JP5886173B2 - プログラマブルコントローラ - Google Patents

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本発明は、プログラマブルコントローラ(以下、PLCという)に関し、特に外部装置と接続されるPLCの通信ポートに対し、個別に情報の読み書きをコントロールする方法に関する。
PLCは、一般的にCPUやメモリなどを内蔵したコントローラであり、センサやスイッチなどの入力信号を入力し、この入力信号のデータをプログラム演算を行い、この演算結果を出力データとして出力し、電磁弁、モータ、または表示灯などをON−OFF制御するものである。
また、本発明の公知例として、特許文献1(特許第3038900号公報)があり、ユーザプログラムにおいて、周辺機器のメモリへのアクセスを禁止する命令とそれを解除する命令を有することが記載されている。
特許第3038900号公報
特許文献1には、プログラマブルコントローラ本体、及びその周辺機器がともにアクセス可能な共有メモリを有するプログラマブルコントローラシステムにおいて、上記ユーザプログラムは上記周辺機器の共有メモリへのアクセスを禁止する命令と、それを解除する命令を有し、上記周辺機器は上記ユーザプログラムにおいて上記共有メモリへのアクセスを禁止する命令が実行されてそれを解除する命令が実行されるまでは共有メモリへのアクセスが禁止されることが記載されている。
この特許文献1において、メモリアクセス管理は周辺機器すべてに対して対象であり、周辺機器毎にメモリアクセス管理はできない。このようなメモリアクセス管理では、例えば複数の周辺機器が接続されているとき、一度アクセス禁止にすると、アクセス解除までの全ての周辺機器がアクセスできなくなってしまい、アクセス許可されるまでの待機時間が発生してしまう場合がある。
また、アクセス許可された周辺機器は、メモリ全てのエリアをアクセスできるのでセキュリティレベルが低くなる恐れがある。
また、PLCが組み込まれる設備では、PLC単体で設備を監視、制御するだけでなく、上位にHMI(Human Machine Interface)、ホストPC(以下、外部機器という)等を設けて使用されるケースが多い。
PLCは、これら外部機器と通信にてデータを送受信する。送受信するデータはPLC側での演算結果、異常信号、外部機器からの制御指令等が一般的である。また、システムによっては上位ホストとの1対1の通信だけでなく複数ホストとデータのやり取りを行うケースも多数存在する。
従来、PLC内部のデータを読み書きする際にはホスト側で権限の調停処理を実施する必要があった。
また、通信回線を接続するPCホスト(外部機器)には、権限レベルは存在せず、機器を組み立てるセットメーカと機器を使用して生産するエンドユーザ間、あるいは作業指示を行うオペレータと作業を実施する作業者間で同様のメモリメモリエリアへのアクセス権を持つという課題があった。
本発明は、これらのアクセス管理について、周辺機器別にアクセス許可を支援することを課題とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本発明は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、「負荷装置をシーケンス制御するプログラマブルコントローラにおいて、外部機器とデータの授受を行う通信手段と、前記通信手段の通信ポートにおけるデータ通信の許可または不許可を判断する判断手段と、該データ通信の許可または不許可の判断をラダープログラムで作成するラダープログラム作成手段を備え、前記通信手段の通信ポートのポート番号は予め登録しておき、登録番号以外のポート番号が設定されたら不適切と判断し、処理を終了することを特徴とするプログラマブルコントローラ。」を特徴とする。
本発明は、PCホスト(外部機器)と接続されるPLCの通信ポートに対し、個別にPLCの内部メモリへの読み書きの許可状態を設定する。これは接続される外部機器別にメモリアクセス権を設定することが目的である。これにより、管理者のみが特定のメモリエリア読み書き可能といった権限などを持つことができるので、セキュリティレベルを向上することができる。
また、メモリへの読み書きの許可状態をユーザプログラムにて変更可能にし、これにより、PLCのメモリへのアクセス権限を動的に変更することが可能となる。
プログラマブルコントローラの構成図を示す。 一般的なラダープログラムの表示例を示す。 本発明のメモリアクセス許可設定を行うラダープログラムを示す。 本発明のメモリアクセス許可設定の処理フローチャートを示す。 外部機器からのメモリ書込み時の処理フローチャートを示す。 外部機器からのメモリ読出し時の処理フローチャートを示す。 PORT命令のフォーマットを示す。 ポート番号に、「データの読み出し不許可、書き込み不許可」を設定した場合のラダープログラムを示す。 ポート番号に、「データの読み出し許可、書き込み不許可」を設定した場合のラダープログラムを示す。 ポート番号に、「データの読み出し不許可、書き込み許可」を設定した場合のラダープログラムを示す。 ポート番号に、「データの読み出し許可、書き込み許可」を設定した場合のラダープログラムを示す。 ポート番号に不適切なポート番号を設定した場合のラダープログラムを示す。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
(実施例1)
図1は、本発明のPLCのハードウェアの構成を示す図である。図1において、100はPLC、110はCPU、120は主記憶装置、130は補助記憶装置、140は入力装置、150は出力装置、160は通信インターフェースである。
CPU110は、PLCの各部を制御し、主記憶装置120にラダープログラムをロードして実行する。主記憶装置120は、通常RAMなどの揮発メモリで構成され、CPU110が実行するプログラムや参照するデータなどが記憶される。補助記憶装置130は、HDD(Hard Disk Drive)やDVD(Digital Versatile Disc)などプログラムやデータを記憶する外部の装置である。入力装置140はキーボードなどで、プログラムやデータを入力する装置で、出力装置150はラダープログラムなどを表示する表示装置である。通信インターフェース160は、PLCと外部機器とを接続するためのインターフェースである。また、これらの装置はバスライン70で接続されている。
次に、一般的なラダープログラムについて図2を用いて説明する。図2は、ラダープログラム200を示し、接点M0がONすると、コイルY100がONする。次に接点R0がONするとコイルY101がONするというプログラムである。
次に、アクセス許可を設定するラダープログラムについて図3を用いて説明する。図3において、ラダープログラム300は、接点X0がONすると処理ボックス310が実行され、次に接点M0がONするとコイルY100がONする。そして次に、接点R0がONするとコイルY101がONするプログラムを示す。
また、処理ボックス310の処理内容について説明する。「WR0=H3003」は、アドレスWR0に通信窓口番号すなわちポート番号のH3003を代入することを意味し、「WR1=H0001」はアドレスWR1にデータH0001を代入することを意味する。データH0001は動作設定を表し、H0001は図7に示しているが、「データを読み出し許可、書き込み不許可」の動作設定を行うものである。そして、「PORT(WR0)」において、対象ポート番号であるH3004を設定する。
次に、図7に示すPORT(S)フォーマットのパラメータテーブルSが
S+0(:対象ポート番号)で、WR0となり、PORT(WR0)となる。
従って、PORT(WR〇)により、H3004を対象ポート番号として設定する。次に、PORT命令は、S+1:動作設定の処理、すなわちPORT(WR1)を実行する。ここでWR1はH0001であるので、「データの読み出し許可、書き込み不許可」の処理を、ポート番号H3004において実行する。
次に、図3の処理ボックス310に記載したプログラムの命令PORTを実行したときに起動するポートアクセス許可設定処理のフローチャートを図4に示す。この図4に示したフローチャートについて説明する。
先ず、PORT命令を実行時に指定したポート番号が適正かを判断する(ステップ410)。ポート番号が適正でなければ処理を終了する。
ポート番号が適正であれば、外部機器からの書き込みを許可するか否かを判断する(ステップ420)。外部機器からの書き込みが許可であれば、指定したポートに対し外部機器からの書き込みを許可し(ステップ43)、外部機器からの書き込みが不許可であれば、指定したポートに対し外部機器からの書き込みを許可しない(ステップ440)。そして、次に外部機器からの読み出しを許可するか否かを判断する(ステップ450)。データの読み出しが許可であれば、指定したポートに対し外部機器からの読み出しを許可する(ステップ460)。読み出しが不許可であれば、指定したポートに対し外部機器からの読み出しを許可しない(ステップ470)。
