JP6402562B2 - 光伝送装置および伝送フレーム生成方法 - Google Patents

光伝送装置および伝送フレーム生成方法 Download PDF

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Description

本発明は、光伝送ネットワークで用いられる光伝送装置と伝送フレーム生成方法に関する。
現在の光コア網では、ITU−T(International Telecommunication Union-Telecommunication standardization sector)が2000年に勧告したOTN(Optical Transport Network)光伝送規格が基本プラットフォームとして幅広く利用されている。図1に示すように、OTNの光コアネットワーク1では、ネットワーク装置2が光ファイバ網で接続され、SONET(Synchronous Optical Network)、GbE(Gigabit Ethernet,登録商標)、FC(Fiber Channel)などの多様なクライアント信号をOTNフレーム内に収容・多重して大容量通信が可能である。クライアント信号は、OPU(Optical channel Payload Unit:ペイロードユニット)、ODU(Optical channel Date Unit:データユニット)、OTU(Optical Transport Unit:伝送ユニット)の順にマッピングされる。OPUへマッピングする際には、非同期収容方式であるGMP(Generic Mapping Procedure)でスタッフ制御を行っている(たとえば、特許文献1及び2参照)。
図2(A)は、一般的なネットワーク装置2の構成例である。複数のクライアント信号(光信号)を光モジュール21〜21で受信し、低速インタフェース処理部22〜22でデータの受信処理を行った後、クロスコネクト部23で各データを選択する。選択されたデータはマルチプレクサ24で多重され、高速インタフェース処理部26でONTのフレームに収容された後、光モジュール27で光信号に変換されてOTNネットワークへ送出される。OTNネットワークから受信したOTNフレームは、上記と逆の処理を受けて光モジュール21〜21からクライアント信号として出力される。
図2(B)は、低速インタフェース処理部22の回路構成を示す。シリアライザ・デシリアライザ(Serializer/Deserializer、以下「SERDES」と標記する)31は基準クロックを使用して、シリアル伝送されたクライアント信号から変化点を検出し、クライアント信号に同期したリカバリクロックを再生する。また、クライアント信号のシリアル/パラレル変換を行ってパラレルデータを出力する。現状では、SERDES31は600Mbps以上であれば、クライアント信号から同期したリカバリクロックを再生することができる。SERDES31は高速化が進んでおり、低速信号(155.52Mbps以下)ではクライアント信号に同期したリカバリクロックの再生ができない。そのため、OC-3(Optical Carrier-level 3)などの低速信号の受信は、高速なSERDES31を用いたデジタルオーバーサンプリングにより実現されている。SERDES31は、シリアルで伝送されたクライアント信号をたとえば8倍の速度でサンプリングし、シリアル/パラレル変換を行ってパラレルデータを出力する。
オーバーサンプリング抽出回路32は、SERDES31からのパラレル出力データの変化点を検出し、データ変化点と次のデータ変化点の中央を有効データとして抽出し、抽出したデータをオーバーサンプリング抽出データ有効信号とともに出力する。データの変化点がない場合は、前回の変化点の位置を基準に有効データを抽出する。
スタッフ演算部33では、クライアント信号の種類に応じて1OPUフレーム当たりに受信したクライアント信号のデータ数(Cn値)、1OPUフレームに実際にマッピングするクライアント信号のデータ数(Cm値)、マッピングされずに累積するクライアント信号のデータ数(ΣCnD値)を演算する。Cn値は、1OPUフレームにマッピングすべきデータ量をnビット単位で表した理論値であり、OC−3の場合はn=1である(1ビット単位でのマッピング処理)。リカバリクロックと受信したクライアント信号が同期している場合は、1OPUフレームあたりのリカバリクロックのエッジ数からCn値を求めることができるが、図2(B)の構成ではオーバーサンプリングを行っているため、リカバリクロックは受信したクライアント信号に非同期となる。そのため、オーバーサンプリング抽出データ有効信号からCn値を演算する。
