JP6390421B2 - 死角補助装置 - Google Patents
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Description
前記像を表す光を入射し、視認者側に設けられ光の一部を反射し一部を透過する半透過ミラーと、光を前記半透過ミラーへ反射するミラーとが互いに対向するように配置される一対のミラーと、
前記半透過ミラーの前記視認者側に設けられ、前記視認者側から前記半透過ミラーに所定の角度で入射する光を遮る複数の遮光部と、を備え、
前記遮光部は、その厚さが前記半透過ミラー側に対して前記視認者側が薄くなるように形成されてなることを特徴とする。
死角補助装置100は、図1及び図2に示すように、視認者側から見て右側(運転者側)のフロントピラー50に配置され、フロントピラー50及び黒セラ部21によって遮られる死角領域の像を映すものである。なお、死角補助装置100は、視認者から見てフロントピラー50及び黒セラ部21と対向するように配置される。
一方、物体Mからの光Lは、一対の平行平面ミラー110に入射し、一対の平行平面ミラー110の間で反射を繰り返しつつ、一部の光Lは一対の平行平面ミラー110から出射する(半透過平面ミラー111を透過する)。なお、一対の平行平面ミラー110に入射し、一対の平行平面ミラー110の間で反射を繰り返すのは一対の平行平面ミラー110の平行な平面に対して傾きを有する光である。一対の平行平面ミラー110から出射する光Lの一部は、視点2に達する。したがって、視点2からは直接視認できる風景と連続して平面ミラー112に映る物体Mの像を半透過平面ミラー111越しに視認することができる。なお、死角領域Dのうちフロントピラー50の背面側の僅かな領域(ハッチングで示す部分)は、この領域からの光が一対の平行平面ミラー110に入射できず、その像を一対の平行平面ミラー110によって映すことができないが、それ以外の殆どの領域において死角領域Dの像を一対の平行平面ミラー110によって映すことができる。
なお、死角領域Dの像を一対の平行平面ミラー110によって映すに当たって、視認者は、死角補助装置100をフロントピラー50の任意の高さ(視点2に合った高さ)に、一対の平行平面ミラー110に死角領域Dの像が映るように、すなわち、死角領域Dからの光Lが視点2に達するように一対の平行平面ミラー110の角度を調整して配置する。半透過平面ミラー111と平面ミラー112とは互いの位置関係が平行に固定されるため、一度の配置作業で一対の平行平面ミラー110を同時に配置することができ、また、一度の調整作業で一対の平行平面ミラー110の角度を同時に調整することができる。
具体的には、まず、一対の平行平面ミラー110の平面側から見て、ルーバー122c〜122fを平面ミラー112の入射側端部(入射側の側辺)E11と平行となる角度に設ける。
そして、ルーバー122cを視点2から見て入射側端部E11と重なるように、視点2と入射側端部E11とを結ぶ直線S1上に配置する。直線S1は、視点2から見て半透過平面ミラー111を介して背景を視認する領域(1回目)と、半透過平面ミラー111、平面ミラー112の順で光Lが反射されて、再度(2回目)半透過平面ミラー111に入射する像を視認する領域との境界である。
また、ルーバー122dを視点2から見て平面ミラー112に映り込む入射側端部の像E12と重なるように、視点2と入射側端部E11から一対の平行平面ミラー110の平面に対して垂直方向に半透過平面ミラー111と平面ミラー112との間隔Aを2回分移動した点E21とを結ぶ直線S2上に配置する。直線S2は、2回目に半透過平面ミラー111に入射する像とさらに半透過平面ミラー111、平面ミラー112の順で光Lが反射されて、再度(3回目)半透過平面ミラー111に入射する像を視認する領域との境界であり、平面ミラー112の入射側端部の像E12は直線S2上で視認されるためである。
また、ルーバー122eを視点2から見て平面ミラー112に映り込む入射側端部の像E13と重なるように、視点2と点E21から一対の平行平面ミラー110の平面に対して垂直方向に間隔Aをさらに2回分移動した点E31とを結ぶ直線S3上に配置する。直線S3は、3回目に半透過平面ミラー111に入射する像とさらに半透過平面ミラー111、平面ミラー112の順で光Lが反射されて、再度(4回目)半透過平面ミラー111に入射する像を視認する領域との境界であり、平面ミラー112の入射側端部の像E13は直線S3上で視認されるためである。
