JP5857205B2 - ラインヘッド及びインクジェット装置 - Google Patents

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Description

本発明はラインヘッド及びインクジェット装置に関する。
近年、インクジェット装置を用いてデバイスを製造する方法が注目されている。図7は、インクジェット装置の概観図である。
図7(a)に示すように、インクジェット装置は、架台41、基板搬送ステージ42、門型ガントリー43、ラインヘッド98を備えている。基板搬送ステージ42が図7(a)から図7(b)のように移動すると同時にラインヘッド98からインクが吐出され、基板1の塗布領域44にインクが塗布される。なお、図7(a)(b)は基板1の主面方向から表した概観図である。
図8にラインヘッド98の模式図を示す。図8に示すようにラインヘッド98は複数のインクジェットヘッド120とそれを保持する筐体99から構成される。
ここで、インクジェットヘッド120の内部構造について、図8のA線によるインクジェットヘッド120の仮想断面の模式図である図9を用いて説明する。
図9のインクジェットヘッド120は、インクを吐出する複数のノズル100、ノズル100に連通するインク室110、複数のノズル100それぞれに対応するインク室110を構成する隔壁111、インク室110の一部をなすダイアフラム112、ダイアフラム112を振動させる複数の圧電素子130、隔壁111を支える圧電部材140、圧電素子130に電圧を印加する共通電極(図示せず)を有する。圧電素子130とダイアフラム112とは熱硬化性の樹脂により両者が接着されている。圧電素子130に電圧を印加すると、図9のように伸びδだけ伸長する。圧電素子130が伸張すると、インク室110内のインクに圧力を加えることができる。その圧力でインクがノズル100から吐出される。
一方、ノズルの配置が工夫されたインクジェット装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。図6は、特許文献1に記載された従来のラインヘッドを構成するインクジェットヘッド620のノズル600の配置を示す模式図である。
図6(a)では、インクジェットヘッド620の長手方向を印刷方向と直角な方向(紙面左右方向)に対して角度θだけ傾斜させている。インクジェットヘッド620を傾斜させることにより、印刷ドットの印刷ピッチを狭ピッチ化できる。印刷ドットとは、印刷対象物に着弾したインクの配置を示し、印刷ピッチとは、印刷方向と直角な方向における印刷ドットの間隔を表す。ノズル600のノズルピッチpとした場合、印刷ドットの印刷ピッチはp・cosθとなる。この関係によると、角度θが90°に近づくにつれ、印刷ピッチが狭くなる。
この場合、インクジェットヘッド620の短手方向の寸法をY、ノズル600の個数をn、インクジェットヘッド620の隙間をdとすると、次の関係式を満たす。
d=n・p・sinθcosθ−Y (式1)
また、特許文献1には、図6(b)のように、インクジェットヘッド620にノズル600の列を2列平行に設けたものも記載されている。
特開2002−273878号公報
しかしながら、前記従来の構成では、印刷ピッチを狭く、すなわち、高精細な印刷を実現するために、インクジェットヘッド620を傾斜させる角度θを90°に近づけると、次のような課題が生じる。(式1)を変形すると次の(式2)のようになる。
Y+d=1/2・n・p・sin2θ (式2)
この(式2)では、印刷ピッチを小さくするために角度θを90°に近づけると、2θは180°に近づき、sin2θが0に近づく。すると、ノズル600の個数nが多くなる。Y+dは有限の値をとるためである。複数個のノズル600を形成するには、長手方向に十分な長さを持ったインクジェットヘッド620が必要となる。
