JP3953038B2 - 中仕切り材 - Google Patents

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Description

この発明は、梱包箱に複数の物品を中仕切りで仕切って梱包する技術に関するものである。
1つの梱包箱に薬剤等の物品を複数個入れる場合に、中仕切り材で梱包箱を複数の領域に区切って、各領域に物品を収納して梱包・運搬することは広く行われている。例えば、特許文献1には仕切板を側板に強固に貼着して箱本体を区切り、薬液バックを個箱を用いることなく破損せず運搬できる薬液バッグ収納運搬箱が記載されている。
また、特許文献2などには、プラスチックフィルムによって補強したブランク材を折り曲げて仕切体を形成する技術が記載されている。
特開2000−128150号公報 特開平6−72428号公報
特許文献1や特許文献2に記載されている発明によれば、一つ梱包箱の区切って複数の商品等を梱包することができる。しかし、特許文献1の仕切り板を箱本体の側板に貼着しなければならず、作業が煩雑である。特許文献2に記載されている仕切体にしても複雑なものであるとともに、正確な仕切り位置を実現しにくい。
また、段ボール箱など通常使用される梱包箱は、1枚の板材を折り曲げて形成されているが、底部では2枚の板材が重なっている部分と1枚の板材の厚さしかない部分があり、通常は底面において両端部が高く中央部が低くなるような段差が生じている。このために同じ高さの物品を入れようとしても上端の高さが異なることとなる。手作業で入れる場合はこれでも問題がないが、自動化された梱包ロボットを使用とすると、正確な位置制御が行えなくなる。特許文献1や特許文献2に記載された梱包技術では、底面の高さを一定にすることについては特に記載されておらず、物品の箱詰めの自動化に適さない。従来の梱包技術においては,底面の高さを一定にするために底板を1枚敷いていたが、この場合、垂直な仕切り板に加えて底板が必要になり、仕切り部材が増えて梱包作業が複雑になるとともに、仕切り板を正確に垂直に立てることが困難である。
この発明は、簡単な構成でありながらも、底面の高さを一定にして物品の梱包の自動化が容易に行えるような中仕切り材を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の中仕切り材は、第1の仕切り部材と第2の仕切り部材の組合せよりなる中仕切り材であり、
a)第1の仕切り部材と第2の仕切り部材はそれぞれ略長方形の垂直部と、垂直部の半分の幅で垂直部の底辺から水平かつ相互に逆方向に折り曲げられた2つの底部を有し、
b)第1の仕切り部材の垂直部の中央には上から切り込まれた第1のスリットが設けられており、
c)第2の仕切り部材の垂直部の中央には下から切り込まれた第2のスリットが設けられており、
d)第1の仕切り部材と第2の仕切り部材は、第1のスリットと第2のスリットより相互に組み合わされていることを特徴とするものである。
これに加えて、第1のスリットと第2のスリットの少なくともいずれかの入口部に外に開口した導入部を設けてもよく、また、第1の仕切り部材と第2の仕切り部材の少なくともいずれかの垂直部に上から下にかけて幅が狭くなるようなテーパーを設けても良い。
本発明は、垂直な仕切り板と底板部を1枚の板材の折り曲げによって形成でき、底面の高さが一定で物品の詰め込みの自動化に適した梱包が行える中仕切り材を実現できるという効果を有する。
この発明を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。図1は中仕切り材を示す斜視図であり、図2は第1の仕切り部材を示す斜視図、図3は第2の仕切り部材を示す斜視図である。この発明の中仕切り材1は、第1の仕切り部材2と第2の仕切り部材3の組合せよりなるものである。第1の仕切り部材2と第2の仕切り部材3とは共に、略長方形状の1枚の板材を折り曲げて形成される。板材としては、ボール紙やプラスチック加工した厚紙、プラスチックシートなど、折り曲げ加工ができて一定の強度を有するものなら広く使用できる。この例では、段ボール材を使用している。
第1の仕切り部材2は、略長方形の垂直部21を有する。この垂直部21の中央部には中心線に沿って、上側から第1のスリット22が入れられている。第1のスリット22の深さは垂直部21の高さの約半分であり、幅は段ボール紙の厚さよりやや狭く設定されている。また、第1のスリットの上端部には上に向いて開口した導入部23が設けられている。垂直部21の左右側辺24を垂直に構成してもよいが、ここでは垂直部21の幅が上から下へ向かって狭くなるように側辺24にテーパーが設けられている。
