JP6392276B2 - 車両用シート制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シート制御装置に関する。
従来、シートクッションやシートバック等、駆動源からの駆動力により位置調整可能に設けられたシート要素の動作位置を制御する車両用シート制御装置がある。
例えば特許文献1には、シートクッション(シート)のスライド動作可能なスライド範囲とシートバックのリクライニング動作可能なリクライニング範囲とを規定するマップを備え、同マップに設定されたしきい値に応じてシートクッションのスライド動作及びシートバックのリクライニング動作を制御する制御装置が開示されている。具体的には、例えばシートクッションがスライド範囲における車両前方側にある場合には、車両後方側にある場合よりもリクライニング範囲が大きくなるようにしきい値が設定されており、リアシート等との干渉を避けつつ、各シート要素の動作範囲を大きくしてその利便性の向上が図られている。
また、例えば特許文献2には、操作スイッチへの操作入力があった場合等に、各シート要素の動作位置を検出し、メモリに記憶(保持)された所定シート位置となるように各シート要素の動作位置を自動で制御するオート動作を行う制御装置が開示されている。
特許第4192593号公報 特開2011−68180号公報
ところで、上記特許文献1の構成において、リアシートに乗員が着座していない状態を想定して前記マップのしきい値が設定されている場合、例えばオート動作によりフロントシートが車両後方向のシート位置に移動すると、フロントシートが自動で移動するため、リアリートに着座した乗員に窮屈な感じを与え易い。一方、リアシートに乗員が着座している状態を想定して前記マップのしきい値が設定されている場合には、リアリートに着座した乗員に窮屈な感じを与えることを抑制できるが、実際にはリアシートに乗員が着座していない場合にもフロントシートの各シート要素の動作範囲が小さくなるため、フロントシートの乗員の利便性が低下する。
本発明の目的は、リアシートの乗員が窮屈になることを抑制しつつ、利便性を高めることのできる車両用シート制御装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両用シート制御装置は、車両前部側のフロントシートの後方向に並んで配置されるリアシートへの乗員の着座を検知する着座検知部と、駆動源からの駆動力により位置調整が可能な前記フロントシート及び前記リアシートの各シート要素の動作位置を検出する動作位置検出部と、前記フロントシートの所定フロントシート位置及び前記リアシートの所定リアシート位置を記憶する記憶部と、所定のフロントオート動作開始条件の成立により前記フロントシートを前記所定フロントシート位置に自動で移動するフロントオート動作、及び所定のリアオート動作開始条件の成立により前記リアシートを前記所定リアシート位置に自動で移動するリアオート動作を行う制御部と、前記リアシートを車両前方向へ移動させるとき、前記着座検知部により前記リアシートへの乗員の着座が検知された場合、前記動作位置検出部の検出結果に基づいて、前記フロントオート動作による前記フロントシートのシート要素の車両後方向への位置調整及び前記リアオート動作による前記リアシートのシート要素の車両前方向への位置調整の方を、前記リアシートへの乗員の着座が検知されない場合に比べて小さく制限する制限部と、を備える。
上記構成によれば、リアシートを車両前方向へ移動させるとき、リアシートに乗員が着座している場合、フロントオート動作によるフロントシートのシート要素の車両後方向への位置調整及びリアオート動作によるリアシートのシート要素の車両前方向への位置調整の方が、リアシートに乗員が着座していない場合に比べて小さく制限される。そのため、リアシートに乗員が着座した状態でフロントシート及びリアシートの少なくとも一方がオート動作を行った場合に、フロントシートとリアシートとの間の空間が大きく確保されるため、リアシートの乗員に窮屈な感じを与えることを抑制できる。一方、リアシートに乗員が着座していない場合には、フロントオート動作によるフロントシートのシート要素の位置調整が、リアシートに乗員が着座している場合に比べて小さく制限されないため、フロントシートの乗員の利便性を高めることができる。
上記車両用シート制御装置において、前記制御部は、フロント操作部への操作入力に応じて前記フロントシートのシート要素の動作位置を調整するフロントマニュアル動作を行うものであって、前記制限部は、前記着座検知部により前記リアシートへの乗員の着座が検知された場合でも、前記フロントマニュアル動作による前記フロントシートのシート要素の車両後方向への位置調整を、前記リアシートへの乗員の着座が検知されない場合に比べて小さく制限しないことが好ましい。
上記構成によれば、リアシートに乗員が着座している場合でも、乗員の意志によるフロントマニュアル動作によりフロントシートのシート要素の位置調整を行う際には、リアシートに乗員が着座していない場合と同様に車両後方向への位置調整が制限されないため、フロントシートの乗員の利便性をより高めることができる。
上記車両用シート制御装置において、前記制御部は、リア操作部への操作入力に応じて前記リアシートのシート要素の動作位置を調整するリアマニュアル動作を行うものであって、前記制限部は、前記着座検知部により前記リアシートへの乗員の着座が検知された場合でも、前記リアマニュアル動作による前記リアシートのシート要素の車両前方向への位置調整を、前記リアシートへの乗員の着座が検知されない場合に比べて小さく制限しないことが好ましい。
上記構成によれば、リアシートに着座した乗員の意志によるリアマニュアル動作によりリアシートのシート要素の位置調整を行う際には、車両前方向への位置調整が制限されないため、リアシートの乗員の利便性をより高めることができる。
上記車両用シート制御装置において、前記フロントシートのシート要素は、車両前後方向の変位を含むスライド動作によりスライド位置を調整可能なシートクッション、及び車両前後方向の変位を含むリクライニング動作によりリクライニング位置を調整可能なシートバックを含み、前記リアシートのシート要素は、車両前後方向の変位を含むスライド動作によりスライド位置を調整可能なシートクッション、及び車両前後方向の変位を含む傾動伸縮動作により傾動伸縮位置を調整可能なオットマンを含むことが好ましい。
上記構成によれば、オート動作時において、フロントシートのスライド位置、シートバックのリクライニング位置、リアシートのスライド位置、オットマンの傾動伸縮位置が、リアシートへの乗員の着座の有無により制限されるため、リアシートの乗員に窮屈な感じを与えることを好適に抑制できる。
