JP6389112B2 - 収納物収納体 - Google Patents
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Description
特に、収納物の種類が多様で、その長さがまちまちなものが多数含まれている収納物を、3次元的に効率的に収納することができる収納物収納体に関する。
従来技術において、一般に多種多少な収納物を整理整頓して収納しておく収納体としては、収納物のうち最大長のものよりも長さが確保された大きな箱体の中に整理整頓して詰め込むが、内部で収納物が散乱しないように適宜間仕切りを設けているものがある。通常は固定的な間仕切りが多い。
実用新案登録第2601646号公報に開示されたものは、図16に示すように、商品の梱包や品物の整 理収納等のために使用される箱型容器において、収納物の大きさに合せて容器内の間仕切りを無段階に変更できる仕切り容器に関するものであり、容器内底面と該内底面に設置する仕切りブロック底面との少なくともいずれか一方に互いに着脱自在の面ファスナーなどの接着手段を設けた仕切り容器である。
実公平4−39129号公報に開示されたものは、間仕切りの間口サイズが固定的なものであり、サイズの異なる多種多様な収納物を一まとめに収納する上では利便性に欠けるという問題がある。間仕切り間の距離を変えるなどして多少のサイズ変更は可能ではあるものの、やはり似通った収納物を多数収納することを前提としたものであり、サイズの異なる多種多様な収納物を一まとめに収納する上では使いづらいものである。
しかし、実用新案登録第2601646号公報に開示された方式では、間仕切りの安定性に問題がある。面ファスナーの接着力は面積に比例するが、間仕切りを立てた状態で安定させるには、間仕切りの底面積を広くせざるを得ない。間仕切りが太くなればなるほど収納空間が狭くなってしまい、収納容量が制限されるという問題が生じる。また、収納物の長さや太さにバリエーションがある場合、間仕切りの設計が複雑になってしまい、それを利用者自らが行う必要が生じてしまう。結局、ラフな間仕切り設置しかできず、長さの短い収納物などに遊びが生じてしまい、収納体の内部で散乱してしまうおそれもある。
また、本発明の目的は、収納物を3次元的に整理整頓して簡単に収納することにより収納容量を大きく確保せしめた収納体を提供することである。
また、本発明の目的は、3次元的収納を可能としつつもパレットなどで収納物の上面などを塞ぐことなく、収納物の一覧性を高め、どの収納物がどこにあるのか簡単に視認できる収納体を提供することである。
収納小空間に収まる短尺収納物を各々の収納小空間に対して収納し、収納小空間に収まらない長尺収納物は貫通孔または貫通切り欠きを介して隣接し合う複数の収納小空間にまたがって収納せしめ、収納物の3次元的収納を可能とした。
貫通切り欠きの配置としては、仕切り板の上端側、右端側、左端側、下端側のいずれかまたはすべてに配置することができる。また、貫通孔の配置としては、仕切り板の任意の位置に1個または複数個を選択的に配置することができる。このように貫通切り欠きや貫通孔の位置を工夫すれば、収納物の3次元的収納が可能となる。
仕切り部材の概形としては、仕切り板の枚数や離隔支持体の組み合わせにより、多数のバリエーションがある。例えば、ロの字型、コの字型、L字型、T字型またはZ字型の形状などがあり得る。なお、離隔支持体の形状も板状体、柱状体、棒状体など多様なものがあり得る。
仕切り部材自体が箱体の中でしっかりと動かないように支持する必要がある。そこで、第1の支持の工夫としては、箱体に挿入された仕切り部材の側面の一部に当接して仕切り部材の姿勢を支持する側面支持部材を箱体の側面に設ける構造がある。この側面支持部材は、例えば、側面に設けられた突起状の桟構造がある。この側面支持部材に沿わせて仕切り部材を上から押し込めば簡単に仕切り部材を箱体の中に挿入することができ、また、挿入した後は、ガイド部材が仕切り部材のエッジに当接するので、仕切り部材が箱体の中で遊ばなくなる。
なお、貫通切り欠きや貫通孔が、隣接する収納小空間を貫けるように、隣接し合う仕切り部材同士において、隣接し合うそれぞれの仕切り板における貫通切り欠きまたは貫通孔の位置が重なっていることが好ましい。貫通切り欠きや貫通孔が重なっていないと、隣の仕切り部材の仕切り板で封止されてしまい、長尺収納物が貫通できないからである。
