省略する。
20 密封外蓋
21 装着手段
22 誘引開口部
23 誘引開口部
30 誘引捕獲中蓋
31 装着手段
32 誘引捕獲開口部
32a 開口部
32b 誘引筒部
40 捕獲収納容器
41 装着手段
42 排出口
43 開閉栓
50 誘引捕獲液
K 蚊
Claims (6)
- 密封外蓋と、誘引捕獲中蓋と、捕獲収納容器と、誘引捕獲液と、で構成される蚊の誘引捕獲装置であって、
前記密封外蓋は、上面外周縁から鉛直下方に延伸する側壁の内面に前記誘引捕獲中蓋の上端縁部に嵌着または螺着可能な装着手段を設けて成り、
前記誘引捕獲中蓋は、上端縁部に前記密封外蓋が嵌着または螺着可能な装着手段を設けると共に、中央部には開口部が下方に向かって徐々に縮径し、さらに下方に垂直に延出する誘引筒部を形成するロート状の誘引捕獲開口部を形成すると共に、外筒部の内面に前記捕獲収納容器の上端縁部に嵌着または螺着可能な装着手段を設けて成り、
前記捕獲収納容器は、上方が開口する透明若しくは半透明なガラスまたは合成樹脂材で形成される筒状容器の上端縁部に前記誘引捕獲中蓋が嵌着または螺着可能な装着手段を設けて成り、
前記誘引捕獲液は、酵母と砂糖と軟水とを所定の調合比率割合で混合し、前記捕獲収納容器内に収容されて成ることを特徴とする蚊の誘引捕獲装置。
- 前記捕獲収納容器の下面に、前記誘引捕獲液を排出する排出口を設けると共に、該排出口の出口には開閉操作を可能にする開閉栓を設けて成ることを特徴とする請求項1に記載の蚊を主とする害虫の誘引捕獲装置。
- 前記密封外蓋の上面に、前記誘引捕獲開口部に連通するスライド式または嵌め込み式の誘引開口部を設けて成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蚊を主とする害虫の誘引捕獲装置。
- 前記捕獲収納容器の下端縁部に、前記密封外蓋が嵌着または螺着可能な装着手段を設けて成ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の蚊を主とする害虫の誘引捕獲装置。
- 前記誘引捕獲液における酵母と砂糖と軟水の調合比率割合が、重量比で1:0.8〜1.2:150〜250の範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載の蚊の誘引捕獲装置。
- 前記酵母が、イースト菌であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか記載の蚊を主とする害虫の誘引捕獲装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2016082841A JP6405333B2 (ja) | 2016-04-18 | 2016-04-18 | 蚊を主とする害虫の誘引捕獲装置 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016082841A Active JP6405333B2 (ja) | 2016-04-18 | 2016-04-18 | 蚊を主とする害虫の誘引捕獲装置 |
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