また、ルーバー122fを視点2から見て平面ミラー112に映り込む入射側端部の像E14と重なるように、視点2と点E31から一対の平行平面ミラー110の平面に対して垂直方向に間隔Aをさらに2回分移動した点E41とを結ぶ直線S4上に配置する。直線S4は、4回目に半透過平面ミラー111に入射する像とさらに半透過平面ミラー111、平面ミラー112の順で反射されて、再度(5回目)半透過平面ミラー111に入射する像を視認する領域との境界であり、平面ミラー112の入射側端部の像E13は直線S4上で視認されるためである。
具体的には、まず、ルーバー122aを半透過平面ミラー111の入射側端部(入射側の側辺)E10と平行となる角度に設ける。
そして、ルーバー122aを視点2から見て入射側端部E10と重なるように、視点2と入射側端部E10とを結ぶ直線S0上に配置する。直線S0は、視点2から見て直接背景を視認する領域と半透過平面ミラー111を介して背景を視認する領域との境界である。
前記像を表す光Lを入射し、視認者側に設けられ光Lの一部を反射し一部を透過する半透過平面ミラー111と、光Lを半透過平面ミラー111へ反射する平面ミラー112とが互いに対向するように配置される一対の平行平面ミラー110と、
半透過平面ミラー111の視認者側に設けられ、視認者側から半透過平面ミラー111に所定の角度で入射する迷光SLを遮るルーバー122a〜122fと、を備え、
ルーバー122a〜122fは、その厚さが半透過平面ミラー111側に対して前記視認者側が薄くなるように形成されてなる。
これにより、一対の平行平面ミラー110の一方に半透過平面ミラー111を用いたため、視認者は半透過平面ミラー111越しに平面ミラー112に映る物体Mの像及び風景を視認することができ、一対の平行平面ミラー110の配置位置の自由度が増し、より容易に視認者が直接視認する像(風景)と連続して死角領域Dの像を映すことが可能となる。また、死角領域Dを撮像するカメラ及び撮像画像を表示する表示器が不要であるためこれらを使用する場合と比較して安価である。また、ルーバー122a〜122fによって迷光SLが半透過平面ミラー111に入射することを防ぐことができ、視認性を向上させることができる。また、ルーバー122a〜122fの厚さが半透過平面ミラー111側に対して前記視認者側が薄くなることによって、視認者の視点が変化する場合でも安定した視認性を保つことができる。
これによれば、ルーバー122a〜122fのうち迷光SLが照射される面による視認性の低下を抑制し、安定した視認性を保つことができる。
また、例えば観光施設等の高層建築物で、高層階の床下に大面積の死角補助装置を埋め込み、光入射部分のみを屋外に出すことで、床下の死角補助装置で眼下の風景を直接足下に感じることが可能となり、建築物の高さを強調することができる。同様の効果を得るために、従来は床下に空間を設ける必要があったが、本発明の死角補助装置によれば既存の建築物にも容易に配置することができ好適である。
このほか、壁面に用いる例としては、道路に近接して塀が立っている見通しの悪い交差点などにおいて、塀の角に本発明の死角補助装置を配置することで、死角領域の歩行者や車両の存在をいち早く認識することができ、出会い頭の事故の防止に貢献することができる。
以上のように、本発明の死角補助装置は、電力などのエネルギーを必要とすることなく、これまで視認することができなかった障害物に遮られた死角領域を、光入射部分のスペースを確保するのみで広範囲に亘って障害物を透けたように視認させることができるものであり、その用途は室内外を問わず広く適用でき、健康、安全あるいは感動など多岐に亘る効果を得ることができる。
2 視点
100 死角補助装置
110 一対の平行平面ミラー(一対のミラー)
111 半透過平面ミラー(半透過ミラー)
111a 基部
111b 延設部
112 平面ミラー(ミラー)
120 ケース体
121 後ケース
122 前ケース
122a〜122f ルーバー(遮光部)
Claims (2)
- 障害物によって遮られる死角領域の像を映す死角補助装置であって、
前記像を表す光を入射し、視認者側に設けられ光の一部を反射し一部を透過する半透過ミラーと、光を前記半透過ミラーへ反射するミラーとが互いに対向するように配置される一対のミラーと、
前記半透過ミラーの前記視認者側に設けられ、前記視認者側から前記半透過ミラーに所定の角度で入射する光を遮る板状の遮光部と、を備え、
前記遮光部は、その厚さが前記半透過ミラー側に対して前記視認者側が薄くなるように形成されてなることを特徴とする死角補助装置。 - 前記遮光部は、前記視認者側から前記半透過ミラーに所定の角度で入射する光が照射される面が任意に定められる基準視点位置から視認されないように設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の死角補助装置。
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