以下、災害時に必要とされる工具、救命用品、備蓄品を収納する収納体を念頭に簡単に説明するが、説明中に出てくる収納物の種類や形などに限定されないものであることは言うまでもない。また、間仕切り部材の形や貫通孔や貫通切り欠きの形や配置なども一例に過ぎない。
図1の例は、仕切り部材120が1つであり、形成される収納小空間が左右の2つの例である。図2の例は、仕切り部材120が1つであるが、中央に配置されることにより、形成される収納小空間が左側、中央、右側の3つになる例である。なお、この図1や図2の構成は一例に過ぎず、形状などは多様なバリエーションがある。
本発明にかかる収納物収納体100は、開閉蓋を備えた箱体110と、箱体の中に収めて箱体を複数の収納小空間に仕切る仕切り部材120を備えた構造となっている。
側面支持部材113は、仕切り部材120や収納物が箱体110の中でしっかりと動かないように支持する構造である。他の支持構造の例は、実施例2、実施例3において説明する。
開閉蓋111は、箱体110の開口を開閉する蓋である。この例では、開閉蓋111は折軸を中心に回動する開閉式のものとなっている。この構成例では開閉蓋111の鍔の内面には面ファスナーが貼り付けられた例となっている。箱体110の外面側にも対応する位置に面ファスナーが設けられており、両者が接着することにより開閉蓋111が閉鎖した状態で安定し得る。開閉蓋111の開閉機構としては他にもロック部材を用いたロック機構、雄雌のボタンを用いたボタン機構など多様なものを採用できる。
図1の構成例では、側面に縦方向に設けられた桟状の突起構造物となっており、中央付近に一対だけ配置されている。ここで、仕切り部材120の長さと側面支持部材113と箱体本体112の側壁面までの長さが略同一であれば、この側面支持部材113に仕切り部材120を沿わして箱体本体112内に挿入しておけば、嵌まり込むように支持される。仕切り部材120が箱体本体112の内部で遊ぶことなく支持される。
図2の構成例でも側面に縦方向に設けられた桟状の突起構造物となっているが、一対のものが左右2ヶ所に配置されており、側面支持部材113−1、側面支持部材113−2となっている。
仕切り部材120は、箱体110の中に収めて箱体110の内部空間を複数の収納小空間に仕切る部材である。
仕切り部材120は、基本構成として、仕切り板121と、離隔支持体122と、貫通切り欠き123と貫通孔124のいずれかまたは双方を備えている。様々な形状やバリエーションがある。
まず、仕切り部材120の各要素を説明し、その後にバリエーションの例を多数挙げる。
仕切り板121は、箱体110の内部空間を複数の収納小空間に分ける間仕切りの本体である。ここでは、仕切り板121はそれぞれ箱体の内部空間を図示方向で縦方向に寸断するものとして描かれているが、仕切り板121の配置方向は必ずしもこの縦方向に限定されるものではない。
なお、仕切り板121の概形形状や大きさは、箱体110の断面形状や大きさに対応するものであり、無理なく箱体110内に収まるよう多少のマージンをもって設計しておくことが好ましい。
本発明の収納物収納体100では、少なくとも1つの仕切り部材120が、少なくともこの貫通切り欠き123または貫通孔124のいずれかまたは双方を備えている。
図3から図5は、仕切り部材120の様々なバリエーションの例を示した図である。以下の各例において、貫通孔124、貫通切り欠き123の形状や配置についても一例のみを挙げた。また、離隔支持体122は後述する図6に示すように、板状体、柱状体、棒状体など多様であるが、ここでは、仕切り板121と同じ高さ程度の板材の例として説明する。
図6(a)は図2と同様の板状体の例であり、仕切り板121と略同じ高さの板状体となっている例である。
図6(b)は、仕切り板121の高さよりも小さな柱体として設けられている例である。
図6(c)は、棒状体が4つ設けられている例である。
この他にも多様なパターンがあり得る。
収納小空間130は、箱体本体112の内部が仕切り部材120により仕切られることにより形成される内部空間である。この収納小空間130が収納物を収納する基本単位の空間となる。
ここでは、収納小空間130に収納される大きさの収納物を“短尺収納物”と呼ぶ。一つの収納小空間130では収まらない長い収納物を“長尺収納物”と呼ぶ。
なお、図2のように、仕切り板121が2枚以上あり、収納小空間130が3つ以上に分けられている場合、向かい合う仕切り板の同じ位置に配置された貫通切り欠き123または貫通孔124があれば、長尺収納物がそれら貫通切り欠き123または貫通孔124を介して2つの仕切り板121を連続して貫通することができ、3つ以上の収納小空間をまたがることができる。