一方、図9のような構造のインクジェットヘッド120を製造する場合、圧電素子130と圧電部材140とダイアフラム112とを接着する際に、熱膨張差によりズレが生じる場合がある。インクジェットヘッド120を長くするには、長尺のダイアフラム112が必要となり、ダイアフラム112が長尺化するほど、熱膨張の影響は強くなり、ズレが生じやすくなる。このズレが生じると、吐出量のばらつきや、不吐出等、インクジェットヘッド120の吐出動作の精度が低下する。吐出動作の精度が低下すると、インクを所望の位置に印刷できなくなり、高精細な印刷を実現するのが困難となる。これを図6の従来のインクジェットヘッド620に適用した場合、印刷ピッチを狭くするためにはインクジェットヘッド620を長軸方向により長く形成しなければならないが、その一方でインクジェットヘッド620を長くすると吐出動作の精度が低下して印刷の精度が低下し、結果的に、高精細な印刷を実現できないという課題がある。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、複数のインクジェットヘッドを斜めに配置すると共に、各インクジェットヘッドに一定の間隔で配置した複数のノズル列を形成することにより、高精細な印刷ができるラインヘッド及びインクジェット装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のラインヘッドは、ノズルがピッチpで配列され、一定の間隔で平行に配置された複数のノズル列を備え、前記複数のノズル列は、印刷方向に対して傾斜する第1直線上に配置された第1ノズル列と第2ノズル列とを含み、前記第1ノズル列のうち前記第2ノズル列側に位置する第1端ノズルと、前記第2ノズル列のうち前記第1ノズル列側に位置する第2端ノズルと、の間の最短距離Dは前記ピッチpの非整数倍であり、前記複数のノズル列は、前記第1直線と平行な第2直線上に配置された第3ノズル列と第4ノズル列とを含み、前記第1ノズル列のうち隣接するノズル間を結んだ直線の垂直二等分線上に、前記第3ノズル列のノズルが位置し、前記第2ノズル列のうち隣接するノズル間を結んだ直線の垂直二等分線上に、前記第4ノズル列のノズルが位置し、前記最短距離Dは、(式1)を満たし、前記第1〜4ノズル列は、単一のインクジェットヘッドに具備され、複数の前記インクジェットヘッドが、平行かつ一定の間隔で配置されていることを特徴とする。D=(m+i/4)p ・・・(式1)ここで、mは自然数、iは1、2、3のいずれかの値。
以上のように、本発明によれば、複数のインクジェットヘッドを斜めに配置すると共に、各インクジェットヘッドに一定の間隔で配置した複数のノズル列を形成することによって、高精度かつ高精細の印刷を実現することができる。
本発明の実施の形態1に係るラインヘッドを示す模式図 実施の形態1に係るラインヘッドの一部を拡大した模式図 実施の形態1に係るラインヘッドの一部とノズル配置とを示す模式図 実施の形態1の他の例に係るラインヘッドの一部を拡大した模式図 実施の形態1に係るインクジェットヘッドの分解図 (a)従来のラインヘッドのノズル配置を示す模式図、(b)従来のラインヘッドのノズル配置の他の例を示す模式図 (a)インクジェット装置の印刷動作前の状態の模式図、(b)インクジェット装置の印刷動作後の状態の模式図 ラインヘッドの構造の模式図 インクジェットヘッドの断面構造の模式図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるラインヘッド50のノズル配置を示す模式図である。
図1のラインヘッド50は、複数のインクジェットヘッド300、310、320を備える。各インクジェットヘッドは平行かつ一定の間隔で印刷方向360と直角な方向381に向かって、順番に並んでいる。これらの複数のインクジェットヘッドは、方向381に対して傾斜角度θで配置されている。このとき、設計上の観点から、傾斜角度θは45°以上80°未満が望ましい。傾斜角度θを0°に近づけていくと、ラインヘッド50の両端部の領域390において、高密度配置できないインクジェットヘッドが増えるために、傾斜角度θは45°以上にすることが望ましい。一方、80°以上にすると印刷ドットが重なってしまい、高精細な印刷を実現できなくなる場合があるため、傾斜角度θを80°未満とすることが望ましい。この例では、インクジェットヘッドの傾斜角度θを63.5°としている。各インクジェットヘッドには、一定のピッチでノズルが直線状に配列されたノズル列301、302、303、304が形成されている。
