JP6402517B2 - コンダクタ部材の製造方法、コンダクタ部材、ステータ、及びモータ - Google Patents

コンダクタ部材の製造方法、コンダクタ部材、ステータ、及びモータ Download PDF

Info

Publication number
JP6402517B2
JP6402517B2 JP2014144242A JP2014144242A JP6402517B2 JP 6402517 B2 JP6402517 B2 JP 6402517B2 JP 2014144242 A JP2014144242 A JP 2014144242A JP 2014144242 A JP2014144242 A JP 2014144242A JP 6402517 B2 JP6402517 B2 JP 6402517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor member
conductor
covering
crushing
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014144242A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016021806A (ja
Inventor
小幡 健治
健治 小幡
晋治 北角
晋治 北角
山下 祐司
祐司 山下
貴宏 山本
貴宏 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2014144242A priority Critical patent/JP6402517B2/ja
Publication of JP2016021806A publication Critical patent/JP2016021806A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6402517B2 publication Critical patent/JP6402517B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

本発明は、コンダクタ部材の製造方法、コンダクタ部材、ステータ、及びモータに関するものである。
従来、モータの巻線としては、長尺状の導体部と該導体部の外表面を被覆する被覆部とを有したコンダクタ部材同士を電気的に接続して用いるものがある。このコンダクタ部材は、他のコンダクタ部材と電気的に接続するために、長手方向の端部等の被覆部が除去されて被覆除去部が形成されることになる。
そして、例えば、導体部が金属板材であるコンダクタ部材(所謂平角巻線)の被覆除去部を形成する方法としては、まず長手方向から見て長辺の面を型によって除去し、次に短辺の面を型によって除去し、最後にエッジ面を型によって面取り除去する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−211939号公報
しかしながら、上記のような方法では、面取りを含め少なくとも6面の型加工が必要であり、実際には被覆部を残すと溶接不良を生じる虞があるため、8面の型加工が必要であった。
又、上記のようなコンダクタ部材(所謂平角巻線)では、元々、金属板材の角部が丸く面取り(R面取り)されており、被覆を完全に除去するために、長辺の面及び短辺の面の除去する厚さを薄くすると面取りの深さを深くする必要があり、逆に面取りの深さを浅くすると長辺の面及び短辺の面の除去する厚さを厚くする必要がある。よって、いずれにしても導体部を除去する量が多くなり該導体部(被覆除去部)の断面積が減少してしまう。このことは、例えば、被覆除去部を溶接にて接続した際の電気抵抗の増大や溶接強度の低下を招く原因となる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、容易に被覆除去部の断面積の減少を抑えることができるコンダクタ部材の製造方法を提供することにある。
又、目的は、被覆除去部の断面積の減少が抑えられたコンダクタ部材、ステータ、及びモータを提供することにある。
上記課題を解決するコンダクタ部材の製造方法は、長尺状の導体部と該導体部の外表面を被覆する被覆部とを有し、長手方向の一部の被覆部が除去されて被覆除去部が形成されたコンダクタ部材の製造方法であって、前記コンダクタ部材を長手方向と直交する少なくとも一方向にパンチによって圧潰する圧潰工程と、前記圧潰工程で圧潰する方向に沿って、及び圧潰する方向と直交する方向に沿って前記被覆部を含む前記コンダクタ部材の外表面を除去して前記被覆除去部を形成する除去工程とを備え、前記圧潰工程は、圧潰する部分の長手方向両外側をクランプ部材によって拘束して行う
同方法によれば、圧潰工程にてコンダクタ部材が長手方向と直交する少なくとも一方向にパンチによって圧潰され、除去工程にて圧潰工程で圧潰する方向に沿って、及び圧潰する方向と直交する方向に沿って被覆部を含むコンダクタ部材の外表面が除去されて被覆除去部が形成される。このようにすると、圧潰工程でコンダクタ部材の断面形状が矩形に近づけられることで、除去工程では4面を除去するだけとしながら導体部を除去する量を抑えて該導体部の断面積の減少を抑えることができる。
、圧潰工程は、圧潰する部分の長手方向両外側がクランプ部材によって拘束されて行われるため、圧潰時に導体部が長手方向外側に逃げてしまうことが抑えられ、導体部の断面積の減少をより抑えることができる。
