JP6398244B2 - 配線基板、電子装置および電源供給方法 - Google Patents

配線基板、電子装置および電源供給方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6398244B2
JP6398244B2 JP2014059604A JP2014059604A JP6398244B2 JP 6398244 B2 JP6398244 B2 JP 6398244B2 JP 2014059604 A JP2014059604 A JP 2014059604A JP 2014059604 A JP2014059604 A JP 2014059604A JP 6398244 B2 JP6398244 B2 JP 6398244B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
electrode
conductive layer
wiring board
electrically connected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014059604A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015185637A (ja
Inventor
哲弘 植田
哲弘 植田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2014059604A priority Critical patent/JP6398244B2/ja
Publication of JP2015185637A publication Critical patent/JP2015185637A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6398244B2 publication Critical patent/JP6398244B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、電子部品間の接続技術に関するものであり、特に配線基板と他の電子部品等を接続する技術に関するものである。
情報通信ネットワークの発展とともに、情報通信ネットワークを構成する情報処理装置や通信装置などの高性能化が進んでいる。また、情報通信ネットワークの社会的な重要性が高まるにつれ、情報処理装置や通信装置の信頼性に対する要求も強くなっている。情報処理装置や通信装置は、様々な構造や特性を備えた多数の電子部品の組み合わせにより構成されている。そのため、各電子部品の間で信号の受け渡しや各電子部品への電源供給を行う必要があり、電子部品間を電気的に接続する接続部の構造や特性が装置の特性や信頼性に大きな影響を与えうる。
情報処理装置や通信装置の高性能化にともない、それらの装置に用いられる半導体装置などの電子装置は高いクロック周波数で動作するようになっている。そのため、半導体装置が実装される配線基板間、配線基板間などの電子部品間でも高周波の信号が伝送される。また、大容量のデータを処理するため使用される半導体装置の数が増大し、個々の半導体装置も高速処理のため高クロックで動作することから、消費電力が増大している。そのため、各装置の配線基板などには大容量の電流の供給が必要となる。また、消費電力を抑制する必要性が高くなり、各電子部品も低電圧で動作することが要求されることも多い。
高周波化や低電圧化、大容量の電流供給のため、配線基板などの電子部品間を電気的に接続する部分の抵抗が電気信号の伝送や電源の供給に与える影響が大きくなっている。また、配線基板などの電子部品間の接続部の信頼性が装置の信頼性に影響を与えるため、接続部の信頼性に対する要求も強くなっている。そのため、電子部品間の接続方法に関する技術の検討が盛んに行われている。電子部品間の接続方法に関する技術としては、例えば、特許文献1のような技術が開示されている。
特許文献1には、電子部品が実装されたフレキシブル配線基板と他の電子部品を接続する技術が示されている。特許文献1では、段差構造を有する筐体のうち、段差の低い側の平面部分にリジッドなプリント配線基板が備えられている。また、プリント配線基板上には電子部品が実装され、電子部品とプリント配線基板は電気的に接続されている。段差の高い側の平面部分にフレキシブル配線基板が備えられ、フレキシブル配線基板は段差の低い側の平面部分の上層に張り出した部分を有している。段差の高い部分のフレキシブル配線基板上には電子部品が実装され、フレキシブル配線基板の配線導体と電気的に接続されている。
特許文献1では、さらに、段差が低い側の平面部分に張り出しているフレキシブル配線基板と、プリント配線基板上に実装された電子部品が接続構造を有している。よって、フレキシブル配線基板上の電子部品と、プリント基板上の電子部品はフレキシブル配線基板の配線導体を介して電気的に接続している。特許文献1では、フレキシブル配線基板を用いることで基板上の電子部品との接続の際の位置合わせに柔軟性を持たせることができるとしている。特許文献1では、位置合わせに柔軟性を持たせることで、接続の位置合わせ精度を向上することができるので、接続部分の抵抗上昇を抑制することが出来るとしている。その結果、特許文献1では、接続部分のずれ量の差による抵抗値の変動が小さいので、高周波信号の伝送に与える影響を抑制することができるとしている。
国際公開第2007/091329号公報
しかしながら、特許文献1の技術は次のような点で十分ではない。特許文献1では、フレキシブル配線基板を用いることで、位置合わせに柔軟性を持たせることができるため、ずれ量を抑制できその結果、抵抗の上昇やばらつきを抑えることが出来るとしている。しかし、フレキシブル配線基板の側の端子や端子付近の配線に何らかの異常がある場合は、接続部に異物があった場合などには、配線や接続部の抵抗が上昇する可能性がある。また、経年変化により、接続部の剥離などが生じることで接触面積が低下して抵抗が上昇する可能性がある。よって、特許文献1の技術は、接続部の電気抵抗の抑制と、その特性を持続する信頼性が求められるような用途に用いる技術としては十分ではない。
