JP6391091B2 - ピンバッジ - Google Patents

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本発明は、衣服や服飾小物類等に取り付けて使用されるピンバッジに関する。
ピンバッジは、バッジ裏面に垂直なピンを有する通常金属製の小型バッジであり、ピンバッチ、ピンバッヂ、ピンズとも呼ばれる。ピンバッジは、バッジ裏面のピンを衣服等の布地に刺し、布地の反対側からピン留め部材を嵌合させることで、衣服等に取り付けられる。
ピンバッジは、装飾品、例えば、記念品、ノベルティ、お土産品、校章や社章などの徽章として用いられる。これらの用途においては高級感のある外観が求められることが多く、したがって大半のピンバッジには金や銀などを用いた金属メッキ加工が施されている。
ピンバッジの製法としては、擬七宝加工、プレス加工、エッチング加工、オフセット印刷加工などが知られているが、これらの製法のいずれにおいても、真鍮などの金属板を金型でプレスして打ち抜く工程によりピンバッジの基本形状が形成される。したがって、ピンバッジの形状を変更するには金型を作り直す必要があり、少量多品種製造の際のコスト高の要因となっている。
また、金型の作製には時間を要すること、およびオフセット印刷加工以外の従来製法においては色入は手差しにより行われるため、ピンバッジの製造はもっぱら人件費が安価な外国で行われていることから、ニーズに応じた迅速な製造にも対応できないという問題がある。
ピンバッジの製法としては他にダイキャスト加工、ラバーキャスト加工などの方法もあるが、いずれもやはり型を作製しなければならず、問題解決には至っていない。
本発明は、装飾品としてのピンバッジの美的外観を従来品と同等に維持しつつ、上述の製造上の課題を解決することを目的とする。
本発明者らは、加工が容易な樹脂をピンバッジの材料として用いることで上記課題を解決できることを見出し、下記の各発明を完成させた。
(1)
樹脂からなるバッジ部とバッジ部裏面に設けられたピンとを有するバッジ部材、および
ピン留め部材
から構成されるピンバッジであって、前記バッジ部と前記ピンとが一体的にメッキされている、前記ピンバッジ。
(2)
前記バッジ部と前記ピンとがベースプレートを介して連結されており、前記バッジ部、前記ピンおよび前記ベースプレートが一体的にメッキされている、(1)に記載のピンバッジ。
(3)
(i)板状の樹脂をカットして、バッジ部とこれに対応した形状の孔を有する枠部材とを製造する工程、
(ii)バッジ部の一方の面にピンを連結する工程、
(iii)ピンが連結されたバッジ部材をメッキする工程、
(iv)メッキされたバッジ部材を枠部材の孔に嵌めて、バッジ部材を枠部材に固定する工程、ならびに
(v)枠部材に固定されたバッジ部材に印刷を施す工程
を含む、樹脂からなるピンバッジの製造方法。
本発明によれば、バッジ部の材料として樹脂を用いることで、従来よりも遙かに形状等のデザインの自由度が高い、かつ簡便に製造可能なピンバッジが提供される。また、本発明のピンバッジは、ほぼ全体にメッキが施されていることから、従来の金属製ピンバッチと遜色ない、高級感のある外観を有する。さらに、本発明のピンバッジにおいて、バッジ部とピンとの間にベースプレートを設けて両者をより強固に連結させることで、ピンバッジとしての頑強性を高めることができる。
本発明のピンバッジの一態様を表す断面図である。 本発明のピンバッジの別の態様を表す断面図である。 本発明のピンバッジの製造方法における各工程の一例を示す図である。
本発明は、樹脂からなるバッジ部とバッジ部裏面に設けられたピンとを有するバッジ部材、およびピン留め部材から構成されるピンバッジであって、前記バッジ部と前記ピンとが一体的にメッキされている、前記ピンバッジに関する。以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明のピンバッジの断面構造を図1および図2に例示的に示す。図1の態様において、バッジ部材1はバッジ部2およびピン3から構成され、バッジ部2の裏面にピン3が垂直に設けられる。図2に示す態様では、バッジ部材1はさらにベースプレート6を有しており、ベースプレート6の一方の面はバッジ部2の裏面に接着され、他方の面にはピン3が垂直に設けられる。上記いずれの態様においても、バッジ部材1の外表面は、ピン3の先端部を除いて、一体的にメッキ4が施されている。ピン3を衣服等の布地に刺し、布地の裏側からピン留め部材5と嵌合させることで、ピンバッジは布地に取り付けられる。
<バッジ部>
本発明のピンバッジにおいて、バッジ部は樹脂からなる。使用される樹脂は、バッジとして使用可能な程度の加工性および耐久性を持つ樹脂であればよく、アクリル樹脂が特に好ましい。