上記コンダクタ部材の製造方法において、前記クランプ部材は、先端に向かうほど幅が狭くなる楔形状であることが好ましい。
同方法によれば、クランプ部材は、先端に向かうほど幅が狭くなる楔形状であるため、圧潰時に導体部が長手方向外側に逃げてしまうことが良好に抑えられ、導体部の断面積の減少をより抑えることができる。
上記課題を解決するコンダクタ部材の製造方法は、長尺状の導体部と該導体部の外表面を被覆する被覆部とを有し、長手方向の一部の被覆部が除去されて被覆除去部が形成されたコンダクタ部材の製造方法であって、前記コンダクタ部材を長手方向と直交する少なくとも一方向にパンチによって圧潰する圧潰工程と、前記圧潰工程で圧潰する方向に沿って、及び圧潰する方向と直交する方向に沿って前記被覆部を含む前記コンダクタ部材の外表面を除去して前記被覆除去部を形成する除去工程とを備え、前記パンチにおける前記コンダクタ部材の長手方向に沿った両側部には、反圧潰方向に向かって前記長手方向外側に傾斜した傾斜面が形成され、前記パンチにおける前記傾斜面の更に前記長手方向外側には、前記被覆部の反圧潰方向への突出を抑えるための抑え部が形成された。
同方法によれば、圧潰工程にてコンダクタ部材が長手方向と直交する少なくとも一方向にパンチによって圧潰され、除去工程にて圧潰工程で圧潰する方向に沿って、及び圧潰する方向と直交する方向に沿って被覆部を含むコンダクタ部材の外表面が除去されて被覆除去部が形成される。このようにすると、圧潰工程でコンダクタ部材の断面形状が矩形に近づけられることで、除去工程では4面を除去するだけとしながら導体部を除去する量を抑えて該導体部の断面積の減少を抑えることができる。
又、パンチにおけるコンダクタ部材の長手方向に沿った両側部には、反圧潰方向に向かって前記長手方向外側に傾斜した傾斜面が形成されるため、圧潰時に、パンチの両側部と対応した位置でのコンダクタ部材の形状の変化をなだらかにして形状の制御を良好とすることができる。即ち、例えば、パンチの両側部が反圧潰方向に沿った平面であると、コンダクタ部材の形状の変化が急激になるとともに形状の制御が困難となるが、これを回避して安定して同一の形状とすることができる。
又、パンチにおける傾斜面の更に前記長手方向外側には、被覆部の反圧潰方向への突出を抑えるための抑え部が形成されるため、圧潰時にパンチの両端部で被覆部が反圧潰方向に大きく突出してしまうことを抑えることができる。即ち、例えば、抑え部がないパンチでは、圧潰時にパンチの両端部で被覆部が反圧潰方向に大きく突出してしまう虞があるが、これを抑え部にて抑えることができる。
上記コンダクタ部材の製造方法において、圧潰される前における前記コンダクタ部材は、前記導体部が、角部が丸く面取りされた金属板材よりなる平角巻線であることが好ましい。
同方法によれば、圧潰される前におけるコンダクタ部材は、導体部が、角部が丸く面取りされた金属板材よりなる平角巻線であるため、一方向(一平面の直交方向)から圧潰すれば、角部(4隅)の丸く面取りされた部分(円弧)の半径が小さくなるように断面形状が矩形に近づけられる。このようにすると、圧潰工程でコンダクタ部材の断面形状が略矩形となるため、例えば、圧潰される前の導体部が円形の場合に比べて、容易に導体部を除去する量をより抑えて該導体部の断面積の減少をより抑えることができる。
上記コンダクタ部材の製造方法において、前記圧潰工程では、前記コンダクタ部材の前記被覆部の角部における円弧の半径が前記被覆部の厚さ以下となるように圧潰することが好ましい。
同方法によれば、圧潰工程では、コンダクタ部材の被覆部の角部における円弧の半径が被覆部の厚さ以下となるように圧潰されるため、前記半径が被覆部の厚さより大きくなるように圧潰する場合に比べて、導体部を除去する量をより抑えて該導体部の断面積の減少をより抑えることができる。
上記コンダクタ部材の製造方法において、前記除去工程の後、前記被覆除去部の長手方向中央部を分断することで、分断されたそれぞれの端部に前記被覆除去部を形成する分断工程を備えることが好ましい。
同方法によれば、除去工程の後、分断工程にて被覆除去部の長手方向中央部が分断されることで、分断されたそれぞれの端部に被覆除去部が形成される。よって、各端部に被覆除去部を形成する場合の製造が、それぞれの端部で前記圧潰工程及び除去工程を行う場合に比べて、容易となる。
上記コンダクタ部材の製造方法において、前記コンダクタ部材をU字状に折り曲げる折曲工程を備えることが好ましい。
同方法によれば、折曲工程にてコンダクタ部材がU字状に折り曲げられるため、U字状で両端部に被覆除去部が形成されたコンダクタ部材を容易に得ることができる。
上記課題を解決するためのコンダクタ部材は、上記コンダクタ部材の製造方法によって製造される。
同構成によれば、被覆除去部の断面積の減少が抑えられたコンダクタ部材を提供することができる。
上記課題を解決するためのステータは、上記コンダクタ部材同士が前記被覆除去部で電気的に接続されて構成されるセグメント巻線と、環状部から径方向内側に延びる複数のティースを有し該ティース間のスロットに前記コンダクタ部材が軸方向に貫通するとともに径方向に並設されるステータコアとを備える。
同構成によれば、スロットにコンダクタ部材を整然と並設して高占積率とすることができるとともに、コンダクタ部材の被覆除去部における導体部の断面積の減少が抑えられることから、その接続部での電気抵抗の増大や溶接強度の低下を抑えることができ、高効率及び高品質のステータを提供することができる。
