JP6392868B2 - メカニカルシール - Google Patents

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Description

本発明は、メカニカルシールに関する。
静止形メカニカルシールにおいては、固定環を回転環に向かって押圧する押圧機構が設けられている。この押圧機構として、径方向の外側と内側にそれぞれベローズが設けられることにより、環状の密閉空間が形成され、密閉空間内の流体圧力が制御されることでベローズが伸縮されるように構成された技術が知られている(特許文献1参照)。この従来例に係る押圧機構を備えるメカニカルシールにおいては、径方向の外側と内側にベローズが2重に設けられる。この場合、外側のベローズにおける内周側の最小内径を、内側のベローズにおける外周側の最大外径よりも大きくしなければならないため、メカニカルシールが径方向に大型化してしまう。
実開昭61−99764号公報
本発明の目的は、2つのベローズにより形成される環状の密閉空間内の流体圧力に応じて、これらのベローズが伸縮するように構成される押圧機構を備えるメカニカルシールにおいて、径方向の小型化を可能とするメカニカルシールを提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本発明のメカニカルシールは、
回転軸に対して固定される回転環と、
該回転軸が挿通される軸孔を有するハウジングに対して固定され、かつ前記回転環に対して摺動する固定環と、
該固定環を前記回転環に向けて押圧する押圧機構と、
を備えるメカニカルシールであって、
前記押圧機構は、
径方向の外側に設けられる第1ベローズと、
径方向の内側に設けられる第2ベローズと、
を備え、
これら第1ベローズ及び第2ベローズと、第1ベローズと第2ベローズの両端側にそれぞれ設けられる部材とによって環状の密閉空間が形成されており、該密閉空間内の流体圧力に応じて、第1ベローズ及び第2ベローズが前記回転軸の中心軸線方向に伸縮するように構成されたメカニカルシールにおいて、
第1ベローズと第2ベローズは、前記中心軸線方向に離れた位置に配置されると共に、前記中心軸線方向に見た場合に、第1ベローズの径方向の内側の一部と第2ベローズの径方向の外側の一部が重なるように配置されていることを特徴とする。
なお、「回転軸に対して固定される回転環」については、回転環が複数の部材を介して回転軸に固定される場合も含まれる。また、「該回転軸が挿通される軸孔を有するハウジングに対して固定され、かつ前記回転環に対して摺動する固定環」についても、固定環がハウジングに対して複数の部材を介して固定される場合も含まれる。
本発明によれば、第1ベローズにおける内周側の最小内径は、第2ベローズにおける外周側の最大外径よりも小さい。従って、径方向の外側と内側にベローズが2重に設けられる押圧機構を備えるメカニカルシールに比べて、径方向の小型化を図ることが可能となる。
第1ベローズの径方向の内側に、前記押圧機構の振動を抑制する制振部材が設けられているとよい。
このように制振部材を設けることで、押圧機構の振動が抑制され、外乱による影響を受け難くすることができる。また、制振部材は第1ベローズの径方向の内側にできるデッドスペースに設ければよいので、径方向の小型化を妨げることはない。
第1ベローズの一端側と他端側には、それぞれ第1ベローズを固定する第1リテーナと第2リテーナが設けられており、
第2ベローズの一端側と他端側には、それぞれ第2ベローズを固定する第3リテーナと第4リテーナが設けられており、
第3リテーナは、第1ベローズの径方向の内側にまで伸びるように構成されており、かつ第3リテーナの径方向の内側には第4リテーナに固定された円筒状部材が設けられると共に、
第3リテーナと前記円筒状部材との間に環状隙間が設けられ、該環状隙間内に前記制振部材が配置されているとよい。
ここで、前記制振部材は、第1ベローズ及び第2ベローズを縮ませる方向にばね力が付与されるように配置されるコイルばねであるとよい。
これにより、第1ベローズと第2ベローズを伸び縮みさせるための制御を、密閉空間内の流体圧力とコイルばねとの協働により行うことができる。
前記制振部材は、第3リテーナの内周面と前記円筒状部材の外周面に対してそれぞれ摺動可能に密着する弾性体製リングであることも好適である。
この場合、弾性体製リングによって、第3リテーナの内周面と円筒状部材の外周面との間の環状隙間を封止する機能を発揮させることができる。
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせて採用し得る。
以上説明したように、本発明によれば、2つのベローズにより形成される環状の密閉空間内の流体圧力に応じて、これらのベローズが伸縮するように構成される押圧機構を備えるメカニカルシールにおいて、径方向の小型化を図ることができる。
図1は本発明の実施例に係るメカニカルシールの模式的断面図である。 図2は本発明の実施例に係るメカニカルシールの模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
<メカニカルシール>
