JP5029024B2 - 遠心圧縮機 - Google Patents

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この発明は、遠心圧縮機に関し、特に、自動車用過給機等に用いられる遠心圧縮機のディフューザに関するものである。
遠心圧縮機は、ハウジングの内部にインペラが回転可能に設けられ、インペラの軸線方向のインペラ入口側に吸入通路が、インペラの径方向外周側に吐出側スクロール通路が各々形成されており、インペラの回転によって吸入通路より流体を吸入し、昇圧された流体を吐出側スクロール通路へ吐出する。
遠心圧縮機では、インペラから吐出側スクロール通路へ向けて流出する流体の流速を減速するために、インペラの回転によって昇圧された流体を吐出側スクロール通路に導く円環状のディフューザ通路が、インペラの径方向外周のインペラ出口部と吐出側スクロール通路との間に、円環状の流路として形成されている(例えば、特許文献1)。
図10は、ディフューザの従来例を示している。ディフューザ通路161は、インペラ113の径方向外周のインペラ出口部113Bと吐出側スクロール通路158との間に存在し、吸入通路のコンプレッサハウジング119によるシュラウド側壁面163と、吸入通路は反対側のハブ側(軸受側)Aに位置するベアリングハウジング117によるハブ側壁面165とにより画定されている。なお、ハブ側A(図にて左側)の反対(図にて右側)側がシュラウド側Bである。
ディフューザ通路161は、吸入通路のコンプレッサハウジング119によるシュラウド側壁面163と、吸入通路は反対側のハブ側(軸受側)に位置するベアリングハウジング117によるハブ側壁面165とにより画定されている。ハブ側壁面165がインペラ113の背面に対応する部位172とディフューザ通路161を画定する部位とは段差171に接続され、ハブ側壁面165は、インペラ出口部における翼付け根部のインペラ軸線方向位置aと軸線方向(図にて左右方向)に見て同じ位置にある。
遠心圧縮機の小流量側作動域においては、インペラ出口での流体の流れの乱れ、特に、吸入通路側に存在するシュラウド側において生じる剥離による乱れがディフューザ通路に入って拡大し、サージの一因になる。このサージは、圧縮機性能を低下させる原因になる。
このことに対して、ディフューザ通路の軸線方向(インペラ軸線方向)の通路幅(ディフューザ流路幅)を小さくした絞り形状にすることにより、剥離による乱流を抑え込み、サージを抑制することができる。
しかし、ディフューザ流路幅を小さくしてディフューザ通路の絞り具合を大きくすると、サーシを抑制できる反面、ディフューザ流路幅の減少により、大流量側作動域の圧縮機効率が低下し、やはり圧縮機性能が低下する。
この発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、大流量側作動域の圧縮機効率の低下を招くことなく、サージを抑制して小流量側の圧縮機作動限界の拡大を図った遠心圧縮機を提供することを目的としている。
この発明による遠心圧縮機は、ハウジングの内部にインペラが回転可能に設けられ、前記インペラの軸線方向のインペラ入口部側に吸入通路が形成され、前記インペラの径方向外周側に吐出側スクロール通路が形成され、前記インペラの径方向外周側のインペラ出口部と前記吐出側スクロール通路との間に、前記インペラの回転によって昇圧された流体を前記吐出側スクロール通路に導く円環状のディフューザ通路が形成され、前記ディフューザ通路にベーンを有さない遠心圧縮機であって、
前記ディフューザ通路は、前記吸入通路側のシュラウド側壁面と前記吸入通路とは反対側のハブ側に位置するハブ側壁面とにより画定されて前記軸線方向にディフューザ流路幅を備え、前記インペラ出口部側がディフューザ入口に、前記吐出側スクロール通路側がディフューザ出口になっており、前記ディフューザ出口側に前記ディフューザ流路幅が一定もしくは前記ディフューザ出口に向って前記ディフューザ流路幅が減少する通路部を有しており、
前記ディフューザ入口から前記ディフューザ出口における前記ハブ側壁面が前記インペラ出口部における翼付け根部の前記軸線方向の位置より前記ハブ側にあり、前記シュラウド側壁面の前記ディフューザ入口側がテーパ面になっており、前記テーパ面によって前記ディフューザ流路幅が前記ディフューザ入口より前記通路部へ向かうに従って徐々に小さくなるテーパ流路が形成され、前記テーパ流路のラジアル方向の流路長が前記テーパ流路の前記ディフューザ流路幅の変化量以上になっている。