また、ラインヘッド50の印刷方向360に対する長さ391は、例えば50mm以上、100mm以下とし、本実施の形態では長さ391は67mmである。
1つのラインヘッド50につきインクジェットヘッドの数は例えば30〜120個までとし、本実施の形態では、40個のインクジェットヘッドで1つのラインヘッド50を構成する。インクジェットヘッドの数は、印刷を行う対象物の方向381における長さに応じて変更すればよい。また、ラインヘッド50を複数台用意して、複数のラインヘッド50を並べてもよい。
次に、インクジェットヘッドのノズル配置について述べる。
高密度配置を実現するためのノズル配置は、4列のノズル列301、302、303、304が、1個のインクジェットヘッド中に設けられる。ノズル列301とノズル列303とは同一の直線上(第1直線上)に配置されている。ノズル列302とノズル列303とは同一の直線上(第2直線上)に配置されている。ノズル列301の配置されている直線とノズル列303の配置されている直線とは平行である。
ここで、各ノズル列の構成について説明する。
ノズル列301とノズル列303との関係を図2を用いて説明する。
各ノズル列にはノズルが配列方向に等ピッチ(ノズルピッチp)で配置されている。また、ノズル列301とノズル列303とは、同一直線上に配置されている。この直線上において、ノズル列301とノズル列303との間には、ノズル列縦間隔305が存在する。ノズル列縦間隔305は、ノズル列301の終端に位置するノズルと、ノズル列303の始端に位置するノズルとによって定義される領域である。より詳細には、ノズル列301の端部であって、ノズル列303側に位置するノズル(第1端ノズル)と、ノズル列303の端部であってノズル列301側に位置するノズル(第2端ノズル)との間の最短距離によって定義される領域をノズル列縦間隔305と定義する。
このノズル列縦間隔305の長さ(第1端ノズルと第2端ノズルとの最短距離)をDとすると、ノズル列縦間隔305の長さDは、次の(式4)の関係を満たす。なお、ノズル列縦間隔305の長さDは、下記(式4)を満たす限り任意であるが、値を0にはできない。ノズル列縦間隔305は必須だからである。ノズル列縦間隔305が必須の理由は後述する。
D=mp±1/4・p (式4) 但し、mは自然数
(式4)のように、同一直線上にあるノズル列301とノズル列303は、連続ピッチ上にあるのではなく、その位相が1/4ずれるように配置されている。この関係を満たすことにより、ノズル列301のノズルピッチよりも、狭ピッチでの印刷、すなわち、印刷の高精細化を図ることができる。詳細は後述する。
次に、ノズル列301とノズル列302との関係を図3を用いて説明する。
ノズル列301を構成する複数のノズルにおける隣接するノズル間を結んだ直線の垂直二等分線上に、ノズル列302の各ノズルが位置するように、ノズル列301とノズル列302とが配置されている。ノズル列301とノズル列302とに対応する第1圧電素子ユニット550(図5で後述する)をダイシングソーで通し加工できるので、形状寸法を高精度に制御出来き、クロストークの発生を防止できる。さらに、ノズル列301の各ノズルから吐出されたインクによる印刷ドット(第1印刷ドット371)の間隔とノズル列302の各ノズルから吐出されたインクによる印刷ドット(第2印刷ドット372)の間隔とは等しく、かつ、第1印刷ドット371と第2印刷ドット372とは交互に形成される。これにより、印刷ピッチの高密度化を実現できる。
次に、ノズル列303とノズル列304との関係についても図3を用いて説明する。