OPUフレーム生成部34ではOPUフレームを生成し、スタッフ演算部33で求めたCm値を元にスタッフ制御を行い、OPUフレーム中にクライアント信号をマッピングする。また、OPUフレームのオーバーヘッドにCm値とΣCnD値をJC(Justification Control:行端揃え制御)バイトとして挿入する。OPUフレームフォーマットとOPUフレームへのクライアント信号マッピング方法はONT光伝送規格にて定義されている。
特開2010−212890号公報 特開2012−23647号公報
低速のクライアント信号を基準クロックを使用してオーバーサンプリングによりパラレル出力する場合、基準クロックとクライアント信号が同期していないと、基準クロックの周波数とクライアント信号の周波数のギャップ(または位相偏差)が徐々に蓄積される。その結果、後述するように基準クロックとクライアント信号の周波数差に応じて、一定周期でクライアント信号の1ビットに相当する分のギャップが発生する。このクライアント信号1ビット相当のギャップは、スタッフ制御をする際に、ジッタやワンダの要因となる。また、クライアント信号1ビット相当のギャップは、スタッフ演算部33やOPUフレーム生成部34に伝搬する。OPUフレームを受信する側では、受信したCm値、ΣCnD値からクライアント信号のクロックを再生するため、受信側で抽出されるクライアント信号はもともとの信号から1ビット分のギャップ(OC−3では6ns)をもった信号となる。このギャップが受信側でのジッタやワンダの原因となる。
そこで、低速クライアント信号をOPUフレームへマッピングする際に生じるギャップを緩和し、ジッタ、ワンダを抑制することのできる光伝送装置と、信号フレーム生成方法を提供することを課題とする。
ひとつの態様では、光伝送装置は、
入力されたクライアント信号をk倍(kは2のべき乗)のサンプリングレートでパラレルデータに変換して出力するシリアライザ・デシリアライザと、
前記クライアント信号から伝送フレームを生成するフレーム生成部と、
前記パラレルデータの出力に接続され、前記クライアント信号を前記伝送フレームへマッピングするためのスタッフ演算を1/kビット単位で行って、前記スタッフ演算の理論値であるCn(n=1/k)値を算出するスタッフ制御部と、
を有する。
低速クライアント信号をOPUへマッピングする際に生じるギャップを緩和し、ジッタやワンダを抑制することができる。
OTNネットワークの概略図である。 OTNネットワーク装置の概略構成図と、一般的な低速インタフェース処理部でのOPUフレームマッピングの回路構成図である。 基準クロックとクライアント信号が非同期の場合に生じる問題点を説明する図である。 基準クロックとクライアント信号が非同期の場合に生じる問題点を説明する図である。 スタッフ演算におけるクライアント信号1ビット相当分の周期的なギャップを説明する図である。 実施形態の光伝送装置とOPUフレームマッピングの構成例である。 実施形態のスタッフ処理を説明する図である。 実施形態のスタッフ演算を説明する図である。 実施形態のスタッフ演算を説明する図である。 実施形態のスタッフ演算の効果を従来方法と比較して示す図である。
発明の実施形態を説明する前に、図3〜図5を参照して、発明者らが認識する現状のOPUフレームマッピングに生じる問題点を説明する。
SERDES31では、基準クロックを使用し、低速のクライアント信号(たとえば155.52MbpsのOC−3信号)をたとえば8倍(1244.16Mbps)の速度でサンプリングする。クライアント信号と基準クロックは非同期なため、クライアント信号と基準クロックの位相偏差が蓄積し、ある時点で1ビットのクライアント信号は、9ビット幅、または7ビット幅のデータ出力に変換されてしまう。図3(A)では、クライアント信号周波数が基準クロック周波数よりも小さく、枠Aで示すように、オーバーサンプリング出力が9ビット幅となる場合がある。図3(B)では、クライアント信号周波数が基準クロック周波数よりも大きく、枠Bで示すように、オーバーサンプリング出力が7ビット幅となる場合がある。このようなSERDES出力データ幅の変動は、基準クロックとクライアント信号の周波数に応じて周期的に発生する。
