JP6389393B2 - ミシン - Google Patents

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Description

本発明は、単環縫いを行うことができるミシンに関するものである。
従来から、単環縫いが可能なミシンが知られている。また、針糸と下糸とを使用した本縫いを行うミシンにおいて、針糸のみを用いた単環縫いをするためのミシンを、本願出願人が提案している(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。この単環縫いは、本縫いの場合と異なり、単一糸により片面が本縫いと同様な形態でありその反対側の面がチェーンのような形状に縫製されるいわゆるチェーンステッチ(単環縫い)と呼ばれる縫目を構成する。この単環縫いが可能なミシンは、仮縫いや封緘縫目のような用途に対応することができるので、ミシンの利用範囲を拡大するものとして提案されてきた。
しかし、上述の提案によるミシンは、いずれも垂直釜を備えたミシンであり、水平釜を備えるミシンには適用できなかった。
また、水平釜を備えるミシンにおいて、針糸のみを用いた単環縫いを行うことができるミシンが、特許文献4及び特許文献5に開示されている。
特公昭45−33108号公報 特公昭49−18739号公報 特公昭56−20032号公報 特公昭56−47787号公報 特公平3−66911号公報
しかし、特許文献4及び特許文献5の技術では、その構造上、単一糸の糸保持が困難なことから、針板側に特別な構造を必要とし、専用の保持具及び針板を必要とする等、準備操作が複雑であり、簡単に利用できないという問題があった。
本発明の課題は、水平釜を備えるミシンであっても単環縫いを簡単に行うことができるミシンを簡単な構成で提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
請求項1の発明は、針(10)が上下方向に1往復すると前記針の往復方向に対して垂直な回転中心まわりに2回転する水平釜(20)を備えたミシンであって、前記水平釜は、針糸の糸輪を捕捉する剣先(21a)と上方に開口した収容部(21b)とを備えた外釜(21)と、前記外釜に対して着脱可能かつ前記外釜と一体となって動作するように前記外釜の前記収容部に保持されており、前記剣先により捕捉された糸輪が巻き付く螺旋形状円柱部(23b)を有し、糸の引き上げと前記外釜の回転と共に回転して螺旋形状に誘導された糸輪を上方に案内するチェーンルーパ(23)と、前記外釜に支持されており、前記チェーンルーパの上方に糸抜け隙間(24f)を形成し、かつ、前記外釜の内部に引き込まれた糸輪の上方への移動を抑制する単環縫い用内釜(24)と、を備えるミシン(1)である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のミシンにおいて、前記チェーンルーパ(23)は、前記外釜(21)の前記収容部(21B)に前記外釜の回転中心と同心の位置に保持されるようにしたこと、を特徴とするミシン(1)である。
請求項の発明は、請求項1または請求項2に記載のミシンにおいて、前記外釜(21)の収容部(21b)は、前記チェーンルーパ(23)及び前記単環縫い用内釜(24)に代えて本縫い用内釜(26)を取り付けることができるように形成されていること、を特徴とするミシン(1)である。
請求項の発明は、請求項1から請求項までのいずれか1項に記載のミシンにおいて、前記単環縫い用内釜(24)の下面には、糸輪をガイドする糸輪ガイド部(24b)が形成されていること、を特徴とするミシン(1)である。
請求項の発明は、請求項に記載のミシンにおいて、前記糸輪ガイド部(24b)は、下方の先端に向けて細くなるように形成されていること、を特徴とするミシン(1)である。
請求項の発明は、請求項又は請求項に記載のミシンにおいて、前記糸輪ガイド部(24b)の先端は、前記螺旋形状円柱部(23b)が糸輪を受け取る前記螺旋形状円柱部の根元(23c)の近傍に配置されていること、を特徴とするミシン(1)である。
本発明によれば、水平釜を備えるミシンであっても単環縫いを簡単に行うことができるミシンを簡単な構成で実現できる。
本発明によるミシンの実施形態を示す図である。 水平釜20の分解斜視図である。 水平釜20を上方から見た図である。 図3中に示した矢印X−Xの位置における断面図である。 図3中に示した矢印Y−Yの位置における断面図である。 チェーンステッチ用内釜24を下方から見た斜視図である。 外釜21の収容部21bに本縫い用内釜26を取り付けた状態を示す断面図である。 単環縫いを行う過程を示す図である。 単環縫いを行う過程を示す図である。 単環縫いを行う過程を示す図である。 単環縫いを行う過程を示す図である。 単環縫いを行う過程を示す図である。 単環縫いを行う過程を示す図である。 単環縫いを行う過程を示す図である。 単環縫いを行う過程を示す図である。 単環縫いを行う過程を示す図である。 単環縫いを行う過程を示す図である。 単環縫いを行う過程を示す図である。 単環縫いを行う過程を示す図である。 単環縫いを行う過程を示す図である。 単環縫いを行う過程を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面等を参照して説明する。
