JP6398107B2 - 屋根上運搬機 - Google Patents

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本発明は、屋根上において、屋根材等を設置場所まで運搬する屋根上運搬機に関する。
長尺の屋根材、例えば、折板屋根材5aは、図6(a)に示すように、下に凸の谷部5dと、谷部5dの前後に連設した板が上方に折れ曲がって立ち上がり、さらに水平に屈曲し、その前端部には凸部5bが、後端部には内側が開口したコの字部5cが形成されている。
そして、図6(b)に示すように、コの字部5cに凸部5bが覆い重なり、重合部5eを形成し、折板屋根材5aが連結し、重合部5eを留具(図示省略)で骨組み、梁などに固定し、折板屋根5が形成される。
従来、折板屋根材5aなどの長尺の屋根材は、屋根上にリフトされた後、人が屋根材を抱えて屋根上を歩いて設置場所まで運搬していた。そして、その運搬作業は、危険かつ重労働であった。
他方、折板製の屋根材の運搬装置として、特許文献1が公開されている。特許文献1に記載の折板搬送装置は、長尺物である折板製の屋根板の運搬、引き渡し作業を機械的に、安全にかつ能率よく行うことができ、しかも簡便に設置して使用でき、使用後は簡単に撤去し、各部材の保管にも便利な屋根工事用の折板搬送装置であって、複数台で一対をなし、かつ持ち運び可能な支台10,11と、前記一対の支台10,11間に着脱自在に架設されたレール19と、このレール19に走行可能に装着された走行体22と、この走行体に取り付けられた吊り下げ装置28とを備えていることを特徴とするというものである。
しかしながら、特許文献1の折板搬送装置は、屋根板の運搬、引き渡し作業を機械的に、安全かつ能率よく行うことができ、しかも簡便に設置でき、使用後は簡単に撤去できるとはいえ、大掛かりな装置であることに変わりなく、装置の設置が煩雑の上、製造コストも高い。
特開平07−233608号公報
そこで、本発明は、屋根上で、被運搬物を移動できるコンパクトで、低コストかつ簡易に組み立て製造することができる屋根上運搬機を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、
(1)
屋根上で被運搬物を設置場所に運搬するために用いられる屋根上運搬機であって、
屋根材の上を押されて滑って移動するソリ部と、
前記ソリ部に回動可能に連結され一端に左右ハンドル枠を備えるフレーム部と、
前記フレーム部の他端に着脱可能に吊るされ被運搬物を着脱可能に挟持する係止部とからなり、
前記フレーム部が、
前記ソリ部の固定された左右側板に挿通する軸と、
前記軸に回動可能に接続するコの字状の枠と、
斜め上に向け一端が前記枠に固定され他端は人が挟持する部分となる左ハンドル枠と、
斜め上に向け一端が前記枠に固定され他端は人が挟持する部分となる右ハンドル枠と、
反左ハンドル枠方向の斜め上に向け一端が前記枠に固定される左フロントアームと、
反右ハンドル枠方向の斜め上に向け一端が前記枠に固定される右フロントアームと、
前記左右フロントアームの他端部で連結する前連結材
とからなることを特徴とする屋根上運搬機。
(2)
前記ソリ部が、平行に配置された二本の棒材で、かつ前記棒材の両端が上方に湾曲して反り返っていることを特徴とする請求項1に記載の屋根上運搬機。
(3)
前記フレームの先端にカギ部を備え、前記カギ部に前記係止部を着脱可能に係止することを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれか1項に記載の屋根上運搬機。
(4)
前記係止部が、
前記フレームに着脱可能に吊されるバーと、
前記バーの両端部において前後に向け回動可能に連結する左前後開閉棒及び右前後開閉棒と、
前記左前後開閉棒に回動可能に連結する左前後回動板と、
前記右前後開閉棒に回動可能に連結する右前後回動板と、
前記左前後回動板の他端部に回動可能に連結する左水平棒と、
前記右前後回動板の他端部に回動可能に連結する右水平棒と、
前記左右前開閉棒の先端部に固定され折板屋根部材の凸部の外側に係止される前釣部と、
