JPH11169210A - 記章類およびその製造方法 - Google Patents

記章類およびその製造方法

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JPH11169210A
JPH11169210A JP36254797A JP36254797A JPH11169210A JP H11169210 A JPH11169210 A JP H11169210A JP 36254797 A JP36254797 A JP 36254797A JP 36254797 A JP36254797 A JP 36254797A JP H11169210 A JPH11169210 A JP H11169210A
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JP
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fitted
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JP36254797A
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English (en)
Inventor
Yuzaburo Moriki
祐三郎 森木
Takeshi Murai
剛 村井
Akiya Shimomura
明矢 下村
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Itochu Corp
Creative Co Ltd
Santech Co Ltd
Original Assignee
Itochu Corp
Creative Co Ltd
Santech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 例えばサッカーの勝利記念に多量のデータを
表示したバッジを店頭にきわめて短時間に提供可能とす
る。 【解決手段】 上面にバッジ本体と同じ平面形状の凹部
13が複数形成されるとともに貫通穴14が設けられた
平板状のマトリックス10の上記凹部にあらかじめチー
ムマーク23を印刷したバッジ本体21をはめ込み、マ
トリックスにはめ込まれた複数のバッジ本体21の表面
にレーザ光により試合日時、競技場、対戦チーム名、ス
コア等のデータ24の刻印を施す。次にマトリックス1
0を上下反転させ貫通穴14から着用ピンをバッジ本体
の裏面に接合する。新規のデータをレーザ装置への入力
により直ちに刻印することができ、短時間に多量のバッ
ジを製作することができる。また、マトリックス10に
複数のバッジがはめ込まれたバッジ組が得られるので、
これをそのまま店頭に陳列することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッジやエンブレ
ム等の記章類およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、多数の観客を吸引するスポーツが
隆盛となり、たとえばサッカーなどではそれぞれの競技
チームを応援するサポーターが存在し、応援チームを表
示する種々のいわゆるグッズがサポーターから要望され
ている。このようなグッズの一つとして、各競技チーム
のチームマークやマスコットキャラクター等を表示した
バッジやエンブレムがある。とくにサッカーなどでは、
自分の応援チームが勝利したときのサポーターの喜びは
大きく、その勝利の記念を何らかの形で残したいとの要
望が大きい。
【0003】そこで、他チームとの試合で勝つごとに、
チームマークとともに、その試合日時、競技場、対戦チ
ーム、両チームのスコアなどのデータを表示した勝利記
念バッジ等を、勝利したチームのサポーターに提供する
ことが考えられる。従来一般には、バッジやメダル、エ
ンブレム等の記章類は、比較的小さな表示面に型押しし
て模様等を形成するか、あるいは平坦な表示面に印刷に
よって模様やマークなどを付して製作されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の製作方法による記章類では、これを簡単に提
供することは、実際には難しいのが現状である。すなわ
ち、まず、記章類の比較的小さな限られた表示面の制約
によって、上記のような多量のデータを表示すること
が、簡単ではない。たとえば、中央部分にチームマーク
が表示された直径略20mm程度のバッジの場合、試合
日時や対戦チーム名などのデータを挿入するスペースは
周縁にそった細いリング状部分しかなく、ここに型押し
や打刻でデータを微細に入れることはまず不可能であ
る。
【0005】これに対して、印刷の場合は微細な文字も
不可能ではないが、それには精巧な印刷マスターを作成
するのに相当時間を要する。ここで、たとえばサッカー
