JP6401482B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
<画像形成装置のハードウェア構成>
まず、図1を参照して、本実施形態に係る画像形成装置100の構成について説明する。画像形成装置100は、イエロー(Y)色、マゼンタ(M)色、シアン(C)色、及びブラック(Bk)色のトナーをそれぞれ用いて画像(トナー像)を形成する4つの画像形成部101Y、101M、101C、101Bkを備えている。
次に、図2及び図3を参照して、光走査装置104Y、104M、104C、104Bkの構成を説明する。なお、画像形成部101Y、101M、101C、101Bkの構成は同一であるため、以下では、添え字Y、M、C、Bkを省略した表記を行う場合がある。例えば、感光ドラム102と表記した場合、感光ドラム102Y、102M、102C、102Bkのそれぞれを表し、光走査装置104と表記した場合、光走査装置104Y、104M、104C、104Bkのそれぞれを表すものとする。
まず、図3(a)は、光源201の拡大図であり、図3(b)は、光源201から出射されたレーザ光による感光ドラム102上の走査位置を示す図である。光源201は、それぞれがレーザ光を出射(出力)するN個の発光素子(LD1〜LDN)を備える。光源201のn番目(nは1〜Nの整数)の発光素子n(LDn)は、レーザ光Lnを出射する。図3(a)のX軸方向は、ポリゴンミラー204によって偏向された各レーザ光が感光ドラム102上を走査する方向(主走査方向)に対応する方向である。また、Y軸方向は、主走査方向に直交する方向であり、感光ドラム102の回転方向(副走査方向)に対応する方向である。なお、本実施形態で、N個の発光素子(LD1〜LDN)は、感光体を露光するための光ビームをそれぞれが出射する複数の発光点の一例であり、光源201は、複数の発光点を備える光源の一例である。
図4は、本実施形態に係る画像形成装置100の制御構成を示すブロック図である。画像形成装置100は、制御構成として、CPU401、レーザドライバ403、クロック(CLK)信号生成部404、画像処理部405、メモリ406、及びモータ407を備える。なお、本実施形態では、図4に示すレーザドライバ403、光源201及びBDセンサ207は、光走査装置104に備わっているものとする。
画像形成装置100では、図3(a)に示すような光源201の構成に起因して、図5(a)に示すように、各発光素子から出射されたレーザ光が、感光ドラム102上で、主走査方向において異なる位置S1〜SNに結像する。このような画像形成装置では、各発光素子から出射されるレーザ光によって形成される静電潜像(画像)の主走査方向の書き出し位置を一定とするために、レーザ光を出射するタイミングを発光素子ごとに適切に制御する必要がある。
次に、図6及び図7を参照して、本実施形態に係る光走査装置104の、BD間隔測定時及び画像形成時の動作について説明する。
CPU401は、BD間隔測定時には、2つの発光素子のそれぞれが順にレーザ光を出射し、各レーザ光が順にBDセンサ207に入射するよう、レーザドライバ403を介して光源201を制御する。即ち、BD間隔測定は、BDセンサ207から順に出力される2つのBD信号に基づいて行われる(ダブルBDモード)。一方、CPU401は、画像形成時には、特定の発光素子が出射したレーザ光がBDセンサ207に入射するよう、レーザドライバ403を介して光源201を制御する。更に、CPU401は、レーザ光が入射することによってBDセンサ207から出力される単一のBD信号を基準として、画像データに基づくレーザ光の出射タイミングを発光素子ごとに制御する(シングルBDモード)。
An=Adn+Asn (n=1, 2,..., N) (1)
CPU401は、A1〜ANをレーザドライバ403に設定することで、発光素子1〜Nのレーザ出射タイミングを制御する。図6(b)に示すように、レーザドライバ403は、単一のBD信号の生成タイミングを基準として、A1〜ANに従ったタイミングに、各発光素子に、画像処理部405から入力される画像形成用の画像データに基づく駆動電流を供給する。これにより、A1〜ANに従ったタイミングに、レーザドライバ403によって各発光素子が駆動され、感光ドラム102上で所望の主走査位置に、各ラインの静電潜像(画像)が形成される。
Asn=(Cs−Cr)/(N−1)×k×(n−1) (n=1, 2,..., N) (2)
ここで、nは、発光素子の番号を表す。Csは、後述するBD間隔測定における測定結果に相当する、(図10のS120または図12のS220で)メモリ406に保存されるカウント値である。Crは、工場調整時の測定によって得られる、BD間隔測定の基準値である。kは、2つのBD信号の時間間隔を示すカウント値を、感光ドラム102上の結像位置における走査時間間隔に変換するための変換係数である。
本実施形態の画像形成装置100は、発光素子1〜Nの画像データに基づくレーザ光の出射タイミングの設定を、画像形成の実行中の発光素子等の温度変化に起因したBD間隔の変化に追随しつつ、画質劣化を招くことなく実行する。
図9は、本実施形態に係る、画像形成装置100で実行される画像形成処理の手順を示すフローチャートである。図9に示す各ステップの処理は、CPU401が、メモリ406に格納された制御プログラムを読み出して実行することによって、画像形成装置100上で実現される。画像形成装置100に画像データが入力されたことに応じて、S101の処理が開始される。なお、本実施形態では、図9に示す各ステップの処理をCPU401が実行する例について説明しているが、レーザドライバ403内にCPU401とは独立した制御部を設け、当該制御部が、それらの処理を実行してもよい。この場合、CLK信号生成部404から入力されるCLK信号、及びBDセンサ207から入力されるBD信号が、レーザドライバ403内の制御部にも入力され、当該制御部は、CPU401からの指示に従って、図9に示す各ステップの処理を実行する。