図7は、図1に示した収納物収納体100の使用の様子を示す図である。なお、図7(b)から(d)は内部が分かりやすいように、開閉蓋111を除去して平面視で図示した。また、図7(d)の右側は箱体本体112の右側面を除去して内部の収納状態を見た右側面視で図示したものとなっている。
この例では、図7(a)に示すように、横配置のコの字型の仕切り部材120が一つのみが投入され、箱体110の中には側面支持部材113が設けられている例である。仕切り部材120は下端エッジに貫通切り欠き123を1つ持っている。
図7(d)に示すように、収納小空間130−1には長さに合う短尺収納物が収められ、また、収納小空間130−2にもその長さに合う短尺収納物がそれぞれ収められている。また、収納小空間130−1および収納小空間130−2のいずれにも収まらない長尺収納物は、貫通切り欠き123が設けられた位置に配置され、収納小空間130−1と収納小空間130−2をまたがる形で収納されている。ここで、貫通切り欠き123の形状が、長尺収納物の外形に対応するものであれば、過度に長尺収納物を遊ばせることなく箱体110の中に収めることができる。
図8では、仕切り部材120としては、図5(b)に示したH字型の仕切り部材120が中央に1つのみが投入されている例である。この例では貫通切り欠き123が上端エッジに1つ、下端エッジに1つ設けられている。
図8(d)に示すように、収納小空間130−1、収納小空間130−2、収納小空間130−3にはそれぞれ長さに合う短尺収納物が収められている。また、すでに図8(b)に示したように、収納小空間130−1、収納小空間130−2および収納小空間130−3のいずれにも収まらない長尺収納物は、下側の貫通切り欠き123が設けられた位置に配置され、収納小空間130−1から収納小空間130−3までまたがる形で収納されている。さらに、ここでは、上側の貫通切り欠き123に合わせて、長尺収納物であるスコップが最後に上に載せられている。貫通切り欠き123がこれら長尺収納物の外形に対応した形であれば、長尺収納物を過度に遊ばせることなく収納することができる。
実施例2にかかる収納物収納体100は、基本構成は実施例1と同様であるが、この実施例2では、箱体110が、開閉蓋111と、箱体本体112に加え、底面支持部材114を備えたものとなっている。
開閉蓋111と箱体本体112は、実施例1と同様で良いので、ここでの説明は省略する。
図9は、実施例2にかかる収納物収納体100の構成例および収納物収納体100の使用の様子を示す図である。図9(a)から(d)は内部が分かりやすいように、開閉蓋111を除去して平面視で図示した。また、図9(a)と図9(d)の右側には箱体本体112の右側面を除去して内部を見た右側面視にて図示した。
この例では、図9(a)に示すように、底面支持部材114は、箱体本体112の底面において一定の面積を占める台座状のものである。底面支持部材114の内面側のエッジが仕切り部材120の側面の一部に当接するようになっている。この例では、底面支持部材114は、箱体本体112の底面の左右2か所に設けられており、両側から挟み込まれるように中央部分に仕切り部材120を収める構造となっている。
仕切り部材120は、左右の底面支持部材114−1、114−2により挟み込まれるので、その姿勢が支持されて安定する。
この仕切り部材120の挿入によって、箱体本体112の中は、仕切り板121−1の右側には収納小空間130−1が形成される。また、仕切り板121−1と仕切り板121−2の間は、離隔支持体122により上下に分割され、収納小空間130−2と収納小空間130−3が形成される。さらに、仕切り板121−2の左側には収納小空間130−4が形成される。また、下側の貫通切り欠き123、上側の貫通切り欠き123により、それぞれ収納小空間130−1、収納小空間130−2、収納小空間130−3がつながった箇所が形成されている。既に投入されている長尺収納物は下側の貫通切り欠き123を介して収納小空間130−1、収納小空間130−2、収納小空間130−3を貫通している。
図9(d)に示すように、収納小空間130−1、収納小空間130−2、収納小空間130−3にはそれぞれ長さに合う短尺収納物が収められている。また、すでに図9(b)に示したように、収納小空間130−1、収納小空間130−2および収納小空間130−3のいずれにも収まらない長尺収納物は、下側の貫通切り欠き123が設けられた位置に配置され、収納小空間130−1から収納小空間130−3までまたがる形で収納されている。さらに、ここでは、上側の貫通切り欠き123に合わせて、長尺収納物であるスコップが最後に上に載せられている。貫通切り欠き123がこれら長尺収納物の外形に対応した形であれば、長尺収納物を過度に遊ばせることなく収納することができる。
