JP2016038574A - 撮像光学系 - Google Patents

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Abstract

【課題】Fナンバーを小さくし、フィルタを配置しても、像面に配置されたセンサに十分な光量の光が到達できるように構成された撮像光学系を提供する。【解決手段】撮像光学系は、物体側から像側に配置された、負のレンズである第一のレンズと、像側に凸面を向けたメニスカスレンズである第二のレンズと、絞りと、正のレンズである第三のレンズと、正のレンズである第四のレンズ、または第四のレンズと正のレンズである第五のレンズとの組合せと、からなる。第二のレンズの中心厚をt2、全体の焦点距離をfとして、t2/f>1.2を満たす。【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像光学系に関する。
特定の波長を有する信号光を検出するための撮像光学系においては、特定の波長に合わせたバンドパスフィルタが使用される。バンドパスフィルタによって信号光を減少させることなくノイズ分を除去することができる。
従来、このような撮像光学系において、組み立ての容易さなどの理由により、バンドパスフィルタは像面の近くに配置されていた(たとえば、特許文献1の図1)。
他方、このような撮像光学系において、Fナンバーを小さくしようとすると、像側の開口数が大きくなる。このため、撮像光学系に入射する、主光線が光軸に平行な光束の周辺光線の、像面の近くに配置されたフィルタの面への入射角度も大きくなる。このため、フィルタの透過率が減少してしまい、Fナンバーを小さくするように撮像光学系を構成しても、像面に配置されたセンサに十分な光量の光が到達しないという問題があった。
このように、Fナンバーを小さくし、フィルタを配置しても、像面に配置されたセンサに十分な光量の光が到達できるように構成された撮像光学系は開発されていない。
WO2010/103595A1
したがって、Fナンバーを小さくし、フィルタを配置しても、像面に配置されたセンサに十分な光量の光が到達できるように構成された撮像光学系に対するニーズがある。
本発明による撮像光学系は、物体側から像側に配置された、負のレンズである第一のレンズと、像側に凸面を向けたメニスカスレンズである第二のレンズと、絞りと、正のレンズである第三のレンズと、正のレンズである第四のレンズ、または第四のレンズと正のレンズである第五のレンズとの組合せと、からなる。第二のレンズの中心厚をt2、全体の焦点距離をfとして、
t2/f>1.2
を満たす。
本発明における撮像光学系においては、第一のレンズを負とすることにより、撮像光学系に入射する光束の主光線の、該絞りの面への入射角度を低減することができる。また、第二のレンズを、像側に凸面を向けたメニスカスレンズとし、さらに、第二のレンズの中心厚をt2、全体の焦点距離をfとして、
t2/f>1.2
を満たすように構成することにより、撮像光学系に入射する光束の周辺光線の、該絞りの面への入射角度を低減することができる。このように、本発明における撮像光学系においては、撮像光学系に入射する光束の光線の、該絞りの面への入射角度を低減することができる。また、該絞りに隣接してフィルタを配置すれば、該光束の光線の該フィルタの面への入射角度を低減することができる。
本発明の第1の実施形態による撮像光学系は、第一のレンズの中心厚をt1、全体の焦点距離をfとして、
t1/f>1.2
を満たす。
本実施形態においては、第一のレンズの中心厚を相対的に大きくすることにより、第1のレンズの像面側で反射した迷光の影響を小さくすることができる。
本発明の第2の実施形態による撮像光学系は、該絞り前後のいずれかにフィルタを備えている。
本実施形態においては、該絞りに隣接してフィルタを配置することにより、撮像光学系に入射する光束の光線の該フィルタの面への入射角度を低減することができる。
本発明の第3の実施形態による撮像光学系は、該絞りの物体側にフィルタを備えている。
フィルタ面の反射率は、レンズ面の反射率よりも高い。フィルタ面の反射によって生じる迷光の影響は、該フィルタを該絞りの物体側に配置した場合の方が小さくなるので有利である。
本発明の第4の実施形態による撮像光学系においては、第一のレンズの物体側が凸面である。
本発明の第5の実施形態による撮像光学系は、4個のレンズを含み、第三のレンズが、正の非球面レンズである。
本実施形態によれば、第三のレンズを正の非球面レンズとすることにより球面収差を低減することができる。
本発明の第6の実施形態による撮像光学系は、5個のレンズを含み、第三のレンズがガラスの正のレンズである。
本実施形態によれば、第三のレンズをガラスの正のレンズとすることにより、温度変化による焦点ずれを低減することができる。
