JP6388736B1 - プログラマブルロジックコントローラシステムおよびエンジニアリングツールプログラム - Google Patents

プログラマブルロジックコントローラシステムおよびエンジニアリングツールプログラム Download PDF

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Abstract

プログラマブルロジックコントローラシステムのプログラマブルロジックコントローラは、外部機器との通信を可能とする通信部と、制御プログラムを実行し、かつ通信部で受信された要求による処理を実行する制御処理部と、制御プログラムの実行による処理にて扱われる演算データが格納されるデータ格納部とを備える。プログラマブルロジックコントローラシステムの周辺機器は、制御プログラムでの制御の対象である変数を含めた入力操作に基づいて、データ格納部に、要求による書き込みが可能とされた第1の領域と、要求による書き込みが禁止された第2の領域とを画定させる設定処理部(51)を備える。

Description

本発明は、プログラマブルロジックコントローラと周辺機器とを備えるプログラマブルロジックコントローラシステムおよびエンジニアリングツールプログラムに関する。
プログラマブルロジックコントローラ(Programmable Logic Controller,PLC)は、外部機器である表示器、コンピュータ、あるいは他のPLCと互いに通信可能に接続されることで、外部機器からの書き込み要求のコマンドを受信可能とされる。PLCは、外部機器による書き込み要求に従い、演算データが格納されているデータ領域への書き込み処理を実行することがある。PLCは、データ領域に格納されている重要な演算データを、悪意ある第三者による改ざん、あるいは誤操作による書き換えから保護する必要がある。
特許文献1には、演算データの格納のためのメモリに、外部機器からの要求によるデータの書き込みを禁止する領域を設定するPLCの技術が開示されている。PLCは、書き込み禁止の領域に格納されている演算データを保護可能とする。特許文献1の技術によると、書き込みが禁止される領域は、メモリのアドレスにより指定される。
特開平8−179991号公報
外部機器からの通信による書き込みが禁止される領域を、書き込みが可能とされる領域から画定するための設定は、設定を行うユーザにとって簡易かつ分かり易いことが望まれる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易かつ分かり易い設定により、書き込みが禁止される領域を画定可能とするプログラマブルロジックコントローラシステムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかるプログラマブルロジックコントローラシステムは、プログラマブルロジックコントローラと、プログラマブルロジックコントローラに接続された周辺機器とを備える。プログラマブルロジックコントローラは、外部機器との通信を可能とする通信部と、制御プログラムを実行し、かつ通信部で受信された要求による処理を実行する制御処理部と、制御プログラムの実行による処理にて扱われる演算データが格納される複数のデータ領域を有するデータ格納部と、制御処理部の動作について設定されたパラメータファイルが格納されるパラメータ格納部と、を備える。周辺機器は、制御プログラムでの制御の対象である変数が入力される入力操作にしたがって制御プログラムを作成するプログラミング処理部と、要求による書き込みが可能とされた第1の領域あるいは要求による書き込みが禁止された第2の領域とするデータ領域の先頭となる変数とデータ領域の最後となる変数との入力によってデータ領域を指定する入力操作に基づいて、データ格納部に第1の領域と第2の領域とを画定させる設定処理部と、を備える。設定処理部は、入力された変数を、制御処理部による解釈が可能なパラメータへ変換し、変換によって得られたパラメータをパラメータ格納部へ格納させることによって第1の領域と第2の領域とを画定させる。
本発明にかかるプログラマブルロジックコントローラシステムは、簡易かつ分かり易い設定により、書き込みが禁止される領域を画定できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかるPLCシステムを示す図 図1に示すPLCのハードウェア構成を示すブロック図 図1に示すPLCの機能構成を示すブロック図 図1に示すコンピュータの機能構成を示すブロック図 図1に示すコンピュータのハードウェア構成を示すブロック図 図4に示す設定処理部での第2の領域の設定のための画面の一例を示す図 図3に示す書き込み管理部による判断について説明する図 実施の形態1での外部機器からの書き込み要求によるPLCの動作の手順を示すフローチャート 図1に示すPLCと、PLCに接続された外部機器との例を示す図 本発明の実施の形態2にかかるPLCシステムに含まれるPLCを示す図 本発明の実施の形態3にかかるPLCシステムに含まれるPLCを示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかるプログラマブルロジックコントローラシステムおよびエンジニアリングツールプログラムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかるPLCシステム6を示す図である。