JP6393762B2 - 拡張アンカー - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前提部に係る拡張アンカーに関する。拡張アンカーはボルトを備え、該ボルトはネック領域及び該ネック領域に隣接した拡張領域を有し、該拡張領域はネック領域に向けて先細状をなす。ここで、ボルトはネック領域にて溝を有し、該溝はボルトに沿って延びている。また、ボルトは拡張スリーブによって少なくとも部分的に囲まれており、該拡張スリーブはその内側に畝状部(web)を有する。拡張スリーブの壁厚は畝状部によって局所的に増加され、そして、拡張スリーブはその径方向に拡張中、ボルトに沿いネック領域から拡張領域に変位可能である。
拡張アンカーは例えば独国特許出願公開第10108844 A1号明細書から公知である。拡張アンカーは、基盤、例えば構造物の壁又は天井のドリル孔内で使用される。拡張スリーブ内にボルトの拡張領域を引き込むことで、拡張スリーブは径方向に拡張され、拡張アンカーが基礎材料に固定される。典型的には、このような拡張アンカーのボルトは実質的に円形の横断面を有する。
欧州特許出願公開第2309138 A2号明細書から別の拡張アンカーが公知であり、ここでは、拡張領域は長手軸線と平行に延びる複数のエッジを有する。欧州特許出願公開第0515916 A2号明細書及び独国特許出願公開第2256812 A1号明細書は1つの拡張アンカーを記載し、該拡張アンカーの拡張スリーブの回転は溝ガイドを介して阻止されている。
本発明の目的は低い製造コスト及び高い信頼性にて、特に良好な負荷値を達成する拡張アンカーを提供することにある。
本発明の目的は、請求項1の特徴部を有する拡張アンカーによって達成される。好適な実施形態は従属請求項に示されている。
本発明の拡張アンカーは、ネック領域からの拡張スリーブの変位に関し、畝状部が少なくとも部分的に拡張領域に進んで、拡張領域により径方向外側に押し付けられることに特徴付けられる。
本発明の出発点は、円形の横断面のボルトを有した通常の拡張アンカーでは負荷値が制限されるというジレンマにある。つまり、一方では、ドリル孔の壁に対する良好な固定のうえでは可能な限り厚いスリーブ厚さが屡々望まれている。何故なら、スリーブ厚さの増加に伴い、拡張スリーブにおける最大の径方向の広がりが増加され、ドリル孔の壁に対する固定が改善されることとなる。他方、拡張スリーブは非拡張状態にてネック領域に収容されなければならない。良好な固定を達成する観点から厚いスリーブ厚さが選択されるなら、ネック領域でのボルトの直径は拡張スリーブを収容するために減少させざるを得ず、この減少に対応してボルトの破壊負荷の減少を伴う。従って、離脱値を改善するうえではスリーブ厚さを増加することは利点であるが、これは多くの場合、従来の拡張アンカーにとってボルトを弱くせずに可能ではない。この結果、完全な拡張アンカー(system)の負荷はスリーブ厚さの増加によって任意に増加可能ではない。
このことが本発明をなしたところであり、本発明は拡張スリーブに少なくとも1つ畝状部を設けることを提案し、該畝状部は拡張スリーブ内に突出し、局所的な壁厚の増加を形成する。また、本発明はボルトのネック領域に対応した溝を提案し、該溝は非拡張状態において畝状部を少なくとも部分的に収容する。畝状部が回転を阻止するだけに役立っている欧州特許出願公開第0515916 A2号明細書及び独国特許出願公開第2256812 A1号明細書の拡張アンカーと対比して、本発明によれば、その意図した拡張アンカーの使用おいて、畝状部は拡張領域の傾斜面上を走り、径方向外側に押し付けられるように配置されている。本発明によれば、畝状部にて壁厚が局所的に増加されるので、この場合、特に拡張スリーブにおける最大の径方向の広がり、つまり、特に良好なアンカー固定(anchorage)が達成可能となる。しかしながら、本発明によれば、壁厚の増加が畝状部に制限され、ネック領域での狭い溝が壁厚の増加を収めるのに十分であるため、同時に、ボルトがネック領域にて著しく弱くなることはない。上述の従来技術と対比して、ボルトを実質的に弱くすること無く、特に広い拡張が達成される。従って、本発明によれば、特に良好な負荷値が達成可能となる。上述の明確なジレンマは解消される。