上記課題を解決するためのモータは、上記ステータと、前記ステータコアの軸方向両側にそれぞれ設けられて該ステータコアの外周面を露出させつつ該ステータコアを軸方向に挟持する第1フレーム及び第2フレームと、前記第1及び第2フレームに回転可能に支持されて前記ステータコアと径方向に対向するロータとを備える。
同構成によれば、ステータコアの外周面を露出させつつステータコアを軸方向に挟持する第1フレーム及び第2フレームを備えるため、例えば、ステータコアの外周面を覆ってしまう筒状ハウジングを備えたものに比べて、放熱性の高いモータとすることができる。
上記モータにおいて、前記ステータコアは、軸方向端部に積層され径方向内側端部から軸方向に突出するとともに前記ロータと径方向に対向する突起部を有する磁性板を有し、前記被覆除去部の少なくとも一部は、前記突起部の径方向外側に配置されることが好ましい。
同構成によれば、ステータコアは、軸方向端部に積層され径方向内側端部から軸方向に突出するとともに前記ロータと径方向に対向する突起部を有する磁性板を有するため、ステータコアにおけるロータとの対向面を減少させることなく、突起部以外の部分のステータコアの軸方向の厚さを抑えることができる。又、電気的に接続される被覆除去部の少なくとも一部は、前記突起部の径方向外側に配置されるため、該被覆除去部(即ち、接続部)がステータの軸方向の厚さを大きくしてしまうことも抑えることができる。更に、被覆除去部は、導体部の断面積の減少を抑えることができるので、ステータコアから軸方向に大きく突出させて接続する必要がなく、より被覆除去部(即ち、接続部)がステータの軸方向の厚さを大きくしてしまうことを抑えることができる。
本発明のコンダクタ部材の製造方法では、容易に被覆除去部の断面積の減少を抑えることができる。
又、本発明のコンダクタ部材、ステータ、及びモータでは、被覆除去部の断面積の減少が抑えられる。
一実施形態におけるモータの模式断面図。 一実施形態におけるステータの平面図。 一実施形態におけるコンダクタ部材の模式図。 一実施形態における圧潰工程を説明するための模式図。 図4におけるA−A線に沿った断面図。 (a),(b)は一実施形態における除去工程を説明するための模式図。 一実施形態における除去工程及び分断工程を説明するための模式図。 別例におけるモータの模式断面図。
以下、モータの一実施形態を図1〜図7に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態のモータ10は、第1フレームとしてのリヤフレーム11と第2フレームとしてのフロントフレーム12によってモータ10の軸方向に挟持された環状のステータ13の内側にロータ14が配置されて構成されている。なお、モータ10の軸方向出力側(後述するジョイント47側)を保持するフレームをフロントフレーム12とし、軸方向反出力側を保持するフレームをリヤフレーム11としている。各フレーム11,12は、互いに離間しないようにステータ13の外周側の位置でスルーボルト15にて締結固定されている。
[フレーム]
リヤフレーム11及びフロントフレーム12は、アルミニウムや鋼鉄等の金属材料にて形成されている。リヤフレーム11は、略円盤状の本体部11aと、本体部11aの外周縁からモータ10の軸方向に延出された円筒状のステータ保持部11bとを備えている。一方のフロントフレーム12も略同様の構成であり、略円盤状の本体部12aと、本体部12aの外周縁からモータ10の軸方向に延出された円筒状のステータ保持部12bとを備えている。各フレーム11,12の本体部11a,12aの径方向中央には、同軸上に配置された軸受16,17が保持され、その軸受16,17には、ロータ14の回転軸18が軸支されている。
各フレーム11,12の本体部11a,12aには、その外周縁の複数箇所(例えば2箇所)から径方向外側に延びる締結固定部11c,12cが形成されている。なお、図1では、周方向に複数設けられた締結固定部11c,12cをそれぞれ1つのみ図示している。リヤフレーム11側の締結固定部11cとフロントフレーム12側の締結固定部12cは互いに同数設けられるとともに、回転軸18の軸方向に互いに対向している。そして、それぞれ対をなす締結固定部11c,12cがスルーボルト15によって締結固定されることで、各フレーム11,12がステータ13(詳しくは後述するステータコア21)の外周面を露出させつつステータ13(詳しくはステータコア21)を挟持する状態で互いに固定されるようになっている。
[ステータ]
ステータ13は、各フレーム11,12のステータ保持部11b,12bに挟持された円環状のステータコア21と、そのステータコア21にインシュレータ(図示略)を介して装着されたセグメント巻線22とを備える。
図1及び図2に示すように、ステータコア21は、複数の鋼板(コアシート)を積層して一体化することによって形成され、環状の環状部23と該環状部23から径方向内側に延びる複数のティース24とを有する。
ステータコア21において、各ティース24の間の空間は、セグメント巻線22を構成するコンダクタ部材25を収容する部位であるスロットSとして構成される。本実施形態のティース24は、スロットSの周方向の幅が径方向で一定となるように形成されている。尚、本実施形態のステータコア21に形成されたスロットSの個数は、ティース24と同数(本実施形態では60個)である。そして、ティース24間のスロットSには、電気的に接続されてセグメント巻線22を構成するコンダクタ部材25が軸方向に貫通するとともに径方向に並設される。
[セグメント巻線]
