JP3205667U - 缶バッチ - Google Patents

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靖志 松永
靖志 松永
慶仁 楠
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Abstract

【課題】宝石を貼り付けたような装飾を印刷技術で実現した缶バッチを提供する。【解決手段】缶バッチは、缶バッチ本体10と印刷紙20を有する。印刷紙20は、厚盛り印刷された立体的な第1の模様パターンを有し、缶バッチ本体10に取り付けられる。印刷紙20は、金属光沢を施した紙であり、該金属光沢を施した紙に透過性のインクを厚盛りして第1の模様パターンが形成されている。印刷紙20は、平面印刷された第2の模様パターンをさらに有する。印刷紙20は、白又は他の所定の色で印刷され該印刷紙の金属光沢が遮られた第1の部分を有し、該第1の部分の上に第2の模様パターンの少なくとも一部が印刷される。また、印刷紙20は、該印刷紙の金属光沢が遮られていない第2の部分を有し、該第2の部分の上に第2の模様パターンの少なくとも一部が印刷されている。【選択図】図1

Description

本考案は缶バッチに係り、特に疑似ジュエリー印刷した缶バッチに関する。
従来から、コート紙などの用紙に模様を印刷して缶バッチ本体に取り付けた缶バッチが知られており、多様な模様の缶バッチが流通している。印刷方法としては、例えばスクリーン印刷が用いられている(例えば、非特許文献1参照)。
一方、宝石のようにキラキラと輝く粒状の模造宝石を複数張り付けて模様を形成するラインストーンが知られている。
"スクリーン印刷とは"、[online]、株式会社ムラカミ、平成28年5月14日検索、インターネット<http://www.murakami.co.jp/about/index.html>
ラインストーンは、模造宝石を個々に手作業で貼り付けていくことで模様を実現するため、個体差が生じやすく難しい作業である。また、ラインストーンは取り付けたあとも脱落が起こりやすく、一般に高価である。なお、缶バッチに直接ラインストーンを施そうとすると、缶バッチのサイズや緩やかな曲面であることから、ラインストーンを施す困難性がさらに増す。
一方、缶バッチへ取り付ける用紙への印刷は、宝石を貼り付けたような印刷はできなかった。
本考案は以上の点に鑑み、宝石を貼り付けたような装飾を印刷技術で実現した缶バッチを提供することを目的とする。
本考案の第1の態様によると、a)缶バッチ本体と、b)厚盛り印刷された立体的な第1の模様パターンを有し、缶バッチ本体に取り付けられた印刷紙とを備えた缶バッチを提供する。このように構成された缶バッチは、例えば、宝石を貼り付けたような疑似ラインストーンの装飾を印刷技術で実現することができる。
本考案の第2の態様によると、上述の第1の態様において、印刷紙は金属光沢を施した紙であり、該金属光沢を施した紙に透過性のインクを厚盛りして第1の模様パターンが形成されている。このように構成された缶バッチは、金属光沢により、第1の模様パターン部分がキラキラと輝いて見える。
本考案の第3の態様によると、上述の各態様において、印刷紙は、平面印刷された第2の模様パターンがさらに形成されている。このように構成された缶バッチは、厚盛り印刷された部分と平面印刷された部分を有し、多様な模様を印刷できる。
本考案の第4の態様によると、上述の各態様において、印刷紙は白又は他の所定の色で印刷され該印刷紙の金属光沢が遮られた第1の部分を有し、該第1の部分の上に第2の模様パターンの少なくとも一部が印刷され、また、印刷紙は該印刷紙の金属光沢が遮られていない第2の部分を有し、該第2の部分の上に第2の模様パターンの少なくとも一部が印刷されている。このように構成された缶バッチは、平面印刷された第2の模様パターンにおいても、印刷紙の金属光沢を利用して金色や銀色のように光沢がある色と光沢のない色を実現できる。
本考案の第5の態様によると、上述の各態様において、印刷紙は、該印刷紙の金属光沢が遮られていない第3の部分を有し、該第3の部分の上に第1の模様パターンが印刷されている。このように構成された缶バッチは、上述の第2の態様のように、金属光沢により、第1の模様パターン部分がキラキラと輝いて見える。
本考案の第6の態様によると、第1の模様パターンは、大きさが所定の範囲内にあるサンプルが所定の間隔をあけて複数配置されて構成されている。このように構成された缶バッチは、小さな宝石が並んだような模様を構成することができる。
本考案の第7の態様によると、サンプルは、予め定められた形状のモチーフでもよい。このように構成された缶バッチは、ラインストーンの各粒に相当するサンプルの形状を任意に選択でき、所望の形状のサンプルを用いた疑似ラインストーンを実現することができる。
本考案の第8の態様によると、サンプルは、ひとつのサンプル内で色のグラデーションを有してもよい。このように構成された缶バッチは、ラインストーンの各粒に相当するサンプルの色を任意に選択できるだけでなく、一サンプル内でのグラデーションも任意に選択でき、サンプルを用いた疑似ラインストーンの表現の幅が広がる。
本考案の他の態様によると、サンプルの大きさは例えば直径0.8mmから3.0mmであり、サンプル間の所定の間隔は、例えば0.2mm以上である。このような大きさで構成された缶バッチは、厚盛りされたサンプルの輝きが良い。
本考案によると、宝石を貼り付けたような装飾を印刷技術で実現した缶バッチを提供することができる。
本考案の実施の形態に係る缶バッチの説明図である。 本考案の実施の形態に係る缶バッチの断面図である。 本考案の実施の形態に係る缶バッチの印刷態様の説明図である。
図1は、本考案の実施の形態に係る缶バッチの説明図である。図2は、本考案の実施の形態に係る缶バッチの断面図である。図2は、図1のA−A’線での断面を概略的に示し、印刷面の凹凸などは省略している。