図4は、SERDES出力データからの有効データの抽出を示す。図4(A)はクライアント信号周波数が基準クロック周波数よりも小さい場合であり、一定周期で9ビット幅のパラレル信号が出力される。図4(B)はクライアント信号周波数が基準クロック周波数よりも大きい場合であり、一定周期で7ビット幅のパラレル信号が出力される。
高速でサンプリングされたパラレルデータの中から有効データを抽出する際には、データ変化点と次のデータ変化点の中央のデータを有効データとして抽出する。変化点から離れた中央部分のデータほど安定しているからである。図4の場合、8倍のオーバーサンプリングが行われているので、たとえば斜線で示すように、データ変化点から4つめのデータを有効データとして抽出する。抽出されるデータがある場合は、オーバーサンプリング抽出データ有効信号は、たとえば高電位信号(High)となる。図4は説明を簡単にするために、1ビットごとにデータが変化する例を示しているが、数ビットにわたってデータの変化点がない場合は、たとえば前回の変化点の位置から4つ目のデータと、そこから8つ目ごとのデータを抽出する。
図4(A)の場合、変化点と変化点の間の中央のデータを有効データとして抽出していくと、時間tiでは、データの変化点P1から4つ目のデータも、変化点P2から4つ目のデータも存在せず、このタイミングで抽出される有効データは存在しない。このとき、オーバーサンプリング抽出データ有効信号は、たとえば低電位信号(Low)となり、スタッフ演算部3におけるCn(n=1)への加算値が0となる。すなわち、クライアント信号の1ビットに相当する分まで蓄積されたギャップ(基準クロックとクライアント信号の位相偏差)が、スタッフ制御に反映されてしまう。
図4(B)の場合、変化点と変化点の間の中央のデータを有効データとして抽出していくと、時間tjで、2つのデータが有効データとして出力される。すなわち、変化点P3から4つ目のデータと、変化点P4から4つ目のデータが抽出される。この場合、スタッフ演算部3におけるCn(n=1)への加算値は+2となり、やはり、クライアント信号の1ビット相当分のギャップがスタッフ制御に反映される。
図5は、スタッフ演算に引き継がれるギャップ(クライアント信号と基準クロックとの位相偏差)を示す図である。有効データの出力がない場合(Cn(n=1)への加算値がゼロの場合)や、2ビット分の有効データが出力される場合(Cn(n=1)への加算値が+2の場合)に、ギャップの大きさは最大になり、0ビット抽出あるいは2ビット抽出の直後に、それまで蓄積されてきたギャップはゼロになる。クライアント信号の1ビット相当分のギャップは周期的に発生し、スタッフ制御をする際のジッタやワンダの要因となる。また、上述したように、受信側で抽出されるクライアント信号は、もとの信号から1ビット分のギャップを持った信号となり、このギャップがジッタやワンダの原因となる。
そこで、実施形態では、低速クライアント信号をOPUへマッピングする際に生じるギャップ(クライアント信号と基準クロックとの間の位相偏差)を緩和して、ジッタ、ワンダを抑制する。具体的には、Cn演算またはマッピング処理を、クライアント信号の速度(周波数)に応じて、より細かい粒度で実施する。たとえば、低速のクライアント信号をオーバーサンプリングにより高速のパラレル信号に変換する場合、オーバーサンプリングレートの逆数の細かさで、スタッフ演算を行う。8倍のオーバーサンプリングの場合は、1/8ビット単位でCn値への加算値を計算することで、1/8の細かさでCn演算を行う。これにより、基準クロックとクライアント信号の位相偏差の蓄積が小さいうちにギャップを検出し解消して、ジッタやワンダを抑制する。
図6は、実施形態のネットワーク装置の一例としての光伝送装置102と、OPUフレームマッピング構成を示す。図2と同じ構成要素には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