PLCシステム6は、PLC1と、PLC1に接続された周辺機器であるコンピュータ5とを備える。コンピュータ5は、エンジニアリングツールプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータである。ネットワークケーブル7は、PLC1とコンピュータ5とを通信可能に接続する。ネットワークケーブル7の1つの例は、LAN(Local Area Network)ケーブルである。コンピュータ5は、PLC1で実行される制御プログラムを含むプロジェクトデータを作成して、作成されたプロジェクトデータをPLC1へ送信する。
PLC1は、制御プログラムを実行することにより、制御対象である機械の駆動を制御する。機械は、製造装置、加工装置あるいは設備装置であって、FA(Factory Automation)システムに使用されるいずれの装置であっても良い。FAシステムは、工場における生産工程の自動化を図るシステムである。また、PLC1は、外部機器と互いに通信可能に接続されることで、外部機器からの書き込み要求のコマンドを受信可能とされる。図1では、外部機器と、制御対象である機械との図示を省略している。また、外部機器からの書き込み要求のコマンドを受信した場合におけるPLC1の動作については後述する。
図2は、図1に示すPLC1のハードウェア構成を示すブロック図である。PLC1は、CPU(Central Processing Unit)21、メモリ22、通信インタフェース(Interface,I/F)23、バスインタフェース(I/F)24および記憶部25を備える。PLC1の各部は、内部バスB1を介して接続されている。
通信I/F23は、外部機器、および図1に示すコンピュータ5との接続インタフェースである。バスI/F24は、内部バスB1と拡張バスとを連絡するバスブリッジ回路である。制御対象である機械は、拡張バスに接続される。図2では、拡張バスの図示を省略している。
外部記憶装置である記憶部25は、コンピュータ5から受信されたプロジェクトデータ27を格納する。記憶部25は、SSD(Solid State Drive)あるいはHDD(Hard Disk Drive)である。プロジェクトデータ27は、制御プログラム27aと、制御パラメータ27bと、メモリ情報27cと、接続情報27dとを含む。
制御パラメータ27bは、制御プログラム27aの実行において参照されるパラメータである。メモリ情報27cは、メモリ22内の作業領域26における演算データごとのデータ領域についての規定が記述された情報である。演算データは、制御プログラム27aによる演算処理にて扱われるデータであって、制御対象である機械から出力されるデータと、機械の内部データと、PLC1の内部データとを含む。接続情報27dは、PLC1と機械との接続関係を規定するための情報である。
実施の形態1では、制御プログラム27aは、ラダー言語で記述されたラダープログラムである。制御プログラム27aは、ラダー言語以外の言語で記述されたプログラムであっても良く、構造化ラダー言語で記述されたプログラム、あるいはファンクションブロックダイアグラム言語で記述されたプログラムであっても良い。
メモリ22は、RAM(Random Access Memory)である。制御プログラム27aは、メモリ22にロードされる。CPU21は、メモリ22内のプログラム格納領域にて制御プログラム27aを展開して各種処理を実行する。メモリ22は、各種処理の実行におけるデータ格納領域である作業領域26を含む。作業領域26には、メモリ情報27cで規定される複数のデータ領域が確保される。各データ領域は、演算処理にて扱われる演算データを格納する。
図3は、図1に示すPLC1の機能構成を示すブロック図である。図3には、外部機器からの書き込み要求の処理に関係する機能部を示している。PLC1は、外部機器との通信を可能とする機能部である通信部31と、制御処理部であるコマンド処理部35とを備える。コマンド処理部35は、図2に示す制御プログラム27aを実行し、かつ通信部31で受信された要求による処理を実行する機能部である。
また、PLC1は、制御プログラム27aによる処理にて扱われる演算データが格納されるデータ格納部41と、コマンド処理部35の動作について設定されたパラメータファイルが格納されるパラメータ格納部42とを備える。パラメータ格納部42には、コンピュータ5で作成されたパラメータファイルが格納される。1つの例では、パラメータファイルには、PLC1の動作モードの指定のためのパラメータが含まれる。また、パラメータファイルには、データ格納部41のうち、外部機器からの要求によるデータの書き込みが禁止された領域を示すパラメータが含まれる。データ格納部41の機能は、図2に示すメモリ22を使用して実現される。パラメータ格納部42の機能は、図2に示す記憶部25を使用して実現される。
通信部31は、PLC1と外部機器との間の通信のためのネットワークインタフェースを含む。実施の形態1では、ネットワークインタフェースはUSB(Universal Serial Bus)である。通信部31は、外部機器からの書き込み要求のコマンドを受信する。図2に示す通信I/F23は、通信部31の機能を備える。