前記左右後開閉棒の先端部に固定され折板屋根部材のコの字部の外側に係止される後釣部と、前記前後釣部に渡され前記前後釣部を近づける方向にバネ付勢を掛けるバネと、
前記左右水平棒の先端側底部に固定され折板屋根部材の前記凸部の内側に先端部が当接する前プレートと、
前記左右水平棒の反先端側底部に固定され折板屋根部材の前記コの字部の内側に先端部が当接する後プレートと、
からなることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の屋根上運搬機。
(5)
前記被運搬物が、屋根材又はソーラーパネルであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の屋根上運搬機。
(6)
前記ソリ部を、電気駆動式のキャタピラとしたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の屋根上運搬機。
(7)
請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の屋根上運搬機を長尺屋根材の長さ及び重量に応じて複数台用いて屋根上で前記長尺屋根材を設置場所に運搬する屋根材運搬方法であって、
前記屋根上運搬機を押すとともに、前記屋根上運搬機を前記設置場所まで移動して、
前記左右ハンドル枠を押し下げる動作とともに、前記屋根上運搬機を前記設置場所まで移動させ、前記設置場所で前記左右ハンドル枠を持ち上げ、前記折板屋根材を前記設置場所に降ろすことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の屋根上運搬機による屋根材運搬方法。
本発明は、上記構成であるので、コンパクトで、低コストかつ簡易に製造することができる。特に、長尺屋根材、例えば、金属製の折板屋根材、ガルバニウム鋼板屋根材、金属瓦棒葺屋根材を、略平坦な屋根上で、それら屋根材の運搬に最適である。さらには、ソーラーパネルなども運搬できる。その結果、施工時間の短縮になり、施工コストを安くすることができる。
また、ソリ部を、電気駆動式のキャタピラに置換することで、屋根材の運搬作業が一層楽な上、傾斜がある屋根上であっても屋根の傾斜にそってソリ部が流れ落ちていくことなく、屋根材を運搬することができる。
本発明である屋根上運搬機の一例の斜視模式図である。 本発明である屋根上運搬機の係止部をリフトした斜視図模式である。 本発明である屋根上運搬機の係止部の動作を説明する斜視模式図である。 本発明である屋根上運搬機の係止部で屋根材を挟持したときの斜視模式図である。 本発明である屋根上運搬機の屋根上での使用状態を説明する模式図である。 屋根材、及び屋根材を重合組立したときの斜視模式図である。 本発明である屋根上運搬機の他(キャタピラ移動式)の斜視模式図である。 キャタピラ部の動作、固定についての説明図である。
以下、添付の図面を参照し、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
図1−図5に示すように、本発明の一例である屋根上運搬機1は、ソリ部2と、フレーム部3と、係止部4とからなり、屋根上で被運搬物を設置場所に安全かつ効率的さらに簡単に運搬することができる。
ソリ部2は、棒状で略平行に配置された左右ソリ部2m、2nと、左右ソリ部2m、2nを連結する複数の棒とかなり、屋根材の上を押されて滑って移動する。複数本の棒は、ここでは、一例として、前棒2c、2本の中棒2e、2f、後棒2dの4本とした。
左ソリ部2mは、前端部2h及び後端部2iが上方に湾曲して反った左棒2aと、左棒2aの底に配置された摩擦係数の低い底材2gと、左棒2aの中央部から起立した左側板2jとからなる。
右ソリ部2nは、前端部2h及び後端部2iが上方に湾曲して反り返った右棒2bと、右棒2bの底に配置された摩擦係数の低い底材2gと、左棒2aの中央部から起立した右側板2kとからなる。
底材2gとしては、ポリテトラフルオロエチレンなどが例示でき、ボルト等で左右棒2a、2bに固定される。ソリ部2の左右側板2j、2kに、フレーム部3が回動(一点鎖線両矢印)可能に連結する。
ソリ部2が棒材であれば、軽い上、折板屋根5など、溝(谷部55d)があっても、スムーズに屋根上を滑って移動することができる。また、屋根表面との接地面積が少ないので、押すときの抵抗も少なく、押し作業が容易である。
フレーム部3は、左右側板2j、2kに挿通する軸3aと、軸3aに回動可能に接続するコの字状の枠3bと、斜め上に向け一端が枠3bに固定され他端は人が把持する部分となる左ハンドル枠3cと、斜め上に向け一端が枠3bに固定され他端は人が把持する部分となる右ハンドル枠3dと、左右ハンドル枠3c、3dを連結する後連結材3eと、反左ハンドル枠3c方向の斜め上に向け一端が枠3bに固定される左フロントアーム3jと、反右ハンドル枠3d方向の斜め上に向け一端が枠3bに固定される右フロントアーム3kと、左右フロントアーム3j、3kの他端部で連結する前連結材3pと、左右フロントアーム3j、3kを中程で連結する中連結材3sと、左ハンドル枠3cの端部側と左フロントアーム3jの先端部とを連結する左補強材3fと、右ハンドル枠3dの端部側と右フロントアーム3kの先端部とを連結する右補強材3gと、前連結材3pに固定され係止部4を係止する左右カギ部3q、3rとからなる。
左右ハンドル枠3c、3dの端部は、水平方向に屈曲し、把持、操作しやすくしている。左右ハンドル枠3c、3dを上下させると、軸3aを支点に、フレーム部3はシーソーのように回動し(図1、図2)、係止部4を上下させることができる。フレーム部3の先端に左右カギ部3q、3rを備えれば、係止部4の係止が極めて容易である上、係止安定性が高い。
フレーム部3の強度をさらに高めるために、左右補強材3f、3gは、枠3bに固定するとよい。さらに、左右ハンドル枠3c、3d及び左右フロントアーム3j、3kと、左右補強材3f、3gとを連結する左右第二連結材3h、3iを設けると望ましい。左右第二連結材3h、3iは、1本の線状金属棒を屈曲させ、図1、2に示すよう、三角形状とし、3点で溶接するとよい。加えて、枠3bと左フロントアーム3jに筋交いとして左第三補強材3m、枠3bと右フロントアーム3kとに筋交いとして右第三補強材3nを設けるとよい。
枠3bに、左右ハンドル枠3c、3d、左右フロントアーム3j、3k、左右補強材3f、3gを固定することで、フレーム部3は下に凸の三角形状となり、軽量な上に、加重に対する強度が保てる。左右第三補強材3m、3nは、フレーム部3の先端部に被運搬物が係止されるため、被運搬物の加重に対して左右フロントアーム3j、3kの補強となる。
このように、金属棒状或いはパイプをフレーム、アーム、枠として採用し、各種補強材を設けることで、強度を高め、軽く、高所へのリフト、作業に向いている。
係止部4は、図3、4に示すように、左右カギ部3q、3rに着脱可能に吊されるバー4aと、バー4aの両端部において前後に向けそれぞれネジ4sで回動可能に連結する左前後開閉棒4b、4c及び右前後開閉棒4d、4eと、左前後開閉棒4b、4cに回動可能に連結する左前後回動板4i、4jと、右前後開閉棒4d、4eに回動可能に連結する右前後回動板4k、4mと、左前後回動板4i、4jの他端部に回動可能に連結する左水平棒4nと、右前後回動板4k、4mの他端部に回動可能に連結する右水平棒4pと、左右前開閉棒4b、4dの先端部に固定され折板屋根材5aの凸部5bの外側に係止される前鈎部4fと、左右後開閉棒4c、4eの先端部に固定され折板屋根材5aのコの字部5cの外側に係止される後鈎部4gと、前後鈎部4f、4gに渡され前後鈎部4f、4gを近づける方向にバネ付勢を掛けるバネ4hと、左右水平棒4n、4pの先端側底部に固定され折板屋根材5aの凸部5bの内側に先端部が当接する前プレート4qと、左右水平棒4n、4pの反先端側底部に固定され折板屋根材5aのコの字部5cの内側に先端部が当接する後プレート4rとからなる。
係止部4の前後鈎部4f、4gは、バネ4hの収縮力で通常は、図3(a)の状態であるが、被運搬物を挟持する場合には、図3(b)に示すように、前後鈎部4f、4gを開き、前鈎部4fと前プレート4qとの間に前スペース4t、後鈎部4gと後プレート4rとの間に後スペース4uを形成し、バネ4hの収縮力で、被運搬物を挟持する。図4には、折板屋根材5aの凸部5b及びコの字部5cを挟持する例を示した。
