JP6401204B2 - ひび割れ誘発目地材 - Google Patents

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Description

本発明は、擁壁等の鉄筋コンクリート構造物におけるひび割れや漏水に対処するために、構造物の長手方向に一定の間隔をおいて配設されるひび割れ誘発目地材に関する。
擁壁等の鉄筋コンクリート構造物においては、様々な要因によってコンクリートにひび割れが発生するが、コンクリートのひび割れから水が浸入すると、鉄筋が腐蝕して、コンクリート構造物の耐久性が低下してしまうことになる。そこで従来より、擁壁等の鉄筋コンクリート構造物を施工する際には、構造物の長手方向に一定の間隔をおいてひび割れ誘発目地材を配置し、ひび割れを人為的に誘発させ、そこに止水対策を施すことにより、コンクリート構造物の耐久性の低下を防止することが行われている。
図8は、従来のひび割れ誘発目地材51の施工例を示す断面図である。このひび割れ誘発目地材51は、ホルダー52(目地棒)、ひび割れ誘発プレート53、固定ボルト54(プラスチック製)、固定ナット55、及び、面木56によって構成されている。これらのうち、ホルダー52は、断面(長手方向と直交する断面)が略角筒状で、四つの辺のうちの一辺の中央に、ホルダー52の長手方向へ延在する直状の切欠52aが形成されるとともに、その反対側の辺に、所定間隔をおいてボルト孔52bが形成されている。ひび割れ誘発プレート53は、板状の本体の両側縁に、それぞれ両側方へ突出するフランジ53aが形成されているほか、フランジ53aの近傍に突条53bが形成されている。また、固定ボルト54は、断面が円形で外周面に部分的に螺子溝が形成されたねじ部54aと、平面形状が矩形状のベース54bとによって構成されている。
このひび割れ誘発目地材51を使用してコンクリート構造物を施工する場合、固定ボルト54のねじ部54aを、ホルダー52の内側(切欠52a側)からボルト孔52bに挿通して外側へ突出させ、固定ボルト54のベース54bがホルダー52の内側に保持された状態とし、切欠52aを介して、ホルダー52の内側にひび割れ誘発プレート53の一部を装着する。この状態で、固定ボルト54のねじ部54aを、面木56のボルト孔、及び、型枠57に形成しておいた穴に差し込み、ねじ部54aの先端を型枠57の外側へ突出させ、これに固定ナット55を装着して締め付ける。
このようにして、ひび割れ誘発目地材51を型枠57に対して固定したら、型枠57内(図8において型枠57よりも下方側の領域)へコンクリートを打設し、硬化・養生後、固定ナット55、型枠57、及び、面木56を取り外すとともに、ねじ部54aのうち、ホルダー52から外側へ突出する部分を切り取る。
意匠登録第1398579号公報 特開2015−221971号公報
図8のひび割れ誘発目地材51には、ホルダー52の外側面等に対して止水材(ブチルゴム材等)が貼り付けられる等、適宜止水処理が施されるが、十分に止水することができないという問題があった。例えば、コンクリート内部に浸入した水が、ホルダー52の内側空間に入り込み、ボルト孔52b等を介してコンクリートの表面側に漏出したり、反対に、コンクリート表面側から浸入した水が、ボルト孔52b、ホルダー52の内側等からコンクリート内部に入り込み、鉄筋を腐食させてしまうという問題がある。
また、特許文献2(特開2015−221971号公報)には、ホルダー内のボルト孔周りに止水パッキンを配置し、ひび割れ誘発プレートの一部がホルダー内に挿入されることによって、ホルダーの目地側部と固定ボルトのベースとの間に挟持されている止水パッキンが潰れた状態となるようにして、固定ボルトのベースと止水パッキンとホルダーのボルト孔周りの部分とを密着させ、ボルト孔を介した漏水を回避するできるようにしたひび割れ誘発目地材の技術が開示されているが、このひび割れ誘発目地材は、ひび割れ誘発プレートをホルダー内に装着する際の抵抗が大きいため、組み立てに手間がかかるほか、ボルト孔周りに配置した止水パッキンの経年劣化により、止水効果が低減してしまうことが懸念される。