上記したステータコア21に装着されたセグメント巻線22は、複数のコンダクタ部材25(セグメントコンダクタ)にて構成されている。各コンダクタ部材25は、所定のもの同士で接続されて、3相(U相、V相、W相)Y結線のセグメント巻線22を構成している。
図1及び図3に示すように、各コンダクタ部材25は、スロットS内に挿通される部位である一対の直線部31と、スロットSから軸方向一方側(リヤフレーム11側)に突出する第1突出部32と、スロットSから軸方向他方側(フロントフレーム12側)に突出する第2突出部33とを有し、第1突出部32側で折り返される略U字状をなしている。
一対の直線部31は、径方向位置が互いにずれるように配置されるとともに、周方向位置の異なるスロットSにそれぞれ挿入される。また、直線部31はスロットS内においてインシュレータ(図示略)の内側に配置されてステータコア21と電気的に絶縁されている。
又、コンダクタ部材25は、各スロットS内において直線部31が径方向に4つ並ぶように配置されている。そして、コンダクタ部材25には、2つの直線部31が径方向内側から1つ目と4つ目に配置されるものと、2つの直線部31が径方向内側から2つ目と3つ目に配置されるものの2種類が用いられている(図3では1種類のみ図示する)。尚、主にこの2種類のコンダクタ部材25からセグメント巻線22が構成されるが、例えばセグメント巻線22の端部(電源接続端子や中性点接続端子等)を構成するコンダクタ部材には、別種類のもの(例えば、直線部が1つだけのコンダクタ部材)が用いられる。
又、コンダクタ部材25は、長尺状であって本実施形態では上記したようにU字状の導体部41と該導体部41の外表面を被覆する被覆部42とを有し、長手方向の一部であって、本実施形態では両端部である第2突出部33の先端部の被覆部42が除去されて(導体部41が露出した)被覆除去部43が形成されている。そして、コンダクタ部材25同士は、フロントフレーム12側に突出した第2突出部33、即ち被覆除去部43同士が溶接により電気的に接続され、各コンダクタ部材25によってセグメント巻線22が構成されている。尚、本実施形態の被覆除去部43は、溶接面43aの反対側に切り欠き部43bが形成されている。
[ロータ]
図1に示すように、ロータ14は、軸受16,17に軸支された回転軸18と、回転軸18に一体回転可能に固定された略円筒状のロータコア45と、ロータコア45の外周面に固着された複数の永久磁石46とから構成されている。回転軸18の先端部(図1において左側の端部)は、フロントフレーム12を貫通して外部に突出している。そして、この回転軸18の先端部には、該回転軸18と一体回転するジョイント47が設けられている。このジョイント47は図示しない外部装置に連結され、その外部装置に回転軸18の回転を伝達する。
次に、上記のように構成されたモータ10の作用について説明する。
ステータ13のセグメント巻線22(被覆除去部43同士で電気的に接続されたコンダクタ部材25)に駆動電流が供給されると、ステータ13でロータ14を回転させるための回転磁界が発生されて、ロータ14が回転駆動される。
ここで、上記のように構成されたコンダクタ部材25の製造方法について説明する。
コンダクタ部材25の製造方法は、「圧潰工程」と、「除去工程」と、「分断工程」と、「折曲工程」とを備える。そして、素材として用意するコンダクタ部材25は、平角巻線であって、導体部41が金属板材よりなり、その角部が丸く面取り(R面取り)されたものである。尚、素材として用意するコンダクタ部材25は、長手方向全体に被覆部42が形成されるとともに、上記したコンダクタ部材25を複数個製造可能な長さの素材であるが、便宜上、製造されたコンダクタ部材25と同様の符号を付して説明する。
まず、図4及び図5に示すように、「圧潰工程」では、素材としてのコンダクタ部材25を長手方向と直交する一方向(上下方向)に一対のパンチ51によって圧潰する。詳しくは、本実施形態では、図5に示すように、コンダクタ部材25を、その長辺に沿った方向に一対のパンチ51によって圧潰する。これによって、コンダクタ部材25の断面形状が矩形に近づけられる。尚、図5では、圧潰される前のコンダクタ部材25の形状を2点鎖線で図示している。即ち、本実施形態の圧潰工程では、コンダクタ部材25の角部(4隅)の丸く面取りされた部分(円弧)の半径が小さくなるように断面形状が矩形に近づけられる。
又、図4に示すように、本実施形態のパンチ51におけるコンダクタ部材25の長手方向に沿った両側部には、反圧潰方向に向かって前記長手方向外側に傾斜した傾斜面51aが形成されている。この傾斜面51aは、圧潰時に、パンチ51の両側部と対応した位置でのコンダクタ部材25の形状の変化をなだらかにして形状の制御(成型性)を良好とする。
又、本実施形態のパンチ51における傾斜面51aの更に長手方向外側には、前記被覆部42の反圧潰方向への突出を抑えるための抑え部51bが形成されている。抑え部51bは、パンチ51によって圧潰した状態で素材としてのコンダクタ部材25の上下の平坦面に沿った形状とされ、圧潰時に、パンチ51の両端部で被覆部42が反圧潰方向に大きく突出してしまうことを抑える。
又、本実施形態の「圧潰工程」は、圧潰する部分の長手方向両外側をクランプ部材52,53によって拘束して行う。詳しくは、本実施形態のクランプ部材52,53は、先端に向かうほど幅が狭くなる楔形状であって、前記パンチ51を(コンダクタ部材25の長手方向に)挟むように配置され、圧潰時に導体部41(その肉)が長手方向に逃げることを抑える。
