JP6397177B2 - 複数領域菓子及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数領域菓子及びその製造方法に関する。
食用酸及び重炭酸ナトリウムを配合したキャンディが知られている。このようなキャンディは、口腔内の唾液に溶けた食用酸及び重炭酸ナトリウムが互いに反応することで、二酸化炭素ガスを生じるため、炭酸飲料を摂取したときと同様の刺激を与えることができる。
このタイプのキャンディでは、製造過程及び消費前の段階における食用酸及び重炭酸ナトリウムの反応を抑制することが肝要である。製造過程で反応が生じると、二酸化炭素ガスの発泡の影響でキャンディ表面が粗くなり、消費時にキャンディがざらつく等の不快感を与えやすく、また、消費前の反応で食用酸及び重炭酸ナトリウムが消失すると、消費時に与える刺激が不十分になるからである。
そこで、食用酸及び重炭酸ナトリウムの粉体をキャンディ中央の空洞部に封入した菓子が、従来販売されている。しかし、このような菓子は、消費初期には粉体が封入されているため刺激が生じず、また、その後キャンディ壁が貫通すると、粉体が一気に口腔へと流出し、二酸化炭素ガス発生の急激な反応により速やかに消失するため、刺激が短時間で終了してしまう。
特許文献1には、複数領域を有するキャンディにおいて、食用酸及び重炭酸ナトリウムのそれぞれが、異なる領域に含まれたキャンディが開示されている。このようなキャンディは、食用酸及び重炭酸ナトリウムが互いに異なる領域に含まれるため、消費前には反応が生じにくい一方、消費時には食用酸及び重炭酸ナトリウムが随時唾液に溶け、その溶解した分の反応が生じ続けるので、刺激を長い期間に亘り与えることができる。
特開平3−187345号公報
しかし、特許文献1のキャンディは、本発明者が調査したところ、実際には、何らかの理由により、重炭酸ナトリウムを含む領域が変色し、刺激が不十分であった。
本発明は、以上の実情に鑑みてなされたものであり、舐め心地に優れかつ二酸化炭素ガスによる刺激を十分に与えることのできる菓子及びその製造方法の提供を目的とする。
本発明者らは、特許文献1のキャンディによる刺激不足が、キャンディベースの融解過程での食用炭酸水素塩の熱分解によることを見出し、本発明を完成するに至った。具体的に、本発明は以下を提供する。
(1) 食用酸及び糖質を含む定形の第1領域と、
食用炭酸水素塩、並びに、キシリトール、ソルビトール、及びエリスリトールからなる群より選ばれる1種以上を含む糖アルコールを含む定形の第2領域と、
を備え、前記第1領域及び前記第2領域のいずれも、少なくともその一部が露出している複数領域菓子。
(2) 前記第2領域は、その表面積の50%超が前記第1領域又は他の領域により被覆されている(1)記載の複数領域菓子。
(3) 前記第2領域の主表面が、前記第1領域又は他の領域により被覆されている(1)又は(2)記載の複数領域菓子。
(4) 複数領域菓子の製造方法であって、
糖質を溶融した後に食用酸を加えた第1混合物を硬化して第1領域を製造する工程と、
糖アルコールを溶融した後に食用炭酸水素塩を加えた第2混合物を硬化して第2領域を製造する工程と、を有し、
前記第1領域及び前記第2領域は、そのいずれもが、少なくともその一部が露出するように配置され、
前記食用炭酸水素塩を添加した後の混合物の平均温度を115℃以下に調節する方法。
(5) 前記第1混合物を成形型内にデポジットして硬化させ、前記成形型内の硬化した前記第1領域の上に、前記第2混合物をデポジットして硬化させる(4)記載の方法。
(6) 前記糖アルコールは、キシリトール、ソルビトール、及びエリスリトールからなる群より選ばれる1種以上を含む(4)又は(5)記載の方法。
食用酸及び食用炭酸水素塩を別々の領域に含めることで、消費前の反応が抑制される。また、食用炭酸水素塩を含む領域に、キシリトール、ソルビトール、及びエリスリトールからなる群より選ばれる1種以上を含む糖アルコールを含めたため、その製造過程において糖アルコールを比較的低温で流動化することができる。これにより、製造過程での食用炭酸水素塩の熱分解が抑制される。従って、本発明によれば、舐め心地に優れかつ二酸化炭素ガスによる刺激を十分に与えることのできる菓子及びその製造方法が提供される。
