JP6388753B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Description

この発明は、入射光を像面に結像するレンズ鏡筒に関するものである。
レーザ光を送受信することで、大気の風向や風速を計測する風計測ライダの光アンテナとして、レンズ鏡筒が使用されることがある。
レンズ鏡筒は、組立公差によって組立後の性能にばらつきが生じることがある。
以下の特許文献1に開示されているレンズ鏡筒では、組立公差を抑制するために、鏡筒に保持される2枚のレンズのコバ部に平面を形成するとともに、2枚のレンズを保持する鏡筒のレンズ受け面を平面に形成し、2枚のレンズのコバ部を鏡筒のレンズ受け面に押し当てた状態で固定している。
2枚のレンズのうち、第1のレンズは、両面が凸面の両凸レンズであり、第2のレンズは、入射側の面が凸面で、出射側の面が凹面のメニスカスレンズである。
特開2014−77904号公報
従来のレンズ鏡筒は以上のように構成されているので、組立公差を抑制することができるが、鏡筒に保持されているレンズの枚数が2枚だけであるため、風計測ライダの光アンテナとして使用される場合、風計測ライダで要求される波面収差を満足することができないことがある。波面収差の性能を高めるには、鏡筒に保持されるレンズの枚数を増やす必要があり、鏡筒に保持されるレンズの枚数が4枚であれば、風計測ライダで要求される波面収差を満足することができる。しかし、両凸レンズやメニスカスレンズは、面の製造が面倒であるため、両凸レンズやメニスカスレンズなどのレンズを4枚保持する構成では、製造コストが増加してしまうという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、風計測ライダで要求される波面収差を満足することができる低コストのレンズ鏡筒を得ることを目的とする。
この発明に係るレンズ鏡筒は、光の入射側の面が凸面で、光の出射側の面が平面である第1のレンズと、負の屈折力を有しており、第1のレンズから出射された光が入射される第2のレンズと、負の屈折力を有しており、第2のレンズから出射された光が入射される第3のレンズと、光の入射側の面が平面で、光の出射側の面が凸面であり、第3のレンズから出射された光が入射される第4のレンズと、第1から第4のレンズを保持する鏡筒とを備え、第1から第4のレンズによる鏡筒全体の焦点距離で、第1から第4のレンズにより光が結像される像面の曲率半径を除算した結果が−2.36から−2.14の範囲内になるようにしたものである。
この発明によれば、第1及び第4のレンズの片面が平面であるため、第1及び第4のレンズの製造コストが抑制される。このため、風計測ライダで要求される波面収差を満足することができる低コストのレンズ鏡筒が得られる効果がある。
この発明の実施の形態1によるレンズ鏡筒を示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるレンズ鏡筒の両凹レンズ2及びメニスカスレンズ3を示す拡大図である。 平凸レンズ1、両凹レンズ2、メニスカスレンズ3及び平凸レンズ4における各面や像面Sの曲率半径などのレンズ鏡筒諸元の一例を示す表図である。 この発明の実施の形態2によるレンズ鏡筒を示す構成図である。 平凸レンズ1、片凹レンズ2’、メニスカスレンズ3及び平凸レンズ4における各面や像面Sの曲率半径などのレンズ鏡筒諸元の一例を示す表図である。 この発明の実施の形態3によるレンズ鏡筒を示す構成図である。 平凸レンズ1、片凹レンズ2’、片凹レンズ3’及び平凸レンズ4における各面や像面Sの曲率半径などのレンズ鏡筒諸元の一例を示す表図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面にしたがって説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるレンズ鏡筒を示す構成図であり、図2はこの発明の実施の形態1によるレンズ鏡筒の両凹レンズ2及びメニスカスレンズ3を示す拡大図である。
