JP6385878B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
それぞれのレセプタクルコンタクト5は、図19に示されるように、内側に開口部Sが形成されるように湾曲する主腕部5aと、主腕部5aに対向するように配置された補助腕部5bと、主腕部5aの先端および補助腕部5bの先端に近接して配置された突出部5cを有している。開口部Sは、プラグコンタクト6を収容するためのものである。
しかしながら、互いに隣接するレセプタクルコンタクト5の短絡を防止しつつ、それぞれのレセプタクルコンタクト5の主腕部5aの変位量を確保するには、複数のレセプタクルコンタクト5の配列ピッチを大きくしなければならず、狭ピッチ化が困難であった。
この場合、スペーサは、第1支持体の表面上に配置された第1枠体と、第2支持体の表面上で且つ第1枠体に突き当たる位置に配置された第2枠体とから形成することができる。
第1コネクタと第2コネクタとが互いに嵌合したときに、第1バネ部の一部と第2バネ部の一部は、第1平面および第2平面に垂直な方向に間隔を隔てながら重なり合うことが好ましい。
第1支持体の表面上に複数の第1バネ部と複数の第1突起部とが交互に配列され、第2支持体の表面上に複数の第2バネ部と複数の第2突起部とが交互に配列され、第1コネクタと第2コネクタとの嵌合により、複数の第1突起部が複数の第2バネ部に接触すると共に複数の第2突起部が複数の第1バネ部に接触するように構成することができる。
この場合、第1支持体は、第1バネ部に対応した第1開口部を有し、第2支持体は、第2バネ部に対応した第2開口部を有し、第1突起部は、第2支持体の第2開口部内で第2バネ部に接触し、第2突起部は、第1支持体の第1開口部内で第1バネ部に接触することが好ましい。
また、第1コネクタおよび第2コネクタは、互いに同一の形状を有していてもよい。
この発明の実施の形態に係るコネクタは、平板形状の第1コネクタ11と平板形状の第2コネクタ21とを備えており、これら第1コネクタ11および第2コネクタ21を互いに重ね合わせた状態で嵌合が行われる。
図1および図2に、第1コネクタ11の構成を示す。第1コネクタ11は、シート状の矩形の第1支持体12と、第1支持体12の周に沿って第1支持体12の表面12A上に固定された第1枠体13を有している。
また、第1支持体12には、複数の第1バネ部14の配置位置に対応して複数の第1開口部12Cが形成されている。
ここで、便宜上、シート状の第1支持体12が延びる平面をXY面、第1支持体12の表面12Aからこの表面12Aに垂直に延びる方向を+Z方向とし、複数の第1バネ部14がX方向およびY方向に配列されると共に複数の第1突起部15もX方向およびY方向に配列されているものとする。
第1支持体12の第1開口部12Cは、第1バネ部14の一対の腕部14Bに対応する位置に形成されている。
第1突起部15は、第1バネ部14に対して腕部14Bが変位するX方向に隣接しているが、第1コネクタ11と第2コネクタ21が嵌合して腕部14Bの変位量が最大になったときでも、隣接する第1バネ部14に接触することがないような位置に配置されている。
また、第2支持体22には、複数の第2バネ部24の配置位置に対応して複数の第2開口部22Cが形成されている。
第2コネクタ21は、第1コネクタ11に対してZ方向およびY方向に反転させた姿勢で第1コネクタ11に重ね合わせて嵌合される。すなわち、嵌合時には、図4に示されるように、第2支持体22の表面22Aを−Z方向に向けた状態となる。
ただし、第2コネクタ21は、第1コネクタ11に対してZ方向およびY方向に反転させた姿勢を有している。すなわち、それぞれの第2バネ部24は、図6に示されるように、第2支持体22の表面22A上に固定された固定部24Aと、固定部24Aから二股に分かれてそれぞれ−Y方向に延びる一対の腕部24Bを有し、一対の腕部24Bの−Y方向端部に、互いにX方向に対向するように突出された一対の接触部24Cが形成されている。一対の腕部24Bは、X方向に弾性変位可能に形成されている。
第2支持体22の第2開口部22Cは、第2バネ部24の一対の腕部24Bに対応する位置に形成されている。
第2突起部25は、第2バネ部24に対して腕部24Bが変位するX方向に隣接しているが、第1コネクタ11と第2コネクタ21が嵌合して腕部24Bの変位量が最大になったときでも、隣接する第2バネ部24に接触することがないような位置に配置されている。
また、第1枠体13および第2枠体23は、第1バネ部14および第1突起部15と第2バネ部24および第2突起部25を形成する際に、同時にメッキにより導電体から形成することもできる。
なお、それぞれの第1突起部15の突起本体部15Aには、+Y方向に向かって先細りとなるテーパ部15Cが形成され、それぞれの第2突起部25の突起本体部25Aには、−Y方向に向かって先細りとなるテーパ部25Cが形成されている。
このとき、図15に示されるように、第2コネクタ21の第2突起部25に接続される第1コネクタ11の第1バネ部14の一部と第1コネクタ11の第1突起部15に接続される第2コネクタ21の第2バネ部24の一部が互いにZ方向に重なった位置にあるが、第1バネ部14の+Z方向側の表面と第2バネ部24の−Z方向側の表面との間に間隔Gが形成されているため、Z方向に重なっている第1バネ部14と第2バネ部24は互いに短絡することはない。