ここで、例として、図3の処理ボックスのプログラムの処理を図4のフローチャートでみると、「WR0=H3004」において、ポート番号H3004をアドレスWR0に代入し、「WR1=H0001」において、H0001すなわち「データの読み出し許可、書き込み不許可」の動作設定をWR1に代入し、命令PORTで実行しているため、ポート番号が適正かの判断(ステップ410)ではYESとなり、次に、書き込み許可の判断(ステップ420)ではNOとなり、指定されたポートに対し、外部機器からの書き込みを不許可にする処理(ステップ440)を行う。そして、データの読み出し許可の判断(ステップ450)において、H0001は、「読み出し許可」であるので判断結果はYESで、指定されたポートに対し外部機器からの読み出しを許可する(ステップ460)の処理を実行し、終了する。
次に、外部機器からPLCに書き込み要求データが送信されたときの処理フローチャートについて図5を用いて説明する。図5において、先ず、外部機器から書き込み要求データを送信するとき、データ通信の受信処理を行う(ステップ510)。次に、データを送信する対象となる通信ポートの判別を行う(ステップ520)。通信ポートの判別が完了したら、次に対象となる通信ポート番号が書き込み許可か否かを判断する(ステップ530)。そして、書き込み許可の場合は、データの書き込みの処理を行い(ステップ540)、データ書き込み処理完了コードを外部機器に返信する(ステップ560)。また、書き込み不許可の場合は、書き込み不許可コードを外部機器に返信する(ステップ550)。そして、書き込み許可の場合も不許可の場合も、それぞれデータ書き込み処理完了コードまたは書き込み不許可コードを外部機器に返信して処理を終了する。
次に、外部機器からPLCに読み出し要求データが送信されたときの処理フローチャートについて、図6を用いて説明する。図6において、先ず、外部機器から読み出し要求データを送信したとき、データ通信の受信処理を行う(ステップ610)。次に、データを受信する対象通信ポートの判別を行う(ステップ620)。通信ポートの判別が完了したら、次に対象となる通信ポート番号が読み出し許可か否かを判断する(ステップ630)。そして、読み出し許可の場合は、データの読み出しの処理を実行し(ステップ640)、データ読み出し処理完了コードを送信した外部機器に返信(ステップ660)し、終了となる。読み出し不許可の場合は、読み出し不許可コードを送信した外部機器に返信(ステップ650)し、終了となる。
次に、PLCのPORT命令のフォーマットについて図7を用いて説明する。
PORT命令700は、一般にPORT(S)の形式で表され、Sはパラメータテーブルである。そして、パラメータが“S+0”であれば、それは「対象ポート番号」を示し、“S+1”であれば動作設定を表す。すなわち、動作設定は、
H0000:データの読み出し不許可、書き込み不許可
H0001:データの読み出し許可、書き込み不許可
H0002:データの読み出し不許可、書き込み許可
H0003:データの読み出し許可、書き込み許可
である。
次に、図7に示した動作設定の各々のラダープログラムを作成し、動作させる場合について図8〜図11を用いて説明する。図8は、「H0000:データの読み出し不許可、書き込み不許可」を設定する場合のラダープログラムを示す。ラダープログラム800において、接点X0がONすると、処理ボックス810が実行され、次に接点M0がONするとコイルY100がONする。そして、接点R0がONすると、コイルY101がONする。
次に、図8の処理ボックス810のプログラムについて説明する。先ず、「WR0=H3004」は、アドレスWR0にポート番号H3004を代入し、次に「WR1=H0000」はアドレスWR1に動作設定の「H0000」を代入し、次に「PORT(WR0)」において対象ポート番号のH3004を指定する。次に、「PORT(WR1)」を実行し、WR1はH0000であるため、データの読み出しは不許可で、データの書き込みも不許可の処理をポート番号H3004に対して実行する。
次に、図8に示すラダープログラム800の処理ボックス810の動作を、図4のフローチャートに照らし合わせる。処理ボックス810の「WR0=H3004」は、アドレスWR0にポート番号H3004を代入し、アドレスWR1に動作設定「H0000:データの読み出し不許可、書き込み不許可」を代入し、PORT(WR0)でポート番号H3004が適正か判断する(ステップ410)。ポート番号H3004は適正であるため、次に、データの書き込みが許可か否かの判断をする(ステップ420)。アドレスWR1には、H0000が代入されているため、データの書き込みは不許可であるので、次に指定されたポートに対し外部機器からの書き込みを不許可にする(ステップ440)処理を実行する。次に、データの読み出しが許可か否かの判断(ステップ450)を実行し、データの読み出しは不許可であるため、指定されたポートに対し外部機器からの読み出しを不許可にする(ステップ470)処理を実行し、処理動作を終了する。
次に、図9は「H0001:データの読み出し許可、書き込み不許可」を設定する場合のラダープログラムを示す。図9のラダープログラム900において、接点X0がONすると処理ボックス910が実行され、次に接点M0がONするとコイルY100がONする。そして接点R0がONするとコイルY101がONする処理が実行される。
次に、図10の処理ボックス1010のプログラムについて説明する。
先ず、「WR0=H3004」は、アドレスWR0にポート番号H3004を代入し、次に「WR1=H0001」はアドレスWR1に動作設定の「H0001」を代入し、次に「PORT(WR0)」において対象ポート番号のH3004を指定する。次に、「PORT(WR1)」を実行し、WR1はH0001であるため、データの読み出しは許可で、データの書き込みは不許可の処理をポート番号H3004に対して実行する。また、図9に示すラダープログラム900の処理ボックス910の動作を、図4のフローチャートに照らし合わせることは上記しているので省略する。
次に、図10は「H0002:データの読み出し不許可、書き込み許可」を設定する場合のラダープログラムを示す。図10のラダープログラム1000において、接点X0がONすると処理ボックス1010が実行され、次に接点M0がONするとコイルY100がONする。そして接点R0がONするとコイルY101がONする処理が実行される。
次に、図10の処理ボックス1010のプログラムについて説明する。
先ず、「WR0=H3004」は、アドレスWR0にポート番号H3004を代入し、次に「WR1=H0002」はアドレスWR1に動作設定の「H0002」を代入し、次に「PORT(WR0)」において対象ポート番号のH3004を指定する。次に、「PORT(WR1)」を実行し、WR1はH0002であるため、データの読み出しは不許可で、データの書き込みは許可の処理をポート番号H3004に対して実行する。
次に、図10に示すラダープログラム1000の処理ボックス1010の動作を、図4のフローチャートに照らし合わせる。処理ボックス1010の「WR0=H3004」は、アドレスWR0にポート番号H3004を代入し、アドレスWR1に動作設定「H0002:データの読み出し不許可、書き込み許可」を代入し、PORT(WR0)でポート番号H3004が適正か判断する(ステップ410)。ポート番号H3004は適正であるため、次に、データの書き込みが許可か否かの判断をする(ステップ420)。アドレスWR1には、H0002が代入されているため、データの書き込みは許可であるので、次に指定されたポートに対し外部機器からの書き込みを許可にする(ステップ430)処理を実行する。次に、データの読み出しが許可か否かの判断(ステップ450)を実行し、データの読み出しは不許可であるため、指定されたポートに対し外部機器からの読み出しを不許可にする(ステップ470)処理を実行し、処理動作を終了する。
次に、図11は「H0003:データの読み出し許可、書き込み許可」を設定する場合のラダープログラムを示す。図11のラダープログラム1100において、接点X0がONすると処理ボックス1110が実行され、次に接点M0がONするとコイルY100がONする。そして接点R0がONするとコイルY101がONする処理が実行される。
次に、図11の処理ボックス1010のプログラムについて説明する。
先ず、「WR0=H3004」は、アドレスWR0にポート番号H3004を代入し、次に「WR1=H0003」はアドレスWR1に動作設定の「H0003」を代入し、次に「PORT(WR0)」において対象ポート番号のH3004を指定する。次に、「PORT(WR1)」を実行し、WR1はH0003であるため、データの読み出しは許可で、データの書き込みも許可の処理をポート番号H3004に対して実行する。
次に、図11に示すラダープログラム1100の処理ボックス1110の動作を、図4のフローチャートに照らし合わせる。処理ボックス1110の「WR0=H3004」は、アドレスWR0にポート番号H3004を代入し、アドレスWR1に動作設定「H0003:データの読み出し許可、書き込み許可」を代入し、PORT(WR0)でポート番号H3004が適正か判断する(ステップ410)。ポート番号H3004は適正であるため、次に、データの書き込みが許可か否かの判断をする(ステップ420)。アドレスWR1には、H0003が代入されているため、データの書き込みは許可であるので、次に指定されたポートに対し外部機器からの書き込みを許可にする(ステップ430)処理を実行する。次に、データの読み出しが許可か否かの判断(ステップ450)を実行し、データの読み出しは許可であるため、指定されたポートに対し外部機器からの読み出しを許可にする(ステップ460)処理を実行し、処理動作を終了する。
次に、図12は不適切なポート番号(HFFFF)に「H0000:データの読み出し不許可、書き込み不許可」の設定を行う場合のラダープログラムを示し、これについて説明する。ここでは、ポート番号として例えば、H3004、H3005、H3006、H3007を登録しておいたとき、ポート番号HFFFFを設定する場合の処理ボックス1210について説明する。
ラダープログラム1200において、接点X0がONすると、処理ボックス1210が実行する。処理ボックス1210において、先ず、アドレスWR0にポート番号を代入する。次に、アドレスWR1に動作設定の「H0001:データの読み出し許可、書き込み不許可」を代入し、PORT(WR0)においてポート番号を設定する。ここで、ポート番号HFFFFは登録しておいたH3004〜H3007と異なるため、ポート番号の設定が不適切と判断し、処理ボックス1210の処理は終了し、次の接点M0がONするとコイルY100がONし、接点R0がONするとコイルY101がONする処理をする。
次に、図12に示すラダープログラム1200の処理ボックス1210の動作を、図4のフローチャートに照らし合わせる。処理ボックス1210の「WR0=HFFFF」は、アドレスWR0にポート番号HFFFFを代入し、アドレスWR1に動作設定「H0001:データの読み出し不許可、書き込み不許可」を代入する。そして、PORT(WR0)でポート番号HFFFFが適正か判断する(ステップ410)。ここでは、ポート番号HFFFFは、ポート番号として登録していないので、ステップ410では適正でないと判断し、処理は終了する。
本発明の構成を例えば製造ラインに用いた場合、製造ラインの最初の領域はPLCとホストPC−Aと接続され、次の領域ではPLCとホストPC−Bと接続されていたとする。最初の領域ではPLCとホストPC−Aの動作設定は、H0001(データの読み出し許可、書き込み不許可)で、センサなどの入力で領域が切り替わり、次の領域での動作設定をH0002(データの読み出し不許可、書き込み許可)に動作設定を変更することができる。
100‥プログラマブルコントローラ(PLC)
110‥CPU
120‥主記憶装置
130‥補助記憶装置
140‥入力装置
150‥出力装置
160‥通信インターフェース
170‥バスライン
200、300、800、900,1000、1100、120‥ラダープログラム
310、910、1010、1110、1220‥処理ボックス
700‥PORT命令フォーマット

Claims (4)

  1. 負荷装置をシーケンス制御するプログラマブルコントローラにおいて、
    外部機器とデータの授受を行う通信手段と、
    前記通信手段の通信ポートにおけるデータ通信の許可または不許可を判断する判断手段と、
    該データ通信の許可または不許可の判断をラダープログラムで作成するラダープログラム作成手段を備え
    前記通信手段の通信ポートのポート番号は予め登録しておき、登録番号以外のポート番号が設定されたら不適切と判断し、処理を終了することを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. 請求項1記載のプログラマブルコントローラにおいて、
    前記データ通信の許可または不許可の判断は、前記ラダープログラムの処理ボックスで実行することを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  3. 請求項1記載のプログラマブルコントローラにおいて、
    前記通信ポートにおけるデータ通信の動作設定は、命令PORT(S)を用い動作設定をすることを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  4. 請求項記載のプログラマブルコントローラにおいて、
    前記命令PORT(S)におけるパラメータSに、
    H0000:データの読み出し不許可、書き込み不許可、
    H0001:データの読み出し許可、書き込み不許可、
    H0002:データの読み出し不許可、書き込み許可、
    H0003:データの読み出し許可、書き込み許可、
    の動作設定をそれぞれ行い、前記通信ポートを動作させることを特徴とするプログラマブルコントローラ。
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