本発明の第7の実施形態による撮像光学系は第6の実施形態による撮像光学系であって、第三のレンズが球面レンズである。
本実施形態においては、ガラスの第三のレンズを球面レンズとすることによって、レンズのコストを低減することができる。
本発明の第8の実施形態による撮像光学系は、5個のレンズを含み、第四のレンズが非球面レンズである。
本実施形態によれば、第四のレンズを非球面レンズとすることにより球面収差を低減できる。
本発明の第9の実施形態による撮像光学系は、5個のレンズを含み、全体の焦点距離をf、第四のレンズの焦点距離をf4として、
f4/f<−4
を満たす。
本実施形態においては、第四のレンズの焦点距離を相対的に長くすることにより、球面収差を低減することができる。また、第四のレンズの焦点距離を相対的に長くすることにより、製造誤差感度が減少し、製造歩留まりが向上し、コストを低減することができる。
本発明の第10の実施形態による撮像光学系においては、第四のレンズが負のレンズである。
本実施形態においては、第4のレンズを負のレンズとすることによって球面収差を低減することができる。
本発明の第11の実施形態による撮像光学系は、全てのレンズの全ての面を通る直線を光軸として、主光線が該光軸に対して0から半画角までの任意の角度をなす光束が撮像光学系へ入射した場合に、該光束の全ての光線の該絞りの面における入射角度が25度以下であるように構成されている。
本実施形態において、該絞りに隣接してフィルタを配置すれば、該光束の全ての光線の該フィルタの面における入射角度を約25度以下とすることができる。
本発明の第12の実施形態による撮像光学系は、Fナンバーが1.1以下である。
Fナンバーが1.1以下である撮像光学系において、開口数は比較的大きくなる。本実施形態によれば、このように、開口数が比較的大きな撮像光学系に入射する光束の光線の、該絞りの面への入射角度を低減することができる。
本発明の第13の実施形態による撮像光学系においては、絞り半径が像高よりも大きい。
本実施形態においては、絞り半径を像高よりも大きくすることにより、主光線の像面への入射角度を低減することができる。
本発明の第14の実施形態による撮像光学系においては、半画角が45度以上であり、55度以下である。
本実施形態によれば、このように、画角が比較的大きな撮像光学系に入射する光束の光線の、該絞りの面への入射角度を低減することができる。
実施例1の撮像光学系の構成を示す図である。 実施例1の撮像光学系の収差を示す図である。 実施例2の撮像光学系の構成を示す図である。 実施例2の撮像光学系の収差を示す図である。 実施例3の撮像光学系の構成を示す図である。 実施例3の撮像光学系の収差を示す図である。 実施例4の撮像光学系の構成を示す図である。 実施例4の撮像光学系の収差を示す図である。 実施例5の撮像光学系の構成を示す図である。 実施例5の撮像光学系の収差を示す図である。
図1は、本発明の一実施形態(後で説明する実施例1)の撮像光学系100の構成を示す図である。撮像光学系は、物体側から像側に、負のレンズである第一のレンズ101と、像側に凸面を向けたメニスカスレンズである第二のレンズ102と、バンドパスフィルタ103と、絞り104と、正のレンズである第三のレンズ105と、負のレンズである第四のレンズ106と、正のレンズである第五のレンズ108と、を備えている。本明細書及び特許請求の範囲において、負のレンズとは、近軸光線に対して負のパワーを有するレンズを意味し、正のレンズとは、近軸光線に対して正のパワーを有するレンズを意味する。
本発明の撮像光学系は、一例として、特定の波長域の信号光を発する光源を含む投光系とともに使用される。信号光の特定の波長域に合わせたバンドパスフィルタを使用することで、信号光を減少させることなく、太陽光などの背景雑音を低減することが可能となる。バンドパスフィルタの帯域は、信号光の波長域を考慮して定められる。一例として、近赤外線カメラ用の撮像光学系のバンドパスフィルタの帯域は、800ナノメータから900ナノメータである。
従来の撮像光学系において、組み立ての容易さなどの理由により、バンドパスフィルタは、像面の近くに配置されていた。他方、一般的に、1.1以下の小さなFナンバーを有する撮像光学系の開口数は比較的大きくなる。したがって、たとえば、後述の実施例と同様に、Fナンバーが0.9の場合に、従来の撮像光学系に入射した光束の光線の、像面の近くに配置されたバンドパスフィルタの面への入射角度の最大値は、34度以上であった。この結果、バンドパスフィルタの透過率が減少し、Fナンバーを小さくするように構成した撮像光学系であっても、センサに十分な光量を供給することができないという問題があった。