この発明による遠心圧縮機は、好ましくは、前記ハブ側壁面は、前記インペラ出口部における前記翼付け根部の前記軸線方向の位置より前記ハブ側に、前記インペラ出口部における翼高寸法の0.1以上偏倚している。
この発明による遠心圧縮機は、好ましくは、前記ハブ側壁面が前記インペラの背面に対応する部位より前記ディフューザ入口を経て前記ディフューザ出口に至るまで滑らかに連続した面である。
この発明による遠心圧縮機によれば、シュラウド側壁面のディフューザ入口側がテーパ面になっており、前記テーパ面によって前記ディフューザ流路幅が前記ディフューザ入口より前記通路部へ向かうに従って徐々に小さくなる前記テーパ流路が形成されているため、前記テーパ流路をラジアル方向に流れる流体に整流作用が与えられる。
そして、前記ディフューザ入口から前記ディフューザ出口におけるハブ側壁面がインペラ出口部における翼付け根部のインペラ軸線方向の位置よりハブ側にあることにより、ハブ側壁面がインペラ出口部における翼付け根部のインペラ軸線方向の位置と同じ位置にある場合に比して、ハブ側壁面がハブ側にある分、前記通路部のディフューザ流路幅を小さくすることなくシュラウド側壁面をハブ側に移行できる。このことにより、大流量領域のコンプレッサ効率を低下することなく、テーパ流路による整流化作用を促進でき、サージ流量を低減できる
これにより、ディフューザの簡単な変更だけで、大流量側作動域の圧縮機効率の低下を招くことなく、サージを抑制して小流量側の圧縮機作動限界を拡大することができ、圧縮機の高性能化が図られる。
この発明による遠心圧縮機を自動車用過給機に適用した一つの実施形態を、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示されているように、過給機1は、ベアリングハウジング17と、ベアリングハウジング17の一端部側に一体的に組み付けられたコンプレッサハウジング19と、ベアリングハウジング17の他端部側に一体的に組み付けられたタービンハウジング21とによるハウジング(筐体)3を有する。
ハウジング3の一端部側には本発明による遠心圧縮機である遠心式コンプレッサ5が設けられ、他端部側にはラジアルタービン7が設けられている。
ラジアルタービン7と遠心式コンプレッサ5との間に位置するベアリングハウジング17は、軸受部11によって当該ベアリングハウジング17をインペラ軸線方向に貫通する回転軸部材9を回転自在に支持している。
回転軸部材9の一端部にはコンプレッサハウジング19内にあって遠心式コンプレッサ5を構成するコンプレッサインペラ13が一体的に固定されている。
自動車のエンジンから出てきた排気ガスは、供給側スクロール通路23、ガス入口空間25を通って、ラジアルタービン7に供給され、タービンインペラ15を回転させる。タービンインペラ15の回転が回転軸部材9によってコンプレッサインペラ13に伝達され、コンプレッサインペラ13が回転する。
コンプレッサインペラ13は、コンプレッサハウジング19の内部に配置され、回転軸部材9と共にベアリングハウジング17より回転可能に支持されている。コンプレッサインペラ13は複数枚の翼59を有す多翼形のものである。
コンプレッサインペラ13の軸線方向正面(図1で見て右側)のインペラ入口部13A側には、コンプレッサハウジング19によってコンプレッサインペラ13と同心に吸入通路57が形成されている。コンプレッサハウジング19には、コンプレッサインペラ13の径方向外周側に吐出側スクロール通路58が形成されている。吐出側スクロール通路58は、図示されていないが、一端に吐出口を備えている。
コンプレッサインペラ13は、回転することにより、吸入通路57より流体を吸入し、昇圧した流体を径方向外周のインペラ出口部13Bより径方向外方へ吐き出す。
コンプレッサインペラ13のインペラ出口部13Bと吐出側スクロール通路58との間には円環状のディフューザ通路61が形成されている。ディフューザ通路61は、コンプレッサインペラ13の回転によって昇圧された流体を、当該流体が有する旋回速度を減衰しつつ吐出側スクロール通路58に導く。
ディフューザ通路61は、吸入通路57側のコンプレッサハウジング19によるシュラウド側壁面63と、吸入通路57とは反対側のハブ側(軸受側)Aに位置するベアリングハウジング17によるハブ側壁面65とにより画定され、インペラ軸線方向にディフューザ流路幅Wを備えている。
ディフューザ通路61は、インペラ出口部13B側(内周側)がディフューザ入口61Aに、吐出側スクロール通路58側(外周側)がディフューザ出口61Bになっており、ディフューザ出口61B側に、インペラ軸線に直交する垂直で、ディフューザ流路幅Wが一定の平行通路部67を有している。
図2に示されているように、ハブ側壁面65は、インペラ出口部13Bにおける翼付け根部のインペラ軸線方向位置aよりハブ側(ベアリングハウジング17側)Aにある。これにより、ディフューザ入口61Aのディフューザ流路幅Wがインペラ出口部13Bにおける翼高寸法L(図3参照)より大きい。なお、図2においても、ハブ側A(図にて左側)の反対(図にて右側)側がシュラウド側Bである。
この実施形態では、ハブ側壁面65は、インペラ出口部13Bにおけるインペラ背面13Cより更に軸受側、つまり、図2で見て左側にあり、ディフューザ入口61Aとディフューザ出口61Bとの間において、全体がインペラ軸線に直交する垂直面で、円環状の同一平面になっている。つまり、ハブ側壁面65はコンプレッサインペラ13の背面に対応する部位よりディフューザ入口61Aを経てディフューザ出口61Bに至るまで滑らかに連続した面である。ハブ側壁面65のインペラ軸線方向位置aからハブ側への偏倚量は、図3に、符号ΔLにより示されている。
シュラウド側Bにあるシュラウド側壁面63のディフューザ入口61A側は、ディフューザ入口61Aより平行通路部67へ向かうに従ってディフューザ流路幅Wを減縮するテーパ面(円錐面)69になっている。
上述したように、シュラウド側壁面63のディフューザ入口61A側がテーパ面69になっていることにより、当該テーパ面部分においては、ディフューザ流路幅Wがディフューザ入口61Aより平行通路部67へ向かうに従って徐々に小さくなるテーパ流路71が形成される。これにより、テーパ流路71をラジアル方向に流れる流体、つまり、ディフューザ入口61Aより平行通路部67へ流れる流体に対して整流作用が与えられる。
本実施形態では、ハブ側壁面65がインペラ出口部13Bにおける翼付け根部のインペラ軸線方向位置aより偏倚量ΔLだけハブ側にあることにより、ハブ側壁面65がインペラ出口部13Bにおける翼付け根部のインペラ軸線方向位置aと同じ位置にある場合に比して、ハブ側壁面65が偏倚量ΔLだけハブ側にある分、平行通路部67のディフューザ流路幅Wを小さくすることなく(変更することなく)、シュラウド側壁面63をハブ側に移行できるから、この移行量(偏倚量ΔLと同じ)に応じて、大流量領域のコンプレッサ効率を低下することなく、テーパ流路71による整流化作用を促進でき、サージ流量を低減できる。
これにより、ディフューザの簡単な変更だけで、大流量側作動域の圧縮機効率の低下を招くことなく、サージを抑制して小流量側の圧縮機作動限界を拡大することができ、圧縮機の高性能化を図ることができる。
ハブ側壁面65の偏倚量ΔLは、図3に示されているインペラ出口部13Bにおける翼高寸法Lの0.1以上、より好ましくは0.3以上であることが好ましく、それ以下であると、テーパ流路71のラジアル方向の流路長L2が不足し、充分な整流化作用が得られない。テーパ流路71のラジアル方向の流路長L2とテーパ流路71のディフューザ流路幅変化量L1との比L1/L2は、適正傾斜角度θにより決まり、0.1≦(L1/L2)1.0程度であればよい。
図5は、横軸が無次元化した流量比、縦軸が圧力比の圧縮機性能を示すグラフである。図5において、破線が、L1/L2=0.3、ΔL/L=0.4の本発明の実施形態品の特性を、実線がΔL=0の従来品の特性を示している。
このグラフより、大流量側作動域の圧縮機効率の低下を招くことなく、小流量側の圧縮機作動限界が、本発明の実施形態品では、線Aで示す従来品のものより、線Bで示されているように、拡大することが分かる。
上述の実施形態では、ハブ側壁面65は、ディフューザ入口61Aとディフューザ出口61Bとの間において、全体が円環状の段差のない同一平面になっていることにより、製作性がよい。
しかし、ハブ側壁面65は、必ずしも、全体が円環状の同一平面である必要はなく、ハブ側壁面65の偏倚量ΔLに応じて、図6に示されているように、ディフューザ入口61Aで段差bがあるものになることがある。
また、図7に示されているように、ハブ側壁面65が、インペラ出口部13Bにおける翼付け根部のインペラ軸線方向位置aよりハブ側に偏倚した上で、ディフューザ入口61A側にもテーパ面73があるものや、図8に示されているように、ディフューザ入口61A部分に、流れ案内面75を追加した変形例が考えられる。この場合、ハブ側壁面65の偏倚量ΔLと、インペラ出口部13Bにおける翼高寸法Lとの比ΔL/Lを1.0から2.0程度に設定することもできる。