本発明の一実施形態に係る複数領域菓子の断面図である。 本発明の変形例に係る複数領域菓子を示す図である。 図1の複数領域菓子の製造方法の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を説明するが、これらが本発明を限定するものではない。
<複数領域菓子>
本発明の一実施形態に係る複数領域菓子は、食用酸及び糖質を含む定形の第1領域と、食用炭酸水素塩、並びに、キシリトール、ソルビトール、及びエリスリトールからなる群より選ばれる1種以上を含む糖アルコールを含む定形の第2領域と、を備え、第1領域及び第2領域のいずれも、少なくともその一部が露出している。食用酸及び食用炭酸水素塩を別々の領域に含めることで、消費前の反応が抑制される。また、食用炭酸水素塩を含む領域に、キシリトール、ソルビトール、及びエリスリトールからなる群より選ばれる1種以上を含む糖アルコールを含めたため、その製造過程において糖アルコールを比較的低温で流動化することができる。これにより、製造過程での食用炭酸水素塩の熱分解が抑制される。
第1領域について、食用酸は、菓子に使用し得るものであれば特に限定されず、クエン酸、リンゴ酸、フマル酸、乳酸、酒石酸、コハク酸、グルタミン酸、マロン酸、酪酸、アジピン酸、グルコノデルタラクトン、塩酸、リン酸、非毒性有機リン酸、アセチルサリチル酸等の1種以上であってよい。
食用酸は食用炭酸水素塩と異なり熱分解しにくいので、食用酸と同じ領域に配合される糖質は、融解後に硬化可能であり、菓子に使用し得るものであれば特に限定されない。つまり、第1領域は、ショ糖及び水飴を主成分としてもよいし、ショ糖を含まないシュガーレス型であってもよい。ショ糖の一部を黒糖に代えた黒飴、ショ糖の一部を練乳等の乳製品に代えたミルクキャンディも本発明に包含される。シュガーレス型の場合、糖質として、還元パラチノース、ソルビトール、マルチトール、マルチトリイトール、還元澱粉糖化物等を含む任意のシュガーレス素材が使用できる。
第2領域について、食用炭酸水素塩は、液中(典型的には唾液中)で食用酸と反応して二酸化炭素ガスを発生可能であり、菓子で使用し得るものであれば特に限定されない。例えば、アルカリ金属炭酸水素塩又はアルカリ土類金属炭酸水素塩、具体的には炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素カルシウム、炭酸水素マグネシウム等の1種以上が挙げられる。
食用炭酸水素塩は熱分解しやすいため、糖アルコールの流動性液体に食用炭酸水素塩を添加した後は、混合物の温度を比較的低温に調節することが好ましい。換言すれば、第2領域に用い得る糖質は、比較的低温下で十分に混合可能な程度の流動性を有するものでなければならない。従って、本発明では、この条件を満たす糖質である、キシリトール、ソルビトール、及びエリスリトールからなる群より選ばれる1種以上の糖アルコールが用いられる。中でも、より低温でも高い流動性を有する点で、キシリトールを含むことが好ましく、より好ましくはキシリトール及びソルビトールを含む。しかし、キシリトール及びエリスリトールの組合せも好ましい。
キシリトール、ソルビトール、及びエリスリトールは、溶解時の吸熱作用を有するので、口腔内で冷涼感を与えることもできる。この冷涼感と、二酸化炭素ガスによる刺激との組合せは、従来にない新たな官能性を形成することができる点でも、本発明のキャンディは有利である。
第2領域に含まれる糖質は、上記の糖アルコールを含む限りにおいて、他の糖質(例えば、マルチトール等の糖アルコール)を含んでもよい。ただし、他の糖質の量が多くなると、製造過程において、比較的低温下で十分な流動性を維持することが難しくなる。このため、他の糖質の含有量は、第2領域の糖質全体に対し、50質量%以下であることが好ましく、より好ましくは25質量%以下、10質量%以下、5.0質量%以下、1.0質量%以下であり、最も好ましくはゼロである。
本明細書において、定形とは、液体や粉体のような不定形でないことを指す一方、固体に限定されず、ガラス体(キャンディ)、半固体も包含する。第1領域及び第2領域は、定形であることにより、消費前に互いに混合し反応を生じる事態や、消費中に短時間で崩壊して消失する事態を生じにくい。
第1領域及び第2領域は、そのいずれも、少なくともその一部が露出している。これにより、消費初期より、第1領域及び第2領域が唾液に接するので、食用酸及び食用炭酸水素塩が唾液へ溶け出し、二酸化炭素ガスによる刺激を与えることができる。
