JP3174151U - 装飾具及びネクタイ - Google Patents
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Abstract
【課題】安価に製造でき且つピンが抜け難い装飾具を提供する。
【解決手段】装飾具100は、表面に装飾面1を備え且つ裏面2にピン3が突出した円形の本体4と、本体4に対して着脱固定可能な固定具5とからなる。固定具5は樹脂製の一体成形体で、本体4の円形部分と略同一の径を有する平面状の押え部7と、押え部7の裏面8から突出したつまみ部9とからなる。押え部7の押え面10の中央には、本体4のピン3を挿入し得る穴11が設けられる。穴11は、本体4のピン3に対して締りばめになる。
【選択図】図5
【解決手段】装飾具100は、表面に装飾面1を備え且つ裏面2にピン3が突出した円形の本体4と、本体4に対して着脱固定可能な固定具5とからなる。固定具5は樹脂製の一体成形体で、本体4の円形部分と略同一の径を有する平面状の押え部7と、押え部7の裏面8から突出したつまみ部9とからなる。押え部7の押え面10の中央には、本体4のピン3を挿入し得る穴11が設けられる。穴11は、本体4のピン3に対して締りばめになる。
【選択図】図5
Description
本考案は、ネクタイ等に取り付けて使用する装飾具及びネクタイに関するものである。
従来から特許文献1に記載のような装飾具が知られている。この装身具の止め具は、ハウジング内にピンを挟む一組のボールを設け、このボールの位置を移動させる球体押圧部材を前記ハウジングに対して出し入れ可能に設けた構成である。この止め具では、ピンを挿入すると、球体押圧部材がコイルスプリングの力により前記ボールをテーパ面に押し付け、ボールを中央に移動させることで前記ピンを挟んで固定する。
従来の止め具では、ピンを止めるための機構が複雑で製作コストがかかるという問題点があった。また、ボールによりピンを挟む構造では、ピンが抜けやすいという問題点があった。この考案は、係る問題点を解決するためになされたものである。
本考案の装飾具は、装飾面を有すると共に固定用のピンが裏面から突出した本体と、前記ピンを締りばめの状態で挿入する穴を中央に設けると共に前記本体の裏面に対向する押え面を設けた押え部を有する樹脂一体成形体の固定部とを備えたことを特徴とする。
本体のピンをネクタイ等に突き刺し、裏面に突出したピンを固定部の穴に挿入する。ピンと穴とは締りばめになっており、穴内面が樹脂面となり摩擦力が高くなっているので、固定部によりピンをしっかりと保持できる。また、固定部を押し込むことで押え部の押え面と本体の裏面とでネクタイを挟むことができる。これにより、装飾具をしっかりとネクタイに固定できる。また、固定具が樹脂一体成形であるため安価に製造できる。
また、本考案の装飾具は、上記考案において、更に、前記固定具には、板状で且つ半円状のつまみ部が設けられ、前記穴はつまみ部内に形成されていることを特徴とする。
また、本考案の装飾具は、上記考案において、前記本体の裏面又は前記固定具の押え面に、滑り止め面を設けたことを特徴とする。
本考案のネクタイは、上記考案のいずれれか一つに記載の装飾具と、当該装飾具を取り付ける取付部とを備えたことを特徴とする。
図1は、この考案に係る装飾具を示す正面図である(背面図は正面図と同一に現れる)。図2は、図1に示した装飾具の右側面図(左側面図は右側面図と同一に現れる)、図3は、図1に示した装飾具の上面図、図4は底面図である。図5は、図1に示した装飾具の組立図である。この装飾具100は、表面に装飾面1を備え且つ裏面2にピン3が突出した円形の本体4と、本体4に対して着脱固定可能な固定具5とからなる。本体4は金属製である。装飾面1にはシール、印刷、レーザ加工等により装飾を施す。なお、装飾面1には装飾のために様々な部材を取り付けることができる。例えば、陶器製、樹脂製の装飾部材を本体4の装飾面1に貼り付けても良い。
本体4のピン3は、4mm以上7mm以下の長さであり、先端は尖っている。ピン3には抜け止めとして表面に小さな凹凸を形成しても良い。ピン3の直径は、0.5mm以上1.5mm以下である。また、本体4の裏面2には、滑り止め面6として微細な凹凸を形成しても良いし、シート状のゴムを設けても良い(図5にて点線で示す)。
固定具5は硬質ゴムやプラスチック等の樹脂製の一体成形体であり、本体4の円形部分と略同一の径を有する平面状の押え部7と、押え部7の裏面8から突出したつまみ部9とからなる。つまみ部9は、ユーザが指で摘みやすいよう略板状である。また、つまみ部9は衣類に引っ掛かったり、皮膚に押し付けられても痛くないように半円形となる。押え部7の押え面10の中央には、本体4のピン3を挿入し得る穴11が設けられている。この穴11は、押え面10から前記板状のつまみ部9の内部にかけて形成される。このため、前記つまみ部9の突出方向の寸法は、ピン3を穴11に挿入した際の当該ピン3より大きくなる。
当該穴11は、前記本体4のピン3に対して締りばめになるような直径とする。また、固定具5が樹脂一体成形体であるため穴内面は金属等に比べて高い摩擦力を備える。当該ピン3に小さな凹凸が形成されている場合、当該凹凸が穴11の内面に引っ掛かるのでピン3が抜け難くなる。この凹凸は、ピン3と穴11との摩擦力を低下しないような形状とする。例えば、断面が鋸歯状等の穴内部に凹凸が引っ掛かるような形状とするのが好ましい。穴11の奥行は、最大でピン3の長さと略同じとする。また、押え面10には、滑り止め面として微細な凹凸を形成しても良いし、シート状のゴムを設けても良い。