好ましくは、ネック領域において、ボルトは少なくとも部分的に一定の横断面を長手方向に有する。ボルトの拡張領域はその先端に向けて、即ち、ネック領域からの距離が増加するに連れて拡径している。このことは特に、ボルトにおける横断面の外接円の直径、ボルトにおける内接円及び/又はその横断面積がネック領域からの距離の増加に伴って大きくなることを含む。好ましくは、溝及び/又は畝状部はボルト及び/又は拡張アンカーの長手軸線と平行に走っている。ここで、径方向及び長手方向を論じるあたり、特にボルト及び/又は拡張アンカーの長手軸線に関し、該長手軸線は特にボルト及び/又は拡張アンカーの対称及び/又は中心の軸線である。好ましくは、局所的な壁厚の増加は、畝状部の壁厚が該畝状部を囲む部位よりも厚いことを意味するものと理解される。
好ましくは、拡張スリーブ及びボルトは金属材料からなっている。好ましくは、ボルトは拡張領域とは反対側の端領域にて、ナットのための外螺子を有する。特に、ボルトには拡張領域からの拡張スリーブの変位を制限する止め、例えば環状肩を形成することができる。また、拡張スリーブは幾つかのパーツから構成でき、そして、ボルトの外螺子に向けて延びている。本発明によれば、拡張領域は拡張スリーブを拡張させるため、即ち、拡張スリーブを径方向に拡張させるために備えられている。
また、ボルト上の溝に噛み合う畝状部は回転ロックを形成し、該回転ロックはボルトに対して、該ボルトの長手軸線回りの拡張スリーブの回転を阻止する。原理的には、畝状部は複数の中断部を有することができる。しかしながら、好ましくは、畝状部は連続している。
従って、畝状部は確実に作動され、即ち、周囲のドリル孔の壁に向け負荷を受けて確実に押圧される。概して、畝状部は可能な限り、拡張スリーブの前端面、即ち、拡張領域の前側まで到達すべきである。それ故、好ましくは、拡張領域に向かう拡張スリーブの前端面からの畝状部の距離は畝状部の高さの10倍、5倍、2倍、1倍又は半分よりも短い。代替的又は付加的には、同一の理由のため、拡張領域に向かう拡張スリーブの前端面からの畝状部の距離が拡張スリーブにおける最短の拡張スロットの長手方向長さよりも短く、そして、前記距離が好ましくは前記長さの0.5倍、0.25倍又は0.1倍よりも短いという条件がある。代替的又は付加的には、同一の理由のため、畝状部は拡張スリーブの前端面の3分の1又は4分の1に及ぶ(the front third or the front quarter)という条件がある。畝状部の高さは特に、畝状部とその周囲との間の拡張スリーブの最大壁厚差を意味するものと理解される。
本発明の更なる好適な実施形態では、ボルトのネック領域に提案された溝がボルトの拡張領域まで延びている。この構成においては比較的硬い畝状部が予め曲げられている必要はなく、拡張スリーブは拡張アンカーの設置作業の初期にて、周囲のドリル孔の壁に特に確実に掴むことができる。また、ボルトのネック領域に形成された溝はボルトの拡張領域まで延び、このことは特に拡張アンカーの設置作業の初期にて、拡張挙動を更に改善する。
ボルトのネック領域がボルトの長手方向に延びる複数の溝を有し、拡張スリーブがその内側に複数の畝状部を有し、これら畝状部を介して拡張スリーブの壁厚が局所的に増加され、そして、畝状部のそれぞれがネック領域の溝の1つに少なくとも部分的に噛み合うことは特に好都合である。好ましくは、ネック領域からの拡張スリーブの変位中、複数の畝状部、特に全ての畝状部は拡張領域にて少なくとも部分的に拡張領域から径方向外側に押し付けられる。この実施形態においては、複数の畝状部が上述したように作動する結果、拡張スリーブにおける径方向の最大の拡張がボルトのネック領域を弱くすること無く、更に改善される。好適には、ネック領域での溝の数は拡張スリーブでの畝状部の数に一致している。