ノズル列303の隣接するノズル間を結んだ直線の垂直二等分線上に、ノズル列304のノズルが位置するように、ノズル列303とノズル列304とが配置されている。ノズル列301とノズル列302との場合と同様に、形状寸法を高精度に制御出来き、クロストークの発生を防止できる。さらに、ノズル列303の各ノズルから吐出されたインクによる印刷ドット(第3印刷ドット373)の間隔とノズル列304の各ノズルから吐出されたインクによる印刷ドット(第4印刷ドット374)の間隔とは等しく、かつ、第3印刷ドット373と第4印刷ドット374とは交互に形成される。これにより、印刷ピッチの高密度化を実現できる。
次に、ノズル列302とノズル列304との関係についても図3を用いて説明する。
ノズル列302とノズル列304とは、同一直線上に配置されており、ノズル列縦間隔305が設けられている。ノズル列縦間隔305の長さは、前述のノズル列301とノズル列304とにおけるノズル列縦間隔305(D)と同じである。
このように、ノズル列301,302,303,304を配置することで、第1印刷ドット371、第2印刷ドット372、第3印刷ドット373、第4印刷ドット374を交互に形成できるため、高精細な印刷を実現できる。
なお、図1において、各ノズル列は一定の間隔で平行に配置される。このとき、インクジェットヘッド300、310、320はすべて同じノズル配置である。この場合、方向381における単一インクジェットヘッド内のノズル列303とノズル列304との距離350と隣接するインクジェットヘッドのノズル列304とノズル列303との距離351とは等しく、常に一定の値となっている。このような構成をとることにより、ノズル列の距離を等しい間隔で配列することが可能となる。そして、印刷ドットを等ピッチにでき、印刷ピッチをノズルピッチよりも狭ピッチに形成できる。
ここで、ノズル列縦間隔305を設ける理由について、インクジェットヘッドの内部構造に基づいて述べる。
インクジェットヘッドは、耐久性が必要なために強度の高い熱硬化性の樹脂を用いて各部材が接着されている。一方、生産性を高めるためには、インクジェットヘッドには多くのノズルを設ける必要がある。このためには、長尺のノズルプレートが必要となる。しかし、長尺のノズルプレートを熱硬化性の樹脂で接着して形成すると、部材間の熱膨張係数の差により両端の部分でズレが生じてしまう。そこで、そのズレを最小限度に抑制するためにインクジェットヘッドに分割部を設ける。分割部の方向へ膨張させることで、発生するズレを吸収し、熱膨張係数の差によるズレの影響を低減するためである。
さらに、図5を用いて詳細を説明する。
図5は、インクジェットヘッドの分解図である。図5において、510はノズルプレートであり、ノズル列301、ノズル列302、ノズル列303、ノズル列304が設けられている。520はインク室プレートである。インク室は複雑かつ微細なため表示していない。
530は第1ダイアフラム、535は第2ダイアフラムであり、ノズルプレート510のノズル列縦間隔305に対応して各ノズル列に合うよう、1つのインクジェットヘッドの中で、2分割される。第1ダイアフラム530と第2ダイアフラム535との間に分割部580が設けられている。
ハウジング540の底面中央にはインク供給口(図示せず)があり、左右の各インク供給流路541Lと541Rにつながっている。インクの排出流路542と543は、ハウジング540の短手方向の両側にノズルプレート510の各ノズル列に対応して設けられている。排出流路542と543とは、ハウジング540の長手方向両端の排出口544につながっている。
インクはハウジング540の底面中央のインク供給口(図示せず)から、左右の各インク供給流路541Lと541Rに入り、第1ダイアフラム530と第2ダイアフラム535を介してインク室プレート520のインク室(図5には図示せず。図9参照)に入る。第1ダイアフラム530または、第2ダイアフラム535が変形すると、インク室のインクの一部はノズルプレート510の各ノズル列のノズルから吐出される。残りのインクは第1ダイアフラム530と第2ダイアフラム535を介してインクの排出流路542、543に入り排出口544で合流する。なお、ノズル列301とノズル列303とが、同一直線上に配置されているのは、インク室内の流路抵抗を同じにさせるためである。