の場合、所定の間隔をおいて順次に試合日程が設定さ
れ、1つの試合に勝利してから次回の試合までに3、4
日しかないのが通例である。次回の試合には前回の勝利
記念バッジを着用して観戦したいのがサポーターの心理
である。そのため、勝利試合の遅くとも2−3日後には
提供可能となっている必要がある。したがって、印刷マ
スターの作成に日時を要する印刷ではこの要求に応えら
れない。しかも、小さなバッジ1個ずつに印刷したあと
これを配送し、店頭に並べる作業が加わると、従来の記
章類の製造方法では上述のような要望に応えることは、
まず不可能であった。
【0006】したがって、本発明は、限定された小さな
表示面に多量のデータが表示されたバッジやエンブレム
等を、店頭にきわめて短時間に提供可能とした記章類お
よびその製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の記章
類は、記章類本体の表面にレーザ光による刻印表示が形
成され、裏面には着用ピンが固着された記章類であっ
て、上面に複数の凹部が形成され下面側から凹部の中心
部に向かって貫通穴が設けられた平板状のマトリックス
の上記凹部に記章類本体をはめ込み、上記の貫通穴内に
着用ピンを位置させて、複数個を店頭陳列用の記章類組
として構成されたものとした。これにより、記章類にレ
ーザ光でデータを刻印して表示するものとしたので、限
られた狭い領域でも多量のデータを表示することができ
る。
【0008】この際、上記のマトリックスは、レーザ光
による刻印の際の記章類本体の保持具であることが好ま
しく、また、マトリックスには、その周縁にそって段差
を形成することができる。これにより、製作過程で用い
られたマトリックスをそのまま店頭陳列のケースとする
ことができ、また周縁の段差により複数枚のマトリック
スを簡単に重ねることができ、配送の際にも崩れること
がない。
【0009】また本発明の製造方法は、上面に記章類本
体と同じ平面形状を有する複数の凹部が形成され下面側
から凹部の略中心部に向かって貫通穴が設けられた平板
状のマトリックスの上記凹部に記章類本体をはめ込み、
マトリックスをレーザ装置にセットして、マトリックス
にはめ込まれた上記複数の記章類本体の表面にレーザ光
による刻印を施し、記章類本体を保持したままマトリッ
クスを上下反転させて、貫通穴から着用ピンを記章類本
体の裏面に接合することにより、マトリックスに複数の
記章類がはめ込まれた記章類組みを得るものとした。
【0010】これにより、刻印されるデータはレーザ装
置への入力により随時新規のデータを直ちに刻印するこ
とができるとともに、マトリックス単位でデータを刻印
するので、複雑な作業を要せず、短時間に多量のバッジ
製作ができる。
【0011】マトリックスの貫通穴は、上面側において
着用ピンの形状に対応した矩形断面を呈し、下面側は略
楕円形凹部の略中心部に向かってすり鉢状に絞り込まれ
ているのが好ましく、これにより、着用ピンのセットが
容易となる。また、マトリックスの上下反転に際して
は、押さえ板をマトリックスの上面にあてがうことがで
きる。
【0012】さらに、記章類本体にはあらかじめ印刷表
示が施され、レーザ光による刻印は上記印刷表示部分以
外の領域に施すものとすることができる。これにより、
たとえば、記章類としてサッカーの勝利記念バッジを製
作する場合には、継続して使用するチームマークなどは
あらかじめ印刷表示しておき、試合結果の最新情報デー
タをレーザ光で刻印表示して、時宜を失うことなく迅速
にサポーターにバッジを提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、バッジに
適用した実施例、とくに店頭陳列に適した店頭陳列用バ
ッジ組として提供可能なバッジとした実施例により説明
する。図1は本実施例を示す上面図、図2は図1におけ
るA−A断面図、図3は同じくB−B断面図、そして図
4は背面図である。この店頭陳列用バッジ組1は、発泡
ポリスチレン製のマトリックス10に複数のバッジ20
をはめ込みセットして構成されている。
【0014】バッジ20は、図5に例示するように、略
20mm径の金属板からなるバッジ本体21の表面の中
央部分およびリボン部分に印刷によりチームマーク23
やチーム名25が表示されるとともに、チームマーク2
3の周辺にリング状に試合日時、競技場、対戦チーム、
スコアなどのデータ24がレーザ刻印により表示されて
いる。図1−図4に示すように、マトリックス10は厚
みのある平板状で、その周縁部には全周にわたって段差
が形成されている。すなわち、上面から所定量下方へオ
フセットするとともに、下面からも同じ所定量だけ下方
へオフセットした一定幅の段下がり部16が形成されて
いる。
【0015】4辺形のマトリックス10の上面11に
は、縦横それぞれ複数列にバッジ20の平面形状と同一
形状の凹部13が形成され、この実施例では1枚のマト
リックスに3×4列の凹部13がその平面形状をすべて
