JP6399862B2 - 液体吐出装置および液体吐出ヘッド - Google Patents
液体吐出装置および液体吐出ヘッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP6399862B2 JP6399862B2 JP2014175521A JP2014175521A JP6399862B2 JP 6399862 B2 JP6399862 B2 JP 6399862B2 JP 2014175521 A JP2014175521 A JP 2014175521A JP 2014175521 A JP2014175521 A JP 2014175521A JP 6399862 B2 JP6399862 B2 JP 6399862B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- discharge
- liquid
- discharge port
- ejection
- ports
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 title claims description 81
- 238000003491 array Methods 0.000 claims description 18
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 6
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 79
- 238000000034 method Methods 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 10
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 7
- 239000000976 ink Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000001454 recorded image Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2/14201—Structure of print heads with piezoelectric elements
- B41J2/14233—Structure of print heads with piezoelectric elements of film type, deformed by bending and disposed on a diaphragm
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2002/14459—Matrix arrangement of the pressure chambers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/135—Nozzles
- B41J2/14—Structure thereof only for on-demand ink jet heads
- B41J2002/14491—Electrical connection
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2202/00—Embodiments of or processes related to ink-jet or thermal heads
- B41J2202/01—Embodiments of or processes related to ink-jet heads
- B41J2202/12—Embodiments of or processes related to ink-jet heads with ink circulating through the whole print head
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
通常、液体吐出装置においては、被記録体と液体吐出ヘッドとを相対移動させながら液体を吐出することで記録が行われる。吐出機構部を二次元状に配列する場合、被記録体の相対移動方向について液体吐出ヘッドのサイズを小さくすることが望ましい。
上述したサイズを小さくすることで、液体吐出ヘッドの小型化を図ることができる。また、一般に、液体吐出ヘッドを低コストで製造することができる。また、特に、カラープリンターなどの多数の液体吐出ヘッドを並べて使用する液体吐出装置の小型化を図ることができる。また、複数の液体吐出ヘッドで連続して記録を行う際に、被記録体に最初に打ち込まれる液滴と後続の液滴との間で打ち込みの時間差を小さくすることができるので、液体の滲みの違いなどに起因する記録画質の低下を抑えることができる。また、被記録体の搬送精度に起因するドットの相対位置精度の低下を抑制することができる。
被記録体の相対移動方向についての液体吐出ヘッドのサイズを小さくするには、吐出機構部を高密度に配列する必要がある。記録すべき画素の大きさを一定とした場合、相対移動方向に吐出機構部が配列される範囲のサイズは概ね、単位長さ当たりの画素数÷単位面積当たりの吐出機構部の数である。したがって、単位面積当たりの吐出機構部の数を大きくすることが求められる。さらに、それぞれの吐出機構部の吐出口が、被記録体の相対移動方向に直交する方向に関して、所定の画素のピッチで配置されていなければならない。
また、特許文献2(特開2007−90520号公報)には、同じ構成のイジェクタ(吐出機構部に相当)を180度回転させて、二次元状に配列させる方法が開示されている。