図1及び図2において、鏡筒10は平凸レンズ1(第1のレンズ)、両凹レンズ2(第2のレンズ)、メニスカスレンズ3(第3のレンズ)及び平凸レンズ4(第4のレンズ)を保持するレンズ保持部材であり、平面のレンズ受け面として、光の入射側から順番にレンズ受け面10(第1のレンズ受け面)、レンズ受け面10(第2のレンズ受け面)、レンズ受け面10(第3のレンズ受け面)、レンズ受け面10(第4のレンズ受け面)を有している。
平凸レンズ1は光の入射側の面が凸面で、光の出射側の面が平面であり、正の屈折力を有している。
また、平凸レンズ1は光の出射側の面に平面のコバ部1aを有しており、コバ部1aがレンズ受け面10に押し当てられている状態で保持されている。
両凹レンズ2は両面が凹面であり、負の屈折力を有している。
また、両凹レンズ2は光の出射側の面に平面のコバ部2aを有しており、コバ部2aがレンズ受け面10に押し当てられている状態で保持されている。
メニスカスレンズ3は光の入射側の面が凸面で、光の出射側の面が凹面であり、負の屈折力を有している。
また、メニスカスレンズ3は光の出射側の面に平面のコバ部3aを有しており、コバ部3aがレンズ受け面10に押し当てられている状態で保持されている。
平凸レンズ4は光の入射側の面が平面で、光の出射側の面が凸面であり、正の屈折力を有している。
また、平凸レンズ4は光の入射側の面に平面のコバ部4aを有しており、コバ部4aがレンズ受け面10に押し当てられている状態で保持されている。
絞り20は両凹レンズ2とメニスカスレンズ3の間に設けられている。
なお、平凸レンズ1,4は、片面が平面であるため、製造の際、平面でない方の片面だけを研磨すればよい。このため、平凸レンズ1,4は、例えば、両凹レンズ2やメニスカスレンズ3と比べて、研磨のため製造コストが低い。
は平凸レンズ1における光入射面の曲率半径、Rは平凸レンズ1における光出射面の曲率半径である。
は両凹レンズ2における光入射面の曲率半径、Rは両凹レンズ2における光出射面の曲率半径である。
は絞り20における曲率半径である。
はメニスカスレンズ3における光入射面の曲率半径、Rはメニスカスレンズ3における光出射面の曲率半径である。
は平凸レンズ4における光入射面の曲率半径、Rは平凸レンズ4における光出射面の曲率半径である。
は光軸X上での平凸レンズ1における光入射面と光出射面の間隔、Dは光軸X上での平凸レンズ1の光出射面と両凹レンズ2の光入射面との間隔である。
は光軸X上での両凹レンズ2における光入射面と光出射面の間隔、Dは光軸X上での両凹レンズ2の光出射面と絞り20との間隔、Dは光軸X上での絞り20とメニスカスレンズ3の光入射面との間隔である。
は光軸X上でのメニスカスレンズ3における光入射面と光出射面の間隔、Dは光軸X上でのメニスカスレンズ3の光出射面と平凸レンズ4の光入射面との間隔である。
は光軸X上での平凸レンズ4における光入射面と光出射面の間隔、Dは光軸X上での平凸レンズ4の光出射面と像面Sの結像位置Pとの間隔である。
ここで、レンズ鏡筒全体の焦点距離はf、平凸レンズ1の焦点距離はf、両凹レンズ2の焦点距離はf、メニスカスレンズ3の焦点距離はf、平凸レンズ4の焦点距離はfであるとする。また、レンズ鏡筒により光が結像される像面Sの曲率半径はRであるとする。
この実施の形態1を含む実施の形態1〜3では、下記の条件(1)を満足することで、レンズ鏡筒全体の回転公差に対する波面収差の性能劣化が低減されている。
Figure 0006388753
また、この実施の形態1を含む実施の形態1〜3では、下記の条件(2)〜(5)を満足することで、高い波面収差の性能を有しており、レンズ鏡筒の組立公差が低減されている。
Figure 0006388753

Figure 0006388753

Figure 0006388753

Figure 0006388753
次に動作について説明する。
光の入射側である物体側からの光束は、光軸Xに沿ってレンズ鏡筒に入射される。
レンズ鏡筒に入射された光束は、平凸レンズ1、両凹レンズ2、メニスカスレンズ3及び平凸レンズ4を通過することで、像面Sの結像位置Pに結像される。