図1及び図2を参照して、本発明の実施例に係るメカニカルシールの構成について説明する。本実施例に係るメカニカルシール100は、回転軸200とハウジング300に設けられている軸孔(回転軸200が挿通される軸孔)との間の環状隙間を密封する役割を担っている。そして、メカニカルシール100は、回転軸200に固定されるスリーブ110と、回転軸200に対してスリーブ110を介して固定される回転環120と、ハウジング300に対して複数の部材を介して固定される固定環130とを備えている。なお、回転軸200が回転している際に、固定環130の先端の環状突起131が回転環120に対して面接触した状態で摺動することにより、メカニカルシール100による密封機能が発揮される。また、本実施例においては、図1,2中、左側が機内側(A)、右側が機外側(B)であり、メカニカルシール100によって、機内側(A)の密封対象流体が機外側(B)に漏れることを防止している。
そして、メカニカルシール100には、固定環130を回転環120に向けて押圧する押圧機構が設けられている。この押圧機構は、径方向の外側に設けられる第1ベローズ141と、径方向の内側に設けられる第2ベローズ151とを備えている。第1ベローズ141の一端側(機内側(A))には第1リテーナ142が設けられ、第1ベローズ141の他端側(機外側(B))には第2リテーナ143が設けられている。これらの第1リテーナ142と第2リテーナ143によって第1ベローズ141は固定されている。また、第1リテーナ142に固定環130が固定されている。第2リテーナ143はハウジング300に固定されている。
第2ベローズ151の一端側(機内側(A))には第3リテーナ152が設けられ、第2ベローズ151の他端側(機外側(B))には第4リテーナ153が設けられている。これらの第3リテーナ152と第4リテーナ153によって第2ベローズ151は固定されている。また、第3リテーナ152は、円筒部152aと円筒部152aの他端側において径方向内側に向かって伸びる環状突起152bとを備えている。図示のように、第2ベローズ151の一端側に設けられた第3リテーナ152における円筒部152aは、第1ベローズ141の径方向の内側にまで伸びるように構成されている。そして、円筒部152aの一端側が第1リテーナ142の内周面に固定されている。また、第4リテーナ153はハウジング300に固定されている。
そして、第1ベローズ141と、その両側に設けられる第1リテーナ142及び第2リテーナ143と、第2ベローズ151と、その両側に設けられる第3リテーナ152及び第4リテーナ153とにより、環状の密閉空間S1が形成される。ハウジング300に設けられた通路310から、この密閉空間S1に送られるガスなどの流体の流体圧力に応じて、第1ベローズ141及び第2ベローズ151が回転軸200の中心軸線方向に伸縮するように構成されている。なお、回転軸200の中心軸線方向については、以下、単に「中心軸線方向」と称する。このように構成された押圧機構により、密閉空間S1内の流体圧力を制御することで、第1ベローズ141及び第2ベローズ151を伸縮させることができる。また、密閉空間S1によって、ダンパの機能が発揮されるため、押圧機構の振動を抑制することもできる。
ここで、本実施例においては、密閉空間S1に流体が送られていない状態においては、図1に示すように、固定環130は回転環120から離れている。そして、密閉空間S1に流体が送られて、密閉空間S1内の流体圧力が高くなると、図2に示すように、固定環130は回転環120に密着した状態となる。
また、第3リテーナ152の径方向の内側には第4リテーナ153に固定された円筒状部材160が設けられている。この円筒状部材160は、円筒部161と、円筒部161の一端側において径方向外側に向かって伸びる環状突起162とを備えている。また、円筒部161の他端部が第4リテーナ153に固定されている。
そして、この円筒状部材160に設けられた環状突起162の外周面が、第3リテーナ152における円筒部152aの内周面に対して摺動自在に接触するように構成されている。また、第3リテーナ152における環状突起152bの内周面が、円筒状部材160における円筒部161の外周面に対して摺動自在に接触するように構成されている。以上のような構成により、第3リテーナ152と円筒状部材160との間には、断面が矩形の環状隙間S2が形成される。また、第1ベローズ141と第2ベローズ151が伸縮する際には、環状突起162の外周面と円筒部152aの内周面との間、及び環状突起152bの内周面と円筒部161の外周面との間がそれぞれ摺動するように、第3リテーナ152は往復移動する。このように、押圧機構は、円筒状部材160によって、径方向に対して安定的に位置決めがなされる。なお、押圧機構は、上記の通り、主として、第1ベローズ141,第1リテーナ142,第2リテーナ143,第2ベローズ151,第3リテーナ152及び第4リテーナ153により構成される。
また、上記の環状隙間S2には、制振部材としてのコイルばね170が設けられている。このコイルばね170は、一端側が環状突起162に密着し、他端側が環状突起152bに密着することで、第1ベローズ141及び第2ベローズ151を縮ませる方向にばね力が付与されるように配置されている。
<第1ベローズ及び第2ベローズの配置構成>
第1ベローズ141及び第2ベローズ151の配置構成について、より詳細に説明する。第1ベローズ141と第2ベローズ151は、中心軸線方向に離れた位置に配置されている。そして、中心軸線方向に見た場合に、第1ベローズ141の径方向の内側の一部と第2ベローズ151の径方向の外側の一部が重なるように配置されている。つまり、第1ベローズ141における内周側の最小内径は、第2ベローズ151における外周側の最大外径よりも小さく構成されている。なお、第1ベローズ141における内周側の最小内径が、第2ベローズ151における内周側の最小内径よりも大きく構成されていることは言うまでもない。
<本実施例に係るメカニカルシールの優れた点>
以上のように構成される本実施例に係るメカニカルシール100によれば、第1ベローズ141と第2ベローズ151は、中心軸線方向に離れた位置に配置されると共に、中心軸線方向に見た場合に、第1ベローズ141の径方向の内側の一部と第2ベローズ151の径方向の外側の一部が重なるように配置されている。つまり、第1ベローズ141における内周側の最小内径は、第2ベローズ151における外周側の最大外径よりも小さい。従って、径方向の外側と内側にベローズが2重に設けられる押圧機構を備えるメカニカルシールに比べて、径方向の小型化を図ることが可能となる。
また、本実施例に係るメカニカルシール100においては、第1ベローズ141の径方向の内側に設けられた環状隙間S2に、押圧機構の振動を抑制する制振部材としてのコイルばね170が設けられている。これにより、押圧機構の振動がより一層抑制され、外乱による影響を受け難くすることができる。
ここで、上記の通り、第1ベローズ141における内周側の最小内径は、第2ベローズ151における内周側の最小内径よりも大きく構成されている。また、第1ベローズ141と第2ベローズ151は、中心軸線方向に離れた位置に配置されている。これらのことから、第1ベローズ141の径方向の内側にはデッドスペースが形成される。上記の環状隙間S2は、このデッドスペースに設けられることになる。従って、制振部材であるコイルばね170を設けても、径方向の小型化を妨げることはない。
また、本実施例においては、制振部材として、第1ベローズ141及び第2ベローズ151を縮ませる方向にばね力が付与されるように配置されるコイルばね170を採用している。これにより、第1ベローズ141と第2ベローズ151を伸び縮みさせるための制御を、密閉空間S1内の流体圧力とコイルばね170との協働により行うことができる。特に、密閉空間S1内の流体圧力を低下させた際に、コイルばね170によって、固定環130を回転環120からより確実に離すことができる。
なお、図1中の丸で囲んだ部分に示すように、制振部材として、コイルばねではなく、第3リテーナ152(円筒部152a)の内周面と円筒状部材160(円筒部161)の外周面に対してそれぞれ摺動可能に密着する弾性体製リング171を採用することもできる。この構成を採用した場合には、弾性体製リング171によって、第3リテーナ152の内周面と円筒状部材160の外周面との間の環状隙間を封止する機能を発揮させることができる。
100 メカニカルシール
110 スリーブ
120 回転環
130 固定環
131 環状突起
141 第1ベローズ
142 第1リテーナ
143 第2リテーナ
151 第2ベローズ
152 第3リテーナ
152a 円筒部
152b 環状突起
153 第4リテーナ
160 円筒状部材
161 円筒部
162 環状突起
170 コイルばね
171 弾性体製リング
200 回転軸
300 ハウジング
310 通路
S1 密閉空間
S2 環状隙間

Claims (5)

  1. 回転軸に対して固定される回転環と、
    該回転軸が挿通される軸孔を有するハウジングに対して固定され、かつ前記回転環に対して摺動する固定環と、
    該固定環を前記回転環に向けて押圧する押圧機構と、
    を備えるメカニカルシールであって、
    前記押圧機構は、
    径方向の外側に設けられる第1ベローズと、
    径方向の内側に設けられる第2ベローズと、
    を備え、
    これら第1ベローズ及び第2ベローズと、第1ベローズと第2ベローズの両端側にそれぞれ設けられる部材とによって環状の密閉空間が形成されており、該密閉空間内の流体圧力に応じて、第1ベローズ及び第2ベローズが前記回転軸の中心軸線方向に伸縮するように構成されたメカニカルシールにおいて、
    第1ベローズと第2ベローズは、前記中心軸線方向に離れた位置に配置されると共に、前記中心軸線方向に見た場合に、第1ベローズの径方向の内側の一部と第2ベローズの径方向の外側の一部が重なるように配置されていることを特徴とするメカニカルシール。
  2. 第1ベローズの径方向の内側に、前記押圧機構の振動を抑制する制振部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のメカニカルシール。
  3. 第1ベローズの一端側と他端側には、それぞれ第1ベローズを固定する第1リテーナと第2リテーナが設けられており、
    第2ベローズの一端側と他端側には、それぞれ第2ベローズを固定する第3リテーナと第4リテーナが設けられており、
    第3リテーナは、第1ベローズの径方向の内側にまで伸びるように構成されており、かつ第3リテーナの径方向の内側には第4リテーナに固定された円筒状部材が設けられると共に、
    第3リテーナと前記円筒状部材との間に環状隙間が設けられ、該環状隙間内に前記制振部材が配置されていることを特徴とする請求項2に記載のメカニカルシール。
  4. 前記制振部材は、第1ベローズ及び第2ベローズを縮ませる方向にばね力が付与されるように配置されるコイルばねであることを特徴とする請求項3に記載のメカニカルシール。
  5. 前記制振部材は、第3リテーナの内周面と前記円筒状部材の外周面に対してそれぞれ摺動可能に密着する弾性体製リングであることを特徴とする請求項3に記載のメカニカルシール。
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