S102またはS106におけるBD間隔測定は、図10に示す手順でCPU401によって実行される。まずS111で、CPU401は、BD間隔測定に用いる発光素子1及びN(LD1及びLDN)の光量目標値をレーザドライバ403に設定する。次に、S112で、CPU401は、レーザドライバ403を制御して、LD1を点灯し、LD1についてAPC実行し、APCの終了後にLD1を消灯する。同様に、S113で、CPU401は、レーザドライバ403を制御して、LDNを点灯し、LDNについてAPC実行し、APCの終了後にLDNを消灯する。
第1の実施形態の画像形成装置100は、レーザ光の1走査周期ごとにBD間隔測定を実行している。しかし、BD間隔測定は、より長い間隔で(例えば、所定の枚数の記録媒体への画像形成を実行するごとに)実行される場合もありうる。第2の実施形態では、そのような場合に、BD間隔測定の測定値が所定量変化するタイミングを予測するとともに、予測したタイミングにレーザ出射タイミングを更新する例について説明する。なお、以下では、説明の簡略化のため、第1の実施形態と共通する部分については説明を省略する。
図11は、本実施形態に係る、画像形成装置100で実行される画像形成処理の手順を示すフローチャートである。図11に示す各ステップの処理は、CPU401が、メモリ406に格納された制御プログラムを読み出して実行することによって、画像形成装置100上で実現される。画像形成装置100に画像データが入力されたことに応じて、S201の処理が開始される。なお、第1の実施形態(図9)と同様、図11に示す各ステップの処理をCPU401が実行する例について説明しているが、レーザドライバ403内にCPU401とは独立した制御部を設け、当該制御部が、それらの処理を実行してもよい。
S202またはS207におけるBD間隔測定は、図12に示す手順でCPU401によって実行される。まず、S211〜S221は、S111〜S121(図10)と同様である。S222で、CPU401は、BD間隔測定(S211〜S221)をM回繰り返し実行したか否かを判定する。Mは、2以上の整数であり、例えば10000に予め設定される。CPU401は、BD間隔測定をM回繰り返し実行していないと判定すると、処理をS212に戻してBD間隔測定を繰り返し、BD間隔測定をM回繰り返し実行したと判定すると、処理をS223に進める。S223で、CPU401は、M回のBD間隔測定で得られた測定値(M個のカウント値Cs)を平均化する。
Claims (8)
- 感光体を露光するための光ビームをそれぞれが出射する複数の発光点を備える光源と、
前記複数の発光点から出射された複数の光ビームが前記感光体を走査するよう、当該複数の光ビームを偏向する偏向手段と、
前記偏向手段によって偏向された光ビームが入射する位置に設けられ、前記偏向手段によって偏向された光ビームが入射すると当該光ビームを検出したことを示す検出信号を生成するビーム検出手段と、
前記複数の発光点のうちの第1及び第2の発光点が第1及び第2の光ビームを順に出射するよう前記光源を制御し、前記ビーム検出手段によって生成される、前記第1及び第2の光ビームに対応する2つの検出信号の時間間隔を測定する測定手段と、
前記測定手段による測定で得られた測定値に基づいて、前記複数の発光点のそれぞれの、画像データに基づく光ビームの相対的な出射タイミングを設定する設定手段であって、前記時間間隔が前記出射タイミングの前回の設定時における時間間隔から予め定められた量だけ変化すると、前記出射タイミングを新たに設定する、前記設定手段と、
前記設定手段によって設定された前記出射タイミングに従って前記複数の発光点のそれぞれが画像データに基づく光ビームを出射するよう、前記光源を制御する制御手段と、
前記測定手段による測定が行われると、前記測定で得られた最新の測定値と過去の測定値とに基づいて、前記時間間隔が前記出射タイミングの前回の設定時における時間間隔から予め定められた量だけ変化するタイミングを予測する予測手段と、を備え、
前記設定手段は、前記予測手段によって予測されたタイミングになると、前記出射タイミングを新たに設定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記設定手段は、前記時間間隔が前記出射タイミングの前回の設定時における時間間隔から予め定められた量だけ変化すると、画像形成を行わない非画像形成期間に、前記出射タイミングを新たに設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記測定手段は、前記複数の光ビームの1走査周期ごとに1回、前記非画像形成期間に前記測定を実行することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記設定手段は、前記予測手段によって予測されたタイミングになると、当該タイミングまでに実行された前記測定で得られている測定値に基づいて、前記出射タイミングを新たに設定することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記測定手段は、予め定められた間隔で設けられる実行期間内に、前記測定を繰り返し実行して、得られた測定値の平均値を算出し、
前記予測手段は、前記測定で得られた最新の平均値と過去の平均値とに基づいて、前記時間間隔が前記出射タイミングの前回の設定時における時間間隔から予め定められた量だけ変化するタイミングを予測する
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記実行期間の間隔は、予め定められた枚数の記録媒体への画像形成に要する時間として定められることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記複数の発光点は、前記光源において直線状に一列に配置されており、
前記第1及び第2の発光点はそれぞれ、前記複数の発光点のうち一端及び他端に配置された発光点である
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記感光体と、
前記感光体を帯電させる帯電手段と、
前記複数の光ビームによる露光によって前記感光体に形成された静電潜像を現像して、記録媒体に転写すべき画像を前記感光体に形成する現像手段と
を更に備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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