本実施の形態の缶バッチ1は、缶バッチ本体10と、印刷紙20とを備える。印刷紙20は、例えば、缶バッチ本体10の表面に圧着等により取り付けられる。この際、印刷紙20は、例えば透明なシート30で覆われて紙面が保護されても良い。なお、印刷紙20及びシート30を缶バッチ本体10に圧着する方法は、既知の装置又は器具を用いて行うことができる。この際、熱圧着や接着剤はなくても印刷紙20を缶バッチ本体10に取り付けることが可能である。缶バッチ本体10の裏面、すなわち印刷紙20が圧着された面と反対側の面には、安全ピン、クリップ、マグネットなどの取付具(図示せず)が設けられている。なお、取付具は省略してもよい。なお、図示する模様、形状は一例であり、これ以外の模様、形状でもよい。
本実施の形態に係る缶バッチ1の印刷紙20について説明する。印刷紙20は、金属光沢を施した紙であり、予め定められた第1の模様パターンが厚盛り印刷されている。厚盛り印刷された部分は、例えば、指先で触れると凹凸がわかる程度に立体的にインクが盛られている。透明性のインクを用いるとキラキラと輝いて見え、ラインストーンを貼り付けたように見える。
ここで厚盛り印刷を実現する手法の一例を説明する。厚盛り印刷では、シルクスクリーン印刷技法を利用し、UV(Ultraviolet)インキを他の一般的な印刷よりも厚く盛る。上述の第1の模様パターンに対応する予め定められた厚盛り用の版を用いて透明インクを刷り、紫外線を当ててインクを硬化させて隆起を形成する。隆起の高さは、例えば0.03mm〜0.2mmであるが、これに限定するものではない。
印刷紙20は、厚盛り印刷された第1の模様パターン以外に、予め定められた第2の模様パターンが平面印刷されてもよい。本明細書において、平面印刷とは、厚盛り印刷と区別するために用いるものであり、一般的な印刷手法により印刷することができる印刷である。例えば、オフセット印刷を利用することができるがこれに限定するものではない。
図3は、本実施の形態に係る缶バッチの印刷態様を示す説明図である。図3は、印刷紙20の断面を模式的に示したものである。印刷される各層の高さ及び各層間の高さのバランスは誇張されており、必ずしも図示の通りでなくてもよい。図3を参照して、本実施の形態に係る印刷紙への印刷態様をより詳細に説明する。
金属光沢が施された印刷紙20への印刷は、白地層(光沢遮断層)21と、着色層22と、厚盛層23を有する。白地層21の有無により、印刷紙20の金属光沢を遮る領域(第1の部分)と、印刷紙20の金属光沢を遮っていない領域(第2の部分、第3の部分)が形成される。なお、本実施の形態では白で説明するが、白以外の所定の色を用いてもよい。白地層21は、予め構成された版(白板)を用いてオフセット印刷などにより印刷することができる。着色層22は、白地層21を印刷した後に印刷される。着色層22も、白地層21と同様に、予め構成された版(デザイン版)を用いてオフセット印刷などにより印刷することができる。このようにすると、着色層22は白地層21の上に(すなわち第1の部分に)印刷されるか、又は、金属光沢が施された印刷紙20の上に(すなわち第2の部分に)直接印刷される。白地層21の上に着色層22が構成された着色領域31では、金属光沢が白地層21により遮られているため、着色層22で指定される色になる。一方、白地層21により金属光沢が遮られてなく、印刷紙20の上に着色層22が構成された光沢着色領域32では、金属光沢により着色層22で指定された色が輝いて見える。このようにすることで、例えば、金や銀などの色も実現できる。白地層21の上に着色層22が構成されない白地領域33は、白になる。例えば印刷したい模様パターン以外の部分を白地領域33にすれば、背景が白になる。厚盛層23は金属光沢が施された印刷紙20の上に(すなわち第3の部分に)厚盛領域34を構成する。なお、本実施の形態では、金属光沢が施された印刷紙20の上に厚盛層23を形成して、厚盛領域をラインストーンのようにキラキラして見えるようにしているが、白地層21の上に厚盛層23を形成してもよい。なお、白地層21と着色層22とで上述の第2の模様パターンを構成する。
厚盛印刷される第1の模様パターンは、上述の厚盛領域34に対応するサンプルが複数配置されて構成される。各サンプルはラインストーンの一粒一粒に相当する。サンプルの大きさは所定の範囲から選択でき、所定の間隔をあけて配置される。サンプルの形状は、例えば上から見たときに円形である。サンプルは、円形の他、ハート、ダイヤ、星型、三角形、音符、蝶などの予め定められた適宜の形状のモチーフでもよい。また、サンプルはひとつのサンプル内で色のグラデーションを有してもよい。個々のサンプルの大きさは、例えば直径0.8mmから3.0mmである。このような大きさで構成すると印刷紙20の金属光沢によりキラキラ感がでて宝石のように見えやすい。また、サンプル間の所定の間隔は、例えば0.2mm以上である。なお、サンプルの大きさ、高さ、間隔は、上述の値に限らず他の値でもよい。
本実施の形態によると、宝石を貼り付けたような装飾を印刷技術で実現することができる。また、本実施の形態によると、模造宝石を個々に貼り付ける必要がないため、個体差が生じにくく、製造品質を安定化することができる。
さらに、本実施の形態によると、ラインストーンのように模造宝石が剥がれ落ちる可能性は低く、耐久性に優れた疑似ラインストーンを提供できる。また、サンプルの数が増えても、ラインストーンにおける個々の模造宝石の価格に比べて、厚盛領域を構成するためのコストは安いため製造コストを抑えることができる。また、印刷に要する時間は、模造宝石を貼り付けていく作業よりも短いため、生産性に優れ、大ロットで生産することができる。
本考案は、例えば缶バッチの製造・販売に利用可能である。
1 缶バッチ
10 缶バッチ本体
20 印刷紙
21 白地層
22 着色層
23 厚盛層
31 着色領域
32 光沢着色領域
33 白地領域
34 厚盛領域

