JP6400404B2 - 巻き線装置、巻き線方法 - Google Patents
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Description
前記巻き線用の型は、前記中心線から前記押さえ部までの距離が前記巻き線用の型の回転に伴い減少する第1の範囲と、前記中心線から前記押さえ部までの距離が前記巻き線用の型の回転に伴い増加する第2の範囲と、が交互に並ぶ形状を有する。
前記押さえ部が、前記第1の範囲上の前記線材の最上層、前記第1の範囲及び前記第2の範囲の境上の前記線材の最上層、または、前記巻き線用の型の頂点上の前記線材の最上層にあるときは、前記巻き線用の型への前記線材の巻き込み位置は前記線材において前記押さえ部が押し付けられる位置となる。
前記押さえ部が、前記第2の範囲の前記線材の最上層にあるときは、前記巻き線用の型への前記線材の巻き込み位置は、前記押さえ部が押し付けられる位置に対して前記巻き線用の型の回転方向の後方の頂点またはこの頂点上の前記線材の最上層となる。
前記制御部は、前記巻き線用の型の回転角度に基づいて、前記巻き線用の型への前記線材の巻き込み位置が前記押さえ部が押し付けられる位置であると判断すると、前記巻き線用の型の回転角度の関数であって、前記巻き込み位置での前記線材の巻き込み速度を所定値とする角速度を算出する第1の関数によって、前記巻き込み位置での前記線材の巻き込み速度を前記所定値とする前記角速度を算出し、前記巻き線用の型の回転角度に基づいて、前記巻き線用の型への前記線材の巻き込み位置が、前記押さえ部が押し付けられる位置に対して前記巻き線用の型の回転方向の後方の頂点またはこの頂点上に巻回された前記線材上であると判断すると、前記巻き線用の型の回転角度の関数であって、前記巻き込み位置での前記線材の巻き込み速度を前記所定値とする角速度を算出する第2の関数によって、前記巻き込み位置での前記線材の巻き込み速度を前記所定値とする前記角速度を算出し、前記巻き込み位置での前記線材の巻き込み速度を前記所定値とする前記角速度で前記巻き線用の型を回転するよう前記駆動部を駆動する。
以下に、本願出願の当初の特許請求範囲に記載された発明を付記する。
[1]
巻き線用の型と、
前記巻き線用の型を回転する駆動部と、
線材の供給部から供給される線材を前記巻き線用の型に向かって押さえつける押さえ部と、
前記駆動部の動作を制御する制御部であって、前記線材を前記巻き線用の型に巻き込むときの巻き込み速度を所定値に維持する角速度で前記巻き線用の型を回転させる制御部と、
を具備することを特徴とする巻き線装置。
[2]
前記制御部は、前記巻き線用の型の回転中心から前記巻き線用の型において前記線材を巻き込む位置までの距離に基づいて前記角速度を決定する
ことを特徴とする[1]に記載の巻き線装置。
[3]
前記制御部は、前記巻き線用の型に対する前記線材の巻回数に基づいて前記角速度を決定する
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の巻き線装置。
[4]
線材を巻き線用の型に巻き込むときの巻き込み速度を所定値に維持する角速度を算出し、
算出された前記角速度で前記巻き線用の型を回転する
ことを特徴とする巻き線方法。
[5]
前記巻き線用の型の回転中心から前記巻き線用の型において前記線材を巻き込む位置までの距離に基づいて前記角速度を算出する
ことを特徴とする[4]に記載の巻き線方法。
[6]
前記巻き線用の型に対する前記線材の巻回数に基づいて前記角速度を算出する
ことを特徴とする[4]または[5]に記載の巻き線方法。
Claims (2)
- 巻き線用の型と、
前記巻き線用の型を前記巻き線用の型の中心線回りに回転する駆動部と、
線材の供給部から供給される線材を前記巻き線用の型に向かって押さえつける押さえ部と、
前記駆動部の動作を制御する制御部であって、前記線材を前記巻き線用の型に巻き込むときの巻き込み速度を所定値に維持する角速度で前記巻き線用の型を回転させる制御部と、
を具備し、
前記巻き線用の型は、前記中心線から前記押さえ部までの距離が前記巻き線用の型の回転に伴い減少する第1の範囲と、前記中心線から前記押さえ部までの距離が前記巻き線用の型の回転に伴い増加する第2の範囲と、が交互に並ぶ形状を有し、
前記押さえ部が、前記第1の範囲上の前記線材の最上層、前記第1の範囲及び前記第2の範囲の境上の前記線材の最上層、または、前記型の頂点上の前記線材の最上層にあるときは、前記巻き線用の型への前記線材の巻き込み位置は前記線材において前記押さえ部が押し付けられる位置となり、
前記押さえ部が、前記第2の範囲の前記線材の最上層にあるときは、前記型への前記線材の巻き込み位置は、前記押さえ部が押し付けられる位置に対して前記型の回転方向の後方の頂点またはこの頂点上の前記線材の最上層となり、