垂直部21の下端には、段ボール板を図1、図2において手前側に折り曲げて形成した第1底部25と逆方向に折り曲げられた第2底部26が設けられている。第1底部25と第2底部26の幅は垂直部21の幅のほぼ半分であり、長さは中仕切り材1が挿入される梱包箱Xの長さの約半分である。
第1の仕切り部材2は、梱包箱Xの底面とほぼ同形の略長方形の1枚の板材に切り込みを入れ、互いに逆方向に折り曲げて第1底部25と第2底部26を形成することによって作られるので、製造が容易である。しかも、第1底部25と第2底部26を垂直部21に対して互いに逆方向に折り曲げているので、垂直部21は正確に直立する。
第2の仕切り部材3も第1の仕切り部材2とほぼ同様に、梱包箱Xの底面とほぼ同形の略長方形の1枚の板材に切り込みを入れ、垂直部31に対して互いに逆方向に折り曲げて第1底部35と第2底部36を形成することによって作られる。ただし、第2の仕切り部材3においては垂直部31はその幅が梱包箱Xの長さと同じになるように形成される。第1底部35と第2底部36の長さは梱包箱Xの長さの約半分である。また、第2のスリット32は垂直部31の中心線に沿って下側より形成される。第2のスリットの下端部には下に開口した導入部33が設けられている。ここでは垂直部31の側辺34は垂直であってテーパーは設けられていないが、第1の仕切り部材2のようにテーパーを設けることもできる。また、本例においては、第1底部35を図1、図2において手前側に折り曲げ、第2底部36を逆方向に折り曲げて形成している。
第1のスリット22と第2のスリット32をかみ合わせることによって、図1に示すように第1の仕切り部材2と第2の仕切り部材3を組合わせる。実際の梱包作業においては、まず第1の仕切り部材2を梱包箱Xの中に入れ、ついで第2の仕切り部材3を入れることによって2つ仕切り部材2,3が梱包箱Xの中で組み合わされる。第1の仕切り部材2を梱包箱Xの中に入れたときに、垂直部21は正確に直立しており、また上部が広くなっている垂直部21の側辺の上端部が梱包箱Xの内面に当接して第1のスリット22も梱包箱Xの中心に正確に位置決めされる。さらに、各スリット22,32には導入部23,33が設けられているので、スリット同士の位置は合せやすい。
2つ仕切り部材2,3が組み合わされ状態では、第1底部25,35と第2底部26,36によって梱包箱Xの底面を覆う一定の高さの面が形成される。また、梱包箱Xは正確に4等分に仕切られる。このように梱包箱Xへの第1の仕切り部材2と第2の仕切り部材3の挿入は容易であり、自動化が容易である。もちろん、手作業においても作業は容易になるとともに、仕切りが正確に行われることに変わりはない。
こうして、第1の仕切り部材2と第2の仕切り部材3は取り付けられたので、各区画への物品の詰め込みは自動化された設備で正確に行うことができる。詰め込まれた各物品の高さは一定なので、上部の固定も正確かつ容易に行え、運搬中に梱包箱の中で各物品が動くことはない。
この発明は、簡易な構成で梱包箱を正確に仕切られるとともに一定の高さの底面を構成する中仕切り材を実現するものであり、薬剤の梱包材として利用できるほか、さまざまな物品の梱包・運搬に利用できるものである。
中仕切り材を示す斜視図である。 第1の仕切り部材を示す斜視図である。 第2の仕切り部材を示す斜視図である。
符号の説明
1.中仕切り材
2.第1の仕切り部材
3.第2の仕切り部材
21,31.垂直部
22.第1のスリット
23,33.導入部
24,34.側辺
25,35.第1底部
26,36.第2底部
32.第2のスリット
X.梱包箱

Claims (2)

  1. 第1の仕切り部材と第2の仕切り部材の組合せよりなる中仕切り材であり、
    a)第1の仕切り部材と第2の仕切り部材はそれぞれ略長方形の垂直部と、垂直部の半分の幅で垂直部の底辺から水平かつ相互に逆方向に折り曲げられた2つの底部を有し、
    b)第1の仕切り部材の垂直部の中央には上から切り込まれた第1のスリットが設けられており、
    c)第2の仕切り部材の垂直部の中央には下から切り込まれた第2のスリットが設けられており、
    d)第1のスリットと第2のスリットの少なくともいずれかの入口部に外に開口した導入部が設けられており、
    e)第1の仕切り部材と第2の仕切り部材は、第1のスリットと第2のスリットより相互に組み合わされていることを特徴とする中仕切り材。
  2. 第1の仕切り部材と第2の仕切り部材の少なくともいずれかの垂直部は、上から下にかけて幅が狭くなるようなテーパーが設けられている請求項1に記載の中仕切り材。
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