本発明の溝が多数であれば、本明細書に記載の特徴は単一の溝、そのうちの複数の溝又は全ての溝で付与される。付加的又は代替的には、本発明の畝状部が多数であれば、本明細書に記載の特徴は、単一の畝状部、そのうちの複数の畝状部又は全ての畝状部で付与される。
拡張領域にて、ボルトは少なくとも一部に非円形の横断面、特に円形から逸脱した横断面を有しているのが特に好適する。この実施形態は、拡張スリーブがその内側の畝状部に起因して非円形の横断面を有することを考慮している。拡張領域での非円形の横断面を介して、内側が非円形の拡張スリーブの拡張挙動は影響を受け且つ改善される。
例えば、ボルトの拡張領域は少なくとも一部、特に、溝に対して周方向にオフセットした部位よりも、キー溝のような溝の延長上にて大きな勾配を有する。それ故、好ましくは、ネック領域の溝の延長上にて、拡張領域は溝に対してオフセットした部位よりも径方向に急激に増大し、このことは、ネック領域からみたとき、溝に対して周方向にオフセットした部位よりも溝の延長上で部分的に拡開角が少なくとも大きいことを意味する。この実施形態によれば、また、畝状部によって形成された壁厚の増加で特に強く拡張され、この結果、高い拡張値を得ることができる。溝に対してオフセットした部位にて、ボルトにおける外面の勾配は負(−)であってもよく、このことは製造を簡単にする。このような勾配に関し、該勾配は特に横座標としてボルトの長手軸線を参照し、そして、ネック領域を通過する長手軸線に対して直交して走る軸線を縦座標として参照される。即ち、正の勾配に関し、長手軸線からのボルトの外面の距離はネック領域からの距離が増加するに連れて増加し、負の勾配に関し、長手軸線からのボルトの外面の距離はネック領域からの距離が増加するに連れて減少する。
代替的又は付加的には、ボルトの拡張領域は少なくとも一部に溝に対してオフセットした部位よりも小さな勾配を有することができる。このようにして、例えば、比較的硬い畝状部による拡張が遅延され、拡張スリーブは特に拡張アンカーの設置作業の初期にて、周囲のドリル孔の壁を確実に掴むことができる。
本発明の更に好適した実施形態では、ネック領域、特に少なくとも1つの溝を有する領域及び/又は拡張領域にて、ボルトは少なくとも1つ回転対称の横断面を有する。特に、回転対称は長手軸線回りの或る角度にて、ボルトの回転がボルトをボルト自身に合致させることを意味するものと理解される。拡張スリーブもまた回転対称の横断面を有することができ、該回転対称の横断面は多くても、拡張スリーブに随意的に存在する拡張スロットだけ逸脱している。回転対称の横断面において、引っ張り力は特にボルトによって等しく吸収され、この結果、特に高い負荷値が特に低い材料コストで達成可能である。
好適には、ボルトの拡張領域の外面はボルトのネック領域の外面に常時隣接している。該実施形態によれば、ネック領域と拡張領域と間での円滑な移行を提供する。このことは特に、拡張アンカーの設置作業の初期にて、拡張挙動を更に改善する。
本発明の更に好適な実施形態では、畝状部が拡張領域に向かう端にて面取りを有する。このことはとりわけ、比較的硬い畝状部をその入口側でより撓み易くし、特に拡張アンカーの設置作業の初期にて、拡張スリーブは周囲のドリル孔の壁を確実に掴むことができる。