本発明は、このような従来技術における問題を解決しようとするものであって、容易に組み立てることができ、かつ、より確実に、コンクリート構造物内部への浸水及び構造物内部からの漏水を防止することができるひび割れ誘発目地材を提供することを目的とする。
本発明に係るひび割れ誘発目地材は、断面が略角筒状で、奥側部及び目地側部の中央に、長手方向へ延在する直状の切欠がそれぞれ形成されるとともに、奥側部の延長方向外側に、延長フラップがそれぞれ形成され、内側空間が、左右の側部を連結する仕切板によって、奥側部側の空間と、目地側部側の空間とに仕切られたホルダーと、板状本体の両側縁に、それぞれ両側方へ突出するフランジが形成されているほか、各フランジよりも内側の位置に、板状本体から両側方へ突出する突条が形成され、ホルダーの内側空間のうち奥側部側の空間内に装着できる大きさに形成された部分を有するひび割れ誘発プレートと、断面が円形で外周面に螺子溝が形成されたねじ部、及び、ねじ部の下端から軸線延長方向へ突出する突起部からなる固定ボルトと、固定ボルトに装着される固定ナットと、固定ボルトの突起部を装着できるボルト固定孔が形成され、ホルダーの内側空間のうち目地側部側の空間内に装着できる大きさに形成された部分を有する固定部材と、によって構成されていることを特徴としている。
尚、ボルト固定孔を有する固定部材及び固定ボルトの代わりに、ボルト固定孔を有しない固定部材と、固定部材に打ち込んで使用される無頭釘とを用いることもできる。また、ホルダーの両側部の外側面及び延長フラップの表側面には、外表面にアルカリ溶解性のフィルムが貼着された止水材テープを貼着することが好ましく、更に、ホルダーの奥側部の外側であって、ひび割れ誘発プレートとの接続部には、接した水が内部へ浸透する材料によって形成された導水材を装着することが好ましい。
本発明に係るひび割れ誘発目地材は、従来のものと比べて、容易に組み立てることができ、かつ、より確実に、また、永続的に、コンクリート構造物内部への浸水及び構造物内部からの漏水を防止することができる。
図1は、本発明に係るひび割れ誘発目地材1の第一実施形態を示す断面図である。 図2は、図1に示すひび割れ誘発目地材1の主要構成部品の断面図である。 図3は、図1に示すひび割れ誘発目地材1を構成する固定部材11の部分的な断面斜視図である。 図4は、図1に示すひび割れ誘発目地材1を構成するホルダー2、固定ボルト4、及び、固定部材11の断面図である。 図5は、図1に示すひび割れ誘発目地材1を構成するホルダー2、ひび割れ誘発プレート3、固定ボルト4、及び、固定部材11の断面図である。 図6は、本発明に係るひび割れ誘発目地材1の第二実施形態において用いられる固定部材11及び釘27の断面図である。 図7は、本発明に係るひび割れ誘発目地材1の第二実施形態を示す断面図である。 図8は、従来のひび割れ誘発目地材51の施工例を示す断面図である。
以下、添付図面に沿って、本発明に係るひび割れ誘発目地材1の実施形態について説明する。図1は、本発明に係るひび割れ誘発目地材1の第一実施形態を示す断面図である。このひび割れ誘発目地材1は、ホルダー2(目地棒)、ひび割れ誘発プレート3、プラスチック製の固定ボルト4、固定ナット5、面木6、止水材テープ8、水膨張止水材9、導水材10、及び、固定部材11によって構成されている。
図2(図1に示すひび割れ誘発目地材1の主要構成部品の断面図)に示すように、ホルダー2は、断面(長手方向と直交する断面)が略角筒状で、四つの辺のうちの一辺(奥側部21)の中央に、ホルダー2の長手方向へ延在する直状の切欠2aが形成されるとともに、この切欠2aが形成されている奥側部21の延長方向外側(両側)に、延長フラップ2cがそれぞれ形成されている。また、切欠2aが形成されている奥側部21の反対側の辺(目地側部22)にも、長手方向へ延在する直状の切欠2bが形成されている。