実施例3にかかる収納物収納体100は、開閉蓋を備えた箱体110と、箱体の中に収めて箱体を複数の収納小空間に仕切る仕切り部材120を備えた構造となっており、基本構成は実施例1と同様であるが、この実施例3では、仕切り部材120が箱体110の中でしっかりと動かないように支持する工夫として、仕切り部材120を多数並べることにより仕切り部材120同士を密着させるものとなっている。複数の仕切り部材120を箱体110に対して順に並べ入れたときにその全体長が箱体110の内部長に対応するものであれば、箱体110の中で仕切り部材120同士が密着して当接し合ってそれらの姿勢が安定する。
この例では、右側に横配置のコの字型の仕切り部材120と、中央にロの字型の仕切り部材120と、左側に横配置のコ字型の仕切り部材120を投入する例である。
図11(a)に示すように、箱体本体112の中には側面支持部材や底面支持部材がない。この箱体本体112に対して、3つの仕切り部材120―1、あら120−3が挿入される。
仕切り部材120は、互いに密接し合って押し合うため、その姿勢が支持されて安定する。
この仕切り部材120の挿入によって、箱体本体112の中は、仕切り板121−1の右側には収納小空間130−1が形成される。また、仕切り板121−1と仕切り板121−2の間は、収納小空間130−2が形成される。さらに、仕切り板121−2の左側には収納小空間130−3が形成される。また、下側の貫通切り欠き123、上側の貫通切り欠き123により、それぞれ収納小空間130−1、収納小空間130−2、収納小空間130−3がつながった箇所が形成されている。
図11(d)に示すように、収納小空間130−1、収納小空間130−2、収納小空間130−3にはそれぞれ長さに合う短尺収納物が収められている。また、すでに図11(b)に示したように、収納小空間130−1、収納小空間130−2および収納小空間130−3のいずれにも収まらない長尺収納物は、下側の貫通切り欠き123が設けられた位置に配置され、収納小空間130−1から収納小空間130−3までまたがる形で収納されている。さらに、ここでは、上側の貫通切り欠き123に合わせて、長尺収納物であるスコップが最後に上に載せられている。貫通切り欠き123がこれら長尺収納物の外形に対応した形であれば、長尺収納物を過度に遊ばせることなく収納することができる。
実施例4にかかる収納物収納体100は、開閉蓋を備えた箱体110と、箱体の中に収めて箱体を複数の収納小空間に仕切る仕切り部材120を備えた構造となっており、基本構成は実施例1と同様であるが、この実施例4では、仕切り部材120が箱体110の中でしっかりと動かないように、スリット状の支持部材を箱体110の側面に設けた構成となっている。このスリット状の支持部材に仕切り部材120を挟み込んで固定するものとなっている。
スリット状の支持部材には様々な構造があり得るが、ここでは、隙間を空けて2つの側面支持部材を並べてスリット状の構造物とした例となっている。
図12に示すように、箱体110の箱体本体112の中には側面支持部材113が設けられている。側面支持部材113は隙間を空けて2つの側面支持部材が並んでいる。この隙間は仕切り板121を挟み込める幅となっている。この側面支持部材113を箱体本体112の側面に対向するように配設して1セットとし、この対向するスリットに対して仕切り部材120を挿入して固定するものとなっている。
この例では、仕切り部材120は、離隔支持体がない仕切り板121のみの構成となっている。この仕切り板121に貫通切り欠き123と貫通孔124が設けられた例となっている。
図12(b)に示すように、これら仕切り部材120を側面支持部材113の隙間に挟み込んで固定する。
図13(b)に示すように、先に、下端エッジの貫通切り欠き123を貫通させる長尺収納物を箱体本体112の内部に投入する。
仕切り部材120−1、120−2は、側面支持部材により挟持され、その姿勢が支持されて安定している。
