JP3218387U - 下糸余裕量を増やせるミシン - Google Patents

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金旺 廖
金旺 廖
春祥 林
春祥 林
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Abstract

【課題】下糸量を増やして特殊生地の縫製に対応できるミシンを提供する。【解決手段】ミシンは、下部アーム12と、下部アームに設けられる針板と、下部アームに成形され、針板に対応する針受入れ部14と、下部アーム内に取り付けられるルーパーセット15とを含み、ルーパーセットが、ルーパー駆動軸151と、ルーパー駆動軸に組み立てられ、針受入れ部内に位置するルーパー152とを備え、ルーパー駆動軸が回動するとルーパーを動かして揺動させ、捕捉位置と解除位置との間に変位する。ミシンは、下部アームに設けられ、針受入れ部内に位置する糸案内板16をさらに含み、糸案内板の前縁部に下糸20を通すための糸通し穴161が成形され、糸案内板により下糸は、迂回してからルーパーを通ることとなり、ルーパーが捕捉位置から解除位置に切り替わると、糸案内板より前に下糸の余裕分が得られる構成となっている。【選択図】図5

Description

本考案は、ミシンの下糸案内構造に関し、詳しく言えば、下糸余裕量を増やせるミシンに関する。
従来のミシンに下糸をセットする形態として、図1及び図2に示すものが知られていた。ミシン500にセットする際、下糸60が糸道51を通り抜けてから、直接ルーパー52の糸入口521を通してルーパー52の糸出口522から出る構成となっている。
しかしながら、図1及び図2から分かるように、ルーパー52は、1つの縫製工程が完了した後、次の縫製工程に備える下糸60の余裕分を持たなかった。このため、ミシン500は、特殊生地の縫製に用いることができない。
本考案は、従来のミシンにおいては、下糸の余裕分が設けられないため、一部の生地は縫製しにくいという問題を解決することを目的とする。
本考案は、上記の目的を達成するために、下糸余裕量を増やせるミシンを提供する。前記ミシンは、下部アームと、前記下部アームに設けられる針板と、前記下部アームに成形され、且つ前記針板に対応する針受入れ部と、前記下部アーム内に取り付けられるルーパーセットとを含む。前記ルーパーセットが、ルーパー駆動軸と、前記ルーパー駆動軸に組み立てられ、且つ前記針受入れ部内に位置するルーパーと、を備え、前記ルーパー駆動軸が回動すると前記ルーパーを動かして揺動させ、捕捉位置と解除位置との間に変位する。前記ミシンは、前記下部アームに設けられ、且つ前記針受入れ部内に位置する糸案内板をさらに含み、前記糸案内板の前縁部に下糸を通すための糸通し穴が成形され、前記糸案内板により前記下糸は、迂回してから前記ルーパーを通すこととなり、そして前記ルーパーが前記捕捉位置から前記解除位置に切り替わると、前記糸案内板より前に下糸の余裕分が得られる構成となっている。
場合によっては、前記ルーパーは、糸出口を備え、前記糸案内板は、前記糸出口から遠ざかって延在する延設板を備え、前記糸通し穴は、前記延設板に位置する構成となっている。
場合によっては、前記糸案内板は、前記延設板に連結されて前記下部アームに取り付けられる固定板を備える構成となっている。
場合によっては、前記下部アームは、前記針受入れ部に対応して設けられる蓋板と、前記下部アームに組み立てられ、且つ前記蓋板を前記下部アームに対して開閉させるヒンジとを備え、前記糸案内板は、前記蓋板に設けられる構成となっている。
場合によっては、前記下部アームは、前記針受入れ部に対応して設けられる蓋板と、前記下部アームに組み立てられ、且つ前記蓋板を前記下部アームに対して開閉させるヒンジとを備え、前記蓋板に開口部が成形され、前記糸案内板は、前記蓋板の前記開口部に面する縁部に成形される構成となっている。
上記の説明より、本考案は従来の技術と比べて以下の利点を有することが分かる。
本考案は、針受入れ部内に下糸を案内する糸案内板を設けることにより、下糸が迂回してからルーパーを通すこととなり、ルーパーが解除位置から捕捉位置に切り替わると、比較的長い下糸を引き戻し、またルーパーが捕捉位置から解除位置に戻ると、糸案内板より前に下糸の余裕分が得られることとなる。これにより、下糸量を増やすことができ、特殊生地の縫製に対応できるようになる。
従来技術における捕捉位置に位置するルーパーの解除構造を示す図である。 従来技術における捕捉位置に位置するルーパーの部分構造を示す図である。 本考案の一実施例のミシンの構造を示す図である。 本考案の一実施例のミシンの部分構造を示す図である。 本考案におけるルーパーが解除位置に位置するときの部分構造を示す図である。 本考案におけるルーパーが解除位置に位置するときの部分断面構造を示す図である。 本考案におけるルーパーが捕捉位置に位置するときの部分構造を示す図である。 本考案におけるルーパーが捕捉位置に位置するときの部分断面構造を示す図である。 本考案の他の実施例に係るミシンの部分構造を示す図である。
以下に図面を踏まえながら、本考案の詳細及びその技術内容について説明する。
図3、図4、図5、図6、図7及び図8は、本考案に係る下糸余裕量を増やせるミシン100を示しており、ミシン100は、縫い合わせ機であってもよい。ミシン100は、頭部11と、頭部11に連結される下部アーム12と、下部アーム12に設けられる針板13と、下部アーム12に成形され、且つ針板13に対応する針受入れ部14と、下部アーム12内に取り付けられるルーパーセット15とを含む。なお、針板13に針穴131が成形され、針穴131が針受入れ部14と連通することより、頭部11に設けられる針(不図示)がそれを通り抜けて縫製作業を行うことができる。また、下部アーム12は、下糸20を案内する糸道124を備え、糸道124は、針受入れ部14に面する糸引出し端125を備える。ルーパーセット15は、ルーパー駆動軸151と、ルーパー駆動軸151に組み立てられ、且つ針受入れ部14内に位置するルーパー152とを備える。ルーパー駆動軸151は、駆動具により動かされて回動することができ、ルーパー駆動軸151が回動すると、ルーパー152を動かして解除位置と捕捉位置の間で揺動することができる。図5及び図6は、前記解除位置、図7及び図8は、前記捕捉位置について具体的に説明している。ルーパー152はミシン100の未起動のとき、常時解除位置にセットされている。ルーパー駆動軸151が回動すると、ルーパー152を動かして捕捉位置に切り替える。また、ルーパー駆動軸151が縫製中に、円周に沿って回動するのではなく、所定の行程にて往復しながら回動するため、ルーパー152は、前記解除位置と前記捕捉位置とで切り替わり続ける。
そして、本考案のミシン100は、下部アーム12に設けられ、且つ針受入れ部14内に位置する糸案内板16をさらに備え、糸案内板16の前縁部に、下糸20を通すための糸通し穴161が成形される。場合によっては、下部アーム12は、針受入れ部14に対応して設けられる蓋板121と、下部アーム12に組み立てられ、且つ蓋板121を下部アーム12に対して開閉させるヒンジ122とを備え、糸案内板16は、蓋板121に設けられる。さらに、ルーパー152は、糸入口153及び糸出口154を備え、下糸20は糸入口153からルーパー152を通して糸出口154から出る。また、糸案内板16は、糸出口154から遠ざかって延在する延設板162を備え、糸通し穴161は、延設板162に位置する。糸案内板16は、延設板162に連結されて下部アーム12に設けられる固定板163をさらに備えてもよい。また、糸案内板16は蓋板121と一体的に成形されるか、あるいは別途部品として蓋板121に組み立てられてもよい。図9に示すように、場合によっては、蓋板121に開口部123が成形され、糸案内板16は、蓋板121の開口部123に面する縁部に成形され、ここで、糸案内板16は蓋板121と一体的に成形されている。このように、糸案内板16が蓋板121に設けられる形態とすることにより、使用者は生地によって、糸案内板16を配した蓋板121か、または従来のようなその上に構造が設けられない蓋板を選択してもよい。
また図5、図6、図7及び図8に示すように、本考案は、糸案内板16により下糸20が迂回してからルーパー152を通すこととなり、つまりこの迂回は糸案内板16によりもたらされている。これにより、本考案で下糸20は、糸引出し端125からルーパー152までの距離は従来よりも長くなり、そしてルーパー152が前記解除位置から前記捕捉位置に変位したら、比較的長い下糸20を引き戻すこととなる。そしてルーパー152が前記捕捉位置から前記解除位置に戻って復帰すると、糸案内板16より前に下糸20の余裕分21が設けられ、この余裕分21により、次の縫製工程でより多い量の下糸20を得ることができ、特殊生地の縫製に対応できるようになる。
100 ミシン
11 頭部
12 下部アーム
121 蓋板
122 ヒンジ
123 開口部
124 糸道
125 糸引出し端
13 針板
131 針穴
14 針受入れ部
15 ルーパーセット
151 ルーパー駆動軸
152 ルーパー
153 糸入口
154 糸出口
16 糸案内板
161 糸通し穴
162 延設板
163 固定板
20 下糸
21 余裕分
500 ミシン
51 糸道
52 ルーパー
521 糸入口
522 糸出口
60 下糸