図3は平凸レンズ1、両凹レンズ2、メニスカスレンズ3及び平凸レンズ4における各面や像面Sの曲率半径などのレンズ鏡筒諸元の一例を示す表図である。
図3において、∞は曲率半径が無限大であることを示している。nは平凸レンズ1の屈折率、nは両凹レンズ2の屈折率、nはメニスカスレンズ3の屈折率、nは平凸レンズ4の屈折率を示している。
この実施の形態1では、曲率半径R〜R,R、間隔D〜D、屈折率n,n,n,n、レンズ鏡筒全体の焦点距離f、FナンバーFno、半画角ωは図3に示されている数値である。
この数値では、図3に示すように、R/f=−2.14となり、条件(1)を満足している。
また、f/f=0.82、f/f=−0.96、f/f=−2.55、f/f=0.82となり、条件(2)〜(5)を満足している。
図3の例では、曲率半径については光の入射側を正としている。
上記の数値で表されるレンズ鏡筒の波面収差をシミュレーションすると、波面収差の二乗平均であるRMSは下記のようになる。λは1.55μmの波長である。
RMS=0.0175λ (6)
式(6)は半画角ωが10度の場合であるが、半画角ωが0度である場合、波面収差の二乗平均であるRMSは下記のようになる。
RMS=0.0149λ (7)
半画角ωが0度の場合も、10度の場合も、風計測ライダで要求される波面収差を満足している波面収差である。
因みに、風計測ライダで要求される波面収差のRMSは、一般的に0.1λ以下程度であるため、十分に要求を満足している。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、第1のレンズである平凸レンズ1の光出射面と、第4のレンズである平凸レンズ4の光入射面とが平面であるため、第1及び第4のレンズとして、例えば両凸レンズやメニスカスレンズなどを用いる場合よりも、第1及び第4のレンズの製造コストが抑制される。このため、風計測ライダで要求される波面収差を満足することができる低コストのレンズ鏡筒が得られる効果がある。
また、この実施の形態1によれば、平凸レンズ1が、平面のコバ部1aが平面のレンズ受け面10に当てられている状態で保持され、両凹レンズ2が、平面のコバ部2aが平面のレンズ受け面10に当てられている状態で保持され、メニスカスレンズ3が、平面のコバ部3aが平面のレンズ受け面10に当てられている状態で保持され、平凸レンズ4が、平面のコバ部4aが平面のレンズ受け面10に当てられている状態で保持されているので、組立時公差を低減して、波面収差の性能劣化を抑制することができる。
この実施の形態1では、図3に示すように、平凸レンズ1の曲率半径Rと平凸レンズ4の曲率半径Rとが同じであり、平凸レンズ1の屈折率nと平凸レンズ4の屈折率nとが同じであるため、同じ製造プロセスで平凸レンズ1,4を製造することが可能であり、低コスト化を図ることが可能である。
なお、平凸レンズ1と平凸レンズ4の向きが反対であるため、図3では、平凸レンズ1の曲率半径Rと、平凸レンズ4の曲率半径Rとの符号が異なっているが、即ち、R=89.609で、R=−89.609であるが、レンズ自体の曲率半径は同じである。
この実施の形態1では、レンズ鏡筒により光が結像される像面Sの曲率半径Rが、レンズ鏡筒全体の焦点距離fに対して負の曲率半径を有しているため、レンズ鏡筒により光が結像される像面Sが平面である場合よりも、レンズ鏡筒全体の回転公差に対する波面収差の性能劣化を抑制することができる。
因みに、通常のカメラレンズの場合、受光面が平面であるため、像面が曲率半径を有していると、受光面と像面が一致しない。その結果、画角に応じて像のボケが生じる。
風計測ライダの光アンテナとしてレンズ鏡筒が使用される場合、レンズ鏡筒に対するレーザ光の入出力は、一般的に、光ファイバが用いられる。このため、像面上のファイバ端の位置では、画角が面ではなく、点として指定される。したがって、像面が曲率半径を有している場合でも、この曲率半径を有する像面上にファイバ端を配置すればよいため、カメラレンズの場合のようなボケが生じない。
また、カメラで画像全体を高解像に撮像する場合、受光面のサイズと焦点距離で決まる一定の画角範囲内の全ての画角において、結像性能を決定づける波面収差の性能を維持しなければならない。