そこで、本発明による撮像光学系は、負のレンズである第一のレンズと、像側に凸面を向けたメニスカスレンズである第二のレンズと、絞りと、正のレンズである第三のレンズと、正のレンズである第四のレンズ、または第四のレンズと正のレンズである第五のレンズとの組合せと、を物体側から上記の順に像側に配置した。また、第二のレンズの中心厚をt2、全体の焦点距離をfとして、
t2/f>1.2
を満たすように構成した。
本発明における撮像光学系においては、第一のレンズを負とすることにより、撮像光学系に入射する光束の主光線の、該絞りの面への入射角度を低減することができる。また、第二のレンズを、像側に凸面を向けたメニスカスレンズとし、さらに、第二のレンズの中心厚をt2、全体の焦点距離をfとして、
t2/f>1.2
を満たすように構成することにより、撮像光学系に入射する光束の周辺光線の、該絞りの面への入射角度を低減することができる。このように、本発明における撮像光学系においては、撮像光学系に入射する光束の光線の、該絞りの面への入射角度を低減することができる。また、該絞りに隣接してフィルタを配置すれば、該光束の光線の該フィルタの面への入射角度を低減することができる。したがって、フィルタの透過率を向上させ、センサに十分な光量を供給することが可能となる。
本発明の実施例について以下に説明する。
撮像光学系の構成を示す図1、3、5、7、及び9において、主光線を一点鎖線で示し、周辺光線を点線で示す。
撮像光学系の各光学素子の面定義式は、以下のとおりである。
Figure 2016038574
撮像光学系のレンズの全ての光学中心を結んだ線を光軸として、光軸に垂直な面内に互いに直交するx軸及びy軸を定める。光軸と各光学素子の面との交点から、光軸に沿って像側に向かう方向を正として、座標Zを定める。hは光軸からの距離、Rは曲率半径、cは曲率を示す。kはコーニック定数、Aは非球面係数を示す。i及びmは整数を示す。
実施例1
図1は、実施例1の撮像光学系100の構成を示す図である。撮像光学系100は、物体側から像側に、負のレンズである第一のレンズ101と、像側に凸面を向けたメニスカスレンズである第二のレンズ102と、バンドパスフィルタ103と、絞り104と、正のレンズである第三のレンズ105と、負のレンズである第四のレンズ106と、波長フィルタ107と、正のレンズである第六のレンズ108と、カバーガラス109と、を備えている。像面は、110で示される。
第三のレンズ105の材料はガラスであり、その他のレンズの材料は、シクロオレフィンポリマー(COP)である。バンドパスフィルタ103の材料は、ガラスであり、波長フィルタ107の材料は、ポリカーボネートである。絞り104は、板状で、円形の開口部とその周囲の光遮断部とを有し、光軸に垂直な面内に円形の中心が光軸と一致するように配置される。
バンドパスフィルタ103の帯域は、800ナノメータから900ナノメータである。波長フィルタ107は、バンドパスフィルタ103の補助として使用され、バンドパスフィルタ103の可視光域の透過率が若干上昇しても問題を生じないように、可視光域の光を阻止する。
正のレンズである第三のレンズ105、負のレンズである第四のレンズ106、及び正のレンズである第五のレンズ108は、Fナンバーが1.1以下となるように構成されている。
表1は、実施例1の撮像光学系100の光学配置を示す表である。面番号1は、第一のレンズ101の物体側面を示し、面番号2は第一のレンズ101の像側面を示す。面番号1に対応する面間隔は、第一のレンズ101の中心厚を示し、面番号2に対応する面間隔は、第一のレンズ101の像側面と隣接する第二のレンズ102の物体側面との間の中心間隔を示す。面番号2以下についての面間隔も、面番号1の場合と同様に定義される。

Figure 2016038574
表2は、第一のレンズ101、第二のレンズ102、及び第三のレンズ105の各面の面定義式の係数を示す表である。
Figure 2016038574
表3は、第四のレンズ106、及び第五のレンズ108の各面の面定義式の係数を示す表である。
Figure 2016038574
図2は、実施例1の撮像光学系100の収差を示す図である。図2(a)は、非点収差を示す図である。図2(a)の実線は、子午的光束による子午的像面の位置を示し、図2(a)の破線は、球欠的光束による球欠的像面の位置を示す。図2(a)の横軸は、設計上の像面からの距離を示す。正の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と反対側にあることを示し、負の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と同じ側にあることを示す。距離の単位はミリメータである。図2(a)の縦軸は、撮像光学系100に入射する光束の主光線の光軸に対する角度を示す。角度の範囲は、0から半画角までである。角度の単位は度である。光線の波長は850ナノメータである。図2(b)は、歪曲収差を示す図である。図2(b)の横軸は、歪曲の比率を示す。比率の単位はパーセントである。図2(b)の縦軸は、撮像光学系400に入射する光束の主光線の光軸に対する角度を示す。角度の範囲は、0から半画角までである。角度の単位は度である。光線の波長は850ナノメータである。図2(c)は、3個の異なる波長の光線の球面収差を示す図である。図2(c)の横軸は、設計上の像面からの距離を示す。正の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と反対側にあることを示し、負の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と同じ側にあることを示す。距離の単位はミリメータである。図2(c)の縦軸は、光軸に平行な光線の光軸からの相対距離を示す。1は、光軸からの距離が絞りの半径に等しいことを示す。
実施例1の撮像光学系の主要な光学性能を表す数値は以下のとおりである。
全体の焦点距離:2.64mm
Fナンバー:0.9
半画角:52度
バンドパスフィルタの面への入射角度:22度以下
像面への主光線入射角度:3度以下
ここで、バンドパスフィルタの面への入射角度とは、主光線が、光軸に対して0から半画角までの任意の角度をなす光束が撮像光学系へ入射した場合に、その光束の全ての光線の、バンドパスフィルタの面への入射角度を意味する。また、像面への主光線入射角度とは、光軸に対して0から半画角までの任意の角度をなす主光線の、像面への入射角度である。
実施例2
図3は、実施例2の撮像光学系200の構成を示す図である。撮像光学系200は、物体側から像側に、負のレンズである第一のレンズ201と、像側に凸面を向けたメニスカスレンズである第二のレンズ202と、バンドパスフィルタ203と、絞り204と、正のレンズである第三のレンズ205と、波長フィルタ206と、正のレンズである第四のレンズ207と、カバーガラス208と、を備えている。像面は、209で示される。
第三のレンズ205の材料はガラスであり、その他のレンズの材料は、シクロオレフィンポリマー(COP)である。バンドパスフィルタ203の材料は、ガラスであり、波長フィルタ206の材料は、ポリカーボネートである。絞り204は、板状で、円形の開口部とその周囲の光遮断部とを有し、光軸に垂直な面内に円形の中心が光軸と一致するように配置される。
バンドパスフィルタ203の帯域は、800ナノメータから900ナノメータである。波長フィルタ206は、バンドパスフィルタ203の補助として使用され、バンドパスフィルタ203の可視光域の透過率が若干上昇しても問題を生じないように、可視光域の光を阻止する。
正のレンズである第三のレンズ205、及び正のレンズである第四のレンズ207は、Fナンバーが1.1以下となるように構成されている。
表4は、実施例2の撮像光学系200の光学配置を示す表である。面番号1は、第一のレンズ201の物体側面を示し、面番号2は第一のレンズ201の像側面を示す。面番号1に対応する面間隔は、第一のレンズ201の中心厚を示し、面番号2に対応する面間隔は、第一のレンズ201の像側面と隣接する第二のレンズ202の物体側面との間の中心間隔を示す。面番号2以下についての面間隔も、面番号1の場合と同様に定義される。
Figure 2016038574
表5は、第一のレンズ201、第二のレンズ202、及び第三のレンズ205の各面の面定義式の係数を示す表である。
Figure 2016038574
表6は、第四のレンズ207の各面の面定義式の係数を示す表である。
Figure 2016038574
図4は、実施例2の撮像光学系200の収差を示す図である。図4(a)は、非点収差を示す図である。図4(a)の実線は、子午的光束による子午的像面の位置を示し、図4(a)の破線は、球欠的光束による球欠的像面の位置を示す。図4(a)の横軸は、設計上の像面からの距離を示す。正の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と反対側にあることを示し、負の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と同じ側にあることを示す。距離の単位はミリメータである。図4(a)の縦軸は、撮像光学系200に入射する光束の主光線の光軸に対する角度を示す。角度の範囲は、0から半画角までである。角度の単位は度である。光線の波長は850ナノメータである。図4(b)は、歪曲収差を示す図である。図4(b)の横軸は、歪曲の比率を示す。比率の単位はパーセントである。図4(b)の縦軸は、撮像光学系400に入射する光束の主光線の光軸に対する角度を示す。角度の範囲は、0から半画角までである。角度の単位は度である。光線の波長は850ナノメータである。図4(c)は、3個の異なる波長の光線の球面収差を示す図である。図4(c)の横軸は、設計上の像面からの距離を示す。正の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と反対側にあることを示し、負の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と同じ側にあることを示す。距離の単位はミリメータである。図4(c)の縦軸は、光軸に平行な光線の光軸からの相対距離を示す。1は、光軸からの距離が絞りの半径に等しいことを示す。
実施例2の撮像光学系の主要な光学性能を表す数値は以下のとおりである。
全体の焦点距離:2.56mm
Fナンバー:0.9
半画角:50度
バンドパスフィルタの面への入射角度:22度以下
像面への主光線入射角度:5度以下
ここで、バンドパスフィルタの面への入射角度とは、主光線が、光軸に対して0から半画角までの任意の角度をなす光束が撮像光学系へ入射した場合に、その光束の全ての光線の、バンドパスフィルタの面への入射角度を意味する。また、像面への主光線入射角度とは、光軸に対して0から半画角までの任意の角度をなす主光線の、像面への入射角度である。
実施例3
図5は、実施例3の撮像光学系300の構成を示す図である。撮像光学系300は、物体側から像側に、負のレンズである第一のレンズ301と、像側に凸面を向けたメニスカスレンズである第二のレンズ302と、バンドパスフィルタ303と、絞り304と、正のレンズである第三のレンズ305と、波長フィルタ306と、正のレンズである第四のレンズ307と、カバーガラス308と、を備えている。像面は、309で示される。
第三のレンズ305の材料はガラスであり、その他のレンズの材料は、シクロオレフィンポリマー(COP)である。バンドパスフィルタ303の材料は、ガラスであり、波長フィルタ306の材料は、ポリカーボネートである。絞り304は、板状で、円形の開口部とその周囲の光遮断部とを有し、光軸に垂直な面内に円形の中心が光軸と一致するように配置される。
バンドパスフィルタ303の帯域は、800ナノメータから900ナノメータである。波長フィルタ306は、バンドパスフィルタ303の補助として使用され、バンドパスフィルタ303の可視光域の透過率が若干上昇しても問題を生じないように、可視光域の光を阻止する。
正のレンズである第三のレンズ305、及び正のレンズである第四のレンズ307は、Fナンバーが1.1以下となるように構成されている。
表7は、実施例3の撮像光学系300の光学配置を示す表である。面番号1は、第一のレンズ301の物体側面を示し、面番号2は第一のレンズ301の像側面を示す。面番号1に対応する面間隔は、第一のレンズ301の中心厚を示し、面番号2に対応する面間隔は、第一のレンズ301の像側面と隣接する第二のレンズ302の物体側面との間の中心間隔を示す。面番号2以下についての面間隔も、面番号1の場合と同様に定義される。
Figure 2016038574
表8は、第一のレンズ301、第二のレンズ302、及び第三のレンズ305の各面の面定義式の係数を示す表である。
Figure 2016038574
表9は、第四のレンズ307の各面の面定義式の係数を示す表である。
Figure 2016038574
図6は、実施例3の撮像光学系300の収差を示す図である。図6(a)は、非点収差を示す図である。図6(a)の実線は、子午的光束による子午的像面の位置を示し、図6(a)の破線は、球欠的光束による球欠的像面の位置を示す。図6(a)の横軸は、設計上の像面からの距離を示す。正の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と反対側にあることを示し、負の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と同じ側にあることを示す。距離の単位はミリメータである。図6(a)の縦軸は、撮像光学系300に入射する光束の主光線の光軸に対する角度を示す。角度の範囲は、0から半画角までである。角度の単位は度である。光線の波長は850ナノメータである。図6(b)は、歪曲収差を示す図である。図6(b)の横軸は、歪曲の比率を示す。比率の単位はパーセントである。図6(b)の縦軸は、撮像光学系400に入射する光束の主光線の光軸に対する角度を示す。角度の範囲は、0から半画角までである。角度の単位は度である。光線の波長は850ナノメータである。図6(c)は、3個の異なる波長の光線の球面収差を示す図である。図6(c)の横軸は、設計上の像面からの距離を示す。正の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と反対側にあることを示し、負の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と同じ側にあることを示す。距離の単位はミリメータである。図6(c)の縦軸は、光軸に平行な光線の光軸からの相対距離を示す。1は、光軸からの距離が絞りの半径に等しいことを示す。
実施例3の撮像光学系の主要な光学性能を表す数値は以下のとおりである。
全体の焦点距離:2.56mm
Fナンバー:0.9
半画角:50度
バンドパスフィルタの面への入射角度:22度以下
像面への主光線入射角度:5度以下
ここで、バンドパスフィルタの面への入射角度とは、主光線が、光軸に対して0から半画角までの任意の角度をなす光束が撮像光学系へ入射した場合に、その光束の全ての光線の、バンドパスフィルタの面への入射角度を意味する。また、像面への主光線入射角度とは、光軸に対して0から半画角までの任意の角度をなす主光線の、像面への入射角度である。
実施例4
図7は、実施例4の撮像光学系400の構成を示す図である。撮像光学系400は、物体側から像側に、負のレンズである第一のレンズ401と、像側に凸面を向けたメニスカスレンズである第二のレンズ402と、バンドパスフィルタ403と、絞り404と、正のレンズである第三のレンズ405と、負のレンズである第四のレンズ406と、波長フィルタ407と、正のレンズである第五のレンズ408と、カバーガラス409と、を備えている。像面は、410で示される。
第三のレンズ405の材料はガラスであり、その他のレンズの材料は、シクロオレフィンポリマー(COP)である。バンドパスフィルタ403の材料は、ガラスであり、波長フィルタ407の材料は、ポリカーボネートである。絞り404は、板状で、円形の開口部とその周囲の光遮断部とを有し、光軸に垂直な面内に円形の中心が光軸と一致するように配置される。
バンドパスフィルタ403の帯域は、800ナノメータから900ナノメータである。波長フィルタ407は、バンドパスフィルタ403の補助として使用され、バンドパスフィルタ403の可視光域の透過率が若干上昇しても問題を生じないように、可視光域の光を阻止する。
正のレンズである第三のレンズ405、負のレンズである第四のレンズ406、及び正のレンズである第五のレンズ408は、Fナンバーが1.1以下となるように構成されている。
表10は、実施例4の撮像光学系400の光学配置を示す表である。面番号1は、第一のレンズ401の物体側面を示し、面番号2は第一のレンズ401の像側面を示す。面番号1に対応する面間隔は、第一のレンズ401の中心厚を示し、面番号2に対応する面間隔は、第一のレンズ401の像側面と隣接する第二のレンズ402の物体側面との間の中心間隔を示す。面番号2以下についての面間隔も、面番号1の場合と同様に定義される。
Figure 2016038574
表11は、第一のレンズ401、第二のレンズ402、及び第三のレンズ405の各面の面定義式の係数を示す表である。
Figure 2016038574
表12は、第四のレンズ406、及び第五のレンズ408の各面の面定義式の係数を示す表である。
Figure 2016038574
図8は、実施例4の撮像光学系400の収差を示す図である。図8(a)は、非点収差を示す図である。図8(a)の実線は、子午的光束による子午的像面の位置を示し、図8(a)の破線は、球欠的光束による球欠的像面の位置を示す。図8(a)の横軸は、設計上の像面からの距離を示す。正の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と反対側にあることを示し、負の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と同じ側にあることを示す。距離の単位はミリメータである。図8(a)の縦軸は、撮像光学系400に入射する光束の主光線の光軸に対する角度を示す。角度の範囲は、0から半画角までである。角度の単位は度である。光線の波長は850ナノメータである。図8(b)は、歪曲収差を示す図である。図8(b)の横軸は、歪曲の比率を示す。比率の単位はパーセントである。図8(b)の縦軸は、撮像光学系400に入射する光束の主光線の光軸に対する角度を示す。角度の範囲は、0から半画角までである。角度の単位は度である。光線の波長は850ナノメータである。図8(c)は、3個の異なる波長の光線の球面収差を示す図である。図8(c)の横軸は、設計上の像面からの距離を示す。正の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と反対側にあることを示し、負の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と同じ側にあることを示す。距離の単位はミリメータである。図8(c)の縦軸は、光軸に平行な光線の光軸からの相対距離を示す。1は、光軸からの距離が絞りの半径に等しいことを示す。
実施例4の撮像光学系の主要な光学性能を表す数値は以下のとおりである。
全体の焦点距離:2.37mm
Fナンバー:0.9