ホルダー2の左右の側部23,23(切欠2aが形成されている奥側部21、及び、切欠2bが形成されている目地側部22の各辺と隣接する二つの辺に相当する部分)の外側面には、止水材テープ8がそれぞれ貼着されている。この止水材テープ8は、ブチルゴム材をシート状に形成したものである(但し、ブチルゴムには限定されない)。止水材テープ8は、図示されているように、ホルダー2の両側部23,23のみならず、そこから延長フラップ2cの表側面まで連続するように貼着されている。
尚、一般にブチルゴムは、表面がべたついており、取り扱いに注意を有するが、本実施形態において使用される止水材テープ8は、外表面にアルカリ溶解性のフィルムが貼着されているため、べたつくことがなく、容易に取り扱うことができる。
ホルダー2の内側空間は、左右の側部23,23を連結する仕切板25によって、奥側部21側の空間と、目地側部22側の空間とに仕切られるようになっている。
ひび割れ誘発プレート3は、板状の本体の両側縁に、それぞれ両側方へ突出するフランジ3a,3a’が形成されているほか、フランジ3a,3a’よりも内側の位置に、板状本体から両側方へ突出する突条3b,3b’,3b”が形成されており、一部(ホルダー挿入部分24)が、ホルダー2の内側空間のうち奥側部21側の空間内に装着できる大きさに形成されている。
固定ボルト4は、断面が円形で外周面に部分的に螺子溝が形成されたねじ部4aと、ねじ部4aの下端から軸線延長方向へ突出する円柱状の突起部4bとによって構成されている。
固定部材11は、図2及び図3(固定部材11の部分的な断面斜視図)に示すように、断面が「エ」の字状となるように、二枚のフラップ(第一フラップ11a、及び、第二フラップ11b)を、中間部11cによって連結した形状となっており、複数のボルト固定孔11dが長手方向へ所定間隔を置いた位置に形成されている。尚、この固定部材11の一部(第二フラップ11b)は、ホルダー2の内側空間のうち目地側部22側の空間内に装着できる大きさに形成されている。
このひび割れ誘発目地材1を使用してコンクリート構造物を施工する場合、まず、固定部材11のボルト固定孔11d(図2参照)内に、固定ボルト4の突起部4b(図2参照)を挿入して、図4に示すような状態(固定ボルト4を固定部材11に装着した状態)とし、更に、ホルダー2の長手方向の端部と、固定部材11の長手方向の端部とを突き合わせ、固定部材11の第二フラップ11bを、ホルダー2の目地側部22と仕切板25との間の空間に差し込み、固定部材11又はホルダー2を長手方向へスライドさせていき、ホルダー2の目地側部22が、固定部材11の第一フラップ11aと第二フラップ11bとの間に挟まれ、かつ、固定部材11の中間部11cが、ホルダー2の切欠2b内に収まり、左右の目地側部22,22に挟まれた状態とする(図5参照)。
尚、固定部材11に対する固定ボルト4の装着は、上述の通り、固定部材11をホルダー2に装着する前に行っても良いが、固定部材11をホルダー2に装着した後で、固定ボルト4を固定部材11に装着するようにしても良い。
次に、ホルダー2の切欠2aを介して、図2に示すひび割れ誘発プレート3の一部(フランジ3aからこれに隣接する突条3bまでの部分)(ホルダー挿入部分24)をホルダー2の奥側部21と仕切板25との間の空間に挿入し、図5に示すような状態とする。
更に、ホルダー2の奥側部21の外側であって、ひび割れ誘発プレート3との接続部(本実施形態においては、ホルダー2の外側に位置する突条3b’とホルダー2の奥側部21との間の位置)に、導水材10を装着する(図5参照)。この導水材10は、水に接した際に、水が内部へ浸透する材料によって形成されたものであり、本実施形態においては、不織布を綿紐状に形成したものが用いられている。