図6(A)の光伝送装置102は、複数のクライアント信号(光信号)を光モジュール21〜21で受信し、低速インタフェース処理部122〜122(以下、適宜「低速インタフェース処理部122」と総称する)でデータの受信処理およびOPUフレームへのマッピングを行った後、クロスコネクト部23で各データを選択する。選択されたデータはマルチプレクサ24で多重され、高速インタフェース処理部26でONTのフレームに収容された後、光モジュール27で光信号に変換されてOTNネットワークへ送出される。OTNネットワークから受信したOTNフレームは、上記と逆の処理を受ける。すなわち、高速インタフェース処理部26でONTフレームから取り出された信号は、デマルチプレクサ25により複数の出力に分配されてクロスコネクト部23で選択される。低速インタフェース処理部122は、クロスコネクト部23から受信したOPUフレームからクライアント信号を抽出し、光モジュール21〜21で光信号に変換してクライアント信号を出力する。
図6(B)は、低速インタフェース処理部122の回路構成を示す。低速インタフェース処理部122は、SERDES31と、オーバーサンプリング抽出回路と、OPUフレーム生成部34と、スタッフ演算部33と、SERDES31とスタッフ演算部33の間に挿入される連続ビット判定部131を有する。連続ビット判定部131とスタッフ演算部33で、スタッフ制御部135を構成する。
SERDES31は、基準クロックを用いてシリアル伝送されたクライアント信号からリカバリクロックを再生するとともに、クライアント信号をたとえば8倍の速度でサンプリングして、パラレルデータ(図中「SERDESデータ出力」と標記)を出力する。SERDES出力データは、オーバーサンプリング抽出回路32と、連続ビット判定部131に供給される。
オーバーサンプリング抽出回路32は、SERDES31からのパラレル出力データの変化点を検出し、データ変化点と次のデータ変化点の中央を有効データとして抽出し、抽出したデータをオーバーサンプリング抽出データ有効信号とともに出力する。データの変化点がない場合は、前回の変化点の位置を基準として有効データを選択し、抽出する。
連続ビット判定部131は、SERDESデータ出力からデータの変化点を検出し、Cn値への加算値をオーバーサンプリングレートの逆数の細かさで算出し、加算値をスタッフ演算部33に供給する。クライアント信号に対してk倍のオーバーサンプリング(kは2のべき乗)を行う場合、データの変化点を元に、Cn値に加算するデータ量を1/kビット単位で計算し、Cn(n=1/k)値への加算値としてk、k+1、k−1のいずれかを出力する。8倍のオーバーサンプリングの場合、C1/8のスタッフ演算のために、1/8ビット単位で加算値を計算し、スタッフ演算部33へ+7、+8、+9のいずれかを出力する。
図7に示すように、基準クロック周波数とクライアント信号の周波数が等しい場合は、クライアント信号のサンプリング結果は、常に8ビット幅のSERDESデータ出力になる。データ変化点と変化点の中央のデータ(この例では変化点から4つ目のデータ)が、安定して有効データとして抽出される。
従来構成では、有効データの抽出ごとにスタッフ演算のCn(n=1)値に+1が加算されていた。これに対し、実施形態では連続ビット判定部131でスタッフ演算のためのデータ数のカウントが1/8ビット単位で行われる。図7の場合、クライアント信号1ビット分は、それぞれが1/8の重みを有する8つのパラレルデータに相当し、Cn(n=1/8)値への加算値として常に+8が出力される。
図8に示すように、基準クロック周波数がクライアント信号の周波数よりも早く、クライアント信号のサンプリング結果がSERDESデータ出力の9ビット幅分となるときは、連続ビット判定部131は、Cn(n=1/8)値への加算値として+7をスタッフ演算部33へ出力する。すなわち、9ビット幅のパラレルデータはクライアント信号の1ビットに相当するが、1/8ビット相当のパラレルデータの8つ分でクライアント信号の1ビットを構成するため、最後の1ビット分のパラレルデータを0として扱う。この場合、時間taでのデータ数は0+(1/8)×7=(1/8)×7であるから、Cn(n=1/8)値への加算値は+7となる。時間tiで、抽出される有効データない場合でも、連続ビット判定部131はCn(n=1/8)値への加算値として、ゼロではなく、7/8分の重みを有するデータ量(+7)をスタッフ演算部33に出力する((1/8)×4+(1/8)×3=(1/8)×7)。