風計測ライダの光アンテナとしてレンズ鏡筒が使用される場合、画角がファイバ端の像面上の位置で決まるため、波面収差の性能を維持すべき画角が、カメラレンズの場合のように広い範囲ではなく、ある特定の画角となる。このため、ある特定の画角について、波面収差の性能を向上させればよいため、制限条件が緩和され、結果として高い波面収差の性能を得ることができる。
なお、レーザ光を送受信することで、大気の風向や風速を計測する風計測ライダでは、ドップラー効果によって視線方向の風速を計測し、複数の視線方向の風速から風向を算出する。そのため、複数の画角に対してファイバ端を配置し、複数の画角に対応するファイバ端でレーザ光を送受信して、それぞれの画角での風速を算出する。
この実施の形態1では、半画角ωが0度と10度の場合の波面収差を計測しており、いずれの波面収差も、風計測ライダで要求される波面収差を満足している。
この実施の形態1では、図3に示すように、平凸レンズ1の屈折率nと平凸レンズ4の屈折率nとが同じである例を示しているが、平凸レンズ1と平凸レンズ4の屈折率差Δn1−8が±0.0006の範囲内となる硝材を用いて、平凸レンズ1と平凸レンズ4が製造されているものであってもよい。
−0.0006<Δn1−8<0.0006 (8)
また、両凹レンズ2の屈折率nとメニスカスレンズ3の屈折率nが同じである例を示しているが、両凹レンズ2とメニスカスレンズ3の屈折率差Δn3−6が±0.0006の範囲内となる硝材を用いて、両凹レンズ2とメニスカスレンズ3が製造されているものであってもよい。
−0.0006<Δn3−6<0.0006 (9)
屈折率差が±0.0006の範囲内であれば、式(6)や式(7)で示す波面収差と同等の波面収差が得られ、風計測ライダで要求される波面収差を満足することができる。このため、製造公差などによって、±0.0006の範囲内で屈折率のばらつきが生じても、同等の波面収差が維持される。
この実施の形態1では、平凸レンズ1における光入射面の曲率半径Rと、平凸レンズ4における光出射面の曲率半径Rとが同じである例を示しているが、曲率半径Rと曲率半径Rの差ΔR1−9が±0.47mmの範囲内であれば、曲率半径Rと曲率半径Rが異なっていてもよい。
−0.47<ΔR1−9<0.47 (10)
曲率半径Rと曲率半径Rの差ΔR1−9が±0.47mmの範囲内であれば、式(6)や式(7)で示す波面収差と同等の波面収差が得られ、風計測ライダで要求される波面収差を満足することができる。このため、製造公差などによって、±0.47mmの範囲内で曲率半径のばらつきが生じても、同等の波面収差が維持される。
この実施の形態1では、平凸レンズ1における光出射面及び平凸レンズ4における光入射面が平面である例を示している。即ち、図3では、平凸レンズ1における光出射面の曲率半径R及び平凸レンズ4における光入射面の曲率半径Rが無限大である例を示している。しかし、曲率半径R,Rは、17000mmより大きい、あるいは、−17000mmより小さければよく、無限大であるものに限るものではない。
>17000 あるいは、R<−17000 (11)
>17000 あるいは、R<−17000 (12)
曲率半径R,Rが17000mmより大きい場合や、曲率半径R,Rが−17000mmより小さい場合には、無限大でない場合でも、式(6)や式(7)で示す波面収差と同等の波面収差が得られ、風計測ライダで要求される波面収差を満足することができる。このため、製造公差などによって、曲率半径R,Rが17000mmより大きい曲率半径を有している場合や、曲率半径R,Rが−17000mmより小さい曲率半径を有している場合でも、同等の波面収差が維持される。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、第2のレンズが、両面が凹面である両凹レンズ2の例を示しているが、この実施の形態2では、第2のレンズが、光の入射側の面が凹面で、光の出射側の面が平面である片凹レンズの例を説明する。
図4はこの発明の実施の形態2によるレンズ鏡筒を示す構成図であり、図4において、図1と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