ところで、食用炭酸水素塩は、それ自体の官能性が一般的に悪い。このため、第2領域が舌に直接触れると、未反応の食用炭酸水素塩が多量に舌に作用し、キャンディの官能性を損なうおそれがある。このため、第2領域は、その表面積の50%超が第1領域又は他の領域により被覆されていることが好ましい。同様の観点で、第2領域の主表面が第1領域又は他の領域により被覆されていることが好ましい。なお、主表面とは、第2領域が有する表面のうち、最も面積の大きい面を指す。また、他の領域とは、第1領域及び第2領域のいずれの要件も満たさない別の領域である。
以上の要件を満たす限りにおいて、本発明の複数領域菓子の構成は、特に限定されず、第1領域及び第2領域の数、配置、形状、比率等はあらゆるものであってよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る複数領域菓子としてのキャンディ10の断面図である。キャンディ10は、第1領域20及び第2領域30を備え、第1領域20及び第2領域30が隣接して配置されている。キャンディ10は、更に第1領域40を備え、第2領域30の上下面34,37が第1領域20,40により被覆されている。この結果、第1領域20,40、第2領域30のいずれも、少なくとも一部が露出している。
具体的には、キャンディ10は、第1領域20、第2領域30、第1領域40へと末広がる円錐台形状を有し、これにより、第2領域30の主表面は下面33である。つまり、第2領域30では、この主表面である下面33が第1領域40により被覆されるとともに、主表面の次に面積の大きい上面34が第1領域20により被覆されている。一方、第2領域30の面積の小さい側面37が露出し、消費時にはこの側面37から食用炭酸水素塩及び糖アルコールが徐々に溶出することになるため、未反応の食用炭酸水素塩が多量には舌に触れにくく、また二酸化炭素ガスの発生による刺激が長時間に亘り持続しやすい。
なお、本実施形態における第1領域20,40は、第1領域の要件を満たす限りにおいて、互いに異なる組成であってもよい、同一の組成であってもよい。
ただし、これに限られず、複数領域菓子は、種々の構造をとり得る。図2は本発明の変形例に係る複数領域菓子を示す図である。図2(A)(平面図)のキャンディ10Aは、円柱状であり、第1領域が符号20Aの1つのみである点、及び第2領域30Aの表面積の50%超が被覆されてはいない点で前記実施形態と異なる。図2(B)のキャンディ10Bは、円柱状であり、円柱状の第2領域30Bがドーナツ状の第1領域20Bに包囲されている点、及び第2領域30Bの主表面が被覆されている点で、キャンディ10Aと異なる。図2(C)のキャンディ10Cは、直方体状であり、直方体状の第1領域20C及び第2領域30Cで構成される点で、キャンディ10Bと異なる。
第1領域、第2領域及び他の領域には、上記各成分に加え、任意成分を更に含まれてよい。このような任意成分としては、加温剤、冷却剤、刺激剤、フレーバー、甘味料、酸味料、苦味料、塩味料、界面活性剤、呼気清涼剤、抗菌剤、抗歯石剤、抗歯垢剤、フッ化物化合物、再石灰化剤、薬剤、微量栄養素、喉ケア剤、歯ホワイトニング剤、エネルギー増強剤、集中力増強剤、食欲抑制剤、着色料、その他成分が挙げられる。なお、本発明における第2領域は、キシリトール、ソルビトール、及びエリスリトール以外の糖質を含む場合(後述の比較例1及び2参照)と異なり、変色がなく、鮮やかな白色を呈する。このため、複数領域菓子の外観性を高める観点で、第2領域には着色料を含めず、第1領域及び他の領域にのみ着色料を含めることが好ましい。
なお、本発明に係る複数領域菓子は、キャンディ(ハードキャンディ)に限らず、ソフトキャンディ、グミ、ミントタブレット、ガム、チョコレート等、任意の菓子であってよい。また、これらの異なる菓子同士を組み合わせた複合菓子も包含される。これらの菓子は、程度の差こそあれ、キャンディと同様、高温プロセスを経て製造され、また口腔内で消費されるので、本発明による利点を享受することができる。ただし、咀嚼より舐める方が本発明の利点をより享受できる点で、ハードキャンディ、ソフトキャンディ、ミントタブレット、チョコレートが好ましく、ハードキャンディがより好ましい。
<複数領域菓子の製造方法>