更にまた、ボルトは凹所、特に溝内に接着剤被膜を有し、該接着剤被膜は拡張スリーブ、特に畝状部によって活性化可能である。例えば、凹所内の接着剤がマイクロカプセル化されていれば、接着剤は拡張スリーブによって発生された圧力によって活性化される。代替的には、拡張スリーブ上に物質を設けることができ、該物質は接着剤を化学的に活性化させる。接着剤は拡張状態にてボルトに拡張スリーブをしっかりと固定し、この結果、特に強固な接続が提供される。凹所内に配置するため、接着剤は早まった活性化、つまり、摩擦に対して保護され、この結果、特に高い信頼性が提供される。接着剤を備えた凹所は、原理上、ネック領域及び拡張領域の両方に提供することができる。しかしながら、特に好ましくは、当該の凹所はネック領域の溝によって形成され、該溝は畝状部を収容している。この場合、溝が多重の機能を発揮するので、製造コストは特に低い。
付加的又は代替的には、拡張スリーブが凹所内に接着剤被膜を有し、該接着剤被膜はボルトによって活性化される。
また、本発明は、本発明の拡張アンカーを製造する製造方法に関し、該製造方法において、拡張アンカーのボルトは第1ブランクから形成され、拡張アンカーの拡張スリーブは第2ブランクから形成される。第1ブランクは線材であり、該線材に例えば、据込み又は圧延によって拡張領域が形成される。第2ブランクはシート金属の板であり、拡張スリーブに曲成される。
特に好ましくは、畝状部は拡張スリーブの内側に圧延プロセスによって形成されている。該圧延プロセスにおいて、拡張スリーブの基端近傍に外側突起又は段階的変化(gradations)が形成される。
好ましくは、圧延プロセスは少なくとも1つの成形ロールを使用し、該成形ロールの回転軸線は、畝状部に対して少なくとも45°より小さ角度を存し、成形ロールに対して平行に走っている。
更にまた、製造方法では、溝の成形後に、コーティング液が第1ブランクに塗布され、この後、第1ブランクはその長手軸線回りに回転され、これにより、コーティング液が溝の外に蓄積し、そこで、コーティング液は層厚を局所的に増加させて硬化する。このような本発明の実施形態によれば、目標の不均一な塗布を発生させるために、回転塗布方法と関連した特別なボルトの横断面が使用され、これにより、付加的な機能が得られる。
また、本発明は、孔を有する基盤と、その孔内に配置される本発明の拡張アンカーとからなる配置構成に関し、ここで、ボルトの拡張領域は孔の壁に対して拡張スリーブをその畝状部にて押し付ける。従って、拡張アンカーは孔内に固定され、ここで、拡張スリーブは畝状部にて作動する。即ち、拡張スリーブは畝状部にて一緒に孔の壁に直接的に押圧される。基盤は特にコンクリート製の基盤である。
本発明は、添付図面に概略的に図示された好適な実施形態に基づき、より詳細に説明されるが、ここで、本発明において、以下に示された好適な実施形態の個々の特徴は原理上、如何なる組み合わせ又は単独の何れでも実現可能である。
コンクリート製の基盤内に設置された本発明の拡張アンカーの概略的な一部縦断面図である。 図1の拡張アンカーのボルトの側面図である。 図7の拡張スリーブを備えた拡張アンカーのボルトを介して拡張状態にある図2中のA-A線に沿う断面図である。 図7の拡張スリーブを備えた拡張アンカーのボルトを介して拡張状態にある図2中のB-B線に沿う断面図である。 図7の拡張スリーブを備えた拡張アンカーのボルトを介して拡張状態にある図2中のC-C線に沿う断面図である。 図2のボルトにおける先端部の斜視図である。 図2のボルトと対応した図1の拡張アンカーにおける拡張スリーブの斜視図である。 図7の拡張スリーブの前端面図である。 図7の拡張スリーブの側面図である。 図7の拡張スリーブの後端面図である。 図8中、A-A線に沿う拡張スリーブの縦断面図である。
