JP6388772B2 - 遠心圧縮機およびディフューザ製造方法 - Google Patents

遠心圧縮機およびディフューザ製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、遠心圧縮機およびディフューザ製造方法に関し、特に、流体を昇圧する遠心圧縮機および遠心圧縮機に備えられるディフューザ、およびディフューザを作製するときに利用されるディフューザ製造方法に関する。
過給機等に利用される遠心圧縮機が知られている。その遠心圧縮機は、インペラにより昇圧された流体を渦室に導入する流路にディフューザを備えている。ディフューザは、ディフューザディスクにディフューザ翼が設けられている(特許文献1〜2参照。)。
特開2011−58490号公報 特許第5167403号公報
上記のディフューザは、コンプレッサ性能を向上させる為にインペラにより昇圧された流体を渦室に適切に導入することが望まれ、ディフューザ翼を極力延長することが望まれている。しかしながら、ディフューザは、ディフューザ翼を延長すると、構造的にハブ側面に干渉したり、出口流路に必要とされる空気の流路幅を確保できなくなったりすることがある。
本発明の課題は、上記問題を解決するためになされたもので、インペラにより昇圧された流体が渦室に適切に導入される遠心圧縮機を提供することにある。
本発明の他の課題は、ディフューザディスクにディフューザ翼を強固に溶接するディフューザ製造方法を提供することにある。
本発明による遠心圧縮機は、回転軸を中心に回転することにより流体を昇圧するインペラと、前記インペラを囲むように形成された渦室を形成するケーシングと、前記インペラと前記渦室との間に配置されるディフューザとを備えている。前記ディフューザは、前記ケーシングに形成されるハブ側面に対向するシュラウド側面が形成されるディフューザディスクと、前記ディフューザディスクと前記ハブ側面との間に配置されるディフューザ翼とを有している。このとき、前記ディフューザディスクは、前記ハブ側面と前記シュラウド側面とに挟まれる流路の前記回転軸方向の幅(流路幅)が前記渦室に向かって大きくなるように、前記シュラウド側面の外周縁に滑らかに屈曲する曲面形成部が形成されている。
このような遠心圧縮機は、曲面形成部が形成されていることにより、ハブ側面が屈曲している場合でも、流体の流路の回転軸の方向の幅が渦室に向かって大きくなり、流路幅を確保することができる。このような遠心圧縮機は、流路幅を確保することができるようになったため、ディフューザ翼の翼弦を延長することができ、インペラにより昇圧された流体を渦室に適切に導入することができる。
前記ディフューザは、前記ディフューザ翼の根元部分が前記ディフューザディスクのシュラウド側面の平面領域に沿うように、形成されている。
このようなディフューザは、ディフューザディスクのシュラウド側面の外周縁に曲面形成部が形成されていることにより、流路幅を確保することができるようになったため、ディフューザ翼の翼弦を延長することができる。このような遠心圧縮機は、ディフューザ翼の翼弦を延長することにより、インペラにより昇圧された流体を適切に渦室に導入することができる。
前記ディフューザは、前記曲面形成部と前記ディフューザ翼との間に溶接部をさらに有している。
このようなディフューザは、ディフューザディスクとディフューザ翼とが溶接により接合されることにより作製される。曲面形成部とディフューザ翼との間に形成される隙間を開先として用いることができ、従来のディフューザディスクとディフューザ翼の間に切削加工を行って開先を形成していた工程を省略することができ、作業効率が向上する。
前記ディフューザ翼は、前記ハブ側面に対向する面の後縁に前記ハブ側面の径方向外側の曲面に沿うような形状に翼後縁R部が形成されている。
このようなディフューザ翼は、ハブ側面のうちの渦室の壁面に滑らかに繋がる領域、すなわち前記ハブ側面の半径方向外側の曲面まで、適切に延長させることができる。これにより遠心圧縮機の性能を向上させることができ、渦室をコンパクト化することができる。
本発明による過給機は、本発明による遠心圧縮機と、前記インペラを回転させる軸流タービンとを備えている。このような過給機は、遠心圧縮機がインペラにより昇圧された流体を適切に渦室に導入することができることにより、過給機性能を向上させることができる。