同一の方向にして設けられている。各凹部13の略中心
部には貫通穴14が設けられ、とくに図2および図4に
示されるように、貫通穴14の上面11側の断面は着用
ピン22の形状に対応した矩形を呈している。そして、
下面12側は略楕円形(あるいは長円形)とされ、上面
側の凹部13の略中心部に向かってすり鉢状に絞り込ま
れている。マトリックス10の各角部には、上面11か
ら下面12に至る位置決め用の孔15が形成されてい
る。
【0016】このマトリックス10の上記凹部13に、
その平面形状に合わせてバッジ20がはめ込まれてい
る。ここでは簡単のため、バッジ20が4個を残して他
は外されている状態を示している。バッジ裏側の着用ピ
ン22はその長手方向を貫通穴14の長径方向に沿わせ
て、当該貫通穴内に収容されている。
【0017】以上のようにマトリックス10の各凹部1
3にバッジ20をはめ込んだ店頭陳列用バッジ組1は、
陳列棚に立てかけ、あるいは重ね置きして店頭に並べる
ことができるとともに、商品としてのバッジの個数管理
にも役立つ。また、複数の店頭陳列用バッジ組1を重ね
る場合、マトリックス10周縁に形成されている段下が
り部16が互いに隣接する上下のマトリックスの段下が
り部と整合し係合するので、簡単にかつ整然と重ねら
れ、配送の際にも崩れることがない。
【0018】つぎに上記の店頭陳列用バッジ組1の製造
方法について説明する。まず、所定の平面形状を有し、
その中央部分にチームマーク23やチームカラーが印刷
されたバッジ本体21を準備する。これは、所定面積の
ブランク材に、それぞれ10mm程度の直径でチームマ
ークやチームカラーを多数一度に印刷したあと、各印刷
部分を上記所定の平面形状に打ち抜いて作製する。この
際、チームマーク23やチームカラーはチームごとに同
じデザインが比較的長期間にわたって使用されるから、
あらかじめ印刷マスターを準備することができ、チーム
マークやチームカラーを印刷したバッジ本体21はあら
かじめ多量に準備しておくことができる。これと平行し
て、上述した発泡ポリスチレン製のマトリックス10を
準備する。
【0019】次に、上記打ち抜きのバッジ本体21を、
チームマークやチームカラーの印刷面を上にして、マト
リックス10上面の各凹部13にはめ込む。そのあと、
図6に示すように、マトリックス10をレーザ装置30
に対応させた作業台35上のオブジェクトセット面にセ
ットする。図7に示すように、オブジェクトセット面3
6には位置決めピン37が突出して設けられており、こ
れらの位置決めピン37にマトリックス10の位置決め
用の孔15をはめ込むことにより、マトリックス10の
セットが行われる。なお、図6、図7では簡略化のた
め、マトリックス10の段下がり部は図示省略してあ
る。
【0020】レーザ装置30は、本体31から延びるレ
ーザヘッド32を備え、位置決めピン37で位置決めさ
れたマトリックス10上のすべてのバッジ本体21は、
レーザヘッド32の照射範囲Rに収まるようになってい
る。レーザ装置30は、マトリックス10上のバッジ本
体21の印刷されたチームマーク23やチームカラーを
囲みその周縁にそって試合日時や対戦チーム名などのデ
ータ24をレーザ光で刻印する。なお、図6におけるS
1はレーザ刻印前のマトリックス、S2はレーザ光によ
る刻印が完了した、反転前のマトリックスを示してい
る。
【0021】レーザ装置30は、図8に示すように、こ
のデータ24の刻印をマトリックス10上のすべてのバ
ッジ本体21に順次繰り返して行なうようにプログラム
設定されている。 そして、図示しない入力装置から試
合日時、競技場、対戦チーム名、両チームのスコアなど
のデータを入力することにより、随時任意に新しいデー
タ内容で、マトリックス10上のバッジ本体21に刻印
することができる。
【0022】レーザ装置30によるデータ刻印が終わる
と、オブジェクトセット面36からマトリックス10を
取り外す。そしてつぎに、マトリックス上面11に押さ
え板40をあてがって、図9に示すように、バッジ本体
21がはめ込まれたまま反転させる。
【0023】次いで、反転させてバッジ本体21の裏側
が上向きとなった状態で、マトリックス10の貫通穴1
4から接着剤27をバッジ本体21の裏側に塗布したあ
と、着用ピン22を図9の矢示のように貫通穴14に落
とし込む。貫通穴14は上面11側において着用ピン2
2の形状に対応した矩形断面を呈しているから、着用ピ
ン22は単に貫通穴14に落とし込むだけでいずれもバ
ッジ本体21の略中央部の所定の規定位置に位置決めさ
れる。また、貫通穴14の下面12側は略楕円形となっ
て拡開されているので、接着剤の塗布や着用ピンの落と
し込みが容易である。
【0024】この状態で若干の時間を経過させると、接
着剤の固化が開始するので、マトリックス10を再反転
させても、着用ピン22がバッジ本体21から脱落する
ことはない。その後時間の経過とともに、バッジ本体2