次に、図6(a)及び図6(b)に示すように、「除去工程」では、前記「圧潰工程」で圧潰する方向に沿って、及び圧潰する方向と直交する方向に沿って被覆部42を含むコンダクタ部材25の外表面を除去して前記被覆除去部43を形成する。詳しくは、本実施形態では、まず、図6(a)に示すように、前記「圧潰工程」で圧潰する方向(コンダクタ部材25の長辺に沿った方向)に沿って図示しない型で打ち抜いて被覆部42を含むコンダクタ部材25の外表面(側方の面)を除去する。このとき、コンダクタ部材25の長辺に沿った被覆部42(側方の被覆部42)が確実に除去されるように導体部41をも僅かに削ぐように除去する。そして、図6(b)に示すように、前記「圧潰工程」で圧潰する方向と直交する方向に沿って図示しない型で打ち抜いて被覆部42を含むコンダクタ部材25の外表面(図6(b)中、左右の面)を除去する。このとき、コンダクタ部材25の短辺に沿った被覆部42(上下の被覆部42)が確実に除去されるように導体部41をも僅かに削ぐように除去する。これにより、図7に示すように、導体部41が露出した被覆除去部43が形成される。
次に、「分断工程」では、前記被覆除去部43の長手方向中央部(図7中、2点鎖線で図示する部分B)を分断することで、分断されたそれぞれの端部に前記被覆除去部43を形成する。尚、前記切り欠き部43b(図3参照)は、この「分断工程」で同時に形成してもよいし、前記「除去工程」で同時に打ち抜いて形成してもよい。
次に、「折曲工程」では、コンダクタ部材25をU字状に折り曲げて、その両端部に被覆除去部43が形成されたコンダクタ部材25(図3参照)を得る。このようにして、コンダクタ部材25の製造が完了する。
次に、上記実施形態の特徴的な効果を以下に記載する。
(1)「圧潰工程」にてコンダクタ部材25が長手方向と直交する一方向にパンチ51によって圧潰され、「除去工程」にて「圧潰工程」で圧潰する方向に沿って、及び圧潰する方向と直交する方向に沿って被覆部42を含むコンダクタ部材25の外表面が除去されて被覆除去部43が形成される。このようにすると、「圧潰工程」でコンダクタ部材25の断面形状が矩形に近づけられることで、「除去工程」では4面を除去するだけとしながら導体部41を除去する量を抑えて被覆除去部43における導体部41の断面積の減少を抑えることができる。尚、被覆除去部43における導体部41の断面積の減少を抑えることは、被覆除去部43を溶接にて接続した際の電気抵抗の増大を抑えることや溶接強度の低下を抑えることに寄与する。
(2)「圧潰工程」は、圧潰する部分の長手方向両外側がクランプ部材52,53によって拘束されて行われるため、圧潰時に導体部41が長手方向外側に逃げてしまうことが抑えられ、被覆除去部43における導体部41の断面積の減少をより抑えることができる。
(3)クランプ部材52,53は、先端に向かうほど幅が狭くなる楔形状であるため、圧潰時に導体部41が長手方向外側に逃げてしまうことが良好に抑えられ、被覆除去部43における導体部41の断面積の減少をより抑えることができる。
(4)圧潰される前におけるコンダクタ部材25は、導体部41が、角部が丸く面取りされた金属板材よりなる平角巻線であるため、一方向(一平面の直交方向)から圧潰すれば、角部(4隅)の丸く面取りされた部分(円弧)の半径が小さくなるように断面形状が矩形に近づけられる。このようにすると、「圧潰工程」でコンダクタ部材25の断面形状が略矩形となるため、例えば、圧潰される前の導体部が円形の場合に比べて、容易に導体部41を除去する量をより抑えて該導体部41の断面積の減少をより抑えることができる。
(5)パンチ51におけるコンダクタ部材25の長手方向に沿った両側部には、反圧潰方向に向かって前記長手方向外側に傾斜した傾斜面51aが形成されるため、圧潰時に、パンチ51の両側部と対応した位置でのコンダクタ部材25の形状の変化をなだらかにして形状の制御を良好とすることができる。即ち、例えば、パンチ51の両側部が反圧潰方向に沿った平面であると、コンダクタ部材25の形状の変化が急激になるとともに形状の制御が困難となるが、これを回避して安定して同一の形状とすることができる。
(6)パンチ51における傾斜面51aの更に長手方向外側には、前記被覆部42の反圧潰方向への突出を抑えるための抑え部51bが形成されるため、圧潰時にパンチ51の両端部で被覆部42が反圧潰方向に大きく突出してしまうことを抑えることができる。即ち、例えば、抑え部51bがないパンチでは、圧潰時にパンチの両端部で被覆部42が反圧潰方向に大きく突出してしまう虞があるが、これを抑え部51bにて抑えることができる。
(7)「除去工程」の後、「分断工程」にて被覆除去部43の長手方向中央部が分断されることで、分断されたそれぞれの(コンダクタ部材25の)端部に被覆除去部43が形成される。よって、本実施形態のように、各端部に被覆除去部43を形成する場合の製造が、それぞれの端部で前記「圧潰工程」及び「除去工程」を行う場合に比べて、容易となる。
(8)「折曲工程」にてコンダクタ部材25がU字状に折り曲げられるため、U字状で両端部に被覆除去部43が形成されたコンダクタ部材25を容易に得ることができる。
(9)ステータ13は、コンダクタ部材25同士が被覆除去部43で電気的に接続されて構成されるセグメント巻線22と、環状部23から径方向内側に延びる複数のティース24を有し該ティース24間のスロットSにコンダクタ部材25が軸方向に貫通するとともに径方向に並設されるステータコア21とを備える。このようにすると、スロットSにコンダクタ部材25を整然と並設して高占積率とすることができるとともに、コンダクタ部材25の被覆除去部43における導体部41の断面積の減少が抑えられることから、その接続部での電気抵抗の増大や溶接強度の低下を抑えることができ、高効率及び高品質のステータ13を提供することができる。尚、本実施形態では、コンダクタ部材25を平角巻線としたため、スロットS内の隙間をほぼ無くすことができ、より高占積率とすることができる。