前後鈎部4f、4gを開く場合には、図3(b)に示すように、左右前後開閉棒4b、4c、4d、4e、左右前後回動板4i、4j、4k、4m、左右水平棒4n、4pが回動するとともに、バネ4hが伸張し、前後スペース4t、4uが形成される。このように、バネ4hで挟持する方法であれば、折板屋根材5aの着脱が容易な上、挟持安定性がよい。
長尺屋根材である折板屋根材5aなどを運搬するに際しては、長尺屋根材の長さ及び重量に応じて複数台の屋根上運搬機1を用いる。例えばの屋根上運搬機1を2台のときは、図5に示すように、折板屋根材5aの2箇所を2第の係止部4の前後鈎部4f、4g及び前後プレート4q、4rでそれぞれ挟持し、係止部4のバー4aでフレーム部3の左右カギ部3q、3rにそれぞれ吊し、作業者6、6aが左右ハンドル枠3c、3dを押し下げつつ、屋根上運搬機1、1を作業者6、6aが目的場所に向けそれぞれ押すことで、ソリ部2が折板屋根5の上を滑りながら屋根上運搬機1、1を設置場所まで移動させ、折板屋根材5aの設置場所で左右ハンドル枠3c、3dを持ち上げ、フレーム部3を回動させ、折板屋根材5aを設置場所に降ろし、係止部4による折板屋根材5aの挟持を解除して、折板屋根材5aを設置場所に設置する。このようにすることで、長尺屋根の係止安定性が高い上、運搬、設置が容易で、かつ安全に施工することができる。
図7、8に示すように、屋根上運搬機11は、実施例1の屋根上運搬機1のソリ部2を、電気駆動式のキャタピラ部12に置換し、キャタピラ部12の駆動を制御する左右操作部13a、13bを設けたものである。
キャタピラ部12は、一例として、台12aと、台12aに載置される軸12dを備える前モータ12b及び後モータ12cと、前後モータ12b、12cにリード線12qを介して駆動電力を供給するバッテリ12pと、台12aの左側面に配置され前モータ12bの軸12dの回転で回転する左チェーン12eと、左チェーン12eに歯車12f及び軸12hを介して接続し左チェーン12eの回転に伴って回転する歯車12gにより回転する左キャタピラ12iと、台12aの右側面に配置され後モータ12cの軸12dの回転で回転する右チェーン12kと、右チェーン12kに歯車12f及び軸12mを介して接続し右チェーン12kの回転に伴って回転する歯車12gにより回転する右キャタピラ12nとからなる。
左右操作部13a、13bは、左右ハンドル枠3c、3dの端部に設けられ、それぞれ配線13c、13dで、前後モータ12b、12cに接続され、前後モータ12b、12cの回転を作業者6、6aが制御する。
このような屋根上運搬機11であれば、被運搬物の屋根上での運搬がより楽な上、傾斜がある屋根であっても屋根の傾斜にそって屋根上運搬機11が流れ落ちていくことなく、屋根材を屋根上で安全に運搬することができる。
1 屋根上運搬機
2 ソリ部
2a 左棒
2b 右棒
2c 前棒
2d 後棒
2e 中前棒
2f 中後棒
2g 底材
2h 前端部
2i 後端部
2j 左側板
2k 右側板
2m 左ソリ部
2n 右ソリ部
3 フレーム部
3a 軸
3b 枠
3c 左ハンドル枠
3d 右ハンドル枠
3e 後連結材
3f 左補強材
3g 右補強材
3h 左第二補強材
3i 右第二補強材
3j 左フロントアーム
3k 右フロントアーム
3m 左第三補強材
3n 右第三補強材
3p 前連結材
3q 左カギ部
3r 右カギ部
3s 中連結材
4 係止部
4a バー
4b 左前開閉棒
4c 左後開閉棒
4d 右前開閉棒
4e 右後開閉棒
4f 前鈎部
4g 後鈎部
4h バネ
4i 左前回動板
4j 左後回動板
4k 右前回動板
4m 右後回動板
4n 左水平棒
4p 右水平棒
4q 前プレート
4r 後プレート
4s ネジ
4t 前スペース
4u 後スペース
5 折板屋根
5a 折板屋根材
5b 凸部
5c コの字部
5d 谷部
5e 重合部
6 作業者
6a 作業者
11 屋根上運搬機
12 キャタピラ部
12a 台
12b 前モータ
12c 後モータ