1と着用ピン22とは完全に固着される。これにより、
バッジ本体21と着用ピン22とからなるバッジ20が
完成する。マトリックス10を再反転させ、押さえ板4
0を取り外して、先の図1に示されるような店頭陳列用
バッジ組1が完成する。
【0025】本実施例は以上のように構成され、バッジ
中央部に配したチームマーク23やチームカラーの周縁
にそってレーザ光でデータ24を刻印して表示するもの
としたので、限られた狭い領域に試合日時、競技場、対
戦チーム名、両チームのスコアなどの多量のデータを表
示することができる。
【0026】また、その製作に際しては、あらかじめチ
ームマーク24やチームカラーのみを印刷したバッジ本
体22をマトリックス10の凹部13に多数並べ、マト
リックス単位でレーザ装置30により一気に上記データ
24を刻印するので、複雑な作業を要せず、短時間に多
量のバッジ製作ができ、しかも刻印されるデータはレー
ザ装置30への入力により随時新規のデータを直ちに刻
印することができる。
【0027】そして、製作過程で使用されたマトリック
ス10がそのままバッジ20の陳列ケースとなる。ま
た、複数の店頭陳列用バッジ組1は、上下多段に重ねて
配送することができ以上のようにして、勝利試合から2
−3日目には店頭に勝利記念バッジを提供可能となるか
ら、たとえばサッカーの場合、次回の試合観戦に臨むサ
ポーターに十分な喜びを与えることができる。
【0028】なお、実施例ではバッジの中央部にチーム
マーク23やチームカラーを配し、その周辺に諸データ
24を表示するものとしたが、その配置は限定されず、
任意の配置とすることができ、また、たとえばチームマ
ークやチームカラーはレーザ刻印の前にあらかじめ印刷
されているものとしたが、バッジの全表示をレーザ刻印
によるものとしてもよい。また、バッジ本体21と着用
ピン22とは接着剤により接合するものとしたが、これ
についても半田付けその他を用いることができる。
【0029】なおまた、マトリックス10の周縁部には
下方へオフセットした段下がり部16が形成されている
ものとしたが、段差であれば上方へオフセットした段上
がり部であってもよい。そして、マトリックス10は発
泡ポリスチレン製としたが、その他の適宜の材料を用い
ることができる。なお、マトリックスはそのまま店頭陳
列にも使用するので、材料コストを考慮に入れながら、
或る程度、品質感の良好なものを選択するのがよい。さ
らにまた、実施例はバッジについて説明したが、本発明
はこれに限定されず、エンブレムその他の記章類一般に
適用できる。
【0030】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の記章類は、記章
類本体の表面にレーザ光による刻印表示を形成したもの
を、上面に複数の凹部が形成され下面側から前記凹部の
中心部に向かって貫通穴が設けられた平板状のマトリッ
クスの上記凹部にはめ込み、貫通穴内に着用ピンを位置
させて、複数個を店頭陳列用の記章類組としたものとし
たので、記章類の限られた狭い表示領域でも多量のデー
タを表示することができ、また、上記のマトリックスを
レーザ光による刻印の際の記章類本体の保持具とするこ
とにより、店頭陳列のケースとして別物を用意する必要
もない。
【0031】また、マトリックスの周縁にそってさらに
段差を形成することにより、複数枚のマトリックスを簡
単に重ねることができ、店頭への配送の際にも崩れるこ
とがない。
【0032】また、本発明の製造方法は、上面に記章類
本体と同じ平面形状を有する複数の凹部が形成され下面
側から凹部の略中心部に向かって貫通穴が設けられた平
板状のマトリックスの上記凹部に記章類本体をはめ込
み、マトリックスをレーザ装置にセットして、マトリッ
クスにはめ込まれた上記複数の記章類本体の表面にレー
ザ光による刻印を施し、記章類本体を保持したままマト
リックスを上下反転させて、貫通穴から着用ピンを記章
類本体の裏面に接合するものとしたので、新規のデータ
をレーザ装置への入力によりマトリックス単位で直ちに
刻印することができ、複雑な作業を要せず短時間に多量
の記章類を製作することができる。そして、マトリック
スに複数の記章類がはめ込まれた記章類組みが得られる
ので、これをそのまま店頭に陳列することができる。
【0033】また、マトリックスの貫通穴を、上面側に
おいて着用ピンの形状に対応した矩形断面を呈し、下面
側は略楕円形凹部の略中心部に向かってすり鉢状に絞り
込まれているものとすることにより、着用ピンのセット
が容易となる。
【0034】さらに、記章類本体にあらかじめ印刷表示
を施し、印刷表示部分以外の領域にレーザ光による刻印
を施すものとすることにより、たとえばサッカーの勝利
記念バッジなどを製作する場合に、チームマークなどは
あらかじめ印刷表示しておき、試合結果の最新情報デー
タをレーザ光で刻印表示して、時宜を失うことなく迅速