(実施形態)
図1は、本発明によるミシンの実施形態を示す図である。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張して示している。
また、以下の説明では、具体的な数値、形状、材料等を示して説明を行うが、これらは、適宜変更することができる。
本実施形態のミシン1は、針10と、水平釜20とを備えている。
針10は、ミシン1を水平な設置面に正しく設置した場合、縫製の実行時に上下方向(垂直方向)に往復移動する。
水平釜20は、針10がその可動範囲の下方に移動したときに到達する位置にあって、針10が上下方向に1往復すると針10の往復方向に対して垂直な回転中心まわりに2回転するようにミシン1の内部に設置されている。
図2は、水平釜20の分解斜視図である。
図3は、水平釜20を上方から見た図である。
図4は、図3中に示した矢印X−Xの位置における断面図である。
図5は、図3中に示した矢印Y−Yの位置における断面図である。
水平釜20は、外釜21と、磁石22と、チェーンルーパ23と、チェーンステッチ用内釜24とを有している。
外釜21は、剣先21aと、収容部21bと、ギヤ部21cとを備えている。なお、本実施形態の外釜21は、製造を容易にするために複数部品により構成しているが、これらは適宜一体化してもよい。
剣先21aは、外釜21の外周面に沿って設けられており、針10に通された針糸30(図8−1等参照)の針糸ループ(糸輪)を捕捉するために、先端が尖った形状に形成されている。
収容部21bは、チェーンルーパ23及びチェーンステッチ用内釜24を収容するように上方に開口して形成されている。
ギヤ部21cは、収容部21bよりも下方に略円柱形状に突出した軸25を回転中心として回転するように、外釜21と一体に取り付けられている。ギヤ部21cは、不図示の駆動軸に設けられた駆動ギヤと噛み合っている。外釜21は、この駆動ギヤからギヤ部21cが駆動力を得て、針10の上下動と同期して回転する。
磁石22は、収容部21b内の下底部に接着剤等を用いて固定されている。
チェーンルーパ23は、円板部23aと、螺旋形状円柱部23bとを有しており、外釜21に対して着脱可能かつ外釜21と一体となって動作するように外釜21の収容部21b内、かつ、外釜21の回転中心と同心の位置に保持されている。
円板部23aは、チェーンルーパ23の下端側に略円盤形状に広がって形成されている。円板部23aは、収容部21bの下底部形状と係合して、チェーンルーパ23を外釜21に対して一体に装着させる。
螺旋形状円柱部23bは、円板部23aから上方に略円柱形状で突出しており、その外周面には、螺旋形状が形成されている。この螺旋形状円柱部23bは、剣先21aにより捕捉された針糸ループ(糸輪)が巻き付く。そして、糸の引き上げと外釜21の回転と共にチェーンルーパ23が回転して、螺旋形状円柱部23bの螺旋形状に誘導された針糸ループは、外釜21の回転と共に上方に案内される。
チェーンステッチ用内釜(単環縫い用内釜)24は、チェーンルーパ23よりもさらに上方にあって、外釜21の外周を形成する壁状の部分に支持されている。
チェーンステッチ用内釜24は、収容部21bの開口を略覆うように略円盤形状に形成されており、第1の糸案内部24aと、第1のカム面24bと、第2の糸案内部24cと、突起部24dと、第2のカム面24eと、糸抜け隙間24fとを有している。
第1の糸案内部24aは、糸抜け隙間24f側に突出したフック状の小さい突起形状である。第1の糸案内部24aは、剣先21aに捕捉された針糸ループのうち、外釜21の内側にある糸を剣先21aの下側に確実に案内する補助をする。
図6は、チェーンステッチ用内釜24を下方から見た斜視図である。
第1のカム面24bは、チェーンステッチ用内釜24から下方に向かって突出しており、糸抜け隙間24fと対応する部分を切欠いた円環形状となっている。第1のカム面24bは、第1の糸案内部24aにより下側に案内された針糸ループ(糸輪)を、チェーンルーパ23の径よりも大きな針糸ループ(糸輪)を形成するようにガイドすると共に、チェーンルーパ23の螺旋形状円柱部23bの所定の位置にガイドする糸輪ガイド部として機能する。第1のカム面24bは、下方の先端に向けて細くなるように形成されている。また、第1のカム面24bの先端は、螺旋形状円柱部23bが糸輪を受け取る螺旋形状開始位置の近傍、すなわち、螺旋形状円柱部23bの根元23cの近傍に配置されている。このように糸輪ガイド部として機能する第1のカム面24bを配置したので、針糸ループ(糸輪)を確実に螺旋形状円柱部23bに巻き付けることができる。