バッジ部の形状は、バッジとして機能し得るかぎり任意であり、自由に設計することが可能である。また、後述のピンまたはベースプレートとの接着が妨げられないかぎり、バッジ部の外面、特に裏面に梨地加工、石目加工などの表面加工を施してもよい。
バッジ部の大きさに制限はなく、通常のピンバッジと同程度であればよい。具体的には、長径、短径のそれぞれが20mm〜50mmの範囲内、好ましくは20mm〜40mmの範囲内、より好ましくは25mm〜30mmの範囲内であることができる。
バッジ部の厚さは、バッジとして布地に取り付け可能である限り任意であるが、薄すぎるとバッジが容易に破損し、一方で厚すぎるとバッジ重量が重くなって取り付けた布地を傷める可能性があることから、1mm〜2mm程度が好ましい。また、バッジ部の厚さは一様である必要はなく、デザインに応じて厚みを部分毎に変えることも可能である。
上記のような形状を持つバッジ部は、例えば、板状の樹脂をレーザー加工機(レーザーカッター、レーザー彫刻機など)を用いてカットすることで、作製することができる。
<ピン>
本発明のピンバッジは、バッジ部の裏面に、好ましくは垂直方向にピンを有する。かかるピンは、従来のピンバッジに一般的に用いられるピンであり、例えば、針状またはネジ状の形状であり、皿状の頭部を持つ、真鍮などの金属製のピンである。また、ピンは、バッジ部の形状および重量等に応じて、1のバッジ部に対して1または複数を設けることができる。
ピンは、接着剤を用いてバッジ部裏面に接着されて連結される。接着剤は、ピンおよびバッジ部の材質および形状に応じて、市販品のなかから適宜選択され、使用される。
<メッキ>
本発明のピンバッジにおいて、バッジ部、ピン、および任意選択でさらにベースプレートにより構成されるバッジ部材は、一体的にメッキされている。この一体的なメッキは、ピンバッジに金属様の外観をもたらすために行われるものであり、これにより樹脂製のピンバッジに装飾品としての高級感が付与され、また耐久性が向上する。
ピンバッジは通常、ピン留め部材がピンに嵌合した状態で流通し、保管され、また使用される。したがって、本発明において、メッキは、通常ピン留め部材により隠されて外観上視認することができないピンの先端部については必ずしも施されなくてもよい。一方、容易に視認可能な部位、すなわちピン先端部を除くバッジ部材の外表面については、一体的にメッキされている必要がある。
バッジ部材へのメッキは、樹脂に適用可能であることが知られている任意の樹脂メッキ方法により行うことができる。代表的な樹脂メッキ方法は、エッチング(表面粗化)、キャタリスト(触媒付与)、アクセレーター(活性化)、無電解メッキ、電気メッキの各基本工程から構成される。これらの工程において使用される薬剤の種類・濃度等の条件の詳細は、メッキする金属の種類や、バッジ部に用いられる樹脂の材質等に応じて、当業者により適宜決定される。
上述のような一体的なメッキを実現するため、バッジ部材の全体を各種薬剤溶液の入った槽に浸漬させる一般的な樹脂メッキ方法を採用することができる。また、ピンの先端部をメッキしない本発明の態様においては、スプレーメッキ方法を採用することもできる。この場合、バッジ部材のピン先端部を把持し、先端部以外に薬剤溶液を噴霧することでメッキが施される。スプレーメッキは、例えば、スプレー式銀鏡塗装システム(株式会社表面化工研究所、Metalize Finishing System)を用いて行うことができる。このシステムは、アンダーコート、銀薄膜形成、トップコートの3プロセスにより対象物の表面に銀メッキを施すものであり、トップコートに着色料を配合することにより銀メッキに様々な色を付けることも可能である。
<枠部材への固定および印刷>
メッキされたバッジ部材は、印刷により彩色を施すことができる。印刷方法は、樹脂に対して印刷可能な方法であればよく、例えば、シルクスクリーン印刷、オフセット印刷、インクジェット印刷などを挙げることができるが、版の作製が不要である点、インク層が厚く良好な発色が得られる点でインクジェット印刷が特に好ましい。印刷は、バッジ部の表面、すなわちピンが設けられた面と反対側の面に対して行われる。
版または印刷データの情報を正確に転写するため、バッジ部材は、その表面がプリンタ内の所定の位置に設置されるよう精密な位置決めを要する。しかしながら、形状が任意であり、また裏面にピンを有する不安定な構造であるため、バッジ部材をそのままプリンタ内に設置して位置決めすることは難しく、治具を用いて固定される。