第2のレンズである片凹レンズ2’は光の入射側の面が凹面で、光の出射側の面が平面であり、負の屈折力を有している。
また、片凹レンズ2’は光の出射側の面に平面のコバ部2a’を有しており、コバ部2a’がレンズ受け面10に押し当てられている状態で保持されている。
図5は平凸レンズ1、片凹レンズ2’、メニスカスレンズ3及び平凸レンズ4における各面や像面Sの曲率半径などのレンズ鏡筒諸元の一例を示す表図である。
図5において、∞は曲率半径が無限大であることを示している。nは平凸レンズ1の屈折率、nは片凹レンズ2’の屈折率、nはメニスカスレンズ3の屈折率、nは平凸レンズ4の屈折率を示している。
この実施の形態2では、曲率半径R〜R,R、間隔D〜D、屈折率n,n,n,n、レンズ鏡筒全体の焦点距離f、FナンバーFno、半画角ωは図5に示されている数値である。
この数値では、図5に示すように、R/f=−2.16となり、上記の条件(1)を満足している。
また、f/f=0.82、f/f=−1.18、f/f=−1.70、f/f=0.82となり、上記の条件(2)〜(5)を満足している。
上記の数値で表されるレンズ鏡筒の波面収差をシミュレーションすると、波面収差の二乗平均であるRMSは下記のようになる。λは1.55μmの波長である。
RMS=0.0218λ (13)
式(13)は半画角ωが10度の場合であるが、半画角ωが0度である場合、波面収差の二乗平均であるRMSは下記のようになる。
RMS=0.0136λ (14)
半画角ωが0度の場合も、10度の場合も、上記実施の形態1と同様に、風計測ライダで要求される波面収差を満足している波面収差である。
半画角ωが10度の場合、波面収差のRMSが上記実施の形態1よりも若干大きくなっているが、風計測ライダで要求される波面収差のRMSは、一般的に0.1λ以下程度であるため、この実施の形態2における波面収差は、十分に許容できるものである。
なお、半画角ωが0度の場合、波面収差のRMSが上記実施の形態1よりも若干小さくなっている。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、第1のレンズである平凸レンズ1の光出射面と、第2のレンズである片凹レンズ2’の光出射面と、第4のレンズである平凸レンズ4の光入射面とが平面であるため、第1、第2及び第4のレンズとして、例えば両凸レンズやメニスカスレンズなどを用いる場合よりも、第1、第2及び第4のレンズの製造コストが抑制される。このため、上記実施の形態1と同様に、風計測ライダで要求される波面収差を満足することができる低コストのレンズ鏡筒が得られる効果がある。
さらに、この実施の形態2では、第2のレンズについても片面が平面である片凹レンズ2’を用いているため、上記実施の形態1よりも低コストのレンズ鏡筒が得られる。
この実施の形態2では、平凸レンズ1における光出射面、片凹レンズ2’における光出射面及び平凸レンズ4における光入射面が平面である例を示している。即ち、図5では、平凸レンズ1における光出射面の曲率半径R、片凹レンズ2’における光出射面の曲率半径R及び平凸レンズ4における光入射面の曲率半径Rが無限大である例を示している。しかし、曲率半径R,R,Rは、17000mmより大きい、あるいは、−17000mmより小さければよく、無限大であるものに限るものではない。
>17000 あるいは、R<−17000 (15)
>17000 あるいは、R<−17000 (16)
>17000 あるいは、R<−17000 (17)
曲率半径R,R,Rが17000mmより大きい場合や、曲率半径R,R,Rが−17000mmより小さい場合には、無限大でない場合でも、式(13)や式(14)で示す波面収差と同等の波面収差が得られ、風計測ライダで要求される波面収差を満足することができる。このため、製造公差などによって、曲率半径R,R,Rが17000mmより大きい曲率半径を有している場合や、曲率半径R,R,Rが−17000mmより小さい曲率半径を有している場合でも、同等の波面収差が維持される。
実施の形態3.