本発明は、他の電子部品との接続部の電気抵抗を抑制し、接続部の信頼性を向上することが可能な配線基板を得ることを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明の配線基板は、第1の基板と第2の基板と、接続部を備えている。第1の基板は、第1の電極が表面に形成され、第1の電極と電気的に接続された第1の導電層を有する。第2の基板は、第2の電極が表面に形成され、第2の電極と電気的に接続された第2の導電層を有し、柔軟性を有する。接続部は、第1の基板と第2の基板の間に空間を形成するように、第1の電極と第2の電極を互いに向かい合わせて第1の基板と第2の基板を接合し、第1の導電層と第2の導電層を導電部7で電気的に接続する。
本発明の電源供給方法は、電極に電流を流し、剛直性を有する第1の基板と、第1の基板との間の空間に電極を挟むように第1の基板と物理的に接合され、柔軟性を有する第2の基板とに、電極から電流をそれぞれ流す。また、本発明の電源供給方法は、第1の基板と第2の基板にそれぞれ入力された電流を、所定の経路で合流させる。
本発明によると、他の電子部品との接続部の電気抵抗を抑制し、接続部の信頼性を向上することができる。
本発明の第1の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態の配線基板の組み立て方法の概要を示す図である。 本発明の第2の実施形態の電子装置の組み立て方法の概要を示す図である。 本発明の第3の実施形態の構成の概要を示す図である。 本発明の第4の実施形態の構成の概要を示す図である。
本発明の第1の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態の配線基板の構成の概要を示したものである。本実施形態の配線基板は、第1の基板1と第2の基板2と、接続部3を備えている。第1の基板1は、第1の電極4が表面に形成され、第1の電極4と電気的に接続された第1の導電層5を有する。第2の基板2は、第2の電極6が表面に形成され、第2の電極6と電気的に接続された第2の導電層7を有し、柔軟性を有する。接続部3は、第1の基板1と第2の基板2の間に空間を形成するように、第1の電極4と第2の電極6を互いに向かい合わせて第1の基板1と第2の基板2を接合し、第1の導電層5と第2の導電層7を導電部8で電気的に接続する。
本実施形態の配線基板は、第1の電極4が形成された第1の基板1と、第2の電極6が形成され柔軟性を有する第2の基板2を、接続部3によって形成された空間を有するように対向して備えている。そのため、第1の基板1と第2の基板2の間に電極を挿入すると、挿入した電極は第1の電極4および第2の電極6の2か所で配線基板と接続される。第1の電極4および第2の電極6は、第1の導電層5、導電部8および第2の導電層7で電気的に接続されている。そのため、本発明の配線基板は、2か所で電極と電気的に接続されている。配線基板と電極を2か所で電気的に接続することにより配線抵抗を抑えることができる。また、2つの基板の一方に柔軟性を有する第2の基板2を用いることにより、電極の安定的な固定を容易に行うことが可能となる。その結果、本実施形態の配線基板は、他の電子部品との接続部の電気抵抗を抑制し、接続部の信頼性を向上することができる。
本発明の第2の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図2は、本実施形態の電子装置の構成の概要を示したものである。図2に示す通り、本実施形態の電子装置は、配線基板10と、接続端子21と、電極22と、固定ネジ23を備えている。
配線基板10は、第1のリジッド部11と、フレキシブル部12と、第2のリジッド部13と、接着層14と、スルーホール15を備えている。本実施形態の配線基板は、半導体装置などを表面に実装した際に、半導体装置と他の電子部品の端子間での電気信号の伝送または電源の供給を行う配線パターンが形成されたプリント配線基板である。
第1のリジッド部11は、基板支持層16と、導電層17を備えている。第1のリジッド部11は、剛直性を有するリジッド基板として形成されている。基板支持層16および導電層17は、配線基板10の設計に応じて、それぞれ複数、備えられている。本実施形態の第1のリジッド部11は図2に示すように、高さの異なる2つの水平面を有する段差構造を有する。図2では、段差部分を垂直に示しているが、段差部分は勾配を有するように形成されていてもよい。本実施形態では、第1のリジッド部11の段差構造を形成する2つの水平面のうち、接着層14を介してフレキシブル部12と接している水平面を第2の水平面とよぶ。また、第2の水平面とは高さが異なり、接続端子21が備えられ、電極22を挿入する空間に接している水平面を第1の水平面と呼ぶ。
本実施形態の電子装置では、第1のリジッド部11の段差構造の部分が、フレキシブル部12と第1の水平面の部分とを接続する接続部としての機能を有する。すなわち、第1のリジッド部11の第1の水平面の部分を第1の基板、フレキシブル部12を第2の基板としたときに、第1のリジッド部11の段差構造の部分を接続部として第1の基板と第2の基板を接続した構造とみなすこともできる。
第1の水平面と第2の水平面で構成される段差構造の高さは、例えば、接続端子21の上部から第2の水平面までの高さが電極22の厚みとほぼ一致するように設定する。電極22の厚みとは、配線基板10の水平面に対して垂直方向の電極22の幅のことをいう。接続端子21の上部から第2の水平面までの高さが電極22の厚みとほぼ一致するように設定すると、フレキシブル部12が、ほぼ水平な状態になるため電極22と導電層19の接続の安定性が向上する。また、本実施形態の電子装置において、フレキシブル部12は柔軟性があるため、段差の高さおよび電極22の厚みは他の設定としても、接続を確実に行うことができる。