(10)モータ10は、ステータコア21の外周面を露出させつつステータコア21を軸方向に挟持するリヤフレーム11及びフロントフレーム12を備えるため、例えば、ステータコア21の外周面を覆ってしまう筒状ハウジングを備えたものに比べて、放熱性の高いモータ10とすることができる。
上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態のステータコア21は、図8に示すように、軸方向端部に積層され、径方向内側端部から軸方向に突出するとともに前記ロータ14と径方向に対向する突起部61aを有する磁性板61を有したステータコア62に変更してもよい。このステータコア62における前記被覆除去部43は前記突起部61aの径方向外側に配置される。
このようにすると、ステータコア62におけるロータ14との対向面を減少させることなく、突起部61a以外の部分のステータコア62の軸方向の厚さを抑えることができる。又、電気的に接続される被覆除去部43は、前記突起部61aの径方向外側に配置されるため、該被覆除去部43(即ち、接続部)がステータ63の軸方向の厚さを大きくしてしまうことも抑えることができる。更に、被覆除去部43は、導体部41の断面積の減少を抑えることができるので、ステータコア62から軸方向に大きく突出させて接続する必要がなく、より被覆除去部43(即ち、接続部)がステータ63の軸方向の厚さを大きくしてしまうことを抑えることができる。
・上記実施形態では、特に言及していないが、「圧潰工程」では、コンダクタ部材25の被覆部42の角部における円弧の半径が被覆部42の厚さ以下となるように圧潰してもよい。このようにすると、前記半径が被覆部42の厚さより大きくなるように圧潰する場合に比べて、導体部41を除去する量をより抑えて該導体部41の断面積の減少をより抑えることができる。
・上記実施形態では、「圧潰工程」は、圧潰する部分の長手方向両外側がクランプ部材52,53によって拘束されて行われるとしたが、これに限定されず、拘束せずに「圧潰工程」を行ってもよい。
・上記実施形態では、クランプ部材52,53は、先端に向かうほど幅が狭くなる楔形状であるとしたが、圧潰時に導体部41が長手方向外側に逃げてしまうことを抑えることができれば、他の形状のクランプ部材に変更してもよい。
・上記実施形態では、圧潰される前における(素材としての)コンダクタ部材25は、平角巻線であるとしたが、これに限定されず、導体部の断面が円形のものとしてもよい。この場合でも、「圧潰工程」でコンダクタ部材の断面形状を矩形に近づけることができる。又、特にこの場合、「圧潰工程」ではコンダクタ部材を長手方向と直交する二方向(上下方向と左右方向)にパンチによって圧潰してもよい。
・上記実施形態では、パンチ51には抑え部51bが形成されるとしたが、これに限定されず、抑え部51bを有していないパンチに変更してもよい。又、パンチ51には傾斜面51aが形成されるとしたが、これに限定されず、傾斜面51aを有していないパンチに変更してもよい。
・上記実施形態では、コンダクタ部材25の製造方法は、「除去工程」の後、被覆除去部43の長手方向中央部を分断する「分断工程」を備えるとしたが、これに限定されず、例えば、まず素材としてのコンダクタ部材25を分断した後、その端部で「圧潰工程」及び「除去工程」を行ってもよい。又、例えば、「圧潰工程」の後にコンダクタ部材25を分断し、その後、「除去工程」を行ってもよい。
・上記実施形態では、コンダクタ部材25の製造方法は、コンダクタ部材25をU字状に折り曲げる「折曲工程」を備えるとしたが、これに限定されず、例えば「折曲工程」を備えずにU字状以外の(例えば、セグメント巻線22の端部等に用いられる直線部が1つだけの)コンダクタ部材を製造するようにしてもよい。又、上記実施形態では、「折曲工程」は「分断工程」の後に行うとしたが、これに限定されず、「折曲工程」は「分断工程」の前に行ってもよい。
・上記実施形態では、コンダクタ部材25は、互いに被覆除去部43同士で電気的に接続されてステータ13のセグメント巻線22を構成するものとしたが、これに限定されず、ステータ13以外の他の用途に用いられるコンダクタ部材としてもよい。
・上記実施形態では、モータ10は、ステータコア21の外周面を露出させつつステータコア21を軸方向に挟持するリヤフレーム11及びフロントフレーム12を備えるものとしたが、これに限定されず、例えば、ステータコア21の外周面を覆ってしまう筒状ハウジングを備えたモータとしてもよい。
10…モータ、11…リヤフレーム(第1フレーム)、12…フロントフレーム(第2フレーム)、13,63…ステータ、14…ロータ、21,62…ステータコア、22…セグメント巻線、23…環状部、24…ティース、25…コンダクタ部材、41…導体部、42…被覆部、43…被覆除去部、51…パンチ、51a…傾斜面、51b…抑え部、52,53…クランプ部材、61…磁性板、61a…突起部、S…スロット。

Claims (11)

  1. 長尺状の導体部と該導体部の外表面を被覆する被覆部とを有し、長手方向の一部の被覆部が除去されて被覆除去部が形成されたコンダクタ部材の製造方法であって、