また、ひび割れ誘発プレート3のフランジ3a’と突条3b”の間に、水膨張止水材9を装着する(図5参照)。この水膨張止水材9は、水に接した際に吸水し、膨張することによって止水機能を発揮するものであり、水膨張ゴム等によって形成されている。
この状態で、固定ボルト4のねじ部4aを、図1に示すように、面木6のボルト孔、及び、型枠7に形成しておいた穴に差し込み、ねじ部4aの先端を型枠7の外側へ突出させ、これに固定ナット5を装着して締め付ける。尚、図1に示すように、面木6と固定部材11との間には、ノロ付着防止シート26を介在させる。
ひび割れ誘発目地材1を型枠7に対して固定したら、型枠7内(図1において型枠7よりも下方側の領域)へコンクリートを打設し、硬化・養生後、固定ナット5、型枠7、及び、面木6を取り外すとともに、ねじ部4aのうち、固定部材11から外側へ突出する部分を切り取る。
このようにして施工したコンクリート構造物においては、ひび割れ誘発プレート3とコンクリート躯体との界面、或いは、ホルダー2とコンクリート躯体との界面においてひび割れが誘発され、他の箇所におけるひび割れの発生を防止することができるとともに、ホルダー2の外側面に貼着されている止水材テープ8によって、ホルダー2とコンクリート躯体との界面が止水されることになる。
より具体的には、コンクリート内部に浸入した水が、ひび割れ誘発プレート3の表面に沿ってホルダー2の奥側部21の近傍に達したような場合、上下方向に延在する導水材10に浸透し、重力によって下方へ導かれ、ホルダー2の内部への浸入が回避される。また、たとえホルダー2の内部へ水が浸入した場合でも、ホルダー2の内側空間は、左右の側部23,23を連結する仕切板25によって完全に仕切られており、目地側部22及び固定ボルト4側への漏水が回避される。更に、目地側部22の外側からホルダー2の内側を通って奥側部21の方へ水が浸入するといった事態も、好適に回避することができる。
また、ホルダー2の両側部23,23の外側面には、止水材テープ8が貼着されているため、両側部23,23と硬化後のコンクリート躯体との間から目地側部22及び固定ボルト4側への漏水も回避することができる。
尚、図1〜図5に示した第一実施形態においては、ボルト固定孔11dを有する固定部材11と、固定ボルト4とが用いられているが、これらの代わりに、図6(本発明に係るひび割れ誘発目地材1の第二実施形態において用いられる固定部材11及び釘27の断面図)に示すような固定部材11及び釘27を用いることができる。
より具体的には、固定部材11は、図6(1)に示すように第二フラップ11b側から中心部(中間部11cの中央)に向かって打ち込みガイド11e(小孔)が形成されている。釘27は、いずれの端部にも頭部が形成されていない、所謂「無頭釘」である。
これらの固定部材11及び釘27を有するひび割れ誘発目地材1を使用してコンクリート構造物を施工する場合、まず、固定部材11の第二フラップ11b側から、釘27の先端側(図6において上方側)を打ち込みガイド11e内に打ち込み、図6(2)に示すように、釘27の先端側を固定部材11の反対側(第一フラップ11a側)へ貫通させ、釘27の基端側(図6において下方側)が、固定部材11の中に埋設された状態(突出しない状態)とする。
そして、第一実施形態と同様に、固定部材11とひび割れ誘発プレート3をホルダー2に装着し、この状態で、釘27の先端側を、図7に示すように、型枠7に突き刺し、反対側へ貫通させて、ひび割れ誘発目地材1を型枠7に対して固定する。尚、図7に示すように、型枠7と固定部材11との間には、ノロ付着防止シート26を介在させる。
ひび割れ誘発目地材1を型枠7に対して固定したら、型枠7内(図7において型枠7よりも下方側の領域)へコンクリートを打設し、硬化・養生後、型枠7を取り外すとともに、釘27を固定部材11から抜き取る。