また、第1バネ部14の一部と第2バネ部24の一部が互いにZ方向に重なるように配置されることで、さらなる狭ピッチ化が実現されている。
この実施の形態によれば、図15に示されるZ方向の厚さT0が0.3mm〜0.5mm程度の極めて薄いコネクタを実現することができる。
また、第1コネクタ11の複数の第1バネ部14および複数の第1突起部15と第2コネクタ21の複数の第2バネ部24および複数の第2突起部25は、千鳥配置されるものに限らないが、上記の実施の形態のように千鳥配置することにより、高密度の配置が可能となり、より小型のコネクタを実現することができる。
また、この発明は、第1コネクタ11が複数の第1バネ部14および複数の第1突起部15を有し、第2コネクタ21が複数の第2バネ部24および複数の第2突起部25を有するものに限られず、第1コネクタ11と第2コネクタ21が、それぞれ、少なくとも1組のバネ部と突起部を有していればよい。
さらに、上記の実施の形態では、第1コネクタ11および第2コネクタ21がそれぞれ平板形状を有しているが、これに限るものではなく、第1コネクタ11および第2コネクタ21が平板以外の形状を有していてもよい。
Claims (9)
- 第1コネクタと、
前記第1コネクタに嵌合する第2コネクタと
を備え、
前記第1コネクタは、絶縁体からなる第1支持体と、前記第1支持体の表面上に配置され且つ第1平面上で変位可能な導電体からなる第1バネ部と、前記第1支持体の前記表面上で前記第1バネ部に対して前記第1バネ部が変位する方向に隣接すると共に前記第1バネ部から絶縁されて配置され且つ前記第1平面に対して垂直な方向に突出する導電体からなる第1突起部とを有し、
前記第2コネクタは、絶縁体からなる第2支持体と、前記第2支持体の表面上に配置され且つ第2平面上で変位可能な導電体からなる第2バネ部と、前記第2支持体の前記表面上で前記第2バネ部に対して前記第2バネ部が変位する方向に隣接すると共に前記第2バネ部から絶縁されて配置され且つ前記第2平面に対して垂直な方向に突出する導電体からなる第2突起部とを有し、
前記第1平面と前記第2平面とが互いに平行で且つ間隔を隔てて配置されるように前記第1支持体の前記表面および前記第2支持体の前記表面が互いに対向した状態で前記第1コネクタおよび前記第2コネクタを前記第1平面および前記第2平面に平行な方向に相対的にスライドさせることにより、前記第1コネクタの前記第1突起部が前記第2コネクタの前記第2バネ部に接触すると共に前記第2コネクタの前記第2突起部が前記第1コネクタの前記第1バネ部に接触して前記第1コネクタと前記第2コネクタとが互いに嵌合することを特徴とするコネクタ。 - 互いに対向する前記第1支持体の前記表面と前記第2支持体の前記表面との間隔を、前記第1バネ部の前記第1平面に対して垂直な方向の厚さと前記第2バネ部の前記第2平面に対して垂直な方向の厚さの和よりも大きい値に保持するためのスペーサをさらに備えた請求項1に記載のコネクタ。
- 前記スペーサは、前記第1支持体の前記表面上に配置された第1枠体と、前記第2支持体の前記表面上で且つ前記第1枠体に突き当たる位置に配置された第2枠体とからなる請求項2に記載のコネクタ。
- 前記第1コネクタと前記第2コネクタとが互いに嵌合したときに、前記第1バネ部の一部と前記第2バネ部の一部は、前記第1平面および前記第2平面に垂直な方向に間隔を隔てながら重なり合う請求項2または3に記載のコネクタ。
- 前記第1バネ部と前記第2バネ部は、互いに同一の形状を有し、
前記第1突起部と前記第2突起部は、互いに同一の形状を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載のコネクタ。 - 前記第1支持体の前記表面上に複数の前記第1バネ部と複数の前記第1突起部とが交互に配列され、
前記第2支持体の前記表面上に複数の前記第2バネ部と複数の前記第2突起部とが交互に配列され、
前記第1コネクタと前記第2コネクタとの嵌合により、複数の前記第1突起部が複数の前記第2バネ部に接触すると共に複数の前記第2突起部が複数の前記第1バネ部に接触する請求項1〜5のいずれか一項に記載のコネクタ。 - 前記第1支持体および前記第2支持体は、それぞれシート状であり、
前記第1コネクタおよび前記第2コネクタは、それぞれ平板形状を有する請求項1〜6のいずれか一項に記載のコネクタ。 - 前記第1支持体は、前記第1バネ部に対応した第1開口部を有し、
前記第2支持体は、前記第2バネ部に対応した第2開口部を有し、
前記第1突起部は、前記第2支持体の前記第2開口部内で前記第2バネ部に接触し、
前記第2突起部は、前記第1支持体の前記第1開口部内で前記第1バネ部に接触する請求項7に記載のコネクタ。 - 前記第1コネクタおよび前記第2コネクタは、互いに同一の形状を有する請求項7または8に記載のコネクタ。
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