第2の糸案内部24cは、チェーンステッチ用内釜24の上方に突出した略円弧状に湾曲した面である。第2の糸案内部24cは、剣先21aに捕捉された針糸ループの上側の糸が確実にチェーンルーパ23の上部を通過するように導く。
突起部24dは、収容部21bよりも僅かに外周側に突出して形成されている。突起部24dは、剣先21aが針糸ループを解放する位相を一定位相に安定させる補助をする。
第2のカム面24eは、チェーンステッチ用内釜24の上方の外周付近に形成されたカム面であり、第2の糸案内部24cとは略反対側となる位置に配置されている。第2のカム面24eは、剣先21aより解放された針糸ループをチェーンルーパ23の螺旋形状円柱部23bの所定の位置に案内する。
糸抜け隙間24fは、チェーンステッチ用内釜24の外周部分を一部除去した形状とすることにより形成されている。糸抜け隙間24fは、チェーンルーパ23の上方に糸が抜けることができるように設けられている。
以上の構成により、チェーンステッチ用内釜24は、外釜21の内部に引き込まれた針糸ループの上方への移動を抑制する。
ここで、チェーンステッチ用内釜24は、例えば、鉄等の強磁性体により形成されており、磁石22の磁力により、外釜21から外れないようにその位置が保持されている。
また、外釜21の収容部21bは、チェーンルーパ23及びチェーンステッチ用内釜24に代えて、本縫い用内釜26を取り付けることができるように形成されている。
図7は、外釜21の収容部21bに本縫い用内釜26を取り付けた状態を示す断面図である。
本縫い用内釜26には、下糸を巻いたボビン27を装着することができ、この状態とすることにより、本実施形態のミシン1は、通常の本縫いを行うことができる。
次に、本実施形態のミシン1を用いて単環縫いを行うときの動作について説明する。
先ず、単環縫いの準備について説明する。
外釜21内に本縫い用内釜26が配置されている場合は、本縫い用内釜26を外釜21から取り出す。
次に、外釜21内の収容部21bにチェーンルーパ23を挿入し、チェーンルーパ23を外釜21に一体的に装着する。
そして、チェーンルーパ23の上部で外釜21の外周上部(リブ部)上にチェーンステッチ用内釜24を載置して、不図示の針板をミシン本体に固定する。
また、針10に糸が通っていない場合には、針10に糸を通しておく。
以上により、単環縫いの準備が完了する。
次に、単環縫い動作について説明する。
図8−1から図8−14は、単環縫いを行う過程を示す図である。
最初に、針10の上下動により針板下で生成された針糸ループを外釜21で捕捉してチェーンステッチ用内釜24の下方に引き込みを行う。
より具体的には、下降してきた針10より針糸を外釜21剣先21aが捕捉する(図8−1)。この過程は、本縫いを行う過程と同じである。そして、捕捉された針糸ループのうち、水平釜20の内側にある糸は剣先21aの下側に、水平釜20の外側にある糸は剣先21aの上側に分けられ、剣先21aに引きずられる(図8−2,図8−3)。
次に、チェーンルーパ23の螺旋形状円柱部23bに針糸ループを巻き付け、針糸ループを保持する。すなわち、剣先21aに引きずられた針糸ループの上側の糸は、チェーンルーパ23の上側を通過し、下側の糸はチェーンステッチ用内釜24の第1のカム面24bによりガイドされてチェーンルーパ23の螺旋形状円柱部23bの下方(根元23cの近傍)に引っかかる(図8−3,図8−4)。
その後、外釜21の剣先21aが一定の位相まで回転すると、剣先21aに掛かっていた針糸ループは、天秤による針糸の引き下げにより剣先21aより外れ、針糸ループはチェーンルーパ23の螺旋形状円柱部23bの下方(根元23cの近傍)に巻きつく(図8−4,図8−5)。
チェーンルーパ23の螺旋形状円柱部23bに巻きついた針糸ループは、外釜21の回転、すなわちチェーンルーパ23の回転に伴い螺旋形状円柱部23bを伝わり螺旋形状円柱部23bの上方に移動する(図8−6,図8−7)。
次に、保持した針糸ループと布送りされた縫目とからなるループに次の下降する針10を進入させる。より具体的には、再び下降した針10は、前の縫目とチェーンルーパ23に掛かってできた針糸ループの中を通過し、外釜21の剣先21aは、下降してきた針10の針糸を捕捉する。この捕捉と前後しチェーンルーパ23の螺旋形状円柱部23bは巻きついていた針糸ループを解放する(図8−8,図8−9,図8−10)。