コマンド受信部32は、通信部31で受信されたコマンドの受信処理を実行して、コマンドバッファ34へコマンドを格納する。コマンドバッファ34は、コマンド受信部32からのコマンドを一時格納し、先入れ先出し(First−In First−Out,FIFO)方式によりコマンド処理部35へコマンドを送り出す。
コマンド処理部35は、コマンドバッファ34からのコマンドを逐次処理する。コマンド送信部33は、コマンド処理部35でのコマンド処理の結果についての応答フレームを作成して、応答フレームの送信処理を実行する。通信部31は、外部機器へ応答フレームを送信する。コマンド受信部32、コマンド送信部33およびコマンド処理部35の機能は、図2に示すCPU21を使用して実現される。
書き込み管理部37は、コマンド処理部35へ入力されたコマンドを解析する。書き込み管理部37は、パラメータ格納部42から読み出されたパラメータを基に、書き込み要求のコマンドの実行による書き込みの許否を決定することにより、データ格納部41への書き込みを管理する。書き込みの許可を書き込み管理部37が決定した場合に、コマンド処理部35は、コマンドを実行する。データ書き込み部36は、コマンド処理部35からの指示にしたがって、データ格納部41への書き込み処理を実行する。また、書き込みの拒否を書き込み管理部37が決定した場合に、コマンド処理部35は、コマンドの実行を中止して、エラー処理を実行する。データ書き込み部36および書き込み管理部37の機能は、図2に示すCPU21を使用して実現される。
パラメータ解析部39は、パラメータ格納部42から読み出されたパラメータを解析して、パラメータの整合性を確認する。パラメータ管理部38は、パラメータ解析部39での解析を経たパラメータを保持して、保持されたパラメータをコマンド処理部35と書き込み管理部37とへ提供する。書き込み管理部37は、データの書き込みが禁止された領域の設定についてのパラメータを、パラメータ管理部38から取得する。パラメータ解析部39の機能は、図2に示すCPU21を使用して実現される。パラメータ管理部38の機能は、図2に示すメモリ22を使用して実現される。
図4は、図1に示すコンピュータ5の機能構成を示すブロック図である。コンピュータ5は、エンジニアリングツール部50を備える。エンジニアリングツール部50は、コンピュータ5のハードウェアにてエンジニアリングツールプログラムを実行することで実現される。
エンジニアリングツール部50は、制御プログラム27aでの制御の対象である変数を含めた入力操作に基づいて、図3に示すデータ格納部41に、外部機器からの要求による書き込みが可能とされた第1の領域と、外部機器からの要求による書き込みが禁止された第2の領域とを画定させる機能部である設定処理部51を備える。実施の形態1では、設定処理部51は、第2の領域の指定を含む入力操作に基づいて、第2の領域を設定する処理を実行する。設定処理部51は、第2の領域を設定することで、第2の領域と、第2の領域以外の領域である第1の領域を画定させる。
また、エンジニアリングツール部50は、図2に示すプロジェクトデータ27を作成する機能部であるプログラミング処理部52と、ユーザによる入力操作を受け付ける機能部である入力部54と、エンジニアリングツール部50での作業についての情報を表示する機能部である表示部55とを備える。入力部54は、プログラミング処理部52でのプロジェクトデータ27の作成のための入力操作と、設定処理部51による第2の領域の設定のための入力操作を受け付ける。制御部53は、エンジニアリングツール部50の各部を制御する機能部である。
図5は、図1に示すコンピュータ5のハードウェア構成を示すブロック図である。コンピュータ5は、各種処理を実行するCPU(Central Processing Unit)61と、プログラム格納領域およびデータ格納領域を含むRAM62と、不揮発性メモリであるROM(Read Only Memory)63と、PLC1との接続インタフェースである通信インタフェース(I/F)64とを備える。また、コンピュータ5は、データを記憶する外部記憶装置である記憶装置65と、ユーザによる入力操作を受け付ける入力デバイス66と、各種画面にて情報を表示するディスプレイ67とを備える。図5に示すコンピュータ5の各部は、バス68を介して相互に接続されている。記憶装置65は、HDDあるいはSSDである。入力デバイス66は、ポインティングデバイスおよびキーボードである。ディスプレイ67の1つの例は、液晶パネルを備える液晶ディスプレイである。
CPU61は、ROM63および記憶装置65に格納されているプログラムを実行する。ROM63には、コンピュータ5の基本となる制御のためのプログラムであるBIOS(Basic Input/Output System)あるいはUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)が格納されている。記憶装置65には、コンピュータ5で実行されるオペレーティングシステムプログラムおよびエンジニアリングツールプログラムが格納されている。