要約すると、ΔL/Lの適正値は、0.1以上、2.0以下、より好ましくは0.3以上、1.0以下である。
また、テーパ面69は、上述の実施形態では、直線傾斜のテーパ面になっているが、図9に破線により示されているように、凸円弧状傾斜のラウンド面、あるいは凹円弧状傾斜のラウンド面であってもよい。
なお、ディフューザ通路61の平行通路部67は、ディフューザ出口61Bに向ってディフューザ流路幅が減少する通路部に置き換えることもできる。
この発明による遠心圧縮機を自動車用過給機に適用した一つの実施形態を示す断面図である。 この発明による遠心圧縮機の一つの実施形態の要部を示す拡大断面図である。 この発明による遠心圧縮機の一つの実施形態の寸法諸元を示す説明図である。 この発明による遠心圧縮機の一つの実施形態の寸法諸元を示す説明図である。 遠心圧縮機の圧縮機性能を示すグラフである。 この発明による遠心圧縮機の他の実施形態の要部を示す拡大断面図である。 この発明による遠心圧縮機の他の実施形態の要部を示す拡大断面図である。 この発明による遠心圧縮機の他の実施形態の要部を示す拡大断面図である。 この発明による遠心圧縮機の他の実施形態の要部を示す拡大断面図である。 ディフューザの従来例を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 過給機
3 ハウジング
5 遠心式コンプレッサ
7 ラジアルタービン
9 回転軸部材
11 軸受部
13 コンプレッサインペラ
13A インペラ入口部
13B インペラ出口部
15 タービンインペラ
17 ベアリングハウジング
19 コンプレッサハウジング
21 タービンハウジング
23 スクロール通路
25 ガス入口空間
57 吸入通路
58 吐出側スクロール通路
59 翼
61 ディフューザ通路
61A ディフューザ入口
61B ディフューザ出口
63 シュラウド側壁面
65 ハブ側壁面
67 平行通路部
69 テーパ面
71 テーパ流路
73 テーパ面
75 流れ案内面

Claims (3)

  1. ハウジングの内部にインペラが回転可能に設けられ、前記インペラの軸線方向のインペラ入口部側に吸入通路が形成され、前記インペラの径方向外周側に吐出側スクロール通路が形成され、前記インペラの径方向外周側のインペラ出口部と前記吐出側スクロール通路との間に、前記インペラの回転によって昇圧された流体を前記吐出側スクロール通路に導く円環状のディフューザ通路が形成され、前記ディフューザ通路にベーンを有さない遠心圧縮機であって、
    前記ディフューザ通路は、前記吸入通路側のシュラウド側壁面と前記吸入通路とは反対側のハブ側に位置するハブ側壁面とにより画定されて前記軸線方向にディフューザ流路幅を備え、前記インペラ出口部側がディフューザ入口に、前記吐出側スクロール通路側がディフューザ出口になっており、前記ディフューザ出口側に前記ディフューザ流路幅が一定もしくは前記ディフューザ出口に向って前記ディフューザ流路幅が減少する通路部を有しており、
    前記ディフューザ入口から前記ディフューザ出口における前記ハブ側壁面が前記インペラ出口部における翼付け根部の前記軸線方向の位置より前記ハブ側にあり、前記シュラウド側壁面の前記ディフューザ入口側がテーパ面になっており、前記テーパ面によって前記ディフューザ流路幅が前記ディフューザ入口より前記通路部へ向かうに従って徐々に小さくなるテーパ流路が形成され、前記テーパ流路のラジアル方向の流路長が前記テーパ流路の前記ディフューザ流路幅の変化量以上になっていることを特徴とする遠心圧縮機。
  2. 前記ハブ側壁面は、前記出口部における前記翼付け根部の前記軸線方向の位置より前記ハブ側に、前記インペラ出口部における翼高寸法の0.1以上偏倚していることを特徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機。
  3. 前記ハブ側壁面が前記インペラの背面に対応する部位より前記ディフューザ入口を経て前記ディフューザ出口に至るまで滑らかに連続した面であることを特徴とする請求項1または2に記載の遠心圧縮機。
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