また、特許文献2の図11を見ると、被記録体の相対移動方向に直交する方向に隣接する吐出口の間隔は、近い部分では2画素分、遠い部分では24画素分となっている。特許文献2では、図11の上半分の範囲のイジェクタおよび下半分の範囲のイジェクタそれぞれで、2画素ピッチで記録が行えるようにし、全体として、1画素ピッチで記録を行えるようにしている。
隣接する吐出口の間隔を2画素分とすることは、画素密度がごく粗い場合には可能であるが、画素のピッチが小さい場合には問題がある。例えば、1200dpi(dot per inch)で記録を行う場合、画素のピッチは約21μmである。一方、一般的な設計では、吐出口の大きさは20μm前後である。したがって、隣接するイジェクタの圧力室の隔壁の厚さは20μm程度しか確保できず、隔壁の剛性が不足してクロストークが生じるなどの問題がある。また、吐出口と隔壁との間に適度な距離を設けないと、吐出される液滴が隔壁の影響を受け、液滴の吐出方向が曲がってしまうという問題もある。
本発明の目的は、設計上必須な要件を満たしつつ、吐出機構部を高密度に配列することができる液体吐出装置および液体吐出ヘッドを提供することにある。
二次元状に配列された複数の圧力室と、前記複数の圧力室それぞれに対応する複数の吐出口とを備える液体吐出ヘッドを備え、前記液体吐出ヘッドと被記録体とを相対移動させながら前記吐出口から液体を吐出して前記被記録体に記録を行う液体吐出装置であって、
前記吐出口を配列した面における、前記被記録体の相対移動方向をx方向とし、前記相対移動方向と直交する方向をy方向とし、記録すべき画素の前記y方向のピッチをdとし、m,nをそれぞれ3以上の異なる奇数とすると、
前記複数の吐出口は、前記y方向に隣接する吐出口の間隔がmdとndとが交互に繰り返されるとともに、前記面において前記x方向及びy方向の各々に対して斜め方向に略直線状に延びる複数の吐出口列を形成するように配列され、前記吐出口列は(m+n)/2個の吐出口で構成され、前記吐出口列上で隣接する吐出口のy方向の位置は2dずつずれている。
二次元状に配列された複数の圧力室と、前記複数の圧力室それぞれに対応する複数の吐出口とを備える液体吐出ヘッドであって、
前記吐出口を配列した面における、第1の方向をx方向とし、前記第1の方向に直交する方向をy方向とし、記録すべき画素の前記y方向のピッチをdとし、m,nをそれぞれ3以上の異なる奇数とすると、
前記複数の吐出口は、前記y方向に隣接する吐出口の間隔がmdとndとが交互に繰り返されるとともに、前記面において前記x方向及びy方向の各々に対して斜め方向に略直線状に延びる複数の吐出口列を形成するように配列され、前記吐出口列は(m+n)/2個の吐出口で構成され、前記吐出口列上で隣接する吐出口のy方向の位置は2dずつずれている。
図1は、本発明の一実施形態に係る液体吐出装置10の構成を示す図である。
被記録体である記録紙1は、被記録体を搬送する移動手段である紙送りローラー2により矢印に示す方向に搬送される。プラテン3上に搬送された記録紙1に対向するように、4組の液体吐出ヘッド4が設けられている。各液体吐出ヘッド4はそれぞれ、例えば、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの液体(インク)を吐出して、記録紙1に記録を行う。各液体吐出ヘッド4には、液体を吐出するための圧力を発生させる圧力発生手段を電気的に駆動する駆動手段5が接続されている。駆動手段5は、コントローラー6から送られる画像信号などに基づいて圧力発生手段の駆動信号を出力する。
図2A(a)には、圧力室11、吐出口12、流路13などからなる吐出機構部15がx方向に4列に並んだ構成を示している。圧力室11は、y方向の一端近傍において吐出口12と接続され、y方向の他端近傍において、流路13を介して、供給部16(第1の供給部)と接続されている。y方向に隣接する吐出機構部15同士は、180度回転して、すなわち、供給部16から吐出口12に向かう向きが逆向きに形成されている。また、吐出機構部15はxy平面内において斜め方向に直線状に並んでいる。また、y方向には、隣接する吐出機構部15の吐出口12の間隔が、広い部分と狭い部分とが交互に繰り返されるように、吐出機構部15が配列されている。
1つの供給部16に対して1つの圧力室11のみを接続する場合、供給部16を多数設ける必要がある。しかし、供給部16を多数設けるために、供給部16のサイズを小さくすると、流抵抗が大きくなり、高い周波数での駆動が困難になるので、供給部16のサイズはある程度の大きさが必要となる。そのため、1つの供給部に対して1つの圧力室11のみを接続すると、単位面積当たりに配置することができる吐出機構部の数を大きくすることができない。
また、y方向に隣接する吐出機構部15同士を同じ向きに形成した場合には、x方向に配列された吐出機構部15の列ごとに供給部16を設ける必要があり、単位面積当たりに配置することができる吐出機構部の数を大きくすることができない。一方、本実施形態のように、y方向に隣接する吐出機構部15同士を逆向きに形成し、供給部16を挟んでy方向に隣接する吐出機構部15の圧力室11を1つの供給部16に接続することで、高密度に吐出機構部15を配置することが可能となる。なお、図2Aにおいては、x方向に隣接する2つの吐出機構部15の圧力室が1つの供給部16に接続されているが、x方向に隣接する3以上の吐出機構部15の圧力室11が1つの供給部16に接続されてもよい。
流路13は、基板20に対して垂直方向に折れ曲がって供給部16に接続されている。