ROM63および記憶装置65に記憶されているプログラムは、RAM62にロードされる。CPU61は、RAM62内のプログラム格納領域にてプログラムを展開して各種処理を実行する。なお、エンジニアリングツールプログラムは、コンピュータ5にて読み取り可能な記憶媒体に記憶されたものであっても良い。コンピュータ5は、記憶媒体に記憶されたエンジニアリングツールプログラムを記憶装置65へ格納しても良い。記憶媒体は、フレキシブルディスクである可搬型記憶媒体、あるいは半導体メモリであるフラッシュメモリであっても良い。エンジニアリングツールプログラムは、他のコンピュータあるいはサーバ装置から通信ネットワークを介してコンピュータ5へインストールされても良い。
次に、PLCシステム6による第2の領域の設定について説明する。図6は、図4に示す設定処理部51での第2の領域の設定のための画面56の一例を示す図である。図4に示す表示部55は、制御プログラム27aでの制御の対象である変数を含めた入力操作のための画面56を表示する。
ここで、第2の領域の設定に使用される変数について説明する。実施の形態1において、図2に示す制御プログラム27aであるラダープログラムは、複数の回路ブロックによって構成される。回路ブロックは、接点が直列あるいは並列に接続されたひとかたまりの回路である条件部と、1つ以上のコイルが直列に接続されたひとかたまりの回路である動作部とを組み合わせて構成される。動作部は、条件部の接点が導通されたときに実行される演算処理の内容を表す。
ラダー言語で作成されたプログラムコードは、基本的な構成要素である回路記号および変数を含む。回路記号にはPLC1での処理を表す接点およびコイルが含まれる。変数は、制御プログラム27a上における制御の対象であって、回路記号で示された処理の対象を表している。変数は、構成要素の種別を表すアルファベットと、構成要素の識別のための数字との組み合わせにより記述される。変数は、図2に示す作業領域26の各データ領域に対応付けられている。各データ領域には、構成要素ごとにおける演算データが格納される。演算データには、オンとオフとの区別を表現するビットデータと、数値を表現するワードデータとが含まれる。ユーザは、処理の対象ごとに、変数に含まれる数字を任意に割り当てることができる。なお、ラダープログラムのプログラミングにおいて使用される変数、あるいは変数が対応付けられているデータ領域は、「デバイス」と称されることがある。変数が対応付けられているデータ領域に格納される演算データは、「デバイス値」と称されることがある。
図6に示す画面56には、第2の領域の設定のための画面であることを示す「書き込み禁止設定」のタイトルが示されている。画面56では、構成要素の種別ごとに変数の範囲の指定が入力されることにより、構成要素ごとに第2の領域が設定可能とされている。画面56に表示される「種別」の欄には、構成要素の種別の名称が記載されている。「記号」の欄には、種別を表す記号であるアルファベットが記載されている。「種別」の欄に記載される名称と、「記号」の欄に記載されるアルファベットとは、あらかじめ設定されている。「書き込み禁止範囲」の欄は、変数に含まれる数字の範囲により、第2の領域とするデータ領域の範囲を指定可能とされている。第2の領域とするデータ領域の範囲は、範囲の先頭となる変数を表す数字と、最後となる変数を示す数字とにより指定される。「先頭」の欄には、範囲の先頭となる変数を表す数字が入力される。「最後」の欄には、範囲の最後となる変数を表す数字が入力される。このように、画面56は、第2の領域の範囲を示す変数の入力を受け付け可能とされている。
図6に示す例では、構成要素の種別の1つである「入力リレー」について、「先頭」の欄に「1000」、「最後」の欄に「1500」とそれぞれ入力されている。かかる入力内容は、「入力リレー」について、第2の領域とするデータ領域の範囲がX1000からX1500の範囲と指定されていることを表している。設定処理部51は、かかる内容での第2の領域の設定により、「入力リレー」に割り当てられているデータ領域のうちX1000からX1500の範囲に第2の領域を画定させる。設定処理部51は、「入力リレー」に割り当てられているデータ領域のうち、X1000からX1500の範囲以外の範囲であるX0からX999の範囲とX1501以降の範囲とに、第1の領域を画定させる。
また、設定処理部51は、「出力リレー」に割り当てられているデータ領域のうちY100からY250の範囲に第2の領域を画定させる。設定処理部51は、「出力リレー」に割り当てられているデータ領域のうち、Y100からY250の範囲以外の範囲であるY0からY99の範囲とY251以降の範囲とに、第1の領域を画定させる。このように、設定処理部51は、入力内容に変数が含まれた入力操作を画面56にて受け付けることにより、第1の領域と第2の領域とを画定させる。
図6に示す例では、「内部リレー」についての「先頭」および「最後」の各欄が未入力とされている。「先頭」および「最後」の各欄を未入力とすることで、「内部リレー」については、第2の領域を設定していないことが示される。設定処理部51は、「内部リレー」に割り当てられているデータ領域については、第2の領域を設けず、「内部リレー」に割り当てられているデータ領域の全体を第1の領域のままとする。