図面は本発明に係る拡張アンカー1の一実施形態を示す。特に図1に示されるように拡張アンカー1はボルト10及び拡張スリーブ20を有し、該拡張スリーブ20はボルト10を囲んでいる。ボルト10はネック領域11を有し、該ネック領域11は一定の横断面積を有する。ボルト10はその前端に拡張スリーブ20のための拡張領域12を有し、該拡張領域12はネック領域11に接続されている。拡張領域12にて、ボルト10はネック領域11から前端に向けて拡径されている。拡張領域12とは反対側のネック領域11側にて、ボルト10は拡張スリーブ20のための止め17を有し、該止め17は例えば環状肩として形成されている。拡張領域12とは反対側の後端領域にて、ボルト10はナット8のための外螺子18を備えている。
拡張アンカー1を設置するとき、拡張領域12を備えたボルト10は図1の基盤5のドリル孔内へボルト10の長手軸線100の方向に前進される。また、止め17により、拡張スリーブ20もまたドリル孔内に導入される。この後、例えばナット8を締め付けて、ボルト10がドリル孔から僅かな距離だけ引き戻される。ドリル孔の壁との摩擦のために拡張スリーブ20はそこに留まることで、拡張スリーブ20に対するボルト10の変位が発生し、該変位にて、ボルト10の拡張領域12は拡張スリーブ20内により深く突き刺さり、この結果、拡張スリーブ20はボルト10の拡張領域12によって径方向に拡張され、ドリル孔の壁に押し付けられる。このような機構でもって、拡張アンカー1は基盤5に固定される。基盤5に固定された拡張アンカー1の設置状態は図1や、図3から図5に示されている。基盤5にはナット8を介して付属物6が固定可能である。
特に図2,3,6に示されるようにボルト10はそのネック領域11に複数の溝15を有し、図示の実施形態では溝15は6つである。これら溝15は互いに平行且つボルト10の長手軸線100と平行にして、好ましくは止め17から拡張領域12まで延びている。横断面(図3)でみて、ボルト10はそのネック領域11にて非円形形状、好ましくは波形をなし、複数の谷が溝15によって形成されている。好ましくは、溝15の内側面はボルト10の横断面でみて連続して延びている。基本的には、溝15の縁は段形状をなしていてもよい。
特に図7,8,10,11に示されるように、拡張スリーブ20はその内側に複数の畝状部(webs)25を有し、図示の実施形態では、畝状部2は6つである。好ましくは、拡張スリーブ20の畝状部25の数は、ボルト10におけるネック領域11の溝15の数に等しいか、又は、溝15の数よりも少ない。畝状部25は互いに平行且つボルト10の長手軸線100と平行にして延びている。好ましくは、横断面(図3〜5,図8)でみて、拡張スリーブ20の内側は波形をなし、複数の波頭が畝状部25によって形成されている。好ましくは、畝状部25の外側面は拡張スリーブ20の横断面でみて連続して延びている。基本的には、畝状部25の外側面は段形状をなしていてもよい。例えば、図3,8に示されるように拡張スリーブ20は畝状部25に対して周方向にオフセットした部位よりも、畝状部25にてその壁厚が厚い。
特に図3の横断面で示されるように、拡張スリーブ20の畝状部25はボルト10におけるネック領域11の溝15に噛み合っている。畝状部25は拡張スリーブ20の端面21、つまり、止め17とは反対側のボルト10の拡張領域12側の端面まで延びている。
ボルト10の拡張領域12に、ボルト10の半径は長手軸線100に関してネック領域11からの距離が増加するに連れて増加する(図2〜5参照)。しかしながら、拡張領域12でのボルト10の拡開角は特に図2,6に示されているようにボルト10の周方向に変化している。図2,6の実施形態において、拡張領域12におけるボルト10の勾配は、溝15に対してオフセットした部位よりも溝15の延長上で大きい。しかしながら、基本的には、拡張領域12におけるボルト10の勾配が溝15に対してオフセットした部位よりも溝15の延長上で小さい実施形態も考えられる。
ネック領域11と同様に、ボルト10の拡張領域12は横断面でみて(例えば図5)、非円形形状、好ましくは波形をなす。しかしながら、拡張領域12がネック領域11に常時隣接し、溝15の延長上での前記勾配がオフセットした部位よりも大きいので、図4に示されているように、拡張領域12の好適な横断面ではてボルト10は円形の横断面を有する。