半画角:55度
バンドパスフィルタの面への入射角度:22度以下
像面への主光線入射角度:3度以下
ここで、バンドパスフィルタの面への入射角度とは、主光線が、光軸に対して0から半画角までの任意の角度をなす光束が撮像光学系へ入射した場合に、その光束の全ての光線の、バンドパスフィルタの面への入射角度を意味する。また、像面への主光線入射角度とは、光軸に対して0から半画角までの任意の角度をなす主光線の、像面への入射角度である。
実施例5
図9は、実施例5の撮像光学系500の構成を示す図である。撮像光学系500は、物体側から像側に、負のレンズである第一のレンズ501と、像側に凸面を向けたメニスカスレンズである第二のレンズ502と、バンドパスフィルタ503と、絞り504と、正のレンズである第三のレンズ505と、負のレンズである第四のレンズ506と、波長フィルタ507と、正のレンズである第五のレンズ508と、カバーガラス509と、を備えている。像面は、510で示される。
第三のレンズ505の材料はガラスであり、その他のレンズの材料は、シクロオレフィンポリマー(COP)である。バンドパスフィルタ503の材料は、ガラスであり、波長フィルタ507の材料は、ポリカーボネートである。絞り504は、板状で、円形の開口部とその周囲の光遮断部とを有し、光軸に垂直な面内に円形の中心が光軸と一致するように配置される。
バンドパスフィルタ503の帯域は、800ナノメータから1000ナノメータである。波長フィルタ507は、バンドパスフィルタ503の補助として使用され、バンドパスフィルタ503の可視光域の透過率が若干上昇しても問題を生じないように、可視光域の光を阻止する。
正のレンズである第三のレンズ505、負のレンズである第四のレンズ506、及び正のレンズである第五のレンズ508は、Fナンバーが1.1以下となるように構成されている。
表13は、実施例5の撮像光学系500の光学配置を示す表である。面番号1は、第一のレンズ501の物体側面を示し、面番号2は第一のレンズ501の像側面を示す。面番号1に対応する面間隔は、第一のレンズ501の中心厚を示し、面番号2に対応する面間隔は、第一のレンズ501の像側面と隣接する第二のレンズ502の物体側面との間の中心間隔を示す。面番号2以下についての面間隔も、面番号1の場合と同様に定義される。
Figure 2016038574
表14は、第一のレンズ501、第二のレンズ502、及び第三のレンズ505の各面の面定義式の係数を示す表である。
Figure 2016038574
表15は、第四のレンズ506、及び第五のレンズ508の各面の面定義式の係数を示す表である。
Figure 2016038574
図10は、実施例5の撮像光学系500の光学性能を示す図である。図10(a)は、非点収差を示す図である。図10(a)の実線は、子午的光束による子午的像面の位置を示し、図10(a)の破線は、球欠的光束による球欠的像面の位置を示す。図10(a)の横軸は、設計上の像面からの距離を示す。正の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と反対側にあることを示し、負の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と同じ側にあることを示す。距離の単位はミリメータである。図10(a)の縦軸は、撮像光学系500に入射する光束の主光線の光軸に対する角度を示す。角度の範囲は、0から半画角までである。角度の単位は度である。光線の波長は940ナノメータである。図10(b)は、歪曲収差を示す図である。図10(b)の横軸は、歪曲の比率を示す。比率の単位はパーセントである。図10(b)の縦軸は、撮像光学系500に入射する光束の主光線の光軸に対する角度を示す。角度の範囲は、0から半画角までである。角度の単位は度である。光線の波長は940ナノメータである。図10(c)は、3個の異なる波長の光線の球面収差を示す図である。図10(c)の横軸は、設計上の像面からの距離を示す。正の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と反対側にあることを示し、負の値は、結像位置が、設計上の像面を基準として物体と同じ側にあることを示す。距離の単位はミリメータである。図10(c)の縦軸は、光軸に平行な光線の光軸からの相対距離を示す。1は、光軸からの距離が絞りの半径に等しいことを示す。
実施例5の撮像光学系の主要な光学性能を表す数値は以下のとおりである。
全体の焦点距離:2.65mm
Fナンバー:0.9
半画角:51度
バンドパスフィルタの面への入射角度:22度以下
像面への主光線入射角度:3度以下
ここで、バンドパスフィルタの面への入射角度とは、主光線が、光軸に対して0から半画角までの任意の角度をなす光束が撮像光学系へ入射した場合に、その光束の全ての光線の、バンドパスフィルタの面への入射角度を意味する。また、像面への主光線入射角度とは、光軸に対して0から半画角までの任意の角度をなす主光線の、像面への入射角度である。
表16は、実施例1乃至5の、撮像光学系全体及び各レンズの焦点距離を示す表である。焦点距離の単位はミリメータである。
Figure 2016038574
表17は、レンズの中心厚と焦点距離との関係を示す表である。
Figure 2016038574

fは、全体の焦点距離を示し、f4は第四のレンズの焦点距離を示す。t1及びt2は、それぞれ、第一のレンズ及び第二のレンズの中心厚を示す。
表18は、実施例1乃至実施例5の撮像光学系の主要な光学性能を表す数値を示す表である。表18における長さの単位はミリメータである。
Figure 2016038574
絞り半径とは、絞りの開口部を形成する円の半径である。像高とは、主光線が、光軸に対して半画角の角度で入射する光束の結像位置の光軸からの距離を意味する。
表18に示すように、実施例1乃至実施例5の撮像光学系において、主光線が、光軸に対して0から半画角までの任意の角度をなす光束が撮像光学系へ入射した場合に、その光束の全ての光線の、絞り面への入射角度の最大値は22度である。バンドパスフィルタは、絞りに隣接して配置されているので、上記の光束の全ての光線の、バンドパスフィルタの面への入射角度の最大値も約22度である。
従来の撮像光学系のバンドパスフィルタの面への光線の入射角度の最大値は、たとえば、Fナンバーが1.2の場合には、約24度であるが、実施例1乃至5と同様に、Fナンバーが0.9の場合には、34度以上である。このように、従来の撮像光学系においては、Fナンバーを小さくする(明るくする)と、バンドパスフィルタの面への光線の入射角度が大幅に増加し、バンドパスフィルタの透過率が大幅に低下し、センサへ到達する光の量が大幅に減少する。しかし、本発明の撮像光学系によれば、Fナンバーが0.9の場合でも、バンドパスフィルタの面への光線の入射角度が大幅に増加することはなく、バンドパスフィルタの透過率が大幅に低下することもない。したがって、本発明の撮像光学系によれば、Fナンバーが0.9の場合でも、バイパスフィルタによってセンサに到達する光の量が大幅に減少することを防止することができる。

Claims (15)

  1. 物体側から像側に配置された、負のレンズである第一のレンズと、像側に凸面を向けたメニスカスレンズである第二のレンズと、絞りと、正のレンズである第三のレンズと、正のレンズである第四のレンズ、または第四のレンズと正のレンズである第五のレンズとの組合せと、からなる撮像光学系であって、第二のレンズの中心厚をt2、全体の焦点距離をfとして、
    t2/f>1.2
    を満たす撮像光学系。
  2. 第一のレンズの中心厚をt1、全体の焦点距離をfとして、
    t1/f>1.2
    を満たす請求項1に記載の撮像光学系。
  3. 該絞り前後のいずれかにフィルタを備えた請求項1または2に記載の撮像光学系。
  4. 該絞りの物体側にフィルタを備えた請求項3に記載の撮像光学系。
  5. 第一のレンズの物体側が凸面である請求項1から4のいずれかに記載の撮像光学系。
  6. 4個のレンズを含む請求項1から5のいずれかに記載の撮像光学系であって、第三のレンズが、正の非球面レンズである撮像光学系。
  7. 5個のレンズを含む請求項1から5のいずれかに記載の撮像光学系であって、第三のレンズがガラスの正のレンズである撮像光学系。
  8. 請求項7に記載の撮像光学系であって、第三のレンズが球面レンズである撮像光学系。
  9. 5個のレンズを含む請求項1から5のいずれかに記載の撮像光学系であって、第四のレンズが非球面レンズである撮像光学系。
  10. 5個のレンズを含む請求項1から5のいずれかに記載の撮像光学系であって、全体の焦点距離をf、第四のレンズの焦点距離をf4として、
    f4/f<−4
    を満たす撮像光学系。
  11. 第四のレンズが負のレンズである請求項7から10のいずれかに記載の撮像光学系。
  12. 全てのレンズの全ての面を通る直線を光軸として、該光軸に対して、主光線が0から半画角までの任意の角度をなす光束が撮像光学系へ入射した場合に、該光束の全ての光線の該絞りの面における入射角度が25度以下であるように構成された請求項1から11のいずれかに記載の撮像光学系。
  13. Fナンバーが1.1以下である請求項1から12のいずれかに記載の撮像光学系。
  14. 絞り半径が像高よりも大きい請求項1から13のいずれかに記載の撮像光学系。
  15. 半画角が45度以上であり、55度以下である請求項1から14のいずれかに記載の撮像光学系。
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