第1圧電素子ユニット550は、セラミック部材556と平行に組みつけられた櫛歯状の複数のPZT部材551と552とから構成されている。セラミック部材556に固定された状態で、PZT部材551と552とをダイシングソーで櫛歯状に同時に通し加工できるので、形状寸法を高精度に出来る。このとき、各PZT部材551と552の直上にノズルが配置される。すなわち、ノズル列301の隣接するノズル間を結んだ直線の垂直二等分線上に、ノズル列302のノズルが位置するようにノズル列301とノズル列302とが配置される。
第2圧電素子ユニット555は、セラミック部材557と、平行に組みつけられたPZT部材553と554とから構成されている。この場合も、各PZT部材553と554との直上にノズルが配置される。すなわち、ノズル列303の隣接するノズル間を結んだ直線の垂直二等分線上に、ノズル列304のノズルが位置するように、ノズル列303とノズル列304とが配置されている。
第1圧電素子ユニット550と第2圧電素子ユニット555は、それぞれの第1ダイアフラム530と第2ダイアフラム535とに個別でアライメントされて熱硬化性樹脂により接着される。熱硬化樹脂を硬化する際に、熱を加えることによる各部材の変形を分割部580方向へ促すことにより、熱膨張ズレの影響を抑制することができる。それにより、インクジェットヘッドのインク室ごとで生じるズレを抑制することが可能になり、吐出するインクの体積ばらつきが生じにくい高精度なインクジェットヘッドを実現することが可能になる。
このように、分割部580を設けるため、ノズル列縦間隔350が必須となる。本実施の形態では、ノズル列縦間隔305は分割部580の大きさと一致している。そして、ノズル列縦間隔305の長さを上述の(式4)を満たすように設計することで、高精細な印刷を実現できる。
次にラインヘッド50からのインクの吐出方法について述べる。図1において、印刷方向と垂直な方向381に対して、印刷ピッチが一定の間隔となるようノズルが配列されている。ここでは、一例として1200dpiを実現するために、印刷ピッチが21.16μmの距離となるようノズルが配置されている。
図1において(1)〜(11)は、印刷ドット370を形成する際に、インクを吐出したノズルを模式的に現したものである。
各ノズルは次の通りである。インクジェットヘッド300のノズル列301のノズル(1)。インクジェットヘッド310のノズル列304のノズル(2)。インクジェットヘッド300のノズル列302のノズル(3)。インクジェットヘッド320のノズル列303のノズル(4)。インクジェットヘッド310のノズル列301のノズル(5)。インクジェットヘッド320のノズル列304のノズル(6)。インクジェットヘッド300のノズル列302のノズル(7)。インクジェットヘッド320のノズル列303のノズル(8)。インクジェットヘッド310のノズル列301のノズル(9)。インクジェットヘッド320のノズル列304のノズル(10)。インクジェットヘッド300のノズル列302のノズル(11)。
これらのノズルから吐出されたインクが印刷ドット370を構成する。この場合、ノズル列301のノズルから吐出されたインクにより形成される印刷ドットの間に、ノズル列303のノズルから吐出されたインクにより形成される印刷ドットが配置される。これは、ノズル縦間隔305を、(式4)を満足するように、構成したからである。
つまり、隣接する印刷ドット370が、異なるノズル列から交互に吐出される。この場合、可能であれば、印刷方向に対して上流と下流とに分割されたノズル列から交互にインクを吐出して印刷ドット370を形成する。ここで、印刷方向に対しての上流、下流とは、上流がノズル列301、ノズル列302に相当し、下流がノズル列303、ノズル列304に相当する。これにより、クロストークを抑制することが可能となる。