基盤5内へのボルト10の挿入の際における拡張スリーブ20の非拡張状態にて、畝状部25によって形成される拡張スリーブ20の壁厚の局所的増加はボルト10の溝15に少なくとも部分的に受け入れられ、この結果、畝状部25によって形成される拡張スリーブ20の壁厚の局所的増加は径方向外側に突出しないか、又は、せいぜい部分的にのみ突出する。拡張スリーブ20の拡張時、拡張スリーブ20が拡張領域12を通過して径方向に拡張されるなら、例えば図4に示されるように畝状部25が活動され、拡張スリーブ20の外側に現れる。
特に図7,11に示されるように、畝状部25は拡張スリーブ20の前端面21の領域にて面取り26をそれぞれ有する。該面取り26にて、好ましくは、拡張スリーブ20の壁厚は前端面21に向けて連続的に減少している。
特に図7に示されるように、拡張スリーブ20は拡張スロット24を有し、該拡張スロット24は拡張スリーブ20の前端面21から発出している。これら拡張スロット23,24はボルト10の拡張領域12を介しての拡張スリーブ20の径方向の拡張を容易にする。拡張スリーブ20はシート金属のブランクを巻き付けることで製作可能である。
図6に示されるように、ボルト10は溝15の少なくとも1つに、好ましくは、拡張領域12への移行部位に接着剤被膜19を有し、該接着剤被膜19は拡張アンカーの設置中、拡張スリーブ20の対応した畝状部25によって活性化され、ボルト10に対して拡張スープ20を固定可能である。

Claims (15)

  1. ネック領域(11)及び該ネック領域(11)に隣接した拡張領域(12)を有するボルト(10)であって、該ボルト(10)の該拡張領域(12)が前記ネック領域(11)に向けて先細状をなし、前記ネック領域(11)に前記ボルト(10)に沿って長手方向に延びる溝(15)を有する、ボルト(10)と、
    前記ボルト(10)を少なくとも部分的に囲む拡張スリーブ(20)であって、内部に畝状部(25)を有し、該畝状部(25)が前記ネック領域(11)の前記溝(15)に少なくとも部分的に噛み合い、前記拡張スリーブ(20)の壁厚が前記畝状部(25)によって局所的に増加されている、拡張スリーブ(20)と
    を具備し、
    記拡張スリーブ(20)の径方向の拡張中、前記拡張スリーブ(20)が前記ボルト(10)に沿い前記ネック領域(11)から前記拡張領域(12)に変位可能である拡張アンカー(1)において、
    前記ネック領域(11)から前記拡張領域(12)への前記拡張スリーブ(20)の変位中、前記畝状部(25)は少なくとも部分的に前記拡張領域(12)に進行し、前記拡張領域(12)によって径方向外側に押し付けられることを特徴とする拡張アンカー(1)。
  2. 前記拡張領域(12)に向かう前記拡張スリーブ(20)の端面(21)からの前記畝状部(25)の距離は、前記畝状部(25)の高さの10倍、5倍又は2倍よりも小さいことを特徴する請求項1に記載の拡張アンカー(1)。
  3. 前記ボルト(10)の前記ネック領域(11)に備えられた前記溝(15)は、前記ボルト(10)の前記拡張領域(12)まで延びていることを特徴する請求項1又は2に記載の拡張アンカー(1)。
  4. 前記ボルト(10)の前記ネック領域(11)は、前記ボルト(10)に沿って延びる複数の溝(15)を有し、前記拡張スリーブ(20)はその内側に複数の畝状部(25)を有し、これら畝状部(25)のそれぞれにて前記拡張スリーブ(20)の壁厚が局所的に増加され、前記畝状部(25)のそれぞれが前記ネック領域(11)にて前記溝(15)の1つに少なくとも部分的に噛み合い、前記ネック領域(11)からの前記拡張スリーブ(20)の変位中、複数の畝状部(25)が少なくとも部分的に前記拡張領域(12)に進み、前記拡張領域(12)から径方向外側に押し付けられることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の拡張アンカー(1)。