次に、解放された針糸ループは、次の縫目の針糸ループを外釜21剣先21aが引きずり出すこと、及び、位相的に少し遅れて行われだす天秤での引き締めにより、引き締められ単環縫い目(チェーンステッチ)が完成する。
具体的には、針10の上昇により生じる針糸ループを外釜21が捕捉して引き込む(図8−11)。
針糸捕捉後の天秤による糸の引き上げ時に、針糸ループは、チェーンルーパ23の螺旋形状円柱部23bに案内されて上方に誘導される(図8−12)。
チェーンルーパ23の上方に移動した針糸ループは、チェーンステッチ用内釜24とのスキマから上方に引き上げられて縫目が形成される(図8−13)。
図8−13の状態で針最上点となった後に、図8−14に示す状態を経て、図8−5の状態に戻り、縫製動作を繰り返して、ミシン1は単環縫いを続ける。
以上説明したように、本実施形態によれば、ミシン1は、チェーンルーパ23とチェーンステッチ用内釜24とが外釜21内に設けられているので、水平釜を備えたミシンであっても単環縫いを簡単な構成で実現できる。
また、ミシン1は、僅かな部品を交換するだけで、簡単に本縫いと単環縫いとを切り換えて、単環縫いを簡単に行うことができ、水平釜を搭載するミシン1の応用範囲が格段に向上する。
さらに、ミシン1は、チェーンステッチ用内釜24をチェーンルーパ23の上部に配置したので、外釜21により捕捉された針糸ループの暴れ又は乱れが抑制されて確実に単環縫い縫目を形成できる。
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の範囲内である。
例えば、本実施形態において、磁石22を外釜21に固定する形態を例に挙げて説明した。これに限らず、例えば、磁石をチェーンルーパ23に設けてもよいし、チェーンステッチ用内釜24側に磁石を設けてもよい。
また、本実施形態において、磁石22の磁力を用いてチェーンステッチ用内釜24の位置を保持する例を挙げて説明した。これに限らず、例えば、磁力を用いずにチェーンステッチ用内釜を保持するようにしてもよい。
なお、実施形態及び変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した各実施形態によって限定されることはない。
1 ミシン
10 針
20 水平釜
21 外釜
21a 剣先
21b 収容部
21c ギヤ部
22 磁石
23 チェーンルーパ
23a 円板部
23b 螺旋形状円柱部
23c 螺旋形状円柱部23bの根元
24 チェーンステッチ用内釜
24a 第1の糸案内部
24b 第1のカム面
24c 第2の糸案内部
24d 突起部
24e 第2のカム面
24f 糸抜け隙間
25 軸
26 本縫い用内釜
27 ボビン
30 針糸

Claims (6)

  1. 針が上下方向に1往復すると前記針の往復方向に対して垂直な回転中心まわりに2回転する水平釜を備えたミシンであって、
    前記水平釜は、
    針糸の糸輪を捕捉する剣先と上方に開口した収容部とを備えた外釜と、
    前記外釜に対して着脱可能かつ前記外釜と一体となって動作するように前記外釜の前記収容部に保持されており、前記剣先により捕捉された糸輪が巻き付く螺旋形状円柱部を有し、糸の引き上げと前記外釜の回転と共に回転して螺旋形状に誘導された糸輪を上方に案内するチェーンルーパと、
    前記外釜に支持されており、前記チェーンルーパの上方に糸抜け隙間を形成し、かつ、前記外釜の内部に引き込まれた糸輪の上方への移動を抑制する単環縫い用内釜と、
    を備えるミシン。
  2. 請求項1に記載のミシンにおいて、
    前記チェーンルーパは、前記外釜の前記収容部に前記外釜の回転中心と同心の位置に保持されるようにしたこと、
    を特徴とするミシン。
  3. 請求項1または請求項2に記載のミシンにおいて、
    前記外釜の収容部は、前記チェーンルーパ及び前記単環縫い用内釜に代えて本縫い用内釜を取り付けることができるように形成されていること、
    を特徴とするミシン。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のミシンにおいて、
    前記単環縫い用内釜の下面には、糸輪をガイドする糸輪ガイド部が形成されていること、
    を特徴とするミシン。
  5. 請求項4に記載のミシンにおいて、
    前記糸輪ガイド部は、下方の先端に向けて細くなるように形成されていること、
    を特徴とするミシン。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のミシンにおいて、
    前記糸輪ガイド部の先端は、前記螺旋形状円柱部が糸輪を受け取る前記螺旋形状円柱部の根元の近傍に配置されていること、
    を特徴とするミシン。
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