図9に示すように、基準クロック周波数がクライアント信号の周波数よりも遅く、クライアント信号のサンプリング結果がSERDESデータ出力の7ビット幅分となるときは、連続ビット判定部131は、Cn(n=1/8)値への加算値として+9をスタッフ演算部33へ出力する。クライアント信号1ビットが7ビット幅のパラレルデータに変換された場合は、パラレルデータ7ビットでクライアント信号の1ビット分を構成し、最後の1ビットが有する重みを2/8とする。時間tbでのCn(n=1/8)値への加算値は、(1/8)×8+(1/8)=(1/8)×9から+9となる。時間tjで2ビット分の有効データが抽出される場合も、Cn(n=1/8)値への加算値は2倍になるのではなく、9/8の重みのデータ量(+9)が出力される((1/8)×5+(1/8)×4=(1/8)×9)。
データの変化点がない場合は、クライアント信号1ビットに対するサンプリング結果をSERDESデータ出力の8ビット幅分として、Cn(n=1/8)値への加算値+8をスタッフ演算部33に出力する。
スタッフ演算部33では、連続ビット判定部131からの加算値情報から、クライアント信号の種類ごとに、Cn(n=1/8)値を算出する。また、1OPCフレームあたりに実際にマッピングするクライアント信号のデータ数(Cm値)と、マッピングされずに累積するクライアント信号のデータ数ΣCnD値(n=1, m=8)を、以下の式に従って算出する。
Figure 0006402562
ここで、演算の基礎としてCn(n=1/8)すなわちC1/8を用いている。
OPUフレーム生成部34は、オーバーサンプリング抽出回路32から出力されるオーバーサンプリング抽出データ(抽出された有効データ)及びオーバーサンプリング抽出データ有効信号と、スタッフ演算部33から供給されるCn(n=1/8)値、Cm値、ΣCnD(n=1, m=8)を元に、OPUフレームを生成する。OPUフレーム生成では、OPUフレームのペイロード領域にクライアント信号をマッピングし、OPUフレームのオーバーヘッドにCm値、CnD値をJCバイトとして挿入する。クライアント信号をペイロード領域へマッピングする際には、次のでスタッフ・スタッフ条件により、各ペイロードバイト(j=1, 2, …,15232)のデスタッフまたはスタッフを決定する。
(j×Cm)mod 15232<Cmの場合:デスタッフ
(j×Cm)mod 15232≧Cmの場合:スタッフ
図示はしないが、受信側では、受信したOPUフレームのJCバイトからCm値を抽出し、上記のデスタッフ・スタッフ条件に基づいてOPUフレームのペイロード領域からクライアント信号を識別する。また、クライアント信号の周波数を表わすクライアント信号有効信号を生成する。クライアント信号有効信号からクロックを生成してSERDESの基準クロックとして用い、OPUフレームから抽出されたクライアント信号をシリアル化して出力する。
図10は実施形態の構成、手法による効果を示す図である。低速のクライアント信号をOPUフレームにマッピングする場合、クライアント信号と基準クロックの周波数差により発生するギャップの周期と振幅の双方が、従来法と比較して小さくなっている。実施形態では、Cn演算の単位ビットnの値をサンプリングレートkの逆数に設定することで、1/kの細かさ(k倍の粒度)でスタッフ演算が行われる。一例として8倍のオーバーサンプリングによりCn演算を行うための単位ビットnをn=1/8に設定すると、図10のように、発生するギャップ(クライアント信号と基準クロックの位相偏差)の周期と振幅の双方が、従来法の1/8に低減される。これにより、信号波形の短時間での揺らぎであるジッタと、長期的な変動であるワンダの双方が抑制される。
この効果は、図8と図9からも説明することができる。従来の手法でCn(n=1)値への加算値が+1から+0や+2に変動する周期と比較して、Cn(n=1/8)値への加算値が+8から+7に変動する周期(図8)や、+8から+9に変動する周期(図9)は、1/8に短縮されている。さらに、+8から+7または+9への変動割合は、+1から0または+2への変動割合と比較して1/8の小ささである。クライアント信号の周波数と基準クロックの位相偏差(ギャップ)の蓄積が全体に分散されて、変動が小さくなっている。
16倍のオーバーサンプリングが行われる場合は、16倍の粒度でスタッフ演算(Cn(n=1/16))が行われる。クライアント信号と基準クロックとの周波数の相違から入力クライアント信号1ビットに対して17個のパラレルデータが出力されたときは、Cn(n=1/16)値への加算値として+15が出力される。入力クライアント信号1ビットに対して15個のパラレルデータが出力されたときは、Cn(n=1/16)値への加算値として+17が出力される。クライアント信号と基準クロックの間の周波数の相違に起因する変動量や変動周期は従来の1/16に低減し、ジッタやワンダを抑制することができる。
このように、従来手法と比較してk倍の粒度でスタッフ演算(Cn演算)することで、クライアント信号周波数と基準クロック周波数の位相偏差またはギャップを1/kに低減して、ジッタやワンダの発生を抑制することができる。
31 シリアライザ・デシリアライザ
32 オーバーサンプリング抽出回路
33 スタッフ演算部
34 OPUフレーム生成部
102 光伝送装置(光ネットワーク装置)
122 低速インタフェース処理部(OPUマッピング部)
131 連続ビット判定部
135 スタッフ制御部

Claims (6)

  1. 入力されたクライアント信号をk倍(kは2のべき乗)のサンプリングレートでパラレルデータに変換して出力するシリアライザ・デシリアライザと、
    前記パラレルデータに変換された前記クライアント信号をオーバーサンプリングして得られるシリアルデータから伝送フレームを生成するフレーム生成部と、
    前記パラレルデータの出力に接続され、前記パラレルデータに変換された状態の前記クライアント信号に対して、前記シリアルデータを前記伝送フレームへマッピングするためのスタッフ演算を1/kビット単位で行って、前記スタッフ演算の理論値であるCn(n=1/k)値を算出するスタッフ制御部と、
    を有する光伝送装置。
  2. 前記スタッフ制御部は、
    前記パラレルデータからデータの変化点を検出し、前記変化点に基づき単位時間当たりの前記クライアント信号のデータ数を前記1/kビット単位でカウントして、前記Cn(n=1/k)値への加算値としてk、K+1、またはk−1を出力する連続ビット判定部と、
    前記加算値から前記Cn(n=1/k)値を算出し、前記Cn(n=1/k)値から前記伝送フレームにマッピングする前記クライアント信号のデータ量を表わすCm値を算出するスタッフ演算部、
    とを有することを特徴とする請求項1に記載の光伝送装置。
  3. 前記連続ビット判定部は、前記クライアント信号の1ビット分が(k+1)ビット幅の前記パラレルデータとして出力されたときに、前記加算値として(k−1)を出力し、前記クライアント信号の1ビット分が(k−1)ビット幅の前記パラレルデータとして出力されたときに、前記加算値として(k+1)を出力することを特徴とする請求項2に記載の光伝送装置。
  4. 前記パラレルデータから前記シリアルデータを有効データとして抽出する抽出回路、
    をさらに有し、
    前記フレーム生成部は、前記有効データと、前記Cm値に基づいて前記伝送フレームを生成することを特徴とする請求項2に記載の光伝送装置。
  5. 光伝送装置において、
    入力されたクライアント信号をk倍(kは2のべき乗)のサンプリングレートでパラレルデータに変換し、
    前記パラレルデータに変換された前記クライアント信号をオーバーサンプリングしてシリアルデータを抽出し、
    前記パラレルデータに変換された状態の前記クライアント信号に対して、前記シリアルデータを伝送フレームへマッピングするためのスタッフ演算を1/kビット単位で行って、前記スタッフ演算の理論値であるCn(n=1/k)値を算出し、
    前記Cn(n=1/k)値に基づいて、前記シリアルデータから記伝送フレームを生成する、
    ことを特徴とする伝送フレーム生成方法。
  6. 前記パラレルデータからデータの変化点を検出し、
    前記変化点に基づいて、単位時間当たりの前記クライアント信号のデータ数を前記1/kビット単位でカウントして、前記Cn(n=1/k)値への加算値としてk、K+1、またはk−1を出力し、
    前記加算値から前記Cn(n=1/k)値を算出し、
    前記Cn(n=1/k)値から前記伝送フレームにマッピングする前記クライアント信号のデータ量を表わすCm値を算出する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の伝送フレーム生成方法。
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