12d 軸
12e 左チェーン
12f 歯車
12g 歯車
12h 軸
12i 左キャタピラ
12k 右チェーン
12m 軸
12n 右キャタピラ
12p バッテリ
12q リード線
13a 左操作部
13b 右操作部
13c 配線
13d 配線

Claims (7)

  1. 屋根上で被運搬物を設置場所に運搬するために用いられる屋根上運搬機であって、
    屋根材の上を押されて滑って移動するソリ部と、
    前記ソリ部に回動可能に連結され一端に左右ハンドル枠を備えるフレーム部と、
    前記フレーム部の他端に着脱可能に吊るされ被運搬物を着脱可能に挟持する係止部とからなり、
    前記フレーム部が、
    前記ソリ部の固定された左右側板に挿通する軸と、
    前記軸に回動可能に接続するコの字状の枠と、
    斜め上に向け一端が前記枠に固定され他端は人が挟持する部分となる左ハンドル枠と、
    斜め上に向け一端が前記枠に固定され他端は人が挟持する部分となる右ハンドル枠と、
    反左ハンドル枠方向の斜め上に向け一端が前記枠に固定される左フロントアームと、
    反右ハンドル枠方向の斜め上に向け一端が前記枠に固定される右フロントアー ムと、
    前記左右フロントアームの他端部で連結する前連結材
    とからなることを特徴とする屋根上運搬機。
  2. 前記ソリ部が、平行に配置された二本の棒材で、かつ前記棒材の両端が上方に湾曲して反り返っていることを特徴とする請求項1に記載の屋根上運搬機。
  3. 前記フレームの先端にカギ部を備え、前記カギ部に前記係止部を着脱可能に係止することを特徴とする請求項1〜請求項2のいずれか1項に記載の屋根上運搬機。
  4. 前記係止部が、
    前記フレームに着脱可能に吊されるバーと、
    前記バーの両端部において前後に向け回動可能に連結する左前後開閉棒及び右前後開閉棒と、
    前記左前後開閉棒に回動可能に連結する左前後回動板と、
    前記右前後開閉棒に回動可能に連結する右前後回動板と、
    前記左前後回動板の他端部に回動可能に連結する左水平棒と、
    前記右前後回動板の他端部に回動可能に連結する右水平棒と、
    前記左右前開閉棒の先端部に固定され折板屋根部材の凸部の外側に係止される前釣部と、
    前記左右後開閉棒の先端部に固定され折板屋根部材のコの字部の外側に係止される後釣部と、前記前後釣部に渡され前記前後釣部を近づける方向にバネ付勢を掛けるバネと、
    前記左右水平棒の先端側底部に固定され折板屋根部材の前記凸部の内側に先端部が当接する前プレートと、
    前記左右水平棒の反先端側底部に固定され折板屋根部材の前記コの字部の内側に先端部が当接する後プレートと、
    からなることを特徴とする請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の屋根上運搬機。
  5. 前記被運搬物が、屋根材又はソーラーパネルであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の屋根上運搬機。
  6. 前記ソリ部を、電気駆動式のキャタピラとしたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の屋根上運搬機。
  7. 請求項1〜請求項のいずれか1項に記載の屋根上運搬機を長尺屋根材の長さ及び重量に応じて複数台用いて屋根上で前記長尺屋根材を設置場所に運搬する屋根材運搬方法であって、
    前記屋根上運搬機を押すとともに、前記屋根上運搬機を前記設置場所まで移動して、
    前記左右ハンドル枠を押し下げる動作とともに、前記屋根上運搬機を前記設置場所まで移動させ、前記設置場所で前記左右ハンドル枠を持ち上げ、前記折板 屋根材を前記設置場所に降ろすことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の屋根上運搬機による屋根材運搬方法。
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