図6は、この装飾具をネクタイに装着した場合の例を示す説明図である。同図に示すように、ネクタイ50の幅広部分であって且つネクタイ50をユーザが装着した状態で下端に位置する部分に装飾具100を取り付ける。なお、図6の取付位置は一例であり、装飾具100の取付位置は当該位置に限定されるものではない。この取付位置には、予め取付用の穴を設けておいても良い。
まず、前記取付位置において、本体4のピン3をネクタイ50の表側から突き刺す。これにより、ネクタイ50の裏側に前記ピン3が突出する。次に、前記固定具5の穴11にピン3を挿入する。固定具5の穴11にピン3を強く押し込むことで当該ピン3が穴11に入る。ピン3と穴11とは締りばめになっており、また、固定具5は樹脂製で一定の弾性を有するので、ピン3を差し込んだ状態で当該ピン3が締めつけられて保持される。また、ピン3と穴内面との摩擦力によりピン3の抜けが防止される。
更に、そのまま前記ピン3を穴11に強く押し込むと、図7に示すように、固定具5の押え部7と本体4の裏面2とでネクタイ50を挟む形になる。即ち、この装飾具100は、ネクタイ50に対してピン3を差し込んだ際に形成された穴11で固定される他、押え部7と本体4の裏面2とで挟むことでネクタイ50に固定される。このため、ネクタイ50にあけた穴に力が集中してネクタイ50の穴が拡がってしまうことを防止できる。更に、本体4の裏面2又は押え面10に滑り止め面6を設けた場合、押え部7と本体4の裏面2とでしっかりとネクタイ50を挟むことができるので、ネクタイ50に空けた穴に負担をかけることがない。
更に、固定具5と本体4のピン3とが締りばめの関係になるので、固定具5の押し込み具合によりネクタイ50の狭持力を調整できる。また、本体4のピン3の一部が固定具5の穴11に挿入できれば当該装飾具100を取り付けることができるので、様々な厚さのネクタイに対応できる。
以上、この考案の装飾具100によれば、固定具5が樹脂一体成形体であるため構造が簡単で安価に製造できる。また、ピン3と穴11とは、締りばめの関係であり且つ高い摩擦力を持って挿入されるので、ピン3の抜けが防止される。更に、本体4の裏面2と押え面10とにより挟むことでネクタイ50にしっかりと固定できる。なお、上記ではネクタイ50に装飾具100を設けた例を示したが、装飾対象はネクタイ50に限定されない。
100 装飾具
1 装飾面
3 ピン
4 本体
5 固定具
7 押え部
9 つまみ部
10 押え面
11 穴
1 装飾面
3 ピン
4 本体
5 固定具
7 押え部
9 つまみ部
10 押え面
11 穴
Claims (4)
- 装飾面を有すると共に固定用のピンが裏面から突出した本体と、
前記ピンを締りばめの状態で挿入する穴を中央に設けると共に前記本体の裏面に対向する押え面を設けた押え部を有する樹脂一体成形体の固定部と、
を備えたことを特徴とする装飾具。 - 更に、前記固定具には、板状で且つ半円状のつまみ部が設けられ、前記穴はつまみ部内に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の装飾具。
- 前記本体の裏面又は前記固定具の押え面に、滑り止め面を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の装飾具。
- 請求項1〜3のいずれれか一つに記載の装飾具と、当該装飾具を取り付ける取付部とを備えたことを特徴とするネクタイ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011007632U JP3174151U (ja) | 2011-12-23 | 2011-12-23 | 装飾具及びネクタイ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011007632U JP3174151U (ja) | 2011-12-23 | 2011-12-23 | 装飾具及びネクタイ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3174151U true JP3174151U (ja) | 2012-03-08 |
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Family Applications (1)
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JP2011007632U Expired - Fee Related JP3174151U (ja) | 2011-12-23 | 2011-12-23 | 装飾具及びネクタイ |
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JP (1) | JP3174151U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016073564A (ja) * | 2014-10-08 | 2016-05-12 | 株式会社ビーバープランニングセンター | ピンバッジ |
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2011
- 2011-12-23 JP JP2011007632U patent/JP3174151U/ja not_active Expired - Fee Related
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