基板支持層16は、第1のリジッド部11の機械強度の維持と導電層17の保護および他の層との絶縁を行う機能を有する。基板支持層16は、機械強度を維持するために剛直性を有する。基板支持層16の剛直性により、第1のリジッド部11は剛直性を有する。基板支持層16は、例えば、ガラス繊維およびエポキシ樹脂により形成されている。
導電層17は、電気信号の伝送や電源の供給路としての機能を有する。導電層17は銅や銅とその他の合金などの導電性を有する配線材料で形成されている。導電層17は、電子装置の設計に応じた配線パターンを形成していている。電源供給部の付近では、個々の配線パターンが大きいため、見かけ上は同一パターンのみであることもある。導電層17のうち、配線パターンを形成する配線材料の間は、絶縁特性を有する樹脂とガラス繊維の混合物が充てんされている。絶縁特性を有する樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂が用いられる。
フレキシブル部12は、第1のリジッド部11の第2の水平面の上層に接着層14を介して備えられている。フレキシブル部12のうち第1のリジッド部11の第2の水平面と重なっている部分の上層には、さらに第2のリジッド部13が形成されている。また、フレキシブル部12は、電極22と接続するために、第2の水平面の側から第1の水平面の側の上部に張り出すように形成されている。すなわち、配線基板10の水平面に対して垂直方向からのフレキシブル部12の正射影を考えたときに、第1リジッド部11への投影面が第1の水平面と重なりを有するように、フレキシブル部12が形成されている。第1の水平面の側の上部に張り出す長さは、電極22と接触部を有するように配線基板10の設計に応じて設定されている。
フレキシブル部12は、基板支持層18と、導電層19を備えている。フレキシブル部12は、折り曲げが可能な柔軟性を有するフレキシブル基板として形成されている。基板支持層18は、フレキシブル部12の機械的な強度と保ちつつ、折り曲げて使うことも可能にするためフィルム状のポリイミド樹脂やポリエステル樹脂により形成されている。
フレキシブル部12の導電層19は、電気信号の伝送や電源の供給路としての機能を有する。導電層19は、銅などの導電性を有する配線材料で形成されている、また、導電層19は、電子装置の設計に応じた配線パターンが形成されていてもよい。配線パターンの間および配線層の表面は、絶縁材としてのエポキシ樹脂やポリイミド樹脂により絶縁されているが、電極22と接する部分は、電極22と電気的に接続するために導電層19が表面に形成されている。すなわち、電極22と接する部分の導電層19の表面側には絶縁用の樹脂は形成されていない。
第2のリジッド部13は、半導体装置などを配線基板10の表面に実装する際の基盤としての機能を有する。また、第2のリジッド部13は、半導体装置と他の電子部品との端子間で電気信号を伝送や電源供給のための回路としての配線パターンが表面や内部に形成されている。配線パターンは、第1のリジッド部11とスルーホール15を介して接続され、3次元的に回路が形成されている。
第2のリジッド部13は、第1のリジッド部11の基板支持層16と機能および材料は同様である。本実施形態の第2のリジッド部13は、段差構造はなく平板状に形成されている。第2のリジッド部13の配線パターンの材質等は第1のリジッド部11の導電層17と同様である。
接着層14は、第1のリジッド部11とフレキシブル部12、フレキシブル部12と第2のリジッド部13をそれぞれ接着している。接着層14は、例えば、ガラス繊維およびエポキシ樹脂で形成されている。
スルーホール15は、第1のリジッド部11、フレキシブル部12、第2のリジッド部13の導電層を電気的に接続する機能を有する。スルーホール15は、導電層と同様に、銅や、銅とその他の金属の合金などの導電性を有する材料で形成されている。スルーホール15は配線パターンの設計に応じて複数、形成されていることもある。また、図2では第2のリジッド部13から第1のリジッド部11に1つのスルーホール15が貫通している例を示している。スルーホール15により第1のリジッド部11の各導電層17、フレキシブル部12の導電層19および第2のリジッド部13の配線パターン間が電気的に接続されている。スルーホール15で電気的に接続されていることにより、各導電層や配線パターンの間で電気信号の伝送や電源の供給を行うことができる。
第2のリジッド部13とフレキシブル部12の接続用と、フレキシブル部12と第1のリジッド部11の各導電層の接続用の導電部は、それぞれ別の場所に配置されたビアとして形成されていてもよい。また第1のリジッド部11の各導電層17は、2つまたは複数の導電層17の間に開けられたビアで電気的に接続されていてもよい。ビアの材質はスルーホール15と同様とすることができる。
電極22は、配線基板10への電気信号の入力、配線基板10からの電気信号の出力、または、配線基板10への電源供給などを行う機能を有する。電極22は、電子装置の設計に応じて複数、備えられていてもよい。本実施形態の電極22には、配線基板10への電源供給路として給電バスバーが用いられている。給電バスバーは、平面状の金属で形成された電源供給に用いる電極である。本実施形態の給電バスバーは、電源に接続されている。また、電極22には他の配線基板の端子等が用いられていてもよい。
本実施形態の電極22は、接続端子21との接触面およびフレキシブル部12の導電層19との接触面の2つの接触面で配線基板10と電気的に接続されている。そのため、いずれか一方で、接続されているときに比べ接触抵抗を小さくすることができる。また、一方の面にフレキシブル基板12を用いているので、高さ調整などを柔軟に行うことができるため、電極22と接続端子21およびフレキシブル部12の導電層14の間に空間が生じないように組み立てることが可能となる。そのため、安定した電気的な接続状態を得ることができる。
固定ネジ23は、接続端子21、電極22および第2のフレキシブル部12を機械的に接続して固定するため固定部材として備えられている。固定ネジ23のうち、接続端子21、電極22および第2のフレキシブル部12と接触する部分およびその間の部分が導電性を有すると、電気的な接続をより安定させることができる。また、固定ネジ23のうち、第2のフレキシブル12の基板支持層18の側の表面部を絶縁処理することにより、配線基板10の表面側に他の導電部材が接触したときのショートを防止することができる。
本実施形態の導電層、スルーホールおよび接続端子に銅などの金属を用いたが、金属に代えて導電性樹脂またはそれらと金属粒子の混合物を用いることもできる。
本実施形態の電子装置の動作について、電極22から配線基板10に電源が供給され場合を例として説明する。電源の供給路として電極22が用いられる場合、電極22は電源に接続されている。電源から電極22を送られてきた電流は、接続端子21を介して第1のリジッド部11に入力される。第1のリジッド部11に入力された電流は導電層17およびスルーホール15を介して、配線基板10の各部に供給される。また、電極22を送られてきた電流は、フレキシブル部12の導電層19にも入力される。導電層19は、スルーホール15を介して導電層17と電気的に接続されているので、導電層19側に入力された電流も配線基板10の各部に供給される。すなわち、配線基板10は、導電層17からの経路と導電層19からの経路で電極22からの電流の供給を受ける。2つの経路で電点の供給を受けるため、配線基板10と電極22の接続部における接触抵抗の影響を抑制することが可能となる。
本実施形態の電子装置の組み立て方法について説明する。始めに配線基板10の組み立て方法について説明する。始めに、配線基板10を構成する部材として用いられる第1のリジッド部11、フレキシブル部12および第2のリジッド部13がそれぞれ形成される。第1のリジッド部11を形成するため、第1の水平面および第2の水平面の部分を足した大きさのリジッド基板と、第2の水平面の部分の大きさのリジッド基板をそれぞれ形成する。
リジッド基板は次のように形成される。基板支持層16に銅箔が全面に成膜される。銅箔部分には光リソグラフィ法による配線パターンが形成される。銅箔を元に形成された配線パターンは導電層17として用いられる。配線パターンが形成されると、基板支持層16には、配線パターンの応じて必要なビアが形成される。配線パターンが形成された基板支持層16は、互いに重ねられて圧着されて第1の水平面および第2の水平面の部分の大きさに対応したリジッド基板と、第2の水平面の部分の大きさ大きさに対応したリジッド基板をそれぞれ形成する。圧着されて形成されたそれぞれの大きさに対応したリジッド基板は、さらに重ねられて圧着され第1のリジッド部11が形成される。圧着の際には、各層または基板の間にガラス繊維とエポキシ樹脂で形成された接着層が用いられる。
フレキシブル部12は、基板支持層18の上の配線パターンが印刷法により形成され表面への絶縁材の成膜等が行われて形成される。フレキシブル部12は、複数の層の導電層19が形成されることもある。第2のリジッド部13は、第1のリジッド部11のそれぞれのリジッド基板と同様に形成される。
第1のリジッド部11、フレキシブル部12および第2のリジッド部13がそれぞれ形成されると、配線基板10の形成が行われる。図3は、配線基板10の組み立ての順番の概要を示したものである。図3の上部の左側に示すように、第1のリジッド部11、フレキシブル部12および第2のリジッド部13は互いに重ねられる。重ね合わせは、対応するパターンの位置が高いに合うように行われる。第1のリジッド部11とフレキシブル部22の間、および、フレキシブル部22と第2のリジッド部13の間には、接着層14が挿入される。組み立て段階で挿入される接着層14には、例えば、プリプレグが用いられる。プリプレグには、例えば、ガラス繊維とエポキシ樹脂によりシート状に成形されたものが用いられる。プリプレグは圧着の際に接着作用を発現する。
第1のリジッド部11、フレキシブル部12および第2のリジッド部13が接着層14を介して重ねられると圧着が行われる。圧着が行われると、図3の上部の左側のように第1のリジッド部11、フレキシブル部12および第2のリジッド部13が重ねられた基板が形成される。
第1のリジッド部11、フレキシブル部12および第2のリジッド部13が1つの基板として形成されると、スルーホール15用の穴が開けられる。スルーホール15用の穴は配線基板10の設計に応じた位置にドリルで開けられる。開けられた穴には、めっきにより導電材が充てんされる。本実施形態ではスルーホール15には銅が充てんされる。穴が導電材で充てんされることによりスルーホール15が完成し、第1のリジッド部11、フレキシブル部12および第2のリジッド部13のそれぞれの導電層が電気的に接続される。図3の下部の図はスルーホール15まで形成が終わった状態を示している。スルーホール15が形成された配線基板10には、設計に応じて半導体装置11などが実装され、配線基板10が完成する。
配線基板10の組み立てが終わると、配線基板10には、接続端子21の形成または取り付けが行われる。本実施形態では、接続端子21として給電インサートが取り付けられる。給電インサートは金属で形成され導電層17と電気的に接続している。給電インサート11は、第1のリジッド部11の第1の水平面に取り付けられている。リジッド基板に金属製の部品が取り付けられているので、第1のリジッド部11と接続端子21の接続は、機械強度が安定した状態となっている。また、給電インサートには、固定部材である固定ネジ23を取り付けるねじ穴が形成されている。
接続端子21が取り付けられた配線基板10の接続端子21の部分に、電極22として給電バスバーが挿入される。フレキシブル部19は、折り曲げることが可能なため容易に挿入することが可能となる。図4は、配線基板10と電極22が装着される順番の概要を示している。図4の上部に示すように、電極22は接続端子21とフレキシブル部12の導電層19で挟まれている空間に挿入される。フレキシブル部12を折り曲げることができるので、電極22の挿入の作業は容易に行うことができる。
電極22が挿入されると、電極22は、固定ネジ23で接続端子21に固定される。このとき、フレキシブル部21は、電極22とともに固定ネジ23で固定される。固定部材としての固定ネジ23で固定されることにより、接続構造が安定し導電層19と電極22の間、および、電極22と接続端子21を介した導電層17の間がそれぞれ電気的に接続される。また、導電層19と導電層17は、スルーホール15で接続されているので、電極22は配線基板の導電部と2つの面で接続したことになる。2つの面で接続しているため、1つの面で接続さているときよりも接触抵抗の影響を低減することができる。図4の下部は固定ネジ23での固定が終わり、本実施形態の電子装置の組み立てが完了した状態を示している。
本実施形態の電子装置は第1のリジッド部11の第1の水平面上に形成され、導電層17と接続している接続端子21と、導電層17と導電部15で接続されたフレキシブル部12の導電層19が、対向するように備えられている。そのため、フレキシブル部12と第1の水平面上の接続端子21の間に電極を挿入して固定すると、電極22と配線基板10は2か所で電気的に接続される。2か所で電気的に接続することにより、同じ大きさの電流を供給する場合における接触抵抗が、1箇所で電気的に接続した場合よりも小さくなる。
また、剛直性を有する第1のリジッド部12に形成された接続端子21に、固定部材である固定ネジ21で電極22を固定することにより、配線基板10と電極22との機械的な接続強度を安定化することができる。また、電極22を挟む2つの基板のうち、一方が柔軟性を有するので電子装置10の組み立てが容易になる。フレキシブル部12は、寸法や位置のずれに柔軟に対して電極22と接続させることができるので、設計や組み立て時のマージンが期待できる。また、フレキシブル部12が柔軟性を有するので、電極22へ密着させることが容易となり電極22との電気的な接続が安定する。以上より、本実施形態の電子装置では、接続部の接触抵抗を抑制しつつ、機械的な強度と電気的な接続の安定性により信頼性を向上することができる。
本発明の第3の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図5は本実施形態の電子装置の構成の概要を示したものである。第2の実施形態では、配線基板と電極の接続を行ったが、本実施形態では、配線基板と配線基板の間での接続を行う。
本実施形態の電子装置は、配線基板10と、接続端子24と、固定ネジ25と、接続端子26と、配線基板30とを備えている。
配線基板10は、第1のリジッド部11と、フレキシブル部12と、第2のリジッド部13と、接着層14と、スルーホール15を備えている。第1のリジッド部11は、基板支持層16と、導電層17を備えている。フレキシブル部12は、基板支持層18と、導電層19を備えている。配線基板10の各部位の構成および機能は第2の実施形態の同名称の部位と同様である。
接続端子24は、配線基板30から配線基板10への電気信号の入力、または、配線基板10から配線基板30へ電気信号の出力を行ための接続部である。また、接続端子24は、配線基板30から配線基板10に電源を供給するための接続部として用いられてもよい。接続端子24は、導電性を有する金属製の端子として形成されている。本実施形態では、接続端子24は銅で形成されている。また、接続端子24は、配線基板10の導電層17と電気的に接続されている。本実施形態では、接続端子24と、配線基板30側の接続部は互い対応した形状を持つ接続用のコネクタとして形成されている。接続用のコネクタを形成することにより、接続端子24と配線基板30側の接続部を接続する際の位置を固定化することができる。配線基板10と配線基板30を、配線パターン以外の部分で接着や固定部材により物理的に固定してもよい。接着や固定部材で接続部分を安定化することにより、接続部に力が加わることを防止できるので信頼性が向上する。
固定ネジ25は、配線基板10のフレキシブル部12を、配線基板30に取り付けられた接続端子26に固定する固定部材として備えられている。固定ネジ25は、フレキシブル部12の導電層19と接続端子26を密着した状態で固定することにより、フレキシブル部12の導電層19と接続端子の電気的な接続状態を安定化させる。
接続端子26は、配線基板30に取り付けられ導電性を有する部材である。本実施形態では接続端子26には、給電インサートと呼ばれる金属製の端子が用いられている。接続端子26は、配線基板30の導電層31と電気的に接続されている。
配線基板30は、導電層31を備えている。配線基板30は、剛直性を有するリジッド基板である。配線基板30は、導電層31と剛直性を有する基板支持層で保護している。基板支持層は、配線基板10の各基板支持層と同様の材質で形成されている。また、導電層31は、配線基板10の導電層17と同様の材質で形成されている。導電層31には、配線基板30の設計に応じて配線パターンが形成されていてもよい。導電層31は、接続端子24と電気的に接続されている。すなわち、導電層31は、接続端子24を介して配線基板10の導電層17と電気的に接続されている。配線基板30の接続端子24との接続部は、接続端子24の形状に合わせて加工されている。
本実施形態の、配線基板30の導電層31および配線基板10の導電層17は、信号線と電源線の配線パターンによる形成されていてもよい。そのような構成とした場合は、接続端子24も各信号線と電源線に合わせた構造として形成される。接続端子26を介してフレキシブル部12の導電層12へも電源を配線基板10に供給することで、接続端子24の部分での電源線の本数を減らして、信号線の数を密に配置することも可能となる。
本実施形態の電子装置の動作は第2の実施形態の電極を配線基板30に置き換えた場合と同様である。
本実施形態の電子装置の組み立て方法について説明する。本実施形態の配線基板10は、第2の実施形態と同様に作成することができる。また、配線基板30は、第2の実施形態の第1のリジッド部11または第2のリジッド部13と同様に作成することができる。作成された各配線基板には接続端子の形成または取り付けが行われる。配線基板10の第1の水平面には接続端子24が形成される。配線基板30の所定の位置には、接続端子26が取り付けられる。所定の位置は、配線基板10および配線基板30の設計に応じて決められている。
各配線基板への接続端子の形成または取り付けが行われると、配線基板30は、配線基板10の第1の水平面と第2のフレキシブル部12の間に挿入される。配線基板30は、配線基板30に形成された接続端子24との接続部が、接続端子24の水平方向の位置と一致するように挿入される。次に、配線基板10のフレキシブル部12の導電層19が接続端子26に接触するようにした状態で固定ネジ25の取り付けが行われる。固定ネジ25が取り付けられると、配線基板10のフレキシブル部12の導電層19と接続端子26が密着した状態で接続が固定される。
固定ネジ26の取り付けが終わると、配線基板30の導電層31は、接続端子26を介して配線基板10の導電層19と電気的に接続される。また、配線基板30の導電層31は接続端子24を介して配線基板10の導電層17と電気的に接続される。導電層17と導電層19はスルーホール15を介して接続されているので、配線基板10と配線基板30は、同一の配線に対して2か所で電気的に接続された状態となる。以上で、本実施形態の電子装置の組み立て方法の説明を終了する。
本実施形態の電子装置は、配線基板間の接続においても第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。本実施形態の電子装置は、配線基板間の接続部の接触抵抗を抑制することができるので、配線基板間で伝送される電気信号の遅延等を抑制することができる。また、配線基板間での電源の供給を2か所で行うことにより、接続部の電源線の本数を減らして信号線の数を密に配置することが可能となり得る。
本発明の第4の実施形態について図を参照して詳細に説明する。図6は本実施形態の電子装置の構成の概要を示したものである。第3の実施形態では、固定ネジと接続端子で配線基板のフレキシブル部と、もう一方の配線基板が接続されていた。本実施形態では、そのような構成に代えて、配線基板のフレキシブル部ともう一方の配線基板が、はんだづけにより接続されている。
本実施形態の電子装置は、配線基板10と、接続端子24と、導電部27と、配線基板30とを備えている。
配線基板10は、第1のリジッド部11と、フレキシブル部12と、第2のリジッド部13と、接着層14と、スルーホール15を備えている。第1のリジッド部11は、基板支持層16と、導電層17を備えている。フレキシブル部12は、基板支持層18と、導電層19を備えている。配線基板10の各部位の構成および機能は第2の実施形態の同名称の部位と同様である。配線基板30は、導電層31を備えている。接続端子24および配線基板30は、第3の実施形態の同名称のものと同様の構造および材質で形成されている。
導電部27は、配線基板10のフレキシブル部12の導電層19と、配線基板30の導電層31を電気的に接続する機能を有する。本実施形態の導電部27は、はんだで形成され導電層19と導電層31を電気的に接続しつつ、フレキシブル部12と配線基板30の接続状態を機械的に固定している。本実施形態においても配線基板の導電層31は、接続端子24を介して導電層17と接続されている。導電層17と導電層19はスルーホール15を介して電気的に接続されているので、配線基板10と配線基板30は、同一の配線にたいして2か所で電気的に接続された状態である。
また、導電部27には、はんだではなく導電ペーストを用いることもできる。導電ペーストは熱硬化樹脂に導電性を有する金属粒子を分散させたものである。導電ペーストを用いて形成した場合は、導電層27は組み立て時に所定の熱を加えることにより硬化し、接着層としての機能と導電層としての機能を発現する。
本実施形態の電子装置の動作は第2の実施形態の電極を配線基板30に置き換えた場合と同様である。
本実施形態の電子装置の組み立て方法について説明する。本実施形態の配線基板10は、第2の実施形態と同様に作成することができる。また、配線基板30は、第2の実施形態の第1のリジッド部11と同様に作成することができる。配線基板10の第1の水平面には接続端子24が形成される。
各配線基板と配線基板10への接続端子24の形成が行われると、配線基板30は、配線基板10の第1の水平面とフレキシブル部12の間に挿入される。配線基板30は、配線基板30に形成された接続端子24との接続部が、接続端子24と一致するように挿入される。次に、配線基板10のフレキシブル部12と配線基板30の間で半田づけが行われ導電部27が形成される。はんだづけは、配線基板10の導電層19の配線パターンと、配線基板30の表面に形成された配線パターンの対応が設計通りに一致するように行われる。はんだづけにより、フレキシブル部12と配線基板30は機械的に固定され、導電層19と導電層31が電気的に接続された状態となる。
本実施系形態においても、配線基板30の導電層31は、接続端子24を介して配線基板10の導電層17と電気的に接続されている。導電層17と導電層19はスルーホール15を介して接続されているので、配線基板10と配線基板30は、同一の配線に対して2か所で電気的に接続された状態となる。以上で、本実施形態の電子装置の組み立て方法の説明を終了する。
本実施形態の電子装置は、第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本実施形態の電子装置は、はんだを用いて配線基板10のフレキシブル部12と配線基板30の接続を行っている。はんだにより機械的に接続しつつ電気的な接続を行うことができるので、はんだを用いて配線基板10のフレキシブル部12と配線基板30の接続部の信頼性がより向上する。また、組み立て時に機械的にネジを回したりする作業がないため、組み立ての自動化が容易になり生産性が向上する。
本発明は、配線基板を備える電子装置に利用することができる。
1 第1の基板
2 第2の基板
3 接続部
4 第1の電極
5 第1の導電層
6 第2の電極
7 第2の導電層
8 導電部
10 配線基板
11 第1のリジッド部
12 フレキシブル部
13 第2のリジッド部
14 接着層
15 スルーホール
16 基板支持層
17 導電層
18 基板支持層
19 導電層
21 接続端子
22 電極
23 固定ネジ
24 接続端子
25 固定ネジ
26 接続端子
27 導電部
30 配線基板
31 導電層

Claims (10)

  1. 第1の電極が表面に形成された第1の面と、前記第1の面と段差を有する第2の面を形成する段差構造部と、前記第1の電極と電気的に接続された第1の導電層を有する第1の基板と、
    第2の電極が表面に形成され、前記第2の電極と電気的に接続された第2の導電層を有し、柔軟性を有する第2の基板と
    を備え、
    前記第2の基板は、前記第1の基板の前記第2の面上に接合され、
    前記第2の電極は、前記第2の基板の第1の面上に張り出した領域に、前記第1の電極と対向する側に形成され、
    前記第1の導電層と前記第2の導電層は、前記段差構造部内の導電部を介して電気的に接続されていることを特徴とする配線基板。
  2. 前記第1の基板は剛直性を有することを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  3. 第3の導電層が形成され、剛直性を有する第3の基板をさらに備え、
    前記第3の基板は、前記第2の基板の第1の基板側とは反対側に備えられ、前記第3の導電層は前記導電部と電気的に接続されていることを特徴とする請求項1または2いずれかに記載の配線基板。
  4. 第1の電極が表面に形成された第1の面と、前記第1の面と段差を有する第2の面を形成する段差構造部と、前記第1の電極と電気的に接続された第1の導電層を有する第1の基板と、
    第2の電極が表面に形成され、前記第2の電極と電気的に接続された第2の導電層を有し、柔軟性を有する第2の基板と、
    前記第1の基板の前記第1の面上において、前記第1の基板と前記第2の基板の間に挟まれ、前記第1の電極および前記第2の電極に電源を供給する電極部と
    を備え、
    前記第2の基板は、前記第1の基板の前記第2の面上に接合され、
    前記第2の電極は、前記第2の基板の第1の面上に張り出した領域に、前記第1の電極と対向する側に形成され、
    前記第1の導電層と前記第2の導電層は、前記段差構造部内の導電部を介して電気的に接続されていることを特徴とする電子装置。
  5. 第4の導電層を有する配線基板をさらに備え、
    前記配線基板が前記電極部として前記第1の基板と前記第2の基板の間に挟まれ、前記第4の導電層が前記第1の電極および前記第2の電極と電気的に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の電子装置。
  6. 第3の導電層が形成され、剛直性を有する第3の基板をさらに備え、
    前記第3の基板は、前記第2の基板の第1の基板側とは反対側に備えられ、前記第3の導電層は前記導電部と電気的に接続されていることを特徴とする請求項4また5いずれかに記載の電子装置。
  7. 前記第2の基板と、前記第1の電極を物理的に固定する固定部材をさらに備えることを請求項4から6いずれかに記載の電子装置。
  8. 前記第1の電極、前記第2の基板および前記電極部を物理的に固定する固定部材をさらに備えることを特徴とする請求項4から6いずれかに記載の電子装置。
  9. 前記第1の基板の前記第1の電極の上部から、前記段差構造部と前記第2の基板との接合部までの前記第1の基板の垂直方向への高さが、前記電極部の厚みとほぼ一致していることを特徴とする請求項4から8いずれかに記載の電子装置。
  10. 第1の電極が表面に形成された第1の面と、前記第1の面と段差を有する第2の面を形成する段差構造部と、前記第1の電極と電気的に接続された第1の導電層を有する第1の基板と、前記第1の基板の前記第2の面上に接合され、第1の面上に張り出した領域に、第2の電極が前記第1の電極と対向する側に形成され、前記第2の電極と電気的に接続された第2の導電層を有し、柔軟性を有する第2の基板との間に電極部を装着し、
    前記第1の基板の前記第1の電極と前記第2の基板の前記第2の電極に前記電極部から電流をそれぞれ流し、
    前記第1の基板と前記第2の基板にそれぞれ入力された前記電流を前記第1の導電層と前記第2の導電層にそれぞれ接続された前記段差構造部内の導電部を介して所定の経路で合流させることを特徴する電源供給方法。
JP2014059604A 2014-03-24 2014-03-24 配線基板、電子装置および電源供給方法 Active JP6398244B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014059604A JP6398244B2 (ja) 2014-03-24 2014-03-24 配線基板、電子装置および電源供給方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014059604A JP6398244B2 (ja) 2014-03-24 2014-03-24 配線基板、電子装置および電源供給方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015185637A JP2015185637A (ja) 2015-10-22
JP6398244B2 true JP6398244B2 (ja) 2018-10-03

Family

ID=54351869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014059604A Active JP6398244B2 (ja) 2014-03-24 2014-03-24 配線基板、電子装置および電源供給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6398244B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4685032A (en) * 1985-07-01 1987-08-04 Honeywell Information Systems Inc. Integrated backplane
JPH05299146A (ja) * 1992-02-19 1993-11-12 Fujitsu Ltd 電源ユニットの接続構造
JP4276883B2 (ja) * 2003-04-30 2009-06-10 日本圧着端子製造株式会社 多層プリント配線板の接続構造
JP4574311B2 (ja) * 2004-09-30 2010-11-04 大日本印刷株式会社 リジッド−フレキシブル基板の製造方法
JP2006237232A (ja) * 2005-02-24 2006-09-07 Ngk Spark Plug Co Ltd 複合配線基板構造体及びその製造方法
JP2008140941A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Olympus Corp 実装構造
JP4538639B2 (ja) * 2006-12-27 2010-09-08 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構 中性子計測用のデータ収集装置及びプログラムダウンロード方法
JP2009021425A (ja) * 2007-07-12 2009-01-29 Sharp Corp フレキシブルリジッドプリント基板、フレキシブルリジッドプリント基板の製造方法、および電子機器
JP5258436B2 (ja) * 2008-07-30 2013-08-07 株式会社東芝 表示装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015185637A (ja) 2015-10-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8289728B2 (en) Interconnect board, printed circuit board unit, and method
US20100294544A1 (en) Bending-Type Rigid Printed Wiring Board and Process for Producing the Same
KR101608745B1 (ko) 인쇄회로기판조립체의 제조방법
JP5600428B2 (ja) メス型コネクタブロック及びコネクタ
JP2013219170A (ja) 基板装置
US20110080717A1 (en) Interconnect board, printed circuit board unit, and method
JP6398244B2 (ja) 配線基板、電子装置および電源供給方法
TWI578862B (zh) 側邊具有表面黏著型接腳的電路模組以及其對應的系統
JP6889090B2 (ja) 配線基板
JP2016046338A (ja) フレキシブルプリント基板
JP6236841B2 (ja) 多層配線基板及びその製造方法
KR20190059398A (ko) 인쇄회로기판의 결합구조
JP7351552B2 (ja) 基板、基板製造方法及び基板接続方法
CN211047364U (zh) 一种多层电路板
JP2011253926A (ja) 両面フレキシブルプリント配線板、接続構造、電子機器
JP5255592B2 (ja) 基板
KR20120056913A (ko) 웨이퍼 기판 연결구조
JP2018129464A (ja) プリント回路基板及びプリント回路装置
JP2007221014A (ja) 多層配線基板構造
JP2017108034A (ja) 配線板及びその製造方法
JP2017147379A (ja) 表面実装ジャンパー基板
WO2010029611A1 (ja) 多層フレキシブルプリント配線基板及び電子装置
JP2023044144A (ja) プリント配線装置
KR20150057725A (ko) 인쇄회로기판
JP2013027146A (ja) 配線基板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171226

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180807

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180820

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6398244

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150