このようにして施工したコンクリート構造物においては、第一実施形態と同様に、ひび割れ誘発プレート3とコンクリート躯体との界面、或いは、ホルダー2とコンクリート躯体との界面においてひび割れが誘発され、他の箇所におけるひび割れの発生を防止することができるとともに、ホルダー2の外側面に貼着されている止水材テープ8によって、ホルダー2とコンクリート躯体との界面が止水されることになる。
1,51:ひび割れ誘発目地材、
2,52:ホルダー、
2a,2b,52a:切欠、
2c:延長フラップ、
3,53:ひび割れ誘発プレート、
3a,3a’,53a:フランジ、
3b,3b’,3b”,53b:突条、
4,54:固定ボルト、
4a,54a:ねじ部、
4b:突起部、
5,55:固定ナット、
6,56:面木、
7,57:型枠、
8:止水材テープ、
9:水膨張止水材、
10:導水材、
11:固定部材、
11a:第一フラップ、
11b:第二フラップ、
11c:中間部、
11d:ボルト固定孔、
11e:打ち込みガイド、
21:奥側部、
22:目地側部、
23:側部、
24:ホルダー挿入部分、
25:仕切板、
26:ノロ付着防止シート、
27:釘、
52b:ボルト孔、
54b:ベース

Claims (4)

  1. 断面が略角筒状で、奥側部及び目地側部の中央に、長手方向へ延在する直状の切欠がそれぞれ形成されるとともに、奥側部の延長方向外側に、延長フラップがそれぞれ形成され、内側空間が、左右の側部を連結する仕切板によって、奥側部側の空間と、目地側部側の空間とに仕切られたホルダーと、
    板状本体の両側縁に、それぞれ両側方へ突出するフランジが形成されているほか、各フランジよりも内側の位置に、板状本体から両側方へ突出する突条が形成され、ホルダーの内側空間のうち奥側部側の空間内に装着できる大きさに形成された部分を有するひび割れ誘発プレートと、
    断面が円形で外周面に螺子溝が形成されたねじ部、及び、ねじ部の下端から軸線延長方向へ突出する突起部からなる固定ボルトと、
    固定ボルトに装着される固定ナットと、
    固定ボルトの突起部を装着できるボルト固定孔が形成され、ホルダーの内側空間のうち目地側部側の空間内に装着できる大きさに形成された部分を有する固定部材と、によって構成されていることを特徴とするひび割れ誘発目地材。
  2. 断面が略角筒状で、奥側部及び目地側部の中央に、長手方向へ延在する直状の切欠がそれぞれ形成されるとともに、奥側部の延長方向外側に、延長フラップがそれぞれ形成され、内側空間が、左右の側部を連結する仕切板によって、奥側部側の空間と、目地側部側の空間とに仕切られたホルダーと、
    板状本体の両側縁に、それぞれ両側方へ突出するフランジが形成されているほか、各フランジよりも内側の位置に、板状本体から両側方へ突出する突条が形成され、ホルダーの内側空間のうち奥側部側の空間内に装着できる大きさに形成された部分を有するひび割れ誘発プレートと、
    ホルダーの内側空間のうち目地側部側の空間内に装着できる大きさに形成された部分を有する固定部材と、
    固定部材に打ち込んで使用される無頭釘と、によって構成されていることを特徴とするひび割れ誘発目地材。
  3. 外表面にアルカリ溶解性のフィルムが貼着された止水材テープが、ホルダーの両側部の外側面から、延長フラップの表側面まで貼着されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のひび割れ誘発目地材。
  4. ホルダーの奥側部の外側であって、ひび割れ誘発プレートとの接続部に、接した水が内部へ浸透する材料によって形成された導水材を装着したことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のひび割れ誘発目地材。
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