本発明によるディフューザ製造方法は、円板および複数の翼によってディフューザを製造するディフューザ製造方法であって、円板のシュラウド側面の外周縁に滑らかに屈曲する曲面形成部を形成する工程と、前記シュラウド側面に翼を溶接により接合する工程とを備えている。
このようなディフューザ製造方法により作製されたディフューザは、ディフューザディスクの外周縁に曲面形成部が形成されていることにより、インペラにより昇圧された流体を適切に渦室に導入することができる。このようなディフューザは、さらに、曲面形成部が形成されていることにより、ハブ側面が屈曲している場合でも、流路の回転軸方向の幅が渦室に向かって大きくなるように、インペラにより昇圧された流体を渦室に導入する流路を適切に形成することができる。
本発明によるディフューザ製造方法は、前記曲面形成部と前記翼との間に形成される隙間を開先として溶接する工程をさらに備えている。
このようなディフューザ製造方法は、円板と翼とを溶接強度を確保して適切に溶接することができ、ディフューザを適切で容易に作製することができる。
本発明による遠心圧縮機は、ディフューザディスクの外周縁に曲面形成部を設けることにより、流体の流路の流路幅を確保することができる。本発明による遠心圧縮機は、流体の流路の流路幅を確保できることにより、また、ディフューザ翼の後縁に翼後縁R部を設けることにより、ディフューザ翼の翼弦を延長することができ、インペラにより昇圧された流体を適切に渦室に導入して、過給機効率を向上させることができる。
本発明によるディフューザ製造方法は、曲面形成部とディフューザ翼との隙間を開先として利用することにより、ディフューザディスクにディフューザ翼を容易に溶接することができる。
本発明の一実施形態にかかる過給機を示す断面図である。 本発明の一実施形態にかかるケーシングおよびディフューザを示す拡大断面図である。 本発明の一実施形態にかかるディフューザを示す平面図である。 本発明の一実施形態にかかるディフューザを示す斜視断面図である。 本発明の一実施形態にかかるディフューザを示す拡大断面図である。
以下に、本発明の一実施形態にかかる過給機10について図面を参照して説明する。過給機10は、遠心圧縮機1とロータ軸2と軸流タービン3とを備えている。
遠心圧縮機1は、図示しない内燃機関に対して、装置外部の空気を圧縮して燃焼用空気を生成し、生成した燃焼用空気を内燃機関に送りこむ装置であり、主としてケーシング6とインペラ7とディフューザ8とを備えている。
ケーシング6は、軸方向から装置外部の空気を吸い込み、圧縮した空気(燃焼用空気)を図示しない内燃機関に送りこむよう主に内側ケーシングと、外側ケーシングと、軸受台12との間に流路が形成されている。流路には、遠心圧縮機1の径方向に排出された燃焼用空気が導かれるドーナツ状の流路である渦室11が形成されている。渦室11は、図示しない燃焼用空気供給流路(過給機10と図示しない内燃機関との間に設けられる供給流路)に接続されている。
軸受台12は、図2に示されるように、過給機10の径方向に沿ってハブ側面14が形成されており、ハブ側面14は、渦室11を形成する外側ケーシング内面と滑らかに繋がるようにハブ側面14のうち半径方向外側の部分が曲面状に形成されている。
インペラ7は、図1に示されるように、ケーシング6の内部に配置され、回転軸5を中心に回転可能となるようにロータ軸2の一端に固定されている。インペラ7は、ロータ軸2とともに回転軸5を中心に回転することにより、外部から遠心圧縮機1に供給される流体を昇圧する。本実施形態の過給機10は、ロータ軸2の他端に固定された軸流タービン3が外部から供給される排気ガスの運動エネルギーによってロータ軸2を回転することで、回転軸5を中心にロータ軸2とともにインペラ7が回転するよう構成されている。
ケーシング6は、渦室11を内部に形成している。渦室11は、概ねドーナツ状に形成され、インペラ7を囲むように形成されている。渦室11は、さらに、図示されていない燃焼用空気供給流路に接続されている。ディフューザ8は、ケーシング6の内部のうちのインペラ7と渦室11との間に配置され、ケーシング6に固定されている。
ディフューザディスク21は、図3に示されるように、円板状に形成され、中央に孔23が形成されている。ディフューザディスク21は、図2に示されるように、シュラウド側面24に沿って配置され、孔23の内側にインペラ7が配置されるようにケーシング6に固定されている。ディフューザ翼22は、翼形に形成されている。ディフューザ翼22は、ディフューザディスク21とハブ側面14との間に配置されるように、ディフューザディスク21に固定されている。ディフューザ翼はインペラ7で圧縮された燃焼用空気を整流する。
ディフューザ8は、図4に示されるように、インペラ7により圧縮された燃焼用空気を渦室11に導入する流路25を形成している。流路25は、軸受台12のハブ側面14とディフューザディスク21のシュラウド側面24とディフューザ翼22の表面とで形成される。
ディフューザディスク21は、シュラウド側面24のうち、過給機10の径方向外側の外周縁に所定の幅で曲面形成部26が形成されている。ディフューザディスク21の外周縁の曲面形成部26は、シュラウド側面24の平坦面領域とディフューザディスク21の端部とを滑らかに接続するように形成されている。すなわち、ハブ側面14とシュラウド側面24とに挟まれる流路の回転軸方向の幅(流路幅)が渦室11に向かうにつれ大きくなるように、形成されている。
ディフューザ翼22は、図5に示されるように、根元部分がディフューザディスク21のシュラウド側面24の平面領域に沿うように、形成されている。ディフューザ翼22の根元部分とディフューザディスク21の曲面形成部26は、溶接にて接合されており、さらに、溶接部28は、ディフューザディスク21の曲面形成部26とディフューザ翼22の後縁(過給機10の径方向外側部分)の根元との間の隙間を埋めるように、形成されている。ディフューザ翼22は、ハブ側面14に対向する表面のうち、回転軸5から遠い側の後縁に翼後縁R部29が形成されている。翼後縁R部29は、ハブ側面14の過給機10の径方向外側の部分であって、曲面状に形成されている領域に沿うように形成されている。
以下に、本実施形態の過給機10のディフューザ8の製造方法を説明する。まず、ディフューザの製造にあたり円板と複数の翼とが準備される。円板には、中央に孔が形成されており、一方の面の径方向外側が所定の幅で切削加工されることにより、曲面部が形成される。翼は、翼形に形成されており、円板の外周縁に曲面部が形成された後に、翼の根元部分が円板の曲面部が形成された面のうちの平面領域に沿うように、配置される。翼は、円板の所定の位置に配置された後に、溶接により円板に接合される。このとき、翼の溶接強度を確保するにあたり、円板の外周縁に形成された曲面部と翼の後縁部分との間の隙間が開先として利用されて、円板に溶接される。翼は、円板に溶接された後に、後縁が曲面状に切削加工されることにより曲面部が形成される。
円板と翼とは、このように接合されることにより、ディフューザ8が形成される。すなわち、円板は、ディフューザディスク21を形成し、翼は、ディフューザ翼22を形成し、円板と翼との溶接に利用された溶融金属は、溶接部28を形成する。さらに、円板の径方向外側に形成された曲面部は、曲面形成部26を形成する。さらに、翼の後縁に形成された曲面部は、翼後縁R部29を形成する。
このようなディフューザ製造方法は、円板に形成された曲面部と翼との間の隙間が開先として利用されて溶接されることにより、円板と翼とを十分に強固に溶接することができ、ディフューザ8を適切に作製することができる。従来、円板の外周縁に曲面部が形成されない場合に、円板の外周縁と翼との接合部分に開先を切削加工により形成する必要があった。このようなディフューザ製造方法は、曲面形成部26に形成される曲面部と翼との隙間を開先に流用することにより、開先を形成する切削加工が不要となり、これに伴い、ディフューザ8を作製する作業効率を向上させることができる。
遠心圧縮機1を備える過給機10は、図示されていない内燃機関とともに利用される。遠心圧縮機1は、ロータ軸2が回転軸5を中心に回転することにより、インペラ7が回転し、遠心圧縮機1に供給される空気を昇圧する。ディフューザ8は、流路25を介して、インペラ7により昇圧された燃焼用空気を渦室11に導入する。このとき、流路25は、ディフューザディスク21の外周縁に曲面形成部26が形成されていることにより、流路幅が渦室11に向かうにつれ大きくなるように、形成されている。インペラ7により昇圧された圧縮空気は、流路25の流路幅が渦室11に向かうにつれ大きくなっていることにより、また、ディフューザ翼22がディフューザディスク21の外周縁まで延長されていることにより、流路25を介して適切に渦室11に導入される。
渦室11に接続されている燃焼用空気供給流路は、インペラ7により昇圧された燃焼用空気を渦室11から図示されていない内燃機関に供給する。内燃機関は、遠心圧縮機1により生成された燃焼用空気を用いて燃料を燃焼することにより、回転動力を生成し、その回転動力を外部機器に供給する。内燃機関は、燃料を燃焼することにより、さらに、排気ガスを生成し、その排気ガスを軸流タービン3に供給する。軸流タービン3は、内燃機関により排気された排気ガスを用いて回転動力を生成し、回転軸5を中心にロータ軸2を回転させる。
本発明による遠心圧縮機1は、ディフューザ翼22を延長しても適切な流路幅が確保でき、インペラ7により昇圧された燃焼用空気を渦室11に適切に導入することが可能となり、性能を向上させることができる。遠心圧縮機1は、性能が向上することにより、渦室11をコンパクト化することができる。さらに、遠心圧縮機1を備える過給機10は、遠心圧縮機1がインペラ7により昇圧された圧縮空気を渦室11に適切に導入することにより、過給機性能を向上させることができる。
なお、ディフューザ8は、インペラ7により昇圧された燃焼用空気を渦室11に十分に適切に導入することができるときに、ディフューザ翼22がディフューザディスク21の曲面形成部26と溶接されないように、形成されることもできる。
なお、ディフューザ8は、円板と複数の翼とを溶接しないで作製されることもできる。その製造方法としては、鋼塊を切削加工することによりディフューザ8を形成することが例示される。このように作製されたディフューザも、既述のディフューザ8と同様にして、ディフューザディスクの外周縁に曲面形成部が形成されることにより、インペラ7により昇圧された流体を渦室11に適切に導入することができる。
1 :遠心圧縮機
2 :ロータ軸
3 :軸流タービン
5 :回転軸
6 :ケーシング
7 :インペラ
8 :ディフューザ
10:過給機
11:渦室
12:軸受台
14:ハブ側面
21:ディフューザディスク
22:ディフューザ翼
23:孔
24:シュラウド側面
25:流路
26:曲面形成部
28:溶接部
29:翼後縁R部

Claims (6)

  1. インペラを囲むように形成されたケーシングと、
    前記ケーシングに形成された渦室と、
    前記インペラと前記渦室との間に配置されるディフューザとを備え、
    前記ディフューザは、
    前記ケーシングに形成されるとともに、ハブ側面に対向するシュラウド側面が形成されるディフューザディスクと、
    前記シュラウド側面と前記ハブ側面との間に配置されるディフューザ翼とを備え、
    前記ディフューザディスクは、前記ハブ側面と前記シュラウド側面とに挟まれる流路が前記渦室に向かって大きくなるように、前記シュラウド側面の径方向外側に曲面形成部が形成され、
    前記ディフューザ翼は、前記曲面形成部まで延長されているとともに、前記ハブ側面に対向する面のうちの径方向外側の後縁に翼後縁R部が形成されている遠心圧縮機。
  2. 前記ディフューザは、前記ディフューザ翼の根元部分が前記シュラウド側面の平面に沿うように形成されている請求項1に記載の遠心圧縮機。
  3. 前記ディフューザは、前記曲面形成部と前記ディフューザ翼との間に溶接部をさらに有する請求項2に記載の遠心圧縮機。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の遠心圧縮機と、
    前記インペラを回転させる軸流タービンと、
    を備える過給機。
  5. 円板及び複数の翼によって遠心圧縮機のディフューザを製造する方法であって、
    円板のシュラウド側面の外周縁に、ハブ側面と前記ハブ側面に対向するシュラウド側面とに挟まれる流路が渦室に向かって大きくなるような曲面形成部を形成する工程と、
    前記翼のハブ側面に対向する面のうちの径方向外側の後縁に翼後縁R部を形成する工程と、
    前記シュラウド側面に前記翼を溶接により接合する工程と、
    を備えるディフューザ製造方法。
  6. 前記曲面形成部と前記翼との間に形成される隙間を開先として溶接する工程をさらに備える請求項5に記載のディフューザ製造方法。
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