    前記コンダクタ部材を長手方向と直交する少なくとも一方向にパンチによって圧潰する圧潰工程と、
    前記圧潰工程で圧潰する方向に沿って、及び圧潰する方向と直交する方向に沿って前記被覆部を含む前記コンダクタ部材の外表面を除去して前記被覆除去部を形成する除去工程と
    を備え
    前記圧潰工程は、圧潰する部分の長手方向両外側をクランプ部材によって拘束して行うことを特徴とするコンダクタ部材の製造方法。
  2. 請求項に記載のコンダクタ部材の製造方法において、
    前記クランプ部材は、先端に向かうほど幅が狭くなる楔形状であることを特徴とするコンダクタ部材の製造方法。
  3. 長尺状の導体部と該導体部の外表面を被覆する被覆部とを有し、長手方向の一部の被覆部が除去されて被覆除去部が形成されたコンダクタ部材の製造方法であって、
    前記コンダクタ部材を長手方向と直交する少なくとも一方向にパンチによって圧潰する圧潰工程と、
    前記圧潰工程で圧潰する方向に沿って、及び圧潰する方向と直交する方向に沿って前記被覆部を含む前記コンダクタ部材の外表面を除去して前記被覆除去部を形成する除去工程と
    を備え、
    前記パンチにおける前記コンダクタ部材の長手方向に沿った両側部には、反圧潰方向に向かって前記長手方向外側に傾斜した傾斜面が形成され、
    前記パンチにおける前記傾斜面の更に前記長手方向外側には、前記被覆部の反圧潰方向への突出を抑えるための抑え部が形成されたことを特徴とするコンダクタ部材の製造方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコンダクタ部材の製造方法において、
    圧潰される前における前記コンダクタ部材は、前記導体部が、角部が丸く面取りされた金属板材よりなる平角巻線であることを特徴とするコンダクタ部材の製造方法。
  5. 請求項4に記載のコンダクタ部材の製造方法において、
    前記圧潰工程では、前記コンダクタ部材の前記被覆部の角部における円弧の半径が前記被覆部の厚さ以下となるように圧潰することを特徴とするコンダクタ部材の製造方法。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のコンダクタ部材の製造方法において、
    前記除去工程の後、前記被覆除去部の長手方向中央部を分断することで、分断されたそれぞれの端部に前記被覆除去部を形成する分断工程を備えたことを特徴とするコンダクタ部材の製造方法。
  7. 請求項に記載のコンダクタ部材の製造方法において、
    前記コンダクタ部材をU字状に折り曲げる折曲工程を備えたことを特徴とするコンダクタ部材の製造方法。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のコンダクタ部材の製造方法によって製造されたことを特徴とするコンダクタ部材。
  9. 請求項に記載のコンダクタ部材同士が前記被覆除去部で電気的に接続されて構成されるセグメント巻線と、
    環状部から径方向内側に延びる複数のティースを有し該ティース間のスロットに前記コンダクタ部材が軸方向に貫通するとともに径方向に並設されるステータコアと
    を備えたことを特徴とするステータ。
  10. 請求項に記載のステータと、
    前記ステータコアの軸方向両側にそれぞれ設けられて該ステータコアの外周面を露出させつつ該ステータコアを軸方向に挟持する第1フレーム及び第2フレームと、
    前記第1及び第2フレームに回転可能に支持されて前記ステータコアと径方向に対向するロータと
    を備えたことを特徴とするモータ。
  11. 請求項1に記載のモータにおいて、
    前記ステータコアは、軸方向端部に積層され径方向内側端部から軸方向に突出するとともに前記ロータと径方向に対向する突起部を有する磁性板を有し、
    前記被覆除去部の少なくとも一部は、前記突起部の径方向外側に配置されたことを特徴とするモータ。
JP2014144242A 2014-07-14 2014-07-14 コンダクタ部材の製造方法、コンダクタ部材、ステータ、及びモータ Expired - Fee Related JP6402517B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014144242A JP6402517B2 (ja) 2014-07-14 2014-07-14 コンダクタ部材の製造方法、コンダクタ部材、ステータ、及びモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014144242A JP6402517B2 (ja) 2014-07-14 2014-07-14 コンダクタ部材の製造方法、コンダクタ部材、ステータ、及びモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016021806A JP2016021806A (ja) 2016-02-04
JP6402517B2 true JP6402517B2 (ja) 2018-10-10

Family

ID=55266330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014144242A Expired - Fee Related JP6402517B2 (ja) 2014-07-14 2014-07-14 コンダクタ部材の製造方法、コンダクタ部材、ステータ、及びモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6402517B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6423398B2 (ja) * 2016-09-20 2018-11-14 本田技研工業株式会社 剥離装置及び剥離方法
