JPS61135524A - 蚊取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は家庭用等において安全にかつ効率よく蚊の駆除
ができる蚊取装置に関するものである。

従来の技術 従来より蚊の駆除は、蚊取線香に代表されるように、殺
虫成分を揮発拡散せしめ、それにより蚊を殺すものであ
った。一方、害虫用については誘蛾灯等もあるがこれは
第２図に示すような構成のもので、特に家庭用として、
室内で使用する事は非常に難しいものであった。

第２図により構成を説明すると、１は筐体内に設置され
、害虫を誘引する発光器、２は害虫を駆除する高圧電極
である。この装置は耕地等に設置する事により、高圧電
極２部分を通して漏れ出る発光器１の光にさそわれて害
虫が高圧電極２部に至り、ここで害虫は駆除できるもの
であった。

発明が解決しようとする問題点 以上のように、殺虫成分を揮発拡散させるものでは、人
間の居住範囲内で殺虫成分を揮発揮散させるため、その
殺虫成分の人間への安全性が問題となるという重大な欠
点があった。また誘蛾灯のような装置では、家庭内に於
いて、蚊はあまり誘引されないばかりか、夜間特に室内
では発光器の光が家庭内で有害なものになるという欠点
もあった。

本発明はこのような欠点を克服するもので、家庭内に於
いて安全に、かつ効率よく安価に蚊を駆除する装置を提
供することを目的とするものである。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決するために本発明は、炭酸ガスを発生
させる装置と、高電圧により蚊を駆除する装置とを組合
せたものである。

ここで、微量の炭酸ガス発生源として、酵母を用いる事
により、人体に無害な微量炭酸ガスを安定して長時間、
廉価に発生できるようにしたものである。なお、同時に
発生する微量のアルコール成分は、人体に無害なばかり
でなく蚊の誘引物質ともなる。

作用 この構成により、蚊をその誘引物質である炭酸ガスによ
り高電圧を発生させる装置へと誘引し、駆除するもので
ある。

実施例 以下、本発明の実施例について第１図を参照して説明す
る。図において、３はブドウ糖等の発酵原料液の投入口
、４は炭酸ガスを発生させる装置で、酵母とブドウ糖液
およびアルコール発酵に必要なビタミン類等とが混合さ
れた発酵液４ａを収容している。６は活性炭等の発酵臭
除去剤で、装置４と隣接して位置しており、装置４で発
生した炭酸ガス等の気体が通過する。６は炭酸ガス等の
気体を通し、発酵に関与する菌類を通さないフィルター
で、発酵臭除去剤６を保持している。７゜８はコロナ放
電を生じさせる電極、９は高圧電源、１ｏは高電圧発生
回路部で、上記した各部７〜９とともに高電圧により蚊
を駆除する装置を構成している。１１は保護網、１２は
蚊取装置の筐体である。

次に上記した装置の動作について説明する。まず投入口
３から発酵原料液を入れ蓋をする。発酵液４＆と混合し
た発酵原料は酵母により分解されよびフィルター６を通
り炭酸ガスと微量低級アルコールとなり、筐体１２から
保護網１１を通し外部へと流出拡散する。

一方、蚊は、炭酸ガスにより動物の所在を検出する能力
があるため、拡散する炭酸ガスにより誘引され、保護網
１１中へと入り込む。そこでコロナ放電領域へ近づき駆
除されるものである。

発明の効果 以上のように本発明装置によれば、ブドウ糖等のように
容易に入手でき、かつ安全かつ廉価な材料とし、また人
体に無害な微量炭酸ガスを放出するのみで蚊を駆除でき
るという機能を有し、従来の装置に較べ、装置使用時に
おける人体への安全性が飛躍的に向上するとともに家庭
での使用において何ら問題はなく、効率よく蚊の駆除が
行なえるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による蚊取装置を示す断面図
、第２図は従来の誘蛾灯を示す構成断面図である。 ４・・・・・・炭酸ガスを発生させる装置、４ａ・・・
・・・発酵液、了、８・・・・・・電極。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 ■ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 酵母を用い炭酸ガスを発生させる装置と、前記装置から
   発生した炭酸ガスを大気へ放出する経路中に、高電圧に
   より蚊を駆除する装置とを具備する蚊取装置。