以上のように、同一直線上に配置された2つのノズル列の間に、位相が1/4ノズルピッチずれたノズル列縦間隔305を設けるように配置したインクジェットヘッドを、順番にかつ傾斜させて並べて配置することにより、従来の4倍の高精細の印刷ができるラインヘッド及びインク吐出方法を実現することができる。
また、ノズル列301、302、303、304の長さを例えば、25mm〜60mmとする。ノズル列301とノズル列302との距離350は、例えば3〜10mm程度であり、この例では、5.682mmとしている。
また、ノズル列301、ノズル列303、ノズル列302、ノズル列304は、印刷方向から見ると、位相が1/4ピッチずつずれている。つまり、ノズル列301−ノズル列303間、ノズル列303−ノズル列302間、ノズル列302−ノズル列304間はすべて、印刷時のピッチがすべて同じピッチとなっていて、かつ位相が1/4ずつずれているので、4倍の精度で印刷できることになる。
また、1ノズル列当たりのノズルの個数は例えば100〜250程度とする。この例では1ノズル列当たりのノズルの個数は150個とする。例えば、ドット密度1200dpiすなわち、印刷ピッチ21.167μmを実現する場合、4列の各ノズル列の印刷ピッチの位相を1/4ずつずらし印刷精度を4倍にするので、各ノズル列の印刷ピッチは84.667μmとなる。傾斜角度θを63.5°(より正確には63.435°)より各ノズル列のノズルピッチは189.3μmとすればよい。
なお、ノズルピッチはより精度が必要な場合はより細かく、そうでない場合はより粗くすればよいが、実用上150μm〜300μmが良い。各ノズルの開口は、直径20μm〜50μmである。
なお、本実施の形態では、ノズル列縦間隔305を1/4ピッチ位相をずらした例で説明したが、1/2ピッチ位相をずらしたものでも良い。
図4に1/2ピッチ位相をずらした例を示す。各ノズル列にはノズルが配列方向に等ピッチ(ノズルピッチp)で配置されている。また、ノズル列201とノズル列203とは、同一直線上に配置されている。この直線上において、ノズル列201とノズル列203との間には、ノズル列縦間隔205が存在する。ノズル列縦間隔205は、ノズル列201の終端に位置するノズルと、ノズル列203の始端に位置するノズルとによって定義される領域である。このノズル列縦間隔205の長さをDとすると、Dは、次の(式5)の関係を満たすように形成されている。
D=(m+(1/2))・p (式5) 但し、mは自然数。
図4の図1〜図3と異なる点は、このノズル列縦間隔205の長さにより、ノズル列201のノズルピッチの位相に対してノズル列203のノズルピッチの位相が1/2ピッチずれているところである。この場合、ノズル列201の隣接するノズル間を結んだ直線の垂直二等分線上に、ノズル列202のノズルが位置するように、ノズル列201とノズル列202とを配置し、また、ノズル列203の隣接するノズル間を結んだ直線の垂直二等分線上に、ノズル列204のノズルが位置するように、ノズル列203とノズル列204とを配置することで、印刷ドット270の高精細化が可能である。
各ノズル列は平行な配置であるが、方向381における単一インクジェットヘッド内のノズル列203とノズル列204との距離250と隣接するインクジェットヘッドのノズル列204とノズル列203との距離251とは図1〜図3とは異なる値となる。この構成により、印刷ドット270を等ピッチにでき、印刷ピッチをノズルピッチよりも狭ピッチに形成でき、印刷ピッチの高密度化を実現できる。
ここで、(式4)と(式5)を整理すると、ノズル列縦間隔205(305)の長さDは次の(式6)で示される。
D=(m+i/4)・p (式6) 但し、mは自然数、iは1、2、3のいずれかの値。
この(式6)を満たすように、各ノズル列を配置することで、高精細な印刷を実施可能なラインベッドを実現できる。
なお、図1のノズル列301とノズル列303とを1つのインクジェットヘッドに配置し、他のインクジェットヘッドにノズル列302とノズル列304とを配置しても良い。この場合、傾斜角度θを変えても、インクジェットヘッド内のノズル列301とノズル列302の位相ずれ、ノズル列303とノズル列304と位相ずれは変化しないので、同じインクジェットヘッドで異なる印刷ピッチに対応できるという利点がある。