上記実施の形態1,2では、第3のレンズが、光の入射側の面が凸面で、光の出射側の面が凹面であるメニスカスレンズ3の例を示しているが、この実施の形態3では、第3のレンズが、光の入射側の面が平面で、光の出射側の面が凹面である片凹レンズの例を説明する。
図6はこの発明の実施の形態3によるレンズ鏡筒を示す構成図であり、図6において、図4と同一符号は同一または相当部分を示すので説明を省略する。
第3のレンズである片凹レンズ3’は光の入射側の面が平面で、光の出射側の面が凹面であり、負の屈折力を有している。
また、片凹レンズ3’は光の入射側の面に平面のコバ部3a’を有しており、コバ部3a’がレンズ受け面10に押し当てられている状態で保持されている。
図6では、第3のレンズである片凹レンズ3’が、片凹レンズ2’が実装されている図4のレンズ鏡筒に適用されている例を示しているが、両凹レンズ2が実装されている図1のレンズ鏡筒に適用されているものであってもよい。
図6の例では、片凹レンズ3’のコバ部3a’が、光の入射側の面にあるため、レンズ受け面10における鏡筒10の形状が、図1及び図4の鏡筒10と相違している。
図7は平凸レンズ1、片凹レンズ2’、片凹レンズ3’及び平凸レンズ4における各面や像面Sの曲率半径などのレンズ鏡筒諸元の一例を示す表図である。
図7において、∞は曲率半径が無限大であることを示している。nは平凸レンズ1の屈折率、nは片凹レンズ2’の屈折率、nは片凹レンズ3’の屈折率、nは平凸レンズ4の屈折率を示している。
この実施の形態3では、曲率半径R〜R,R、間隔D〜D、屈折率n,n,n,n、レンズ鏡筒全体の焦点距離f、FナンバーFno、半画角ωは図7に示されている数値である。
この数値では、図7に示すように、R/f=−2.36となり、上記の条件(1)を満足している。
また、f/f=0.71、f/f=−1.17、f/f=−1.01、f/f=0.71となり、上記の条件(2)〜(5)を満足している。
上記の数値で表されるレンズ鏡筒の波面収差をシミュレーションすると、波面収差の二乗平均であるRMSは下記のようになる。λは1.55μmの波長である。
RMS=0.0345λ (18)
式(18)は半画角ωが10度の場合であるが、半画角ωが0度である場合、波面収差の二乗平均であるRMSは下記のようになる。
RMS=0.0107λ (19)
半画角ωが0度の場合も、10度の場合も、上記実施の形態1と同様に、風計測ライダで要求される波面収差を満足している波面収差である。
半画角ωが10度の場合、波面収差のRMSが上記実施の形態1,2よりも若干大きくなっているが、風計測ライダで要求される波面収差のRMSは、一般的に0.1λ以下程度であるため、この実施の形態3における波面収差は、十分に許容できるものである。
なお、半画角ωが0度の場合、波面収差のRMSが上記実施の形態1,2よりも若干小さくなっている。
以上で明らかなように、この実施の形態3によれば、第1のレンズである平凸レンズ1の光出射面と、第2のレンズである片凹レンズ2’の光出射面と、第3のレンズである片凹レンズ3’の光入射面と、第4のレンズである平凸レンズ4の光入射面とが平面であるため、第1〜第4のレンズとして、例えば両凸レンズやメニスカスレンズなどを用いる場合よりも、第1〜第4のレンズの製造コストが抑制される。このため、上記実施の形態1,2と同様に、風計測ライダで要求される波面収差を満足することができる低コストのレンズ鏡筒が得られる効果がある。
さらに、この実施の形態3では、第3のレンズについても片面が平面である片凹レンズ3’を用いているため、上記実施の形態1,2よりも更に低コストのレンズ鏡筒が得られる。