各圧力室11には、圧力室内の液体を吐出口12から吐出させるための圧力を発生させる圧力発生手段としてのベント型ピエゾ素子23が設けられている。各圧力室11に設けられたピエゾ素子23は、不図示の圧電体を挟んで共通電極と個別電極とを備えている。各ピエゾ素子23の個別電極はバンプ17により基板20に設けられた個別配線18に接続されている。個別配線18は、ヘッドチップ7のx方向の端部に向かって引き出され、端部に接続されたフレキシブルケーブルなどにより駆動手段5に接続される。共通電極も、バンプ接続により基板20などを介して駆動手段5に接続される。このような構成により、各圧力室11に設けられたピエゾ素子23を駆動手段5が発生する駆動信号により独立に駆動することができる。なお、基板20のx方向の端部近傍に、フリップフロップなどで構成された駆動回路を設けてもよい。
上述したように、吐出機構部15は、xy平面において斜め方向に直線状に並んでいる。そのため、個別配線18を各吐出機構部15に対応するバンプ17かx方向に向かって引き出す際に、他の吐出機構部15のバンプ17や供給部16を避けるために個別配線18を複雑に曲げる必要が無く、配線長を短くすることができる。したがって、個別配線18の配線抵抗を低くし、良好な吐出性能を確保することができる。なお、図2Bにおいては、x方向に4列に配列された吐出機構部15に対応する個別配線18だけを示しているが、x方向にさらに多くの吐出機構部15が並んでいる場合にも、容易に個別配線を設けることが可能である。
図3に示すように、ヘッドチップ7全体では、x方向に35列の吐出機構部15が設けられ、1024個の吐出口12が設けられている。
吐出口12は、xy面内において斜め方向に略直線状に並んでおり、一本の直線を構成する吐出口12の数は35である。y方向の吐出口12の間隔は、mdとndとの繰り返しである。なお、dは、定数であり、記録すべき画素のy方向のピッチと等しい21.2μmである。また、図3においては、mが59であり、nが11である
上述した構成により、y方向には、吐出口列上で隣接する2つの吐出口12の間の位置に、その吐出口列24に隣接する吐出口列24を構成する吐出口12が位置している。そのため、y方向にdのピッチで吐出口12を配列することができる。また各吐出口列24を構成する吐出口12の数は同じであるので、吐出機構部を一定間隔で隙間なく、高密度に配列することができる。
ただし、x方向の吐出口12のピッチを大幅に変えると、圧力室11のピッチが不均一となり、吐出機構部15を高密度に配置することができない、したがって、x方向の吐出口12のピッチは略一定であることが望ましい。吐出口列24は、x方向の吐出口12のピッチが略一定でない場合には、完全な直線状とはならないが、x方向の吐出口12のピッチを略一定とすることにより、略直線状になる。吐出口列24をxy平面において斜め方向に略直線状とすることにより、図2Bを用いて説明したように、多数の吐出機構部15を高密度に配置した場合にも、x方向に個別配線18を容易に引き出すことができる。
このような吐出口12の配列の関係を満たすために、本実施形態においては、隣接する2本の吐出口列24を構成する吐出口12のy方向の間隔を規定する指標となるm,nは夫々異なる奇数となっている。ただし、mまたはnが1の場合には、隣接する吐出機構部15の圧力室の隔壁の厚さを十分に確保できないという問題があるため、m,nは3以上である必要がある。m,nが共に奇数であるので、(m+n)/2は整数となる。したがって、一本の吐出口列24を構成する吐出口12の数を(m+n)/2とすることで、各吐出口列24を構成する吐出口12の数を等しくし、かつ、必要な位置に吐出口12を配置することができる。そのため、無駄なスペースを生じさせることなく吐出機構部15を高密度に配置することができる。
図5は、ヘッドチップ7の左端部近傍の構成を示す図である。上述したように、本実施形態においては、隣接する吐出口列24を構成する吐出口12がy方向に交互に配置されていることにより、所望の記録密度を達成している。したがって、吐出口列24を構成する吐出口12の位置をy軸に投影した際に、隣接する吐出口列24を構成する吐出口12がy方向に交互に位置しない部分では、所望の記録密度を達成できない。そのため、そのような部分の吐出機構部15は無効となる。
無効な吐出機構部15を無くし、液体吐出ヘッド4のサイズを小さくするためには、y方向の最端の吐出口列24を構成する吐出口12とその内側の吐出口列24を構成する吐出口12との間隔がndであることが望ましい。なお、二次元状に配列された吐出機構部15のy方向の両端部近傍においては、無効な吐出機構部15を廃止することにより、吐出口列24を構成する吐出機構部の数を(m+n)/2よりも小さくしてもよい。
図6は、本発明の第2の実施例に係吐出口12の配列を示す図である。
本実施例においては、吐出口12がy方向に完全に直線状には並んでおらず、y軸に並行な直線である点線25を挟んでジグザグに並んでいる。このように、y方向にジグザグに吐出口12が並んでいても、吐出口12のy方向の間隔がmdとndとの交互の繰り返しになっていれば、第1の実施例と同様に、設計上必須な要件を満たしつつ、吐出機構部15を高密度に配列することができる。
y方向にジグザグに吐出口12が並ぶことで、ヘッドチップ7のx方向の端部に若干の余分なスペースが生じるが、その大きさは小さく、電気配線の接続などのために利用することもできる。
また、図6に示した構成とは異なるが、吐出口12を、x方向にdの整数倍ではない大きさだけずらして配列してもよい。こうすることで、吐出機構部15を複数のグループに分けて時分割駆動する場合に、時分割駆動に起因する着弾誤差を低減することができる。
図7は、本発明の第3の実施例に係る吐出口12の配列を示す図である。なお、図7においては、縦線(一点鎖線)と横線(点線)とで示される格子は、記録すべき画素の大きさを示している。また、図7においては、吐出機構部15の構成要素のうち、吐出口12のみを示している。