Claims (5)

  1. 下部アームと、前記下部アームに設けられる針板と、前記下部アームに成形され、且つ前記針板に対応する針受入れ部と、前記下部アーム内に取り付けられるルーパーセットとを含み、前記ルーパーセットが、ルーパー駆動軸と、前記ルーパー駆動軸に組み立てられ、且つ前記針受入れ部内に位置するルーパーとを備え、前記ルーパー駆動軸が回動すると前記ルーパーを動かして揺動させ、捕捉位置と解除位置との間に変位するミシンにおいて、
    前記下部アームに設けられ、且つ前記針受入れ部内に位置する糸案内板を含み、前記糸案内板の前縁部に下糸を通すための糸通し穴が成形され、前記糸案内板により前記下糸は、迂回してから前記ルーパーを通すこととなり、そして前記ルーパーが前記捕捉位置から前記解除位置に切り替わると、前記糸案内板より前に下糸の余裕分が得られる構成となっていることを特徴とする下糸余裕量を増やせるミシン。
  2. 前記ルーパーが糸出口を備え、前記糸案内板が前記糸出口から遠ざかって延在する延設板を備え、前記糸通し穴が前記延設板に位置する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の下糸余裕量を増やせるミシン。
  3. 前記糸案内板が、前記延設板に連結されて前記下部アームに取り付けられる固定板を備える構成となっていることを特徴とする請求項2に記載の下糸余裕量を増やせるミシン。
  4. 前記下部アームが、前記針受入れ部に対応して設けられる蓋板と、前記下部アームに組み立てられ、且つ前記蓋板を前記下部アームに対して開閉させるヒンジとを備え、前記糸案内板が前記蓋板に設けられる構成となっていることを特徴とする請求項3に記載の下糸余裕量を増やせるミシン。
  5. 前記下部アームが、前記針受入れ部に対応して設けられる蓋板と、前記下部アームに組み立てられ、且つ前記蓋板を前記下部アームに対して開閉させるヒンジと、を備え、前記蓋板に開口部が成形され、前記糸案内板は、前記蓋板の前記開口部に面する縁部に成形される構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の下糸余裕量を増やせるミシン。
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