  5. 前記ボルト(10)の前記拡張領域(12)は少なくとも部分的に非円形の横断面を有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の拡張アンカー(1)。
  6. 前記ボルト(10)は前記溝(15)の延長上の前記拡張領域(12)の少なくとも一部にて、前記溝(15)に対してオフセットした部位よりも大きい勾配を有するか、又は、前記ボルト(10)は前記溝(15)の延長上の前記拡張領域(12)の少なくとも一部にて、前記溝(15)に対してオフセットした部位よりも小さい勾配を有することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の拡張アンカー(1)。
  7. 前記ボルト(10)は前記ネック領域(11)及び/又前記拡張領域(12)の少なくとも一部に回転対称な横断面を有することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の拡張アンカー(1)。
  8. 前記拡張領域(12)における前記ボルト(10)の外面は、前記ネック領域(11)に該ボルト(10)の前記外面で常時隣接していることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の拡張アンカー(1)。
  9. 前記畝状部(25)は、前記拡張領域(12)の端面側にて面取り(26)を有することを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の拡張アンカー(1)。
  10. 前記ボルト(10)は前記溝(15)に接着剤被膜(19)を有し、該接着剤被膜(19)は前記拡張スリーブ(20)前記畝状部(25)によって活性化されることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の拡張アンカー(1)。
  11. 請求項1〜10の何れかに記載の拡張アンカー(1)を製造する製造方法において、
    前記拡張アンカー(1)の前記ボルト(10)は第1ブランクから形成され、前記拡張アンカー(1)の前記拡張スリーブ(20)は第2ブランクから形成されることを特徴とする拡張アンカーの製造方法。
  12. 前記畝状部(25)は前記拡張スリーブ(20)の内側に圧延プロセスにより形成されることを特徴とする請求項11に記載の拡張アンカーの製造方法。
  13. 前記圧延プロセスは少なくとも1つの成形ロールを使用し、
    前記成形ロールの回転軸線は、前記畝状部(25)に対して少なくとも45°よりも小さい角度を存して、前記成形ロールに対して平行に走っていることを特徴とする請求項12に記載の拡張アンカーの製造方法。
  14. 前記溝(15)の形成後、前記第1ブランクにコーティング液が塗布され、この後、前記第1ブランクがその長手軸線回りに回転されて、前記コーティング液が前記溝(15)外に蓄積し、局所的に増加した層厚でもって硬化することを特徴とする請求項11〜13の何れか1つに記載の拡張アンカーの製造方法。
  15. 孔を有する基盤(5)と請求項1〜10の何れかに記載の拡張アンカー(1)とからなる配置構成であって、
    前記拡張アンカー(1)は前記孔内に配置され、前記ボルト(1)の前記拡張領域(12)は前記孔の壁に対し、前記畝状部(25)にて前記拡張スリーブ(20)を押し付ける配置構成。
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