なお、ここでは、4つのノズル列の組み合わせで、高精細な印刷を実現した。更に高精細化を図る場合は、例えば6つのノズル列を組み合わせればよい。この場合、ノズル列縦間隔205(305)の長さは、次の(式7)を満たすように設定することで、高精細化を実現できる。
D=(l+j/4)・p (式7) 但し、lは自然数、jは1、2、3、4、5のいずれかの値。
なお、組み合わせに用いるノズル列の数を増やすことで、更なる高精細化を達成できる。この場合、ノズル列縦間隔205(305)の長さが、各ノズル列のノズル間隔であるノズルピッチpの非整数倍にあればよい。これにより、1つのノズル列のノズルから吐出されたインクにより形成される印刷ドットの間に、他のノズル列のノズルから吐出されたインクにより形成される印刷ドットが配置され、結果として、高精細な印刷を実現できる。
本発明のラインヘッド及びインク吐出方法は、有機ELの発光体、ホール輸送層、電子輸送層の印刷や、カラーフィルターの印刷等に適用することができる。
1 基板
41 架台
42 基板搬送ステージ
43 門型ガントリー
44 塗布領域
50 ラインヘッド
300、310、320 インクジェットヘッド
201、202、203、204、301、302、303、304 ノズル列
205、305 ノズル列縦間隔
360 印刷方向
270、370 印刷ドット
550 第1圧電素子ユニット
555 第2圧電素子ユニット

Claims (4)

  1. ノズルがピッチpで配列され、一定の間隔で平行に配置された複数のノズル列を備え、
    前記複数のノズル列は、印刷方向に対して傾斜する第1直線上に配置された第1ノズル列と第2ノズル列とを含み、
    前記第1ノズル列のうち前記第2ノズル列側に位置する第1端ノズルと、前記第2ノズル列のうち前記第1ノズル列側に位置する第2端ノズルと、の間の最短距離Dは前記ピッチpの非整数倍であり、
    前記複数のノズル列は、前記第1直線と平行な第2直線上に配置された第3ノズル列と第4ノズル列とを含み、
    前記第1ノズル列のうち隣接するノズル間を結んだ直線の垂直二等分線上に、前記第3ノズル列のノズルが位置し、
    前記第2ノズル列のうち隣接するノズル間を結んだ直線の垂直二等分線上に、前記第4ノズル列のノズルが位置し、
    前記最短距離Dは、(式1)を満たし、
    前記第1〜4ノズル列は、単一のインクジェットヘッドに具備され、
    複数の前記インクジェットヘッドが、平行かつ一定の間隔で配置されていることを特徴とするラインヘッド。
    D=(m+i/4)p ・・・(式1)
    ここで、mは自然数、iは1、2、3のいずれかの値。
  2. 前記ピッチpは、150μm〜300μmであり、
    前記第1ノズル列と前記第3ノズル列との距離は、3mm〜10mmであり、
    前記複数のノズル列は、前記印刷方向に対して45°以上80°未満の傾斜角度で配置され、
    前記インクジェットヘッドの数は30〜120個である請求項1に記載のラインヘッド。
  3. 前記ピッチpは、189.3μmであり、
    前記第1ノズル列と前記第3ノズル列との距離は、5.682mmであり、
    前記複数のノズル列は、前記印刷方向に対して63.435°の傾斜角度で配置され、
    前記インクジェットヘッドの数は40個であり、
    前記複数のノズル列の各ノズルから吐出されたインクにより形成される印刷ドットの間隔である印刷ピッチは21.167μmである請求項1又は2に記載のラインヘッド。
  4. 請求項1〜3のいずれかのラインヘッドと、
    印刷対象物を載置するための載置部と、
    前記ラインヘッドと前記載置部とを相対移動させる移動機構と、を備えるインクジェット装置。
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