本発明に係る複数領域菓子の製造方法は、糖質を溶融した後に食用酸を加えた第1混合物を硬化して第1領域を製造する工程と、糖アルコールを溶融した後に食用炭酸水素塩を加えた第2混合物を硬化して第2領域を製造する工程と、を有する。第1領域及び第2領域は、そのいずれもが、少なくともその一部が露出するように配置され、食用炭酸水素塩を添加した後の混合物の平均温度は115℃以下に調節される。これにより、製造過程における食用炭酸水素塩の熱分解が抑制されるため、この方法で製造される複数領域菓子は刺激を十分に与えることができる。なお、混合物の温度は、正しく校正された突き刺し型デジタル温度計により測定される。
この平均温度は、第2混合物の流動性が維持される限りにおいて低いことが好ましく、具体的には、90℃以下であることが好ましく、より好ましくは80℃以下、75℃以下である。また、炭酸水素塩の熱分解をより抑制する観点で、上記温度の制限は、食用炭酸水素塩の添加後の最高温度に関するものであることが好ましい。
第2混合物に含まれる糖アルコールは、食用炭酸水素塩を添加した後の設定温度において十分な流動性を有する観点で、適宜選択される。典型的には、特に限定されないが、キシリトール、ソルビトール、及びエリスリトールからなる群より選ばれる1種以上が好ましい。この糖アルコールは、より低温でも高い流動性を有する点で、キシリトールを含むことが好ましく、より好ましくはキシリトール及びソルビトールを含む。しかし、キシリトール及びエリスリトールの組合せも好ましい。
本発明の複数領域菓子の製造方法は、上記要件を満たす限り、任意のプロセスで行われてよい。例えば、スタンピング製法(第1領域及び第2領域を組み合わせた菓子全体を引き伸ばした後、所望の寸法を有する型でスタンプして引きちぎる。なお、引き伸ばす前後の菓子は、既に不定形でないため、硬化後の物体に該当する)、デポジット製法(溶融状態の混合物を成形型内にデポジットして硬化させる工程を逐次繰り返し、積層構造の複数領域菓子を形成する)を使用し得る。ただし、表面をより滑らかに形成でき、優れた舌触りを与える観点で、デポジット法が好ましい。
そこで、デポジット法を用いて前記実施形態に係る複数領域菓子10の製造方法を、図3を参照しながら説明する。まず、食用酸及び糖質を含む第1領域溶融体21(第1混合物)を、成形型200の型本体210内に供給する(図3(a))。この状態で第1領域溶融体21(第1混合物)を冷却して硬化させることで、第1領域20が製造される(図3(b))。次に、第1領域20の上に、第2領域溶融体31(第2混合物)を供給し(図3(c))、冷却して硬化させることで、第2領域30が製造される(図3(d))。同様に、第2領域30の上に、第1領域溶融体41(第1混合物)を供給し(図3(e))、冷却して硬化させることで、第1領域40が製造される(図3(f))。このようにして、前記実施形態に係る複数領域菓子10が製造される。その後、一般的には、型本体210の底に設けられた棒状体230で複数領域菓子10を押し、型本体210から分離して回収する(図3(g))。この過程で、第1領域20の上面に凹み35が形成される。
<実施例1> 二層キャンディ
還元麦芽糖水飴132.4gを185℃まで煮詰め、100gのキャンディ生地を得た。この生地を150℃まで冷却後、クエン酸3.0g、クチナシ青色素0.2g、ソーダ香料0.2gを添加し、十分撹拌した。これにより、第1混合物を調製した。
結晶キシリトール90gと結晶ソルビトール10gを120℃まで加熱し、完全に溶融させた。この融液を70℃まで冷却し、結晶キシリトールを1g添加した後、よく撹拌し、流動性を失わないレベルでキシリトールの結晶を析出させた。ここに重曹5g、ソーダ香料0.2gを加え、十分撹拌した。これにより、第2混合物を調製した。
楕円形の金属製飴型に、第1混合物1.5gを流し入れ、十分に固化させた後、その上から第2混合物1.5gを流し入れた。第2混合物が十分に結晶化した後、型から取り出し、複数領域キャンディを得た。
<実施例2> 三層キャンディ
楕円形の金属製飴型に、実施例1の第1混合物1.0gを流し入れて十分固化させた後、その上から第2混合物1.0gを流し入れた。第2混合物が十分に結晶化した後、更に第1混合物2.0gを流し入れ、十分に固化させた後、型から取り出し、複数領域キャンディを得た。
(比較例1)