なお、画面56では、構成要素の種別ごとに設定可能とする第2の領域の範囲は、1つである場合に限られない。画面56では、構成要素の種目1つ当たりに、第2の領域とする複数の範囲を設定できることとしても良い。
ユーザは、入力デバイス66での入力操作により、画面56へ変数の範囲を入力する。1つの例では、入力操作の主体であるユーザは、エンジニアリングツールプログラムの使用によるプログラミングに携わる人である。
設定処理部51は、画面56へ入力された情報を、図2に示すCPU21が解釈可能な形式のパラメータへ変換する。コンピュータ5は、設定処理部51での変換により得られたパラメータを、図5に示す通信I/F64からPLC1へ送信する。図3に示す書き込み管理部37は、PLC1からのパラメータをパラメータ格納部42へ格納する。これにより、PLCシステム6は、データ格納部41のデータ領域における第2の領域を設定する。
PLCシステム6において、ユーザは、制御プログラム27aのプログラミングにおいて用いられる変数を使用して、第1の領域と第2の領域との画定のための入力操作を可能とする。ユーザは、制御プログラムで扱われる任意の変数範囲の演算データについて、外部機器からの要求に書き換えを阻止可能とする。ユーザは、変数ごとの演算データの重要性に鑑みて、データ領域における第2の領域の範囲を自由に設定することができる。PLC1は、第2の領域に格納されている演算データを、外部機器を扱う操作者の過誤あるいは故意による書き換えから保護することができる。PLCシステム6は、変数を使用する入力操作を可能とすることで、図2に示すメモリ22のアドレスによる領域の設定を要する場合に比べて、プログラミングを行うユーザにとって簡易かつ分かり易い設定により第1の領域と第2の領域とを画定させることができる。
次に、第2の領域が設定されたPLC1の動作について説明する。図3に示すパラメータ管理部38は、第2の領域の範囲を表すパラメータをパラメータ格納部42から読み出して、読み出されたパラメータを保持する。外部機器からのコマンドがコマンド処理部35へ入力されると、書き込み管理部37は、コマンドの内容を解析する。また、書き込み管理部37は、第2の領域の範囲を示すパラメータを、パラメータ管理部38から読み出す。書き込み管理部37は、データ領域における書き込みの先頭の位置と、書き込まれる対象であるデータのサイズとを基に、書き込みが要求されている領域が、第2の領域の範囲に含まれているか否かを確認する。
図7は、図3に示す書き込み管理部37による判断について説明する図である。図7に示す例では、ラダープログラムの構成要素である「X」についてのデータ領域44のうち、「NA」から「NB」の数字が付された変数であるXNAからXNBに対応する範囲に、第2の領域43が設定されているとする。図2に示す作業領域26には、「X」についてのデータ領域44と、ラダープログラムのその他の構成要素についてのデータ領域とが含まれている。図7では、作業領域26のうちのデータ領域44を、変数に付された番号に対応付けて表しているとする。
領域R1からR7は、書き込みが要求されている領域の例を表す。領域R1,R2は、いずれも全体が第2の領域43から外れている。書き込み管理部37は、領域R1,R2への書き込みが要求された場合に、書き込み処理を許可する。領域R4は、全体が第2の領域43に含まれている。書き込み管理部37は、領域R4への書き込みが要求された場合に、書き込み処理を拒否する。
書き込み管理部37は、書き込みが要求されている領域の全体が第2の領域43に含まれている場合の他、領域の一部が第2の領域43に含まれている場合も、書き込み処理を拒否する。領域R3,R5,R6は、いずれも一部が第2の領域43に含まれている。書き込み管理部37は、領域R3,R5,R6への書き込みが要求された場合に、書き込み処理を拒否する。領域R7は、3つに分けられた領域からなり、3つの領域のうちの1つが第2の領域43に含まれている。書き込み管理部37は、1つのコマンドにより領域R7への書き込みが要求された場合に、書き込み処理を拒否する。
図8は、実施の形態1での外部機器からの書き込み要求によるPLC1の動作の手順を示すフローチャートである。ステップS1では、書き込み管理部37は、PLC1でコマンドを受信したか否かを判断する。書き込み管理部37は、コマンドバッファ34からコマンド処理部35へのコマンドの入力を監視して、コマンド処理部35へのコマンドの入力により、コマンドの受信があったと判断する。PLC1がコマンドを受信していないと判断した場合(ステップS1:No)、書き込み管理部37は、コマンドの受信があるまで待機する。
PLC1がコマンドを受信したと判断した場合(ステップS1:Yes)、書き込み管理部37は、コマンド処理部35へ入力されたコマンドを解析する。ステップS2では、書き込み管理部37は、書き込みが要求されている領域の全体あるいは一部が、書き込みが禁止されている領域である第2の領域に含まれているか否かを判断する。
書き込みが要求されている領域の全体あるいは一部が第2の領域に含まれていないと判断した場合(ステップS2:No)、書き込み管理部37は、書き込みの許可を決定する。コマンド処理部35は、書き込み許可の決定を受けて、コマンドを実行する。コマンド処理部35でのコマンドの実行により、データ書き込み部36は、ステップS3においてデータ格納部41のデータ領域へデータを書き込む。コマンド送信部33は、コマンド処理部35でのコマンドの実行により、正常にデータが書き込まれたことを示す応答フレームを作成して、応答フレームの送信処理を実行する。通信部31は、外部機器へ応答フレームを送信する。
一方、書き込みが要求されている領域の全体あるいは一部が第2の領域に含まれていると判断した場合(ステップS2:Yes)、書き込み管理部37は、書き込みの拒否を決定する。コマンド処理部35は、書き込み拒否の決定を受けて、コマンドの実行を中止する。ステップS4において、コマンド処理部35は、エラー処理を実行する。コマンド送信部33は、コマンド処理部35でのエラー処理の実行により、データの書き込みが拒否されたことを示す応答フレームを作成して、応答フレームの送信処理を実行する。通信部31は、外部機器へ応答フレームを送信する。これにより、PLC1は、外部機器からの書き込み要求の受信による動作を終了する。
なお、設定処理部51は、第2の領域とするデータ領域を、変数の範囲により設定するものに限られない。設定処理部51は、変数の範囲による設定以外に、変数をピンポイントで設定できることとしても良い。第1の領域と第2の領域とは、設定処理部51での第2の領域の設定により画定される以外に、第1の領域の設定により画定されても良い。設定処理部51は、第1の領域の指定を含む入力操作に基づいて、第1の領域を設定する処理を実行しても良い。設定処理部51は、第1の領域を設定することで、第1の領域と、第1の領域以外の領域である第2の領域を画定させる。
画面56での入力操作において使用される変数は、ラダープログラムのプログラミングにおいて使用される変数に限られない。変数は、ラダープログラム以外のプログラムのプログラミングにおいて使用される変数であっても良い。1つの例では、変数は、構造化プログラミングにおいて使用される変数である「ラベル」であっても良い。ユーザは、処理の対象ごとに、「ラベル」である任意の名称を割り当てることができる。設定処理部51は、「ラベル」の範囲による設定あるいは「ラベル」のピンポイントでの設定により、第2の領域とするデータ領域を設定できる。
次に、PLC1と外部機器との接続について説明する。図9は、図1に示すPLC1と、PLC1に接続された外部機器との例を示す図である。図9に示すPLC1は、入出力制御と演算処理を実行する制御ユニット10と、PLC1の各ユニットへ電力を供給する電源ユニット11と、ネットワークを介した通信を行う通信ユニット12とを備える。1つの例では、通信ユニット12は、ネットワークに接続された他のPLCとの通信を行う。図2および図3に示す構成は、制御ユニット10に設けられている。パラメータ格納部42には、第2の領域を示すパラメータが格納されている。
PLC1の各ユニットは、バスが内蔵されたベースユニットを介して接続されている。図9では、ベースユニットの図示を省略している。PLC1は、図9に示すユニット以外のユニットを備えていても良い。PLC1は、制御対象からの情報を受信する入力ユニットと、制御ユニット10からの指示により制御対象へ情報を送信する出力ユニットとを備えていても良い。
外部機器である表示器2は、USBケーブル3により制御ユニット10に接続されている。表示器2は、書き込み要求のコマンドをPLC1へ送信する。コマンドには、書き込みが要求されている領域の先頭の位置を示す情報と、書き込まれるデータのサイズを示す情報とが含まれる。図3に示す通信部31は、USBケーブル3を伝送したコマンドを受信する。書き込み管理部37は、書き込みが要求されている領域の全体あるいは一部が、書き込みが禁止されている領域である第2の領域に含まれているか否かを判断する。
書き込みが要求されている領域の全体あるいは一部が第2の領域に含まれていないと判断された場合、PLC1は、表示器2からの要求によるデータの書き込みを実行する。書き込みが要求されている領域の全体あるいは一部が第2の領域に含まれていると判断された場合、PLC1は、表示器2からの要求によるデータの書き込みを実行せず、エラー処理を実行する。
PLC1は、表示器2以外の外部機器からの書き込み要求のコマンドを受信するものであっても良い。外部機器は、PLC1との通信が可能とされたコンピュータ、あるいは他のPLCであっても良い。
実施の形態1によると、PLCシステム6は、制御プログラム27aでの制御の対象である変数を使用して、PLC1における第1の領域と第2の領域との画定を可能とする。PLCシステム6は、変数を使用する入力操作を可能とすることで、プログラミングを行うユーザにとって簡易かつ分かり易い設定により、第1の領域と第2の領域とを画定させることができるという効果を奏する。
なお、PLC1は、USBインタフェースにより接続された外部機器から書き込み要求のコマンドを受信するものに限られない。PLC1は、USBインタフェース以外のネットワークインタフェースにより接続された外部機器からの書き込み要求のコマンドを受信するものであっても良い。実施の形態2および3では、USBインタフェース以外のネットワークインタフェースにより接続された外部機器からの書き込み要求のコマンドをPLC1が受信する場合について説明する。
実施の形態2.
図10は、本発明の実施の形態2にかかるPLCシステム6に含まれるPLC1を示す図である。図10には、PLC1と、PLC1に接続された外部機器である表示器2との例を示している。上記の実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
制御ユニット10と、外部機器である表示器2とは、LANネットワーク70を介して互い接続されている。1つの例では、LANネットワーク70は、Ethernet(登録商標)によるネットワークである。図3に示す通信部31は、ネットワークインタフェースであるEthernetインタフェースを含む。LANネットワーク70の通信規格には、任意の通信規格を適用可能とする。
表示器2は、書き込み要求のコマンドをPLC1へ送信する。コマンドには、書き込みが要求されている領域の先頭の位置を示す情報と、書き込まれるデータのサイズを示す情報とが含まれる。また、コマンドには、書き込みの要求先であるPLC1を特定するための識別情報であるIP(Internet Protocol)アドレスが含まれる。通信部31は、LANネットワーク70を伝送したコマンドを受信する。
PLC1は、表示器2以外の外部機器からの書き込み要求のコマンドを受信するものであっても良い。外部機器は、PLC1との通信が可能とされたコンピュータ、あるいは他のPLCであっても良い。実施の形態2において、PLC1は、LANネットワーク70に接続された外部機器からの書き込み要求のコマンドを受信した場合に、第2の領域に格納されている演算データを書き換えから保護することができる。
実施の形態3.
図11は、本発明の実施の形態3にかかるPLCシステム6に含まれるPLC1を示す図である。図11には、PLC1と、PLC1に接続された外部機器であるPLC81との例を示している。上記の実施の形態1と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
PLC1の通信ユニット12と、PLC81とは、産業用ネットワーク80を介して互いに接続されている。1つの例では、産業用ネットワーク80は、CC-Link(登録商標)ネットワークである。産業用ネットワーク80は、CC-Linkネットワーク以外の産業用ネットワークであっても良い。産業用ネットワーク80は、シリアルインタフェースであるRS-232による通信ネットワークであっても良い。また、産業用ネットワーク80は、マスタ局とローカル局との間の複数の階層の間における通信を含むものであっても良い。
PLC1において、制御ユニット10は、通信ユニット12を管理する。通信ユニット12は、産業用ネットワーク80に対応するネットワークインタフェースを備える。PLC81のCPUは、書き込み要求のコマンドを通信ユニット12へ送信する。図11では、PLC81のCPUの図示を省略している。コマンドには、書き込みが要求されている領域の先頭の位置を示す情報と、書き込まれるデータのサイズを示す情報とが含まれる。また、コマンドには、産業用ネットワーク80の通信プロトコルにしたがった識別情報が含まれる。識別情報により、書き込みの要求先であるPLC1の通信ユニット12が産業用ネットワーク80上にて特定される。通信ユニット12は、産業用ネットワーク80を伝送したコマンドを受信する。識別情報は、通信の階層ごとに設定されたネットワーク番号と、書き込みの要求先である通信ユニット12を表す局番とを含むものであっても良い。
通信ユニット12は、産業用ネットワーク80からのコマンドを受信すると、通信ユニット12の管理を行っている制御ユニット10へ、受信されたコマンドを送信する。PLC1は、通信ユニット12からのコマンドを、ベースユニットを介して、制御ユニット10へ送信させる。図11では、ベースユニットの図示を省略している。図3に示す通信部31は、通信ユニット12からのコマンドを受信する。
実施の形態3において、PLC1は、産業用ネットワーク80に接続された外部機器からの書き込み要求のコマンドを受信した場合に、第2の領域に格納されている演算データを書き換えから保護することができる。外部機器からの要求によるデータの書き込みが禁止されている制御ユニット10以外のユニットにて書き込み要求のコマンドが受信される場合においても、PLC1は、制御ユニット10内に格納されている演算データを書き換えから保護することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,81 PLC、2 表示器、3 USBケーブル、5 コンピュータ、6 PLCシステム、7 ネットワークケーブル、10 制御ユニット、11 電源ユニット、12 通信ユニット、21,61 CPU、22 メモリ、23,64 通信I/F、24 バスI/F、25 記憶部、26 作業領域、27 プロジェクトデータ、27a 制御プログラム、27b 制御パラメータ、27c メモリ情報、27d 接続情報、31 通信部、32 コマンド受信部、33 コマンド送信部、34 コマンドバッファ、35 コマンド処理部、36 データ書き込み部、37 書き込み管理部、38 パラメータ管理部、39 パラメータ解析部、41 データ格納部、42 パラメータ格納部、43 第2の領域、44 データ領域、50 エンジニアリングツール部、51 設定処理部、52 プログラミング処理部、53 制御部、54 入力部、55 表示部、56 画面、62 RAM、63 ROM、65 記憶装置、66 入力デバイス、67 ディスプレイ、68 バス、70 LANネットワーク、80 産業用ネットワーク。

Claims (7)

  1. プログラマブルロジックコントローラと、前記プログラマブルロジックコントローラに接続された周辺機器とを備え、
    前記プログラマブルロジックコントローラは、
    外部機器との通信を可能とする通信部と、
    制御プログラムを実行し、かつ前記通信部で受信された要求による処理を実行する制御処理部と、
    前記制御プログラムの実行による処理にて扱われる演算データが格納される複数のデータ領域を有するデータ格納部と、
    前記制御処理部の動作について設定されたパラメータファイルが格納されるパラメータ格納部と、
    を備え、
    前記周辺機器は、
    前記制御プログラムでの制御の対象である変数が入力される入力操作にしたがって前記制御プログラムを作成するプログラミング処理部と、
    前記要求による書き込みが可能とされた第1の領域あるいは前記要求による書き込みが禁止された第2の領域とするデータ領域の先頭となる前記変数と前記データ領域の最後となる前記変数との入力によって前記データ領域を指定する入力操作に基づいて、前記データ格納部に前記第1の領域と前記第2の領域とを画定させる設定処理部と、
    を備え
    前記設定処理部は、入力された前記変数を、前記制御処理部による解釈が可能なパラメータへ変換し、変換によって得られた前記パラメータを前記パラメータ格納部へ格納させることによって前記第1の領域と前記第2の領域とを画定させることを特徴とするプログラマブルロジックコントローラシステム。
  2. 前記周辺機器は、
    前記データ領域を指定する前記入力操作のための画面を表示する表示部を備えることを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルロジックコントローラシステム。
  3. 前記プログラマブルロジックコントローラは、
    画定された前記第1の領域または画定された前記第2の領域である前記データ領域の範囲を基に、前記要求による書き込み処理の許否を判断することにより、前記データ格納部への書き込みを管理する書き込み管理部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のプログラマブルロジックコントローラシステム。
  4. 記パラメータファイルには、前記範囲の情報である前記パラメータが含まれ、
    前記書き込み管理部は、前記パラメータ格納部から読み出された前記パラメータを基に前記許否を判断することを特徴とする請求項3に記載のプログラマブルロジックコントローラシステム。
  5. 前記設定処理部は、前記第2の領域とするデータ領域の指定を含む前記入力操作に基づいて、前記第2の領域を設定する処理を実行することで、前記第2の領域と、前記第2の領域以外の領域である前記第1の領域とを画定させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載のプログラマブルロジックコントローラシステム。
  6. 前記変数は、前記制御プログラムにおける構成要素の種別を表す記号と、前記構成要素の識別のための数字との組み合わせであって、
    前記設定処理部は、前記記号と、前記第1の領域あるいは前記第2の領域の範囲の先頭となる前記変数を表す前記数字と、前記範囲の最後となる前記変数を表す前記数字とが入力されることにより、前記第1の領域と前記第2の領域とを画定させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載のプログラマブルロジックコントローラシステム。
  7. プログラマブルロジックコントローラで実行される制御プログラムでの制御の対象である変数が入力されることに基づいた前記制御プログラムの作成をコンピュータに実行させるエンジニアリングツールプログラムであって、
    外部機器からの要求による書き込みが可能とされた第1の領域あるいは前記要求による書き込みが禁止された第2の領域とするデータ領域の先頭となる前記変数と前記データ領域の最後となる前記変数との入力によって前記データ領域を指定する入力操作のための画面を表示するステップである第1のステップと、
    前記制御プログラムの実行による処理にて扱われる演算データが格納される複数のデータ領域に、前記第1の領域と前記第2の領域とを、前記入力操作に基づいて画定させるステップである第2のステップ
    前記コンピュータに実行させ
    前記第2のステップでは、入力された前記変数を、前記プログラマブルロジックコントローラによる解釈が可能なパラメータへ変換して、変換によって得られた前記パラメータを格納させることによって前記第1の領域と前記第2の領域とを画定させることを特徴とするエンジニアリングツールプログラム。
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