本実施例においては、吐出口群が、中央の点線26を境に上下に分かれている。点線26よりも下側の吐出口群の配列を見ると、xy面内において斜め方向に略直線状に並んでおり、一本の直線は7つの吐出口12で構成されている。吐出口12のy方向の間隔は、22画素と6画素となっている。ここで、dを画素のピッチの2倍とすると、吐出口12のy方向の間隔は、md(m=11)とnd(n=3)との交互の繰り返しとなっている。また、一本の直線を構成する吐出口12の数は、7(=(11+3)/2)である。また、直線上で隣接する吐出口12のy方向の間隔は2画素、すなわち、2dずつずれている。
上述した構成により、点線26よりも下側の吐出口群により、2画素ピッチの記録を行うことができる。また、点線26よりも上側の吐出口群も、点線26よりも下側の吐出群と同様に配置されており、2画素ピッチの記録を行うことができる。そのため、下側の吐出群と上側の吐出口群とを合わせることにより、1画素ピッチの記録を行うことができる。
各吐出口12に対応する圧力室11(不図示)に設けられたピエゾ素子23(不図示)を駆動するためには、多数の配線を設ける必要がある。その多数の配線をx方向に引き出す場合、点線26よりも上側の吐出口12に対応する圧力室11に設けられたピエゾ素子23を駆動するための配線は、x方向上側に向かって引き出せばよい。また、点線26よりも下側の吐出口12に対応する圧力室11に設けられたピエゾ素子23を駆動するための配線は、x方向下側に向かって引き出せばよい。こうすることで、各吐出機構部15のピエゾ素子23の配線を、他の吐出機構部15に対応するバンプ17や供給部16を避けるために複雑に曲げる必要が無くなる。したがって、吐出機構部15を高密度に配置しても、支障なく配線を設けることができる。
図8(a)は、本発明の第4の実施例に係る吐出口12の配列を示す図である。
本実施例においては、吐出口12が斜め方向に直線状に配列されているとともに、吐出口12群の全体がxy平面において斜めに傾いた矩形の領域内に配列されている。吐出口12をこのように配列することで、ヘッドチップ7を、x方向およびy方向に対して斜めの矩形状にすることができる。こうすることで、基板20の面積を小さくすることが可能となり、製造コストの低減を図ることができる。また、多数の吐出機構部を配列したヘッドチップ7を複数並べて、記録領域の幅が広い液体吐出ヘッドを構成する場合、斜めに傾いた矩形状のヘッドチップ7を規則的に並べることで(図8(b))、x方向のサイズを比較的小さくすることができる。
2 紙送りローラー
3 プラテン
4 液体吐出ヘッド
5 駆動手段
6 コントローラー
7 ヘッドチップ
10 液体吐出ヘッド
11 圧力室
12 吐出口
13 流路
15 吐出機構部
16,19 供給部
17 バンプ
18 個別配線
20 基板
23 ピエゾ素子
24 吐出口列
Claims (7)
- 二次元状に配列された複数の圧力室と、前記複数の圧力室それぞれに対応する複数の吐出口とを備える液体吐出ヘッドを備え、前記液体吐出ヘッドと被記録体とを相対移動させながら前記吐出口から液体を吐出して前記被記録体に記録を行う液体吐出装置であって、
前記吐出口を配列した面における、前記被記録体の相対移動方向をx方向とし、前記相対移動方向と直交する方向をy方向とし、記録すべき画素の前記y方向のピッチをdとし、m,nをそれぞれ3以上の異なる奇数とすると、
前記複数の吐出口は、前記y方向に隣接する吐出口の間隔がmdとndとが交互に繰り返されるとともに、前記面において前記x方向及びy方向の各々に対して斜め方向に略直線状に延びる複数の吐出口列を形成するように配列され、前記吐出口列は(m+n)/2個の吐出口で構成され、前記吐出口列上で隣接する吐出口のy方向の位置は2dずつずれていることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1記載の液体吐出装置において、
m>nとすると、前記y方向に隣接する吐出口の間隔がmdである領域に設けられ、前記圧力室に液体を供給する第1の供給部を備え、
前記第1の供給部を挟んでy方向に隣接する吐出口に対応する圧力室がそれぞれ、前記第1の供給部に接続されていることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項2に記載の液体吐出装置において、
前記y方向の最端の吐出口列を構成する吐出口と前記吐出口および前記圧力室が形成されたヘッドチップの前記y方向の端部との間に設けられ、前記y方向の最端の吐出口列を構成する吐出口に対応する圧力室に液体を供給する第2の供給部を備え、
前記第2の供給部は、前記第1の供給部よりも前記y方向の幅が小さいことを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
前記複数の圧力室それぞれに対応して、前記圧力室内の液体を前記吐出口から吐出させるための圧力を発生させる複数の圧力発生手段が設けられ、
前記複数の圧力発生手段をそれぞれ独立に駆動するための配線が前記x方向に向けて引き出されていることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
m>nとすると、前記y方向の最端の吐出口列を構成する吐出口と前記最端の吐出口列に隣接する吐出口列を構成する吐出口との前記y方向の間隔はndであることを特徴とする液体吐出装置。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の液体吐出装置において、
前記複数の吐出口は、前記x方向および前記y方向に対して斜めの矩形状の領域に配列されていることを特徴とする液体吐出装置。 - 二次元状に配列された複数の圧力室と、前記複数の圧力室それぞれに対応する複数の吐出口とを備える液体吐出ヘッドであって、
前記吐出口を配列した面における、第1の方向をx方向とし、前記第1の方向に直交する方向をy方向とし、記録すべき画素の前記y方向のピッチをdとし、m,nをそれぞれ3以上の異なる奇数とすると、