にサポーターにバッジを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の上面図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】図1におけるB−B断面図である。
【図4】実施例の背面図である。
【図5】バッジの表面を示す図である。
【図6】レーザ装置を含むバッジの製造装置を示す図で
ある。
【図7】マトリックスの作業台上へのセット要領を示す
図である。
【図8】レーザ装置による刻印を示す説明図である。
【図9】マトリックスを反転させた状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 店頭陳列用バッジ組 10 マトリックス 11 上面 12 下面 13 凹部 14 貫通穴 15 孔 16 段下がり部 20 バッジ 21 バッジ本体 22 着用ピン 23 チームマーク 24 データ 25 チーム名 27 接着剤 30 レーザ装置 31 本体 32 レーザヘッド 35 作業台 36 オブジェクトセット面 37 位置決めピン 40 押さえ板 R 照射範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村井 剛 神奈川県横須賀市内川1丁目8番37号 株 式会社サンテック内 (72)発明者 下村 明矢 東京都港区北青山2−5−1 伊藤忠商事 株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記章類本体の表面にレーザ光による刻印
    表示が形成され、裏面には着用ピンが固着された記章類
    であって、上面に複数の凹部が形成され下面側から前記
    凹部の中心部に向かって貫通穴が設けられた平板状のマ
    トリックスの前記凹部に記章類本体をはめ込み、前記貫
    通穴内に着用ピンを位置させて、複数個を店頭陳列用の
    記章類組としたことを特徴とする記章類。
  2. 【請求項2】 前記マトリックスが前記レーザ光による
    刻印の際の記章類本体の保持具であることを特徴とする
    請求項1記載の記章類。
  3. 【請求項3】 前記マトリックスは、その周縁にそって
    段差が形成されていることを特徴とする請求項1または
    2記載の記章類。
  4. 【請求項4】 記章類本体と着用ピンからなる記章類の
    製造方法であって、上面に記章類本体と同じ平面形状を
    有する複数の凹部が形成され下面側から前記凹部の略中
    心部に向かって貫通穴が設けられた平板状のマトリック
    スの前記凹部に記章類本体をはめ込み、前記マトリック
    スをレーザ装置にセットして、マトリックスにはめ込ま
    れた前記複数の記章類本体の表面にレーザ光による刻印
    を施し、記章類本体を保持したまま前記マトリックスを
    上下反転させて、前記貫通穴から着用ピンを記章類本体
    の裏面に接合して、マトリックスに複数の記章類がはめ
    込まれた記章類組みを得ることを特徴とする記章類の製
    造方法。
  5. 【請求項5】 前記マトリックスの貫通穴は、上面側に
    おいて着用ピンの形状に対応した矩形断面を呈し、下面
    側は略楕円形凹部の略中心部に向かってすり鉢状に絞り
    込まれていることを特徴とする請求項4記載の記章類の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 前記マトリックスの上下反転に際して
    は、押さえ板をマトリックスの上面にあてがうことを特
    徴とする請求項4または5記載の記章類の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記記章類本体にはあらかじめ印刷表示
    が施され、前記レーザ光による刻印が前記印刷表示部分
    以外の領域に施されることを特徴とする請求項4、5ま
    たは6記載の記章類の製造方法。
JP36254797A 1997-12-13 1997-12-13 記章類およびその製造方法 Withdrawn JPH11169210A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100423496B1 (ko) * 2001-01-22 2004-03-18 황영문 악세사리 제조방법
JP2016073564A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 株式会社ビーバープランニングセンター ピンバッジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100423496B1 (ko) * 2001-01-22 2004-03-18 황영문 악세사리 제조방법
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