この実施の形態3では、平凸レンズ1における光出射面、片凹レンズ2’における光出射面、片凹レンズ3’の光入射面及び平凸レンズ4における光入射面が平面である例を示している。即ち、図7では、平凸レンズ1における光出射面の曲率半径R、片凹レンズ2’における光出射面の曲率半径R、片凹レンズ3’における光入射面の曲率半径R及び平凸レンズ4における光入射面の曲率半径Rが無限大である例を示している。しかし、曲率半径R,R,R,Rは、17000mmより大きい、あるいは、−17000mmより小さければよく、無限大であるものに限るものではない。
>17000 あるいは、R<−17000 (20)
>17000 あるいは、R<−17000 (21)
>17000 あるいは、R<−17000 (22)
>17000 あるいは、R<−17000 (23)
曲率半径R,R,R,Rが17000mmより大きい場合や、曲率半径R,R,R,Rが−17000mmより小さい場合には、無限大でない場合でも、式(18)や式(19)で示す波面収差と同等の波面収差が得られ、風計測ライダで要求される波面収差を満足することができる。このため、製造公差などによって、曲率半径R,R,R,Rが17000mmより大きい曲率半径を有している場合や、曲率半径R,R,R,Rが−17000mmより小さい曲率半径を有している場合でも、同等の波面収差が維持される。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明は、入射光を像面に結像するレンズ鏡筒に適している。
1 平凸レンズ(第1のレンズ)、1a 平面のコバ部、2 両凹レンズ(第2のレンズ)、2a 平面のコバ部、2’ 片凹レンズ(第2のレンズ)、2a’ 平面のコバ部、3 メニスカスレンズ(第3のレンズ)、3a 平面のコバ部、3’ 片凹レンズ(第3のレンズ)、3a’ 平面のコバ部、4 平凸レンズ(第4のレンズ)、4a 平面のコバ部、10 鏡筒、10 レンズ受け面(第1のレンズ受け面)、10 レンズ受け面(第2のレンズ受け面)、10 レンズ受け面(第3のレンズ受け面)、10 レンズ受け面(第4のレンズ受け面)、20 絞り。

Claims (2)

  1. 光の入射側の面が凸面で、光の出射側の面が平面である第1のレンズと、
    負の屈折力を有しており、前記第1のレンズから出射された光が入射される第2のレンズと、
    負の屈折力を有しており、前記第2のレンズから出射された光が入射される第3のレンズと、
    光の入射側の面が平面で、光の出射側の面が凸面であり、前記第3のレンズから出射された光が入射される第4のレンズと、
    前記第1から第4のレンズを保持する鏡筒と
    を備え、
    前記第1から第4のレンズによる鏡筒全体の焦点距離で、前記第1から第4のレンズにより光が結像される像面の曲率半径を除算した結果が−2.36から−2.14の範囲内であることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記第1のレンズの焦点距離で前記鏡筒全体の焦点距離を除算した結果が0.71から0.82の範囲内であり、前記第2のレンズの焦点距離で前記鏡筒全体の焦点距離を除算した結果が−1.18から−0.96の範囲内であり、前記第3のレンズの焦点距離で前記鏡筒全体の焦点距離を除算した結果が−2.55から−1.01の範囲内であり、前記第4のレンズの焦点距離で前記鏡筒全体の焦点距離を除算した結果が0.71から0.82の範囲内であることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
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