前記複数の吐出口は、前記y方向に隣接する吐出口の間隔がmdとndとが交互に繰り返されるとともに、前記面において前記x方向及びy方向の各々に対して斜め方向に略直線状に延びる複数の吐出口列を形成するように配列され、前記吐出口列は(m+n)/2個の吐出口で構成され、前記吐出口列上で隣接する吐出口のy方向の位置は2dずつずれていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014175521A JP6399862B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | 液体吐出装置および液体吐出ヘッド |
CN201510535626.7A CN105383171A (zh) | 2014-08-29 | 2015-08-27 | 液体喷出设备和液体喷出头 |
US14/838,016 US9254659B1 (en) | 2014-08-29 | 2015-08-27 | Liquid ejection apparatus and liquid ejection head |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014175521A JP6399862B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | 液体吐出装置および液体吐出ヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016049681A JP2016049681A (ja) | 2016-04-11 |
JP6399862B2 true JP6399862B2 (ja) | 2018-10-03 |
Family
ID=55235499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014175521A Active JP6399862B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | 液体吐出装置および液体吐出ヘッド |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9254659B1 (ja) |
JP (1) | JP6399862B2 (ja) |
CN (1) | CN105383171A (ja) |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06155734A (ja) * | 1992-11-25 | 1994-06-03 | Fujitsu Ltd | インクジェットヘッド |
DE60128506T2 (de) * | 2000-03-21 | 2008-01-31 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Tintenstrahlkopf |
JP2002086725A (ja) * | 2000-07-11 | 2002-03-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インクジェットヘッド、その製造方法及びインクジェット式記録装置 |
US6953241B2 (en) * | 2001-11-30 | 2005-10-11 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink-jet head having passage unit and actuator units attached to the passage unit, and ink-jet printer having the ink-jet head |
JP4269601B2 (ja) * | 2002-09-02 | 2009-05-27 | 富士ゼロックス株式会社 | 液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置 |
JP4351639B2 (ja) * | 2004-02-06 | 2009-10-28 | 富士フイルム株式会社 | インクジェットヘッド及びその製造方法 |
JP3969428B2 (ja) * | 2004-03-03 | 2007-09-05 | 富士フイルム株式会社 | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 |
US7731332B2 (en) * | 2004-06-29 | 2010-06-08 | Fujifilm Corporation | Ejection head, image forming apparatus and image forming method |
JP2007090520A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-12 | Fuji Xerox Co Ltd | 液滴吐出ヘッドおよび液滴吐出装置 |
JP4539549B2 (ja) * | 2005-12-09 | 2010-09-08 | ブラザー工業株式会社 | インクジェットヘッド、インクジェットヘッド副集合体、インクジェットヘッド集合体及びインクジェットプリンタ |
JP5277571B2 (ja) * | 2007-06-18 | 2013-08-28 | セイコーエプソン株式会社 | ノズル基板の製造方法及び液滴吐出ヘッドの製造方法 |
JP5264000B2 (ja) * | 2008-05-23 | 2013-08-14 | 富士フイルム株式会社 | 流体液滴吐出用ノズルレイアウト |