前記制御部は、
前記巻き線用の型の回転角度に基づいて、前記巻き線用の型への前記線材の巻き込み位置が前記押さえ部が押し付けられる位置であると判断すると、前記巻き線用の型の回転角度の関数であって、前記巻き込み位置での前記線材の巻き込み速度を前記所定値とする角速度を算出する第1の関数によって、前記巻き込み位置での前記線材の巻き込み速度を前記所定値とする角速度を算出し、
前記巻き線用の型の回転角度に基づいて、前記巻き線用の型への前記線材の巻き込み位置が、前記押さえ部が押し付けられる位置に対して前記巻き線用の型の回転方向の後方の頂点またはこの頂点上に巻回された前記線材上であると判断すると、前記巻き線用の型の回転角度の関数であって、前記巻き込み位置での前記線材の巻き込み速度を前記所定値とする角速度を算出する第2の関数によって、前記巻き込み位置での前記線材の巻き込み速度を前記所定値とする前記角速度を算出し、
前記巻き込み位置での前記線材の巻き込み速度を前記所定値とする前記角速度で前記巻き線用の型を回転するよう前記駆動部を駆動する
ことを特徴とする巻き線装置。 - 押さえ部により線材を、中心線から前記押さえ部までの距離が回転に伴い減少する第1の範囲、及び前記中心線から前記押さえ部までの距離が回転に伴い増加する第2の範囲が交互に並ぶ形状を有する巻き線用の型に押さえつけた状態で前記巻き線用の型を回転することにより巻線する巻線方法であって、
前記押さえ部が、前記第1の範囲上の前記線材の最上層、前記第1の範囲及び前記第2の範囲の境上の前記線材の最上層、または、前記巻き線用の型の頂点上の前記線材の最上層にあるときは前記巻き線用の型への前記線材の巻き込み位置は、前記線材において前記押さえ部が押し付けられる位置であると判断し、
前記押さえ部が、前記第2の範囲上の前記線材の最上層にあるときは、前記巻き線用の型への前記線材の巻き込み位置は、前記押さえ部が押し付けられる位置に対して前記巻き線用の型の回転方向の後方の頂点またはこの頂点上の前記線材の最上層であると判断し、
前記巻き線用の型の回転角度に基づいて、前記巻き線用の型への前記線材の巻き込み位置が前記押さえ部が押し付けられる位置であると判断すると、前記巻き線用の型の回転角度の関数であって、前記巻き込み位置での前記線材の巻き込み速度を所定値とする角速度を算出する第1の関数によって、前記線材の巻き込み速度を所定値に維持する前記巻き線用の型の角速度を算出し、
前記巻き線用の型の回転角度に基づいて、前記巻き線用の型への前記線材の巻き込み位置が、前記押さえ部が押し付けられる位置に対して前記巻き線用の型の回転方向の後方の頂点またはこの頂点上に巻回された前記線材上であると判断すると、前記巻き線用の型の回転角度の関数であって、前記巻き込み位置での前記線材の巻き込み速度を前記所定値とする角速度を算出する第2の関数によって、前記巻き込み位置での前記線材の巻き込み速度を前記所定値とする前記角速度を算出し、
前記巻き込み位置での前記線材の巻き込み速度を前記所定値とする前記角速度で前記巻き線用の型を回転する
ことを特徴とする巻き線方法。
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JP2014187086A JP6400404B2 (ja) | 2014-09-12 | 2014-09-12 | 巻き線装置、巻き線方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014187086A JP6400404B2 (ja) | 2014-09-12 | 2014-09-12 | 巻き線装置、巻き線方法 |
Publications (2)
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JP2016062922A JP2016062922A (ja) | 2016-04-25 |
JP6400404B2 true JP6400404B2 (ja) | 2018-10-03 |
Family
ID=55798083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014187086A Active JP6400404B2 (ja) | 2014-09-12 | 2014-09-12 | 巻き線装置、巻き線方法 |
Country Status (1)
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- 2014-09-12 JP JP2014187086A patent/JP6400404B2/ja active Active
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