還元麦芽糖水飴132.4gを185℃まで煮詰め、100gのキャンディ生地を得た。この生地を150℃まで冷却した後、重曹5.0g、クチナシ青色素0.2g、ソーダ香料0.2gを添加し、十分撹拌した。これにより、重曹含有キャンディ混合物を調製した。
第2混合物の代わりに、上記重曹含有キャンディ混合物を用いた点を除き、実施例1と同様の手順で、複数領域キャンディを得た。
(比較例2)
砂糖60g、コーンシラップ(固形分80%)50g、水20gを撹拌し、145℃まで煮詰め、100gのキャンディ生地を得た。この生地を120℃まで冷却後、クエン酸3.0g、クチナシ青色素0.2g、ソーダ香料0.2gを添加し、十分撹拌した。これにより、第1混合物を調製した。
砂糖60g、コーンシラップ(固形分80%)50g、水20gを撹拌し、145℃まで煮詰め、100gのキャンディ生地を得た。この生地を120℃まで冷却後、重曹5.0g、クチナシ青色素0.2g、ソーダ香料0.2gを添加し、十分撹拌した。これにより、重曹含有キャンディ混合物を調製した。
上記の第1混合物及び重曹含有キャンディ混合物を用いた点を除き、実施例1と同様の手順で、複数領域キャンディを得た。
(比較例3)
還元麦芽糖水飴132.4gを185℃まで煮詰め、100gのキャンディ生地を得た。この生地を120℃まで冷却後、クエン酸3.0g、クチナシ青色素0.2g、ソーダ香料0.2gを添加し、十分撹拌した。これにより、第1混合物を調製した。
還元麦芽糖水飴132.4gを185℃まで煮詰め、100gのキャンディ生地を得た。この生地を120℃まで冷却後、重曹5.0g、クチナシ青色素0.2g、ソーダ香料0.2gを添加し、十分撹拌した。これにより、重曹含有キャンディ混合物を調製した。
上記第1混合物、重曹含有キャンディ混合物をそれぞれ細長い棒状に成形し、それらを重ね、細い棒状へと延ばした。これを3.0〜4.0gにカットし、成形型で挟み込む(スタンピング)ことで、長方形状の複数領域キャンディを得た。
(比較例4)
砂糖60g、コーンシラップ(固形分80%)50g、水20gを撹拌し、145℃まで煮詰め、100gのキャンディ生地を得た。この生地を80℃まで冷却後、クエン酸3.0g、クチナシ青色素0.2g、ソーダ香料0.2gを添加し、十分撹拌した。これにより、第1混合物を調製した。
砂糖60g、コーンシラップ(固形分80%)50g、水20gを撹拌し、145℃まで煮詰め、100gのキャンディ生地を得た。この生地を80℃まで冷却後、重曹5.0g、クチナシ青色素0.2g、ソーダ香料0.2gを添加し、十分撹拌した。これにより、重曹含有キャンディ混合物を調製した。
上記第1混合物及び重曹含有キャンディ混合物を用いた点を除き、比較例3と同様の手順で、複数領域キャンディを得た。
(比較例5)
砂糖60g、コーンシラップ(固形分80%)50g、水20gを撹拌し、145℃まで煮詰め、100gのキャンディ生地を得た。この生地を80℃まで冷却後、クエン酸3.0g、重曹5.0g、クチナシ青色素0.2g、ソーダ香料0.2gを添加し、十分撹拌した。この混合物を細長い棒状に成形し、3.0〜4.0gにカットし、成形型で挟み込むことで、長方形状のキャンディを得た。
(比較例6)
砂糖100g、クエン酸3.0g、重曹5.0g、クチナシ青色素0.2g、ソーダ香料0.2gを添加し、十分撹拌した。これにより、センターパウダーを調製した。
比較例4の第1混合物を細長い筒状に成形し、中央の空洞に上記センターパウダー15gを充填した。これを細長く成形し、3.0〜4.0gにカットし、成形型で挟み込むことで、キャンディ中央にパウダーが封入された、長方形状のキャンディを得た。
(比較例7)
比較例5の混合物を細長い筒状に成形し、中央の空洞に比較例6のセンターパウダー15gを充填した点を除き、比較例6と同様の手順で、長方形状のキャンディを得た。
[試験例]
実施例及び比較例で得た菓子をそれぞれ同じパネラ7名に試食させ、舐め始め直後及び5分後における、刺激、冷涼感、及び舐め心地を評価した。また、各菓子の製造のしやすさも評価した。この結果を表1に示す。
各項目の評価基準を下に示す。
調製 A:生産可能、B:生産不可能
刺激 A+:十分、A:感じられる、B:弱い、C:感じられない
冷涼感 A:感じられる、B:感じられない
舐め心地 A+:非常に滑らか、A:滑らか、B:少しざらつく、C:ざらつきで不快