JP6936113B2 (ja) * 2017-10-30 2021-09-15 トヨタ自動車株式会社 コイル用導線の加工装置
JP7195064B2 (ja) * 2018-06-18 2022-12-23 三菱電機株式会社 回転電機の固定子の製造方法及び回転電機の製造方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4462392B2 (ja) * 2000-02-23 2010-05-12 三菱電機株式会社 交流発電機の固定子の製造方法
JP3738733B2 (ja) * 2002-01-18 2006-01-25 株式会社デンソー 車両用回転電機の固定子及びその製造方法
JP4019951B2 (ja) * 2002-03-01 2007-12-12 株式会社デンソー 回転電機の巻線の製造方法および巻線凹部の加工方法
JP3786059B2 (ja) * 2002-06-25 2006-06-14 株式会社デンソー 回転電機のセグメント順次接合ステータコイルおよびその製造方法
JP4654068B2 (ja) * 2005-05-24 2011-03-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 接合電線と接合電線の加工方法,回転電機の固定子と回転電機の固定子の製造方法及び接合電線製造装置
JP5548377B2 (ja) * 2009-03-31 2014-07-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 回転電機
JP2012210001A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Aisin Aw Co Ltd 角線被膜除去方法及び装置
JP2013165579A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Toyota Motor Corp 平角導体の絶縁皮膜除去方法
JP5960571B2 (ja) * 2012-10-09 2016-08-02 アスモ株式会社 モータ及びモータの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016021806A (ja) 2016-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6533831B2 (ja) 回転電機
JP2016127798A (ja) モータおよびモータの製造方法
JP5353874B2 (ja) 回転電機の固定子及びその製造方法
JP2018064421A (ja) 回転電機のステータ
JP6380310B2 (ja) 回転電機のステータ
JP6402517B2 (ja) コンダクタ部材の製造方法、コンダクタ部材、ステータ、及びモータ
JPWO2018037529A1 (ja) 回転電機
JP7442050B2 (ja) コイル及びそれを備えたステータ、ロータ、モータ並びにコイルの製造方法
JP2014207785A (ja) モータ
JP2016116421A (ja) 回転電機
JP5376262B2 (ja) 回転電機の固定子及びその製造方法
JP2000209793A (ja) 回転電機の固定子
JP5125623B2 (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
JP6238554B2 (ja) 回転電機の固定子および回転電機
JP6338767B2 (ja) 回転電機
JP6079240B2 (ja) 回転電機用ステータおよび回転電機
JP2015119516A (ja) ステータコア、ステータ、及びモータ
JP2010239680A (ja) 回転電機用電機子及びその製造方法
JP6464905B2 (ja) モータ
JP6244268B2 (ja) 電機子コアの製造方法
JP2005019618A (ja) 縦巻きコイルおよびその製造方法
JP2016092875A (ja) 回転電機の固定子及び回転電機
JP5977182B2 (ja) モータ
JP6047412B2 (ja) モータ
JP2015119515A (ja) ステータコア、ステータ、モータ、及びステータコアの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180309

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20180501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180814

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180827

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6402517

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees