JP2013121003A - データ平滑化回路及びデータ平滑化方法 - Google Patents

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郁恵 長澤
Ichiro Yokokura
伊智郎 横倉
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Toru Katagiri
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Abstract

【課題】データ平滑化回路において、読み出し制御を行う部分の回路規模を削減することを目的とする。
【解決手段】入力フレームを終端して所定のデータを取り出し、終端により生じた無効領域をスタッフとして前記所定のデータ内に分散配置したデータを出力するデータ平滑化回路において、前記入力フレームに含まれる所定のデータの数に対応する第1の情報とフレーム長に対応する第2の情報とを入力されると、データ位置とスタッフ位置を示す信号を出力するシグマ・デルタ演算器、を有し、前記指示信号に基づいて前記所定のデータとスタッフとを含むフレームを出力する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、ネットワーク装置のデータ平滑化回路及びデータ平滑化方法に関する。
近年、インターネットトラヒックの爆発的増大に対応可能である波長多重伝送(WDM)方式を前提とし、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)又はSONET(Synchronous Optical NETwork)等の同期網のみならずIP(Internet Protocol)又はイーサネット(登録商標)系の非同期網のクライアント信号を、エンド・エンドで通信をする際に、上位レイヤーが下位レイヤーを一切意識しなくて済む、所謂トランスペアレントに伝送するプラットフォームとして、OTN(Optical Transport Network:光転送ネットワーク)がITU−Tにおいて勧告化されている。そのインタフェースやフレームフォーマットはITU−Tの勧告G.709により標準化されており、商用システムへの導入が急速に進んでいる。
図1にネットワークシステムの一例の構成図を示す。図1において、ネットワーク装置としてのADM(Add Drop Multiplxer)装置1はネットワーク装置としてのADM装置2,3,4と共にOTNネットワーク(WAN:Wide Area Network)を構成している。また、ADM装置1はネットワーク装置としてのADM装置5,6,7と共にSONET(又はSDH)ネットワークを構成している。また、ADM装置4はASW(Aggregate SWitch)装置8、及びイーサネット(登録商標)ネットワーク等のLAN(Local Area Network)を構成するL2SW(Layer2 SWitch)装置9に接続されている。
ADM装置1はSONETやSDH等のCBR(Constant Bit Rate)信号をBMP(Bit−synchronous Mapping Procedure)マッピングでOTNフレームに乗せてOTNネットワーク内で通信を行う。また、ADM装置1はOTNフレームをデマッピングしてSONET信号とし、SONET信号をSONETネットワークに送出する。
図2にOTNネットワークのADM装置の一例の構成図を示す。図2において、OTUインタフェース11Aは、OTNネットワークからOTU(Optical channel Transport Unit:光転送ユニット)を受信する。受信されたOTUはOTUインタフェース11AにてODU(Optical channel Data Unit)を抽出され、内部フレーム処理部12Aにて内部フレームに変換されてODUクロスコネクト部(ODU XC)13に供給され、クロスコネクトされる。
また、内部フレーム処理部12AはODUクロスコネクト部13から供給される内部フレームからODUを抽出する。抽出されたODUはOTUINF部11AでOTUにマッピングされる。マッピングされたOTUはOTUインタフェース11AからOTNネットワークに送出される。なお、OTUインタフェース11B,14A,14B、内部フレーム処理部12B,15A,15Bについても同様である。
クライアントインタフェース16Aは、LANからLAN信号(10GbE)を受信する。受信されたLAN信号はクライアントインタフェース16AにてODUにマッピングされ、内部フレーム処理部17Aで内部フレームに変換される。この後、ODUクロスコネクト部13に供給され、クロスコネクトされる。
また、内部フレーム処理部17AはODUクロスコネクト部13から供給される内部フレームからODUを抽出する。抽出されたODUはクライアントインタフェース16AでLAN信号にデマッピングされる。デマッピングされたLAN信号はクライアントインタフェース16AからLANに送出される。なお、クライアントインタフェース16B,内部フレーム処理部17Bについても同様である。
クライアントインタフェース18Aは、SONETネットワークからSONET信号(OC48)を受信する。受信されたSONET信号はクライアントインタフェース18AにてODUにマッピングされ、内部フレーム処理部19Aで内部フレームに変換される。この後、ODUクロスコネクト部13に供給され、クロスコネクトされる。
また、内部フレーム処理部19AはODUクロスコネクト部13から供給される内部フレームからODUを抽出する。抽出されたODUはクライアントインタフェース18AでSONET信号にデマッピングされる。デマッピングされたSONET信号はクライアントインタフェース18AからSONETネットワークに送出される。なお、クライアントインタフェース18B,内部フレーム処理部19Bについても同様である。
ODUクロスコネクト部13は制御部20からの制御に従って各内部フレームのクロスコネクトを行う。
なお、例えばOTUインタフェース11Aと内部フレーム処理部12A等のインタフェースと内部フレーム処理部それぞれはIF(InterFace)盤に配設され、ODUクロスコネクト部13はSW(SWitch)盤に配設され、制御部20はCPU盤に配設されている。
図3にIF盤、つまりOTUインタフェース11A,11B,14A,14Bと、内部フレーム処理部12A,12B,15A,15B、又は、クライアントインタフェース16A,16B,18A,18Bと、内部フレーム処理部17A,17B,19A,19Bに対応する部分の構成図を示す。図3においては、OTUインタフェース又はクライアントインタフェースに対応する部分をインタフェース処理回路21と呼び、内部フレーム処理部に対応する部分をフォーマット変換回路22と呼ぶ。
図3において、インタフェース処理回路21は、入力インタフェース(IF)23で入力フレームの同期検出を行った後、終端回路24で有効データを除いた制御信号を含むフレームヘッダや、FEC(Forward Error Correction;前方エラー訂正)等のエラー訂正情報の終端を行う。なお、有効データを所定のデータとも呼ぶ。この終端処理を行うことで、その終端した部分は次の処理ではデータとしては無効な領域となる。この無効な領域をギャップと呼ぶ。
一方、フォーマット変換回路22のクロック乗せ換え部26は、有効データだけを期待した固定的なメモリ容量の共通回路となっている。クロック乗せ換え部26からは装置内部のシステムクロックに同期して有効データを読み出し、内部フレーム生成部27で有効データを内部フレームにマッピングする。クロック乗せ換え部26は固定的なメモリ容量の共通回路である。このため、クロック乗せ換え部26のメモリ容量を最小とするためには、インタフェース処理回路21から出力するデータは、ギャップをスタッフとして有効データ内に分散配置して平滑化したデータを出力する必要がある。これは無効データが連続するギャップのままであると、その分だけ大きなメモリ容量が必要となるからである。そこで、インタフェース処理回路部21に、終端回路24で生じたギャップを平滑化するためのデータ平滑化回路25を持つ。
図4に従来のデータ平滑化回路の一例の構成図を示す。データ平滑化回路には、フレームパルスI_FP、データイネーブルI_EN、データI_DT、クロックCLOCKが入力される。FIFO32の書き込み制御は、書き込み制御部31により入力されたフレームパルスI_FP、データイネーブルI_ENを基にFIFOライトアドレスWAD及びライトイネーブルWENを生成してFIFO32にデータI_DTを書き込む。
一方、FIFO32の読み出し制御は、データ/スタッフ判定器34によりデータを平滑化した状態で読み出しを行う。データ/スタッフ判定器34には、読み出すバイト位置におけるデータ/スタッフの判定情報がROMテーブル34aとして格納されている。データ/スタッフの判定情報は、例えばOTU1の場合、データ1バイト目はスタッフ、2〜15バイト目はデータ、16バイト目はスタッフ、3〜30バイト目はデータというように、各バイトがデータとスタッフのどちらに割り当てるかの情報を提供する。図5にスタッフ挿入位置(Read disable)の判定表を示す。この判定表はスタッフが挿入されるバイト位置をまとめたものである。
データ/スタッフ判定器34はバイトカウンタ33の出力値が図5の判定表におけるバイト位置と一致した場合、読み出し制御部35が出力するFIFO32のREN(Read Enable)を値0(disable)とすることで、スタッフバイトの挿入を行う。
ところで、異なるビットレートで動作する複数の異なるプロトコルを組み合わせ、他のビットレートを持つフォーマットで出力するプロトコル独立型マルチプレクサが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−332717号公報
図6A及び図6Bに図4のデータ平滑化回路の各部の信号タイミングチャートを示す。FIFO32のライト側は、図6Aにおいて、入力されるI_FP、I_ENを基にWAD(Write address)の生成を行い、I_EN=’1’で示される有効データについてのみ書き込みが行われる。
FIFO32のリード側は、図6Bにおいて、入力されるI_FPをFIFO読み出しタイミング調整分シフトしたI_FP_SFTを基にカウントするバイトカウンタ33の出力値からデータ/スタッフの判断を行いRENの生成を行う。バイトカウンタ33の出力値をROMテーブル34aのアドレスとして判定表の情報を読み出す。ROMテーブル34aから読み出した値が’1’の場合はデータなのでREN=’1’となり、FIFO32のリードが行われる。ROMテーブル34aから読み出した値が’0’の場合、REN=’0’となり、スタッフバイトの挿入を行う。
このデータ/スタッフ判定器34は、扱うフレームの種類、例えばOTU1フレームの場合には2040バイト分のROMテーブル34aを準備する必要がある。また、フレームの種類毎にサイズと値の異なるROMテーブル34aを個別に用意する必要がある。また、読み出し側制御用のバイトカウンタ33も必要となる。このため、データ平滑化回路としての回路規模が増大するという問題があった。
開示のデータ平滑化回路は、読み出し制御を行う部分の回路規模を削減することを目的とする。
開示の一実施形態によるデータ平滑化回路は、入力フレームを終端して所定のデータを取り出し、終端により生じた無効領域をスタッフとして前記所定のデータ内に分散配置したデータを出力するデータ平滑化回路において、
前記入力フレームに含まれる所定のデータの数に対応する第1の情報とフレーム長に対応する第2の情報とを入力されると、データ位置とスタッフ位置を示す信号を出力するシグマ・デルタ演算器、を有し、
前記指示信号に基づいて前記所定のデータとスタッフとを含むフレームを出力する。
本実施形態によれば、読み出し制御を行う部分の回路規模を削減することができる。
ネットワークシステムの一例の構成図である。 OTNネットワークのADM装置の一例の構成図である。 インタフェース処理回路とフォーマット変換回路の構成図である。 従来のデータ平滑化回路の一例の構成図である。 スタッフ挿入位置判定表を示す図である。 図4のデータ平滑化回路の各部の信号タイミングチャートを示す図である。 図4のデータ平滑化回路の各部の信号タイミングチャートを示す図である。 データ平滑化回路の一実施形態の構成図である。 シグマ・デルタ回路の一実施形態の構成図である。 PS=5,Cm=2の場合の信号タイミングチャートを示す図である。 シグマ・デルタ回路の動作を模式的に示す図である。 OTU1フレームのフレームフォーマットを示す図である。 OTU1フレームのデータ平滑化の信号タイミングチャートを示す図である。 OTU1フレームのデータ平滑化の信号タイミングチャートを示す図である。 OTU2フレームのデータ平滑化の信号タイミングチャートを示す図である。 OTU2フレームのデータ平滑化の信号タイミングチャートを示す図である。 OTU1,OTU2,OTU3,OTU4それぞれにおけるパラメータPS,Cmの値を示す図である。
以下、図面に基づいて実施形態を説明する。
<データ平滑化回路>
図7にデータ平滑化回路40の一実施形態の構成図を示す。データ平滑化回路40は図3におけるデータ平滑化回路25として用いられる。データ平滑化回路40には端子41,42,43からデータイネーブルI_EN、データI_DT、クロックCLOCKが入力される。書き込み制御部44は、入力されたデータイネーブルI_EN、クロックCLOCKを基にFIFO45のライトアドレスWAD及びライトイネーブルWENを生成して、FIFO45にデータWDTを書き込む。データイネーブルI_ENはギャップとしてのフレームヘッダ領域及びFEC領域ではディスエーブルつまり値0となる。
シグマ・デルタ演算器46はレジスタ47,48からパラメータPS,Cmを供給される。なお、パラメータPS,Cmは制御部20から設定される値であり、Cmはフレーム内に含まれる有効データ数(バイト数)つまり第1の情報に対応し、PSはフレーム長(バイト数)つまり第2の情報に対応する。
シグマ・デルタ演算器46はクロックCLOCKを供給されてシグマ・デルタ演算を行うことで、値1でデータを指示し、値0でスタッフを指示する指示信号としてのイネーブル信号ENを生成する。このイネーブル信号ENは読み出し制御部49に供給される。上記イネーブル信号ENによってスタッフを指示することで、ギャップをスタッフとして有効データ内に分散配置して平滑化したデータを読み出すことが可能となる。
読み出し制御部49はイネーブル信号EN、クロックCLOCKを基にFIFO45のリードアドレスRAD及びリードイネーブルRENを生成して、FIFO45からデータRDTを読み出す。読み出されたデータRDTは端子52からデータO_DTとして出力される。また、読み出し制御部49からのリードイネーブルRENはフリップフロップ50で1クロック分遅延されてデータRDTと位相同期をとって端子51からイネーブルO_ENとして出力される。
<シグマ・デルタ回路>
図8にシグマ・デルタ回路46の一実施形態の構成図を示す。また、図9にPS=5,Cm=2の場合の信号タイミングチャートを示す。ここで、パラメータCmは平滑化分子であり、有効データのバイト数に対応する。また、パラメータPSは平滑化分母であり、フレームのバイト数つまりフレーム長に対応する。そして、Cm/PSは間引き率と呼ばれる。
図8において、シグマ・デルタ回路は加算器61と比較器&減算器62とフリップフロップ63,64を有している。加算器61はCmと、フリップフロップ64からの前回余りを加算して比較器&減算器62に供給する。
比較器&減算器62は前回余り+CmをPSと比較して、前回余り+CmがPS以上の場合は、データを指示する値1の信号Ansをフリップフロップ63に供給すると共に、(前回余り+Cm)mod PS、つまり(前回余り+Cm)−PSを次回余りとしてフリップフロップ64に供給する。一方、前回余り+CmがPS未満の場合は、スタッフを指示する値0の信号Ansをフリップフロップ63に供給すると共に、(前回余り+Cm)を次回余りとしてフリップフロップ64に供給する。
フリップフロップ64は次回余りを1クロック分遅延し前回余りとして加算器61に供給する。フリップフロップ63は信号Ansをクロックに同期してラッチし、イネーブル信号ENとして出力する。
これにより、図9に示す時刻t0で前回余りが0とすると、時刻t3,t5においてデータ出力を指示する値1の信号Ansが出力される。図10にシグマ・デルタ回路の動作を模式的に示す。図10において、円筒容器の容量はPS=5に相当し、各時刻にCm=2だけの液体が円筒容器に供給され、円筒容器から液体が溢れるときにAns=1となる。時刻t1ではCm/PSが2/5であるのでAns=0であり、時刻t2ではCm/PSが4/5であるのでAns=0であり、時刻t3ではCm/PSが6/5であるのでAns=1となり、その結果、Cm/PS=1/5となる。このように、シグマ・デルタアルゴリズムを使用することにより、Ansにおける1/0の連続性を分散させることができる。この結果、データをFIFO45から読み出す際のリードイネーブル=0(リードディスエーブル)を均一に発生させることができる。
<OTU1フレーム>
インタフェース処理回路21に入力されるフレームがOTU1である場合について説明する。図11にOTU1フレームのフレームフォーマットを示す。OTU1フレームは、OTUオーバーヘッド部とペイロード部とFEC部を有する。オーバーヘッド部は第1列目〜第14列目の14バイト×4行のOTU/ODUオーバーヘッドと、第15列目〜第16列目の2バイト×4行のOPUオーバーヘッドを有する。ペイロード部は第17列目〜第3824列目の3808バイト×4行を有する。FEC部は第3825列目〜第4080列目の256バイト×4行を有する。
インタフェース処理回路21の入力インタフェース23に入力されたOTU1フレームのうち、図において梨地で示すOTU/ODUオーバーヘッドとFEC部は終端回路24で終端され、OPUオーバーヘッドとペイロード部が有効データとなる。この場合、1クロックで2TS(Tributary Slot)、つまり2バイトを処理する場合を想定すると、パラメータPS,Cmは次の通りになる。
PS=4080/2=2040
Cm=(4080−14−256)/2=1905
図12A,図12Bに図7のデータ平滑化回路でOTU1フレームのデータ平滑化を行う場合の信号タイミングチャートを示す。図12Aの(a)にはデータイネーブルI_EN、データI_DTと、イネーブルO_EN,データO_DTを示しており、データI_DTにおけるFEC部などのギャップ(Don‘t care)を平滑化したイネーブルO_ENを生成することを示している。図12Aの(b)には(a)に対して時間軸を拡大して、クロックCLOCK、データイネーブルI_EN、データI_DT、ライトアドレスWAD、ライトイネーブルWEN、データWDTを示す。
図12Bの(a)にはシグマ・デルタ回路46におけるパラメータCm、パラメータPS、前回余り+Cm、信号Ans、イネーブル信号ENそれぞれを示している。また、図12Bの(b)にはリードアドレスRAD,リードイネーブルREN,読み出しデータRDT,イネーブルO_EN,出力データO_DTそれぞれを示している。
OTU1の場合、Cm=1905バイト,PS=2040バイトであるので、図12Bの(a)に示すように、時点t11で前回余りが0、つまり、前回余り+Cm=2040であれば、次の時点t12では0+Cm=1905<PSとなり、スタッフ挿入なのでEN=’0’となる。次の時点t13では1905+Cm=3810≧PSなのでデータ読み出しとなりEN=’1’となる。
これにより、図12Bの(b)に示すように、リードイネーブルRENは時点t13で’0’となり、リードアドレスRADは時点t13,t14で「1」となる。また、イネーブルO_ENは時点t14で’0’となり、次の時点t15に読み出しデータRDTとして「D1」が出力される。
<OTU2フレーム>
インタフェース処理回路21に入力されるフレームがOTU2である場合について説明する。OTU2のフレームフォーマットはOTU1のフレームフォーマットと同じであるが1クロックで8TSの処理を行うため、パラメータPS,Cmは次の通りになる。
PS=4080/8=510
Cm=(4080−14−256)/8=477
図13A,図13Bに図7のデータ平滑化回路でOTU2フレームのデータ平滑化を行う場合の信号タイミングチャートを示す。図13Aの(a)にはデータイネーブルI_EN、データI_DTと、イネーブルO_EN,データO_DTを示しており、データI_DTにおけるFEC部などのギャップ部分を平滑化したイネーブルO_ENを生成することを示している。図13Aの(b)には(a)に対して時間軸を拡大して、クロックCLOCK、データイネーブルI_EN、データI_DTと、ライトアドレスWAD、ライトイネーブルWEN、データWDTを示す。
図13Bの(a)にはシグマ・デルタ回路46におけるパラメータCm、パラメータPS、前回余り+Cm、信号Ans、イネーブル信号ENそれぞれを示している。また、図13Bの(b)にはリードアドレスRAD,リードイネーブルREN,読み出しデータRDT,イネーブルO_EN,出力データO_DTそれぞれを示している。
OTU2の場合、Cm=477バイト,PS=510バイトであるので、図13Bの(a)に示すように、時点t21で前回余りが0、つまり、前回余り+Cm=510であれば、次の時点t22では0+Cm=477<PSとなり、スタッフ挿入なのでEN=’0’となる。次の時点t23では477+Cm=954≧PSなのでデータ読み出しとなりEN=’1’となる。
これにより、図13Bの(b)に示すように、リードイネーブルRENは時点t23で’0’となり、リードアドレスRADは時点t23,t24で「1」となる。また、イネーブルO_ENは時点t24で’0’となり、次の時点t25から読み出しデータRDTとして「D1」が出力される。
ところで、図14にインタフェース処理回路21に入力されるフレームがOTU1,OTU2,OTU3,OTU4それぞれの場合にレジスタ47,48に設定するパラメータPS,Cmの値を示す。前述のように、OTU1ではPS=2040,Cm=1905となる。OTU2ではPS=510,Cm=477となる。また、OTU3ではPS=255,Cm=240となる。OTU4ではPS=102,Cm=95となる。なお、入力されるフレームの種類はOTU1〜OTU4に限定されるものではない。
制御部20はインタフェース処理回路21に入力されるフレームの種類に応じてレジスタ47,48に設定するパラメータPS,Cmの値を変えることで、入力フレームの種類に応じて最適なデータ平滑化を行うことができる。
上記実施形態では、データ/スタッフ判定をCm(有効データ数)、PS(フレーム長)のパラメータにより動的に演算することで、個別テーブルやフレーム周期制御が不要となり、コンパクトかつ再利用性の高い回路で容易にFIFOの読み出し制御を行うことができる。これにより、図4のデータ平滑化回路で必要とされていたROMテーブル34aを用いたデータ/スタッフ判定器34を削除することができ、読み出し制御を行う部分の回路規模が小さくなる。また、回路規模を削減できるため、消費電力を低減することが可能となり省電力化に貢献することができる。
(付記1)
入力フレームを終端して所定のデータを取り出し、終端により生じた無効領域をスタッフとして前記所定のデータ内に分散配置したデータを出力するデータ平滑化回路において、
前記入力フレームに含まれる所定のデータの数に対応する第1の情報とフレーム長に対応する第2の情報とを入力されると、データ位置とスタッフ位置を示す信号を出力するシグマ・デルタ演算器、
を有し、
前記指示信号に基づいて前記所定のデータとスタッフとを含むフレームを出力することを特徴とするデータ平滑化回路。
(付記2)
付記1記載のデータ平滑化回路において、
前記第1及び第2の情報を保持するレジスタと、
を有し、
前記入力フレームの種類に応じて前記レジスタに保持する前記第1及び第2の情報を変更することを特徴とするデータ平滑化回路。
(付記3)
入力フレームを終端して所定のデータを取り出し、終端により生じた無効領域をスタッフとして前記所定のデータ内に分散配置したデータを出力するデータ平滑化方法において、
前記入力フレームに含まれる所定のデータの数に対応する第1の情報とフレーム長に対応する第2の情報とを入力されると、データ位置とスタッフ位置を示す指示信号をシグマ・デルタ演算により生成し、
前記指示信号に基づいて前記所定のデータとスタッフとを含むフレームを出力することを特徴とするデータ平滑化方法。
(付記4)
付記3記載のデータ平滑化方法において、
前記第1及び第2の情報をレジスタに保持し、
前記入力フレームの種類に応じて前記レジスタに保持する前記第1及び第2の情報を変更することを特徴とするデータ平滑化方法。
(付記5)
付記1又は2記載のデータ平滑化回路と、
前記データ平滑化回路から出力されるデータを前記入力フレームのクロックでメモリに書き込み、光ネットワークの光転送ユニットフレームに対応した中間クロックで前記メモリから前記データを読み出して前記光転送ユニットフレームにマッピングし、前記光転送ユニットフレームを共通のシステムクロックに乗せて出力する乗せ換え回路と、
前記乗せ換え回路から出力される光転送ユニットフレームをクロスコネクトするクロスコネクト回路と、
を有することを特徴とするネットワーク装置
1〜7 ADM装置
11A,11B,14A,14B OTUインタフェース
12A,12B,15A,15B,17A,17B,19A,19B 内部フレーム処理部
13 ODUクロスコネクト部
16A,16B,18A,18B クライアントインタフェース
20 制御部
21 インタフェース処理回路
22 フォーマット変換回路
23 入力インタフェース
24 終端回路
25,40 データ平滑化回路
26 クロック乗せ換え部
27 内部フレーム生成部
44 書き込み制御部
45 FIFO
46 シグマ・デルタ演算器
47,48 レジスタ
49 読み出し制御部
61 加算器
63,64 フリップフロップ

Claims (4)

  1. 入力フレームを終端して所定のデータを取り出し、終端により生じた無効領域をスタッフとして前記所定のデータ内に分散配置したデータを出力するデータ平滑化回路において、
    前記入力フレームに含まれる所定のデータの数に対応する第1の情報とフレーム長に対応する第2の情報とを入力されると、データ位置とスタッフ位置を示す信号を出力するシグマ・デルタ演算器、
    を有し、
    前記指示信号に基づいて前記所定のデータとスタッフとを含むフレームを出力することを特徴とするデータ平滑化回路。
  2. 請求項1記載のデータ平滑化回路において、
    前記第1及び第2の情報を保持するレジスタと、
    を有し、
    前記入力フレームの種類に応じて前記レジスタに保持する前記第1及び第2の情報を変更することを特徴とするデータ平滑化回路。
  3. 入力フレームを終端して所定のデータを取り出し、終端により生じた無効領域をスタッフとして前記所定のデータ内に分散配置したデータを出力するデータ平滑化方法において、
    前記入力フレームに含まれる所定のデータの数に対応する第1の情報とフレーム長に対応する第2の情報とを入力されると、データ位置とスタッフ位置を示す指示信号をシグマ・デルタ演算により生成し、
    前記指示信号に基づいて前記所定のデータとスタッフとを含むフレームを出力することを特徴とするデータ平滑化方法。
  4. 請求項3記載のデータ平滑化方法において、
    前記第1及び第2の情報をレジスタに保持し、
    前記入力フレームの種類に応じて前記レジスタに保持する前記第1及び第2の情報を変更することを特徴とするデータ平滑化方法。
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