Figure 0006397177
比較例1〜3は、重曹含有部が製造過程で高度に発泡し、また、茶色く変色した。このため、比較例1〜3の処方での菓子の実生産は、困難である。この現象は次の理由によると考えられる。重曹は、キャンディのような非含水(低含水)糖液の中では、およそ115℃で熱分解して二酸化炭素を遊離させる。この気泡が存在した状態で重曹含有部が固化するため、甚だしい発泡の跡が残る。また、熱分解によってpHの高い炭酸ナトリウムが発生するため、キャンディ生地が茶色く変色する。
比較例4〜7は、実生産は可能ではあるが、スタンピング製法の特性上、キャンディへの空隙の混入が避けられず、少しザラツキを感じた。評価者の中には、舌が痛く感じると述べた者もいた。
これに対し、実施例1〜2は、同等以上の刺激を有するだけでなく、非常に滑らかな食感を有していた。また、実施例1〜2の菓子は、比較例の菓子にはない冷涼感も備え、これらの組合せによる新たな食感(刺激、冷涼感、滑らか)を、舐め始めから舐め終わりまで感じさせることができた。中でも、実施例2の菓子は、実施例1の菓子よりも舐め心地に優れ、これは、第1領域であるマルチトール層が第2領域であるキシリトール層よりも滑らかであるところ、実施例2では第2領域が第1領域で挟まれていることによると考えられる。
また、表1に示す他に、実施例2の菓子は、実施例1と比べ、美味しさの点で優れていた。これは、実施例1の菓子が、舌に第2領域が接触している場合、十分な酸味を感じさせにくい一方、重曹の塩味、苦味を感じさせやすいためと考えられる。よって、菓子が口腔内でどのような姿勢でも、第1領域の少なくとも一部が舌に接触するような形態であることが望ましいことが分かった。具体的には、実施例2のように、第2領域の表面積の50%超が第1領域又は他の領域により被覆されていたり、第2領域の主表面が、第1領域又は他の領域により被覆されていたりすることが好ましい。
10、10A、10B、10C 複数領域菓子(キャンディ)
20、20A、20B、20C 第1領域
21 第1領域溶融体
30、30A、30B、30C 第2領域
31 第2領域溶融体
33 下面(主表面)
34 上面
37 側面
35 凹み
40 第1領域
41 第1領域溶融体
200 デポジット用型(成形型)
210 型本体
230 棒状体

Claims (5)

  1. 食用酸及び糖質を含む定形の第1領域と、
    食用炭酸水素塩と、キシリトール単独、又はキシリトール並びにソルビトール及びエリスリトールのうちの1種以上を含む糖アルコールとを含む定形の第2領域と、
    を備え、前記第1領域及び前記第2領域のいずれも、少なくともその一部が露出しており、
    前記第2領域は、前記食用炭酸水素塩を前記糖アルコールに添加した後の混合物の温度を70℃以下に調節することによって得られたものであり、
    前記第1領域は、前記キシリトール単独、又は前記キシリトール及びエリスリトールのうちの1種以上を含む糖アルコールを含まない、キャンディ。
  2. 前記第2領域は、その表面積の50%超が前記第1領域又は他の領域により被覆されている請求項1記載のキャンディ。
  3. 前記第2領域の主表面が、前記第1領域又は他の領域により被覆されている請求項1又は2記載のキャンディ。
  4. キャンディの製造方法であって、
    糖質を溶融した後に食用酸を加えた第1混合物を硬化して第1領域を製造する工程と、
    キシリトール単独、又はキシリトール並びにソルビトール及びエリスリトールのうちの1種以上を含む糖アルコールを溶融した後に食用炭酸水素塩を加えた第2混合物を硬化して第2領域を製造する工程と、を有し、
    前記第1領域及び前記第2領域は、そのいずれもが、少なくともその一部が露出するように配置され、
    前記食用炭酸水素塩を添加した後の混合物の温度を70℃以下に調節し、
    前記第1領域は、前記キシリトール単独、又は前記キシリトール及びエリスリトールのうちの1種以上を含む糖アルコールを含まない方法。
  5. 前記第1混合物を成形型内にデポジットして硬化させ、前記成形型内の硬化した前記第
    1領域の上に、前記第2混合物をデポジットして硬化させる請求項4記載の方法。
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