この仕切り部材120の挿入によって、箱体本体112の中は、仕切り板121−1の右側には収納小空間130−1が形成される。また、仕切り板121−1と仕切り板121−2の間は、収納小空間130−2が形成される。さらに、仕切り板121−2の左側には収納小空間130−3が形成される。また、下側の貫通切り欠き123、上側の貫通切り欠き123により、それぞれ収納小空間130−1、収納小空間130−2、収納小空間130−3がつながった箇所が形成されている。
図13(d)に示すように、収納小空間130−1、収納小空間130−2、収納小空間130−3にはそれぞれ長さに合う短尺収納物が収められている。また、すでに図12(b)に示したように、収納小空間130−1、収納小空間130−2および収納小空間130−3のいずれにも収まらない長尺収納物は、下側の貫通切り欠き123が設けられた位置に配置され、収納小空間130−1から収納小空間130−3までまたがる形で収納されている。さらに、ここでは、上側の貫通切り欠き123に合わせて、長尺収納物であるスコップが最後に上に載せられている。貫通切り欠き123がこれら長尺収納物の外形に対応した形であれば、長尺収納物を過度に遊ばせることなく収納することができる。
110 箱体
111 開閉蓋
112 箱体本体
120 仕切り部材
121 仕切り板
122 離隔支持体
123 貫通切り欠き
124 貫通孔
130 収納小空間
Claims (10)
- 開閉蓋を備えた箱体と、
前記箱体の中に収めて前記箱体を複数の収納小空間に仕切る複数個の仕切り部材であって、対向し合う仕切板と、前記仕切り板同士を前記長さ方向に離隔する離隔支持体を備え、1つ1つが独立している複数個の仕切り部材と、
前記仕切り部材の仕切り板の一部に設けられ、隣接する前記収納小空間同士をつなぎ、前記収納小空間に収まらない長尺収納物を貫通させる少なくとも1つの貫通切り欠きまたは貫通孔を備え、
前記複数個あるそれぞれの前記仕切り部材の長さが、それらを並べると前記箱体の内部長に対応するものであり、
前記箱体の中に前記仕切り部材を所定の並びにて入れると隣接する前記仕切り部材の前記仕切り板同士が当接し合って配置されるものであり、前記仕切り板同士が当接し合う箇所ではそれぞれの前記仕切り板に存在する前記貫通切り欠きまたは前記貫通孔の位置が合致するように設けられており、
前記収納小空間に収まる短尺収納物を各々の前記収納小空間に対して収納し、前記収納小空間に収まらない長尺収納物は前記貫通孔または前記貫通切り欠きを介して隣接し合う複数の前記収納小空間にまたがって収納せしめ、前記収納物の3次元的収納を可能とした構造を備えたことを特徴とする収納物収納体。 - 前記仕切り部材の概形がロの字型、コの字型、L字型、T字型またはZ字型の形状のいずれかを含むものである請求項1に記載の収納物収納体。
- 前記離隔支持体が板状体、柱状体または棒状体であることを特徴とする請求項1または2に記載の収納物収納体。
- 前記仕切り板の形状において、前記貫通切り欠きまたは前記貫通孔の形状が前記長尺収納物の断面形状に対応する形状である請求項1から3のいずれかに記載の収納物収納体。
- 前記貫通切り欠きを前記仕切り板の上端側、右端側、左端側、下端側のいずれかまたはすべてに配置し、前記収納物の3次元的収納を可能としたことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の収納物収納体。
- 前記貫通孔を前記仕切り板の任意の位置に1個または複数個を選択的に配置し、前記収納物の3次元的収納を可能としたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の収納物収納体。
- 前記箱体に挿入された前記仕切り部材の側面の一部に当接して前記仕切り部材の姿勢を支持する側面支持部材を前記箱体の側面に設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の収納物収納体。
- 前記箱体に挿入された前記仕切り部材の側面の一部に当接して前記仕切り部材の姿勢を支持する底面支持部材を前記箱体の底面に設けたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の収納物収納体。
- 前記底面支持部材が、前記箱体の底面において一定の面積を占める緩衝材であり、前記収納物のうち少なくとも1つに対する緩衝材となるものであることを特徴とする請求項8に記載の収納物収納体。
- 前記箱体および前記仕切り部材がプラスチックダンボールで形成されたものである請求項1から9のいずれかに記載の収納物収納体。
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