Claims (10)

  1. 缶バッチ本体と、
    厚盛り印刷された立体的な第1の模様パターンを有し、前記缶バッチ本体に取り付けられた印刷紙と
    を備えた缶バッチ。
  2. 前記印刷紙は、金属光沢を施した紙であり、該金属光沢を施した紙に透過性のインクを厚盛りして前記第1の模様パターンが形成されている請求項1に記載の缶バッチ。
  3. 前記印刷紙は、平面印刷された第2の模様パターンがさらに形成されている請求項2に記載の缶バッチ。
  4. 前記印刷紙は、白又は他の所定の色で印刷され該印刷紙の金属光沢が遮られた第1の部分を有し、該第1の部分の上に第2の模様パターンの少なくとも一部が印刷され、
    前記印刷紙は、該印刷紙の金属光沢が遮られていない第2の部分を有し、該第2の部分の上に第2の模様パターンの少なくとも一部が印刷されている請求項3に記載の缶バッチ。
  5. 前記印刷紙は、該印刷紙の金属光沢が遮られていない第3の部分を有し、該第3の部分の上に第1の模様パターンが印刷されている請求項2乃至4のいずれかに記載の缶バッチ。
  6. 前記第1の模様パターンは、大きさが所定の範囲内にあるサンプルが所定の間隔をあけて複数配置されて構成されている請求項1乃至5のいずれかに記載の缶バッチ。
  7. 前記サンプルは、予め定められた形状のモチーフである請求項6に記載の缶バッチ。
  8. 前記サンプルは、ひとつのサンプル内で色のグラデーションを有する請求項6又は7に記載の缶バッチ。
  9. 前記サンプルの大きさは、直径0.8mmから3.0mmである請求項6乃至8のいずれかに記載の缶バッチ。
  10. 前記サンプル間の所定の間隔は、0.2mm以上である請求項6乃至9のいずれかに記載の缶バッチ。
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