治具は、プリンタの動作を妨げずにバッジ部材を所定の位置に固定できるかぎりいかなるものであってもよいが、バッジ部の形状に対応した孔を有する枠部材を用いるのが好ましい。かかる枠部材は、典型的には、バッジ部を切り出した後の樹脂板である。バッジ部を切り出した後の樹脂板は、当然にバッジ部の形状に対応した孔を有することから、あらゆる形状のバッジ部に対して用いることができる点で、枠部材として優れている。
なお、樹脂板から切り出された直後のバッジ部を元の樹脂板に嵌め戻しても、バッジ部と樹脂板との間に隙間が生じることから、バッジ部は適切に固定されない。一方、メッキ後のバッジ部は金属薄膜により横方向の厚みが増していることから、元の樹脂板に嵌め戻しても樹脂板との隙間は生じない。以上の理由から、バッジ部を切り出した後の樹脂板は、メッキされたバッジ部材を固定する治具として好適である。
なお、バッジ部材の高さは、バッジ部裏面にピンを設けた分、元の樹脂板の厚みより大きくなっている。したがって、バッジ部を切り出した後の樹脂板をそのまま枠部材として用いることはできず、ピンの長さに合わせた高さの調節が必要である。
高さの調節は、ウレタンスポンジ等の高さ調節部材を樹脂板に接着させ、樹脂板と高さ調節部材とを合わせた高さがバッジ部材の高さを上回るようにすることで行われる。なお、高さ調節部材がバッジ部材のピンに接触すると印刷にズレが生じる可能性があるため、高さ調節部材は、ピンに対応する部分に孔を有することが好ましい。
バッジ部材への印刷においては、彩色を行う前に白色インクで下地処理を行うことで、より鮮やかな発色を実現することができる。
バッジ表面の損傷や摩擦による印刷のはがれを防止するため、印刷後のバッジ部材に必要に応じてエポキシ樹脂などの透明樹脂による被膜をさらに施してもよい。
<ベースプレート>
本発明のピンバッジは、その一態様において、バッジ部とピンとの間にベースプレートを有する。一般にピンバッジは、布地に刺されたピンがバッジ全体を支えられるよう、バッジ部とピンとが強固に連結されている必要がある。従来の金属製ピンバッジにおいては、金属と金属とを強固に接着させるロウ付けなどの溶接により、バッジ部にピンが連結される。一方、本発明のピンバッジはバッジ部が樹脂であるため、接着強度をより高める必要がある場合、バッジ部とピンとの間にベースプレートが設けることができる。
ベースプレートの大きさは、バッジ部の材質、形状および重量、用いられる接着剤の種類、ピンの本数などによって適宜設定することができるが、例えば前述したようにバッジ部の長径、短径のそれぞれが20mm〜50mmの範囲内である場合、径1cm程度のベースプレートを使用することが可能である。また、ベースプレートの大きさは、バッジ部の裏面面積の3〜100%、好ましくは5〜100%、より好ましくは6〜95%、さらにより好ましくは8〜90%となるように設定することもできる。
ベースプレートの厚さおよび形状は、バッジ部とピンとを強固に連結させるという目的が達成されるかぎり制限はないが、厚さは0.1mm〜0.3mm程度、形状は円形、楕円形または四角形の平板であることが好ましい。またベースプレートの材質も上記目的が達成されるかぎり制限はないが、一般に金属製であるピンとの連結を考慮すると、好ましくは金属製である。
ベースプレートは、ピンの本数に応じて1のバッジ部に対して複数設けることができ、それぞれのベースプレートは1以上のピンを有する。
ベースプレートの一方の面は、接着剤を用いてバッジ部裏面に接着される。接着剤は、バッジ部およびベースプレートの材質および形状に応じて、市販品のなかから適宜選択され、使用される。
ベースプレートの反対側の面は、ピンと連結される。ベースプレートとピンとの連結は、それぞれの材質に応じた手段により行われ、例えば両方とも金属製の場合は溶接により連結することが可能である。また、ベースプレートおよびピンは、一体的に成形されたものであってもよい。
このようにベースプレートはバッジ部裏面およびピンと連結された態様で用いられるが、製造工程における連結の順番は、メッキ工程の前に連結が行われるかぎり、任意である。したがって、一例として、最初にバッジ部裏面にベースプレートを接着させ、その後にベースプレートにピンを溶接することも可能であり、またはベースプレートとピンとを予め溶接により連結させた後に、もしくはベースプレートとピンを一体的に成形した後に、ベースプレートをバッジ部裏面に接着させることも可能である。
<ピン留め部材>
本発明のピンバッジは、バッジ部材のピンとピン留め部材とが嵌合することで、布地に取り付けられる。ピン留め部材としては、従来のピンバッジに一般的に用いられるピン留め部材を用いることができ、例えばピンが針状である場合はバタフライクラッチ等のピン留め部材を、ピンがネジ状である場合はピンと嵌合するようにネジ切りされたピン留め部材を用いることができる。また、1のピンバッジにおいて、ピンの本数に対応した数のピン留め部材が用いられる。
<製造方法>
本発明はまた、
(i)板状の樹脂をカットして、バッジ部およびこれに対応した形状の孔を有する枠部材を製造する工程、
(ii)バッジ部の一方の面にピンを連結する工程、
(iii)ピンが連結されたバッジ部材をメッキする工程、
(iv)メッキされたバッジ部材を枠部材の孔に嵌めて、バッジ部材を枠部材に固定する工程、ならびに
(v)枠部材に固定されたバッジ部材に印刷を施す工程
を含む、樹脂からなるピンバッジの製造方法に関する。かかる製造方法における各々の工程は既に述べたとおりであるが、その一例を図3に示す。
図3に示した態様では、まず工程(i)において、コンピューター上で設計されたバッジ部の外周ラインの情報に従ってレーザーカッターを用いて板状の樹脂をカットし、バッジ部および枠部材を製造する。写真番号1はカットした直後の板状の樹脂、写真番号2はこれからバッジ部を取り除いた枠部材である。
続く工程(ii)でバッジ部の一方の面にピンを接着した後、工程(iii)でバッジ部材をメッキする。バッジ部材のピン先端部を割箸に刺して固定した状態で、割箸を回転させながら全体にスプレーメッキを施す。写真番号3〜5は、スプレー式銀鏡塗装システム(株式会社表面化工研究所、Metalize Finishing System)を用いた場合のアンダーコート、銀鏡メッキ、トップコートの各処理工程を示している。
その後の工程(iv)でメッキ後のバッジ部材をウレタンスポンジで高さ調節した枠部材に嵌めて固定し(写真番号6)、オンデマンド方式のUVインクジェットプリンターで印刷を行う。最後に、任意選択で、バッジ部の印刷面、すなわちピンが接着していない面にエポキシ樹脂の盛り付け(写真番号7)を行ってもよい。
以下の実施例によって本発明をさらに詳細に説明する。
<実施例1>
2mm厚のA4サイズのアクリル板を材料として、ピンバッジを製造した。レーザーカッター機(コムネット株式会社、GCC LaserPro C180II−30W)を用いてアクリル板から長径28mm×短径20mmのハート形のバッジ部を切り出した後、シアノアクリレート系接着剤(ヘンケルジャパン株式会社、LOCTITE 420)を用いてバッジ部の一方の面に長さ8mmの真鍮製ピンを接着させ、バッジ部材を作製した。
また、バッジ部を切り出した後のアクリル板に、10mm厚のウレタンスポンジを貼り付け、枠部材を作製した。なお、枠部材として使用した際にバッジ部材のピンがスポンジに当たらないよう、このウレタンスポンジはピンに対応する位置に孔を開けてある。
次いで、無塵環境下、バッジ部材のピン先端部を把持しながら、スプレー式銀鏡塗装システム(株式会社表面化工研究所、Metalize Finishing System)を用いてバッジ部材に銀メッキを施した。
メッキ後のバッジ部材をピンが付いていない面を上にした状態で枠部材に嵌め、UVインクジェット8色機(ローランドディージー株式会社製)を用いてバッジ部表面への印刷を行った。
最後にピン留め部材を嵌合して、ピンバッジを完成させた。
<実施例2>
実施例1において、アクリル板から切り出したバッジ部の一方の面に真鍮製ピンを接着させる代わりに、予め真鍮製ピンを溶接した直径1cmの円形真鍮製ベースプレートを接着させたこと以外は実施例1と同様の方法で、ベースプレートを有するピンバッジを作製した。
実施例1および2において製造したピンバッジは、従来の金属製ピンバッジと同等の金属光沢を持ち、高級感のある外観を有していた。また、衣服に取り付けて使用したところ、ピンがバッジ部材から脱落する等の不具合は認められず、従来の金属製ピンバッジ同様の強度を有することが確認された。
本発明のピンバッジは、樹脂製のバッジ部とピンとが一体的にメッキされているという新たな構成を有する。これにより、従来の金属製ピンバッジと同等の外観を維持しながらも、より装飾性の高い斬新なデザインを低コストかつ簡便に実現することができる。
1 バッジ部材
2 バッジ部
3 ピン
4 メッキ
5 ピン留め部材
6 ベースプレート

Claims (1)

  1. (i)板状の樹脂をカットして、バッジ部およびこれに対応した形状の孔を有する枠部材を製造する工程、
    (ii)バッジ部の一方の面にピンを連結する工程、
    (iii)ピンが連結されたバッジ部材をメッキする工程、
    (iv)メッキされたバッジ部材を枠部材の孔に嵌めて、バッジ部材を枠部材に固定する工程、ならびに
    (v)枠部材に固定されたバッジ部材に印刷を施す工程
    を含む、樹脂からなるピンバッジの製造方法。
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