上記車両用シート制御装置において、前記記憶部は、前記フロントシートのシート要素を位置調整可能な動作範囲と前記リアシートのシート要素の位置調整可能な動作範囲とを、該フロントシートと該リアシートとの間の空間が小さくなるように設定した小空間マップと、前記フロントシートのシート要素を位置調整可能な動作範囲と前記リアシートのシート要素の位置調整可能な動作範囲とを、該フロントシートと該リアシートとの間の空間が前記小空間マップよりも大きくなるように設定した大空間マップと、を記憶し、前記制限部は、前記着座検知部により前記リアシートへの乗員の着座が検知されない場合には前記小空間マップに基づいて、前記フロントオート動作による前記フロントシートのシート要素の車両後方向への位置調整及び前記リアオート動作による前記リアシートのシート要素の車両前方向への位置調整の少なくとも一方を制限し、前記着座検知部により前記リアシートへの乗員の着座が検知された場合には前記大空間マップに基づいて、前記フロントオート動作による前記フロントシートのシート要素の車両後方向への位置調整及び前記リアオート動作による前記リアシートのシート要素の車両前方向への位置調整の少なくとも一方を制限することが好ましい。
上記構成によれば、小空間マップ及び大空間マップに基づいて、フロントオート動作によるフロントシートのシート要素の車両後方向への位置調整及びリアオート動作によるリアシートのシート要素の車両前方向への位置調整の少なくとも一方が小さく制限されるため、制限部での演算負荷を軽減できる。
本発明によれば、リアシートの乗員が窮屈になることを抑制しつつ、利便性を高めることができる。
車両用シート制御装置の概略構成図。 (a)は小空間マップを示す模式図、(b)は大空間マップを示す模式図。 リアECUによる動作範囲制限制御の処理手順を示すフローチャート。 リアECUによる動作範囲制限制御の処理手順を示すフローチャート。 フロントECUによる動作範囲制限制御の処理手順を示すフローチャート。
以下、車両用シート制御装置の一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示す本実施形態のフロントシート1fは、車両の前部座席に用いられるものである。フロントシート1fは、シートクッション2fと、シートクッション2fの後端部に対して傾動可能に設けられたシートバック3fと、シートバック3fの上端に設けられたヘッドレスト4fとを備えている。車両の床部Flには、車両前後方向に延びる二本のロアレール6fが並列に設けられている。ロアレール6fには、それぞれロアレール6f上を車両前後方向に相対移動可能なアッパレール7fが装着されている。そして、シートクッション2fは、各アッパレール7f上に支持されており、アッパレール7fと一体にロアレール6f上を車両前後方向に相対移動(スライド動作)可能となっている。
また、本実施形態のリアシート1rは、フロントシート1fの後方向に並んで配置される後部座席に用いられるものである。リアシート1rは、シートクッション2rと、シートクッション2rの後端部に対して傾動可能に設けられたシートバック3rと、シートバック3rの上端に設けられたヘッドレスト4rとを備えている。また、リアシート1rは、シートクッション2rの前端部に対して傾動可能に設けられるとともに伸縮可能に構成されたオットマン5rを備えている。フロントシート1fと同様に、車両の床部Flには車両前後方向に延びる二本のロアレール6rが並列に設けられるとともにロアレール6rにはアッパレール7rが装着されており、シートクッション2rは、アッパレール7rと一体にロアレール6r上を車両前後方向に相対移動(スライド動作)可能となっている。
フロントシート1fには、シートスライドアクチュエータ11f及びシートリクライニングアクチュエータ12fが設けられており、フロントシート1fは、各アクチュエータ11f,12fにより各シート要素SEの作動位置を調整可能なパワーシートとして構成されている。
詳しくは、シートスライドアクチュエータ11fは、駆動源となるモータM1fを有しており、シート要素としてのシートクッション2f(フロントシート1f全体)を車両の前後方向にスライド動作(図1中、左右方向)させる。これにより、フロントシート1fは、車両の前後方向におけるスライド位置が調整可能となっている。
シートリクライニングアクチュエータ12fは、駆動源となるモータM2fを有しており、シート要素としてのシートバック3fの全体を、該シートバック3fの上端部分の位置が車両の前後方向に移動するようにリクライニング動作(図1中、左右方向の傾動)させる。これにより、フロントシート1fは、シートバック3fのリクライニング位置が調整可能となっている。
また、リアシート1rには、シートスライドアクチュエータ11r、シートリクライニングアクチュエータ12r及びオットマンアクチュエータ13rが設けられており、リアシート1rは、各アクチュエータ11r〜13rにより各シート要素SEの作動位置を調整可能なパワーシートとして構成されている。
詳しくは、シートスライドアクチュエータ11rは、駆動源となるモータM1rを有しており、シート要素としてのシートクッション2r(リアシート1r全体)を車両の前後方向にスライド動作(図1中、左右方向)させる。これにより、リアシート1rは、車両の前後方向におけるスライド位置が調整可能となっている。
シートリクライニングアクチュエータ12rは、駆動源となるモータM2rを有しており、シート要素としてのシートバック3rの全体を、該シートバック3rの上端部分の位置が車両の前後方向に移動するようにリクライニング動作(図1中、左右方向の傾動)させる。これにより、リアシート1rは、シートバック3rのリクライニング位置が調整可能となっている。
オットマンアクチュエータ13rは、駆動源となるモータM3rを有しており、シート要素としてのオットマン5rを、その下端部分の位置が車両の前後方向に移動するように傾動動作(図1中、左右方向の傾動)させるとともに傾動方向と交差する方向に伸縮動作させる。これにより、リアシート1rは、オットマン5rの傾動位置及び伸縮位置(傾動伸縮位置)が調整可能となっている。
次に、本実施形態の車両用シート制御装置の電気的構成について説明する。
フロントシート1fには、上記アクチュエータ11f,12fの作動を制御するフロントECU15fが設けられている。フロントECU15fは、モータM1f,M2fにそれぞれ接続されており、各モータM1f,M2fに対する駆動電力の供給を通じて、各アクチュエータ11f,12fの作動、すなわち各シート要素SE(シートクッション2f、シートバック3f)の動作位置を制御する。そして、フロントECU15fは、各シート要素SEの動作位置の制御を通じてフロントシート1fのシート位置を移動する。
詳しくは、各モータM1f,M2fには、その回転に同期したパルス信号を出力する回転センサS1f,S2fが設けられている。すなわち、各回転センサS1f,S2fが出力するパルス信号Sp1f,Sp2fは、各アクチュエータ11f,12fにより駆動される各シート要素SEの動作に同期したものとなる。そして、フロントECU15fは、予め設定された初期値を基にパルス信号Sp1f,Sp2fのパルス変化をカウント(積算)することにより、各シート要素SEの動作位置を検出する。つまり、フロントECU15f及びパルス信号Sp1f,Sp2fより、動作位置検出部が構成されている。
また、フロントECU15fには、乗員の操作により各シート要素SEの動作位置を調整するための複数のフロント操作スイッチ21fが接続されている。なお、フロント操作スイッチ21fがフロント操作部に相当し、例えばフロントシート1fの側部等に設けられている。
リアシート1rには、上記アクチュエータ11r〜13rの作動を制御するリアECU15rが設けられている。リアECU15rは、モータM1r〜M3rにそれぞれ接続されており、各モータM1r〜M3rに対する駆動電力の供給を通じて、各アクチュエータ11r〜13rの作動、すなわち各シート要素SE(シートクッション2r、シートバック3r、オットマン5r)の動作位置を制御する。そして、リアECU15rは、各シート要素SEの動作位置の制御を通じてリアシート1rのシート位置を移動する。
詳しくは、各モータM1r〜M3rには、上記モータM1f,M2fと同様に、その回転に同期したパルス信号を出力する回転センサS1r〜S3rが設けられている。そして、リアECU15rは、フロントECU15fと同様に、予め設定された初期値を基にパルス信号Sp1r〜Sp3rのパルス変化をカウントすることにより、各シート要素SEの動作位置を検出する。つまり、リアECU15r及びパルス信号Sp1r〜Sp3rにより、動作位置検知部が構成されている。
また、リアECU15rには、リアシート1rのシートクッション2rの着座面2raに感圧部を形成する着座センサ22が接続されている。なお、本実施形態の着座センサ22には、着座面2raが押圧されることによりオンオフが切り替わるメンブレンスイッチが用いられており、リアシート1rへの着座の有無によりオンオフが切り替わる着座信号S_siを出力する。また、リアECU15rには、乗員の操作により各シート要素SEの動作位置を調整するための複数のリア操作スイッチ21rが接続されている。なお、リア操作スイッチ21rがリア操作部に相当し、例えばリアシート1rの側部等に設けられている。さらに、リアECU15rは、車内ネットワーク23を介して、フロントECU15fに接続されている。
フロントECU15fには、フロント操作スイッチ21fへの操作入力に応じた操作入力信号S_swfのほか、車内ネットワーク23を介して、例えば車両の起動状態(例えばイングニッションキーの操作位置やスタートスイッチのオンオフ)を示すイグニッション信号S_igやリアECU15rからの信号等の各種信号が入力される。そして、フロントECU15fは、入力される各種信号に基づいてフロントシート1fの各シート要素SEの動作位置を制御し、フロントシート1fを移動する。
リアECU15rには、リア操作スイッチ21rへの操作入力に応じた操作入力信号S_swr及び着座センサ22からの乗員の着座に応じた着座信号S_siのほか、車内ネットワーク23を介して、例えばイグニッション信号S_igやフロントECU15fからの信号等の各種信号が入力される。そして、リアECU15rは、入力される各種信号に基づいてリアシート1rの各シート要素SEの動作位置を制御し、リアシート1rを移動する。なお、リアECU15rは、着座信号S_siに基づいてリアシート1rへの乗員の着座を検出する。つまり、本実施形態では、リアECU15r及び着座信号S_siにより着座検知部が構成されている。
(マニュアル動作及びオート動作)
フロントECU15fは、乗員等によるフロント操作スイッチ21fへの入力があった場合には、その入力に応じてフロントシート1fのシート要素SEを位置調整する、すなわちフロントマニュアル動作を行う。また、フロントECU15fの記憶部としてのメモリ31fには、フロントシート1fの所定フロントシート位置が複数記憶(保持)されている。そして、フロントECU15fは、所定フロントシート位置毎に予め決められた所定のフロントオート動作開始条件の成立した場合に、各アクチュエータ11f,12fを制御し、各シート要素SEの動作位置が当該所定フロントシート位置に対応する動作位置となるように自動で位置調整する。すなわち、フロントECU15fは、フロントシート1fを当該所定フロントシート位置に移動するフロントオート動作を行う。
リアECU15rは、乗員等によるリア操作スイッチ21rへの入力があった場合には、その入力に応じてリアシート1rのシート要素SEを位置調整する、すなわちリアマニュアル動作を行う。リアECU15rの記憶部としてのメモリ31rには、リアシート1rの所定リアシート位置が複数記憶されている。そして、リアECU15rは、所定リアシート位置毎に予め決められた所定のリアオート動作開始条件の成立した場合に、各アクチュエータ11r〜13rを制御し、各シート要素SEの動作位置が当該所定リアシート位置に対応する動作位置となるように自動で位置調整する。すなわち、リアECU15rは、リアシート1rを当該所定リアシート位置に移動するリアオート動作を行う。
なお、所定フロントシート位置及び所定リアシート位置としては、例えば乗員が車両から降りる際に降りやすい位置として予め設定された降車位置や、乗員の好みに応じて登録された登録シート位置等をそれぞれ含む。また、所定のフロントオート動作開始条件及び所定のリアオート動作開始条件としては、例えばフロントオート動作を行うためのフロント操作スイッチ21f又はリアオート動作を行うためのリア操作スイッチ21rへの操作入力があったことや、イグニッション信号S_igがオフ状態を示すとともにドアが開状態とされたこと等をそれぞれ含む。そして、フロントECU15f及びリアECU15rにより、フロントオート動作及びリアオート動作を行う制御部が構成されている。
(動作範囲制限制御)
ここで、リアECU15rのメモリ31rには、小空間マップ及び大空間マップが記憶されている。そして、リアECU15rは、リアシート1rの乗員に窮屈な感じを与えることを抑制しつつ、フロントシート1f及びリアシート1rの各乗員の利便性を高めるべく、各マップに基づいてフロントオート動作時のフロントシート1fのシート要素SE及びリアオート動作時のリアシート1rのシート要素の位置調整を制限する。つまり、リアECU15rが制限部として機能する。なお、位置調整の制限は、マップの動作制限範囲内に進入しようとするシート要素SEの動作停止、及びマップの動作制限範囲との境界位置に停止しているシート要素SEによる当該動作制限範囲内への動作開始を許可しないことを含む。
詳しくは、図2(a),(b)に示すように、小空間マップ及び大空間マップは、それぞれフロントシート1fのシートバック3fのリクライニング位置とフロントシート1f及びリアシート1r間の車両前後方向の相対距離とに基づいて設定されている。縦軸のリクライニング位置は、同図中の上側に向かうほどシートバック3fが車両後方向に倒れていることを示し、横軸の相対距離は、同図中の右側に向かうほどフロントシート1fとリアシート1rとの車両前後方向の相対距離が近いことを示す。なお、本実施形態のリアシート1rの車両前後方向位置は、シートクッション2rのスライド位置及びオットマン5rの傾動伸縮位置に基づいて算出しており、リアECU15rは、オットマン5rの傾動位置が車両上方向に位置するほど、またオットマン5rが伸張しているほど、リアシート1rが車両前方向に位置していると判断する。
そして、小空間マップは、フロントシート1fのシート要素SEの位置調整可能な動作範囲とリアシート1rのシート要素SEの位置調整可能な範囲とが、フロントシート1fとリアシート1rとの間の空間を大空間マップよりも小さくするように設定されている。換言すれば、フロントシート1fとリアシート1rとの間の空間が大空間マップよりも小さくなるように、シートバック3fのリクライニング動作可能な範囲、フロントシート1fとリアシート1rとが最も近接可能な相対距離、及びオットマン5rの傾動伸縮動作可能な範囲が設定されている。
具体的には、図2(a)に示すように、フロントシート1f及びリアシート1r間の相対距離が比較的遠い範囲では、シートバック3fは、第1リクライニング位置P1よりも車両後方向の範囲が動作制限範囲となり、同位置P1の車両前方向側の範囲がリクライニング動作許可範囲となるように設定されている。また、フロントシート1f及びリアシート1r間の相対距離が比較的近い範囲では、シートバック3fのリクライニング動作許可範囲は、当該相対距離が近づくにつれて徐々に車両前方向側に減少するように設定されている。換言すると、シートバック3fのリクライニング位置が車両後方向に倒れている範囲では、フロントシート1fとリアシート1rとの最も近接可能な相対距離は、シートバック3fが車両後方向に倒れるにつれて徐々に遠くなるように設定されている。そして、シートバック3fのリクライニング位置が車両前方向に立っている範囲では、フロントシート1fとリアシート1rとの最も近接可能な相対距離は、第1相対距離L1よりも近接する範囲が動作制限範囲となり、同距離L1以上の範囲が動作許可範囲となるように設定されている。つまり、小空間マップでは、シートバック3fのリクライニング位置とフロントシート1f及びリアシート1r間の相対距離とが境界線B1の内側(リクライニング位置の車両前方向側又は相対距離の近接側)になる範囲がシート要素SEの動作許可範囲となっている。また、境界線B1の外側(リクライニング位置の車両後方向側又は相対距離の近接側)になる範囲がシート要素SEの動作制限範囲となっている。
また、小空間マップでは、境界線B1の内側に該境界線B1と略平行(相似)な補助境界線SB1が設定されている。そして、シートバック3fのリクライニング位置とフロントシート1f及びリアシート1r間の相対距離とが補助境界線SB1の内側にある状態では、オットマン5rの傾動伸縮動作が、該オットマン5rの機構上可能な最大の範囲で許可される。つまり、補助境界線SB1の内側は、オットマン5rの最大動作許可範囲となる。一方、シートバック3fのリクライニング位置とフロントシート1f及びリアシート1r間の相対距離とが境界線B1の内側かつ補助境界線SB1の外側にある状態では、オットマン5rの傾動伸縮動作が最大範囲よりも小さな範囲でのみ許可される。つまり、境界線B1の内側かつ補助境界線SB1の外側は、オットマン5rの部分動作許可範囲となる。なお、部分動作許可範囲としては、例えばオットマン5rの傾動範囲が機構上可能な最大の範囲の50%、かつ伸縮範囲が機構上可能な最大の範囲の50%等に設定することができるが、その割合は適宜変更可能である。また、シートバック3fのリクライニング位置とフロントシート1f及びリアシート1r間の相対距離とが境界線B1外側にある状態では、オットマン5rの傾動伸縮動作が制限されており、オットマン5rの傾動伸縮位置を最も車両下方向かつ最も収縮した状態(格納状態)とする。つまり、境界線B1の外側は、オットマン5rの動作制限範囲となる。
図2(b)に示すように、大空間マップは、小空間マップと同様の傾向を有しつつ、フロントシート1fのシート要素SEの位置調整可能な動作範囲とリアシート1rのシート要素SEの位置調整可能な範囲とが、フロントシート1fとリアシート1rとの間の空間を大空間マップよりも小さくするように設定されている。
詳しくは、フロントシート1f及びリアシート1r間の相対距離が比較的遠い範囲では、シートバック3fは、第1リクライニング位置P1より車両前方向側に位置する第2リクライニング位置P2よりも車両後方向の範囲が動作制限範囲となり、同位置P2の車両前方向側の範囲がリクライニング動作許可範囲となるように設定されている。また、フロントシート1f及びリアシート1r間の相対距離が比較的近い範囲では、シートバック3fのリクライニング動作許可範囲は、当該相対距離が近づくにつれて徐々に車両前方向側に減少するように設定されている。そして、シートバック3fのリクライニング位置が車両前方向に立っている範囲では、フロントシート1fとリアシート1rとが最も近接可能な相対距離は、第1相対距離L1より遠い側に位置する第2相対距離L2よりも近接する範囲が動作制限範囲となり、同距離L2以上の範囲が動作許可範囲となるように設定されている。さらに、大空間マップでは、境界線B2の内側に該境界線B2と略平行な補助境界線SB2が設定されており、小空間マップと同様に、オットマン5rの最大動作許可範囲、部分動作許可範囲、及び動作制限範囲が設定されている。
図1に示すように、フロントECU15fは、所定のサンプリング周期毎に、パルス信号Sp1f,Sp2fに基づいてシートクッション2fのスライド位置及びシートバック3fのリクライニング位置を検出し、これらの動作位置を示す動作位置信号S_spを出力する。なお、本実施形態のフロントECU15fは、シートクッション2fのスライド位置及びシートバック3fのリクライニング位置の厳密な動作位置ではなく、スライド範囲及びリクライニング範囲をそれぞれ複数の範囲に分割した内のどの範囲にスライド位置及びリクライニング位置が位置するかの大まかな動作位置を出力する。
リアECU15rは、所定のサンプリング周期毎に、パルス信号Sp1r〜Sp3rに基づいてシートクッション2rのスライド位置、シートバック3rのリクライニング位置及びオットマン5rの傾動伸縮位置を検出する。続いて、検出した各シート要素SEの動作位置とフロントECU15fからの動作位置信号S_spとに基づいて、フロントシート1f及びリアシート1r間の相対距離を算出する。さらに、当該相対距離及びシートバック3fのリクライニング位置を上記小空間マップ及び大空間マップのそれぞれに当てはめ、フロントシート1f及びリアシート1rの移動を制限するか否かを判定する。
そして、リアECU15rは、小空間マップ上でシートクッション2rのスライド動作又はオットマン5rの傾動伸縮動作の制限が必要な場合には、リアマニュアル動作を行っているかリアオート動作を行っているかを問わず、当該シート要素SEの位置調整を制限する。このとき、リアECU15rは、小空間マップ上でシートクッション2fのスライド動作又はシートバック3fのリクライニング動作の制限が必要である旨を指示する第1制限信号S_li1を併せて出力する。
一方、リアECU15rは、大空間マップ上でシートクッション2rのスライド動作又はオットマン5rの傾動伸縮動作の制限が必要な場合には、リアシート1rへの着座があり、かつリアオート動作の実行時であれば、当該シート要素SEの位置調整を制限する。このとき、リアECU15rは、大空間マップ上でシートクッション2fのスライド動作又はシートバック3fのリクライニング動作の制限が必要である旨を指示する第2制限信号S_li2を併せて出力する。ただし、大空間マップ上でシートクッション2rのスライド動作又はオットマン5rの傾動伸縮動作の制限が必要な場合でも、リアシート1rへの着座がない場合、又はリアマニュアル動作の実行時であれば、当該シート要素SEの位置調整を制限しない。なお、リアECU15rは、シートクッション2rの車両後方向の位置調整(後作動)、シートバック3rの車両前後方向の位置調整(前後作動)、及びオットマン5rの車両下方向の位置調整(下作動)及び収縮方向の位置調整(収縮作動)は制限しない。
一例として、図2(a),(b)に示すように、フロントシート1f及びリアシート1rが点X1にある状態からシートクッション2r(リアシート1r)を車両前方向に位置調整(前作動)する場合を考える。シートクッション2rが前作動されて途中の点X2になったとき(大空間マップ上でオットマン部分動作許可範囲に入ったとき)、リアマニュアル動作であれば、リアECU15rは、シートクッション2rの前作動をそのまま継続する。一方、リアシート1rに乗員が着座しており、かつリアオート動作であれば、オットマン5rの傾動伸縮位置が部分動作許可範囲内の動作位置となるように傾動位置を下作動するとともに、伸縮位置を収縮作動する。
その後、リアECU15rは、フロントシート1f及びリアシート1rが点X3の状態になったとき、リアマニュアル動作であれば、シートクッション2rの前作動をそのまま継続する。一方、リアシート1rに乗員が着座しており、かつリアオート動作であれば、オットマン5rの傾動伸縮位置が格納状態となるまで下作動及び収縮作動し、シートクッション2rの前作動を停止する。このとき、リアECU15rは第2制限信号S_li2を出力する。
さらに、リアECU15rは、フロントシート1f及びリアシート1rが点X4の状態になったとき、リアマニュアル動作であっても、オットマン5rの傾動伸縮位置が部分動作許可範囲内の位置になるように下作動するとともに収縮作動する。そして、リアECU15rは、フロントシート1f及びリアシート1rが点X5の状態になったとき、リアマニュアル動作であっても、オットマン5rの傾動伸縮位置が格納状態となるまで下作動及び収縮作動し、シートクッション2rの前作動を停止する。このとき、リアECU15rは第1制限信号S_li1を出力する。
フロントECU15fは、リアECU15rから車内ネットワーク23を介して第1制限信号S_li1が入力された場合には、フロントマニュアル動作を行っているか、フロントオート動作を行っているかを問わず、当該第1制限信号S_li1で指示されたシート要素SEの位置調整を制限する。また、フロントECU15fは、リアECU15rから車内ネットワーク23を介して第2制限信号S_li2が入力された場合、フロントマニュアル動作の実行時であれば、当該マニュアル動作を継続し、シート要素の位置調整を行う。一方、フロントオート動作の実行時であれば、当該第2制限信号S_li2で指示されたシート要素SEの位置調整を制限する。なお、フロントECU15fは、シートクッション2fの前作動、シートバック3fの前作動は制限しない。
一例として、図2(a),(b)に示すように、フロントシート1f及びリアシート1rが点Y1にある状態からシートバック3fを後作動する場合を考える。フロントシート1f及びリアシート1rが途中の点Y2にある状態になったとき、リアシート1rへの着座があれば、リアECU15rから第2制限信号S_li2が出力される。このとき、フロントECU15fは、当該位置調整がフロントマニュアル動作であれば、第2制限信号S_li2が入力されても、フロント操作スイッチ21fへの操作入力に応じてシートバック3fの後作動を継続する。一方、当該位置調整がフロントオート動作であれば、第2制限信号S_li2が入力された時点で、シートバック3fの後作動を停止する。その後、フロントシート1f及びリアシート1rが点Y3にある状態になると、リアECU15rから第1制限信号S_li1が出力される。このとき、フロントECU15fは、当該位置調整がフロントマニュアル動作であっても、シートバック3fの後作動を停止する。
次に、リアECU15rによる動作範囲制限制御の処理手順について説明する。
図3に示すように、リアECU15rは、各種センサ及び車内ネットワーク23から各種信号を取得すると(ステップ101)、フロントシート1f及びリアシート1rの各シート要素SEの動作位置に基づいてフロントシート1f及びリアシート1r間の相対距離を算出する(ステップ102)。続いて、フロントシート1f及びリアシート1rが大空間マップ上で動作許可範囲内(境界線B2の内側)にあるか否かを判定し(ステップ103)、動作許可範囲内にない場合には(ステップ103:NO)、リアシート1rへの乗員の着座の有無を判定する(ステップ104)。そして、リアシート1rへの乗員の着座があった場合には(ステップ104:YES)、第2制限信号S_li2を出力し(ステップ105)、フロントシート1f及びリアシート1rが小空間マップ上で動作許可範囲内(境界線B1の内側)にあるか否かを判定する(ステップ106)。なお、大空間マップ上で動作許可範囲内にある場合(ステップ103:YES)、及びリアシート1rへの乗員の着座がない場合には(ステップ104:NO)、ステップ105に移行せずに、ステップ106に移行する。続いて、フロントシート1f及びリアシート1rが小空間マップ上で動作許可範囲内にない場合には(ステップ106:NO)、第1制限信号S_li1を出力する(ステップ107)。第1制限信号S_li1を出力した後、又は小空間マップ上で動作許可範囲内にある場合には(ステップ106:YES)、そのときにリアシート1rのリアオート動作を行っているか否かを判定する(ステップ108)。
続いて、リアECU15rは、リアオート動作を行っている場合には(ステップ108:YES)、現在の演算周期において制限信号(第1制限信号S_li1及び第2制限信号S_li2の少なくとも一方)の出力がないか否かを判定する(ステップ109)。そして、制限信号の出力がない場合には(ステップ109:YES)、シートクッション2rの前作動を許可する(ステップ110)。続いて、オットマン5rの傾動伸縮位置が大空間マップ上で動作許可範囲内にあるか否か、すなわちフロントシート1f及びリアシート1rが大空間マップ上の最大動作許可範囲にあるか否か、及び部分動作許可範囲にある場合には傾動伸縮位置が部分動作許可範囲を超えていないか否かを判定する(ステップ111)。オットマン5rの傾動伸縮位置が大空間マップ上で動作許可範囲内にある場合には(ステップ111:YES)、オットマン5rの車両上方向への位置調整(上作動)及び伸張方向への位置調整(伸張作動)を許可し(ステップ112)、リアオート動作を継続する(ステップ113)。
一方、リアECU15rは、オットマン5rの傾動伸縮位置が大空間マップ上で動作許可範囲内にない場合には(ステップ111:NO)、オットマン5rの傾動伸縮位置を動作許可範囲内に位置調整する(ステップ114)。すなわち、フロントシート1f及びリアシート1rが大空間マップ上の動作制限範囲にある状態ではオットマン5rを格納状態とし、部分動作許可範囲にある状態では、部分動作許可範囲で許可された傾動伸縮位置までオットマン5rを位置調整する。続いて、オットマン5rの上作動及び伸張作動を制限し(ステップ115)、ステップ113に移行してリアオート動作を継続する。
また、リアECU15rは、制限信号の出力があった場合には(ステップ109:NO)、シートクッション2rの前作動を制限し(ステップ116)、オットマン5rの上作動及び伸張作動を制限してから(ステップ117)、ステップ113に移行してリアオート動作を継続する。
図4に示すように、リアECU15rは、リアオート動作を行っていない場合には(ステップ108:NO)、リアマニュアル動作を行っているか否かを判定する(ステップ118)。リアマニュアル動作を行っている場合には(ステップ118:YES)、現在の演算周期において第1制限信号S_li1の出力があったか否かを判定し(ステップ119)、第1制限信号S_li1の出力がない場合には(ステップ119:NO)、シートクッション2rの前作動を許可する(ステップ120)。続いて、オットマン5rの傾動伸縮位置が小空間マップ上で動作許可範囲内にあるか否かを判定し(ステップ121)、オットマン5rの傾動伸縮位置が大空間マップ上で動作許可範囲内にある場合には(ステップ121:YES)、オットマン5rの上作動及び伸張作動を許可し(ステップ122)、リアマニュアル動作を継続する(ステップ123)。
一方、リアECU15rは、オットマン5rの傾動伸縮位置が小空間マップ上で動作許可範囲内にない場合には(ステップ121:NO)、オットマン5rの傾動伸縮位置を動作許可範囲内に位置調整する(ステップ124)。続いて、オットマン5rの上作動及び伸張作動を制限し(ステップ125)、ステップ123に移行してリアマニュアル動作を継続する。
また、リアECU15rは、第1制限信号S_li1の出力があった場合には(ステップ119:YES)、シートクッション2rの前作動を制限し(ステップ126)、オットマン5rの上作動及び伸張作動を制限してから(ステップ127)、ステップ123に移行してリアマニュアル動作を継続する。なお、リアマニュアル動作を行っていない場合には(ステップ118:NO)、リアシート1rの位置を保持する(ステップ128)。
次に、フロントECU15fによる動作範囲制限制御の処理手順について説明する。
図5に示すように、フロントECU15fは、各種センサ及び車内ネットワーク23から各種信号を取得すると(ステップ201)、フロントシート1fのフロントオート動作を行っているか否かを判定する(ステップ202)。フロントオート動作を行っている場合には(ステップ202:YES)、現在の演算周期において制限信号(第1制限信号S_li1及び第2制限信号S_li2の少なくとも一方)の入力がないか否かを判定する(ステップ203)。そして、制限信号の入力があった場合には(ステップ203:NO)、シートクッション2fの後作動及びシートバック3fの後作動を制限し(ステップ204)、フロントオート動作を継続する(ステップ205)。なお、制限信号の入力がない場合には(ステップ203:YES)、ステップ204に移行せずにステップ205に移行する。
一方、リアECU15rは、フロントオート動作を行っていない場合には(ステップ202:NO)、フロントマニュアル動作を行っているか否かを判定する(ステップ206)。フロントマニュアル動作を行っている場合には(ステップ206:YES)、第1制限信号S_li1が現在の演算周期において入力されたか否かを判定する(ステップ207)。そして、第1制限信号S_li1が入力された場合には(ステップ207:YES)、シートクッション2fの後作動及びシートバック3fの後作動を制限し(ステップ208)、フロントマニュアル動作を継続する(ステップ209)。一方、第1制限信号S_li1が入力されていない場合には(ステップ207:NO)、ステップ208に移行せずにステップ209に移行してフロントマニュアル動作を継続する。なお、フロントマニュアル動作を行っていない場合には(ステップ206:NO)、フロントシート1fの位置を保持する(ステップ210)。
以上記述したように、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
(1)フロントECU15fは、リアシート1rに乗員が着座している場合、フロントオート動作によるシートクッション2f及びシートバック3fの後作動をリアシート1rに乗員が着座していない場合に比べて小さく制限するようにした。また、リアECU15rは、リアシート1rに乗員が着座している場合、リアオート動作によるリアシート1rのシートクッション2rの前作動、オットマン5rの上作動及び伸張作動をリアシート1rに乗員が着座していない場合に比べて小さく制限するようにした。そのため、リアシート1rに乗員が着座した状態でフロントシート1f及びリアシート1rの少なくとも一方がオート動作を行った場合に、フロントシート1fとリアシート1rとの間の空間が大きく確保されるため、リアシート1rの乗員に窮屈な感じを与えることを好適に抑制できる。一方、リアシート1rに乗員が着座していない場合には、フロントオート動作によるシートクッション2f及びシートバック3fの後作動が、リアシート1rに乗員が着座している場合に比べて小さく制限されないため、フロントシート1fの乗員の利便性を好適に高めることができる。
(2)フロントECU15fは、リアシート1rに乗員が着座している場合でも、乗員の意志によるフロントマニュアル動作によりシートクッション2f及びシートバック3fの位置調整を行う際には、リアシート1rに乗員が着座していない場合と同様に車両後方向への位置調整を制限しないようにした。そのため、フロントシート1fの乗員の利便性をより高めることができる。なお、フロントマニュアル動作では、フロントシート1fの乗員の意志によるため、例えばフロントシート1fの乗員とリアシート1rの乗員との間で意思疎通を図ることも可能であり、リアシート1rに着座した乗員に窮屈な感じを与え難い。
(3)リアECU15rは、リアシート1rに着座した乗員の意志によるリアマニュアル動作によりリアシート1rのシートクッション2r及びオットマン5rの位置調整を行う際に、車両前方向への位置調整を制限しないようにしたため、リアシート1rの乗員の利便性をより高めることができる。
(4)メモリ31rに小空間マップ及び大空間マップを記憶し、これらマップに基づいて、フロントオート動作によるシートクッション2f及びシートバック3fの後作動、リアシート1rのシートクッション2rの前作動、オットマン5rの上作動及び伸張作動を制限するようにしたため、リアECU15rでの演算負荷を軽減できる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、小空間マップ及び大空間マップにそれぞれオットマン5rの部分動作許可範囲を1つ設けたが、これに限らず、複数の部分動作許可範囲を設けてもよい。この場合、各部分動作許可範囲は、オットマン5rの傾動範囲を機構上可能な最大範囲の適宜の割合、伸縮範囲を機構上可能な最大範囲の適宜の割合とすることができる。また、部分動作許可範囲を設けず、最大動作許可範囲及び動作制限範囲のみを設けてもよい。
・上記実施形態では、小空間マップ及び大空間マップの境界線B1,B2をそれぞれ、相対距離が比較的遠い範囲ではリクライニング位置を一定、相対距離が比較的近い範囲ではリクライニング動作許可範囲が当該相対距離の近接に伴い徐々に車両前方向側に減少するように設定した。しかし、これに限らず、境界線B1,B2、すなわちシート要素SEの位置調整を制限する範囲の設定は適宜変更可能である。例えば、相対距離が比較的遠い範囲においてリクライニング位置が相対距離の近接に伴って徐々に車両前方向側に減少するように設定してもよく、また相対距離が比較的近い範囲においてリクライニング動作許可範囲が当該相対距離の近接に伴い段階的に車両前方向側に減少するように設定してもよい。
・上記実施形態では、リアECU15rのみに小空間マップ及び大空間マップを設けたが、フロントECU15fのみに小空間マップ及び大空間マップを設け、フロントECU15fが第1及び第2制限信号S_li1,S_li2を出力してもよい。この場合、リアECU15rは、リアシート1rのシート要素SEの動作位置をフロントECU15fに通知する。また、フロントECU15f及びリアECU15rにそれぞれ小空間マップ及び大空間マップを設け、制限信号を出力せず、各ECUでシート要素SEの位置調整を制限してもよい。さらに、フロントシート1f及びリアシート1rを1つのECUで制御してもよい。
・上記実施形態では、フロントECU15fは、シートクッション2fのスライド位置及びシートバック3fのリクライニング位置の大まかな動作位置を動作位置信号S_spとして出力したが、パルス信号Sp1f,Sp2fに基づいて得られた厳密な動作位置を出力してもよい。
・上記実施形態において、リアシート1rへの乗員の着座が検知された場合に、フロントオート動作によるフロントシート1fのシート要素SEの車両後方向への位置調整、又はリアオート動作によるリアシート1rのシート要素SEの車両前方向への位置調整のいずれか一方のみを制限するようにしてもよい。
・上記実施形態において、リアシート1rへの乗員の着座が検知された場合、フロントマニュアル動作によるフロントシート1fのシート要素SEの車両後方向への位置調整を、フロントオート動作によるフロントシート1fのシート要素SEの車両後方向への位置調整と同様に、大空間マップに基づいて制限してもよい。
・上記実施形態において、リアシート1rへの乗員の着座が検知された場合に、リアマニュアル動作によるリアシート1rのシート要素SEの車両前方向への位置調整を、リアオート動作によるリアシート1rのシート要素SEの車両前方向への位置調整と同様に、大空間マップに基づいて制限してもよい。
・上記実施形態では、小空間マップ及び大空間マップに基づいて、フロントオート動作によるフロントシート1fのシート要素SEの車両後方向への位置調整、及びリアオート動作によるリアシート1rのシート要素SEの車両前方向への位置調整を制限した。しかし、これに限らず、例えばフロントシート1fの及びリアシート1rの各シート要素SEを所定の関数式に代入し、しきい値と比較することで、フロントシート1f及びリアシート1rの位置調整を制限するか否かを判断するようにしてもよく、その方法は適宜変更可能である。
・上記実施形態では、モータM1f,M2fを駆動源としたアクチュエータ11f,12f、モータM1r〜M3rを駆動源としたアクチュエータ11r〜13rを用いたが、これに限らず、各シート要素の動作位置を調整できれば、アクチュエータの構成は適宜変更可能である。また、パルス信号Sp1f,Sp2f、パルス信号Sp1r〜Sp3rに基づいて各シート要素SEの動作位置を検出せず、例えば各シート要素SEに変位センサを設けて動作位置を直接検出してもよく、動作位置の検出方法は適宜変更可能である。
・上記実施形態では、着座センサ22としてシートクッション2rの着座面2raに感圧部を形成するメンブレンスイッチを用いたが、これに限らず、例えば荷重センサや静電容量センサ等を用いてもよい。
・上記実施形態において、3列以上のシートがある車両に本構成の制御を適用してもよく、例えば3列シートの車両に本構成を適用する場合、一列目シートをフロントシートとすれば二列目シートがリアシートとなり、また、二列目シートをフロントシートとすれば三列目シートがリアシートとなる。
・上記実施形態では、フロントシート1fをシートクッション2fのスライド位置、シートバック3fのリクライニング位置を調整可能なシートとして構成したが、これに限らず、少なくとも車両前後方向への変位を伴うシート要素SEの位置を調整可能であればよく、フロントシート1fの構成は適宜変更可能である。例えばシートクッション2fのリフト位置を調整可能としてもよく、この場合には、車両後方向への変位を伴うリフト位置の調整を制限することになる。同様に、リアシート1rの構成も、少なくとも車両前後方向への変位を伴うシート要素SEの位置を調整可能であれば、適宜変更可能である。
1f…フロントシート、1r…リアシート、2f,2r…シートクッション(シート要素)、3f,3r…シートバック(シート要素)、5r…オットマン(シート要素)、11f,11r…シートスライドアクチュエータ、12f,12r…シートリクライニングアクチュエータ、13r…オットマンアクチュエータ、15f…フロントECU(動作位置検出部、制御部、制限部)、15r…リアECU(着座検知部、動作位置検出部、制御部、制限部)、21f…フロント操作スイッチ(フロント操作部)、21r…リア操作スイッチ(リア操作部)、22…着座センサ、23…車内ネットワーク、31f,31r…メモリ(記憶部)、B1,B2…境界線、SE…シート要素、M1f,M2f,M1r〜M3r…モータ、SB1,SB2…補助境界線、S_li1…第1制限信号、S_li2…第2制限信号。

Claims (5)

  1. 車両前部側のフロントシートの後方向に並んで配置されるリアシートへの乗員の着座を検知する着座検知部と、
    駆動源からの駆動力により位置調整が可能な前記フロントシート及び前記リアシートの各シート要素の動作位置を検出する動作位置検出部と、
    前記フロントシートの所定フロントシート位置及び前記リアシートの所定リアシート位置を記憶する記憶部と、
    所定のフロントオート動作開始条件の成立により前記フロントシートを前記所定フロントシート位置に自動で移動するフロントオート動作、及び所定のリアオート動作開始条件の成立により前記リアシートを前記所定リアシート位置に自動で移動するリアオート動作を行う制御部と、
    前記リアシートを車両前方向へ移動させるとき、前記着座検知部により前記リアシートへの乗員の着座が検知された場合、前記動作位置検出部の検出結果に基づいて、前記フロントオート動作による前記フロントシートのシート要素の車両後方向への位置調整及び前記リアオート動作による前記リアシートのシート要素の車両前方向への位置調整の方を、前記リアシートへの乗員の着座が検知されない場合に比べて小さく制限する制限部と、を備えた車両用シート制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用シート制御装置において、
    前記制御部は、フロント操作部への操作入力に応じて前記フロントシートのシート要素の動作位置を調整するフロントマニュアル動作を行うものであって、
    前記制限部は、前記着座検知部により前記リアシートへの乗員の着座が検知された場合でも、前記フロントマニュアル動作による前記フロントシートのシート要素の車両後方向への位置調整を、前記リアシートへの乗員の着座が検知されない場合に比べて小さく制限しない車両用シート制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用シート制御装置において、
    前記制御部は、リア操作部への操作入力に応じて前記リアシートのシート要素の動作位置を調整するリアマニュアル動作を行うものであって、
    前記制限部は、前記着座検知部により前記リアシートへの乗員の着座が検知された場合でも、前記リアマニュアル動作による前記リアシートのシート要素の車両前方向への位置調整を、前記リアシートへの乗員の着座が検知されない場合に比べて小さく制限しない車両用シート制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用シート制御装置において、
    前記フロントシートのシート要素は、車両前後方向の変位を含むスライド動作によりスライド位置を調整可能なシートクッション、及び車両前後方向の変位を含むリクライニング動作によりリクライニング位置を調整可能なシートバックを含み、
    前記リアシートのシート要素は、車両前後方向の変位を含むスライド動作によりスライド位置を調整可能なシートクッション、及び車両前後方向の変位を含む傾動伸縮動作により傾動伸縮位置を調整可能なオットマンを含む車両用シート制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用シート制御装置において、
    前記記憶部は、
    前記フロントシートのシート要素を位置調整可能な動作範囲と前記リアシートのシート要素の位置調整可能な動作範囲とを、該フロントシートと該リアシートとの間の空間が小さくなるように設定した小空間マップと、
    前記フロントシートのシート要素を位置調整可能な動作範囲と前記リアシートのシート要素の位置調整可能な動作範囲とを、該フロントシートと該リアシートとの間の空間が前記小空間マップよりも大きくなるように設定した大空間マップと、を記憶し、
    前記制限部は、
    前記着座検知部により前記リアシートへの乗員の着座が検知されない場合には前記小空間マップに基づいて、前記フロントオート動作による前記フロントシートのシート要素の車両後方向への位置調整及び前記リアオート動作による前記リアシートのシート要素の車両前方向への位置調整の少なくとも一方を制限し、
    前記着座検知部により前記リアシートへの乗員の着座が検知された場合には前記大空間マップに基づいて、前記フロントオート動作による前記フロントシートのシート要素の車両後方向への位置調整及び前記リアオート動作による前記リアシートのシート要素の車両前方向への位置調整の少なくとも一方を制限する車両用シート制御装置。
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