EP2399746B1 (en) * | 2009-02-20 | 2015-09-23 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Inkjet recording apparatus |
US8733272B2 (en) * | 2010-12-29 | 2014-05-27 | Fujifilm Corporation | Electrode configurations for piezoelectric actuators |
JP5637032B2 (ja) * | 2011-03-24 | 2014-12-10 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出ヘッド |
JP5903366B2 (ja) * | 2012-10-22 | 2016-04-13 | 富士フイルム株式会社 | ヘッドモジュール間の位置ずれ解析方法、プログラム、および、インクジェットヘッドの調整方法 |
-
2014
- 2014-08-29 JP JP2014175521A patent/JP6399862B2/ja active Active
-
2015
- 2015-08-27 CN CN201510535626.7A patent/CN105383171A/zh active Pending
- 2015-08-27 US US14/838,016 patent/US9254659B1/en active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US9254659B1 (en) | 2016-02-09 |
CN105383171A (zh) | 2016-03-09 |
US20160059550A1 (en) | 2016-03-03 |
JP2016049681A (ja) | 2016-04-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2990205B1 (en) | Liquid discharge head and head unit using the same | |
US8757771B2 (en) | Liquid ejection head and liquid ejecting apparatus | |
JP5051106B2 (ja) | 液滴噴射装置 | |
JP5679665B2 (ja) | インクジェット記録ヘッド | |
JP6302401B2 (ja) | インクジェットヘッドおよびプリンタ | |
RU2536198C2 (ru) | Головка, выбрасывающая жидкость | |
JP6314056B2 (ja) | 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 | |
JP6349649B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP5857205B2 (ja) | ラインヘッド及びインクジェット装置 | |
JP6399862B2 (ja) | 液体吐出装置および液体吐出ヘッド | |
JP2013082151A (ja) | インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法 | |
JP5863909B1 (ja) | 液体吐出装置および液体吐出ヘッド | |
JP4893762B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
JP6321454B2 (ja) | インクジェットヘッド | |
JP2007190740A (ja) | 液滴噴射装置 | |
JP4590867B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP6272007B2 (ja) | 液体吐出ヘッド | |
JP7318277B2 (ja) | 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置 | |
US10723127B2 (en) | Liquid ejection head and recording apparatus | |
JP2023152239A (ja) | 液体吐出ヘッド及び液体吐出装置 | |
JP2017030192A (ja) | 液体吐出ヘッド | |
JP2007055246A (ja) | インクジェットプリンタ、インクジェットプリンタ用ヘッド及びそれに用いるフレキシブルケーブル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170726 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180511 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180522 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180720 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180807 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180904 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6399862 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |